JP6057782B2 - クライオポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、クライオポンプに関する。
従来のクライオポンプは、第1ステージコールドヘッドとこれに接続されている第1ステージシールド及び第1ステージバッフル、第2ステージコールドヘッドとこれに接続されている第2ステージクライオパネル、この第2ステージクライオパネル裏面に取り付けられた吸着体から構成されている。このクライオポンプは、He冷凍機により冷却された第1ステージシールド、第1ステージバッフル、第2ステージクライオパネルに気体を凝縮させて真空排気を行う。
特開平10−213065号公報
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、水素ガスなどの非凝縮性気体の高速排気に適するクライオポンプを提供することにある。
本発明のある態様によると、吸着領域を両面に有する複数のクライオパネルを備えるクライオパネルアセンブリと、前記クライオパネルアセンブリを囲むガス受入空間を形成する放射シールドと、クライオポンプ吸気口に配設されている放射カバーであって、前記クライオポンプ吸気口において前記クライオパネルアセンブリに対応する場所に配置されている主プレートと、前記クライオポンプ吸気口において前記ガス受入空間に対応する場所に配置されているルーバー部と、を備える放射カバーと、を備えることを特徴とするクライオポンプが提供される。
本発明のある態様によると、吸着領域を両面に有する複数のクライオパネルを備えるクライオパネルアセンブリと、クライオポンプ吸気口に配設されている放射カバーと、を備え、前記クライオパネルアセンブリは、前記放射カバーに対向するトップパネルを備え、前記放射カバーは、前記トップパネルの投影面積の少なくとも80%を覆い、かつ前記クライオポンプ吸気口の開口面積の多くとも1/3を占める主プレートを備えることを特徴とするクライオポンプが提供される。
なお、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、水素ガスなどの非凝縮性気体の高速排気に適するクライオポンプを提供することができる。
本発明のある実施の形態に係るクライオポンプの主要部を模式的に示す断面図である。 本発明の他の実施の形態に係るクライオポンプの主要部を模式的に示す断面図である。
図1は、本発明のある実施の形態に係るクライオポンプ10の主要部を模式的に示す断面図である。クライオポンプ10は、例えばイオン注入装置やスパッタリング装置等の真空チャンバに取り付けられて、真空チャンバ内部の真空度を所望のプロセスに要求されるレベルまで高めるために使用される。クライオポンプ10は、気体を受け入れるための吸気口12を有する。クライオポンプ10が取り付けられた真空チャンバから吸気口12を通じて、排気されるべき気体がクライオポンプ10の内部空間14に進入する。図1は、クライオポンプ10の内部空間14の中心軸Aを含む断面を示している。
なお以下では、クライオポンプ10の構成要素の位置関係をわかりやすく表すために、「軸方向」、「放射方向」との用語を使用することがある。軸方向は吸気口12を通る方向(図1において一点鎖線Aに沿う方向)を表し、放射方向は吸気口12に沿う方向(一点鎖線Aに垂直な方向)を表す。便宜上、軸方向に関して吸気口12に相対的に近いことを「上」、相対的に遠いことを「下」と呼ぶことがある。つまり、クライオポンプ10の底部から相対的に遠いことを「上」、相対的に近いことを「下」と呼ぶことがある。放射方向に関しては、吸気口12の中心(図1において中心軸A)に近いことを「内」、吸気口12の周縁に近いことを「外」と呼ぶことがある。放射方向は径方向とも言える。なお、こうした表現はクライオポンプ10が真空チャンバに取り付けられたときの配置とは関係しない。例えば、クライオポンプ10は鉛直方向に吸気口12を下向きにして真空チャンバに取り付けられてもよい。
クライオポンプ10は、冷凍機16を備える。冷凍機16は、例えばギフォード・マクマホン式冷凍機(いわゆるGM冷凍機)などの極低温冷凍機である。冷凍機16は、第1ステージ22及び第2ステージ24を備える二段式の冷凍機である。冷凍機16は、第1ステージ22を第1温度レベルに冷却し、第2ステージ24を第2温度レベルに冷却するよう構成されている。第2温度レベルは第1温度レベルよりも低温である。例えば、第1ステージ22は65K〜120K程度、好ましくは80K〜100Kに冷却され、第2ステージ24は10K〜20K程度に冷却される。
