JP6066309B2 - 潜り込み防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の衝突時に相手車両の潜り込みを防止する潜り込み防止装置に関する。
特許文献1には、車両の下方のスペースへの衝撃物体の潜り込みを防止するリヤバンパの強度をエアバッグによって補強する衝撃物体の潜り込み防止装置が記載されている。エアバッグは、車両の後部に衝撃が加わった瞬間にリヤバンパと後輪との間に膨張し、車両の下方のスペースを埋めると同時に、車体前方側からリヤバンパを押し付けてリヤバンパに加わった衝撃を吸収する。
特開平7−277114号公報
特許文献1の潜り込み防止装置では、衝撃物体(他の車両)の潜り込みを防止するリヤバンパ(アンダーランプロテクタ)の強度は、展開完了後のエアバッグによって補強され、エアバッグの展開が完了するまでの間は補強されない。このため、リヤバンパに入力する衝撃荷重が車両の衝突の直後に急激に増大すると、エアバッグの展開完了前にリヤバンパに過大な衝撃荷重が入力してリヤバンパが変形し、衝撃物体の潜り込みが許容されてしまう可能性が生じる。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであって、アンダーランプロテクタに入力する衝撃荷重が衝突の直後に急激に増大する場合であっても、アンダーランプロテクタの変形を抑制して他の車両の潜り込みを防止することが可能な潜り込み防止装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の潜り込み防止装置は、アンダーランプロテクタと衝突検知手段とエアバッグユニットとを備える。アンダーランプロテクタは、車両の車体フレームに対して固定されて車体フレームの前部下方又は後部下方で車幅方向に延び、車両と他の車両との衝突時に車両の下方への他の車両の潜り込みを防止する。衝突検知手段は、車両と他の車両との衝突を検知する。エアバッグユニットは、インフレータとエアバッグとを有し、アンダーランプロテクタに対して固定される。インフレータは、衝突検知手段による衝突の検知に応じてガスを発生する。エアバッグは、インフレータが発生するガスによって展開する。エアバッグの展開方向は、アンダーランプロテクタの後方又は前方に設定されている。
本発明の第1の態様の潜り込み防止装置は、前後方向に延びる複数の内側空間を隔壁が区画するハニカム構造体であって、車体フレームに対して固定されて車幅方向に延びるバンパ一体型アンダーランプロテクタを備える。バンパ一体型アンダーランプロテクタには、アンダーランプロテクタと、アンダーランプロテクタの上方に配置されるバンパとが一体的に形成される。エアバッグユニットは、複数の内側空間の少なくとも1つに収容され、バンパ一体型アンダーランプロテクタに対して固定される。エアバッグの展開方向は、バンパ一体型アンダーランプロテクタの後方又は前方に設定されている。
上記構成では、バンパ一体型アンダーランプロテクタが車体フレームの前部下方又は後部下方に配置され、バンパ一体型アンダーランプロテクタに対して固定されるエアバッグの展開方向がバンパ一体型アンダーランプロテクタの後方又は前方に設定されているので、アンダーランプロテクタが受けるエアバッグの展開力の反動は、他の車両からアンダーランプロテクタへ入力する衝撃荷重に対抗して作用する。このように、エアバッグの展開力の反動が衝撃荷重の対抗力としてアンダーランプロテクタに作用するので、アンダーランプロテクタの変形を抑制することができる。また、車体フレームに対するバンパ一体型アンダーランプロテクタの取付部が受ける衝撃荷重の大きさは、エアバッグの展開によって作用する対抗力の大きさに応じて減少するので、バンパ一体型アンダーランプロテクタの取付強度を低減させることができる。
また、ハニカム構造体の内側空間にエアバッグユニットを収容するので、エアバッグユニットの配置場所を特別に設ける必要がない。
また、バンパ一体型アンダーランプロテクタをハニカム構造体としたので、バンパ一体型アンダーランプロテクタの軽量化と剛性の確保とを両立して図ることができる。
