JP5700965B2 - 光送信器、光送受信器および光伝送システム - Google Patents

光送信器、光送受信器および光伝送システム Download PDF

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本発明は、光送信器、光受信器、光送受信器および光伝送システムに関する。
光ファイバ通信により大容量通信を行うために、1波長当たりのビットレートの高速化が進められている。光ファイバには分散特性があり、シンボルレートの二乗に比例して伝送距離が制限されるため、例えば40Gb/sを超えるような高速伝送ではシンボルレートの低減が重要となる。シンボルレートの低減は、占有帯域の狭窄化にも寄与し、また波長分割多重伝送における総伝送容量の増大にも寄与する。このため、下記非特許文献1,2に開示されているような偏波多重非同期検波方式によりシンボルレートを低減する伝送方式が検討されている。
下記非特許文献1に記載の方式では、直交する2偏波(X偏波とY偏波)に各々割り当てられた被変調信号を時間軸上で半シンボルずらして多重化する。この際、それぞれの被変調信号は差動位相変調(DPSK:Differential Phase−Shift Keying)された信号であり、パルスはRZ(Return-to-Zero)化されている。一方の偏波の識別点では、他方の偏波の光レベルがゼロになっており、理想的な条件下では相互に干渉が生じない。例えば40Gb/s伝送の場合、X偏波とY偏波にそれぞれこのような割り当てを行うことにより、各々の偏波では20Gb/sの伝送となり、分散耐力の向上および占有帯域の狭窄化が期待できる。受信側は40Gb/s用のDPSK光受信器を用いればよい。
上述の方式はDP−DPSK(Dual-polarization DPSK)と呼ばれる。実際には、電気帯域制限やジッタの影響により、所望偏波の識別点において非所望偏波成分が完全にゼロとならず残留し、DPSK光受信器での受信時に干渉が生じる。そのため、光受信器側では光学的に偏波多重分離を行う方式がとられる。この方式は、偏波コントローラを偏波分離器の前段に配置し、偏波分離器により受信光が独立した2つの信号成分(X偏波成分とY偏波成分)に分離されるよう、偏波コントローラを常時制御する方式、すなわち光学的に偏波トラッキングを行う方式である。
下記非特許文献2に記載の方式では、送信側では、下記非特許文献1の方式に加え、X偏波成分の搬送波周波数とY偏波成分の搬送波周波数との間に、各偏波のビットレート(繰り返し周波数)の1/4に相当する周波数オフセットを与える。例えば40Gb/s伝送の場合、当該周波数オフセットは5GHzとなる。受信側では、光を二分岐して、分岐した光をそれぞれ20Gb/s用DPSK光受信器に入力する。このうち一方の20Gb/s用DPSK光受信器は、X偏波成分の受信のために用いられ、MZ(Mach-Zehnder)型遅延干渉器の中心周波数をX偏波成分の搬送波周波数に一致させるよう制御が行われる。他方の20Gb/s用DPSK光受信器はY偏波成分の受信のために用いられ、MZ型遅延干渉器の中心周波数をY偏波成分の搬送波周波数に一致させるよう制御が行われる。
このような周波数オフセットを与えると、繰り返し周波数の1/4の周波数は複素平面上における位相π/2に相当するため、各20Gb/s用DPSK光受信器では、非所望偏波成分は複素電界平面でも直交成分となり、所望偏波成分しか現れない。ただし、上述の非特許文献1の場合と同様に、非所望偏波成分が残留している可能性があり、これが信号光とASE(Amplified Spontaneous Emission)雑音とのビート雑音の原因となる。この残留した非所望偏波成分に起因するビート雑音は除去が難しく、RZ化の方法や、電気帯域の設計により、所望偏波成分の識別点に、非所望偏波成分の光を残さないことが重要である。また、下記非特許文献2に記載の方式では、下記非特許文献1に記載の方式で実施する光学的な偏波トラッキングを行わずとも安定した受信特性が得られることも示されている。
また、下記特許文献3では、偏波多重する2つのDPSK信号のうち、一方のDPSK信号に対して、シンボルレートの半分の周波数で位相偏移がπ/2の周期的な位相変調を与えることで、直交する2偏波の搬送波周波数にオフセットを与えることなく偏波多重を行い、なおかつ、受信側で光学的な偏波トラッキングを行うことなく、偏波多重信号の分離が可能であることが示されている。
また、下記特許文献1では、狭スペクトル特性を有しながら、受信側のMZ型遅延干渉器の透過ピークを光キャリア周波数に一致させるために、π/4シフトさせた信号を2分岐し、分岐後の信号をそれぞれ位相変調し、一方の光信号の位相をπ/2ずらして合波する光位相変調回路が開示されている。
特開2007−318483号公報
J.−X.Cai,O.V.Sinkin,C.R.Davidson,D.G.Foursa,A.J.Lucero,M.Nissov,A.N.Pilipetskii,W.W.Patterson,and Neal S.Bergano,"40 Gb/s Transmission Using Polarization Division Multiplexing(PDM) RZ-DBPSK with Automatic Polarization Tracking,"OFC/NFOEC2008,PDP4,2008. H.Zhang,J.−X.Cai,C.R.Davidson,B.Anderson,O.Sinkin,M.Nissov,and A.N.Pilipetskii,"Offset PDM RZ-DPSK for 40 Gb/s Long-Haul Transmission,"OFC/NFOEC2009,OThR2,2009. J.−X.Cai,C.R.Davidson,Y.Cai,A.N.Pilipetskii,and M.Nissov,"40 Gb/s Transmission Using a Hybrid PDM Technique"OFC/NFOEC2010,OTuD5,2010.
