JP2017507510A - サイクルスリップ訂正のためのシステム及び方法 - Google Patents
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Abstract
システム及び方法は、送信されるデータのビットを第1及び第2のパリティチェックビットで符号化して連続するビットのブロックを生成するためのパリティビット符号器(202)を含む。ビットのブロックの各々は、光波長上に変調されて受信機に送信される複数の対応のQAMシンボルにグレイマッピングされる。デマッパ(304)は、第1及び第2のパリティビットによって示されるパリティを用いて90度及び180度サイクルスリップを訂正する。【選択図】図2
Description
本発明は、サイクルスリップ訂正のためのシステム及び方法に関する。
波長分割多重化(WDM)光通信システムでは、多数の異なる光キャリア波長がデータで個別に変調されて変調光信号を生成する。変調光信号は、統合信号に合成され、光伝送経路を介して受信機に送信される。受信機はデータを検出及び復調する。
光通信システムで使用され得る変調の一種として、位相シフトキーイング(PSK)がある。様々なバリエーションのPSKによると、光波長の位相又は位相遷移が、1以上のビットを符号化するシンボルを表すように、光波長の位相を変調することによってデータが伝送される。バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)変調法では、例えば、2位相が用いられてシンボルあたり1ビットを表す。直交位相シフトキーイング(QPSK)変調法では、4位相が用いられてシンボルあたり2ビットを符号化する。他の位相シフトキーイング形式として、差動位相シフトキーイング(DPSK)形式、並びにリターントゥゼロDPSK(RZ−DPSK)及び偏波多重QPSK(PDM−QPSK)のようなPSK及びDPSK形式の変形がある。
複数の情報ビットが単一の伝送シンボルに符号化されることになるQPSKなどの変調形式は、一般にマルチレベル変調形式ともいわれる。マルチレベル変調技術は、例えば、伝送速度を増加させ、チャネル間隔を減少させ、それによりWDMシステムの各チャネルのスペクトル効率(SE)を増加させることを可能とするのに使用されてきた。1つのスペクトル効率の良いマルチレベル変調形式は直交振幅変調(QAM)である。QAM信号では、例えば、シンボルあたり複数ビットを符号化するのに、位相シフトキーイング及び振幅シフトキーイングの組合せを用いて情報が変調される。16−QAM変調形式を、例えば、シンボルあたり4ビットを符号化するのに用いることができる。PSK変調法(例えば、BPSK及びQPSK)は、QAMの1つのレベル(例えば、それぞれ2QAM及び4QAM)ともいえる。
例えば、QAM法を用いる位相変調光通信システムでは、受信機は、コヒーレント検出、例えばホモダイン又はヘテロダイン検出を用いて変調光信号を検出するコヒーレント受信機となり得る。受信機に関してここで使用される場合の用語「コヒーレント」とは、受信信号を復調するためのローカル発振器(LO)を含む受信機のことをいう。受信信号を処理して復調データを供給するようなシステムでは、デジタル信号処理(DSP)を行うことができる。受信信号のデジタル信号処理は速度及び柔軟性を与え、波長分散、偏波モード分散などのような光伝送経路に関連する非線形性の補正を含む種々の機能を実行するのに使用され得る。
位相変調システムのためのコヒーレント検出法は、絶対位相検出を利用することがある。絶対位相検出は、推定位相に基づいて受信データストリームにおける各ビットの値に関する決定、例えばソフト決定を行うことを伴う。残念ながら、M2−QAM、例えばQPSK及び16QAMについては、信号コンステレーションは角度π/2の位相回転の下で不変である。推定位相を判定するのに使用されるキャリア位相推定器は、角度θと角度θ+π/2の間を区別できない。結果として、推定されたキャリア位相は、現在の安定動作点から、隣接安定動作点の誘引力の領域に押し込まれることになり、これにより信号コンステレーションがπ/2だけ事実上回転する。この現象をサイクルスリップという。サイクルスリップによって、サイクルスリップのイベント後に大量の決定エラーが発生し得る。サイクルスリップの影響は、情報シンボルの差動復号化を用いることによって実際のスリップの継続時間に制限され得る。しかし、差動復号化は、絶対位相検出の約2倍のビットエラーレートを有することになる。