また、アンダーランプロテクタとバンパとが一体的に形成された単一のバンパ一体型アンダーランプロテクタを車体フレーム側に固定すればよいので、アンダーランプロテクタとバンパとを個別に車体フレーム側に固定する場合に比べて、車体フレーム側に広い取付スペースを確保して取付強度を増大させることができる。
エアバッグを展開させるタイミングは、衝突検知手段による衝突の検知と同時であってもよく、衝突の検知から所定時間経過後であってもよい。衝突検知手段による衝突の検知からアンダーランプロテクタに入力する衝撃荷重が最大となる荷重ピーク時までの時間を実験やシミュレーションや計算等によって予め求め、荷重ピーク時に合わせてエアバッグの展開力の反動がピークとなるように上記展開までの所定時間を設定することによって、エアバッグの展開力を衝撃荷重の対抗力として効率良く利用することができる。
従って、アンダーランプロテクタに入力する衝撃荷重が衝突の直後に急激に増大する場合であっても、アンダーランプロテクタの変形を抑制して他の車両の潜り込みを防止することができる。
また、エアバッグの展開方向は後方又は前方に設定されているので、仮にエアバッグが誤作動によって展開した場合であっても、車両の前方又は後方の物体等にエアバッグが干渉することがなく、車両の周囲へ与える影響(例えば、車両の周囲の歩行者等に衝撃を与えるなどの影響)を最小限に抑えることができる。
また、本発明の第2の態様の潜り込み防止装置は、エアバッグの後方又は前方でバンパ一体型アンダーランプロテクタに対して固定されるとともに、エアバッグの展開力を受けて破断する展開規制部を備える。展開規制部は、エアバッグの展開力を受けて破断するまでの間は展開規制部よりも後方又は前方へのエアバッグの展開を規制し、エアバッグの展開力を受けて破断した後は展開規制部よりも後方又は前方へのエアバッグの展開を許容する。
上記構成では、エアバッグの後方又は前方への展開は、展開規制部によって規制された後、展開規制部の破断によって許容される。すなわち、エアバッグの展開態様は、展開規制部の諸元(位置や破断強度など)によって規定され、エアバッグの展開力の発生態様(展開力のピーク値や展開開始から展開力がピークとなるまでの時間など)も展開規制部の諸元によって規定される。従って、衝撃荷重の入力態様に合わせてエアバッグの展開力の反動が好適に発生するように展開規制部の諸元を設定することによって、エアバッグの展開力を衝撃荷重の対抗力としてさらに効率良く利用することができる。
なお、展開力のピーク値は、展開を規制した場合の方が規制しない場合よりも増大する傾向を示す。また、展開開始から展開力がピークとなるまでの時間は、展開を規制した場合の方が規制しない場合よりも遅れる傾向を示す。
また、第3の態様の潜り込み防止装置は、上記第1の態様または上記第2の態様の潜り込み防止装置であって、上記エアバッグユニットが車両のタイヤの前方又は後方に配置され、エアバッグが展開途中又は展開後にタイヤに当接する

上記構成では、エアバッグが展開途中又は展開後にタイヤに当接し、展開後のエアバッグは、アンダーランプロテクタとタイヤとの間に挟まれてアンダーランプロテクタに入力する衝撃を緩和するので、アンダーランプロテクタから車体フレームへ入力する衝撃荷重を低減させることができる。
本発明によれば、アンダーランプロテクタに入力する衝撃荷重が衝突の直後に急激に増大する場合であっても、アンダーランプロテクタの変形を抑制して他の車両の潜り込みを防止することができる。
第1実施形態に係る潜り込み防止装置を備えるトラックの側面図である。 図1のトラックの潜り込み防止装置の斜視図である。 第1実施形態に係る潜り込み防止装置の分解斜視図である。 図3のIV―IV矢視断面図である。 エアバッグが展開した状態を示す第1実施形態に係る潜り込み防止装置の模式的な側面図である。 第2実施形態に係る潜り込み防止装置を備えるトラックの側面図である。 図6のトラックの潜り込み防止装置の分解斜視図である。 内側空間にエアバッグユニットが収容された状態のバンパ一体型FUPの模式的な一部断面図である。 他の実施形態に係る潜り込み防止装置を備えるトラックの側面図である。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、FRは車両の前方を、UPは上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示している。また、以下の説明において、前後方向は車両の前後方向を意味し、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る潜り込み防止装置10が搭載されるトラック(車両)1は、キャブ2が概ねエンジン(図示省略)の上方に配置されるキャブオーバー型の車両であり、トラック1の前後方向に沿って延びる車体フレーム3と、キャブ2車幅方向両側の下方に配置される左右のフロントタイヤ(タイヤ)4と、車体フレーム3の前方に配置されて車体フレーム3の前端部に固定されるバンパ16とを有する。
