JP6057945B2 - 車両移動時間計測システム - Google Patents

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本発明は、道路の所定区間を車両が移動するために要する時間を計測するための車両移動時間計測システムに関するものである。
渋滞の度合いを示す移動所要時間は、道路情報として、道路上に設置された電光掲示板を介して車両の運転者に提示されているが、この移動所要時間を計測する手法には様々なものがある。そして、車両から発信される固有信号により車両を特定し、所定区間の移動に要した時間を算出する手法は、以前から提案されている。ただし、車両の固有信号を受信する設備(受信局)を設けるための費用などの問題で、実用化されていなかった。例えば、特開昭62−32600号には、車両から発信される固有信号を使用する手法に替えて、車両自体においてGPS等の位置情報を利用して移動時間を算出し、その情報を蓄積する走行時間データ収集装置が開示されている。
一方、情報通信技術の発達が著しい現在では、車両から発信される固有信号として携帯端末固有のMACアドレス(Media Access Control Address)を利用して、車両の移動時間を算出する試みがなされている。例えば、下記に示す非特許文献1、非特許文献2には、MACアドレスを利用し、車両が道路の2地点間の移動に要する時間を算出した試験例が開示されている。
ところが、MACアドレスを利用して車両の移動時間を算出する手法には、その実用化にあたり解決すべき様々な問題が存在している。例えば、非特許文献3には、MACアドレスを受信する装置どうしの同期の問題、すなわち、通過時間を正確に把握するために各受信装置が備える時計を完全に一致させることの必要性が指摘されている。
なお、車両の移動時間計測にMACアドレスを利用するための問題を解決する、様々な手法も提案されている。例えば、非特許文献3には、MACアドレスに付随する個人情報を保護する目的から、短縮したアドレスを使用することが提案されている。更に、コースを外れた車両を推定するためのアルゴリズムが提案されている。
特開昭62−32600号公報
Real-Time Travel Time Estimates Using Media Access Control Address Matching, ITE Journal, June 2008 On the use of Bluetooth MAC Scanners for live reporting of the transport network, Proceedings of the Eastern Asia Society for Transportation Studies, Vol9, 2013 Arterial Performance Measures with Media Access Control Readers, Journal of the Transportation Research Board, No.2192, pp.185-193
しかしながら、MACアドレスを利用して車両の移動時間を算出する手法を実用化するためには、多くの課題が残されており、そのような課題の一つとして、同じMACアドレスについて同じ受信装置によって複数個存在する取得時刻データの処理をどうするか、通信不具合により対応するMACアドレスの取得時刻データが欠損した場合の処理をどうするかなどの問題がある。
そこで、本発明は、同じMACアドレスについて同じ受信装置によって複数個存在する取得時刻データを適切に処理できるとともに、通信不具合により対応するMACアドレスの取得時刻データが欠損した場合にも適切な補完処理ができる移動時間算出システムを提供することを目的とする。
本発明に係る移動時間算出システムは、走行車両の内部に配備された送信側端末装置と、移動時間算出対象道路に設定された複数の計測地点の各々に配置された、複数の受信側端末装置と、前記受信側端末装置が配置された場所から離れた施設に配備されたデータサーバと、前記データサーバから情報を抽出し、前記受信側端末装置が配置された複数の位置の間を前記走行車両が移動するために要する時間を算出する移動時間算出手段を備える。
前記送信側端末装置は、自己のMACアドレス(Media Access Control Adress)を無線で送信する。