しかしながら、上記非特許文献1に記載の技術によれば、電気帯域制限やジッタの影響により、所望偏波の識別点において非所望偏波成分が完全にゼロとならず残留する。そのため、受信時に干渉が生じる、という問題があった。
また、非特許文献2に記載の技術では、X偏波成分の搬送波周波数とY偏波成分の搬送波周波数との間にオフセットを与える。そのため、X偏波とY偏波のそれぞれに光源が必要となり、合計2式の光源が必要であるという問題があった。また、2つの光源間に周波数オフセットを与える必要があるため、占有帯域幅が広がる、という問題があった。さらに、前記周波数オフセットが1/4から変動すると非所望偏波成分の残留が大きくなるため、前記周波数オフセットを一定に制御する必要がある、という問題があった。
また、非特許文献3に記載の技術では、DPSK信号にシンボルレートの半分の周波数で0〜π/2の周期的な位相偏移を与えた信号(π/2シフトDPSK信号)を生成するために、MZ型変調器と直線導波路型位相変調器を縦列接続している。そのため、直線導波路型位相変調器に特有のチャーピング、すなわち、複素平面上での信号点間遷移が直線的でなく曲線的になり、周波数スペクトルが広がる。帯域制限等による符号間干渉に弱い、という課題があった。
0〜π/2の周期的な位相偏移を与えた信号(π/2シフトDPSK信号)を生成するために、MZ型変調器と直線導波路型位相変調器を縦列接続している。そのため、直線導波路型位相変調器に特有のチャ―ピング、すなわち、複素平面上での信号点間遷移が直線的でなく曲線的になり、周波数スペクトルが広がる。帯域制限等による符号間干渉に弱い、という課題があった。
また、上記特許文献1に記載の技術では、光学的に偏波多重分離を行なっていない。そのため、光学的な偏波多重分離を行なう場合の受信側の干渉の低減については述べられていない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、受信側で光学的な偏波分離のための偏波トラッキングを必要とせず、偏波多重信号分離後の信号に残留する干渉を低減し、送信側で複数の光源を必要とせず、直交する2偏波の搬送波周波数にオフセットを与えることなく、帯域制限等による符号間干渉への耐力に優れる偏波多重信号を生成することができる光送信器、光受信器、光送受信器および光伝送システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、光源と、前記光源から出射された光を、互いに直交する偏波である第1の光と第2の光とに分離する偏波分離部と、前記第1の光に対してDPSK変調を施したDPSK信号を生成するDPSK変調部と、前記第2の光に対してDPSK変調を施し、かつ信号点配置が同相軸上と直交軸上とに交互に配置されるように位相回転が与えられた変調であるπ/2シフトDPSK変調を施したゼロチャープπ/2シフトDPSK信号を生成するゼロチャープπ/2シフトDPSK変調部と、前記DPSK信号と、前記ゼロチャープπ/2シフトDPSK信号と、を偏波多重する偏波多重部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、受信側での干渉を低減し、送信側で複数の光源を必要とせず、直交する2偏波の搬送波周波数にオフセットを与えることなく帯域制限等の符号間干渉への耐力に優れる偏波多重信号を生成することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる光伝送システムの構成例を示す図である。 図2は、光伝送システムの詳細構成例を示す図である。 図3は、DPSK信号の信号点配置を示す図である。 図4は、ゼロチャープπ/2シフトDPSK信号(2相のDPSK信号)の信号点配置を示す図である。 図5は、従来技術を用いた場合の信号点間遷移の模式図である。 図6は、本実施の形態の偏波多重方式を用いた場合の信号点間遷移の模式図である。 図7は、DPSK信号成分のΔI(t)およびΔQ(t)を示す図である。 図8は、ゼロチャープπ/2シフトDPSK信号成分のΔI(t)およびΔQ(t)を示す図である。 図9は、DPSK信号成分とゼロチャープπ/2シフトDPSK信号成分を重ね合わせた信号成分の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる光送信器、光受信器、光送受信器および光伝送システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明にかかる光伝送システムの構成例を示す図である。本実施の形態の光伝送システムは、光送信器1と、伝送部(伝送手段)2と、光受信器3と、で構成される。光送信器1は、光源(LD)11,光分岐部12,DPSK送信部(DPSK−TX(Transmitter)):DPSK変調部)13,ゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部(Zero chirp π/2 shifted DPSK−TX:ゼロチャープπ/2シフトDPSK変調部)14,偏波多重部15を備える。また、光受信器3は、光分岐部31,DPSK受信部(DPSK−RX(Receiver))32,ゼロチャープπ/2シフトDPSK受信部(π/2 shifted DPSK−RX)33で構成される。
