JP6061514B2 - 光送受信システム及び光伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、3ビットのデータ信号を用いて、2つの直交する偏波面をそれぞれ光位相変調して伝送する光送受信システム及び光伝送方法に関する。
偏波スイッチング直交位相変調(PS−QPSK:Polarization Switched−Quadrature Phase Shift Keying)方式は、3ビットの入力データのうち2ビットでQPSK変調を行い、そのQPSK変調された光の偏波をもう1ビットでスイッチングする変調方式であり、従来4ビットのデータを2ビットずつに分けてそれぞれQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)し、偏波合成する偏波多重QPSK(PM−QPSK:Polarization Multiplexed−Switched−Quadrature Phase Shift Keying)方式に対して、同じシンボルレートで伝送できるビット数は3/4になるものの信号点間距離を広くとることができるため、広く注目されている(例えば、非特許文献1参照。)。
PS−QPSK方式を用いた光伝送システムにおける光送信機の構成は、光直交位相変調器の後に偏波スイッチを接続する構成もあるが、図6のようなPM−QPSK方式を用いた光伝送システムと同等な構成でも実現可能であり、図7に示す論理処理回路140で3ビットの入力データa0,a1,a2から4ビットのデータb0,b1,b2,b3を生成し、それを2ビットずつに分けてQPSK変調し偏波合成することで、PS−QPSK信号が得られる。この際の論理処理回路140の入力ビット、出力ビットの対応ならびに、QPSKでの信号位相ならびに直交するX,Y偏波間での位相差の関係を図8に示す。図8よりビット列a0,a1でQPSK変調され、a2で偏波スイッチングされた信号が得られていることが分かる。また、光受信機構成もPM−QPSKと同等に、各偏波の直交する位相でコヒーレント検波した後に、信号処理によってデータ列を復元する。
PS−QPSK変調された信号の信号点をX偏波とY偏波の信号位相で表したものを図9に示す。PM−QPSKの場合、信号点が各信号位相の交差点となるが、PS−QPSKの場合、千鳥状の交差点上となる。したがって、図中に実線で示した領域が各信号点の判定領域となり、信号点間の距離を広く取れるために高感度化が可能である。単純計算で比較すると、伝送帯域幅が4/3倍となることで、1.3dBのペナルティが生じるが、信号点間距離が1.4倍となることで3dBの利得があり、差し引き1.7dBの利得が生じる。
M. Karlsson, and E. Agrell, "Which is the most power−efficient modulation format in optical links?," OSA Optics Express, Vol.17, No.13, pp.10814−10819, June 2009. P. Johannisson etc., "Modified constant modulus algorithm for polarization−switched QPSK," OSA Optics Express, Vol.19, No.8, pp.7734−7741, Apr. 2011.
PS−QPSK方式でデータ復調を行う場合、信号処理回路260でX偏波とY偏波に分離した後に各偏波についてQPSKの同期復調を行い、各信号点からの距離を演算し信号点を判定し、3ビットデータを復調することになる。X偏波とY偏波の分離について、PM−QPSK方式ではCMA(Constant Modulus Algorithm)により実現されるが、PS−QPSK方式の場合、直交する2つの偏波状態しかとらないため、付加的な信号処理を行う必要がある(例えば、非特許文献2参照。)。また、伝送路中での偏波依存損失(PDL:Polarization Dependent Loss)や偏波モード分散(PMD:Polarization Mode Dispersion)の影響について、平均的にはPM−QPSK方式と同等であるが、その変動幅は大きくなる。
そこで、本発明の目的は、PS−QPSK方式の高感度性を維持しつつ、PM−QPSKと同等な偏波分離およびPDL,PMD性能を有する光送受信機および光伝送方法を実現することにある。
