JP6067481B2 - 研磨パッド、研磨方法、および研磨パッドの製造方法 - Google Patents

研磨パッド、研磨方法、および研磨パッドの製造方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、研磨対象物を高精度で平坦化する化学的機械的研磨(CMP)技術に関するもので、研磨パッド、研磨方法、および研磨パッドの製造方法に関する。
半導体製造技術分野において、化学的機械的研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法は、層間絶縁膜の研磨処理、素子分離領域の形成、プラグの形成、埋込み金属配線を形成する際に欠かせない技術となっている。
一般に、ロータリー式のCMP装置はスラリーを研磨パッド上に供給しながら研磨対象物を研磨パッドに接触させ、研磨ヘッド及びテーブルを同時に回転しながら研磨対象物を研磨する。研磨パッドは研磨処理を行うときに研磨対象物と接触する。このため、研磨パッドの硬度、及び、スラリーの保持力が、最終的な平坦性能、すなわち欠陥発生の有無、研磨レート、均一性に大きな影響を与える。
研磨パッドの研磨層には各種樹脂が用いられる。研磨層の硬度が高いと平坦化能力は高いが、ウェハのうねり又は下地のグローバル段差への追従性が低く、膜残りや残膜厚不均一となる。逆に、研磨層の硬度が低いと変形性が高くなり、ウェハのうねり又は下地のグローバル段差への追従性は良好となるものの、平坦化能力が低下し、最外周において研磨パッドが変形することで過研磨されてしまうおそれがある。
研磨層の内部に2層構造を含む研磨パッドが提案されている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1記載の技術によれば、研磨パッドが軟質樹脂とこの軟質樹脂が可溶な溶媒に対する可溶性を有し軟質樹脂より硬質な物性の樹脂とを含んだ樹脂シートにより構成されている。そして、凝集樹脂は多数の微細孔が連通するように形成され且つ微細孔の平均径より大きい平均径を有する形状で均等に分散形成されている。しかし、例えば半導体ウェハの外縁部では研磨パッドが変形しやすい。特許文献1記載の凝集樹脂は200μm未満のサイズとなっているため、半導体ウェハの外縁部における研磨パッドの変形を抑制しきれない。
近年、メモリ製造プロセスは微細化技術が極端に要求されており、ウェハの平面方向の微細化限界が近付いている。このため、ウェハ表面の垂直方向に素子を積層した3Dメモリの開発が行われている。この3Dメモリ製造プロセスは、素子を積層した後に垂直方向に数μmレベルの大きな段差を生じる。このため、高い平坦化能力、高い研磨レートで段差を処理することが求められている。
特開2012−101333号公報
高い平坦化能力を備えつつ高い研磨レートで平坦化処理できるようにした研磨パッド、研磨方法、及び、研磨パッドの製造方法を提供する。
実施形態の研磨パッドは、研磨対象物の研磨処理に寄与する領域が、無発泡の樹脂からなる無発泡セグメントと独立気孔を含む樹脂からなる発泡セグメントとを備えた研磨層を具備し、研磨層は、無発泡セグメント及び発泡セグメントが互いに同一の樹脂原料により構成されている。また、無発泡セグメントと発泡セグメントとはそれぞれランダムに配置されている。
第1実施形態において、(A)は研磨装置の外観構成の一例、(B)は研磨に寄与する領域の一例、を示す図である。 第1実施形態において、研磨パッドの研磨層の断面の一例である。 第1実施形態において、研磨パッドの構造断面の他の例である。 第1実施形態において、研磨パッドの製造工程の一例を概略的に示す図である。 第1実施形態において、研磨対象物の研磨前の構造断面の一例を示す模式図である。 第1実施形態において、研磨対象物の研磨処理後の構造断面の一例を示す模式図である。 第1実施形態において、研磨対象物の研磨中の構造断面の一例を示す模式図である(その1)。 第1実施形態において、研磨対象物の研磨中の構造断面の一例を示す模式図である(その2)。 第1実施形態において、半導体ウェハのうねりに形成された絶縁膜上のなだらかな凹部を研磨処理する際の構造断面の一例を示す模式図である(その1)。 第1実施形態において、半導体ウェハのうねりに形成された絶縁膜上のなだらかな凹部を研磨処理する際の構造断面の一例を示す模式図である(その2)。 