本実施の形態では、光送信器1が、直交2偏波信号のうち片方に対してDPSK変調を行ないDPSK信号とし、他方に対してゼロチャープπ/2DPSK変調を行ないゼロチャープπ/2DPSK信号とする。そして、DPSK信号とゼロチャープπ/2シフトDPSK信号との偏波多重化を行って送信する。これにより、1つの光源11を用いて、非所望偏波成分の影響を低減した直交2偏波信号を生成できる。また、光受信器3では、受信した光信号を2つに分岐した後、一方の光信号に対しDPSK復調を行ない、他方に対してゼロチャープπ/2DPSK復調を行なう。
図2は、本実施の形態の光伝送システムの詳細構成例を示す図である。図2に示した構成例では、光送信器1の光源(LD)101は、図1の光源11に対応し、偏波分離器(PBS)103が図1の光分岐部12に対応し、偏波多重器(PBC)108が図1の偏波多重部15に対応する。また、MZ型変調器(MZM)104−1、遅延器(Delay)105、減衰器(ATT)106−1、並直列変換器(MUX)112−1、DPSK符号化器(ENC)113およびデータドライバ(DRV)111−1および発振器(CLK)109が、図1のDPSK送信部13を構成する。また、2並列型MZ変調器(DP−MZM)104−2、減衰器106−2、並直列変換器112−2、ゼロチャープπ/2DPSK符号化器114、データドライバ(2系統)111−2および発振器(CLK)109が、図1のゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14を構成する。また、図1では、RZパルスカーバ(RZ)102,クロックドライバ(DRV)110−1,遅延・損失制御部(Controller)115は、図示を省略している。
また、DPSK送信部13およびゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14は、それぞれ光学部と電気部で構成される。DPSK送信部13の光学部は、MZM104−1、遅延器(Delay)105および減衰器(ATT)106−1で構成され、DPSK送信部13の電気部は、並直列変換器(MUX)112−1、DPSK符号化器(ENC)113およびデータドライバ(DRV)111−1および発信器(CLK)109で構成される。また、ゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14の光学部は、DP−MZM104−2および減衰器106−2で構成され、ゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14の電気部は、並直列変換器112−2、ゼロチャープπ/2シフトDPSK符号化器114、データドライバ111−2および発振器(CLK)109で構成される。
また、伝送部2は、光多重部21と、光増幅器22−1〜22−(n+1)と、伝送路光ファイバ23−1〜23−nと、光分離部24と、で構成される。なお、伝送部2の構成は、これに限らずどのような構成でもよい。
また、図2の構成例では、光受信器3の光分岐部(CPL)301は、図1の光分岐部31に対応し、また、遅延干渉計(MZDI)302−1、バランス型光子検出器(BPD)303−1および直並列変換器(DEMUX)304−1が、図1のDPSK受信部32を構成する。また、遅延干渉計302−2、バランス型光子検出器303−2および直並列変換器304−2が、図1のπ/2DPSK受信部33を構成する。また、遅延長・光位相制御部(Controller)305については、図1では図示を省略している。
なお、図2では、長距離中継伝送を行い、またpoint−to−point伝送を行う場合を例示しているが、例えばROADM(Reconfigurable Optical Add−Drop Multiplexer)システムに本実施の形態の光送信器1および光受信器3を適用することも可能である。この場合は、伝送部2が、光送信器1から出力される偏波多重化後の信号をリング状の光ファイバで伝送される波長多重信号に自装置が生成した偏波多重化信号を付加し、また波長多重信号から所望の波長の光信号を取り出し、取り出した光信号を光受信器3に入力する。なお、伝送路の方式に制約はなく、これら以外のどのような伝送路を用いてもよい。