本願発明の光伝送システムは、直交する偏波成分をもつ2つの光QPSK信号を光送信機から光受信機へ伝送する光伝送システムであって論理処理回路から出力される4ビットのデータ系列を用いて、前記2つの光QPSK信号の位相差が、0とπの一方とπ/2と−π/2の一方が交互に繰り返されるように、前記2つの光QPSK信号を生成する
本願発明の光伝送システムでは、前記光送信機は、入力データのうちの第1入力ビットである第1出力ビット、入力データのうちの第2入力ビットである第2出力ビット、入力データのうちの第3入力ビットと前記第1入力ビットの排他的論理和を演算した第3出力ビット、及び、前記第2入力ビットと前記第3入力ビットの排他的論理和を演算しさらに、前記排他的論理和の演算結果とシンボル毎に反転するビットとの排他的論理和を演算した第4出力ビットのデータ系列を出力する論理処理回路を備え、前記論理処理回路から出力される4ビットの前記データ系列を用いて、前記2つの光QPSK信号の位相差が、0とπの一方とπ/2と−π/2の一方が交互に繰り返されるように、前記2つの光QPSK信号を生成してもよい。
本願発明の光伝送システムでは、前記光受信機は、前記2つのQPSK信号を偏波成分ごとに直交する位相でコヒーレント検波することによって得られる16の信号点のうち、前記論理処理回路から生成されるシンボルごとに切り替わる8つの信号点について判定処理を行い、3ビットデータの復調を行ってもよい。
本願発明の光送信機は、直交する偏波成分をもつ2つの光QPSK信号を送信する光送信機であって、入力データのうちの第1入力ビットである第1出力ビット、入力データのうちの第2入力ビットである第2出力ビット、入力データのうちの第3入力ビットと前記第1入力ビットの排他的論理和を演算した第3出力ビット、及び、前記第2入力ビットと前記第3入力ビットの排他的論理和を演算しさらに、前記排他的論理和の演算結果とシンボル毎に反転するビットとの排他的論理和を演算した第4出力ビットのデータ系列を出力する論理処理回路を備え、前記論理処理回路から出力される4ビットの前記データ系列を用いて、前記2つの光QPSK信号の位相差が、0とπの一方とπ/2と−π/2の一方が交互に繰り返されるように、前記2つの光QPSK信号を生成する
本願発明の光受信機は、直交する偏波成分をもつ2つの光QPSK信号を受信する光受信機であって、前記2つの光QPSK信号を偏波成分ごとに直交する位相でコヒーレント検波することによって得られる16の信号点のうち、シンボルごとに切り替わる8つの信号点について判定処理を行う信号処理部を備える。
本願発明の光伝送方法は、直交する偏波成分をもつ2つの光QPSK信号を光送信機から光受信機へ伝送する光伝送方法であって、前記光送信機が、前記2つの光QPSK信号の位相差が、0とπの一方とπ/2と−π/2の一方が交互に繰り返されるように、前記2つの光QPSK信号を生成する
本願発明の光伝送方法では、前記光送信機が、入力データのうちの第1入力ビットである第1出力ビット、入力データのうちの第2入力ビットである第2出力ビット、入力データのうちの第3入力ビットと前記第1入力ビットの排他的論理和を演算した第3出力ビット、及び、前記第2入力ビットと前記第3入力ビットの排他的論理和を演算しさらに、前記排他的論理和の演算結果とシンボル毎に反転するビットとの排他的論理和を演算した第4出力ビットのデータ系列を出力する論理処理手順を有し、前記論理処理手順で出力された4ビットの前記データ系列を用いて、前記2つの光QPSK信号の位相差が、0とπの一方とπ/2と−π/2の一方が交互に繰り返されるように、前記2つの光QPSK信号を生成してもよい。
本願発明の光伝送方法では、前記光受信手順において、前記2つのQPSK信号を偏波成分ごとに直交する位相でコヒーレント検波することによって得られる16の信号点のうち、前記論理処理手順で生成されるシンボルごとに切り替わる8つの信号点について判定処理を行い、3ビットデータの復調を行ってもよい。
本発明によれば、PS−QPSK方式と同等な高感度性を有しつつ、PM−QPSK方式と同等な偏波分離処理が可能な光伝送が可能となる。