第1実施形態において、無発泡樹脂からなる研磨パッドを用いて研磨対象物を研磨するとき、研磨パッドと半導体ウェハの最外周部との接触状態の一例を示す模式図である。 第1実施形態において、発泡樹脂からなる研磨パッドを用いて研磨対象物を研磨するとき、研磨パッドと半導体ウェハの最外周部との接触状態の一例を示す模式図である。 第1実施形態において、発泡セグメントと無発泡セグメントを備えた研磨パッドを用いて研磨対象物を研磨するとき、研磨パッドと半導体ウェハの最外周部との接触状態の一例を示す模式図である。 第2実施形態において示す図2相当図である。 第2実施形態において、研磨パッドの構造断面の他の例である(その1)。 第2実施形態において、研磨パッドの構造断面の他の例である(その2)。 (A)〜(F)は第2実施形態における研磨パッドの製造工程の一例である。 第2実施形態において示す図13相当図 第3実施形態において、発泡セグメントと無発泡セグメントの平面的な配置例を示す模式図である(その1)。 第3実施形態において、発泡セグメントと無発泡セグメントの平面的な配置例を示す模式図である(その2)。 第3実施形態において、発泡セグメントと無発泡セグメントの平面的な配置例を示す模式図である(その3)。 第3実施形態において、発泡セグメントと無発泡セグメントの平面的な配置例を示す模式図である(その4)。 第3実施形態において、発泡セグメントと無発泡セグメントの平面的な配置例を示す模式図である(その5)。 第3実施形態において、発泡セグメントと無発泡セグメントの平面的な配置例を示す模式図である(その6)。 第4実施形態において、研磨パッドの研磨層の溝の平面的な配置例を示す模式図である(その1)。 第4実施形態において、研磨パッドの研磨層の溝の平面的な配置例を示す模式図である(その2)。 第4実施形態において、研磨パッドの研磨層の溝の平面的な配置例を示す模式図である(その3)。
以下、幾つかの実施形態を説明する。各実施形態間における構成要素が同一又は類似部分については同一又は類似符号を付して説明を必要に応じて省略し、各実施形態の特徴部分を中心に説明する。
(第1実施形態)
図1(A)は研磨装置の外観構成を模式的に示す。研磨装置1は、回転テーブル2、回転軸3、研磨パッド4、及び、研磨ヘッド5、などを備える。回転テーブル2は、回転軸3に下から支承されている。回転軸3が外部の駆動装置(図示せず)により回転駆動されることで回転テーブル2は所定速度で回転する。
研磨ヘッド5は、研磨対象物である半導体ウェハ6を最下部に保持するように構成されている。半導体ウェハ6は、その研磨対象面を研磨パッド4に対向するように設置されると共に研磨ヘッド5に保持される。
この研磨ヘッド5は、半導体ウェハ6を回転テーブル2に押圧可能なエアバッグ機構7と、半導体ウェハ6が研磨中に外周側に脱落することを防ぐためのリテーナリング8と、研磨ヘッド5の回転軸9と、を備える。研磨ヘッド5は、回転テーブル2の回転軸3の中心から偏心配置され、昇降、水平移動可能になっており、さらに回転軸9を中心に回転できるように設けられる。
回転テーブル2の上方にはスラリー10を吐出するノズル11が配置されている。このノズル11の配設位置は図1(A)中では回転軸3の直上方とし回転テーブル2の中央としているが、回転テーブル2の中央でなくても良い。このスラリー10は、例えば二酸化セリウムを砥粒としたものである。
研磨処理時には、ノズル11から研磨パッド4上にスラリー10を供給し、研磨ヘッド5を降下させることによって半導体ウェハ6を研磨パッド4に接触させる。そして、回転テーブル2および研磨ヘッド5について回転軸3、9をそれぞれ中心軸として同一方向に回転させる。このとき、エアバッグ機構7が半導体ウェハ6を加圧することで半導体ウェハ6を研磨する。図1(B)は、半導体ウェハ6が研磨プロセス時に通過する領域R1を示しており、この領域R1は中心位置Cを中心とした円環領域となっている。この領域R1が、研磨パッド4のうち半導体ウェハ6の研磨処理に寄与する領域となる。
また、研磨装置1には、研磨パッド4の目立てを行うドレッシング機構12が設けられている。このドレッシング機構12にはその先端にドレッサー13が構成されている。このドレッサー13は多数のダイヤモンド砥粒が付着されることによって構成されている。ドレッシング機構12は、半導体ウェハ6の研磨中または研磨前後にドレッサー13を回転させ、ドレッサー13を揺動させながら研磨パッド4の目立てを行う。ドレッシング機構12が設けられていると、半導体ウェハ6の通過領域R1の表面を万遍なく目立てできる。