図3に示すように、車体フレーム3は、トラック1の車幅方向両側で前後に亘って延びる左右のサイドフレーム6と、車幅方向に沿って延びて左右のサイドフレーム6を連結する複数のクロスフレーム7とを有し、車体フレーム3の前端部には、断面略コ字状のブラケット8が固定される。ブラケット8の上端部が左右のサイドフレーム6の前端部の車幅方向外側面70に溶接やボルト(図示省略)によってそれぞれ固定され、ブラケット8がサイドフレーム6の前端部から下方へ延びる。
図2及び図3に示すように、潜り込み防止装置10は、フロントアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)11(以下、FUPと称する)と、ステップ12と、エアバッグユニット30と、衝突検知センサ(衝突検知手段)21と、を有し、トラック1の車体フレーム3の前部下方で車幅方向に延びる。
FUP11は、車幅方向両端が閉止された断面矩形状の棒状体であって、バンパ16よりも下方に配置されてトラック1の前部下方で車幅方向に沿って延びる。FUP11は、FUP11の後面がブラケット8の前面に対向した状態で、溶接やボルト(図示省略)等によってブラケット8の下端部に固定される。トラック1よりも車高が低い乗用車等の他の車両5(以下、相手車両と称する)と、トラック1とが衝突した場合、相手車両5の前端部5aは、トラック1のバンパ16よりも下方に入り込んでFUP11に当接する(図1参照)。この当接の際に、FUP11は、FUP11よりも後方への相手車両5の移動を規制し、トラック1の下方への相手車両5の潜り込みを防止する。
図3及び図4に示すように、ステップ12は、FUP11の車幅方向両端部から後方のフロントタイヤ4に向かって延びる有底の断面矩形筒状体であって、前方を区画する底板(前板)13の前面がFUP11の車幅方向両端部の後面に密接した状態で、FUP11に溶接やボルト(図示省略)等によって固定される。ステップ12は、後方に向かって開口する後端開口17を有し、後端開口17は、後述する蓋体(展開規制部)18によって塞がれる。乗員は、ステップ12の上面を足場としてトラック1のキャブ2に乗降する。
エアバッグユニット30は、衝突検知センサ21によるトラック1と相手車両5との衝突の検知に応じてガスを発生するインフレータ20と、インフレータ20が発生するガスによって展開するエアバッグ19とを有し、ステップ12の内部の前方側に配置され、ステップ12の下方を区画する下板29に固定される。すなわち、エアバッグユニット30は、フロントタイヤ4の前方に配置されてFUP11に対して固定される。エアバッグ19は、その展開方向が後方に設定され、後端開口17に向かって展開する。
図4に示すように、衝突検知センサ21は、テープスイッチ等を用いたタッチセンサであって、FUP11の前端を区画するFUP前板部22の車幅方向中央部の後面に固定される。トラック1と相手車両5とが衝突してFUP11に所定の大きさ以上の荷重が加わると、衝突検知センサ21は、トラック1と相手車両5との衝突を検知してエアバッグコントローラ(図示省略)へ衝突検知信号を送信する。衝突検知信号を受信したエアバッグコントローラは、左右のエアバッグユニット30のインフレータ20を同時に作動させる。なお、衝突検知センサ21は、トラック1の衝突を直接検知するものに限られず、衝突を回避できない衝突直前の状態を検知するものであってもよい。また、衝突検知センサ21は、タッチセンサに限定されず、トラック1の衝突(または衝突を回避できない状態)を検知するものであればよく、例えば、加速度センサ、カメラ、又はレーダセンサなどを用いてもよい。また、エアバッグコントローラは、衝突検知信号の受信時から所定時間が経過した後にインフレータ20を作動させてもよい。