図1に示されるクライオポンプ10は、いわゆる横型のクライオポンプである。横型のクライオポンプとは一般に、冷凍機16がクライオポンプ10の内部空間14の中心軸Aに交差する(通常は直交する)よう配設されているクライオポンプである。本発明はいわゆる縦型のクライオポンプにも同様に適用することができる。縦型のクライオポンプとは、冷凍機がクライオポンプの軸方向に沿って配設されているクライオポンプである。
クライオポンプ10は、第1クライオパネル18と、クライオパネルアセンブリ20と、を備える。第1クライオパネル18は、クライオポンプ10の外部またはクライオポンプ容器38からの輻射熱からクライオパネルアセンブリ20を保護するために設けられているクライオパネルである。第1クライオパネル18は、放射シールド30と放射カバー32とを備え、クライオパネルアセンブリ20を包囲する。第1クライオパネル18は第1ステージ22に熱的に接続されている。よって第1クライオパネル18は第1温度レベルに冷却される。
クライオパネルアセンブリ20は、クライオポンプ10の内部空間14の中心部に設けられている。クライオパネルアセンブリ20は、複数のクライオパネルと、パネル取付部材42と、を備える。クライオパネルアセンブリ20は、パネル取付部材42を介して第2ステージ24に取り付けられている。このようにして、クライオパネルアセンブリ20は、第2ステージ24に熱的に接続されている。よって、クライオパネルアセンブリ20は第2温度レベルに冷却される。
クライオパネルアセンブリ20においては、少なくとも一部の表面に吸着領域48が形成されている。吸着領域48は非凝縮性気体(例えば水素)を吸着により捕捉するために設けられている。吸着領域48は例えば吸着剤(例えば活性炭)をクライオパネル表面に接着することにより形成される。また、クライオパネルアセンブリ20の少なくとも一部の表面には凝縮性気体を凝縮により捕捉するための凝縮領域が形成されている。凝縮領域は例えば、クライオパネル表面上で吸着剤の欠落した区域であり、クライオパネル基材表面例えば金属面が露出されている。よって凝縮領域は非吸着領域と呼ぶこともできる。したがって、クライオパネルアセンブリ20は、その一部に凝縮領域(または非吸着領域ともいう)を有する吸着パネルまたはクライオソープションパネル44を備える。
複数のクライオソープションパネル44が、シールド開口26からシールド底部34へと向かう方向に沿って(即ち中心軸Aに沿って)配列されている。複数のクライオソープションパネル44はそれぞれ中心軸Aに垂直に延在する平板(例えば円板)であり、互いに平行にパネル取付部材42に取り付けられている。以下では説明の便宜上、複数のクライオソープションパネル44のうち最も吸気口12に近いものをトップパネル46と呼び、複数のクライオソープションパネル44のうち最もシールド底部34に近いものをボトムパネル47と呼ぶことがある。
クライオパネルアセンブリ20は、吸気口12とシールド底部34との間で軸方向に沿って細長く延びている。クライオパネルアセンブリ20の軸方向の垂直投影の外形寸法よりも、軸方向におけるクライオパネルアセンブリ20の上端から下端までの距離は長い。例えば、クライオソープションパネル44の幅または直径よりも、トップパネル46とボトムパネル47との間隔が大きい。
クライオパネルアセンブリ20の上端と放射カバー32(具体的には例えばトップパネル46と後述の主プレート52)との軸方向距離は、5cm以内、好ましくは3cm以内、より好ましくは1cm以内である。この軸方向距離は、クライオソープションパネル44間距離の約0.5〜1.5倍であってもよい。このようにクライオパネルアセンブリ20と放射カバー32とは狭い間隔を隔てて対向する。クライオパネルアセンブリ20を放射カバー32に接近させることにより、シールド底部34に向けて多数のクライオソープションパネル44を配列することができる。こうしてクライオポンプ10の吸着領域面積を大きくすることができるので、クライオポンプ10は非凝縮性気体の高速排気に好適である。
クライオパネルアセンブリ20の上端と放射カバー32との軸方向距離は、クライオポンプ10の組立作業を容易にするために、ある程度の間隔例えば0.5cmより大きいことが好ましい。
クライオソープションパネル44は、中心軸Aに垂直に延在する平板(例えば円板)であり、その両面に吸着領域48が形成されている。吸着領域48は、吸気口12から見えないように、上方に隣接するクライオソープションパネル44の陰となる場所に形成されている。つまり、吸着領域48は各クライオソープションパネル44の上面中心部と下面全域に形成されている。ただし、トップパネル46の上面に吸着領域48は設けられていない。