半導体ウェハ6を研磨する際の回転テーブル2及び研磨ヘッド5の回転数条件、圧力条件の一例としては、回転テーブル2の回転数を100回転/分、研磨ヘッド5の回転数を103回転/分、半導体ウェハ6に加える圧力を400hPaとする。
図2は研磨パッドの模式断面の一例を示す。図2に示す研磨パッド4は研磨層22の1層のみで構成されている。この研磨層22は、それぞれ独立した微小気孔23を備えた発泡セグメント24と、微小気孔23を有していない無発泡セグメント25とを備える。図2には一部のみを示しているが、発泡セグメント24と無発泡セグメント25とはそれぞれランダムに配置されている。
発泡セグメント24中に存在する微小気孔23は、直径300μm以下であることが望ましい。微小気孔23の体積が大きくなると、研磨層22の硬度が低下し平坦化能力が低下する。他方、表面に開口した微小気孔23の表面積が大きいほど、スラリー10の保持力が向上し研磨レートが向上する。研磨層22は、その体積に対する表面積の割合を大きくするため、微小気孔23の直径を300μm以下に小さくすると良い。
図3は研磨パッドの他の例の模式断面を示す。図3に示す研磨パッド26は、図2に示す研磨層22と当該研磨層22の下層に密着したクッション層27とを備える。クッション層27は軟質のポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、又は不織布等を使用できる。
本実施形態では図2に示す研磨パッド4を用いて説明する。研磨層22の発泡セグメント24と無発泡セグメント25は原材料が互いに同一樹脂により構成されていることが必要である。この樹脂は例えばポリウレタン樹脂またはエポキシ樹脂による。
これは、発泡セグメント24と無発泡セグメント25の原材料が異なると、研磨パッド4の目立ての際に発泡セグメント24と無発泡セグメント25の切削レートに差を生じてしまうためである。この場合、発泡セグメント24と無発泡セグメント25の界面に段差を生じてしまい、この段差の凹形状となる領域が研磨処理に寄与しなくなってしまうためである。このため本実施形態では同一の原材料を用いて構成する。
研磨層22は、例えば図4に示す製造工程を用いて製造できる。まず、例えばポリウレタン樹脂を原料樹脂28として用意する。微小気孔を備えるマイクロバルーン29を原料樹脂28に混合し、発泡ペレット30を例えば直方体状に構成する(図4のA)。なお、発泡ペレット30を形成する際には、マイクロバルーン29を混合する代わりに気体を原料に混合して作成しても良い。
マイクロバルーン29を混合しない無発泡ペレット31を例えば直方体状に形成する(図4のB)。発泡ペレット30と無発泡ペレット31とをランダムに有底の金型32内に挿入する(図4のC)。金型32内の発泡ペレット30と無発泡ペレット31とを加熱成型する(図4のD)。すると研磨層22を形成できる。研磨層22は発泡セグメント24と無発泡セグメント25とがランダムに配置された状態で構成できる。このとき、発泡セグメント24に含まれる微小気孔の平均径を例えば50μmとする。
また、後述の第4実施形態で一例を説明するが、研磨パッド4の研磨層22の表面には、スラリー10を研磨パッド4の表面に展開または保持させることを目的とした溝80(保持パターン相当:例えば格子溝等)や貫通孔などを全体に設けている。
図5は半導体ウェハ6の研磨面の断面の一例を模式的に示す。この図5に示すように、半導体基板40上に3Dメモリ素子41が形成されており、その3Dメモリ素子41上に絶縁膜42が形成されている。3Dメモリ素子41は多数のメモリ素子層が積層されて構成される。これらの3Dメモリ素子41は概ね上に凸となる台形状に形成され、3Dメモリ素子41の隣り合う一群間に絶縁膜42が埋込まれることになる。この絶縁膜42が一定の膜厚で埋込まれると、原理的に3Dメモリ素子41の高さ分の段差Hを生じることになる。
絶縁膜42を埋込んだ後には当該絶縁膜42上に配線を形成することになるが、この配線を形成するときには、リソグラフィ及びエッチング処理を施すため、この段差Hの存在によりデフォーカス問題等が引き起こされる。したがって、研磨処理することで図6に示すように絶縁膜42の上面を平坦化処理し段差Hをほぼ0とする。
