JP6070942B2 - 部材取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は車両に搭載される液体用タンクの部材取付構造に関する。
自動車等の車両には、燃料タンクやリザーバタンクといった液体用タンクが搭載されており、これらの液体用タンクにはタンク内の状態を検出するための種々のセンサが接続されている。
例えば車両の燃料タンクには、燃料ポンプや燃料の残量計等の電気機器が燃料タンクの支持部材にアセンブリとして設けられており、この支持部材には圧力センサが設けられている。この圧力センサにより燃料タンク内の内圧を検出し、ガス漏れ有無を監視している。また、圧力センサと同様に、温度センサやレベリングセンサを設け、燃料タンク内の状態を検出している場合もある。
このようなセンサの取付構造としては、例えば特許文献1に記載されたようなものが知られている。特許文献1では、燃料タンクに圧力センサ取付座を設け、この圧力センサ取付座に燃料タンクの内圧を計測する圧力センサを設けている。圧力センサ取付座には開口が設けられ、圧力センサはシール部材を介してこの開口に臨んだ状態でビスで固定されている。
特開平6−248973号公報
このような圧力センサをビスで固定するとすれば、圧力センサ自体を強固に燃料タンクに固定できるが、取付が煩雑である。このため、取付座に一対の係止部材を設けてこの係止部材を弾性変形させることで圧力センサに当接して圧力センサ固定することが考えられる。
しかしながら、このように係止部材を設けて圧力センサを固定する場合には、通常時の外力に対しては係止部材の大きな弾性変形を防止できるが、万一の衝突時などに非常に大きな外力が印加されると係止部材が大きく弾性変形してしまい圧力センサが係止部材から外れてしまうことが考えられる。
なお、このような問題は圧力センサに留まらず、車両に搭載される液体用タンクに取り付けられる部材全般に存在する問題である。
そこで、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解決することにあり、取り付けやすいだけでなく、非常に大きな外力が印加されても外れにくい部材取付構造を提供しようとするものである。
本発明の部材取付構造は、車両に搭載される液体用タンクの壁面に形成された貫通孔を介して前記液体用タンク内の状態を検出する検出部材を、前記液体用タンクに固定するための部材取付構造であって、前記液体用タンクに立設され、弾性変形することにより前記検出部材に当接して係止することで前記検出部材を挟持する一対の係止部材と、前記液体用タンクとは別体に形成され、前記検出部材に取り付けられる取付部を有するカバー部材とを備え、前記検出部材は、センサ本体と、接続部によりセンサ本体に接続されるコネクタを有し、前記カバー部材は、前記センサ本体、及び、前記係止部材に覆い被さる本体部と、前記接続部に嵌合する取付部とを有し、前記本体部には、前記センサ本体の揺動による、前記一対の係止部材の弾性変形を抑制するために、前記一対の係止部材の外側に配置される壁部が備えられていることを特徴とする。
このように構成されることで、液体用タンク(例えば燃料タンクやリザーバタンク)に
嵌合される検出部材(例えば、圧力センサ、レベリングセンサ、温度センサ等)に大きな
力が印加されても、検出部材が液体用タンクから外れにくくすることができる。
カバー部材は、一対の係止部材の外側に配置される壁部が備えられているので、検出部材が液体用タンクからより外れにくくすることができる。
前記係止部材は、前記検出部材に当接する第1爪部を有し、前記カバー部材は、前記壁部と前記係止部材との間隔が前記第1爪部と前記検出部材との当接箇所の幅よりも狭くなるように形成されることが好ましい。このように構成されることで、検出部材が液体用タンクからより一層外れにくくすることができる。
前記貫通孔は、一対の前記係止部材の間に形成されており、前記壁部は、少なくとも前記係止部材の両端部にそれぞれ対応して設けられていることが好ましい。このように構成されることで、各係止部材の一端に部材からの揺動の力が入力されたとしても、各係止部材の他端に部材と追従して回転するカバー部材からの揺動の力が逆方向に入力されるので係止部材が弾性変形することを抑制でき、より部材が燃料タンクから外れにくい。
前記検出部材の前記液体用タンクと嵌合する側とは反対側の面である検出部材上面に対向する前記カバー部材のカバー上面には、リブが設けられていることが好ましい。このように構成されることで、カバー部材の剛性を高めることができる。