サイクルスリップを訂正するための1つの手法は、既知の情報シンボルにパイロットシンボルを導入することである。受信パイロットシンボルと既知の情報シンボルとの間の位相差を計算することによってパイロットシンボルのキャリア位相は明確に推定され得るので、パイロットシンボルは位相の曖昧さをなくす。しかし、パイロットシンボルのオーバーヘッドによってシンボルレートが大きくなり、感度ペナルティがもたらされる。これに対処するために、パイロットシンボルが長い期間で挿入され得る。一般に、サイクルスリップが検出されてキャリア位相の基準が訂正されるまでに、パイロットシンボル間のシンボル数の約半分の期間を要することになる。訂正を行うのに要する時間は、検出データにおけるバーストエラーをもたらすことになる。
本開示を、以下の図面を参照して例示としてここに説明する。同様の符号は同様の部分を示す。
本開示は、光信号データ検出に関し、より詳細には、光通信システムにおけるサイクルスリップを訂正するためのシステム及び方法に関する。概略として、本開示によるシステムは、2個のパリティチェックビットとともに送信される複数のビット、例えば、nビットのデータを符号化して、連続するビットのブロック、例えば、n+2ビットのブロックを与える。ビットのブロックの各々は、光キャリア上に変調されて受信機に送信される複数の対応のQAMシンボルにグレイマッピングされる。受信機はシンボルを検出し、サイクルスリップを修正する。一実施形態では、例えば、ビットの各ブロックに対応付けられたシンボルは、第1及び第2のパリティビットによって示された正しいパリティを有するシンボルを選択することによって復号されることができる。有利なことに、信号は、360度位相面全体にわたって位相の曖昧さなしに受信機において検出可能である。
ここで使用する「グレイマップ」又は「グレイマッピング」とは、隣接コードワードが1ビットだけ異なるようにビットの連続集合の各々に符号が割り当てられ、追加のビットをデータストリームに付加することを伴わない公知のグレイマッピング法のことをいう(すなわち、グレイマッピングはオーバーヘッドを有しない)。ここで使用される用語「結合される」とは、それによって1つのシステム要素により搬送される信号が、「結合される」要素に与えられるような任意の接続、結合、リンクなどをいう。そのような「結合される」装置、又は信号及び装置は、必ずしも相互に直接接続されず、そのような信号を操作又は修正する中間構成要素又は装置によって分離されていてもよい。
図1は、本開示によるWDM伝送システム100の一例の実施形態の簡略化されたブロック図である。伝送システムは、複数の光チャネルを光情報経路102上で送信端末104から、遠隔位置にある1以上の受信端末106に伝送するように作用する。例示のシステム100は、チャネルを送信機から5000km以上離れた受信機に伝送するために構成された長距離海底システムであってもよい。例示の実施形態は光システムの関連で記載され、長距離WDM光学システムとの関係において有用であるが、ここに記載される広範な概念は、他のタイプの信号を送受信する他の通信システムにおいても実施され得る。
当業者であれば、システム100は説明の容易化のために大幅に簡略化されたポイントトゥポイントシステムとして図示されていることを認識するはずである。例えば、送信端末104及び受信端末106は、もちろん、双方とも送受信機として構成されてもよく、それによって各々が送信機能及び受信機能の双方を実行するように構成され得る。ただし、説明の容易化のために、端末は、ここでは送信機能又は受信機能に関してのみ図示及び記載される。開示によるシステム及び方法が多種多様なネットワーク要素及び構成に取り入れられ得ることが理解されるはずである。ここで説明する例示の実施形態は、限定ではなく、例示のみとして提供される。
説明する例示の実施形態では、複数の送信機TX1、TX2・・・TXNの各々は対応の入力ポート108−1、108−2・・・108−Nでデータ信号を受信し、データ信号を対応の波長λ1、λ2・・・λNで送信する。送信機TX1、TX2・・・TXNの1以上は、本開示による態様で対応の波長でデータを変調するように構成されることができる。送信機は、もちろん、説明の容易化のために大幅に簡略化された形式で示されている。当業者であれば、データ信号を所望の振幅及び変調でその対応の波長で送信するために構成された電気的及び光学的部品を各送信機が含み得ることを認識するはずである。
伝送波長又はチャネルは、複数の経路110−1、110−2・・・110−Nでそれぞれ搬送される。データチャネルは、マルチプレクサ又はコンバイナ112によって光経路102上で統合信号に合波される。光情報経路102は、光ファイバ導波路、光増幅器、光学フィルタ、分散補償モジュール並びに他の能動及び受動部品を含み得る。
統合信号は、1以上の遠隔受信端末106で受信される。デマルチプレクサ114は、波長λ1、λ2・・・λNの伝送チャネルを、対応の受信機RX1、RX2・・・RXNに結合された対応の経路116−1、116−2・・・116−N上に分離する。受信機RX1、RX2・・・RXNの1以上は、反復復号化を用いて伝送信号を復調するように構成され、対応の出力データ信号を対応の出力経路118−1、118−2、118−3、118−N上に供給することができる。
