JP6059597B2 - コンテンツ検索結果提供装置、コンテンツ検索結果提供方法、及びコンテンツ検索結果提供システム - Google Patents

コンテンツ検索結果提供装置、コンテンツ検索結果提供方法、及びコンテンツ検索結果提供システム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ検索結果提供装置、コンテンツ検索結果提供方法、及びコンテンツ検索結果提供システムに関する。
従来から、過去の購買履歴に基づいて、利用者が購入すると考えられる情報をレコメンド情報として出力表示する技術がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術では、レコメンド情報を表示する際、各種表示条件(例えば、顧客の購入価格帯)に基づいた表示順でレコメンド情報を出力表示する。
特開2011−48667号公報
ところで、特許文献1では、レコメンド情報の表示順を決定する方法について記載されているが、ある検索クエリにより検索されたコンテンツと、過去の検索履歴に基づいたレコメンド情報とを組み合わせて表示することについては考慮されていない。
そのため、ある検索クエリにより検索されたコンテンツと、過去の検索履歴に基づいたレコメンド情報とを組み合わせて表示する場合、画一的な表示条件で、レコメンド情報と、検索クエリにより検索されたコンテンツとを表示しても、必ずしもユーザにとって適切な検索結果を提供することができない。
そこで、本発明においては、上記の課題を解決するために、ある検索クエリにより検索されたコンテンツと、レコメンド情報とを利用者にとって適切な検索結果を提供するコンテンツ検索結果提供装置、コンテンツ検索結果提供方法、及びコンテンツ検索結果提供システムを提供することを目的とする。
本発明に係るコンテンツ検索結果提供装置は、過去の検索クエリと、ユーザが選択したコンテンツとを関連づけた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶するコンテンツ履歴情報記憶手段と、検索要求時の検索クエリと、コンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定するレコメンド取得対象コンテンツ決定手段と、レコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツである関連コンテンツを特定するための検索結果である関連コンテンツ検索結果を取得する関連コンテンツ検索結果取得手段と、検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツの検索結果である検索クエリ検索結果を取得する検索クエリ検索結果取得手段と、ユーザのコンテンツ選択傾向に関するパラメータである選択傾向パラメータをコンテンツ履歴情報に基づいて算出するパラメータ算出手段と、関連コンテンツ検索結果におけるそれぞれの関連コンテンツの評価値である関連コンテンツ評価値と、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの評価値である検索結果評価値と、を算出するとともに、選択傾向パラメータと、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの属性に関する情報とに基づいた評価値である選択傾向評価値を算出する評価手段と、関連コンテンツ評価値と検索結果評価値と選択傾向評価値とに基づいて、検索結果として出力するコンテンツの優先度を決定し、関連コンテンツ検索結果と、検索クエリ検索結果とに基づいた検索結果を出力する出力手段と、を備える。
また、本発明に係るコンテンツ結果出力方法は、過去の検索クエリと、ユーザが選択したコンテンツとを関連づけた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶するコンテンツ履歴情報記憶手段を備える装置におけるコンテンツ検索結果提供方法であって、検索要求時の検索クエリと、前記コンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定するレコメンド取得対象コンテンツ決定ステップと、レコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツである関連コンテンツを特定するための検索結果である関連コンテンツ検索結果を取得する関連コンテンツ検索結果取得ステップと、検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツの検索結果である検索クエリ検索結果を取得する検索クエリ検索結果取得ステップと、ユーザのコンテンツ選択傾向に関するパラメータである選択傾向パラメータを前記コンテンツ履歴情報に基づいて算出するパラメータ算出ステップと、関連コンテンツ検索結果におけるそれぞれの関連コンテンツの評価値である関連コンテンツ評価値と、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの評価値である検索結果評価値と、を算出するとともに、選択傾向パラメータと、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの属性に関する情報とに基づいた評価値である選択傾向評価値を算出する評価ステップと、関連コンテンツ評価値と前記検索結果評価値と選択傾向評価値とに基づいて、検索結果として出力するコンテンツの優先度を決定し、関連コンテンツ検索結果と、検索クエリ検索結果とに基づいた検索結果を出力する出力ステップと、を含む。
このようなコンテンツ検索結果提供装置及びコンテンツ検索結果提供方法によれば、関連コンテンツ評価値と検索結果評価値とに加えて、選択傾向評価値も加味してコンテンツの優先度を決定するため、ある検索クエリにより検索されたコンテンツと、過去の検索履歴に基づいたレコメンド情報とを考慮して検索結果を提供する場合に、利用者の過去の選択傾向も考慮した検索結果を提供できるため、利用者にとって適切な優先度を持った検索結果を提供することができる。
本発明に係るコンテンツ検索結果提供装置では、パラメータ算出手段は、選択傾向パラメータとして、ユーザが選択したコンテンツの金額に関するパラメータである金額パラメータをコンテンツ履歴情報に基づいて算出し、評価手段は、金額パラメータと、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの金額に関する情報とに基づいた評価値である金額評価値を選択傾向評価値として算出してもよい。
この発明によれば、コンテンツ検索結果提供装置では、利用者の過去の選択したコンテンツの金額を考慮した検索結果を提供できるため、利用者にとって適切な優先度を持った検索結果を提供することができる。
本発明に係るコンテンツ検索結果提供装置では、パラメータ算出手段は、コンテンツ履歴情報に基づいて、各ユーザが選択したコンテンツの平均金額を算出し、ユーザが選択したコンテンツの金額と、平均金額とに基づいて金額パラメータを算出するようにしてもよい。
この発明によれば、コンテンツ検索結果提供装置は、ユーザが選択したコンテンツの金額と、平均金額とに基づいて金額パラメータを算出するため、他のユーザの利用状況も加味した金額パラメータを算出することができる。
また、本発明に係るコンテンツ検索結果提供装置では、パラメータ算出手段は、選択傾向パラメータとして、ユーザのコンテンツの選択頻度に関するパラメータである選択頻度パラメータをコンテンツ履歴情報に基づいて算出し、評価手段は、選択頻度パラメータと、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの新しさに関する情報とに基づいた評価値である新着度評価値を選択傾向評価値として算出してもよい。
この発明によれば、コンテンツ検索結果提供装置は、利用者の過去におけるコンテンツの選択頻度を考慮した検索結果を提供できるため、利用者にとって適切な優先度を持った検索結果を提供することができる。
また、本発明に係るコンテンツ検索結果提供装置では、パラメータ算出手段は、コンテンツ履歴情報に基づいて、各ユーザの平均選択頻度を算出し、ユーザのコンテンツの選択頻度と、平均選択頻度とに基づいて選択頻度パラメータを算出するようにしてもよい。
この発明によれば、コンテンツ検索結果提供装置は、ユーザの選択頻度と、平均選択頻度とに基づいて選択頻度パラメータを算出するため、他のユーザの利用状況も加味した選択頻度パラメータを算出することができる。