本実施形態では、3Dメモリ素子41を形成したときには、数μm(例えば2μm)の下地段差が存在することになることもあるが、この上に絶縁膜42を数μm(例えば3μm)だけ積層した半導体ウェハ6を研磨し平坦化処理する。
発泡セグメント24と無発泡セグメント25の径の大きさは、前述の発泡ペレット30と無発泡ペレット31の大きさを変えることで調整できる。また、発泡セグメント24と無発泡セグメント25の割合を調整することで所望の研磨特性が得られる。例えば、より平坦性を高めたい場合には、無発泡セグメント25の体積割合を大きくすれば良い。
図7、図8に示すように、3Dメモリ素子41に起因した局所凸部43を研磨する場合について説明する。図7、図8は研磨処理する際の向きを考慮して示したもので、絶縁膜42の局所凸部43は下向きに設置される。図7は局所凸部43が発泡セグメント24に表面研磨されている最中の図面を示し、図8は局所凸部43が無発泡セグメント25に表面研磨されている最中の図面を示す。
研磨パッド4の研磨層22は、発泡セグメント24と無発泡セグメント25とをランダムに混在する。このため、図7、図8に示すように、局所凸部43が発泡セグメント24上と無発泡セグメント25上とを交互に通過しながら研磨処理が行われることになり、実際の研磨処理はこれらの図7、図8に示す状態が繰り返されることになる。
図7に示すように、局所凸部43が発泡セグメント24上を通過すると、発泡セグメント24の硬度が低いため、局所凸部43は発泡セグメント24の上面の一部に埋没しやすくなる。したがって発泡セグメント24は局所凸部43の表面形状に追従することになり、局所凸部43にかかる圧力とそれ以外の箇所にかかる圧力の差が小さくなる。逆に、図8に示すように、局所凸部43が無発泡セグメント25上を通過すると、無発泡セグメント25の硬度が高いため、局所凸部43は無発泡セグメント25の表面形状に追従し難い。局所凸部43の研磨後の表面平坦性は、研磨途中の最も平坦化能力が高い状態で到達可能な平坦性能により定まるため、研磨層22を有する研磨パッド4を使用した場合には、無発泡セグメント25のみで構成された研磨パッドと同等の高い平坦性能を実現できる。
図9、図10は、半導体ウェハ6のうねり45に形成された絶縁膜46上のなだらかな凹部47およびその周辺を研磨パッド4の研磨層22によって研磨する場合を示している。このような、うねり45などの下地段差上では残膜厚を均一にすることが求められる。図9はこのうねり45に対応した絶縁膜46の凹部47の周辺部分が発泡セグメント24に表面研磨されている最中の図面を示し、図10はうねり45に対応した絶縁膜46の凹部47の周辺部分が無発泡セグメント25に研磨されている最中の図面を示す。実際の研磨処理は、これらの図9、図10に示す研磨状態が繰り返されることになる。図9、図10は研磨処理する際の向きを考慮して示したもので、絶縁膜42の局所凸部43は下向きに設置される。
図10に示すように、うねり45が無発泡セグメント25上を通過し、絶縁膜46の凹部47の周辺部分が研磨されるときには、無発泡セグメント25は凹部47に追従し難い。このため、凹部47にかかる圧力がそれ以外の箇所にかかる圧力より小さくなり研磨速度が遅くなる。逆に図9に示すように、発泡セグメント24はなだらかな凹部47に追従しやすい。すると、凹部47にかかる圧力が高くなり、当該凹部47にかかる圧力とその他の箇所にかかる圧力との差を小さくできる。本実施形態の研磨層22を有する研磨パッド4を使用すると、無発泡樹脂のみで構成された研磨パッドを使用した場合に比較して、うねり45等の下地段差があったとしても、残膜厚の均一性を高くできる。
このようなことが想定される場合、研磨層22の発泡セグメント24の短径は1[mm]以上にすることが望ましい。特定条件下では、半導体基板40のうねり45の長さは1[mm]以上に及ぶこともある。このため発泡セグメント24の短径が短いと、半導体基板40のうねり45に十分追従できない虞がある。このような場合には、研磨層22の発泡セグメント24の短径は1[mm]以上にすることが望ましい。