前記液体用タンクは前記車両のフロアパネルの鉛直下方に設置される燃料タンクであり、前記貫通孔及び前記係止部材が形成される前記壁面は、前記フロアパネルと対向する前記燃料タンクの上面であると共に、燃料ポンプを含む燃料ポンプアセンブリを前記燃料タンク内に支持する支持板によって構成されており、前記検出部材は前記燃料タンク内の圧力を検出する圧力センサであり、前記支持板には前記圧力センサ以外の部材が接続され、前記カバー部材は、前記カバー上面が前記圧力センサ以外の部材よりも前記フロアパネル側に位置するように構成されていることが好ましい。このように構成されることで、燃料タンクとフロアパネルが接触するような場合でも、圧力センサ以外の部材とフロアパネルとの接触を抑制することができ、圧力センサ以外の部材の故障や破損を抑制することができる。
本発明の部材取付構造によれば、取り付けやすいだけでなく、非常に大きな外力が印加されても外れにくいという優れた効果を奏し得る。
本実施形態にかかる燃料タンクの部材取付構造を示す斜視分解図である。 本実施形態にかかる燃料タンクの部材取付構造を示す斜視分解図である。 本実施形態にかかる燃料タンクの部材取付構造を示す斜視図である。 本実施形態にかかるカバーの部材取付状態を示す上面図である。 図4のV-V線における断面図である。 本実施形態にかかる燃料タンクの部材取付構造を示す斜視図である。 別の実施形態にかかる燃料タンクの部材取付構造を示す斜視図である。 別の実施形態にかかる燃料タンクの部材取付構造とフロアパネルとの関係を示す模式図である。
本発明の実施形態について、図1〜6を参照して説明する。
図1に示す燃料タンク1は、車両のフロアパネルの下側に収容されるものである。燃料タンク1には燃料ポンプアセンブリ2が備えられている。燃料ポンプアセンブリ2は、支持板3の下側(燃料タンク1内側)に燃料ポンプやゲージ類が固定されてなる。支持板3は燃料タンク1の壁面を構成している。
支持板3の上面側(フロアパネル側)には燃料をエンジンに供給するためのフューエルホースが接続される第1ホース接続部4と、エンジンから戻ってきた燃料が供給されるリターンホースが接続される第2ホース接続部5とが設けられている。また、支持板3の上面側には、電気系統のハーネスを備えたコネクタ6が設けられている。
また、支持板3には、一対の係止部(係止部材)31が立設されている。係止部31は、互いに離間して設けられた壁面状の部材であり、支持板3と一体的に形成されている。なお、係止部31は支持板3と別部材として構成されていてもよい。係止部31の先端には、第1爪部32が設けられている。各第1爪部32は、一対の係止部31間において互いに対向している。また、支持板3には、この係止部31間の中央に貫通孔33が形成されている。
支持板3には燃料タンク1内の圧力を検出するための圧力センサ(検出部材)10が設けられる。圧力センサ10は、半導体素子を内蔵するセンサ本体11と、端子が臨むコネクタ接続部12とを備える。センサ本体11とコネクタ接続部12との間には、コネクタ接続部12がセンサ本体11よりも上方に位置するように、コネクタ接続部12とセンサ本体11とを接続する接続部13が設けられている。
センサ本体11は、矩形状であり、下面側(燃料タンク側)に凸部14が設けられている。この凸部14が貫通孔33に挿入されるようにこの矩形状のセンサ本体11は一対の係止部31間に配され、圧力センサ10が固定される。即ち、凸部14が貫通孔33に挿入されるようにセンサ本体11を一対の係止部31間に挿入することで、一対の係止部31が弾性変形し第1爪部32がセンサ本体11の上面に当接してセンサ本体11を係止し、圧力センサ10が支持板3に固定される(図2参照)。
このように、本実施形態では係止部31により圧力センサ10を係止して支持板3に固定するので取付が容易である。
圧力センサ10が支持板3に固定されると、コネクタ接続部12は支持板3に対して隙間が設けられて位置することになる。コネクタ接続部12には、圧力センサ10の信号を図示しない制御装置に送るハーネス41が設けられるコネクタ42が接続している。
コネクタ42がコネクタ接続部12に接続されることで、圧力センサ10の信号を制御装置に送るためのハーネス41を介して圧力センサ10の情報が図示しない制御手段に送られる。コネクタ接続部12は支持板3に対して隙間が設けられて位置しているので、コネクタ42を嵌合する際に支持板3が邪魔になることがない。