前記受信側端末装置は、前記送信側端末装置と無線通信により前記MACアドレスを取得し、設置された位置を特定する位置情報と、前記MACアドレスの取得時刻データと、前記MACアドレスの一部を省くことにより得られた数文字列からなる車両特定データを、予め設定された転送時間間隔で、前記データサーバに対し前記無線通信回線を介して転送する。
前記データサーバは、前記受信側端末装置から取得した前記位置情報と、前記取得時刻と、前記車両特定データを、関連付けて蓄積し、前記移動時間算出手段の要求に応じて引き渡す。
前記移動時間算出手段は、前記計測地点の中の任意の1地点である第1算出対象地点と、前記第1算出対象地点の上流側における前記計測地点の中の任意の1地点である第2算出対象地点で挟まれた移動時間算出対象区間の移動時間を算出する移動時間算出処理を実行する。
前記移動時間算出処理では、任意の移動時間算出時刻と前記移動時間算出時刻より予め設定されたモニタリング時間だけ前のモニタリング境界時刻との間に存在する、前記第1算出対象地点に対応する前記位置情報に関連付けられた前記取得時刻データの複数について、前記車両特定データ毎の前記取得時刻データの中央値である第1中心時刻を算出する。
また、前記移動時間算出時刻と前記モニタリング境界時刻との間に存在する、前記第2算出対象地点に対応する前記位置情報に関連付けられた前記取得時刻データの複数について、前記車両特定データ毎の前記取得時刻データの中央値である第2中心時刻を算出する。
そして、前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差を前記車両特定データ毎に算出する。
また、前記車両特定データ毎に算出された前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差の有効データ数が所定数より小さいとき、前記移動時間算出対象区間の外にある前記計測地点の一つを第3算出対象地点とする。
更に、前記モニタリング境界時刻と前記移動時間算出時刻の間に存在する、前記第3算出対象地点に対応する前記位置情報に関連付けられた前記取得時刻の複数について、前記車両特定データ毎の前記取得時刻データの中央値である第3中心時刻を算出し、前記第3中心時刻と、前記第1中心時刻又は前記第2中心時刻のいずれかとの時間差に基づいて、前記車両特定データ毎の前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差を算出する。
そして、前記車両特定データ毎に算出された前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差の有効データ数を前記所定数以上とし、前記車両特定データ毎に算出された前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差の有効データに基づいた最大値、最小値、平均値、中央値、及びパーセンタイル値を算出し、前記移動時間算出時刻における前記移動時間算出区間の前記移動時間を算出する。
更にまた、前記移動時間算出処理において、前記第3中心時刻と前記第1中心時刻又は前記第2中心時刻のいずれかとの時間差に基づいて、前記車両特定データの前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差を算出した場合に、前記車両特定データ毎に算出された前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差の有効データ数が所定数より小さいとき、前記移動時間算出対象区間の外にある前記第3算出対象地点以外の前記計測地点の一つを第4算出対象地点とする。
そして、前記モニタリング境界時刻と前記移動時間算出時刻の間に存在する、前記第4算出対象地点に対応する前記位置情報に関連付けられた前記取得時刻の複数について、前記車両特定データ毎の前記取得時刻データの中央値である第4中心時刻を算出し、前記第4中心時刻と、前記第1中心時刻、前記第2中心時刻、又は前記第3中心時刻のいずれかとの時間差に基づいて、前記車両特定データ毎の前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差を算出し、前記車両特定データ毎に算出された前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差の有効データ数を前記所定数以上としてもよい。