論理処理回路の構成の一例を示す。 論理処理回路の動作、信号位相および送信機出力偏波状態の一例を示す。 信号処理回路の構成の一例を示す。 N番目の信号点配置ならびに判定領域の一例を示す。 (N+1)番目の信号点配置ならびに判定領域の一例を示す。 光伝送システムの構成例を示す。 従来例での論理処理回路の構成例を示す。 従来例の論理処理回路の動作、信号位相および送信機出力偏波状態例を示す。 従来例での信号点配置ならびに判定領域の一例を示す。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本発明における光送信機では、光源、論理処理回路、2つの光直交位相変調器、偏波回転器および偏波合成器とから構成され、前記論理処理回路では1シンボルが3ビットで構成されるデータ系列を入力し、3ビットのうち2ビットのそれぞれに対して他の1ビットとの排他的論理和を演算した2ビットのデータ系列を生成し、もとの2ビットと合わせた4ビットのデータ系列を生成し、さらにそのうちの1ビットに対してシンボル毎に反転するビットとの排他的論理和を演算した4ビットのデータ系列を出力し、前記論理処理回路から出力される4ビットのデータ系列を2つの2ビットのデータ系列に分離し、光源を入力とする2つの光直交位相変調器を2つの2ビットのデータ系列でそれぞれ同相、直交成分を変調し光QPSK信号を生成するとともに、一方の偏波面を偏波回転器で90度回転させ偏波合成器で合成し光伝送路に出力する。
また、光受信機は、偏波分離回路、局部発振光源、2つの光90度ハイブリッドおよび光受光器、および信号処理回路とから構成され、光送信機から送信された光信号を偏波分離回路、局部発振光源、2つの光90度ハイブリッドおよび光受光器を用いて、直交する偏波でそれぞれ同相、直交成分をコヒーレント検波し、検波された信号を信号処理回路で処理し、3ビットのデータ系列を復調する。このとき、信号処理回路において、2つのQPSK信号から構成される16の信号点のうち、論理処理回路から生成されるシンボルごとに切り替わる8つの信号点について判定処理を行い、3ビットデータの復調を行う。
本発明での光伝送方法では、論理処理回路で1シンボルが3ビットで構成されるデータ系列を入力し、3ビットのうち2ビットのそれぞれに対して他の1ビットとの排他的論理和を演算した2ビットのデータ系列を生成し、もとの2ビットと合わせた4ビットのデータ系列を生成し、さらにそのうちの1ビットに対してシンボル毎に反転するビットとの排他的論理和を演算した4ビットのデータ系列を出力し、前記論理処理回路から出力される4ビットのデータ系列を2つの2ビットのデータ系列に分離し、光源を入力とする2つの光直交位相変調器を前記2つの2ビットのデータ系列でそれぞれ同相、直交成分を変調し光QPSK信号を生成するとともに、一方の偏波面を偏波回転器で90度回転させた後、偏波合成器で合成した光信号を生成し光伝送路に出力する。
そして、光伝送路を伝送された前記光信号を直交する偏波でそれぞれ同相、直交成分をコヒーレント検波し、検波された信号を信号処理回路で処理し、前記3ビットのデータ系列を復調する。このとき、前記信号処理回路において、2つのQPSK信号から構成される16の信号点のうち、前記論理処理回路から生成されるシンボルごとに切り替わる8つの信号点について判定処理を行い、3ビットデータの復調を行う。
以下図を用いて、本願発明の構成を説明する。
図6に、本実施形態に係る光伝送システムの一例を示す。本実施形態に係る光伝送システムは、光送信機100と光受信機200が光伝送路300で接続されている。光送信機100は、光源110と、第1の光直交位相変調器120と、第2の光直交位相変調器130と、論理処理回路140と、偏波回転器150と、偏波合成器160とを備える。光受信機200は、偏波分離回路210と、局部発振光源220と、光90度ハイブリッド230及び240と、光受光器251〜254と、信号処理回路260を備える。
本実施形態に係る光伝送方法は、光送信手順と、光受信手順を順に有する。
光送信手順では、光送信機100が、直交する偏波成分をもつ2つの光QPSK信号について、一方を2ビットの信号でQPSK変調するとともに、他方を互いの位相差が(0,π)の組み合わせと(π/2,−π/2)の組み合わせをシンボルごとに繰り返す様にQPSK変調し、当該2つの光QPSK信号を偏波合成して出力する。そのために、本実施形態の光送信機100は、論理処理回路140の構成が従来と異なる。
光受信手順では、光受信機200が、光送信機100から送信された光信号を偏波成分ごとに直交する位相でコヒーレント検波する。本実施形態では、光送信機100の送信する光信号の偏波状態がシンボル毎に変化しているため、信号処理回路260の構成が従来と異なる。