また、本発明に係るコンテンツ検索結果提供装置では、選択傾向パラメータとして、第1の選択傾向パラメータと第2の選択傾向パラメータがあり、選択傾向評価値として、第1の選択傾向評価値と、第2の選択傾向評価値とがあり、パラメータ算出手段は、
第1の選択傾向評価値として、ユーザが選択したコンテンツの金額に関するパラメータである金額パラメータをコンテンツ履歴情報に基づいて算出し、第2の選択傾向評価値として、ユーザのコンテンツの選択頻度に関するパラメータである選択頻度パラメータをコンテンツ履歴情報に基づいて算出し、評価手段は、第1の選択傾向評価値として、金額パラメータと、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの金額に関する情報とに基づいた評価値である金額評価値を算出し、第2の選択傾向評価値として、選択頻度パラメータと、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの新しさに関する情報とに基づいた評価値である新着度評価値を算出してもよい。
この発明によれば、コンテンツ検索結果提供装置は、利用者の過去の選択したコンテンツの金額と、利用者の過去のコンテンツの選択頻度とを考慮した検索結果を提供できるため、利用者にとって適切な優先度を持った検索結果を提供することができる。
また、本発明に係るコンテンツ検索結果提供装置では、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの金額に関する情報及び検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの新しさに関する情報は、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの順位情報を用いた情報としてもよい。
この発明によれば、コンテンツ検索結果提供装置は、各評価値を、検索したコンテンツ内における各コンテンツの順位情報を用いて算出するため、正規化した状態で評価値を算出することができる。
また、本発明に係るコンテンツ検索結果提供システムでは、コンテンツ検索結果提供装置と、コンテンツ検索結果提供装置からの要求に応じて検索されて生成された検索結果をコンテンツ検索結果提供装置へ送信する検索結果出力装置と、コンテンツ検索結果提供装置からの要求に応じてレコメンド取得対象コンテンツに対応するレコメンド情報をコンテンツ検索結果提供装置へ送信するレコメンド情報出力装置とを含む。
本発明によれば、ある検索クエリにより検索されたコンテンツと、過去の検索履歴に基づいたレコメンド情報とを考慮して検索結果を提供する場合に、利用者にとって適切な優先度を持った検索結果を提供することが可能となる。
本実施形態の情報システム構成図である。 本実施形態の情報配信サーバ200の機能を示すブロック図である。 情報配信サーバ200のハードウェア構成図である。 コンテンツ履歴情報のデータ構造を示す図である。 コンテンツメタデータ記憶部202が管理している情報のデータ構造を示す図である。 あるユーザのコンテンツ履歴情報の統計結果を示す図である。 本実施形態のレコメンドサーバ300の機能を示すブロック図である。 本実施形態の検索サーバ400の機能を示すブロック図である。 本実施形態のユーザ端末100の機能を示すブロック図である。 本実施形態の人気ランキング生成サーバ500の機能を示すブロック図である。 本実施形態のシーケンス図である。 レコメンド取得対象コンテンツID検索の詳細処理のフローチャートである。 コンテンツ評価計算の詳細処理のフローチャートである。 コンテンツ履歴情報の集計結果を示す図である。 コンテンツ履歴情報の統計結果を示す図である。 各パラメータの算出結果を示す図である。 各パラメータに対応するコンテンツ要素を説明するための図である。 各コンテンツの順位を示す図である。 評価値の一例を示す図である。 本実施形態による効果を示す図である。 他の実施形態による人気度算出方法を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
(情報処理システムの構成)
図1に示すように、情報処理システムは、情報配信サーバ200(コンテンツ検索結果提供装置)、レコメンドサーバ300(レコメンド情報出力装置)、検索サーバ400(検索結果出力装置)、人気ランキング生成サーバ500から構成される。携帯電話等のユーザ端末100は、ネットワークを介して情報配信サーバ200と接続している。
情報配信サーバ200は、ユーザ端末100から検索クエリを受信すると共に、検索要求を受け付けると、過去の検索クエリに基づいて検索された結果から選択されたコンテンツの情報を用いて、当該検索クエリと関連性のあるコンテンツを決定し、当該コンテンツに関連するコンテンツ、及び検索クエリに対応するコンテンツをユーザ端末100へ提供する。なお、ここでいう選択とは、予め定められた選択手段(リンク、ボタン等)に対する選択を意味し、閲覧を意味する選択(例えば、コンテンツ詳細情報のリンク選択等)だけでなく、購入を目的とする選択(例えば、コンテンツ購入用のリンク選択等)も含む。また、ここでコンテンツとは、コンテンツの内容だけでなく、コンテンツの識別情報も含む。
図2は、本実施形態の情報配信サーバ200の機能構成を示すブロック図である。図2に示されるように、情報配信サーバ200は、コンテンツ履歴情報記憶部201(コンテンツ履歴情報記憶手段)、コンテンツメタデータ記憶部202(コンテンツメタデータ記憶手段)、検索要求受付部203、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204(レコメンド取得対象コンテンツ決定手段)、関連コンテンツ取得部205(関連コンテンツ検索結果取得手段)、クエリ検索結果取得部206(検索クエリ検索結果取得手段)、人気ランキング取得部207(人気度情報取得手段)、パラメータ算出部208(パラメータ算出手段)、コンテンツ評価部209(評価手段)、及びコンテンツ検索結果出力部210(出力手段)を含んで構成されている。
図3は、情報配信サーバ200のハードウェア構成図である。図1に示される情報配信サーバ200は、物理的には、図3に示すように、1又は複数のCPU11、主記憶装置であるRAM12及びROM13、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置14、ディスプレイ等の出力装置15、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール16、半導体メモリ等の補助記憶装置17などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図2における各機能は、図3に示すCPU11、RAM12等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御のもとで入力装置14、出力装置15、通信モジュール16を動作させるとともに、RAM12や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図2に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
コンテンツ履歴情報記憶部201は、過去の検索クエリと、当該過去の検索クエリに基づいた検索結果から選択されたコンテンツとを対応付けた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶するデータベースである。
図4は、コンテンツ履歴情報の記憶内容を示す説明図である。図4に示すように、コンテンツ履歴情報は、ユーザID、クエリ、各クエリにおける選択回数、選択されたコンテンツID、レコードID、選択時の日時、及びコンテンツ料を含む。
図4では、例えば、ユーザIDが「User1」のユーザ端末100がクエリ「コミック」で検索要求し、その検索結果から「コミックA(無料お試し版)」が、2013年3月7日に選択されたことを示している。コンテンツ料が0円であるので、このコンテンツは、無料であることを示している。また、各クエリにおける選択回数は、同一ユーザ且つ同一クエリにより検索されたコンテンツが選択された回数を意味する。レコードIDは、同一ユーザにおけるコンテンツ履歴情報のIDを意味する。
コンテンツメタデータ記憶部202は、コンテンツと当該コンテンツのメタデータとを関連付けた情報(コンテンツメタデータ)を記憶するデータベースである。
