JP6071125B2 - 地中支持体の接合構造 - Google Patents
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Description
この構成によれば、地中支持体の頭部と支圧板とを確実に固定することが可能となり、地中支持体と上部構造物の基礎躯体であるコンクリート躯体等のコンクリート構造体との良好な応力伝達を確保し、抵抗力に優れる高品質の支持構造を構築することができる。また、溶接作業が不要であるため杭、グラウンドアンカー等の地中支持体の地面からの突出長を短くすることが可能となり、コンクリート構造体を厚くすることによる経済性の低下を回避することができ、作業や使用材料に関連して施工の経済性を向上することができる。また、地中支持体と支圧板付き部材の結合部分について高強度の結合部分を形成することができる。
この構成によれば、大きなねじ締結力のねじ結合を得ることができ、第1の雄ねじ部とカプラーの嵌め合い長、第2の雄ねじ部とカプラーの嵌め合い長を短くすることが可能となり、その分だけ地中支持体の地面からの突出長をより短くすることができる。
この構成によれば、地中支持体の頭部と支圧板とを確実に固定することが可能となり、地中支持体と上部構造物の基礎躯体であるコンクリート躯体等のコンクリート構造体との良好な応力伝達を確保し、抵抗力に優れる高品質の支持構造を構築することができる。また、溶接作業が不要であるため杭、グラウンドアンカー等の地中支持体の地面からの突出長を短くすることが可能となり、コンクリート構造体を厚くすることによる経済性の低下を回避することができ、作業や使用材料に関連して施工の経済性を向上することができる。また、カプラーを用いずとも地中支持体と支圧板付き部材とをねじ結合することができ、部品点数を削減することができる。また、地中支持体と支圧板付き部材との所要の結合強度を得るために、第1のねじ部と第2のねじ部の嵌め合い長を長くした場合にも、地中支持体の地面からの突出長をより短くすることができる。
この構成によれば、地中支持体がコンクリート構造体に押し込まれる方向の力に対して下側の第2の支圧板が作用し、外側に拡がるように斜め上方に延びる所要の剪断抵抗面を確保することができると共に、地中支持体がコンクリート構造体から引き抜かれる方向の力に対して上側の第1の支圧板が作用し、外側に拡がるように斜め下方に延びる所要の剪断抵抗面を確保することができる。従って、所要の剪断抵抗面を確保するために必要となるコンクリート構造体の厚さを減少させることができ、コンクリート構造体をより薄くし、作業や使用材料に関連して経済性を高めることができる。
本発明による第1実施形態の地中支持体の接合構造は、図1に示すように、地中に埋め込まれる鋼管杭11が地中支持体である場合の例であり、鋼管杭11の接合構造である。鋼管杭11は、略円筒状であり、地盤100の硬い支持層101に達するまで打ち込まれている。鋼管杭11には、地盤100との摩擦抵抗による支持力を増加させるため、長手方向の所定間隔毎に節状突起111が外周に突出して形成されている。また、鋼管杭11には、長手方向の所定間隔毎に加圧注入されるグラウト材を吐出する吐出孔112が形成されている。
第2実施形態の地中支持体の接合構造は、基本的な構成は第1実施形態と同一であるが、支圧板付き部材16の構成のみが相違する。支圧板付き部材16は、図8に示すように、鋼管杭11と対応する外径を有する筒体161を備え、筒体161は上下に開放されている。
本明細書開示の発明は、各発明、各実施形態の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものを含むものであり、下記変形例も包含する。
Claims (4)
- 地中支持体の頭部が地盤の上側に突出した状態で設けられ、
前記地中支持体の前記頭部の上端部分に第1の雄ねじ部が形成され、支圧板が側方に突出する支圧板付き部材の下端部分に第2の雄ねじ部が形成され、前記第1の雄ねじ部と前記第2の雄ねじ部にカプラーの雌ねじ部を螺合することにより、前記頭部の上端部分と前記支圧板付き部材の下端部分がねじ結合され、
前記頭部と前記支圧板とがコンクリート構造体に埋設されて前記地中支持体が前記コンクリート構造体に接合される
ことを特徴とする地中支持体の接合構造。 - 前記第1の雄ねじ部と前記第2の雄ねじ部の各々が、先端に向かって小径となるテーパー状で台形ねじを配列して形成され、前記カプラーが、略中央から両端の各々に向かって大径となるテーパー状で台形ねじを配列して形成されていることを特徴とする請求項1記載の地中支持体の接合構造。
- 地中支持体の頭部が地盤の上側に突出した状態で設けられ、
前記地中支持体の前記頭部の上端部分に第1のねじ部が形成され、支圧板が側方に突出する支圧板付き部材の下端部分に第2のねじ部が形成され、前記第1のねじ部と前記第2のねじ部とを螺合することにより、前記頭部の上端部分と前記支圧板付き部材の下端部分がねじ結合され、
前記頭部と前記支圧板とがコンクリート構造体に埋設されて前記地中支持体が前記コンクリート構造体に接合される
ことを特徴とする地中支持体の接合構造。 - 前記支圧板付き部材の前記支圧板として、第1の支圧板と、前記第1の支圧板の下側に間隔を開けて配置されている第2の支圧板が設けられることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の地中支持体の接合構造。
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JP2013010853A JP6071125B2 (ja) | 2013-01-24 | 2013-01-24 | 地中支持体の接合構造 |
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