複数のクライオソープションパネル44は図示されるようにそれぞれ同一形状を有してもよいし、異なる形状(例えば異なる径)を有してもよい。複数のクライオソープションパネル44のうちあるクライオソープションパネル44は、その上方に隣接するクライオソープションパネル44と同一形状を有するか、または大型であってもよい。その結果、ボトムパネル47はトップパネル46より大きくてもよい。ボトムパネル47の面積は、トップパネル46の面積の約1.5倍〜約5倍であってもよい。
また、複数のクライオソープションパネル44の間隔は図示されるように一定であってもよいし、互いに異なっていてもよい。
本出願人が先に提案したクライオポンプもまた、非凝縮性気体の排気に適するクライオパネルアセンブリ、または複数のクライオソープションパネルの配列を備える。こうしたクライオポンプは、例えば、特開2012−237262号公報、米国特許出願公開第2013/0008189号、特願2012−249001号に開示されている。これらの全体が本願明細書に参照により援用される。
放射シールド30は、クライオポンプ容器38の輻射熱からクライオパネルアセンブリ20を保護するために設けられている。放射シールド30は、クライオポンプ容器38とクライオパネルアセンブリ20との間にあり、クライオパネルアセンブリ20を囲む。放射シールド30は、シールド開口26を画定するシールド前端28と、シールド開口26に対向するシールド底部34と、シールド前端28からシールド底部34へと延在するシールド側部36と、を備える。シールド開口26は吸気口12に位置する。放射シールド30は、シールド底部34が閉塞された筒形(例えば円筒)の形状を有し、カップ状に形成されている。
シールド側部36には冷凍機16の取付のための孔があり、その孔から冷凍機16の第2ステージ24が放射シールド30の中に挿入されている。その取付孔の外周部にて放射シールド30の外面に第1ステージ22が固定されている。こうして放射シールド30は第1ステージ22に熱的に接続されている。
なお放射シールド30は図示されるような一体の筒状に構成されていなくてもよく、複数のパーツにより全体として筒状の形状をなすように構成されていてもよい。これら複数のパーツは互いに間隙を有して配設されていてもよい。例えば、放射シールド30は軸方向に2つの部分に分割されていてもよい。この場合、放射シールド30の上部は両端が開放された筒であり、放射シールド30の下部は上端が開放され下端にシールド底部34を有する。
放射シールド30は、クライオパネルアセンブリ20を囲むガス受入空間50を、吸気口12とシールド底部34との間に形成する。ガス受入空間50は、クライオポンプ10の内部空間14の一部であり、クライオパネルアセンブリ20に放射方向に隣接する領域である。ガス受入空間50は、軸方向に吸気口12からシールド底部34にわたって各クライオソープションパネル44の外周を囲む。
放射カバー32は、クライオポンプ10の外部の熱源(例えば、クライオポンプ10が取り付けられる真空チャンバ内の熱源)からの輻射熱からクライオパネルアセンブリ20を保護するために、吸気口12に設けられている。放射カバー32はカバー取付部材(図示せず)を介してシールド前端28に取り付けられる。こうして放射カバー32は放射シールド30に固定され、放射シールド30に熱的に接続されている。
放射カバー32は、主プレート52と、ルーバー部54と、を備える。主プレート52は、吸気口12においてクライオパネルアセンブリ20に対応する場所に配置されている。クライオパネルアセンブリ20が内部空間14の中心部にあるので、主プレート52は、吸気口12の中心部に位置する。ルーバー部54は、吸気口12においてガス受入空間50に対応する場所に配置されている。ガス受入空間50がクライオパネルアセンブリ20を囲むように内部空間14の外周部にあるので、ルーバー部54は、吸気口12の外周部に位置する。
主プレート52は、クライオパネルアセンブリ20の軸方向上方に位置し、クライオパネルアセンブリ20を覆う。主プレート52は、トップパネル46に対向する。主プレート52は、トップパネル46の軸方向垂直投影面積の少なくとも80%、または少なくとも90%を覆う。主プレート52は、トップパネル46の軸方向垂直投影面積の全体を覆っていてもよい。このようにして、主プレート52は、吸気口12に遮蔽部分を形成する。したがって、主プレート52によってクライオパネルアセンブリ20のトップパネル46への熱輻射を遮蔽することができる。