図5は、コンテンツメタデータの記憶内容を示す説明図である。図5に示すように、コンテンツメタデータは、コンテンツID、及びメタデータを含む。ここでメタデータとは、データ検索用の情報(例えば、コンテンツの属性情報等)を意味する。図5に示すように、メタデータとして、商品詳細、価格、及び新着発売後経過日数の情報を含む。
図5では、例えば、コンテンツID「コミックA(カラー版)」の商品詳細が「学校の問題児、○○○は今日もイタズラ三昧!!そんな○○○のでっかい夢は歴代の勇者、△△の名を受けついで・・・」であり、価格が420円であり、新着発売後経過日数が2日であることを示している。なお、情報配信サーバ200は、新着発売後経過日数の情報の代わりに発売日の情報を保持して、所定のタイミングで当該発売日の情報を用いて、新着発売後経過日数を算出するようにしてもよい。
図2に戻り、検索要求受付部203は、ユーザ端末100から、ユーザID及び検索クエリを取得すると共にコンテンツの検索要求を受け付ける。
レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、検索要求時の検索クエリと、コンテンツ履歴情報記憶部201が記憶しているコンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定する。
具体的に、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツ履歴情報を参照して、検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツをレコメンド取得対象コンテンツに決定する。また、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、検索要求時の検索クエリに対応する過去の検索クエリが無い場合(すなわち、検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツが無い場合)は、コンテンツ履歴情報のコンテンツの内、検索要求時の検索クエリとメタデータに基づいてレコメンド取得対象コンテンツを決定する。そして、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツ履歴情報のコンテンツの内、検索要求時の検索クエリに基づいたメタデータが無い場合、最新のコンテンツ履歴情報のコンテンツをレコメンド取得対象コンテンツに決定する。なお、検索要求時の検索クエリに対応する過去の検索クエリには、検索要求時の検索クエリに完全一致する過去の検索クエリだけでなく、部分一致する過去の検索クエリも含む。
関連コンテンツ取得部205は、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204が決定したレコメンド取得対象コンテンツをレコメンドサーバ300へ通知すると共に、関連コンテンツの取得要求を行い、レコメンドサーバ300から関連コンテンツを第1の検索結果として取得する。ここで、関連コンテンツとは、レコメンド取得対象コンテンツに類似するコンテンツ(例えば、メタデータが共通しているコンテンツ)をいう。
クエリ検索結果取得部206は、検索クエリを検索サーバ400へ通知すると共に、当該検索クエリに対応するコンテンツを第2の検索結果として検索サーバ400から取得する。
人気ランキング取得部207は、人気ランキング生成サーバ500からコンテンツの人気度情報を取得する。ここで、人気度情報とは、各コンテンツの人気度合いを示す情報である。人気度は、選択された回数に基づいて定められる。
パラメータ算出部208は、コンテンツ履歴情報に基づいたパラメータを算出する。具体的には、ユーザ端末100のコンテンツ利用金額に関するパラメータである利用金額パラメータ、ユーザ端末100のログ数に関するパラメータであるログ数パラメータ、ユーザ端末100のコンテンツの選択頻度に関するパラメータである選択頻度パラメータを算出する。
パラメータ算出部208は、図6に示すような、利用金額と、ログ数と、選択頻度の情報とを用いて上述の各パラメータを算出する。パラメータ算出部208は、所定期間(例えば、直近1週間)のコンテンツ履歴情報を抽出し、抽出したコンテンツ履歴情報の件数からログ数を算出する。そして、パラメータ算出部208は、抽出したコンテンツ履歴情報のコンテンツ料の合計により利用金額を算出する。そして、パラメータ算出部208は、抽出した情報の件数を日数である7で割ることにより、1日当たりのコンテンツの選択頻度を算出する。
図6の例では、ユーザ「User1」における利用金額が1050円であり、ログ数が25レコードであり、選択頻度が1日あたり3.57件であることを示している。上述のパラメータを算出する具体的な方法については、後述する。
コンテンツ評価部209は、関連コンテンツ取得部205が取得した関連コンテンツの評価値と、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの評価値と、人気ランキング取得部207が取得した人気度情報に基づいた評価値等の各種評価値を算出する。
コンテンツ検索結果出力部210は、コンテンツ評価部209が評価した結果に基づいて、コンテンツ結果を生成し、当該コンテンツ検索結果をユーザ端末100へ出力する。
(レコメンドサーバ)
次に、レコメンドサーバ300について説明する。図7は、レコメンドサーバ300の機能構成を示すブロック図である。図7に示すとおり、レコメンドサーバ300は、レコメンド取得対象コンテンツ取得部301、関連コンテンツ計算部302、及び関連コンテンツ送信部303を含んで構成されている。このレコメンドサーバ300は、1又は複数のCPU、RAM、ROMなどのハードウェアにより構成されており、記憶されているプログラムにしたがってCPUは動作するよう構成されている。具体的には、情報配信サーバ200と同様の構成をとるものであって、図3に示されるハードウェア構成により実現される。以下、各構成について説明する。
レコメンド取得対象コンテンツ取得部301は、情報配信サーバ200からレコメンド取得対象コンテンツを取得するものである。
関連コンテンツ計算部302は、レコメンド取得対象コンテンツ取得部301が取得したレコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツを、図示しないコンテンツのデータベースから検索し、計算することにより関連コンテンツを決定する。例えば、関連コンテンツ計算部302は、レコメンド取得対象コンテンツのメタデータと同一のメタデータを有するコンテンツを関連コンテンツとする。
関連コンテンツ送信部303は、関連コンテンツ計算部302が計算した結果により定められた関連コンテンツ及び各関連コンテンツの順位情報を情報配信サーバ200へ送信する。
(検索サーバ)
次に、検索サーバ400について説明する。図8は、検索サーバ400の機能構成を示すブロック図である。図8に示すとおり、検索サーバ400は、クエリ取得部401、コンテンツ計算部402、及びクエリ検索結果コンテンツ送信部403を含んで構成されている。この検索サーバ400は、1又は複数のCPU、RAM、ROMなどのハードウェアにより構成されており、記憶されているプログラムにしたがってCPUは動作するよう構成されている。具体的には、情報配信サーバ200と同様の構成をとるものであって、図3に示されるハードウェア構成により実現される。以下、各構成について説明する。
クエリ取得部401は、情報配信サーバ200から検索クエリを取得するものである。
コンテンツ計算部402は、クエリ取得部401が取得した検索クエリに対応するコンテンツを、図示しないコンテンツのデータベースから検索して、送信対象となるコンテンツを決定する。具体的には、コンテンツ計算部402は、コンテンツのデータベースから検索したそれぞれのコンテンツに対して計算処理をした結果に基づいて情報配信サーバ200へ送信する対象となるコンテンツを決定する。上記計算処理の具体例として、コンテンツ計算部402は、検索クエリに対応するコンテンツについて、当該検索クエリに対応するメタデータ数等を計算する。
クエリ検索結果コンテンツ送信部403は、コンテンツ計算部402が計算した結果定めたコンテンツ及び各コンテンツの順位情報を情報配信サーバ200へ送信する。
(ユーザ端末)
次に、ユーザ端末100について説明する。図9は、ユーザ端末100の機能構成を示すブロック図である。図9に示すとおり、ユーザ端末100は、ブラウザ101、レコメンド要求送信部102、及び配信情報表示部103を含んで構成されている。このユーザ端末100は、1又は複数のCPU、RAM、ROMなどのハードウェアにより構成されており、記憶されているプログラムにしたがってCPUは動作するよう構成されている。具体的には、情報配信サーバ200と同様の構成をとるものであって、図3に示されるハードウェア構成により実現される。以下、各構成について説明する。