図2は、本開示による一例の送信機200の簡略化されたブロック図である。説明の簡略化及び容易化のため、ここではnビットのブロックを第1及び第2のパリティビットで符号化してn+2ビットのブロックを供給することに関して実施形態を説明する。しかし、本開示によるシステムは、第1及び第2のパリティビットを含む他の構成においても提供され得るものであり、追加の符号化ビットを含み得ることが理解される。したがって、ここに説明する例示の実施形態は、限定ではなく、例示として与えられる。
説明する例示の実施形態200は、パリティビット符号器202、グレイマッパ204、並びに符号化及び変調された出力をキャリア波長λN上に供給するための連続波レーザ208の出力を変調する変調器206を含む。パリティビット符号器202は、第1及び第2の対応のパリティビットで入力経路118−N上に供給されたデータストリームの各n個の情報ビットを符号化するように構成され得る。パリティビット符号器202の出力は、n+2ビットの連続するブロック、すなわち、n個の情報ビットに第1及び第2のパリティビットを加えたものを含む。
パリティビット符号器の符号化出力は、グレイマッパ204に結合される。グレイマッパ204は、n+2ビットの各ブロックを対応の複数のQAMシンボルにマッピングするように構成される。n+2ビットの各ブロックに対応付けられた複数のQAMシンボルは、変調器206を用いて連続波レーザ208の光キャリア波長λN上に変調される。変調器206は、任意の周知の変調方法を用いて複数のQAMシンボルをキャリア波長λN上に変調することができる。変調器206の符号化、マッピング及び変調された出力は、WDMシステムにおけるマルチプレクサ112(図1)に結合され得る。
有利なことに、パリティビット符号器202によってnビットのブロックに付加された第1のパリティビットは、周知の態様において、対応のn個の情報ビットにおける1の値を有するビットの数が偶数であるのか奇数であるのかを特定する。パリティビット符号器220によってnビットのブロックに付加された第2のパリティビットは、周知の態様において、n+2個のビットのブロックに対応付けられたQAMシンボルの同相ビット(又は直交ビット)における1の値を有するビットの数が偶数であるのか奇数であるのかを特定する。
周知のように、パリティビットは偶数パリティビット又は奇数パリティビットとなり得る。偶数パリティを用いる場合、パリティビットは、パリティビットに対応付けられたn個の情報ビット(パリティビットを含まず)における1の数が奇数の場合には1の値にセットされる。n個の情報ビットにおける1の数が既に偶数の場合には、偶数パリティビットは0にセットされる。奇数パリティを用いる場合、パリティビットは、パリティビットに対応付けられたn個の情報ビット(パリティビットを含まず)における1の数が偶数の場合に1にセットされる。n個の情報ビットにおける1の数が既に奇数の場合には、奇数パリティビットは0にセットされる。パリティビット符号器202において入力データの各nビットを偶数又は奇数パリティビットで符号化するためのハードウェア及びソフトウェア構成は、当業者には周知である。
図3は、本開示による一例の受信機300の簡略化されたブロック図である。説明する例示の実施形態300は、光信号検出器302及びデマッパ304を含む。検出器302は周知のコヒーレント受信機、例えば、偏波ダイバシティコヒーレント受信機を含むことができ、その周知のコヒーレント受信機は、光キャリア波長λN上で信号を受信し、変調器206(図2)によって光キャリア波長λN上に変調されたQAMシンボルを表す1以上の対応の電気的出力(例えば、偏波多重変調フォーマットにおいて各偏波に対応付けられた出力)に光信号を変換するように構成されている。
デマッパ304は、デジタル信号処理(DSP)回路308の一部として構成され得る。一般に、DSPは、例えば、直接に及び/又はソフトウェアインストラクションの制御下で、特定のインストラクションシーケンスを実行するために構成された1以上の特定用途向け集積回路(ASIC)及び/又は特殊用途プロセッサを用いた信号処理を伴う。検出器すなわちコヒーレント受信機を内蔵する受信機、及びコヒーレント受信機のデジタル出力を処理するためのキャリア位相推定を用いるDSP回路の一例は、米国特許第8295713号に記載され、その教示が参照としてここに取り込まれる。
図2及び3の双方を参照すると、DSP回路308は、検出器302の出力を処理し、入力108−Nで送信機200に供給されたデータを再生する出力を供給することができる。デマッパ304は、検出器302の電気的出力を受信し、キャリア位相推定機能を用いて、グレイマッパ204によって適用されたマッピングを逆処理し、パリティビット符号器202によって適用されたパリティビットを除去する。デマッパの出力は、入力108−Nで送信機200に供給されたデータのn−3ビットの連続するブロックを表すデマッピング出力である。