つぎに、本実施の形態の偏波多重方式の概要を説明する。図3は、DPSK信号(2相のDPSK信号)の信号点配置を示す図である。図4は、ゼロチャープπ/2シフトDPSK信号(2相のDPSK信号)の信号点配置を示す図である。DPSK信号では、送信時の信号点配置は、図3に示すように2点であるが、ゼロチャープπ/2シフトDPSK信号では、図4に示すように、In-phase channel(I−ch)上の信号点とQuadrature-phase channel(Q−ch)上の信号点とを、1シンボル置きに交互にとることになる。この信号点配置は、上述の非特許文献2および非特許文献3でも同様であるが、本発明ではゼロチャープ位相変調を用いるため、より高精度な配置が可能であり、信号点間遷移が直線的であり、狭帯域な周波数スペクトルをもつ。図5は非特許文献3による方法を用いたときの信号点間遷移の模式図であり、図6は本発明による方法を用いたときの信号点間遷移の模式図である。直線導波路型の位相変調にRZを組み合わせた非特許文献3の方法では信号点間遷移が非直線的であり、周波数スペクトルの広帯域化を招くが、本発明では、4つのQPSK信号点のうち、2つを選択的にとるのみであるため、信号点間遷移は直線的であり、周波数スペクトルは広がらない。
受信側では、遅延干渉計302−1,302−2を用いて偏波ごとの信号を取り出すが、この際に設定する光位相をそれぞれ0,π/2とすればよい。これにより、信号を取り出す際、他方の偏波成分は直交関係にあるため、非所望偏波成分に起因する干渉を低減することができる。
つぎに、本実施の形態の動作について説明する。本実施の形態の光送信器1は、図示しない外部から入力されたデータ系列に基づいて光信号を生成し、生成した光信号を伝送部へ出力する。伝送部2では、光送信器1から出力された光信号と、図示しないその他の光送信器から出力された光信号と、を多重して伝送し、また、光送信器1から出力された光信号を分離抽出して光受信器3へ出力する。図示しないその他送信部から入力された各光信号は、各々の宛先となる図示しない他の光受信器へ出力される。光受信器3は、伝送部2から入力された光信号に基づいて送信されたデータ系列を復元し、復元したデータ系列を図示しない外部へ出力する。
以下、光送信器1の各部の動作を説明する。並直列変換器112−1は、図示しない外部から入力された(低速・並列の)データ系列を並列・直列変換し、直列化したデータ系列をDPSK符号化器113へ出力する。また、並直列変換器112−2は、図示しない外部から入力された(低速・並列の)データ系列を並列・直列変換し、直列化したデータ系列をゼロチャープπ/2シフトDPSK符号化器114へ出力する。
発振器109は、所定の周波数のクロック信号を生成し、生成したクロック信号をデータドライバ111−1,111−2,DPSK符号化器113,ゼロチャープπ/2シフトDPSK符号化器114へそれぞれ出力する。クロックドライバ110−1は、発振器109から入力されたクロック信号を増幅し、増幅したクロック信号をRZパルスカーバ102に出力する。
DPSK符号化器113は、並直列変換器112−1から入力されたデータ系列をDPSK符号化し、DPSK符号化後の電気信号を、発振器109から入力されるクロック信号に同期させてデータドライバ111−1へ出力する。ゼロチャープπ/2シフトDPSK符号化器114は、並直列変換器112−2から入力されたデータ系列に対して所定の符号化則に基づいた処理を行なった電気信号を、発振器109から入力されるクロック信号に同期させてデータドライバ111−2へ出力する。
データドライバ111−1は、DPSK符号化器113から入力された電気信号を増幅し、増幅した電気信号をMZM104−1へ出力する。データドライバ111−2では、ゼロチャープπ/2シフトDPSK符号化器114から入力された2系統の電気信号を増幅し、増幅した2系統の電気信号をDP−MZM104−2へ出力する。
遅延・損失制御部115は、遅延器105における遅延量と減衰器106−1,106−2における損失量を制御する。遅延器105における遅延量については、例えば、シンボル周期の半周期分とするよう制御する。また、減衰器106−1,106−2における損失量は、例えば、DPSK送信部13とゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14との損失が揃うように制御する。すなわち、遅延・損失制御部115と、減衰器106−1,106−2と、は、DPSK送信部13とゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14とがそれぞれ生成する光信号のレベルの差を調整する光レベル調整部、を構成する。
