JP6070369B2 - Yコネクタアダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、シースイントロデューサとYコネクタとを接続するYコネクタアダプタに関し、特に、所望のYコネクタを用いたカテーテル治療を可能にできるYコネクタアダプタに関する。
例えば、心不全等の心機能低下時の治療のために用いる大動脈内バルーンポンピング法(いわゆるIABP法)、心臓の回りの血管を広げるため等の治療のために用いる経皮的冠動脈形成方法(いわゆるPTCA法)、心臓の血流量を計測するため等に用いられる熱希釈カテーテル法(いわゆるTDC法)等の治療法又は診断法では、患者の動静脈血管内にカテーテル管を挿入する。この際、カテーテル管を患者の血管内に挿入するために、通常、シースイントロデューサが用いられる(例えば特許文献1参照)。
シースイントロデューサは、内部に通孔が形成されたシースを有する。このシース内には、必要に応じて針状のダイレータが挿入され、その状態で、患者の血管内にダイレータの先端部が挿入される。そして、血管の挿入口をダイレータにより押し広げた後、ダイレータはシースの基端部から抜き出され、血管の挿入口に先端が挿入された状態のシースの内部通孔を通してカテーテル管が血管内に導入される。その際には、ガイディングカテーテルなどを用いて、治療用のカテーテルが治療部位まで案内される(例えば特許文献2)。
特開2010−200788号公報 特開平9−173466号公報
しかしながら、ガイディングカテーテルなどを用いて治療用のカテーテルを治療部位まで案内する方法では、シースよりも更に細いカテーテルを使用するか、あるいは、大径のシースイントロデューサを使用する必要があり、使用できるカテーテルに制限があり、あるいは、利便性が悪かった。
また、患者の治療時に、複数のカテーテルを使用して同時平行的に複数の検査や治療を行うことが要望される場合がある。しかしながら、従来のシースイントロデューサでは、複数本のカテーテルを挿入した場合、弁体の構造上、液密性を維持することができず、血液の漏れ出しが生じる場合がある。複数本のカテーテルを挿入するために、基端側が二股に分岐したシースイントロデューサもあるが、このようなシースイントロデューサは、大型で形状が複雑なため、逆に、カテーテルを1本のみ使用する場合には適さず、利便性が悪い。また、シースイントロデューサの外部にて、通孔が二股に分岐したいわゆるYコネクタを用いる場合があるが、シースイントロデューサとYコネクタとの接続が効率よく容易に行えず、操作が煩雑になるという問題がある。さらに、シースイントロデューサに装着できるようにした二股に分岐したYコネクタも提案されているが、医師等は自分の作業に適した、あるいは、自分が使用し慣れたYコネクタ等の医療器具を使用したいという要望があり、そのようなYコネクタを使用する場合にはシースイントロデューサとの接続性は悪く、依然操作が煩雑であるという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、医師等が希望する任意のYコネクタをシースイントロデューサに連結することができ、これにより大径の治療用カテーテルや複数のカテーテルであっても適切に体内に挿入することができるようにすることができるYコネクタアダプタを提供することにある。
前記課題を解決するために、本願発明のYコネクタアダプタは、シースイントロデューサの基端側と連結されるシースイントロデューサ連結部と、Yコネクタと接続されるYコネクタ連結部と、前記シースイントロデューサと連結された場合に当該シースイントロデューサの基端側の弁体を通過し当該シースイントロデューサ内に配置される一方の端部と、前記Yコネクタと連結された場合に前記Yコネクタの内部通孔に接続される他方の端部とを有する接続通孔とを有することを特徴とする。
好ましくは、前記Yコネクタ連結部は、任意のYコネクタのルアーテーパ形状のルアー部が嵌合されるテーパ状接続口であることを特徴とする。
また好ましくは、本発明のYコネクタアダプタは、前記シースイントロデューサのシースハブが嵌合されるハードカバーが形成された第1部材と、前記接続通孔が形成され、一方の端部が前記シースイントロデューサと連結された場合に当該シースイントロデューサの基端側の弁体を通過し当該シースイントロデューサ内に配置される突出接続管に形成され、他方の端部が前記Yコネクタのルアー部が嵌合されるとともに当該ルアー部とロックされる前記Yコネクタ連結部に形成されている第2部材とが嵌合されて構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、医師等が希望する任意のYコネクタをシースイントロデューサに連結することができ、これにより大径の治療用カテーテルや複数のカテーテルであっても適切に体内に挿入可能にできるYコネクタアダプタを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態のYコネクタアダプタの使用形態を説明するための図である。 図2は、図1に示したYコネクタアダプタの外観を示す図であり、図2(A)は斜め後方から見た斜視図であり、図2(B)は斜め前方から見た斜視図である。 図3は、図1に示したYコネクタアダプタの軸方向断面図である。 図4は、図1に示したYコネクタアダプタがシースイントロデューサ及びYコネクタの接続された状態を示す軸方向断面図である。 図5は、図1に示したYコネクタアダプタの組み立て形態を説明するための模式的な斜視図である。 図6は、図1に示したYコネクタアダプタの組み立て部品を説明するための図であり、図6(A)はYコネクタアダプタのルアーロック部材の軸方向断面図であり、図6(B)はYコネクタアダプタのハードカバー部材の軸方向断面図である。