主プレート52は、クライオパネルアセンブリ20(例えば、ボトムパネル47)の軸方向垂直投影面積の一部を覆っていてもよい。主プレート52は、クライオパネルアセンブリ20(例えば、ボトムパネル47)の軸方向垂直投影面積の少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、または少なくとも50%を覆っていてもよい。例えば、ボトムパネル47の面積がトップパネル46の面積の約3.5倍である場合、トップパネル46の軸方向垂直投影面積の80%は、ボトムパネル47の軸方向垂直投影面積の約23%に相当する。
また、主プレート52は、吸気口12の開口面積の多くとも1/3、または多くとも1/4を占める。このようにして、吸気口12の開口面積の少なくとも2/3、または少なくとも3/4を占める開放領域56が主プレート52の外側に形成される。開放領域56は、主プレート52と放射シールド30のシールド前端28との間に環状に形成されている。開放領域56によってクライオポンプ10の外部空間が内部空間14に接続される。開放領域56はガス受入空間50に連続する。よって、開放領域56を通じてガス受入空間50にガスを受け入れることができる。
主プレート52は、吸気口12の横断方向、すなわち放射方向に沿って延在する平板である。主プレート52は例えば円板である。典型的なクライオポンプのルーバーは多数の羽板を備えるので、それらの加工及び組付に相当の費用がかかる。しかし、本実施形態によると、放射カバー32の主要部分を平板で構成することにより、放射カバー32を低コストに製作することができるという利点がある。
開放領域56にルーバー部54が配置されている。ルーバー部54は、吸気口12の横断方向に垂直な高さ方向(すなわち軸方向)に第1高さH1を有するように横断方向に交差して配設される複数の羽板58を備える。各羽板58はそれぞれ径の異なる円すい台の側面の形状に形成されて同心円状に配列されているリング状の部材である。各羽板58は、放射方向外向きに斜め下方に向けられている。つまり羽板58間の隙間はシールド側部36に向けられている。各羽板58は、同じ角度(例えば45度)だけ傾斜している。なお各羽板58は吸気口12の横断方向に垂直に交差して配設されていてもよい。ルーバー部54は格子状等他の形状に形成されていてもよい。
主プレート52は、吸気口12の横断方向に垂直な高さ方向(すなわち軸方向)に第2高さH2を有する。第2高さH2は第1高さH1より小さい。本実施形態では、第2高さH2は、主プレート52の厚さである。主プレート52はルーバー部54の中に収められている。主プレート52はいわば、吸気口12の横断方向に沿って横たえられた幅広の羽板である。よって放射カバー32は、高さ方向に第1高さH1を有するように横断方向に交差して配設される幅狭羽板と、高さ方向に第2高さH2を有するように配設される幅広羽板と、を備える。このように大型の羽板を部分的に用いることによって、少数の部品で効率的に吸気口12に遮蔽部分を形成することができる。
放射カバー32の高さはルーバー部54の高さにより決定され、主プレート52は放射カバー32の高さ増加をもたらさない。したがって、クライオパネルアセンブリ20など周辺の構成要素と干渉することなく、典型的なルーバー構造を放射カバー32に置き換えることができる。
クライオポンプ容器38は、第1クライオパネル18及びクライオパネルアセンブリ20を収容するクライオポンプ10の筐体である。吸気口12は、クライオポンプ容器38の前端40によって画定されている。クライオポンプ容器38は、内部空間14の真空気密を保持するよう構成されている真空容器である。
クライオポンプ10が運転されるとき、上述のように第1クライオパネル18(放射シールド30及び放射カバー32)は第1温度レベルに冷却され、クライオパネルアセンブリ20はそれより低温である第2温度レベルに冷却される。図1においては、クライオポンプ10の外から吸気口12に向かう輻射熱及び水素分子をそれぞれ実線及び破線の矢印で例示する。
放射カバー32は、吸気口12で輻射熱を遮蔽する。主プレート52は上述のようにクライオパネルアセンブリ20を実質的に覆うよう配設されているので、クライオパネルアセンブリ20への輻射熱が遮蔽される。ルーバー部54の羽板58も熱を遮蔽する。輻射熱の一部はルーバー部54の羽板58間の隙間から内部空間14に進入する。羽板58間の隙間が放射シールド30に向けられているので、進入した輻射熱は放射シールド30に吸収される。