蓋体18は、エアバッグ19の展開力を受けて破断する薄い樹脂製の板体であって、ステップ12の後端に固定されて後端開口17を塞ぐ。蓋体18は、破断するまでの間はエアバッグ19の後方への展開を規制し、破断することによってエアバッグ19の後方への展開を許容する。すなわち、蓋体18の諸元(位置や破断強度など)によって、エアバッグ19の展開態様やエアバッグ19の展開力の発生態様(展開力のピーク値や展開開始から展開力がピークとなるまでの時間など)が規定される。
衝突検知センサ21による衝突の検知からFUP11に入力する衝撃荷重が最大となる荷重ピーク時までの時間は、衝突相手や衝突態様などによって異なる。本実施形態では、所定の標準的な条件下でトラック1と乗用車とが正面衝突した場合の荷重ピーク時までの時間を実験やシミュレーションや計算等によって予め求め、この荷重ピーク時にエアバッグの展開力の反動のピークが合うように蓋体18の諸元を設定する。なお、蓋体18の材質は、薄い樹脂製に限られず、エアバッグ19の展開力を受けて破断する材質であればよい。また、蓋体18の形状は、板状に限られず、複数の棒体状に形成されてもよい。また、蓋体18は、エアバッグ19の展開力を受けた際に破断するような強度でステップ12に固定されてもよい。
トラック1と相手車両5とが正面衝突した場合、相手車両5の前端部5aがトラック1のバンパ16よりも下方へ入り込みFUP11に当接する(図1参照)。FUP11に前記所定の大きさ以上の荷重が加わると衝突検知センサ21が衝突を検知し、エアバッグコントローラへ衝突検知信号を送信し、衝突検知信号を受信したエアバッグコントローラは、左右のインフレータ20を同時に作動させる。インフレータ20が作動して急激にガスを発生させると、エアバッグ19がステップ12の後端開口17へ向かって展開する。展開初期のエアバッグ19は、ステップ12の後端開口17を塞ぐ蓋体18に当接し、蓋体18よりも後方への展開が規制される。エアバッグ19の後方への展開が蓋体18に規制され、エアバッグ19の展開力(内圧)が増大して蓋体18の破断強度を超えると、蓋体18が破断し、蓋体18よりも後方へのエアバッグ19の展開が許容される。蓋体18の破断によって後方への展開が許容されたエアバッグ19は、内圧の急激な低下によって瞬時に後端開口17からフロントタイヤ4の前面へ向かって展開する。フロントタイヤ4の前面に当接した展開中のエアバッグ19は、フロントタイヤ4の前面に当接した状態でさらに展開する(図5参照)。展開後のエアバッグ19は、FUP11とフロントタイヤ4との間に挟まれる。なお、エアバッグ19は、展開後にフロントタイヤ4に当接するものであってもよい。
上記のように構成された潜り込み防止装置10では、FUP11が車体フレーム3の前部下方に配置され、FUP11に対して固定されるエアバッグ19の展開方向がFUP11の後方に設定されているので、FUP11が受けるエアバッグ19の展開力の反動は、相手車両5からFUP11へ入力する後方への衝撃荷重に対抗して前方へ作用する。このように、エアバッグ19の展開力の反動が衝撃荷重の対抗力としてFUP11に作用するので、FUP11の変形を抑制することができる。また、FUP11のブラケット8が受ける衝撃荷重の大きさは、エアバッグ19の展開によって作用する対抗力の大きさに応じて減少するので、FUP11の取付強度を低減させることができる。これにより、ブラケット8を薄肉化する等のブラケット8の軽量化を図ることができる。
また、FUP11に入力する衝撃荷重の荷重ピーク時に衝撃荷重に対する対抗力をFUP11に作用させるので、エアバッグ19の展開力を衝撃荷重の対抗力として効率良く利用することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、エアバッグ19の展開力を利用してFUP11に衝撃荷重に対する対抗力を作用させるので、FUP11に入力する衝突荷重の荷重ピーク時までの時間が短い場合であっても、エアバッグ19を展開させることによりFUP11の変形を抑制して相手車両5の潜り込みを防止することができる。