本発明の一実施形態のYコネクタアダプタについて図1〜図6を参照して説明する。
本実施形態のYコネクタアダプタ100は、図1及び図4に示すように、シースイントロデューサ200とYコネクタ300との間に介在されて、これらを連結するアダプタである。換言すれば、カテーテル管を用いた治療等を医師が行うために、医師が選択する任意のYコネクタ300をシースイントロデューサ200に接続するためのアダプタである。
まず、本発明に係るYコネクタアダプタ100の先端(生体側)が接続されるシースイントロデューサ200の構造について簡単に説明する。
シースイントロデューサ200は、例えば図1に示すように、シース210、シースハブ220、サイドチューブ230及び三方活栓240を有する。
シース210は、中空のチューブで構成されており、使用時にはダイレータあるいは治療用のカテーテル等が挿入される。シース210は、例えばフッ素樹脂、ポリウレタン、ポリアミド製のチューブで構成され、その内径は、例えば1.0〜5.0mmであり、その肉厚は、例えば0.1〜1.0mmである。
シースハブ220は、シース210の基端部に接着又は融着等の手段で接合されている。シースハブ220の基端側内部には、図4に示すように、弁体(止血弁)222が装着してある。弁体222は、その中心部に、例えばダイレータやカテーテル等の挿入物を液密性を保持しつつ挿入可能な密着孔が形成されている。
サイドチューブ230は、シースハブ220に接続され、シース210にダイレータあるいはカテーテルが挿入されている時、シース210とダイレータあるいはカテーテルとの間の空間に連通し、三方活栓240を介して血液の吸引や、薬液や生理食塩水等の注入等を行うための管である。
また、シースイントロデューサ200のシースハブ220の外周には、シースイントロデューサ200を他の医療機器と接続するための係合用凸部221が形成されている。係合用凸部221の突出高さは、特に限定されないが、その外径が、シースハブ220の外径の10〜16%程度大きいことが好ましい。
このような構成のシースイントロデューサ200は、Yコネクタアダプタ100及びYコネクタ300と連結されてカテーテルを用いた治療等に供される前に、まず、シースイントロデューサ200自体の先端が血管等に挿入される。そのために、まず、シースイントロデューサ200は、シースハブ220の上部からシースハブ220及びシース210内に図示せぬダイレータを挿入した状態とされる。なお、ダイレータをシースイントロデューサ200に挿入すると、ダイレータの先端部がシースイントロデューサ200のシース210の先端から露出した状態となる。
次に、皮膚の所定位置に導入針等を用いて穿孔し、その穿孔より図示せぬガイドワイヤを例えば血管内等に挿入する。次に、このガイドワイヤをシースイントロデューサ200の先端からその内腔に挿通させて、ガイドワイヤに沿うようにしてシースイントロデューサ200を血管内へ挿入する。この際、ダイレータの先端部が皮膚の穿孔を拡径する。これにより、シースイントロデューサ200の先端側を血管内に挿入することができる。シースイントロデューサ200を血管内に挿入した後は、ガイドワイヤおよびダイレータを抜去してシース210のみを残す。これにより、シース210が、体外と血管内とをつなぐ通路として機能し、このシース210を通してカテーテル等の器具を血管内へ挿入できる状態となる。
次に、本発明に係るYコネクタアダプタ100の後端(操作側)が接続されるYコネクタ300の構造について簡単に説明する。
Yコネクタ300は、図1に示すように、二股に分岐した主軸部310及び分岐部320、及び、主軸部310の生体側端部に設けられるロテーター330を有する。
主軸部310は、内部に基端部側が拡径された孔311を有し、生体側端部にはロテーター330が設置されている。主軸部310の基端部側は、図示せぬ弁体(止血弁)を有する主軸部基端部312に形成されている。主軸部基端部312の弁体は、例えば中央付近に十字のスリットを有するものであって、カテーテルが挿通されているときも挿通されていないときも液密性を確保できるものである。
分岐部320も、主軸部310と同様に、内部に基端部側が拡径された孔321を有する。分岐部320の生体側端部は、主軸部310の生体側端部付近に接続されており、分岐部320の基端部側の内周側には、メスのルアー形状が形成されていて、最基端部には、外周側に他の医療器具などと接続するための図示しないネジ山を有する分岐部基端部322が形成されている。