また、放射カバー32は、吸気口12に進入する気体分子(例えば水素分子などの非凝縮性気体)の一部の通過を許容する。ルーバー部54の羽板58間の隙間から気体分子はガス受入空間50に進入する。進入した気体分子は放射シールド30で反射され、クライオパネルアセンブリ20に向けられる。そうして、気体分子はクライオパネルアセンブリ20の吸着領域に吸着される。
クライオポンプ10は上述のように、吸着領域48を吸気口12に露出しない設計を有する。例えば、トップパネル46の上面に吸着領域48が設けられていない。トップパネル46の上面及びその他の露出された部分は凝縮領域であり、非凝縮性気体の吸着能力を有しない。
本実施形態に係る放射カバー32は、こうした非露出型のクライオパネルアセンブリ20に特に好適である。仮に、典型的なクライオポンプのルーバー構造をクライオポンプ10に適用したとすると、羽板間の隙間を通じて非吸着領域(例えばトップパネル46の上面)に気体分子が入射する。気体分子は反射され、クライオポンプ10の外部に戻されるかクライオポンプ10内の他の場所に向かう。気体分子と同様に輻射熱もまた直線的に非吸着領域に入射する。つまり、露出された非吸着領域は気体の吸着に役立っていないにもかかわらず輻射熱にさらされる。輻射熱による熱負荷は冷凍機16の冷凍能力を無駄に消費する。
本実施形態によると、典型的なルーバー構造に代えて、吸気口12においてクライオパネルアセンブリ20に対応する場所が主プレート52で覆われている。したがって、クライオパネルアセンブリ20への無駄な熱負荷が効果的に抑制される。また、主プレート52は非吸着領域に入射するであろう気体分子を妨げているに過ぎないので、非凝縮性気体の排気速度に影響を与えない。よって、非凝縮性気体の排気速度を減らすことなく熱負荷を軽減することができる。
こうした利点は、吸着領域48を露出させる設計のクライオポンプにおいても得ることができる。よって、クライオポンプ10は、トップパネル46及びその他の露出部分に吸着領域48を備えてもよい。
非凝縮性気体の高速排気に適するクライオパネルアセンブリ20は軸方向に長くなる傾向にある。それは、多数のクライオソープションパネル44を内部空間14に配列して大面積の吸着領域を形成するためである。クライオパネルアセンブリ20が軸方向に長くなると、クライオパネルアセンブリ20の上部が吸気口12に近接して配置されるのでクライオパネルアセンブリ20への熱負荷が大きくなる。クライオパネルアセンブリ20を主プレート52で覆うとき、気体分子はクライオパネルアセンブリ20上部に直接入射しにくくなる。しかし、ガス受入空間50を経由して(例えば放射シールド30で反射して)、大半の気体分子はクライオパネルアセンブリ20の吸着領域48に到達する。つまり主プレート52による排気速度の減少は多くの場合、受忍し得る範囲にある。したがって、主プレート52を使用して熱負荷を軽減することは、吸着領域48を露出させる設計のクライオポンプにおいても有意義であると考えられる。
充分な大きさのガス受入空間50を確保するために、クライオパネルアセンブリ20の少なくとも上部(例えば、トップパネル46)は、軸方向に見て比較的小型である。例えば、トップパネル46の軸方向垂直投影面積の80%、90%、または全部が、吸気口12の開口面積の1/3より小さい。あるいは、トップパネル46の軸方向垂直投影面積の80%、90%、または全部が、吸気口12の開口面積の1/4より小さくてもよい。このようにして、ガス受入空間50に充分に気体分子を受け入れるようにガス受入空間50の放射方向の幅(例えば、クライオソープションパネル44と放射シールド30との距離)を定めることができる。
図2は、本発明の他の実施の形態に係るクライオポンプ10を模式的に示す断面図である。図2に示すクライオポンプ10は、図1に示すクライオポンプ10とは異なり、クライオポンプ10の放射カバー32がルーバー部54を備えていない。クライオポンプ10のその他の構成については同様である。
主プレート52の外側にある吸気口12の領域は、ガス受入空間50をクライオポンプ10の外に接続するよう開放されている開放領域56である。放射カバー32は、主プレート52とそれを放射シールド30に取り付けるためのカバー取付部材(図示せず)からなる。開放領域56は、放射カバー32によって覆われていない吸気口12の開口面積の非被覆部分であり、実質的に完全に開放されている。ルーバー部54を開放領域56に有しないことにより、吸気口12のコンダクタンスが大きくなる。これは非凝縮性気体の排気速度の増加をもたらす。