光源101は、無変調光を生成して、RZパルスカーバ102へ出力する。RZパルスカーバ102は、光源101から入力された無変調光を、クロックドライバ110−1から入力されたクロック信号に基づいてRZ変調(RZパルスに整形)し、変調した光信号を偏波分離器103へ出力する。偏波分離器103は、RZパルスカーバ102から入力された光信号を直交する2偏波に分離し、分離した光信号の一方をMZM104−1へ出力し、他方をDP−MZM104−2へ出力する。
MZM104−1は、偏波分離器103から入力された光信号を、データドライバ111−1から入力された電気信号に基づいて変調し、変調した光信号を遅延器105へ出力する。DP−MZM104−2は、偏波分離器103から入力された光信号を、データドライバ111−2から入力された電気信号に基づいて変調し、変調した光信号を減衰器106−2へ出力する。
遅延器105は、MZM104−1から入力された光信号に、遅延・損失調整部115から制御された遅延量を与え、遅延量を与えた光信号を減衰器106−1へ出力する。
減衰器106−1は、遅延器105から入力された光信号に、遅延・損失調整部115により制御された損失を与え、損失を与えられた光信号を偏波多重器108へ出力する。減衰器106−2は、DP−MZM104−2から入力された光信号に、遅延・損失調整部115により制御された損失を与え、損失を与えられた光信号を偏波多重器108へ出力する。偏波多重器108は、減衰器106−1から入力された光信号と減衰器106−2から入力された光信号とを多重化し、多重化後の光信号を伝送部2へ出力する。
光源101には、例えば分布帰還(DFB:Distributed Feedback)アレイ型の波長可変レーザを用い、1550nmで発振するよう設定する。光源101の種類や光源101から射出する光の波長は、これに限定するものではない。
また、RZパルスカーバ102が実施する変調としては、例えば、キャリア抑圧型RZ(CSRZ:Carrier-Suppressed RZ),デューティ比50%のRZ,デューティ比33%のRZ等を用いることができるが、これらの方式に制限をされない。なお、RZパルスカーバ102に入力するクロック信号は、RZパルスカーバ102がCSRZ変調を行う場合には、プリスケーラによるクロック分周が必要となる。
また、偏波分離器103を偏波分離ではなく光パワー分岐とし、偏波多重器108の直前に偏波コントローラを配して直交偏波多重する構成も可能である。
また、RZパルスカーバ102および遅延器105は、信号光−ASEビート雑音低減による受信特性の改善のために用いているが、RZパルスカーバ102と遅延器105の片方または両方を除去した構成としてもよい。
MZM104−1,DP−MZM104−2として用いる変調器の種類としては、例えばLiNbO3変調器を用いればよいが、これに限定されない。
また、DPSK送信部13とゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14の内部の構成は、図2に示した構成例に限らず、さまざまな構成が考えられる。DPSK送信部13では、MZM104−1,遅延器105,減衰器106−1の順序は、図2に示した例に限らず、これら3つの順序はどのような順序としてもよい。ゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14では、DP−MZM104−2,減衰器106−2の順序は、図2に示した例に限らず、これら3つの順序はどのような順序としてもよい。
また、2つのDP−MZMを集積化した偏波多重型変調器を利用することで、PBS103,MZM104−1,減衰器106−1,DP−MZM104−2,減衰器106−2を一度で代用することも可能である。前記偏波多重型変調器をビットインタリーブ構成とすることで、遅延器105までを集積化して一度で代用することも可能である。
また、DPSK送信部13が遅延器105を備える代わりに、ゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14が遅延器105を備えてもよい。その際には、ゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14のMZM104−1,減衰器106−2,遅延器105の順序は問わない。
また、減衰器106−1,106−2は、DPSK送信部13とゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14との光信号のレベル差の補償のために用いられており、DPSK送信部13とゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14との光信号のレベル差によっては、減衰器106−1,106−2の片方または両方を除去した構成としてもよい。