図11は、無発泡樹脂製の研磨パッド105と、この研磨パッド105上の半導体ウェハの最外周部の比較対象例として示す。また、図12は、発泡樹脂製の研磨パッド104と、この研磨パッド104上の半導体ウェハを当該ウェハの最外周部において比較対象例として示す。図13は半導体ウェハの最外周部に当接した研磨パッド4の変形状態を示している。
半導体ウェハ50はその外縁が面取りされており半導体ウェハ50の中央側の上面にパターン51が形成されている。半導体ウェハ50の外縁にはパターン51のエッジカット境界部52が存在する。
研磨中の研磨レートは、研磨パッド4の表面のスラリー10の保持量に依存する。スラリー10の保持量は研磨パッド4の表面積に依存する。発泡樹脂で構成された研磨パッド104は、表面に開口した気孔により表面積が増加するため、無発泡樹脂で構成された研磨パッド105に比較してスラリー10の保持量が多くなり研磨レートが高くなる。研磨パッド4は、発泡セグメント24がスラリー10の保持量を多くしているため研磨パッド105に比較して研磨レートを高くできる。
以下、第1実施形態のまとめを説明する。局所凸部43を研磨パッド4により研磨処理するときには、局所凸部43は、発泡セグメント24の表面では追従しやすく無発泡セグメント25の表面では追従し難い。研磨層22を有する研磨パッド4により局所凸部43を研磨した後の表面平坦性は、研磨途中の最も平坦化能力が高い状態で到達可能な表面平坦性能により定まる。このため、無発泡セグメント25で構成された研磨パッドと同等の高い平坦性能を実現できる。
半導体基板40のうねり45など広い領域に渡る下地段差が存在するときには、発泡セグメント24の通過時に研磨パッド4が変形することで追従できる。すなわち、研磨パッド4を使用すると、無発泡樹脂の研磨パッドを使用した場合に比較して膜残りや残膜均一性を改善できる。発泡セグメント24は、スラリー10を保持できるため無発泡樹脂単体の研磨パッドに比較して研磨レートを高めることができる。
また、研磨層22が無発泡セグメント25を備えることで完全発泡体に比べて半導体ウェハ6の荷重に対する研磨パッド4の変形量を抑制できる。これにより、半導体ウェハ6の最外周において研磨パッド4の変形による過研磨を抑制できる。
これにより、発泡セグメント24と無発泡セグメント25が存在する研磨パッド4を使用して研磨処理することで、高い平坦性と高い残膜均一性を両立させつつ、高い研磨レートで研磨することが出来る。しかも生産性を高めることができる。
研磨層22の硬度は、樹脂原料自体の硬度、及び、独立した微小気孔23の体積率により決定されるため、これらの条件を選定して決定すると良い。また、単一の研磨パッドを用いて所望の特性が満たせない場合には、複数種類の研磨パッドを使い分けて複数回研磨処理を行うこともあるが工程数が増加するという問題点がある。本実施形態では一種類の研磨パッド4で研磨処理を完遂できるようになる。
例えば、図5に示す3Dメモリ素子41上の絶縁膜42を平坦化処理するときには、無発泡セグメント24はその短径を1[mm]から10[cm]の範囲にすることが望ましい。ここで短径とは無発泡セグメント25を平面的に観察したときの一番短い径を意味する。
無発泡セグメント25は、スラリー10の保持力が弱いため、隣接する発泡セグメント24よりスラリー10が供給される。しかし、直方体状の無発泡セグメント25の短径が比較的長いと、無発泡セグメント25の中央部でスラリー10の保持量が不足し、研磨レートが落ちてしまう。他方、3Dメモリ素子41はその平面的な構造長さが1[mm]以上に至ることもある。図5に示す表面段差Hを十分に平坦化するため、直方体状の無発泡セグメント25の短径を1[mm]〜10[cm]の範囲にすることが望ましい。
(第2実施形態)
図14〜図18は第2実施形態を示すもので前述実施形態と異なるところは、無発泡セグメントが表面側から裏面側まで連続して形成すると共に平面的に交互に配置されているところにある。
図14に示す研磨パッド60は研磨層61を備える。この研磨層61は独立の微小気孔62を有する発泡セグメント63と、微小気孔62が存在しない無発泡セグメント64とを備える。発泡セグメント63は、前述の発泡セグメント24に相当する構成であり、無発泡セグメント64は前述の無発泡セグメント25に相当する構成となっている。
発泡セグメント63は、発泡セグメント24と同様に微小気孔62が独立して多数内在しているものの、発泡セグメント24と異なるところは研磨層61の表面から裏面まで連続し且つ疎らに配置されているところである。発泡セグメント63に含まれる微小気孔62の平均径は例えば50μmとする。