ロテーター330は、図4に示すように、外形がルアー形状をなすとともに、内部孔が主軸部310の孔311の生体側端部をなしほぼ中央に形成されたルアー部331と、ルアー部331の外周に周方向に回転自在に装着してあるロック部332とを有する。ロテーター330は、Yコネクタ300を他の医療器具などに接続するための接続具であり、ISO594−2によるロック式コネクタに相当する接続具である。Yコネクタ300がYコネクタアダプタ100に接続される場合、ロテーター330のルアー部331が、後述するYコネクタアダプタ100のYコネクタ連結部120の接続口テーパ部121内に差し込まれ、ロック部332は、接続口テーパ部121の外周凸部122と係合される。
次に、本願発明に係るYコネクタアダプタ100の構造について説明する。
Yコネクタアダプタ100は、シースイントロデューサ連結部110、Yコネクタ連結部120及び接続通孔130を有する。
シースイントロデューサ連結部110は、Yコネクタアダプタ100の生体側の端部に形成され、Yコネクタアダプタ100とシースイントロデューサ200とを連結するための構成部である。
シースイントロデューサ連結部110の生体側の端部には、ハードカバー114が形成されており、ハードカバー114の内部が嵌合用空間111に形成されている。すなわち、Yコネクタアダプタ100は、図4に示すように、嵌合用空間111により、シースイントロデューサ200のシースハブ220に対して着脱自在に嵌合可能になっている。嵌合用空間111の内径は、シースハブ220の外径に対して、同等以下、好ましくは数%小さいことが好ましい。そのようにしておけば、シースイントロデューサ200のシースハブ220がYコネクタアダプタ100のシースイントロデューサ連結部110の嵌合用空間111に嵌合することで、嵌合用空間111の内径が数%(例えば3〜7%)拡張され、嵌合用空間111とシースハブ220との一体化が確実になり、これらが外れ難くなり好ましい。
さらに、前述したように、シースイントロデューサ200のシースハブ220の外周にはリング状の係合用凸部221が形成してあり、Yコネクタアダプタ100のシースイントロデューサ連結部110の内周の係合用凹部112に係合し、Yコネクタアダプタ100がシースイントロデューサ200に装着されるように構成されている。具体的には、嵌合用空間111を形成するハードカバー114の内周面には、傾斜した凸部113が選択的に形成されており、これによりその内側が係合用凹部112に形成されている。すなわち、ハードカバー114を回転させることにより、シースイントロデューサ200のシースハブ220の係合用凸部221が係合用凹部112に配置されることとなり、さらにハードカバー114を回転させることによりハードカバー114の内周面の凸部113とシースイントロデューサ200のシースハブ220の係合用凸部221が係合され、Yコネクタアダプタ100とシースイントロデューサ200とが強固に連結されるように構成されている。
シースイントロデューサ連結部110の嵌合用空間111の軸中心部分(中央部)には、突出接続管115がシースイントロデューサ200方向に突出するようになっている。突出接続管115は、接続通孔130の一方の端部であって、他方の端部は基端部側のYコネクタ連結部120において接続口テーパ部121として形成されている。従って、突出接続管115は、Yコネクタアダプタ100がYコネクタ300と連結された場合には、Yコネクタ300の主軸部310及び分岐部320の孔311及び孔321と接続されることとなる。
そして、この突出接続管115は、図4に示すように、Yコネクタアダプタ100がシースイントロデューサ200と連結された場合には、シースイントロデューサ200のシースハブ220の弁体222部分に進入し、これを突破して、突出接続管115の端部はシースイントロデューサ200のシースハブ220の内部に位置し、突出接続管115の内部がシースイントロデューサ200のシース210の内部と連通した状態となる。すなわち、突出接続管115により、Yコネクタアダプタ100がシースイントロデューサ200と連結された場合には、シースイントロデューサ200のシースハブ220の弁体(止血弁)222は開放された状態となる。
Yコネクタ連結部120は、接続口テーパ部121と、外周凸部122とを有する。接続口テーパ部121は、接続通孔130の他方の端部開口をなす構成である。接続口テーパ部121及び外周凸部122は、前述したようにISO594−2によるロック式コネクタの規格に準拠した構成であり、図4に示すように、Yコネクタ300のロテーター330のルアー部331及びロック部332と接続あるいは係合される。すなわち、Yコネクタ300がYコネクタアダプタ100に接続される場合、ロテーター330のルアー部331が、この接続口テーパ部121内に差し込まれ、ロテーター330のロック部332が外周凸部122と係合される。
接続通孔130は、シースイントロデューサ200のシース210とYコネクタ300の主軸部310あるいは分岐部320の孔311あるいは孔321とを接続する接続孔である。接続通孔130は、一方の端部が前述した突出接続管115に形成され、他方の端部が前述した接続口テーパ部121に形成され、これによりシースイントロデューサ200のシース210とYコネクタ300の主軸部310あるいは分岐部320の孔311あるいは孔321とを接続する。接続通孔130においては、突出接続管115よりも接続口テーパ部121の方が大径に形成されている。