また、並直列変換器112−1の並列・直列変換機能をDPSK符号化器113が有することし、並直列変換器112−1を備えないようにしてもよい。すなわち、並列・直列変換後にDPSK符号化を行うことが本質ではなく、DPSK符号化後に並直列変換を行ってもよく、電気回路の構成方法に依存して柔軟な構成が可能である。DPSK符号化された直列の電気信号がDPSK符号化器113からデータドライバ111−1へ出力されるような構成であればどのような構成でもよい。同様に、並直列変換器112−2の並列・直列変換機能をゼロチャープπ/2シフトDPSK符号化器114が備えるようにしてもよい。
なお、位相変調器107が行う符号(論理)の反転と非反転の繰り返しは、例えば、クロック信号との排他的論理和をとることにより実現可能である。クロック信号がLOWレベルのときにはDPSK符号化された電気信号がそのまま出力され、クロック信号がHighレベルのときにはDPSK符号化された電気信号が符号反転されて出力される。
また、ゼロチャープπ/2シフトDPSK符号化器114が上述の論理の反転と非反転の繰り返しを行わずに、通常のDPSK符号化のみを行い、受信側で、検波後の電気信号に対して、図5や図6に例示した規則に従って論理の反転と非反転を繰り返す処理を行ってもよい。
なお、実用上は、発振器109から出力されるクロック信号を分配するための図示しない分配器や、タイミング調整のための図示しないクロックフェーズシフタを用いる必要があるが、本発明はこれらの使用または不使用に制限を課すものではない。
つぎに、伝送部2の動作を説明する。光多重部21は、光送信器1と、図示しないその他の光送信器とから入力された光信号を多重し、光増幅器22−1へ出力する。光多重部21は、多重の際の多重方式として、例えば、波長分割多重方式や時分割多重方式等を用いることができる。波長分割多重方式では、光送信器1と図示しない多数の光送信器とから、それぞれ異なる波長の光が出力されるため、これらを一つの光としてまとめることにより多重を行う。なお、ここでは、波長多重方式を例に説明したが、多重化方式に制約はなく、どのような方式を用いてもよい。また、他の光送信器からの光信号と多重されずに、光送信器1から送信された光信号を、直接に光送信器3へ伝送されるような伝送部2であってもよい。
光増幅器22−1は、入力された光を増幅し、伝送路光ファイバ23−1へ出力する。伝送路光ファイバ23−1は、入力された光信号を、例えば50km伝送し、伝送した光信号を光増幅器22−2へ出力する。以降、22−2〜22−nによる増幅と伝送路光ファイバ23−2〜23−nによる増幅および伝送を繰り返し、伝送路光ファイバ23−nから出力された光信号は、光増幅器22−(n+1)で増幅された後に、光分離部24へ入力される。
光分離部24は、光増幅器22−(n+1)から入力された光信号を分離する。光分離部24が行う分離は、光多重部21と逆の過程である。例えば光多重部21が波長分割多重方式で多重した場合には、光分離部24は、多数の波長が多重されたた光を一波長ごとの光信号に分離する。光分離部24は、分離した光信号を、それぞれに対応する受信装置(光受信器3または図示しない他の光受信器)へ出力する。
光多重部21および光分離部24には、例えばAWG(Arrayed Wave Guide)を用いればよいが、これに限定されるものではない。また、光増幅器22−1〜22−(n+1)には、例えばエルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA:Erbium-Doped Fiber Amplifier)を用いればよいが、これに限定されるものではない。また、伝送路光ファイバ23−1〜23−nとしては、例えばITU−T G.652勧告の標準シングルモードファイバを用いればよいが、これに限定されるものではない。
つぎに、光受信器3の動作を説明する。光分岐部301は、伝送部2から入力された光信号を二分岐し、分岐した光の一方を遅延干渉計302−1へ出力し、他方を遅延干渉計(MZDI)302−2へ出力する。
遅延干渉計302−1は、光分岐部301から入力された光信号を遅延干渉させ(入力された光信号を遅延光と非遅延光とに分岐し、両者を遅延干渉させ)、干渉遅延後の光信号をバランス型光子検出器(BPD)303−1へ出力する。遅延干渉計302−2は、光分岐部301から入力された光信号を遅延干渉させ、干渉遅延後の光信号をバランス型光子検出器303−2へ出力する。