ブラウザ101は、インターネットに接続するためのアプリケーション部分であり、インターネット上に配置されているサイトに対してアクセスし、サイトに保持されているコンテンツをユーザに閲覧可能にさせるものである。
レコメンド要求送信部102は、図示しない操作部をユーザが操作することにより、検索クエリ及びユーザIDとともにレコメンド情報の要求を情報配信サーバ200に送信する部分である。
配信情報表示部104は、ブラウザ101により取得されたメニュー画面およびコンテンツ(Webページ)を表示する部分である。
(人気ランキング生成サーバ)
次に、人気ランキング生成サーバ500について説明する。図10は、人気ランキング生成サーバ500の機能構成を示すブロック図である。図10に示すとおり、人気ランキング生成サーバ500は、コンテンツ取得部501、人気ランキング生成部502、及び人気ランキング送信部503を含んで構成されている。この人気ランキング生成サーバ500は、1又は複数のCPU、RAM、ROMなどのハードウェアにより構成されており、記憶されているプログラムにしたがってCPUは動作するよう構成されている。具体的には、情報配信サーバ200と同様の構成をとるものであって、図3に示されるハードウェア構成により実現される。以下、各構成について説明する。
コンテンツ取得部501は、情報配信サーバ200からコンテンツを取得するものである。コンテンツ取得部501は、少なくともコンテンツを特定し得る情報を取得すればよい。
人気ランキング生成部502は、コンテンツ取得部501が取得したコンテンツの人気ランキングを、図示しない人気ランキングを管理するデータベースから検索することにより、人気ランキングを生成する。具体的には、人気ランキング生成部502は、複数のユーザ端末100により各コンテンツが選択された回数から算出される人気ランキングを示す人気度情報を生成する。人気ランキング生成部502は、全コンテンツ内における各コンテンツの人気ランキングを生成してもよいし、同一の属性内における各コンテンツの人気ランキングを生成してもよい。
人気ランキング送信部503は、人気ランキング生成部502が生成した人気度情報を情報配信サーバ200へ送信する。
つぎに、これらユーザ端末100、情報配信サーバ200、レコメンドサーバ300、検索サーバ400及び人気ランキング生成サーバ500の動作について図11を用いて説明する。図11は、ユーザ端末100の要求に応じて検索結果を配信するときのユーザ端末100、情報配信サーバ200、レコメンドサーバ300、検索サーバ400及び人気ランキング生成サーバ500の処理を示すシーケンス図である。
図11に示すとおり、ユーザ端末100のレコメンド要求送信部102は、ユーザIDと検索クエリとを情報配信サーバ200へ送信すると共に、検索結果送信要求する(ステップS1)。
情報配信サーバ200の検索要求受付部203は、ユーザIDと検索クエリとを取得すると共に、検索結果送信要求を受け付け、クエリ検索結果取得部206は、当該検索クエリを検索サーバ400へ送信する(ステップS2)。
レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、検索要求時の検索クエリと、コンテンツ履歴情報記憶部201が記憶しているコンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定する(ステップS3)。レコメンド取得対象コンテンツ決定部204がレコメンド取得対象コンテンツを決定する詳細の方法については、後述する。
関連コンテンツ取得部205は、レコメンド取得対象コンテンツのコンテンツIDをレコメンドサーバ300へ送信する(ステップS4)。レコメンドサーバ300の関連コンテンツ計算部302は、当該レコメンド取得対象コンテンツの関連コンテンツを計算し(ステップS5)、レコメンドサーバ300の関連コンテンツ送信部303は、当該関連コンテンツの計算結果を情報配信サーバ200へ送信する(ステップS6)。
検索サーバ400のコンテンツ計算部402は、検索クエリに対応するコンテンツを計算し(ステップS7)、検索サーバ400のクエリ検索結果コンテンツ送信部403は、計算に基づく結果を情報配信サーバ200へ送信する(ステップS8)。
コンテンツ取得部501は、コンテンツIDを人気ランキング生成サーバ500へ送信する(ステップS9)。人気ランキング生成サーバ500の人気ランキング生成部502は、人気ランキングを生成し(ステップS10)、人気ランキング生成サーバ500の人気ランキング送信部503は、当該人気ランキングを情報配信サーバ200へ送信する(ステップS11)。
コンテンツ評価部209は、関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツの評価値と、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの評価値とを含む各種評価値を算出し(ステップS12)、コンテンツ検索結果出力部210は、上記の評価値による優先度に基づいた出力用の検索結果をユーザ端末100へ出力する(ステップS13)。なお、ステップS12及びステップS13の処理の詳細については、後述する。
続いて、ステップS3における、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204がレコメンド取得対象コンテンツを決定する詳細の方法を図12のフローチャートを用いて説明する。レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、検索クエリa(例えば、「飲み物」)に対応するコンテンツ群Aがコンテンツ履歴に存在するか、コンテンツ履歴情報記憶部201より検索する(ステップS31)。ここで、コンテンツ群Aは、検索クエリaに対応するコンテンツの集合を意味する。
コンテンツ群Aがある場合(ステップS32;YES)、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツ群Aの中で最新のコンテンツをレコメンド取得対象コンテンツとし(ステップS33)、処理を終了する。
コンテンツ群Aがない場合(ステップS32;NO)、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツメタデータ記憶部202とコンテンツ履歴情報記憶部201とに記憶されている情報を参照して、クエリaをメタデータに含むコンテンツの集合であるコンテンツ群Bを検索する(ステップS34)。
コンテンツ群Bがある場合(ステップS35;YES)、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツ群Bの中で最新のコンテンツをレコメンド取得対象コンテンツとし(ステップS36)、処理を終了する。
コンテンツ群Bがない場合(ステップS35;NO)、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツ履歴情報記憶部201に記憶されているコンテンツ履歴情報の内、最新のものをレコメンド取得対象コンテンツとして(ステップS37)、処理を終了する。
続いて、図13のフローチャートを用いて評価算出処理を説明する。この処理は、図11に示したシーケンス図のステップS12とステップS13に対応する。まず、パラメータ算出部208は、コンテンツ履歴情報に基づいて各種パラメータを算出する(ステップS91)。
具体的には、パラメータ算出部208は、コンテンツ履歴情報を参照して、ユーザ毎に直近の所定期間(例えば、1週間)のログ数及び利用金額を算出する。
パラメータ算出部208がコンテンツ履歴情報を参照して、ユーザ毎に直近1週間のログ数及び利用金額を算出した結果の例を図14に示す。
図14に示すように、例えば、ユーザ「User1」は、1週間でコンテンツを25件選択し、選択したコンテンツの利用金額の合計が1050円であることを示している。
図14に示すような情報を生成するタイミングは、ユーザ端末100から検索要求を受信した後でもよいし、例えば1日毎に生成するようにしてもよい。
続いて、パラメータ算出部208は、図14に示した情報に基づいて、利用金額の平均値及び利用金額の標準偏差、ログ数の平均値、選択頻度(1日あたりのコンテンツ選択数)の平均値及び選択頻度の標準偏差を算出する。