前記移動時間算出処理が、所定の更新時間間隔毎の時刻を前記移動時間算出時刻として繰り返し行われ、前記第2算出対象地点で取得された前記車両特定データが前記第1算出対象地点で取得されていないとき、前記移動時間算出時刻において既知となっている、前記移動時間算出対象区間の最新の前記移動時間を実績移動時間とし、前記実績移動時間に基づいて、前記車両特定データの前記第1中心時刻を推定するものとしてもよい。そして、前記推定された前記第1中心時刻が、算出処理の行われている前記移動時間算出時刻より早い場合は、前記移動時間算出対象区間において渋滞が発生しているものと判定し、前記第2算出対象地点で取得された前記車両特定データが前記第1算出対象地点で取得されるまで、前記実績移動時間に前記更新時間間隔を足した時間を前記移動時間算出対象区間の移動時間とみなしてもよい。
前記実績移動時間に足される前記更新時間間隔を繰り返し足して得られた前記移動時間が所定の上限値に達したとき、前記移動時間算出対象区間の前記移動時間は前記上限値以上とみなしてもよい。
前記移動時間算出対象区間の複数が連続して構成する集計区間の移動時間を、前記複数の移動時間算出対象区間の少なくとも一区間において算出された移動時間により推定してもよい。
本発明に係る移動時間算出システムによれば、任意の移動時間算出時刻と、移動時間算出時刻より予め設定されたモニタリング時間だけ前のモニタリング境界時刻との間に存在する取得時刻データの複数について、車両特定毎の中心時刻を算出するため、取得された複数の取得時刻データの中から異常データ、例えば、他のデータとは極端に異なるデータが排除され、算出される取得時刻の精度低下を防ぎ、より正確な移動時間を算出することができる。すなわち、同じMACアドレスについて同じ受信装置によって複数個存在する取得時刻データを適切に処理することが可能となる。
また、複数の受信側端末装置が、移動時間算出対象道路に設定された複数の計測地点の各々に配置されているため、移動時間算出対象区間の終点である第1算出対象地点と始点である第2算出対象地点のみでは、有効なデータを得ることができなかった場合においても、移動時間算出対象区間外の計測地点で取得されたデータによって補完することができる。すなわち、通信不具合や通信むら等によるデータの欠損に対し、適切な補完処理ができる。
更に、第2算出対象地点で取得された車両特定データが第1算出対象地点で取得されていないとき、既に行われた処理によって算出された実績移動時間に基づいて推定された第1中心時刻を、算出処理の行われている移動時間算出時刻と比較することで、移動時間算出対象区間における渋滞発生の判定をし、渋滞によるデータの欠損に対し、適切な補完処理ができる。
更にまた、実績移動時間に足される更新時間間隔を繰り返し足して得られた移動時間が所定の上限値に達したとき、移動時間算出対象区間の移動時間はその上限値以上とみなすことで、無制限に処理が繰り返されることを防止し、移動時間算出処理の安定性を高めることができる。
更にまた、移動時間算出対象区間の複数が連続して構成する集計区間の移動時間を、複数の移動時間算出対象区間の少なくとも一区間における移動時間により推定することで、移動時間を算出する対象をより広範にでき、適用範囲を広げることができる。
本発明に係る車両移動時間計測システムの実施形態の全体構成を示すブロック図である。 特定の車両について得られた取得時刻データを距離と時間の関係において示す図である。 算出対象地点の組合せの優先順位を模式的に示す図である。 渋滞発生時の移動時間算出原理を示す、車両の移動距離と時刻のタイムチャート図である。
図1、図2を参照しながら、本発明に係る車両移動時間計測システムの実施形態について説明する。
この車両移動時間計測システムは、送信側端末装置1と、複数の受信側端末装置2と、データサーバ3と、移動時間算出手段4を備える。
送信側端末装置1は、走行車両5の内部に配備されている。公知のスマートフォンが採用され、受信側端末装置2と無線通信を行いMACアドレスの送信処理を実行するためのソフトウェアがインストールされている。
なお、送信側端末装置1は、MACアドレスを有し、走行車両5の内部に配備でき、受信側端末装置2と無線通信を行うことができるものであればよく、スマートフォンの他に、例えば、カーナビゲーションを利用してもよい。
無線通信の手法には、公知の近距離無線通信技術を採用すればよいが、この実施形態では、Bluetooth(登録商標)が採用されている。なお、Bluetooth(登録商標)を使用したMACアドレスの送信は公知技術であるため説明は省略する。また、以下の説明では、「近距離無線通信」という。