図15は研磨パッドの他の例を示す。この研磨パッド65は図14の研磨層61とこの研磨層61の下層に設置されたクッション層66とを備える。クッション層66は、前述実施形態のクッション層27に相当する構成となっている。
図16は研磨パッドのさらに他の例の模式断面を示す。この研磨パッド67は、図14に示す研磨層61を備えると共に、この研磨層61の発泡セグメント63及び無発泡セグメント64の裏面(下面)に無発泡セグメント64が一体に連続して構成されている。すなわち、研磨パッド67は、その表面側では発泡セグメント63と無発泡セグメント64とが互い違いに露出し、その裏面側では無発泡セグメント64が露出するように構成されている。すなわち、図16に示すように発泡セグメント63は表面から裏面まで不連続に形成されていても良い。
研磨層61は例えば図17に示す製造工程を用いて製造できる。図17(A)に示すように、樹脂原料(例えばポリウレタン樹脂またはエポキシ樹脂)にマイクロバルーンを混合することにより、微小気孔62を含んだ発泡樹脂原料68を有底箱69内に導入する。図17(B)に示すように、微小な溝70aが予め施された部材70を発泡樹脂原料68の上から押圧導入し加熱成型する。すると、図17(C)に示すように、溝71aを備えた単独成型体71を形成できる。
図17(D)に示すように、単独成型体71上に微小気孔62を含まない無発泡樹脂原料72を導入する。すると無発泡樹脂原料72が溝71a内に導入される。そして溝が形成されていない有底箱73を用いて加熱成型する。これにより、図17(E)に示すように複合成型体74を形成できる。
図17(F)に示すように、複合成型体74の表面及び裏面を研磨ないし切削することで、表面及び裏面共に発泡セグメント63と無発泡セグメント64とが互い違いに露出するまで除去する。これにより前述の研磨層61を構成できる。
なお、前述工程では発泡樹脂原料68に溝を形成して無発泡樹脂原料72を導入したが当該工程は逆にしても良い。すなわち、無発泡樹脂原料72を使用して溝を備えた単独成型体を形成した後、発泡樹脂原料68を溝内に導入し加熱成型することで複合成型体を形成しても良い。
また、前述工程では、単独成型体71の溝71aは、有底箱69および溝70aが予め形成された部材70を用いて金型成型したが代わりに切削工程により形成しても良い。また、発泡樹脂原料68はマイクロバルーンを混合する代わりに気体、発泡剤を原料に混合して作成しても良い。また、後述の第4実施形態で説明するが、研磨パッド60の研磨層61の表面にはスラリー10を研磨パッド60の表面の全体に展開または保持させることを目的とした溝80(例えば格子溝等)などを表面全体に設けても良い。
図18は研磨パッド60の最外周部における研磨層61の変形状態を示している。研磨パッド60は、半導体ウェハ50が研磨層61に押し付けられても、無発泡セグメント64が表面から裏面まで連続しているため、この影響で研磨層61が変形しにくい。すなわち、無発泡セグメント64が支えとなり半導体ウェハ50の研磨層61への沈み込みを抑制でき、研磨層61の変形を抑制できる。このため、図13に示す研磨パッド4の研磨層22に比較しても、さらにパターン51のエッジカット境界部52における過研磨を抑制できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、研磨層61は発泡セグメント63と無発泡セグメント64とを備えており、かつ無発泡セグメント64が少なくとも平面的な一部において研磨層61の表面から裏面まで連続して配置されている。この研磨層61を表面側に設けた研磨パッド60を使用して研磨処理を行うことで、研磨処理時の研磨層61の変形を抑制でき、パターン51のエッジカット境界部52における過研磨を抑制できる。
(第3実施形態)
図19〜図24は第3実施形態を示す。本実施形態では第2実施形態のように、研磨層61がその表面から裏面まで発泡セグメント63と無発泡セグメント64とが連続して形成される場合において、各セグメント63及び64の平面的な配置例を例示する。
図1に示すように、研磨ヘッド5は回転軸9を中心に回転しながら、回転テーブル2の回転軸3を中心として回転する。このため、この研磨プロセス中に半導体ウェハ6が通過する領域R1は、図19〜図24に示すように、中心位置Cから所定の第1半径D1までと第2半径D2(>第1半径D1)までの間の円環状の領域となる。