パラメータ算出部208が、図14に示した情報に基づいて、各ユーザの利用金額の平均値(平均金額)、利用金額の標準偏差、ログ数の平均値、各ユーザのコンテンツの選択頻度(1日あたりのコンテンツ選択数)の平均値(平均選択頻度)、及び選択頻度の標準偏差を算出した結果を図15に示す。
図15に示すように、各ユーザの利用金額の平均が740.25円であり、利用金額の標準偏差が616.3円であり、平均選択ログ数が18.45であり、選択頻度の平均値が2.64であり、選択頻度の標準偏差が1.78である。
続いて、パラメータ算出部208は、図14に示した情報、及び図15に示した情報を用いて、金額に関するパラメータ、選択頻度に関するパラメータ、及びログ数に関するパラメータを算出する。
図16にユーザ「User1」の各パラメータを算出するための情報と、各パラメータとをまとめた表を示す。図16を用いて、各パラメータを算出する方法を説明する。
まず、利用金額に関するパラメータである利用金額パラメータPを算出する方法を説明する。パラメータ算出部208は、以下の式(1)に基づいて利用金額パラメータPを算出する。
=(特定ユーザの利用金額−利用金額の平均値)/利用金額の標準偏差 ・・・(1)
ユーザ「User1」の利用金額パラメータPは、上記式(1)に基づいて、P=(1050−740.25)/616.3=0.503となる。
次に、選択頻度に関するパラメータである選択頻度パラメータPを算出する方法を説明する。パラメータ算出部208は、以下の式(2)に基づいてパラメータPを算出する。
=(特定ユーザの選択頻度−選択頻度の平均値)/選択頻度の標準偏差 ・・・(2)
ユーザ「User1」の選択頻度に関するパラメータPは、上記式(2)に基づいて、P=(3.57−2.64)/1.78=0.52となる。
次に、ログ数に関するパラメータであるログ数パラメータβを算出する方法を説明する。パラメータ算出部208は、以下の式(3)に基づいてログ数パラメータβを算出する。
β=(対象クエリにおいてクリックされたログ数/n)・・・(3)
上記式nは、閾値である。ここでは、閾値を10とする。クエリが「コミック」である場合、当該クエリ「コミック」におけるログ数が7であるので、ユーザ「User1」のログ数パラメータβは、上記式(3)に基づいて、β=(7/10)=0.49となる。なお、ログ数パラメータβの最大値を1とする。
コンテンツ評価部209は、パラメータ算出部208が算出した利用金額パラメータP、ログ数パラメータβ、及び選択頻度パラメータPを用いて、各コンテンツの評価値を算出する。
図17に示すように、利用金額のパラメータPは、ユーザが有料のコンテンツを利用するか否かを判断することができる指標であるので、有料コンテンツの優先度を高めるか否かを決める際に利用する。従って、コンテンツ評価部209は、利用金額のパラメータPを用いてコンテンツの金額に関する評価値を算出する。
ログ数が少ない場合、レコメンドするコンテンツの適正度が必ずしも高くないため、人気の高いコンテンツを優先的に出力した方がよいと考えられる。よって、ログ数パラメータβを、人気の高いコンテンツの優先度を高めるか否かを決める際に利用する。従って、コンテンツ評価部209は、ログ数パラメータβを用いて人気度についての評価値を算出する。
選択頻度パラメータPは、ユーザの選択頻度が高い場合、そのユーザは、古いコンテンツを既に検索済みの可能性が高いため、新しいコンテンツを好む傾向が高いと考えられる。よって、選択頻度パラメータPに基づいて、新着コンテンツの優先度を高めるか否かを決める際に利用する。従って、コンテンツ評価部209は、選択頻度パラメータPを用いてコンテンツの新しさに関する評価値を算出する。
図13に示すフローチャートへ戻り、コンテンツ評価部209は、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの集合であるコンテンツ群C1のそれぞれのコンテンツの評価値である評価値V1を求める(ステップS92)。
コンテンツ評価部209が算出する評価値V1は、以下の式(4)により求めることができる。
V1=α×{(x+1−rank)/x}・・・(4)
ここで、xは、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの件数であり、係数αは、関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツと、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツとの優先度合を定める指標値である。なお、係数αは、固定値である。rankは、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内における各コンテンツの順位である。なお、この順位は、クエリの一致度合いや登録順などによる検索ルールに基づいた順位であり、人気ランキングの順位とは異なる。
よって、評価値V1は、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの件数と、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内における各コンテンツの順位とに基づいて算出される値である。クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内における各コンテンツの順位が上位であれば、上位であるほど、評価値V1が高くなる。
なお、コンテンツ評価部209は、上記式(4)により評価値V1を算出したが、他の種々の式により評価値V1を算出するようにしてもよい。例えば、上記式(4)では、(x+1−rank)をxで割っているが、xをrankで割るようにしてもよい。
コンテンツ評価部209は、関連コンテンツ群C2のコンテンツの内、コンテンツ群C1にも含まれるコンテンツの評価値V2を求める(ステップS93)。関連コンテンツ群C2のコンテンツの内、コンテンツ群C1のコンテンツには含まれないコンテンツは、評価対象外とするものとする。なお、関連コンテンツ群C2のコンテンツの内、コンテンツ群C1のコンテンツには含まれないコンテンツの評価値V2を求めるようにしてもよい。
コンテンツ評価部209が算出する評価値V2は、以下の式(5)により求めることができる。
V2=(1−α)×β×{(x+1−rank)/x}・・・(5)
ここで、xは、関連コンテンツ取得部205が取得した件数であり、係数αは、関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツと、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツとの優先度合を定める指標値であり、rankは、関連コンテンツ取得部205が取得した関連コンテンツ内における各コンテンツの順位である。よって、評価値V2は、関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツの件数と、関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツ内における各コンテンツの順位と、ログ数パラメータβの値とに基づいて算出される値である。関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツ内における各コンテンツの順位が上位であれば、上位であるほど、評価値V2が高くなる。なお、コンテンツ評価部209は、上記式(5)により評価値V2を算出したが、他の種々の式により評価値V2を算出するようにしても良い。例えば、上記式(5)では、(x+1−rank)をxで割っているが、xをrankで割るようにしてもよい。
続いて、コンテンツ評価部209は、コンテンツ群C1のコンテンツの人気度に関する評価値である評価値V3を求める(ステップS94)。コンテンツ評価部209が算出する評価値V3は、以下の式(6)により求めることができる。
V3=(1−α)×(1−β)×{(x+1−rank)/x}・・・(6)
ここで、xは、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの件数であり、rankは、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内における、人気ランキング取得部207が取得した人気度情報(各コンテンツの人気順位)に基づいた順位である。