受信側端末装置2は、移動時間算出対象道路6に設定された複数の計測地点の各々に配置されている。公知のスマートフォンが採用され、送信側端末装置1から近距離無線通信によりMACアドレスを取得する処理を実行するためのソフトウェアがインストールされている。送信側端末装置1の場合と同様に、近距離無線通信によりMACアドレスを取得することは公知技術であるため説明は省略する。
なお、受信側端末装置2は、移動させることができ、無線通信機能と演算処理機能を備えたものであればよく、スマートフォンの他に、例えば、公知のモバイル端末やノート型PCを利用してもよい。或いは、公知のユニットを組み合わせてできる小型の演算処理装置を専用機として使用してもよい。
受信側端末装置2は、また、GPSを内蔵している。更に、取得したMACアドレス(12桁の数文字列)を10桁の数文字列である車両特定データに変換し、この車両特定データを、設置された位置を特定する位置情報及びMACアドレスの取得時刻とあわせて、予め設定された転送時間間隔でデータサーバ3に転送する処理を実行するためのソフトウェアがインストールされている。
受信側端末装置2において、取得したMACアドレスは、個人情報保護の観点から、装置内部に記憶されることなく即座に車両特定データに変換されるものとなっている。ただし、最終的に装置内部に記憶されなければ、処理の内容に適したタイミングで消去することとしてもよい。例えば、取得したMACアドレスを一時的にバッファメモリーに記憶し、車両特定データが生成されたタイミングで消去することとしてもよい。
車両特定データは、異なる車両に対し同じものが付与されなければ、データ長に制限はなく、装置の記憶容量や通信速度などを考慮した適切な長さにすることができる。
この実施形態において、受信側端末装置2からデータサーバ3へのデータ転送には、一般の無線電話回線とインターネットが使用されている。また、転送時間間隔は通常5分に設定されているが、必要に応じて変更できるものとなっている。更に、回線状況等により通信に不具合が生じた場合には、リトライされるものとなっている。なお、MACアドレスに基づいた車両特定データの生成や無線電話回線とインターネットを使用したデータ転送は公知技術であるため説明は省略する。
データサーバ3は、受信側端末装置2が配置された場所から離れた施設に配備され、受信側端末装置2から取得した位置情報と、取得時刻と、車両特定データを、関連付けて蓄積する。また、移動時間算出手段4の要求に応じて、これらデータを引き渡す。なお、データサーバ3には、公知の演算処理装置が採用されている。
移動時間算出手段4も、データサーバ3と同様に、受信側端末装置2が配置された場所から離れた施設に配備されている。公知の演算処理装置が採用されており、専用回線によりデータサーバ3に接続され、必要に応じてデータサーバ3からデータを得ることが可能となっている。なお、データサーバ3と移動時間演算手段4の接続形態に制限はなく、専用回線を用いることなく、図1の破線で示すようにインターネットを介して接続してもよい。
また、移動時間算出手段4には、受信側端末装置2が配置された計測位置の間を走行車両が移動するために要する時間を算出する移動時間算出処理を実行するためのプログラムがインストールされている。
移動時間算出処理は、以下の手順で行われる。
まず、移動時間算出対象道路6に設定された複数の計測地点の中の1地点を第1算出対象地点P1とする。次に、第1算出対象地点P1の上流側における、計測地点の中の1地点を第2算出対象地点P2とする。そして、第1算出対象地点P1と第2算出対象地点P2で挟まれた区間を、移動時間算出対象区間Sとする。
移動時間算出対象区間Sが特定されたら、続いて、移動時間算出対象時刻T0を定める。なお、移動時間算出対象時刻T0は、現在時刻(リアルタイム)としてもよい。
次に、モニタリング境界時刻Tm0から移動時間算出対象時刻T0の間に存在する、第1算出対象地点P1に対応する位置情報に関連付けられた取得時刻データに基づいて、車両特定データ毎の第1中心時刻Tc1を算出する。
なお、モニタリング境界時刻Tm0とは、移動時間算出対象時刻T0よりも、予め設定されたモニタリング時間だけ前の時刻である。この実施形態では、モニタリング時間として1時間が設定されているので、モニタリング境界時刻Tm0は、移動時間算出対象時刻T0の1時間前となる。ただし、モニタリング時間は、道路状況や算出された移動時間の利用目的などに応じて適宜設定すればよい。
第1中心時刻Tc1aは、一つの車両特定データに対応する複数の取得時刻データの中央値である。計測位置に設置された受信側端末装置2は、所定の範囲内で送信側端末装置1との通信が可能となっている。そのため、この通信可能範囲内で複数回の通信が行われた場合には、その通信回数分の取得時刻データが得られることになる。