図19に示す例では、無発泡セグメント64は格子状に配設されており、発泡セグメント63は無発泡セグメント64の間に埋設されている。逆に言えば、発泡セグメント63は、正方形のドット状に配設されており、無発泡セグメント64は発泡セグメント63の間に埋設されている。
また、図20に示す例では、無発泡セグメント64は中心位置Cから互いに異なる距離だけ離間した同心円環状に配設されており、発泡セグメント63は無発泡セグメント64の間に埋設されている。図21に示す例では、無発泡セグメント64は中心位置から最外周部まで放射状に配設され、発泡セグメント63は無発泡セグメント64の間に埋設されている。
また、図22に示す例では、無発泡セグメント64は正方形ドット状に互いに離間して配設され、発泡セグメント63は無発泡セグメント64の間に埋設されている。逆に言えば、発泡セグメント63は格子状に配設されており、無発泡セグメント64は発泡セグメント63の間に埋設されている。
また、図23に示す例では、無発泡セグメント64は円形ドット状に互いに離間して配設され、発泡セグメント63は無発泡セグメント64の間に埋設されている。また、図24に示す例では、無発泡セグメント64は中心位置Cから所定角度の扇型に全て埋設されており、発泡セグメント63はこの無発泡セグメント64の間に埋設されている。各セグメント63、64は図19〜図24に示した配置例以外にも別の配置例としても良い。
これらの配置例の中で、半導体ウェハ6の何れの領域も研磨プロセス中に発泡セグメント63と無発泡セグメント64との通過割合を極力等しくするような配置とすることが望ましい。これは、半導体ウェハ6が発泡セグメント63上を通過する途中の状態と無発泡セグメント64上を通過する途中の状態とでは研磨レート及び平坦化能力に差を生じるためである。
この観点から考慮した場合、図19〜図24に示す配置例の中では、図19の格子状配置、図22の正方形ドット状配置、又は、図23の円形ドット状配置を適用すると良い。すると、半導体ウェハ6はどの部分でも通過割合をほぼ均一に保つことができ、より理想の研磨処理を実現できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、無発泡セグメント25及び発泡セグメント24の配置パターンを前述のように配置することで、半導体ウェハ6の面内における研磨レート及び平坦化能力をほぼ一様にできるようになり、半導体ウェハ6の面内均一性を向上できる。
特に半導体ウェハ6の何れの領域も研磨プロセス中に発泡セグメント63と無発泡セグメント64の通過割合を極力等しくするような配置とすれば、研磨レート及び平坦化能力をほぼ一様にでき、半導体ウェハ6の面内均一性を向上できる。
(第4実施形態)
図25〜図27は第4実施形態を示す。本実施形態では、研磨パッドの研磨層の表面に形成された溝の平面配置例を示す。
前述実施形態に説明したように、研磨パッド4、60は、その研磨層22、61の表全体に渡って溝80を備える。以下、研磨パッド60の研磨層61を例に挙げて説明する。溝80は、研磨パッド60の表面にスラリー10を展開または保持するための形成溝となっている。このため、溝80は発泡セグメント63上、無発泡セグメント64上に渡り一様、均一に形成されていることが望ましい。
溝80の形成領域は、半導体ウェハ6の表面に接触しない。このため、溝80が発泡セグメント63および無発泡セグメント64の何れか一方に偏って形成されていると、その偏って形成されたセグメント63又は64の研磨処理の影響が他方のセグメント64又は63の研磨処理の影響に比較して少なくなる。すると、研磨処理に寄与するセグメント63および64の割合がその一方に偏ってしまい、所望の研磨特性を得にくくなる。したがって、溝80は発泡セグメント63、及び無発泡セグメント64に互いに同面積となるように均一に形成されることが望ましい。
図25〜図27は溝80のパターン配置例を模式的に示す。前述の観点から考慮すると、図25に示すように、発泡セグメント63と無発泡セグメント64の配置パターン(例えば格子状配置、正方形ドット配置)と、溝80の表面パターン(例えば同心円状)とを互いに異なるように形成すると良い。