デマッピングは、例えば、最大事後確率(MAP)検出器を用いて実行され得る。本開示によるシステムにおけるデマッパ304は、パリティビット符号器202によって適用されるパリティビットで示されるパリティを用いてサイクルスリップの訂正をもたらすことができる。ある実施形態では、例えば、デマッパ304は、パリティビットを用いて、サイクルスリップの訂正を自動的にもたらすようにデマッピングを実行することができる。
パリティビット符号器202の出力で与えられるn+2ビット(n個の情報ビット及び2個の対応のパリティビット)のブロックは、グレイマッパ204によって複数のQAM信号に様々な態様でマッピングされ得る。一実施形態では、例えば、グレイマッパ204は、パリティビット符号器202の出力においてn+2連続ビットの各ブロックを奇数のQAMシンボルにマッピングすることができる。例えば、12個の連続するビット(10個の情報ビット及び2個の対応のパリティビット)は3個の16−QAMシンボルにマッピングされ、6個の連続するビット(4個の情報ビット及び2個の対応のパリティビット)は3個のQPSK(4−QAM)シンボルにマッピングされるなどとなる。この構成によると、奇数のQAMシンボルの各グループに対応付けられたn+2ビットの各ブロックは、第1のパリティビットが情報ビットのXORから生成されるのか、又は情報ビットのXNORから生成されるのかに応じて、偶数又は奇数の「1」を有することになる。さらに、奇数のQAMシンボルの合成同相ビット(又は直交ビット)は第2のパリティビットによって示されたパリティを有することになる。受信機300において、奇数のQAMシンボルは、第1及び第2のパリティビットによって示される正しいパリティを有する複数のグレイマッピングされたQAMシンボルに対応付けられるビットを選択するように構成されたMAP検出器を用いてデマッパ304によってデマッピングされ得る。
例えば、図4は、本開示による変調出力400を模式的に示し、パリティビット符号器202は、各連続する10個の情報ビット(n=10)を2個のパリティビットで符号化して12ビットのブロックをグレイマッパ204に供給する。図5は、16−QAM信号のグレイマッピングを示すコンステレーション図502である。周知の態様において、図5のコンステレーション図は、各QAMシンボルの振幅及び位相を示す複数のコンステレーション点を、シンボルに対応付けられたビット(コードワード)とともに示す。
説明の実施形態では、グレイマッパ204は、12ビット(10個の情報ビット及び2個の対応のパリティビット)の各連続するブロックを、各シンボルが図5に示すコンステレーション図のコンステレーション点にマッピングされる状態で、3個の16−QAMシンボルにマッピングする。図示するように、得られる変調信号は、パリティビット符号器202の出力で与えられる12ビットの各連続するブロックに対応付けられた3個の16−QAMシンボルの連続する群を含む。奇数パリティが使用される場合、パリティビット符号器は、n+2ビットの各ブロックに対応付けられた3個の16−QAMシンボルの連続するグループに対応付けられたビットにおける「1」の個数が奇数であることを示す第1の奇数パリティビットを符号化する。さらに、パリティビット符号器は、n+2ビットの各ブロックに対応付けられた3個の16−QAMシンボルの連続するグループの合成同相ビット(又は直交ビット)における「1」の個数が奇数であることを示す第2の奇数パリティビットを符号化する。説明する実施形態は、パリティビット符号器202によって与えられる奇数パリティビットとの関係で記載されるが、当業者であれば、パリティビット符号器が代替的に偶数パリティビットで各n個の情報ビットを符号化し得ることを認識するはずである。
受信機300において、デマッパ304は、パリティビット符号器202によって符号化された第1及び第2のパリティビット、並びに(1)マッピングされたビットに対応付けられたパリティは各シンボルについて各90度位相回転後に変化し、(2)各シンボルの同相(I)ビット及び各シンボルの直交(Q)ビットは各180度位相回転後に変化する、という被グレイマッピングM2−QAMの特性を用いることによってサイクルスリップを検出及び訂正することができる。この特性は、コンステレーション点を相互接続する四角形504、506、508及び510によって図5に示される。各四角形の角部は、隣接角部のコンステレーション点から90度となるコンステレーション点に位置決めされる。任意のコンステレーション点について、(1)そこから±90度となるコンステレーション点は異なるパリティを有し、(2)そこから±180度となるコンステレーション点は、同相ビット、すなわち、説明する実施形態では各シンボルに対する2つの最大有効ビット(MBS)、及び直交ビット、すなわち、説明する実施形態では各シンボルに対する2つの最小有効ビット(LSB)を異なるパリティで有する。