コネクタ42には、その下方側にスペーサ部材43が着脱自在に装着されている。スペーサ部材43は、コネクタ42と支持板3の間に僅かな隙間を持って介在するようになっている。スペーサ部材43が介在することにより、コネクタ42の支持板3に対する移動が規制され、支持板3に対してコネクタ接続部12の相対的な移動が規制されてコネクタ42の抜け外れが防止される。
ところで、圧力センサ10は、支持板3に対して係止部31により係止されて固定されているが、万一の衝突の際に圧力センサ10に外力が印加されると、圧力センサ10は凸部14を中心に揺動して係止部31が大きく弾性変形してしまう。その結果、圧力センサ10が係止部31から外れてしまうことも考えられるのでこれを防止する必要がある。
そこで、本実施形態では、圧力センサ10が係止部31から外れてしまうことを防止するために、圧力センサ10にはカバー(カバー部材)50が設けられている。本発明における部材取付構造は、このカバー50と係止部31とからなる。
以下、カバー50について詳細に説明する。
カバー50は上面視において係止部31、センサ本体11及び接続部13を覆うように構成されており、圧力センサ10に対して上面から嵌合され(図1から図2参照)圧力センサ10に固定される。カバー50は、係止部31及びセンサ本体11を覆う本体部51と、コネクタ接続部12とセンサ本体11との接続部13に取り付けられる取付部52とを備える。
本体部51は、下面が開放された中空箱状であり、図6に示すように、4つの側面のうち、圧力センサ10に取り付けられた場合に接続部に対応する側面53には開口が設けられている。この開口の周囲に取付部52が本体部51から延設されている。なお、本体部51の側面のうち、係止部31に対向する二つの側面を本実施形態では壁部55とする。
取付部52は、正面視においてコの字状であり、下方が開放されている。取付部52の上面は、接続部13の上面の形状に対応した形状となっている。取付部52の下端部は第2爪部54となっており、取付部52が弾性変形してこの第2爪部54が圧力センサ10の接続部13の下面に嵌合することでカバー50が圧力センサ10に取り付けられるようになっている。
このように、本実施形態では取付部52が圧力センサ10に嵌合することでカバー50を簡易に圧力センサ10に取り付けることができる。
本体部51は、その上面に十字にリブ56が設けられている。本体部51の中央部でリブ56の十字が交差する。この中央部の下方に凸部14が位置するようにカバー50は構成されている。また、本実施形態では、取付部52の上端はこのリブ56よりも高い位置となるようにカバー50は構成されている。
本実施形態では、このようなカバー50が設けられていることで係止部31から圧力センサ10が外れることを防止する。図4を用いて詳細に説明する。本体部51は、外力が加わった場合には、貫通孔に挿入された凸部14を軸中心として揺動する。カバー50は、取付部52により圧力センサ10に取り付けられていることから、圧力センサ10の動きに追従して揺動する。係止部31は、この揺動を抑制する方向に力が働き、通常の外力であれば係止部31により圧力センサ10の揺動が抑制されて圧力センサ10が外れることを防止できる。
さらに大きい外力が圧力センサ10に加わった場合、各係止部31の一端側には揺動した圧力センサ10により力(矢印A)が加わるが、本体部51は圧力センサ10に追従して揺動するので、係止部31の他端側には圧力センサ10から印加された力とは逆方向の力(矢印B)が壁部55により加わる。これにより、係止部31が弾性変形することを抑制でき、万一の衝突時などにさらに大きい外力が圧力センサ10に加わったとしても係止部31がセンサ本体から外れることを防止できる。
即ち、本実施形態では、カバー50を圧力センサ10に取り付け、各係止部31の一端側には揺動した圧力センサ10により力が加わるが各係止部31の他端側には本体部51の壁部55により圧力センサ10から印加された力とは逆方向の力が加わるように構成されていることで、係止部31が弾性変形して圧力センサ10が外れてしまうことを防止できる。このように構成することで、例えば、係止部31が弾性変形しにくくなるように係止部31の外側に壁面を設けるよりもより確実に係止部31の弾性変形による圧力センサ10の外れを抑制することができる。