バランス型光子検出器303−1は、遅延干渉計302−1から入力された光信号を検波して電気信号に変換し、この電気信号を直並列変換器(DEMUX)304−1へ出力する。バランス型光子検出器303−2は、遅延干渉計302−2から入力された光信号を検波して電気信号に変換し、この電気信号を直並列変換器304−2へ出力する。
直並列変換器304−1は、遅延干渉計302−1から入力された(直列の)電気信号を直列・並列変換して低速の並列信号に展開し、図示しない外部へ出力する。直並列変換器304−2では、遅延干渉計302−2から入力された(直列の)電気信号を直列・並列変換して低速の並列信号に展開し、図示しない外部へ出力する。遅延長・光位相制御部305(Controller)は、遅延干渉計302−1,302−2の遅延長および光位相(遅延光と非遅延光との位相差)を制御する。
遅延干渉計302−1,302−2としては、Mach-Zehnder型のものを用いればよいが、これに限定されるものではない。
遅延長・光位相制御部305は、例えば、遅延長については遅延干渉計302−1、遅延干渉計302−2ともに1シンボル分として制御し、光位相については遅延干渉計302−1では0に、遅延干渉計302−2ではπ/2となるよう制御する。このように設定することにより、遅延干渉計302−1ではDPSK信号を抽出することができ、遅延干渉計302−2ではゼロチャープπ/2シフトDPSK信号を抽出することができる。
このとき、光受信器3への入力光をr(t)とし、バランス型光子検出器303−1から出力される電気信号をΔI(t)とし、バランス型光子検出器303−2から出力される電気信号をΔQ(t)とすると、ΔI(t)∝Re{r(t)r*(t−T)}となり、ΔQ(t)∝Im{r(t)r*(t−T)}となる。ただし、Tは1シンボル周期を表し、*は複素共役を表し、Re{}は{}内の実数部を表し、Im{}は{}内の虚数部を表す。
上記のΔI(t)およびΔQ(t)の一例を図7,図8に示す。図7は、DPSK信号成分を示す図であり、図8はゼロチャープπ/2シフトDPSK信号成分を示す図である。ΔI(t)とΔQ(t)は図7で示す点と図8で示す点とをベクトル的に重ね合わせた形となる。図9は、DPSK信号成分とゼロチャープπ/2シフトDPSK信号成分を重ね合わせた信号成分の一例を示す図である。DPSK信号に用いる偏波とゼロチャープπ/2シフトDPSK信号に用いる偏波とは直交関係にあるため、遅延検波を行っても、基本的には相互の信号成分は干渉しない。したがって、ΔI(t)とΔQ(t)とをそれぞれ2値判定することにより、符号判定が可能である。また、所望偏波の識別点での非所望偏波成分が基本的にはゼロとなるため、非所望偏波成分の残留誤差の影響が低減できる。
なお、光分岐部301、遅延干渉計302−1,302−2を一体とした受信モジュールを用いることも可能である。また、バランス型光子検出器303−1,303−2の代わりに、それぞれにバランス型でないシングル型の光子検出器を用いてもよい。
また、直並列変換器304−1,304−2はクロック再生も行う。この際、直並列変換器304−1と直並列変換器304−2とでは、クロックのタイミングがずれる場合がある。このタイミングずれは、光送信器1の構成に依存する。すなわち、遅延器105の有無や光送信器1での設定に依存する。この場合、直並列変換器304−1,304−2は、スキュー調整を行った後に外部へ並列信号を出力する必要がある。
なお、本実施の形態で説明した光送信器1と光受信器3としての両方の機能を有する光送受信器を構成し、光送受信器間で、伝送部2を経由して光信号の送受信を行なうようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、光送信器1が、DPSK送信部13と、ゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14と、偏波多重部15と、を備え、光源11から射出された光を分岐した直交する2つの偏波を、それぞれDPSK送信部13,ゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部14が変調し、変調後の光信号を多重化して送信するようにした。そのため、受信側での偏波分離のための偏波トラッキングを不要とし、偏波分離の際の2偏波間の干渉を低減し、送信側で複数の光源を必要とせずまた直交する2偏波の搬送波周波数にオフセットを与えることなく符号間干渉耐力の高い偏波多重信号を生成可能な光送信器を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる光送信器、光受信器、光送受信器および光伝送システムは、偏波多重非同期検波方式を採用する光伝送システムに有用であり、特に、非所望偏波成分の残留による符号間干渉と受信側での偏波間の干渉の発生を低減する光伝送システムに適している。