例えば、ビット(1110)に対応付けられた16−QAMシンボルは、90度位相回転後にビット(0011)又はビット(1001)に対応付けられた16−QAMシンボルに変化することになる。ビット(1110)は、ビット(0011)又はビット(1001)と比べて異なるパリティを有する。図6は、図5においてAが付された16−QAMシンボルに対応付けられたビット、及び図5における16−QAMシンボルBに対応付けられた、シンボルAから180度位相回転にあるビットを模式的に示す。図示するように、シンボルAに対応付けられた同相ビット(2つのMSB)及び直交ビット(2つのLSB)は、シンボルBに対応付けられたビットに対して180度位相回転でパリティを変化させる。
この規則は、Mをシンボルによって符号化されたビットの数として、グレイマッピングでの任意のM2−QAMについて当てはまる。特に、M2−QAMについて、シンボルI+Qiが、log2(M)個のバイナリビットを実部(I)及び虚部又は直交(Q)部の双方において独立してMパルス振幅変調(PAM)にマッピングすることによって生成される。図6における例について説明したように、16−QAMシンボルは、2個の同相(I)ビット及び2個の直交(Q)ビットを含む。実数としてのI及びQ並びにグレイマッピングを用いると、PAMは、
Parity(I)≠Parity(−I)、及び
Parity(Q)≠Parity(−Q)
というプロパティを有する。これは、グレイマッピングを用いると、逆の符号を有する2つの最も近いシンボルは、これらの2つのシンボルのパリティが異なるように1ビット差のみを有するためである。QAMシンボルのパリティは、
Parity(I+Qi)=Parity(I) XOR Parity(Q)
Parity(I−Qi)=Parity(I) XOR Parity(−Q)
となる。したがって、
Parity(I+Qi)≠Parity(I−Qi)
となる。
Parity(I)≠Parity(−I)、及び
Parity(Q)≠Parity(−Q)
というプロパティを有する。これは、グレイマッピングを用いると、逆の符号を有する2つの最も近いシンボルは、これらの2つのシンボルのパリティが異なるように1ビット差のみを有するためである。QAMシンボルのパリティは、
Parity(I+Qi)=Parity(I) XOR Parity(Q)
Parity(I−Qi)=Parity(I) XOR Parity(−Q)
となる。したがって、
Parity(I+Qi)≠Parity(I−Qi)
となる。
一方、M2−QAMシンボルの実部と虚部の入替えによってパリティは変化しない。
Parity(I−Qi)=Parity(−Q+Ii)
したがって、シンボル(I+Qi)ejπ/2=−Q+Iiのπ/2位相回転によって、例えば図5に示すように、パリティが変化する。さらに、
Parity(I)≠Parity(−I)、及び
Parity(Q)≠Parity(−Q)
であるので、M2−QAMシンボルの同相及び直交ビットのパリティは180度位相回転で変化する。
Parity(I−Qi)=Parity(−Q+Ii)
したがって、シンボル(I+Qi)ejπ/2=−Q+Iiのπ/2位相回転によって、例えば図5に示すように、パリティが変化する。さらに、
Parity(I)≠Parity(−I)、及び
Parity(Q)≠Parity(−Q)
であるので、M2−QAMシンボルの同相及び直交ビットのパリティは180度位相回転で変化する。
グレイマッピングされたM2−QAMシンボルに対応付けられたビットのパリティは90度位相回転ごとに変化し、シンボルの同相及び直交ビットのパリティは180度位相回転ごとに変化するので、n+2ビット(n個の情報ビット及び2個の対応のパリティビット)のブロックを奇数のQAMシンボル、すなわち、1個のシンボル、3個のシンボル、5個のシンボルなどへのマッピングは、90度位相回転及び180度位相回転(サイクルスリップ)を検出して訂正するのに使用可能であり、それにより位相面の360度全体においてサイクルスリップを検出及び訂正する能力を与えることができる。
例えば、シンボルの全てのビットのパリティが奇数となるとともに全ての同相(I)ビットのパリティが偶数となるようにn+2ビットが3個のM2−QAMシンボルにマッピングされるシステムでは、以下の表1が位相回転に対するパリティ変化を示す。
