JP6060868B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
量の検出値とスロットルバルブの開度から推定される基準値とのずれを示す指標値を、検出値が検出されたときのスロットルバルブの開度と関連付けて学習値として記憶することにより、スロットルバルブの特性を学習し、吸入空気量の制御に反映させる。そして、学習されたスロットルバルブの特性がスロットルバルブの開度が大きくなるほど吸入空気量が多くなる傾向を保持し、且つ、学習値が記憶されたスロットルバルブの開度間における開度の差に対する吸入空気量の変化率がスロットルバルブの全ての開度において所定値以上になるようにスロットルバルブの特性を更新する。この所定値は、内燃機関の運転状態を維持することが可能な最大量のデポジットがスロットルバルブに堆積した場合を想定したときのスロットルバルブの特性として予め定められた最低特性における前記開度間における開度の差に対する吸入空気量の変化率として設定されている。
また、学習値が記憶されたスロットルバルブの開度間における開度の差に対する吸入空気量の変化率が所定値未満になることが抑制される。したがって、一部の開度における学習値が他の開度における学習値と大きく乖離している場合であってもその影響が抑制されるようになる。その結果、学習値を反映させたスロットルバルブの特性では、開度の変化に対する吸入空気量の変化のリニアリティーが損なわれてしまうことを抑制することもできる。
図1に示すように、内燃機関の燃焼室1には、吸気通路2と排気通路3とがそれぞれ接続されている。吸気通路2には、スロットルバルブ4が設けられている。スロットルバルブ4はその開度によって燃焼室1に導入される吸入空気の量を調節するものであり、スロットルモータ5によって駆動される。スロットルモータ5には、スロットルバルブ4の開度を検出するためのスロットルセンサ6が内蔵されている。また、吸気通路2におけるスロットルバルブ4よりも吸気上流側の部分には、吸気通路2を流れる吸入空気量を検出するエアフロメータ7が配設されている。
次に、図2及び図3を参照して、学習制御について説明する。
スロットルバルブ4の開度が大きくなるほど吸入空気量が多くなる傾向は保持されているものの、一部の開度における学習値が他の開度における学習値と大きく乖離している場合には、学習値に基づいて算出されたスロットルバルブ4の特性のリニアリティーが損なわれてしまう。このため、スロットルバルブ4の開度がその一部の開度を経て増減するときに吸入空気量の制御性が低下するおそれがある。
(1)スロットルバルブ4の開度が大きくなるほど、吸入空気量が多くなる傾向にあわせてスロットルバルブ4の特性の学習が行われるとともに、一部の開度における学習値が他の開度における学習値と大きく乖離している場合であってもその影響が抑制され、開度の変化に対する吸入空気量の変化のリニアリティーが損なわれてしまうことが抑制される。そのため、制御性の低下を抑制しつつ、スロットルバルブ4の特性の経時変化に対応させた吸入空気量の制御を実現することができるようになる。
・上記実施形態では、学習が行われた開度間において複数の特性値が設定されている場合には同開度間をその複数の特性値で区切った開度領域に分割し、各開度領域において学習後の特性における特性値の変化率と最低特性における特性値の変化率とを比較するようにした。しかし、各開度領域における変化率が一定であり、学習が行われた開度間では最低特性における特性値の変化率が変化しない場合には、同開度間を最低特性における特性値で区切った開度領域毎に分割せずに変化率を算出し、学習後の特性における特性値の変化率との比較を実施するようにしてもよい。
Claims (1)
- エアフロメータで検出した吸入空気量の検出値とスロットルバルブの開度から推定される基準値とのずれを示す指標値を、前記検出値が検出されたときのスロットルバルブの開度と関連付けて学習値として記憶することにより、スロットルバルブの特性を学習し、吸入空気量の制御に反映させる内燃機関の制御装置であり、
学習されたスロットルバルブの特性が前記スロットルバルブの開度が大きくなるほど吸入空気量が多くなる傾向を保持し、且つ、前記学習値が記憶されたスロットルバルブの開度間における開度の差に対する吸入空気量の変化率がスロットルバルブの全ての開度において所定値以上になるように前記特性を更新し、
前記所定値は、内燃機関の運転状態を維持することが可能な最大量のデポジットがスロットルバルブに堆積した場合を想定したときのスロットルバルブの特性として予め定められた最低特性における前記開度間における開度の差に対する吸入空気量の変化率として設定されている
内燃機関の制御装置。
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