図6において、光送信機100においては、3ビットデータ入力は論理処理回路140で2つの2ビットデータに変換され、2つの光直交位相変調器120,130に入力される。これらの光直交位相変調器120,130では、論理処理回路140からのデータで光源110からの光をそれぞれ光位相変調し光QPSK信号を生成する。偏波回転器150でこれらの光QPSK信号のうちの一方の偏波面を90度回転し、偏波合成器160で2つの偏波の光QPSK信号を合成することにより出力信号を得る。出力信号は光伝送路300を伝搬後、光受信機200に入力され、偏波分離回路210で直交する2つの偏波成分に分離された後、各偏波についてそれぞれ光90度ハイブリッド230,240で局部発振光源220からの光と合成され、直交位相成分に分離される。各偏波で直交位相成分に分離された信号は光受光器251〜254でそれぞれコヒーレント検波された後、信号処理回路260で信号処理を行い、3ビットデータが復元される。
論理処理回路140は図1のように構成され、3ビット入力データ(a0,a1,a2)に、1シンボルごとに反転するデータa3を加えて、次式で表される4ビットデータ(b0,b1,b2,b3)を出力する。
Figure 0006061514
ここで^は排他的論理和(XOR)演算を表す。
このようにして生成された4ビットデータを2つの2ビットデータに分離し、それぞれ光QPSK変調を行う。b0,b1,b2,b3をそれぞれ、X偏波の同相成分、X偏波の直交成分、Y偏波の同相成分、Y偏波の直交成分とした場合の、入力データ、論理処理回路140出力データ、信号位相、偏波間の位相差を図2に示す。
図2より、X,Yの各偏波において光QPSK変調が実現され、出力偏波状態は直交する2つの直線偏波と逆回りの円偏波の4つの状態をとることが分かる。データa3が1シンボルごとに反転することにより、(0,π)の組み合わせの位相差と(π/2,−π/2)の組み合わせの位相差がシンボル毎に繰り返される。
図3に、信号処理回路260の一例を示す。信号処理回路260は、AD変換器261XI,261XQ,261YI,261YQと、分散補償器262X,262Yと、偏波分離部263と、キャリア位相同期部264X,264Yと、判定回路265を備える。
AD変換器261XI,261XQ,261YI,261YQに光受光器251〜254からの出力信号が入力される。
光受信機200の信号処理回路260は、図3に示すように、コヒーレント検波されたx,y各偏波の同相、直交成分をそれぞれAD変換器261XI,261XQ,261YI,261YQでデジタル化し、デジタル信号処理でデータを復元する。まず分散補償器262X,262Yが各偏波の分散補償を行い、次に偏波分離部263が光伝送路300中での偏波変動を推定して偏波分離を行う。その後、キャリア位相同期部264X,264Yが、各偏波成分についてキャリアの周波数及び位相を光送信機100と同期させる。その後、判定回路265が信号点の判定を行い3ビットデータを出力する。
図2に示すように偏波状態は、PM−QPSKの場合と同一である。そのため、偏波分離部263は、PM−QPSKで用いられるCMAと同じCMAを実装することにより、光伝送路中での偏波変動を推定し、直交偏波成分の分離が可能である。
本実施形態での信号点配置は図4及び図5に示すように、N(Nは整数)番目のシンボルの信号点と(N+1)番目のシンボルの信号点が交互に切り替わる。このため、判定回路265では1シンボルごとに図4に示す信号点配置に対して判定処理を行う。判定は、図4及び図5の各信号点からの距離に基づいてシンボルごとに判定を行うことも可能であるし、各信号点からの距離を尤度として用いた最尤系列判定を用いることも可能である。なお、図4及び図5と図9とを比較すれば分かるように、本実施形態とPS−QPSKの信号点間距離は同一であるため、同じ受信感度を実現することが可能である。
以上説明したように、本実施例を用いることにより、PS−QPSKと同等の信号点配置により高受信感度を実現するとともに、PM−QPSKと同等な偏波分離機能を実現することができる。
なお、本実施例では、式1に示すようにシンボルごとに反転するデータa3をb3の生成に用いたが、b0〜b2の生成に用いても本実施例と同じ効果が得られる。また、データb0〜b3の光QPSK信号へのマッピングについては、図2の組み合わせのみでなく任意の組み合わせで本実施形態と同じ効果が得られる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
100:光送信機
110:光源
120:第1の光直交位相変調器
130:第2の光直交位相変調器
140:論理処理回路
150:偏波回転器
160:偏波合成器
200:光受信機
210:偏波分離回路
220:局部発振光源
230、240:光90度ハイブリッド
251〜254:光受光器
260:信号処理回路