例えば、非常に大きな外力が加わった場合に係止部31が圧力センサ10の揺動により弾性変形することを防止するためには、係止部31の外側に支持部材から別の壁面部を立設することや係止部31の厚さを増すことも考えられるが、支持板3の変更により製造コストが嵩むこと、また、これらの場合には圧力センサ10が取り付けにくくなることも考えられる。従って、本実施形態のように、圧力センサ10の揺動に伴い、圧力センサ10からの力とは逆方向の力が係止部31に加わるように構成することが好ましい。これにより、簡易に係止部31の弾性変形を抑制している。
そして、このように、係止部31の一端側には揺動した圧力センサ10により力が加わるが係止部31の他端側には本体部51により圧力センサ10から印加された力とは逆方向の力が効率よく加わるように構成されているためには、係止部31が、揺動中心である圧力センサ10の凸部14が挿入される貫通孔33が一対の係止部31間の中心に位置すること、また、係止部31の各端部に対応して本体部51の壁部55が配されていることが挙げられる。なお、本実施形態では貫通孔33が一対の係止部31間の中心に位置するようにしたが、これに限定されない。一対の係止部31間に貫通孔33が位置すれば、揺動による力がカバー部材により逆方向に入力され、弾性変形を抑制できる。
即ち、本実施形態のように本体部51の壁部55が係止部31の端部間に亘って設けられていることで、係止部31に対し、圧力センサ10の揺動により一端に入力された力とは逆方向に他端側に本体部51から力を入力することができ、係止部31の弾性変形を抑制することができる。
また、このように本体部51は係止部31の弾性変形を抑制するためのものであるから、本体部51の壁部55と係止部31との間隙の幅が、第1爪部32とセンサ本体11との当接箇所の幅よりも狭いことが好ましい。このように構成されていることで、第1爪部32がセンサ本体11との嵌合状態を保持できる。本実施形態では、壁部55が一対の係止部31に対して嵌合しやすいように、一対の係止部31の外壁面間の距離よりも本体部51の壁部55間の距離が若干長く、非常に小さい間隙が構成されている。
また、取付部52の上端は、圧力センサ10のコネクタ接続部12よりも高い位置に位置するように構成されているから、仮に燃料タンク1が膨張した場合、取付部52の上端、即ちカバー50の上端がコネクタ接続部12よりも先にフロアに接触することから、コネクタ接続部12に直接フロアパネルが接触することを抑制でき、コネクタ42がコネクタ接続部12から外れることを抑制できる。
さらに、本実施形態では、カバー50には側面53に対向する側壁部が設けられていることから、カバー50の強度を高めると共に、係止部31の弾性変形に対して抑制する力を大きく入力させることができる。
また、リブ56が設けられていることで、カバー50の剛性を高めることができる。
なお、本実施形態では、カバー50は取付部52の上端がリブ56よりも高い位置に位置するように構成されているが、図7、8に示すように本体部51に設けられたリブ56が取付部52の上端よりも上に位置するように構成されていてもよい。
図7、8に示す実施形態では、本体部51Aの壁面が上方に延設され、リブ56Aと一体となっている。即ち、本体部51Aとリブ56Aとにより本体部51Aの上端面が形成されている。リブ56Aは、本実施形態では、上面視において矩形状の本体部51Aの端部間を接続する略十字形状である。このようにリブ56A及び本体部51Aにより本体部51Aの上端は接続部13Aよりも高くなるように構成されている。これにより、仮に燃料タンク1が膨張した場合、本体部51A及びリブ56Aにより構成されるカバー50Aの上端面がコネクタ接続部12Aよりも先にフロアパネル8Aに接触することから、コネクタ接続部12Aに直接フロアパネル8Aが接触することを抑制でき、コネクタ接続部12Aからのコネクタの外れを抑制できる。
上述した実施形態では燃料タンク1に設けられた圧力センサ10を例として説明したが、これに限定されない。レベリングセンサや温度センサでもよい。燃料タンク1の壁面(上述した実施形態では支持板3が燃料タンクの壁面を構成している)に設けられた貫通孔を介してタンク内部の状態を検出するものであればよい。また、上述した実施形態では燃料タンク1を例としたが、これに限定されない。車両に搭載される他の液体用タンク、例えばリザーバタンクであってもよい。さらに、貫通孔を介してタンク内の状態を検出するものであれば、貫通孔に挿入される凸部を有しないものでもよい。