ログ数パラメータβは、コンテンツ履歴の情報の件数が多いほどログ数パラメータβの値が大きくなる。上記式(6)より、ログ数パラメータβが大きくなるほど、評価値V3が小さくなり、ログ数パラメータβが小さくなるほど、評価値V3が大きくなる。このように、コンテンツ履歴の情報の件数が少ない場合に、情報配信サーバ200は、コンテンツの人気度に関する評価値である評価値V3を大きくすることにより、コンテンツ履歴の情報が少ない場合に、人気度の高いコンテンツを優先的に出力させることができる。
このように、評価値V3は、係数αと、ログ数パラメータβと、人気ランキング取得部207が取得した人気ランキングの情報とに基づいて算出される値である。
人気ランキング取得部207が取得した人気ランキングが上位であれば、上位であるほど、評価値V3が高くなる。なお、コンテンツ評価部209は、上記式(6)により評価値V3を算出したが、他の種々の式により評価値V3を算出するようにしてもよい。例えば、上記式(6)では、(x+1−rank)をxで割っているが、xをrankで割るようにしてもよい。
続いて、コンテンツ評価部209は、コンテンツ群C1のコンテンツの金額に関する評価値(金額評価値)である評価値V4を求める(ステップS95)。コンテンツ評価部209が算出する評価値V4は、以下の式(7)により求めることができる。
V4=(1−α)×P×{(x+1−rank)/x}・・・(7)
ここで、xは、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの件数であり、rankは、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内における金額の順位である。例えば、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内において最も高額なコンテンツであれば、rankが1になる。
利用金額パラメータPは、ユーザが過去に利用したコンテンツの金額が高ければ高いほど大きくなる。上記式(7)より、パラメータPが大きくなるほど、評価値V4が大きくなる。このように、ユーザが過去に利用したコンテンツの金額が高い場合に、情報配信サーバ200は、コンテンツの利用金額に関する評価値である評価値V4を大きくすることにより、過去に利用したコンテンツの金額が高いユーザ(すなわち、購買意欲の高いユーザ)に対して、有料のコンテンツを優先的に出力させることができる。
このように、評価値V4は、係数αと、利用金額パラメータPと、コンテンツの金額の順位を示すrankとに基づいて算出される値である。
なお、コンテンツ評価部209は、上記式(7)により評価値V4を算出したが、他の種々の式により評価値V4を算出するようにしてもよい。例えば、上記式(7)では、(x+1−rank)をxで割っているが、xをrankで割るようにしてもよい。
続いて、コンテンツ評価部209は、コンテンツ群C1のコンテンツの新しさに関する評価値(新着度評価値)である評価値V5を求める(ステップS96)。コンテンツ評価部209が算出する評価値V5は、以下の式(8)により求めることができる。
V5=(1−α)×P×{(x+1−rank)/x}・・・(8)
ここで、xは、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの件数であり、rankは、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内における新しさの順位である。例えば、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内において、最も新しいコンテンツであれば、rankが1になる。
選択頻度パラメータPは、ユーザのコンテンツの選択頻度が高ければ高いほど大きくなる。上記式(8)より、選択頻度パラメータPが大きくなるほど、評価値V5が大きくなる。このように、ユーザによるコンテンツの選択頻度が高い場合に、情報配信サーバ200は、コンテンツの新しさに関する評価値である評価値V5を大きくすることにより、新しいコンテンツを所望していると考えられるユーザに対して、新しいコンテンツを優先的に出力させることができる。
このように、評価値V5は、係数αと、選択頻度パラメータPと、コンテンツの新しさの順位を示すrankとに基づいて算出される値である。
なお、コンテンツ評価部209は、上記式(8)により評価値V5を算出したが、他の種々の式により評価値V5を算出するようにしてもよい。例えば、上記式(8)では、(x+1−rank)をxで割っているが、xをrankで割るようにしてもよい。
続いて、コンテンツ評価部209は、評価値V1、V2、V3
、V4及びV5から最終評価値V6を求める(ステップS97)。最終評価値V6は、以下の式(9)により求めることができる。
V6=V1+V2+V3+V4+V5・・・(9)
このように、関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツ内における評価値V1と、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内における評価値V2と、人気ランキング取得部207が取得した人気度情報に基づいた評価値V3と、コンテンツ群C1のコンテンツの金額に関する評価値である評価値V4と、コンテンツ群C1のコンテンツの新しさに関する評価値である評価値V5とを用いて、最終評価値V6を算出することにより、複数の観点の評価値を算出することができ、ユーザの嗜好性を考慮した、コンテンツの評価値を算出することができる。
なお、最終評価値V6として、評価値V1〜V5の全てを加算しているが、評価値V1とV2を加算した値に、評価値V3〜V5の少なくとも1つの値を加算するようにしてもよい。この場合でも、情報配信サーバ200は、ユーザの利用傾向に即した評価値を算出することができる。
コンテンツ検索結果出力部210は、最終評価値V6のランキング順に並べたコンテンツ結果を出力する(ステップS98)。
図18に、各コンテンツのrank、rank、rank、rank、及びrankの例を示す。図18の例では、検索クエリが「コミック」で、レコメンド対象コンテンツが「コミックA(無料お試し版)」であるものとする。
図18に示す「コミックA(無料お試し版)」のrank及びrankは、1であり、「コミックA(無料お試し版)」のrankは、7である。そして、コンテンツの金額が無料であるため、rankの値は、設定されていない。そして、「コミックA(無料お試し版)」が発売から所定期間を経過しているため、rankの値は、設定されていない。
続いて、係数αが0.3であり、x、x、x、x、及びxは、20である場合に、図18に示した各コンテンツのrank、rank、rank、rank、及びrankに基づいて、評価値V1〜V5を算出した例を図19に示す。
図19に示すように、評価値V1、及び評価値V2が高いコンテンツである「コミックA(無料お試し版)」は、評価値V4及び評価値V5が0であるため、最終評価値V6の順位が5位になる。そして、評価値V4及び評価値V5ともに0ではないコンテンツの最終評価値V6における順位が上位になる。このように、情報配信サーバ200は、ユーザの利用傾向に即した評価値を算出することができる。
次に、図20を用いて、評価値V1及び評価値V2に基づいて出力した場合と、最終評価値V6に基づいて出力した場合の検索結果の違いについて説明する。図20(A)が図19に示した表における評価値V1及び評価値V2に基づいて出力した場合の例であり、図20(B)が図19に示した表における最終評価値V6に基づいて出力した場合の例である。
図20(A)に記載のように、評価値V1及び評価値V2に基づいて出力した場合、コンテンツの利用状況をそれほど考慮していないため、検索サーバ400の検索結果の影響を受けやすい。一方、図20(B)に記載のように最終評価値V6に基づいて出力した場合、人気度の高いコンテンツや有料のコンテンツが上位に出力される。
次に、本実施形態の情報配信サーバ200の作用効果について説明する。情報配信サーバ200においては、コンテンツ履歴情報記憶部201が、過去の検索クエリと、ユーザが選択したコンテンツとを関連づけた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶し、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204が、検索要求時の検索クエリと、コンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定する。