また、エアバッグ19の展開方向が後方に設定されているので、仮にエアバッグ19が誤作動によって展開した場合であっても、トラック1の前方の物体等にエアバッグ19が干渉することがなく、トラック1の周囲へ与える影響(例えば、トラック1の周囲の歩行者等に衝撃を与えるなどの影響)を最小限に抑えることができる。
また、エアバッグ19が展開途中にフロントタイヤ4に当接し、展開後のエアバッグ19がFUP11とフロントタイヤ4との間に挟まれるので、展開後のエアバッグ19によってFUP11に入力する衝撃を緩和して、FUP11から車体フレーム3へ入力する衝撃荷重を低減させることができる。
また、エアバッグユニット30が略矩形筒状のステップ12の内部の前方側に配置され、エアバッグ19がステップ12の後端の後端開口17に向かって展開するので、上下方向や車幅方向へのエアバッグ19の展開が、ステップ12の内側面によって規制される。このように、エアバッグ19の展開方向がステップ12の内側面によって後方へ案内されるので、エアバッグ19の展開によってFUP11に作用する力を前方へ集中させることができ、FUP11の変形を好適に抑えることができる。
また、FUP11にステップ12を固定し、ステップ12にエアバッグユニット30を収容しているので、エアバッグユニット30を収容する部品を別個に設けることなく、既存の部品(ステップ)を利用してエアバッグユニット30をFUP11に対して固定することができる。
なお、本実施形態では、エアバッグユニット30をFUP11の車幅方向両端部に固定したが、これに限定されるものではなく、例えば、エアバッグユニット30をFUP11の車幅方向に等間隔に複数並べて固定したり、FUP11の車幅方向にそれぞれが隣接する状態で左右に亘って並べて固定したりしてもよい。
また、エアバッグユニット30をステップ12に収容してFUP11に対して固定したが、エアバッグユニット30をFUP11の内部に収納してもよい。この場合、蓋体18をFUP11に固定してもよい。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態に係る潜り込み防止装置40は、第1実施形態のFUPを一部として含むバンパ一体型FUPを設けたものであり、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図6及び図7に示すように、本実施形態に係る潜り込み防止装置40は、バンパ一体型FUP(バンパ一体型アンダーランプロテクタ)41と外装パネル42とを有し、ブラケット43を介して車体フレーム3に対して固定される。
バンパ一体型FUP41は、スチールなどの鋼板からなる断面矩形状の枠体65と、枠体65の内側で前後方向に延びる複数の内側空間48と、複数の内側空間48を区画する隔壁47と、左右のステップ部49と、左右のヘッドランプ保持部50とを有し、トラック1の車体フレーム3に対して固定されて車幅方向に延びる。枠体65は、略水平に車幅方向に延びる上板部44と、上板部44の下方で上板部44に対向して略水平に車幅方向に延びる下板部45と、上板部44と下板部45とのそれぞれの車幅方向両端を連結する左右の側板部46とを有し、それぞれが溶接等によって一体的に形成される。上板部44及び下板部45のそれぞれの後端縁の車幅方向中央部には前方に向かって略コ字状に凹む切欠部66が形成される。複数の隔壁47は、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)で形成される板体であって、略水平に車幅方向に延びる複数の横板51(本実施形態では3枚)と、横板51と直交して上下方向に延びるCFRPの複数の縦板52(本実施形態では9枚)とを有し、相互に交叉した状態で前後方向に延びて断面矩形状の内側空間48(本実施形態では40個)を複数区画する。すなわち、バンパ一体型FUP41は、前後方向に延びる複数の内側空間48を隔壁47が区画するハニカム構造体である。バンパ一体型FUP41には、車体フレーム3の前部下方で車幅方向に延びて相手車両5との衝突時にトラック1の下方への相手車両5の潜り込みを防止するFUP72と、FUP72の上方で車体フレーム3の前方に配置されるバンパ75とが一体的に形成される。なお、複数の隔壁47の材料は、CFRPに限られず、軽量で所定の強度を有するものであれば、例えば、GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)やGMT(ガラス長繊維強化プラスチック)やポリプロピレンなどであってもよい。また、枠体65の材料は、スチールなどの鋼板に限られず、隔壁47と同様にCFRP等であってもよい。また、内側空間48は、断面矩形状に限られず、断面正六角形状などの断面多角形状や、断面円形状などであってよい。