ルーバー部54が取り外されていることにより、開放領域56を通じた熱負荷が増加するかもしれない。しかし、図2に示すクライオポンプ10は主プレート52を備えるので、開放領域56からクライオパネルアセンブリ20への熱負荷の増加を主プレート52によって軽減し又は相殺することができる。よって、この実施形態によると、典型的なルーバー構造を使用する場合に比べて、クライオパネルアセンブリ20への熱負荷を増やすことなく非凝縮性気体の排気速度を増加させることも可能である。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
上述の実施形態では、トップパネル46やボトムパネル47などのクライオソープションパネル44は、平板状の構造を有する。しかし、クライオソープションパネル44は、立体的な構造を有してもよい。例えば、トップパネル46は、吸気口12または主プレート52に向けて突き出して延びる部分を有してもよい。同様に、ボトムパネル47は、シールド底部34に向けて突き出して延びる部分を有してもよい。こうした延出部分の表面に吸着領域が形成されていてもよい。
上述の実施形態では、主プレート52は平板状の構造を有する。しかし、主プレート52は、立体的な構造を有してもよい。例えば、主プレート52は吸気口12の横断方向に交差する傾斜面を有してもよい。例えば、主プレート52の外周に羽板58が取り付けられていてもよい。
また、主プレート52は、単一の平板部材でなくてもよい。主プレート52は、複数のプレート部分に分割されていてもよい。あるいは、主プレート52は、開口またはスリットを有してもよい。
10 クライオポンプ、 12 吸気口、 20 クライオパネルアセンブリ、 30 放射シールド、 32 放射カバー、 44 クライオソープションパネル、 48 吸着領域、 50 ガス受入空間、 52 主プレート、 54 ルーバー部、 56 開放領域、 58 羽板。

Claims (7)

  1. 吸着領域を両面に有する複数のクライオパネルを備えるクライオパネルアセンブリと、
    前記クライオパネルアセンブリを囲むガス受入空間を形成する放射シールドと、
    クライオポンプ吸気口に配設されている放射カバーであって、前記クライオポンプ吸気口において前記クライオパネルアセンブリに対応する場所に配置されている主プレートと、前記クライオポンプ吸気口において前記ガス受入空間に対応する場所に配置されているルーバー部と、を備える放射カバーと、を備え
    前記クライオパネルアセンブリは、前記主プレートに対向するトップパネルを備え、
    前記主プレートは、前記トップパネルの投影面積の少なくとも80%を覆い、かつ前記クライオポンプ吸気口の開口面積の多くとも1/3を占めることを特徴とするクライオポンプ。
  2. 前記ルーバー部は、前記クライオポンプ吸気口の横断方向に垂直な高さ方向に第1高さを有するように前記横断方向に交差して配設される複数の羽板を備え、
    前記主プレートは、前記高さ方向に前記第1高さより小さい第2高さを有することを特徴とする請求項1に記載のクライオポンプ。
  3. 前記主プレートは、前記クライオポンプ吸気口の横断方向に沿って延在する平板であることを特徴とする請求項1または2に記載のクライオポンプ。
  4. 前記クライオパネルアセンブリと前記主プレートとの距離が5cm以内であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のクライオポンプ。
  5. 吸着領域を両面に有する複数のクライオパネルを備えるクライオパネルアセンブリと、
    クライオポンプ吸気口に配設されている放射カバーと、を備え、
    前記クライオパネルアセンブリは、前記放射カバーに対向するトップパネルを備え、
    前記放射カバーは、前記トップパネルの投影面積の少なくとも80%を覆い、かつ前記クライオポンプ吸気口の開口面積の多くとも1/3を占める主プレートを備えることを特徴とするクライオポンプ。
  6. 前記クライオパネルアセンブリを囲むガス受入空間を形成する放射シールドをさらに備え、
    前記ガス受入空間を前記クライオポンプの外に接続するように前記主プレートの外側領域が開放されていることを特徴とする請求項に記載のクライオポンプ。
  7. 前記主プレートは、前記クライオポンプ吸気口の横断方向に沿って延在する平板であることを特徴とする請求項またはに記載のクライオポンプ。
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