そこで、本発明の車両移動時間算出システムでは、これらの複数の取得時刻データの中央値を、MACアドレス取得時間として定義することとしている。また、中央値を採用することで、異常データ、例えば、他のデータとは極端に異なるデータが排除され、算出される取得時刻の精度低下を防ぐことができる。
なお、図2において、地点P1aから地点P1bの間が地点P1における受信側端末装置2と送信側端末装置1との通信可能範囲となる。
次に、移動時間算出対象区間Sの開始地点である第2参照対象地点P2についても、第1参照対象地点P1と同様に、車両特定データ毎の第2中心時刻Tc2を算出する。そして、車両特定データ毎に、第1中心時刻Tc1aと第2中心時刻Tc2の時間差を算出する。
第1中心時刻Tc1aと第2中心時刻Tc2の時間差が、特定の車両の移動時間を示すものとなるが、時間差データは車両特定データの数だけ得られるため、それら複数の時間差データを統計処理することにより、移動時間算出区間Sの算出対象時刻T0における移動時間とする。本発明の車両移動時間算出システムでは、時間差データの最大値、最小値、平均値、中央値、及びパーセンタイル値を算出し、用途に応じて最適な統計処理値が採用されるものとなっている。
しかしながら、通信の不具合等により受信側端末装置2が送信側端末装置1からデータを得られなかった場合は、第1算出対象地点P1に対応する位置情報と、第2算出対象地点P2に対応する位置情報のどちらか一方にのみ関連付けられている車両特定データについては、データの欠損により時間差を得ることができないことになる。
また、第1算出対象地点P1に対応する位置情報と、第2算出対象地点P2に対応する位置情報の双方に関連付けられている車両特定データであっても、通信むら等により、有意な時間差を得ることができない場合もある。
これらのような場合には、第1中心時刻Tc1と第2中心時刻Tc2の時間差の有効なデータ数が少なくなり、有意な結果を得ることができなくなる。そこで、第1中心時刻Tc1aと第2中心時刻Tc2の時間差の有効データ数が所定数より小さいときには、移動時間算出対象区間Sの外にある計測地点(区間外計測地点とする)で取得されたデータを利用する。なお、有効データ数は算出される移動時間の用途や、算出される状況等に応じて適切な数値とすればよいが、例えば、移動時間算出対象区間Sにおいて正常な走行が可能な状態のときは5個以上とすることが好ましいが、1個であっても算出は可能である。
区間外計測地点は、移動時間算出対象区間Sから近いこと、及び、移動時間算出対象区間Sを含み区間外計測地点が境界点となる特定区間Lが短くなることを条件とする。図3に、区間外計測地点を選定する場合の優先順番を示す。
図3において、第2算出対象地点P2となる計測地点Cとその上流側の計測地点Bの距離は、第1算出対象地点P1となる計測地点Dとその下流側の計測地点Eの距離よりも短いものとなっている。
そこで、本実施形態では、区間外計測地点として、まず、計測地点Bを選択し第3算出対象地点とする。
そして、モニタリング境界時刻Tm0と移動時間算出時刻T0の間に存在する、第3算出対象地点に対応する位置情報に関連付けられた取得時刻の複数について、車両特定データ毎の取得時刻データの中央値である第3中心時刻を算出する。
第3算出対象地点における第3中心時刻を得ることができれば、第1中心時刻Tc1a又は第2中心時刻Tc2のいずれか既知の時刻と第3中心時刻との時間差から、移動時間算出対象区間Sを含む特定区間の平均移動速度を得ることができる。そこで、その平均移動速度を利用して、第1中心時刻Tc1aと第2中心時刻Tc2の時間差を算出する。
計測地点Bで取得されたデータを利用しても、第1中心時刻Tc1aと第2中心時刻Tc2の時間差の有効データ数が所定数より小さくなる場合には、計測地点Eを第3算出対象地点とし、計測地点Bの場合と同様の演算処理を行う。
計測地点Eで取得されたデータを利用しても、第1中心時刻Tc1aと第2中心時刻Tc2の時間差の有効データ数が所定数より小さくなる場合、今度は、計測地点Eを第3算出対象地点としたまま、計測地点Bを第4算出対象地点とする。すなわち、移動時間算出対象区間Sの外にある、第3算出対象地点と異なる別の計測地点を第4算出対象地点とする。計測地点B及び計測地点Eはいずれも、計測地点A及び計測地点Fよりも、移動時間算出対象区間Sからの距離が短くなるためである。