そして、関連コンテンツ取得部205が、レコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツである関連コンテンツを特定するための検索結果である関連コンテンツ検索結果を取得し、検索クエリ検索結果取得部206が、検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツの検索結果である検索クエリ検索結果を取得する。
そして、パラメータ算出部208が、ユーザのコンテンツ選択傾向に関するパラメータである選択傾向パラメータ(利用金額パラメータP、選択頻度パラメータP)をコンテンツ履歴情報に基づいて算出する。
そして、コンテンツ評価部209は、関連コンテンツ検索結果におけるそれぞれの関連コンテンツの評価値である関連コンテンツ評価値と、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの評価値である検索結果評価値とを算出すると共に、選択傾向パラメータと、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの属性(コンテンツの価格や発売後の経過日数)に関する情報とに基づいた評価値である選択傾向評価値(評価値V4、V5)を算出する。コンテンツ検索結果出力部210は、関連コンテンツ評価値と、検索結果評価値と、選択傾向評価値とに基づいて、検索結果として出力するコンテンツの優先度を決定し、関連コンテンツ検索結果と、検索クエリ検索結果とに基づいた検索結果を出力する。
この場合、情報配信サーバ200は、関連コンテンツ評価値と検索結果評価値とに加えて、選択傾向評価値も加味してコンテンツの優先度を決定するため、ある検索クエリにより検索されたコンテンツと、過去の検索履歴に基づいたレコメンド情報とを考慮して検索結果を提供する場合に、利用者にとって適切な優先度を持った検索結果を提供することができる。
また、情報配信サーバ200では、パラメータ算出部208は、ユーザが選択したコンテンツの金額に関するパラメータである金額パラメータをコンテンツ履歴情報に基づいて算出し、コンテンツ評価部209は、利用金額パラメータPと、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの金額に関する情報とに基づいた評価値である金額評価値(評価値V4)を算出している。この場合、情報配信サーバ200では、利用者の過去の選択したコンテンツの金額を考慮した検索結果を提供できるため、利用者にとって適切な優先度を持った検索結果を提供することができる。
また、情報配信サーバ200では、パラメータ算出部208は、コンテンツ履歴情報に基づいて、各ユーザが選択したコンテンツの平均金額を算出し、ユーザが選択したコンテンツの金額と、平均金額とに基づいて利用金額パラメータPを算出している。この場合、情報配信サーバ200は、ユーザが選択したコンテンツの金額と、平均金額とに基づいて利用金額パラメータPを算出するため、他のユーザの利用状況も加味した利用金額パラメータPを算出することができる。
また、情報配信サーバ200では、パラメータ算出部208は、ユーザのコンテンツの選択頻度に関するパラメータである選択頻度パラメータをコンテンツ履歴情報に基づいて算出し、コンテンツ評価部209は、選択頻度パラメータPと、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの新しさに関する情報とに基づいた評価値である新着度評価値(評価値V5)を選択傾向評価値として算出している。この場合、情報配信サーバ200は、利用者の過去の選択頻度を考慮した検索結果を提供できるため、利用者にとって適切な優先度を持った検索結果を提供することができる。
また、情報配信サーバ200は、パラメータ算出部208は、コンテンツ履歴情報に基づいて、各ユーザのコンテンツの平均選択頻度を算出し、ユーザのコンテンツの選択頻度と、平均選択頻度とに基づいて選択頻度パラメータPを算出している。この場合、情報配信サーバ200は、ユーザのコンテンツの選択頻度と、平均選択頻度とに基づいて選択頻度パラメータPを算出するため、他のユーザの利用状況も加味した選択頻度パラメータを算出することができる。
また、情報配信サーバ200は、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの金額に関する情報及び検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの新しさに関する情報は、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの順位情報(rank、rank)を用いた情報としている。
この場合、情報配信サーバ200は、各評価値を、検索したコンテンツ内における各コンテンツの順位情報を用いて算出するため、正規化した状態で評価値を算出することができる。
上述の実施形態では、人気ランキング取得部207が、コンテンツ全体における各コンテンツの人気順位情報を取得する場合について述べたが、さらに同一の属性を有するコンテンツ内の人気度情報を取得して、コンテンツ全体における各コンテンツの人気順位情報と同一の属性を有するコンテンツ内の人気度情報とを用いて、人気度評価値を算出するようにしてもよい。
rankを導出するためのランキングをrankp’として、以下の式でrankp’を求める。
rankp’=(全コンテンツ内のランキング)+{(サービス内のランキング)/(サービス内コンテンツ数)*(全コンテンツ数)}・・・(10)
上記式(10)を用いて算出した値が少ない順にrankを決める。具体例を図21に示す。図21に示すように、単に全体のランキングでは、アクションB、アクションC、アクションA、アクションDの順番になるが、上記式(10)を用いて算出した結果に基づいてrankを算出すると、アクションB、アクションA、アクションD、アクションCの順番になる。
この場合、コンテンツ全体の順位だけでなく、同一属性内の順位も考慮して人気度評価値を算出することができるため、情報配信サーバ200は、属性毎に選択され易さの偏りも考慮した人気度を算出することが可能となる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、情報配信サーバ200と、レコメンドサーバ300と、検索サーバ400を分けて構成する場合について述べたが、各サーバの機能を1台のサーバで実現するようにしてもよい。
上述の実施形態では、ログ数パラメータβが大きくなるほど関連コンテンツの評価値V2が大きくなるように定義されている場合について述べたが、ログ数パラメータβが小さくなるほど関連コンテンツの評価値V2が大きくなるように定義されていてもよい。
この場合、コンテンツ履歴情報の数が大きいほど小さな値になるように定義されることにより、関連コンテンツの評価値V2と、コンテンツ履歴情報の数とを連動させることができる。すなわち、情報配信サーバ200は、検索要求時の検索クエリと同一の検索クエリで過去に検索している度合いが高いほど、関連コンテンツの評価値V2を高めることになる。
上述の実施形態では、全ユーザの平均値を用いてパラメータ(利用金額パラメータP、選択頻度パラメータP)を算出する場合について述べたが、全ユーザの平均値ではなく、予め閾値を設けて、当該閾値とユーザの値(ユーザの利用金額、ユーザの選択頻度)とを比較してパラメータを算出するようにしてもよい。
上述の実施形態で記載の評価値V2〜V5を算出する式を他の式により算出するようにしてもよい。例えば、上記評価値V2〜V5を算出する式(式(5)〜(8))に記載のαをα/4とするようにしてもよい。
100…ユーザ端末、101…ブラウザ、102…レコメンド要求送信部、103…配信情報表示部、200…情報配信サーバ、201…コンテンツ履歴情報記憶部、202…コンテンツメタデータ記憶部、203…検索要求受付部、204…レコメンド取得対象コンテンツ決定部、205…関連コンテンツ取得部、206…クエリ検索結果取得部、207…人気ランキング取得部、208…パラメータ算出部、209…コンテンツ評価部、210…コンテンツ検索結果出力部、300…レコメンドサーバ、301…レコメンド取得対象コンテンツ取得部、302…関連コンテンツ計算部、303…関連コンテンツ送信部、400…検索サーバ、401…クエリ取得部、402…コンテンツ計算部、403…クエリ検索結果コンテンツ送信部、500…人気ランキング生成サーバ、501…コンテンツ取得部、502…人気ランキング生成部、503…人気ランキング送信部。

Claims (9)

  1. 過去の検索クエリと、ユーザが選択したコンテンツとを関連づけた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶するコンテンツ履歴情報記憶手段と、