ブラケット43は、車幅方向両側で相対向して起立する1対の板体であって、それぞれの車幅方向外側面が上板部44及び下板部45の略コ字状の切欠部66の内側にボルト(図示省略)等によって固定され、上板部44と下板部45とを連結する。ブラケット43の上端部の後方側には、バンパ一体型FUP41の後端よりも後方に延びる固定部67が形成される。切欠部66の内側のバンパ一体型FUP41の後面68と、車体フレーム3(クロスフレーム7)の前端面69とが当接した状態で、ブラケット43の固定部67と車体フレーム3(サイドフレーム6)の車幅方向外側面70とがボルト(図示省略)等によって固定される。すなわち、バンパ一体型FUP41は、ブラケット43を介して車体フレーム3に対して固定されている。
左右のステップ部49は、左右の側板部46の下部の矩形状のステップ開口53と、ステップ開口53の各辺から車幅方向内側へ向かって直線状に延びる4つのステップ内周面54と、4つのステップ内周面54の車幅方向内端を区画する内端面(図示省略)とをそれぞれ有する。左右のステップ部49は、トラック1のキャブ2に乗降する際の乗員の足場として機能する。なお、ステップ部は、これに限定されるものではなく、トラック1のキャブ2に乗降する際の乗員の足場として機能すればよい。例えば、車幅方向外側へ突出したり、上下に複数並べたりしてもよい。また、バンパ一体型FUP41は、乗員の足の挿入を許容する空間のみを有し、ステップ部49は、後述する外装パネル42に設けられてもよい。
左右のヘッドランプ保持部50は、バンパ一体型FUP41の車幅方向両側で前方及び車幅方向外側へ向かって開口するランプ収納開口56と、ランプ収納開口56から後方へ直線状に延びるランプ支持面58と、ランプ支持面58に区画されるランプ収納孔59とを有する。ランプ収納孔59は、ヘッドランプ55(図6参照)を挿入可能な大きさに形成される。ヘッドランプ55がランプ支持面58(本実施形態では、隔壁47の上面、下面、及び側面)に固定され、ヘッドランプ保持部50がヘッドランプ55を保持する。なお、ヘッドランプ保持部50は、これに限定されるものではなく、ヘッドランプ55を保持することができればよい。また、バンパ一体型FUP41は、ヘッドランプ55の挿入を許容する空間のみを有し、ランプ支持面58及びランプ収納孔59は、後述する外装パネル42側に設けられてもよい。
外装パネル42は、バンパ一体型FUP41を前方及び車幅方向両側から覆って、トラック1の外観を良くする外装部材であって、バンパ一体型FUP41を前方から覆う板状のフロントパネル部60と、フロントカバー60の車幅方向両端縁から連続して後方へ延びてバンパ一体型FUP41を車幅方向両側から覆う板状の左右のサイドパネル部61とを有し、CFRPで形成される。フロントパネル部60には、車幅方向両側に左右のヘッドランプ開口62と、左右のヘッドランプ開口62の間の通気開口63とが前後方向に貫通する。通気開口63にはラジエーターグリル(図示省略)が固定される。左右のサイドパネル部61の下部にはカバー側ステップ開口64が車幅方向に貫通する。外装パネル42は、バンパ一体型FUP41を前方及び側方から覆う状態でバンパ一体型FUP41にボルト(図示省略)等で固定される。バンパ一体型FUP41に外装パネル42が固定されると、外装パネル42のヘッドランプ開口62がバンパ一体型FUP41のランプ収納開口56と略同じ位置に配置され、外装パネル42のカバー側ステップ開口64がバンパ一体型FUP41のステップ開口53と略同じ位置に配置される。なお、外装パネル42の材料は、CFRPに限られず、軽量で所定の強度を有するものであれば、例えば、GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)やGMT(ガラス長繊維強化プラスチック)やポリプロピレンなどであってもよい。また、外装パネル42をバンパ一体型FUP41と別個に設けることなく、バンパ一体型FUP41の一部として一体成形されていてもよい。