261XI、261XQ、261YI、261YQ:AD変換器
262X、262Y:分散補償器
263:偏波分離部
264X、264Y:キャリア位相同期部265:判定回路

Claims (6)

  1. 直交する偏波成分をもつ2つの光QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)信号を光送信機から光受信機へ伝送する光伝送システムであって、
    前記光送信機は、
    入力データのうちの第1入力ビットである第1出力ビット、入力データのうちの第2入力ビットである第2出力ビット、入力データのうちの第3入力ビットと前記第1入力ビットの排他的論理和を演算した第3出力ビット、及び、前記第2入力ビットと前記第3入力ビットの排他的論理和を演算しさらに、前記排他的論理和の演算結果とシンボル毎に反転するビットとの排他的論理和を演算した第4出力ビットのデータ系列を出力する論理処理回路を備え、
    前記論理処理回路から出力される4ビットの前記データ系列を用いて、前記2つの光QPSK信号の位相差が、0とπの一方とπ/2と−π/2の一方が交互に繰り返されるように、前記2つの光QPSK信号を生成することを特徴とする光伝送システム。
  2. 記光受信機は、
    前記2つの光QPSK信号を偏波成分ごとに直交する位相でコヒーレント検波することによって得られる16の信号点のうち、前記論理処理回路から生成されるシンボルごとに切り替わる8つの信号点について判定処理を行い、3ビットデータの復調を行うことを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 直交する偏波成分をもつ2つの光QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)信号を送信する光送信機であって、
    入力データのうちの第1入力ビットである第1出力ビット、入力データのうちの第2入力ビットである第2出力ビット、入力データのうちの第3入力ビットと前記第1入力ビットの排他的論理和を演算した第3出力ビット、及び、前記第2入力ビットと前記第3入力ビットの排他的論理和を演算しさらに、前記排他的論理和の演算結果とシンボル毎に反転するビットとの排他的論理和を演算した第4出力ビットのデータ系列を出力する論理処理回路を備え、
    前記論理処理回路から出力される4ビットの前記データ系列を用いて、前記2つの光QPSK信号の位相差が、0とπの一方とπ/2と−π/2の一方が交互に繰り返されるように、前記2つの光QPSK信号を生成することを特徴とする光送信機。
  4. 請求項3に記載の光送信機から送信された2つの光QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)信号を受信する光受信機であって、
    前記2つの光QPSK信号を偏波成分ごとに直交する位相でコヒーレント検波することによって得られる16の信号点のうち、シンボルごとに切り替わる8つの信号点について判定処理を行う信号処理部を備える光受信機。
  5. 直交する偏波成分をもつ2つの光QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)信号を光送信機から光受信機へ伝送する光伝送方法であって、
    前記光送信機が、入力データのうちの第1入力ビットである第1出力ビット、入力データのうちの第2入力ビットである第2出力ビット、入力データのうちの第3入力ビットと前記第1入力ビットの排他的論理和を演算した第3出力ビット、及び、前記第2入力ビットと前記第3入力ビットの排他的論理和を演算しさらに、前記排他的論理和の演算結果とシンボル毎に反転するビットとの排他的論理和を演算した第4出力ビットのデータ系列を出力する論理処理手順を有し、
    前記論理処理手順で出力された4ビットの前記データ系列を用いて、前記2つの光QPSK信号の位相差が、0とπの一方とπ/2と−π/2の一方が交互に繰り返されるように、前記2つの光QPSK信号を生成することを特徴とする光伝送方法。
  6. 記光受信機が、前記2つの光QPSK信号を偏波成分ごとに直交する位相でコヒーレント検波することによって得られる16の信号点のうち、前記論理処理手順で生成されるシンボルごとに切り替わる8つの信号点について判定処理を行い、3ビットデータの復調を行うことを特徴とする請求項5に記載の光伝送方法。
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