本開示によるシステムでは、上述のパリティ特性を、様々な態様で90度及び180度位相回転を訂正するのに使用することができる。例えば、12ビットが3個の16−QAMシンボルにマッピングされる実施形態において位相回転/サイクルスリップを訂正するのに、デマッパ304において、最尤(ML)位相推定が続く変形ブラインド位相サーチ(BPS)アルゴリズムを実行することができる。BPSアルゴリズムは周知であり、フィードフォワード構成を採用する。ハイブリッドBPS及びML位相推定方法は、BPSにおける位相回転のステップ数を減少させることで知られている。一方、本開示によるシステムは第1及び第2のパリティビットを用いて位相の曖昧さを除去するため、デマッパ304は、図7に模式的に示すように、全2π位相面においてN個の試験キャリア位相角φjによって信号Yの受信ブロックを回転することができる。
図7に示す各試験位相ステップにおいて、回転シンボルXjは、図8に示すように、対応の最大事後確率(MAP)検出器に供給される(本例の実施形態では)3個のシンボルのM個のグループに分離される。MAPテーブルは、上記表1に示す0度位相回転でパリティのプロパティを満足するように設計され得る。MAP検出器からの平方距離を、
によって計算することができる。なお、[X3m]、[X3m+1]、[X3m+2]は、回転されたシンボルX3m、X3m+1、X3m+2からの最小平方距離を与えるようにMAPテーブルから選択される。そして、最適位相角が、最小平方距離を特定することによって選択され、2段目のML位相推定器に対する粗い推定として使用され得る。
ML位相推定では、位相角の微調整が、
として計算され得る。したがって、回復されたシンボルのブロックは、
となる。
図9及び10は、ブロックサイズYの30個のシンボル及び実際のキャリア位相ノイズでのML位相推定が続く上述の変形BPSアルゴリズムを用いるシステムの性能を示す。図9は、本開示によるシステムにおける変形BPS/ML位相追跡を用いるシンボル数に対する実際の及び検出されたキャリア位相のプロット902及び904を含む。図示するように、あるブロックのデータから次のブロックのデータへのエラー伝搬がなく、サイクルスリップが回避される。図10は、3個の16QAMシンボル(12ビット)にマッピングされるn=10個の情報ビット及び2個のパリティビット並びに変形BPS/ML位相追跡を用いる本開示によるシステムにおけるライン幅性能を示す光信号対ノイズ比に対するビットエラーレート(BER)のプロット1002を含む。
図11は、本開示による方法1100を示すフローチャートである。処理1102は、第1及び第2のパリティビットで複数のビット、例えば、nビットの信号を符号化して連続するビットのブロック、例えば、n+2ビットのブロックを与えることを含む。連続するビットのブロックは対応する複数のQAMシンボルにグレイマッピングされ(1104)、それは変調光信号を与えるように光キャリア波長上に変調される(1106)。変調光信号が検出されて(1108)電気信号を与え、複数のQAMシンボルが電気信号からデマッピングされて(1110)複数のビットを表すデマッパ出力を与える。第1及び第2のビットによって示されるパリティが用いられて(1112)90度及び180度サイクルスリップの訂正をもたらす。
本開示はまた、概略として、180度サイクルスリップを訂正するのに一群のQAMシンボルの同相又は直交ビットのパリティを示すパリティビットを使用することに向けられる。図12は、本開示による180度サイクルスリップの訂正の方法1200を示すフローチャートである。処理1202は、連続するビットのブロックを与えるようにパリティビットで信号の複数のビットを符号化することを含む。連続するビットのブロックは、対応する複数のQAMシンボルにグレイマッピングされ(1204)、これによりバリティビットは、複数のQAMシンボルによって表される全ての同相又は直交ビットのパリティを表し、QAMシンボルが光キャリア波長上に変調されて(1206)変調光信号を与える。変調光信号が検出されて(1208)電気信号を与え、複数のQAMシンボルが電気信号からデマッピングされて(1210)複数のビットを表すデマッパ出力を与える。パリティビットによって示されるパリティが用いられて(1212)180度サイクルスリップの訂正をもたらす。
図11及び12は例示の実施形態による種々の処理を示すが、図11又は図12に図示する処理の全てが他の実施形態に必要なわけではないことが理解されるべきである。もちろん、本開示の他の実施形態では、図11及び/若しくは図12に図示する処理並びに/又はここで説明する他の処理が、図面のいずれにも具体的に示されないがそれでも本開示に完全に従う態様で組み合わせられ得ることがここで充分に考慮される。したがって、1つの図面に厳密に示されない構成及び/又は処理に向けられる特許請求の範囲は、本開示の範囲及び内容のうちにあるものとみなされる。