このような構造のYコネクタアダプタ100は、図5及び図6に示すように、ハードカバー部材(第1部材)101とルアーロック部材(第2部材)102とが嵌合されることにより構成される。
ハードカバー部材101の基端部側には爪103が形成されており、ルアーロック部材102の軸方向中央部付近の外周面には突起部104が形成されており、図5に示すように、ルアーロック部材102をハードカバー部材101に嵌挿入することにより、ルアーロック部材102の突起部104がハードカバー部材101の爪103に係合され、ハードカバー部材101とルアーロック部材102とが分離不能となり、図3に示すようなYコネクタアダプタ100が形成される。
なお、前述したYコネクタアダプタ100の各部は、例えばABS、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリアセタール、ポリアクリルニトリル、ナイロン、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、あるいはポリプロピレン(PP)等で構成される。
このような構成のYコネクタアダプタ100においては、治療開始前に、Yコネクタアダプタ100をYコネクタ300に装着しておく。そして、前述したようにダイレータを用いてシースイントロデューサ200の先端部を血管内に挿入し、ガイドワイヤ及びダイレータを抜去したら、Yコネクタアダプタ100を装着したYコネクタ300をシースイントロデューサ200のシースハブ220に装着する。
その後、Yコネクタ300の主軸部310あるいは分岐部320を介して、所望の治療法カテーテルの挿入、あるいは、薬剤の投与、血液の吸引等の治療行為を行う。
このように、本実施形態のYコネクタアダプタ100においては、Yコネクタアダプタ100を介することによりYコネクタ300をシースイントロデューサ200に連結することができる。従って、医師等は、自分が使いなれた所望のYコネクタ300を使用して、患者の治療等を行うことができ、安全で高品質な医療処置を行うことができる。
また、Yコネクタアダプタ100は、突出接続管115がシースイントロデューサ200の弁体(止血弁)222を開放状態に維持しており、また、Yコネクタアダプタ100の接続孔130は、突出接続管115側から接続口テーパ部121方向に拡径されている。従って、Yコネクタ300から治療用カテーテル等の治療デバイスを直接血管等に挿入することができ、シースサイズに対応した治療デバイスを選択することができるとともに、より低侵襲治療を行うことができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
例えば、Yコネクタアダプタ100に連結されるシースイントロデューサ200やYコネクタ300の構成は、前述した実施形態に何ら限られるものではなく、任意の構成のシースイントロデューサ200やYコネクタ300を用いてよい。
100…Yコネクタアダプタ
101…ハードカバー部材(第1部材)
102…ルアーロック部材(第2部材)
110…シースイントロデューサ連結部
111…嵌合用空間
112…係合用凹部
113…凸部
114…ハードカバー
115…突出接続管
120…Yコネクタ連結部
121…接続口テーパ部
122…外周凸部
130…接続孔
200…シースイントロデューサ
210…シース
220…シースハブ
221…係合用凸部
222…弁体
230…サイドチューブ
240…三方活栓
300…Yコネクタ
310…主軸部
311…孔
312…主軸部基端部
320…分岐部
321…孔
322…分岐部基端部
330…ロテーター
331…ルアー部
332…ロック部

Claims (2)

  1. シースイントロデューサの基端側と着脱自在に連結されるシースイントロデューサ連結部と、
    Yコネクタと接続されるYコネクタ連結部と、
    前記シースイントロデューサと連結された場合に当該シースイントロデューサの基端側の弁体を通過し当該シースイントロデューサ内に配置される一方の端部と、前記Yコネクタと連結された場合に前記Yコネクタの内部通孔に接続される他方の端部とを有する接続通孔とを有し、
    前記Yコネクタ連結部は、任意のYコネクタのルアーテーパ形状のルアー部が嵌合されるテーパ状接続口である
    ことを特徴とするYコネクタアダプタ。
  2. 前記シースイントロデューサのシースハブが嵌合されるハードカバーが形成された第1部材と、前記接続通孔が形成され、一方の端部が前記シースイントロデューサと連結された場合に当該シースイントロデューサの基端側の弁体を通過し当該シースイントロデューサ内に配置される突出接続管に形成され、他方の端部が前記Yコネクタのルアー部が嵌合されるとともに当該ルアー部とロックされる前記Yコネクタ連結部に形成されている第2部材とが嵌合されて構成されていることを特徴とする請求項1に記載のYコネクタアダプタ。
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