1 光送信器
2 伝送部
3 光受信器
11,101 光源(LD)
12 光分岐部
13 DPSK送信部(DPSK−TX)
14 ゼロチャープπ/2シフトDPSK送信部(Zero Chirp π/2 sifted DPSK−TX)
15 偏波多重部
21 光多重部
22−1〜22−(n+1) 光増幅器
23−1〜23−n 伝送路光ファイバ
24 光分離部
31,301 光分岐部
32 DPSK受信部(DPSK−RX)
33 π/2シフトDPSK受信部(π/2 shifted DPSK−RX)
102 RZパルスカーバ(RZ)
103 偏波分離器(PBS)
104−1 Mach−Zehnder変調器(MZM)
104−2 二並列Mach−Zehnder変調器(DP−MZM)
105 遅延器(Delay)
106−1,106−2 減衰器(ATT)
108 偏波多重器(PBC)
109 発信器(CLK)
110−1 クロックドライバ(DRV)
111−1,111−2 データドライバ(DRV)
112−1,112−2 並直列変換器(MUX)
113 DPSK符号化器(ENC)
114 ゼロチャープπ/2シフトDPSK符号化器(ENC)
115 遅延・損失制御部(Controller)
302−1,302−2 遅延干渉計(MZDI)
303−1,303−2 バランス型光子検出器(BPD)
304−1,304−2 直並列変換器(DEMUX)
305 遅延長・光位相制御部(Controller)

Claims (7)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光を、互いに直交する偏波である第1の光と第2の光とに分離する偏波分離部と、
    前記第1の光に対してDPSK変調を施したDPSK信号を生成するDPSK変調部と、
    前記第2の光に対してDPSK変調を施し、かつ信号点配置が同相軸上と直交軸上とに交互に配置されるように位相回転が与えられた変調であるπ/2シフトDPSK変調を施したゼロチャープπ/2シフトDPSK信号を生成するゼロチャープπ/2シフトDPSK変調部と、
    前記DPSK信号と、前記ゼロチャープπ/2シフトDPSK信号と、を偏波多重する偏波多重部と、
    を備えることを特徴とする光送信器。
  2. 前記光源から出射された光をRZパルスに整形するRZパルスカーバ、
    をさらに備え、
    前記偏波分離部は、前記RZパルスカーバによりRZパルスに整形された光を、前記第1の光と前記第2の光とに分離する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光送信器。
  3. 前記DPSK信号と前記ゼロチャープπ/2シフトDPSK信号との間に所定の時間差を与える遅延器、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光送信器。
  4. 前記DPSK信号と前記ゼロチャープπ/2シフトDPSK信号との間の光レベルの差を調整する光レベル調整部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1、2または3に記載の光送信器。
  5. 前記ゼロチャープπ/2シフトDPSK変調部は、
    送信データ系列に基づいてDPSK符号化し、さらに、QPSKの4信号点のうち、位相差πの関係にある2点の組(ODD,EVEN)を交互にとるよう符号化して、ゼロチャープπ/2シフトDPSK符号化電気信号を生成するゼロチャープπ/2シフトDPSK符号化器と、
    前記ゼロチャープDPSK符号化電気信号に基づいて、前記第2の光を変調するゼロチャープπ/2シフトDPSK変調器と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の光送信器。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の光送信器と、
    前記光送信器以外の請求項1〜5のいずれか1つに記載の光送信器から送信された偏波多重信号を受信する光受信器と、
    を備えることを特徴とする光送受信器。
  7. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の光送信器と
    受信器と、
    複数の前記光送信器から送信された偏波多重信号を多重して多重化信号を生成し、前記多重化信号を伝送し、伝送後の多重化信号を分離し、分離後の光信号を前記光受信器へ入力する伝送部と、
    を備えることを特徴とする光伝送システム。
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