図7及び図8に示すように、エアバッグユニット30は、バンパ一体型FUP41の複数の内側空間48のうち所定の箇所(本実施形態では、外装パネル42の通気開口63の後方に位置する箇所、ヘッドランプ保持部50の後方に位置する箇所、及びステップ部49に干渉する箇所)を除く全ての箇所に1つずつ収容される。エアバッグユニット30は、内側空間48の内部の前方側に配置され、内側空間48の下方を区画する隔壁47(又は枠体65)にそれぞれ固定される。内側空間48の前方は、バンパ一体型FUP41に固定される前板部73に閉止される。前板部73の後面に衝突検知センサ21が固定される。内側空間48は、後方に後端開口74を有し、後端開口74はバンパ一体型FUP41に固定される薄い樹脂製の板状の蓋体(展開規制部)71に塞がれる。蓋体71は、エアバッグ19の展開力を受けると破断する。なお、本実施形態では、エアバッグユニット30を複数の内側空間48のうち所定の箇所を除く全ての箇所に収納したが、これに限定されるものではなく、エアバッグユニット30は、複数の内側空間48の少なくとも1つに収容されていればよい。また、エアバッグユニット30を収容する箇所は、例えば、車幅方向両側のみに収容したり、下端部のみに収容したりする等、適宜設定することができる。また、内側空間48に収容可能なケース等にエアバッグユニット30を固定し、エアバッグユニット30を固定した該ケースをバンパ一体型FUP41に固定してもよい。
トラック1と相手車両5とが正面衝突した場合、相手車両5の前端部5aがトラック1のバンパ一体型FUP41の外装パネル42に当接する(図6参照)。バンパ一体型FUP41の前端に前記所定の大きさ以上の荷重が加わり、衝突検知センサ21が衝突を検知すると、衝突検知センサ21がエアバッグコントローラへ衝突検知信号を送信し、衝突検知信号を受信したエアバッグコントローラが全てのインフレータ20を同時に作動させる。インフレータ20が急激にガスを発生させると、全てのエアバッグ19が後方へ向かって展開し、全てのエアバッグ19のうちフロントタイヤ4の前方に配置されたエアバッグユニット30のエアバッグ19は、後方のフロントタイヤ4へ向かって展開する。なお、エアバッグコントローラは、全てのインフレータ20を同時に作動させなくてもよく、例えば、時間差を設けて作動させたり、オフセット衝突の際には、衝突した側のインフレータ20のみを作動させたりするなど、様々な制御を行うことができる。
上記のように構成された潜り込み防止装置40では、ハニカム構造体の内側空間48にエアバッグユニット30を収容するので、エアバッグユニット30の配置場所を特別に設ける必要がない。
また、バンパ一体型FUP41をハニカム構造体としたので、バンパ一体型FUP41の軽量化と剛性の確保とを両立して図ることができる。
また、バンパ一体型FUP41の複数の内側空間48の所定の箇所(通気開口63やヘッドランプ保持部50やステップ部49に干渉する箇所)を除く全ての箇所にバンパ一体型FUP41を収容するので、複数のエアバッグ19の展開力を利用することができ、バンパ一体型FUP41に作用する前方への力が増大し、バンパ一体型FUP41の変形を好適に抑えることができる。また、後方への全てのエアバッグ19の展開が蓋体71に規制されると、バンパ一体型FUP41の全体の内圧が一時的に高まり、バンパ一体型FUP41の剛性が一時的に高まる。これにより、バンパ一体型FUP41の変形を抑えることができる。
また、FUP72、バンパ75、ステップ部49、及びヘッドランプ保持部50が一体的に形成された単一のバンパ一体型FUP41を車体フレーム3側に固定すればよいので、FUP72、バンパ75、ステップ部49、及びヘッドランプ保持部50を個別に車体フレーム3側に固定する場合に比べて、車体フレーム3の前端部の限られたスペースに固定されるブラケット等を削減することができ、車体フレーム3側に広い取付スペースを確保して取付強度を増大させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、エアバッグ19の展開力を利用してバンパ一体型FUP41に衝撃荷重に対する対抗力を作用させるので、バンパ一体型FUP41に入力する衝突荷重の荷重ピーク時までの時間が短い場合であっても、エアバッグ19を展開させることによりバンパ一体型FUP41の変形を抑制して相手車両5の潜り込みを防止することができる。