第4算出対象地点のデータを利用する場合も、第3算出対象地点と同様、モニタリング境界時刻Tm0と移動時間算出時刻T0の間に存在する、第4算出対象地点に対応する位置情報に関連付けられた取得時刻の複数について、車両特定データ毎の取得時刻データの中央値である第4中心時刻を算出する。
そして、第4中心時刻と、第1中心時刻、第2中心時刻、又は第3中心時刻のいずれかとの時間差から、移動時間算出対象区間Sを含む特定区間の平均移動速度を得て、その平均移動速度を利用し、第1中心時刻と第2中心時刻の時間差を算出する。
計測地点Bで取得されたデータと計測地点Eで取得されたデータの双方を利用しても、第1中心時刻と第2中心時刻の時間差の有効データ数が所定数より小さくなる場合には、計測地点Aを第3算出対象地点とし同様の演算処理を行う。そして、第1中心時刻と第2中心時刻の時間差の有効データ数が所定数以上となるまで、同様の処理を行う。
また、道路状況は時間の経過とともに変化するため、上記移動時間算出処理は、所定の更新時間間隔毎の時刻を移動時間算出対象時刻として繰り返し算出される。この実施形態では更新時間間隔は5分間に設定されており、例えば、図2に示す例では、上記移動時間算出対象時刻T0の移動時間が算出された後、移動時間算出対象時刻T0から5分後のT1についても同様に移動時間の算出が行われる。更に、移動時間算出対象時刻T1例えば5分間隔で同様の算出が行われる。
ところが、受信側端末装置2には、既述のように通信範囲が存在するため、移動時間算出時刻T0或いはそれに近い時刻に第1算出対象地点P1を通過した車両については、移動時間算出時刻T0の後にも取得時刻データが存在することになる。
そしてこのような場合、図2に示すように、同じ車両特定データであっても、移動時間算出時刻T0における第1中心時刻Tc1aと、移動時間算出時刻T1における第1中心時刻Tc1bは同一とはならない。
そこで、移動時間算出時刻を変えた場合には、同じ車両特定データの時間差が重複してカウントされることを防ぐために、前の移動時間算出時刻について中心時刻が算出された車両特定データの照合がなされ、重複したデータは削除されるものとなっている。
移動時間算出対象区間Sにおいて渋滞が発生し、移動時間がモニタリング時間よりも大きくなる場合には、第2算出対象地点P2においてデータが取得された車両について、第1算出対象地点P1ではデータが得られない場合、すなわち、車両特定データのマッチングが得られない場合がある。
しかしながら、取得されたデータのみでは、マッチングの得られない原因が、渋滞によるものか、通信不具合によるものかを判別することはできない。そこで、マッチングの得られない場合には、最新の移動時間に基づいて、移動時間算出調整処理がなされる。
図4は、移動時間算出調整処理の考え方を示す図である。図4において、斜線で示される台形領域は、渋滞が発生していることを示す。そして、図4において、実績Aは、移動時間算出対象区間Sで渋滞は発生していない移動時間算出時刻T0で得られた、実績移動時間で走行した場合の車両の時間と距離の関係を示すものである。
一方、車両Bと車両Cは、移動時間算出対象区間Sの走行中に渋滞に巻き込まれた車両の時間と距離の関係を示すものである。
移動時間算出時刻T1では、移動時間算出対象区間Sで渋滞が発生しており、車両Bの第1算出対象地点P1への到着時刻が遅れているため、車両Bを示す車両特定データのマッチングが得られていない。
そこで、移動時間算出時刻T1において既知となっている、移動時間算出対象区間Sの最新の実績移動時間t0で移動時間算出対象区間Sを移動したものと推定した場合の、車両Bの第1算出対象地点P1への推定到着時刻Tcpを算出する。
そして、推定到着時刻Tcpが、移動時間算出処理の行われている移動時間算出時刻T1よりも早い場合には、渋滞が発生しているものと判断し、移動時間算出時刻T1の移動時間は、実績移動時間t0に更新時間間隔である5分を足した時間とみなし、次の移動時間算出時刻T2の移動時間算出処理に移行する。
図4に示す例では、移動時間算出時刻T2でも、車両Bの第1算出対象地点P1への到着時刻データは得られないので、移動時間算出時刻T2の移動時間は、実績移動時間t0に更新時間間隔である5分を2回足した時間とみなしている。
なお、図4に示す例では、次の移動時間算出時刻T3の時点において、車両Bは第1算出対象地点P1に到着している。そこで、移動時間算出時刻T3において取得された、車両Bの第1算出対象地点P1への到着時刻データによって、車両Bの移動時間t3が算出される。