また、図26に示すように、溝80のパターンを無発泡セグメント64(又は発泡セグメント63)の配置パターン(例えば格子状配置、正方形ドット配置)と同一又は類似パターンとしたとき、無発泡セグメント64の配置ピッチをP1とすると共に溝80の配置ピッチをP2とした場合、配置ピッチP1とP2とは互いに異なるピッチとなるように溝80のパターンを形成しても良い。
また、図27に示すように、溝80のパターンを無発泡セグメント64(又は発泡セグメント63)の配置パターン(例えば格子状配置、正方形ドット配置)と同一又は類似パターンとしたとき、無発泡セグメント64の格子パターンの角度と溝80の格子パターンの角度とを互いに異なる(例えばθ=45度傾斜する)ように溝80のパターンを形成しても良い。
図25〜図27に示すように、溝80のパターンが設けられていると、当該溝80のパターンが発泡セグメント63上と無発泡セグメント64上とにばらついて形成されることになり、各セグメント63、64の領域における溝80の面積比をほぼ1:1にでき、溝80を全面に均一に設けることができる。この溝は切削加工等により形成すると良い。また溝80に代えて貫通孔を設けても良いし、溝80と共に貫通孔を設けても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は研磨装置、4、26、60は研磨パッド、6は半導体ウェハ(研磨対象物)、22、61は研磨層、23、62は微小気孔(独立気孔)、24、63は発泡セグメント、25、64は無発泡セグメント、80は溝(保持パターン)を示す。

Claims (6)

  1. 研磨対象物の研磨処理に寄与する領域が、無発泡の樹脂からなる無発泡セグメントと独立気孔を含む樹脂からなる発泡セグメントとを備えた研磨層を具備し、
    前記研磨層は、前記無発泡セグメント及び前記発泡セグメントが互いに同一の樹脂原料により構成され
    前記無発泡セグメントと前記発泡セグメントとはそれぞれランダムに配置されていることを特徴とする研磨パッド。
  2. 研磨対象物の研磨処理に寄与する領域が、無発泡の樹脂からなる無発泡セグメントと独立気孔を含む樹脂からなる発泡セグメントとを備えた研磨層を具備し、
    前記研磨層は、前記無発泡セグメント及び前記発泡セグメントが互いに同一の樹脂原料により構成され、
    前記無発泡セグメント及び前記発泡セグメントが共に、前記研磨層の平面的な少なくとも一部において前記研磨層の表面側から裏面側まで連続して形成され、前記研磨層の裏面が回転テーブルに載置されることを特徴とする研磨パッド。
  3. 請求項1または2記載の研磨パッドを用いて研磨対象物の表面を研磨することを特徴とする研磨方法
  4. 独立気孔を含む発泡ペレットと前記独立気孔を含まない無発泡ペレットをそれぞれ同一の樹脂原料を用いて形成する工程と、
    前記発泡ペレットと前記無発泡ペレットを混合し加熱成型し、発泡セグメントと無発泡セグメントを備えた一体の複合成型体を形成する工程と、を備えたことを特徴とする研磨パッドの製造方法
  5. 独立気孔を含む発泡樹脂原料と前記独立気孔を含まない無発泡樹脂原料をそれぞれ同一樹脂原料を用いて形成する工程と、
    前記発泡樹脂原料と前記無発泡樹脂原料のいずれか一方を使用し溝を有する単独成型体を形成する工程と、
    前記単独成型体を構成する原料とは異なる他方の原料を当該単独成型体上に導入して一体の複合成型体を形成する工程と、
    前記複合成型体の表面及び裏面を発泡セグメントと無発泡セグメントが互い違いに露出するまで研磨ないし切削する工程と、を備えたことを特徴とする研磨パッドの製造方法。
  6. 請求項2記載の研磨パッドにおいて、
    前記研磨層は、その表面にスラリーを展開または保持するための保持パターンを備え、
    前記保持パターンは、
    前記無発泡セグメントと前記発泡セグメントとの配置パターンと異なるパターン、
    前記無発泡セグメントと前記発泡セグメントとの配置パターンと同一又は類似で且つピッチが異なるパターン、または、
    前記無発泡セグメントと前記発泡セグメントとの配置パターンと同一又は類似で且つ傾斜角度が異なるパターン、の何れかのパターンとされていることを特徴とする研磨パッド
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