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定をされるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲では適宜の変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、上記第1及び第2実施形態では、潜り込み防止装置10,40をトラック1の車体フレーム3の前部下方で車幅方向に延びるフロントアンダーランプロテクタに適用したが、図9に示すように、トラック1の車体フレーム3の後部下方で車幅方向に延びるリアアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)80に適用することも可能である。
また、上記第1及び第2実施形態では、潜り込み防止装置10,40をトラック1に適用したが、比較的車高の高い貨物車両等に適用することも可能である。
1:トラック(車両)
3:車体フレーム
4:フロントタイヤ
5:相手車両(他の車両)
8,43:ブラケット
10,40:潜り込み防止装置
11,72:フロントアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)
12:ステップ
16,75:バンパ
18,71:蓋体(展開規制部)
19:エアバッグ
20:インフレータ
21:衝突検知センサ(衝突検知手段)
30:エアバッグユニット
41:バンパ一体型FUP(バンパ一体型アンダーランプロテクタ)
42:カバー
47:隔壁
48:内側空間
49:ステップ部
50:ヘッドランプ保持部
65:枠体
80:リアアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)

Claims (3)

  1. 両と他の車両との衝突時に前記車両の下方への前記他の車両の潜り込みを防止するアンダーランプロテクタと、前記アンダーランプロテクタの上方に配置されるバンパとが一体的に形成され、前記車両の車体フレームに対して固定されて前記車体フレームの前部下方又は後部下方で車幅方向に延びるバンパ一体型アンダーランプロテクタと、
    前記車両と前記他の車両との衝突を検知する衝突検知手段と、
    前記衝突検知手段による前記衝突の検知に応じてガスを発生するインフレータと、前記インフレータが発生するガスによって展開するエアバッグとを有し、前記バンパ一体型アンダーランプロテクタに対して固定されるエアバッグユニットと、を備え、
    前記バンパ一体型アンダーランプロテクタは、前後方向に延びる複数の内側空間を隔壁が区画するハニカム構造体であり、
    前記エアバッグユニットは、前記複数の内側空間の少なくとも1つに収容され、
    前記エアバッグの展開方向は、前記バンパ一体型アンダーランプロテクタの後方又は前方に設定されている
    ことを特徴とする潜り込み防止装置。
  2. 請求項1に記載の潜り込み防止装置であって、
    前記エアバッグの後方又は前方で前記バンパ一体型アンダーランプロテクタに対して固定されるとともに、前記エアバッグの展開力を受けて破断する展開規制部を備え、
    前記展開規制部は、前記エアバッグの展開力を受けて破断するまでの間は前記展開規制部よりも後方又は前方への前記エアバッグの展開を規制し、前記エアバッグの展開力を受けて破断した後は前記展開規制部よりも後方又は前方への前記エアバッグの展開を許容する
    ことを特徴とする潜り込み防止装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の潜り込み防止装置であって、
    前記エアバッグユニットは、前記車両のタイヤの前方又は後方に配置され、
    前記エアバッグは、展開途中又は展開後に前記タイヤに当接する
    ことを特徴とする潜り込み防止装置。
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