開示の一形態によると、複数のビットを第1のパリティビット及び第2のパリティビットで符号化して連続するビットのブロックを与えるように構成されたパリティビット符号器、パリティビット符号器に結合され、ブロックの1つずつを対応の複数の直交振幅変調(QAM)シンボルにマッピングするように構成されたグレイマッパ、グレイマッパに結合され、グレイマッパの出力に応じて光信号を変調して対応の複数のQAMシンボルを備える変調光信号を与えるように構成された変調器、変調光信号を受信し、光信号を表す電気信号を与えるための検出器、及び電気信号に応じて複数のビットを表すデマッパ出力を与えるように構成されたデマッパであって、さらに、第1及び第2のパリティビットによって示されるパリティを用いて90度及び180度サイクルスリップの訂正をもたらすように構成されたデマッパを含むシステムが提供される。
開示の他の形態によると、連続するビットのブロックを与えるように複数のビットを第1及び第2のパリティビットで符号化するステップ、連続するビットのブロックを対応の複数のQAMシンボルにグレイマッピングするステップであって、それにより第1のパリティビットが、複数のQAMシンボルによって表される全てのビットのパリティを示し、第2のパリティビットが、複数のQAMシンボルによって表される全ての同相又は直交ビットのパリティを表す、ステップ、変調光信号を与えるように複数のQAMシンボルを光キャリア波長上に変調するステップ、電気信号を与えるように変調光信号を検出するステップ、複数のビットを表すデマッパ出力を与えるように電気信号から複数のQAMシンボルをデマッピングするステップ、並びに90度及び180度サイクルスリップの訂正をもたらすように第1及び第2のパリティビットによって示されるパリティを用いるステップを含む方法が提供される。
開示の他の形態によると、連続するビットのブロックを与えるように複数のビットをパリティビットで符号化するステップ、連続するビットのブロックを対応の複数のQAMシンボルにグレイマッピングし、それによりパリティビットは複数のQAMシンボルによって表される全ての同相又は直交ビットのパリティを表す、ステップ、変調光信号を与えるように複数のQAMシンボルを光キャリア波長上に変調するステップ、電気信号を与えるように変調光信号を検出するステップ、複数のビットを表すデマッパ出力を与えるように電気信号から複数のQAMシンボルをデマッピングするステップ、及び180度サイクルスリップの訂正をもたらすようにパリティビットによって示されるパリティを用いるステップを含む方法が提供される。
ここに記載される方法の実施形態は、プロセッサ及び/又は他のプログラム可能な装置を用いて実施できる。この目的のため、ここに記載される方法は、1以上のプロセッサによって実行されたときに当該方法を実行するようにそこに記憶されたインストラクションを有する有形のコンピュータ可読記憶媒体で実施できる。したがって、例えば、送信機及び/又は受信機は、ここに記載される処理を実行する(例えば、ファームウェア又はソフトウェアでの)インストラクションを記憶する記憶媒体(不図示)を含み得る。記憶媒体は、任意のタイプの有形媒体、例えば、フロッピーディスク、光学ディスク、コンパクトディスク読出し専用メモリ(CD−ROM)、再書込み可能コンパクトディスク(CD−RW)及び電磁光学ディスクを含む任意のタイプのディスク、読出し専用メモリ(ROM)、ダイナミック及びスタティックRAMなどのランダムアクセスメモリ(RAM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気若しくは光学カードなどの半導体装置、又は電子的インストラクションを記憶するのに適した任意のタイプの媒体を含み得る。
ここでのいずれのブロック図も、開示の原理を具現する例示的回路の概念的な図を表していることが当業者には分かるはずである。同様に、いずれのフローチャート、フロー図、状態遷移図、疑似符号などはコンピュータ可読媒体において実質的に表され、コンピュータ又はプロセッサによって、そのようなコンピュータ又はプロセッサが明示的に示されているか否かにかかわらず、そのように実行され得る種々の処理を表すことが分かるはずである。ソフトウェアモジュール、又は単にソフトウェアであることが示唆されるモジュールは、フローチャートの要素又は処理ステップ及び/若しくはテキストの記述の実行を示す他の要素の任意の組合せとしてここに示され得る。そのようなモジュールは、明示的に又は暗に示されるハードウェアによって実行され得る。
任意の機能的ブロックを含む図面に示す種々の要素の機能は、専用ハードウェア又は適切なソフトウェアとの関連でソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用によって与えられる。プロセッサによって与えられる場合、機能は、単一の専用プロセッサによって、単一の共有プロセッサによって、又はそのいくつかは共有され得る複数の個別のプロセッサによって与えられる。さらに、用語「プロセッサ」又は「コントローラ」の明示的な使用は、ソフトウェアを実行することができるハードウェアを排他的に意味するものと解釈されるべきではなく、暗に、限定ではなく、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワークプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、ソフトウェアを記憶するための読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び不揮発性ストレージを含み得る。他の従来的な及び/又はカスタムのハードウェアも含まれ得る。