    検索要求時の検索クエリと、前記コンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定するレコメンド取得対象コンテンツ決定手段と、
    前記レコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツである関連コンテンツを特定するための検索結果である関連コンテンツ検索結果を取得する関連コンテンツ検索結果取得手段と、
    前記検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツの検索結果である検索クエリ検索結果を取得する検索クエリ検索結果取得手段と、
    前記ユーザのコンテンツ選択傾向に関するパラメータである選択傾向パラメータを前記コンテンツ履歴情報に基づいて算出するパラメータ算出手段と、
    前記関連コンテンツ検索結果におけるそれぞれの関連コンテンツの評価値である関連コンテンツ評価値と、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの評価値である検索結果評価値と、を算出するとともに、前記選択傾向パラメータと、前記検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの属性に関する情報とに基づいた評価値である選択傾向評価値を算出する評価手段と、
    前記関連コンテンツ評価値と前記検索結果評価値と前記選択傾向評価値とに基づいて、検索結果として出力するコンテンツの優先度を決定し、前記関連コンテンツ検索結果と、前記検索クエリ検索結果とに基づいた検索結果を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ検索結果提供装置。
  2. 前記パラメータ算出手段は、
    前記選択傾向パラメータとして、前記ユーザが選択したコンテンツの金額に関するパラメータである金額パラメータを前記コンテンツ履歴情報に基づいて算出し、
    前記評価手段は、
    前記金額パラメータと、前記検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの金額に関する情報とに基づいた評価値である金額評価値を前記選択傾向評価値として算出することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ検索結果提供装置。
  3. 前記パラメータ算出手段は、
    前記コンテンツ履歴情報に基づいて、各ユーザが選択したコンテンツの平均金額を算出し、前記ユーザが選択したコンテンツの金額と、前記平均金額とに基づいて前記金額パラメータを算出することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ検索結果提供装置。
  4. 前記パラメータ算出手段は、
    前記選択傾向パラメータとして、前記ユーザのコンテンツの選択頻度に関するパラメータである選択頻度パラメータを前記コンテンツ履歴情報に基づいて算出し、
    前記評価手段は、
    前記選択頻度パラメータと、前記検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの新しさに関する情報とに基づいた評価値である新着度評価値を前記選択傾向評価値として算出することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ検索結果提供装置。
  5. 前記パラメータ算出手段は、
    前記コンテンツ履歴情報に基づいて、各ユーザのコンテンツの平均選択頻度を算出し、前記ユーザのコンテンツの選択頻度と、前記平均選択頻度とに基づいて前記選択頻度パラメータを算出することを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ検索結果提供装置。
  6. 前記選択傾向パラメータとして、第1の選択傾向パラメータと第2の選択傾向パラメータがあり、
    前記選択傾向評価値として、第1の選択傾向評価値と、第2の選択傾向評価値とがあり、
    前記パラメータ算出手段は、
    前記第1の選択傾向評価値として、前記ユーザが選択したコンテンツの金額に関するパラメータである金額パラメータを前記コンテンツ履歴情報に基づいて算出し、前記第2の選択傾向評価値として、前記ユーザのコンテンツの選択頻度に関するパラメータである選択頻度パラメータを前記コンテンツ履歴情報に基づいて算出し、
    前記評価手段は、
    前記第1の選択傾向評価値として、前記金額パラメータと、前記検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの金額に関する情報とに基づいた評価値である金額評価値を算出し、前記第2の選択傾向評価値として、前記選択頻度パラメータと、前記検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの新しさに関する情報とに基づいた評価値である新着度評価値を算出することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ検索結果提供装置。
  7. 前記検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの金額に関する情報及び前記検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの新しさに関する情報は、前記検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの順位情報を用いた情報であることを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ検索結果提供装置。
  8. 過去の検索クエリと、ユーザが選択したコンテンツとを関連づけた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶するコンテンツ履歴情報記憶手段を備える装置におけるコンテンツ検索結果提供方法であって、
    検索要求時の検索クエリと、前記コンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定するレコメンド取得対象コンテンツ決定ステップと、
    前記レコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツである関連コンテンツを特定するための検索結果である関連コンテンツ検索結果を取得する関連コンテンツ検索結果取得ステップと、
    前記検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツの検索結果である検索クエリ検索結果を取得する検索クエリ検索結果取得ステップと、
    前記ユーザのコンテンツ選択傾向に関するパラメータである選択傾向パラメータを前記コンテンツ履歴情報に基づいて算出するパラメータ算出ステップと、
    前記関連コンテンツ検索結果におけるそれぞれの関連コンテンツの評価値である関連コンテンツ評価値と、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの評価値である検索結果評価値と、を算出するとともに、前記選択傾向パラメータと、前記検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの属性に関する情報とに基づいた評価値である選択傾向評価値を算出する評価ステップと、
    前記関連コンテンツ評価値と前記検索結果評価値と前記選択傾向評価値とに基づいて、検索結果として出力するコンテンツの優先度を決定し、前記関連コンテンツ検索結果と、検索クエリ検索結果とに基づいた検索結果を出力する出力ステップと、
    を含むコンテンツ検索結果提供方法。
  9. 請求項1から7のいずれか1項に記載のコンテンツ検索結果提供装置と、前記コンテンツ検索結果提供装置からの要求に応じて検索されて生成された検索結果を前記コンテンツ検索結果提供装置へ送信する検索結果出力装置と、前記コンテンツ検索結果提供装置からの要求に応じて前記レコメンド取得対象コンテンツに対応するレコメンド情報を前記コンテンツ検索結果提供装置へ送信するレコメンド情報出力装置とを含むコンテンツ検索結果提供システム。
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