係止部31やカバー50の形状は本実施形態のものに特に限定されない。係止部31は、弾性変形することにより当接して対象(上述した実施形態では圧力センサ10)を係止するものであればよい。例えば板バネであってもよく、係止部31の第1爪部32が先端に設けられていなくても良い。カバー50についても、本実施形態では係止部31を覆うように、即ち係止部31に対して亘って本体部51の側壁面が設けられていたが、これに限定されない。係止部31の一端における係止部31の弾性変形を抑制するように設けるのであれば、係止部31の端部のみに対応するように、端部間に開口を設けて本体部51を形成しても良い。
また、上述した実施形態では、係止部31が、揺動中心である圧力センサ10の凸部14が挿入される貫通孔33が一対の係止部31間の中心に位置すること、また、係止部31の各端部に対応して本体部51が配されているように構成したがこれに限定されない。少なくとも、圧力センサ10に取り付けられる取付部52と、係止部31が弾性変形する方向に本体部の壁部が配されていれば、圧力センサ10にカバー50を取り付けて係止部31の弾性変形を抑制できることから、簡易な構成で圧力センサ10が外れてしまうことを抑制できる。
1 燃料タンク
2 燃料ポンプアセンブリ
3 支持板
10 圧力センサ
11 センサ本体
12 コネクタ接続部
13 接続部
14 凸部
31 係止部
32 第1爪部
33 貫通孔
41 ハーネス
42 コネクタ
43 スペーサ部材
50 カバー
51 本体部
52 取付部
53 側面
54 第2爪部
55 壁部
56 リブ

Claims (5)

  1. 車両に搭載される液体用タンクの壁面に形成された貫通孔を介して前記液体用タンク内の状態を検出する検出部材を、前記液体用タンクに固定するための部材取付構造であって、
    前記液体用タンクに立設され、弾性変形することにより前記検出部材に当接して係止することで前記検出部材を挟持する一対の係止部材と、
    前記液体用タンクとは別体に形成され、前記検出部材に取り付けられる取付部を有するカバー部材とを備え、
    前記検出部材は、
    センサ本体と、接続部によりセンサ本体に接続されるコネクタを有し、
    前記カバー部材は、
    前記センサ本体、及び、前記係止部材に覆い被さる本体部と、前記接続部に嵌合する取付部とを有し、
    前記本体部には、
    前記センサ本体の揺動による、前記一対の係止部材の弾性変形を抑制するために、前記一対の係止部材の外側に配置される壁部が備えられている
    ことを特徴とする部材取付構造。
  2. 前記係止部材は、前記検出部材に当接する第1爪部を有し、
    前記カバー部材は、前記壁部と前記係止部材との間隔が前記第1爪部と前記検出部材との当接箇所の幅よりも狭くなるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の部材取付構造。
  3. 前記貫通孔は、一対の前記係止部材の間に形成されており、
    前記壁部は、少なくとも前記係止部材の両端部にそれぞれ対応して設けられていることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の部材取付構造。
  4. 前記検出部材の前記液体用タンクと嵌合する側とは反対側の面である検出部材上面に対
    向する前記カバー部材のカバー上面には、リブが設けられていることを特徴とする請求項
    1から3のいずれか一項に記載の部材取付構造。
  5. 前記液体用タンクは前記車両のフロアパネルの鉛直下方に設置される燃料タンクであり、
    前記貫通孔及び前記係止部材が形成される前記壁面は、前記フロアパネルと対向する前記燃料タンクの上面であると共に、燃料ポンプを含む燃料ポンプアセンブリを前記燃料タンク内に支持する支持板によって構成されており、
    前記検出部材は前記燃料タンク内の圧力を検出する圧力センサであり、
    前記支持板には前記圧力センサ以外の部材が接続され、
    前記カバー部材は、前記カバー上面が前記圧力センサ以外の部材よりも前記フロアパネル側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の部材取付構造。
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