いずれかの実施形態において使用される「回路」は、例えば、単独で又は任意の組合せにおいて、ハードウェア回路、プログラム可能な回路、状態機械回路、及び/又はプログラム可能な回路によって実行されるインストラクションを記憶するファームウェアを備え得る。少なくとも1つの実施形態において、送信機及び受信機は1以上の集積回路を備え得る。「集積回路」は、例えば、ただし限定するわけではなく、半導体集積回路チップなどの、デジタル、アナログ若しくは混合信号用の半導体装置及び/又は小型電子装置であればよい。
Claims (12)
- 複数のビットを第1のパリティビット及び第2のパリティビットで符号化して、連続するビットのブロックを与えるように構成されたパリティビット符号器(202)、
前記パリティビット符号器(202)に結合され、前記ビットのブロックの1つずつを対応の複数の直交振幅変調(QAM)シンボルにマッピングするように構成されたグレイマッパ(204)、
前記グレイマッパ(204)に結合され、前記グレイマッパ(204)の出力に応じて光信号を変調して前記対応の複数のQAMシンボルを備える変調光信号を与えるように構成された変調器(206)、
前記変調光信号を受信し、前記光信号を表す電気信号を与えるための検出器(302)、及び
前記電気信号に応じて前記複数のビットを表すデマッパ出力を与えるように構成されたデマッパ(304)であって、さらに、前記第1及び第2のパリティビットによって示されるパリティを用いて90度及び180度サイクルスリップの訂正をもたらすように構成されたデマッパ(304)
を備えたシステム。 - 前記第1のパリティビットが、前記複数のQAMシンボルによって表される全てのビットのパリティを示し、前記第2のパリティビットが、前記複数のQAMシンボルによって表される全ての同相又は直交ビットのパリティを表す、請求項1に記載のシステム。
- 前記複数のビットがnビットからなり、連続するビットのブロックがn+2ビットからなる、請求項1に記載のシステム。
- 前記複数のQAMシンボルが奇数個のQAMシンボルを備える、請求項1に記載のシステム。
- 前記QAMシンボルがM2−QAMシンボルである、請求項1に記載のシステム。
- 前記デマッパ(304)が、最尤(ML)位相推定が続く変形ブラインド位相サーチ(BPS)アルゴリズムを位相の曖昧さなく用いて前記デマッパ出力を与えるように構成された、請求項1に記載のシステム。
- 連続するビットのブロックを与えるように複数のビットを第1及び第2のパリティビットで符号化するステップ(1102)、
前記連続するビットのブロックを対応の複数のQAMシンボルにグレイマッピングするステップ(1104)であって、それにより前記第1のパリティビットが、前記複数のQAMシンボルによって表される全てのビットのパリティを示し、前記第2のパリティビットが、前記複数のQAMシンボルによって表される全ての同相又は直交ビットのパリティを表す、ステップ(1104)、
変調光信号を与えるように前記複数のQAMシンボルを光キャリア波長上に変調するステップ(1106)、
電気信号を与えるように前記変調光信号を検出するステップ(1108)、
前記複数のビットを表すデマッパ出力を与えるように前記電気信号から前記複数のQAMシンボルをデマッピングするステップ(1110)、及び
90度及び180度サイクルスリップの訂正をもたらすように前記第1及び第2のパリティビットによって示されるパリティを用いるステップ(1112)
を備える方法。 - 前記第1のパリティビットが、前記複数のQAMシンボルによって表される全てのビットのパリティを示し、前記第2のパリティビットが、前記複数のQAMシンボルによって表される全ての同相又は直交ビットのパリティを表す、請求項7に記載の方法。
- 前記複数のビットがnビットからなり、連続するビットのブロックがn+2ビットからなる、請求項7に記載の方法。
- 前記複数のQAMシンボルが奇数個のQAMシンボルを備える、請求項7に記載の方法。
- 前記QAMシンボルがM2−QAMシンボルである、請求項7に記載の方法。
- 前記デマッピングするステップが、最尤(ML)位相推定が続く変形ブラインド位相サーチ(BPS)アルゴリズムを位相の曖昧さなく用いて実行される、請求項5に記載の方法。
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