しかしながら、次の移動時間算出時刻T3の時点でも、車両Bが第1算出対象地点P1に到達せず、実績移動時間t0に更新時間間隔を足して得られる時間を移動時間と推定する処理が繰り返し行われた場合は、その推定された移動時間が所定の上限値に達したとき、その上限値を、移動時間算出対象区間Sの移動時間とみなすものとなっている。この実施例では、30分が上限値とされ、車両Bが第1算出対象地点P1に到着するまで、移動時間算出対象区間Sの移動時間は30分以上とみなされる。
車両Cは、渋滞に巻き込まれているものの、移動時間算出対象区間Sを移動時間t0で移動したものと推定した場合の、車両Cの第1算出対象地点P1への推定到着時刻Tcpcは、移動時間算出時刻T1よりも遅くなる。そのため、移動時間算出時刻T1の移動時間算出処理においては、渋滞の有無に関係なく有効なデータを構成するものとはならず、移動時間算出調整処理は行われない。しかしながら、推定到着時刻Tcpc以降の移動時間算出時刻(図4に示す移動時間算出時刻T2、T3)においては、車両Bと同様に移動時間算出調整処理が行われる。
移動時間算出対象区間Sの移動時間は、既述のように算出されるが、移動時間算出対象区間の連続する複数を集計区間とした場合、その集計区間の移動時間は、移動時間算出対象区間の各々の移動時間を加えることで得ることができる。
図3に示す算出対象地点を例に説明すると、計測地点AとFの間が集計区間となり、各計測地点間(計測地点AとB、計測地点BとC、計測地点CとD、計測地点DとE、計測地点EとF)が全て移動時間算出対象区間となる。そして、各移動時間算出対象区間で算出された移動時間を全て加えることで、集計区間である計測地点AとFの間の区間の移動時間を得ることができる。
なお、集計区間は、移動時間算出対象区間の複数が連続して構成するものであることから、いずれかの移動時間算出対象区間で移動時間が算出されないような場合であっても、その他の移動時間算出対象区間の少なくとも一区間で移動時間が算出されていれば、その算出された移動時間により、集計区間全体の移動時間を推定することができる。
1 送信側端末装置
2 受信側端末装置
3 データサーバ
4 移動時間算出手段
5 走行車両
6 移動時間算出対象路線
S 移動時間算出対象区間
L 特定区間
P1 第1算出対象地点
P2 第2算出対象地点
T0、T1 移動時間算出時刻
Tm0、Tm1 モニタリング境界時刻
Tc1a、Tc1b 第1中心時刻
Tc2 第2中心時刻

Claims (5)

  1. 走行車両の内部に配備された送信側端末装置と、
    移動時間算出対象道路に設定された複数の計測地点の各々に配置された、複数の受信側端末装置と、
    前記受信側端末装置が配置された場所から離れた施設に配備されたデータサーバと、
    前記データサーバから情報を抽出し、前記受信側端末装置が配置された複数の位置の間を前記走行車両が移動するために要する時間を算出する、前記受信側端末装置が配置された場所から離れた施設に配備された移動時間算出手段を備え、
    前記送信側端末装置は、自局のMACアドレス(Media Access Control Address)を無線で送信し、
    前記受信側端末装置は、前記送信側端末装置と無線通信により前記MACアドレスを取得し、設置された位置を特定する位置情報と、前記MACアドレスの取得時刻データと、前記MACアドレスの一部を省くことにより得られた数文字列からなる車両特定データを、予め設定された転送時間間隔で、前記データサーバに対し前記無線通信回線を介して転送し、
    前記データサーバは、前記受信側端末装置から取得した前記位置情報と、前記取得時刻と、前記車両特定データを、関連付けて蓄積し、前記移動時間算出手段の要求に応じて引き渡し、
    前記移動時間算出手段は、前記計測地点の中の任意の1地点である第1算出対象地点と、前記第1算出対象地点の上流側における前記計測地点の中の任意の1地点である第2算出対象地点で挟まれた移動時間算出対象区間の移動時間を算出する移動時間算出処理を実行し、
    前記移動時間算出処理では、
    任意の移動時間算出時刻と前記移動時間算出時刻より予め設定されたモニタリング時間だけ前のモニタリング境界時刻との間に存在する、前記第1算出対象地点に対応する前記位置情報に関連付けられた前記取得時刻データの複数について、前記車両特定データ毎の前記取得時刻データの中央値である第1中心時刻を算出し、
    前記移動時間算出時刻と前記モニタリング境界時刻との間に存在する、前記第2算出対象地点に対応する前記位置情報に関連付けられた前記取得時刻データの複数について、前記車両特定データ毎の前記取得時刻データの中央値である第2中心時刻を算出し、
    前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差を前記車両特定データ毎に算出し、
    前記車両特定データ毎に算出された前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差の有効データ数が所定数より小さいとき、
    前記移動時間算出対象区間の外にある前記計測地点の一つを第3算出対象地点とし、
    前記モニタリング境界時刻と前記移動時間算出時刻の間に存在する、前記第3算出対象地点に対応する前記位置情報に関連付けられた前記取得時刻の複数について、前記車両特定データ毎の前記取得時刻データの中央値である第3中心時刻を算出し、前記第3中心時刻と、前記第1中心時刻又は前記第2中心時刻のいずれかとの時間差に基づいて、前記車両特定データ毎の前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差を算出し、
    前記車両特定データ毎に算出された前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差の有効データ数を前記所定数以上とし、前記車両特定データ毎に算出された前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差の有効データに基づいた最大値、最小値、平均値、中央値、及びパーセンタイル値を算出し、前記移動時間算出時刻における前記移動時間算出区間の前記移動時間を算出することを特徴とする車両移動時間計測システム。
  2. 前記移動時間算出処理において、前記第3中心時刻と前記第1中心時刻又は前記第2中心時刻のいずれかとの時間差に基づいて、前記車両特定データの前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差を算出した場合に、前記車両特定データ毎に算出された前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差の有効データ数が前記所定数より小さいとき、
    前記移動時間算出対象区間の外にある前記第3算出対象地点以外の前記計測地点の一つを第4算出対象地点とし、
    前記モニタリング境界時刻と前記移動時間算出時刻の間に存在する、前記第4算出対象地点に対応する前記位置情報に関連付けられた前記取得時刻の複数について、前記車両特定データ毎の前記取得時刻データの中央値である第4中心時刻を算出し、前記第4中心時刻と、前記第1中心時刻、前記第2中心時刻、又は前記第3中心時刻のいずれかとの時間差に基づいて、前記車両特定データ毎の前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差を算出し、前記車両特定データ毎に算出された前記第1中心時刻と前記第2中心時刻の時間差の有効データ数を前記所定数以上とする請求項1に記載の車両移動時間計測システム。
  3. 前記移動時間算出処理が、所定の更新時間間隔毎の時刻を前記移動時間算出時刻として繰り返し行われ、前記第2算出対象地点で取得された前記車両特定データが前記第1算出対象地点で取得されていないとき、前記移動時間算出時刻において既知となっている、前記移動時間算出対象区間の最新の前記移動時間を実績移動時間とし、前記実績移動時間に基づいて、前記車両特定データの前記第1中心時刻を推定し、前記推定された前記第1中心時刻が、算出処理の行われている前記移動時間算出時刻より早い場合は、前記移動時間算出対象区間において渋滞が発生しているものと判定し、前記第2算出対象地点で取得された前記車両特定データが前記第1算出対象地点で取得されるまで、前記実績移動時間に前記更新時間間隔を足した時間を前記移動時間算出対象区間の移動時間とみなす請求項1叉は2に記載の車両移動時間計測システム。
  4. 前記実績移動時間に足される前記更新時間間隔を繰り返し足して得られた前記移動時間が所定の上限値に達したとき、前記移動時間算出対象区間の前記移動時間は前記上限値以上とみなす請求項3に記載の車両移動時間計測システム。
  5. 前記移動時間算出対象区間の複数が連続して構成する集計区間の移動時間を、前記複数の移動時間算出対象区間の少なくとも一区間で算出された移動時間により推定する請求項1〜4いずれかに記載の車両移動時間計測システム。
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