JP6057342B2 - 通信状態監視方法およびそのシステム - Google Patents

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Description

本発明は、センタ拠点に設置され第1の端末に接続される第1の伝送装置と、当該センタ拠点とは異なるロケーションのリモート拠点に設置され複数の第2の端末にそれぞれ接続される複数の第2の伝送装置とを含み、前記第1の伝送装置と複数の第2の伝送装置とが個別の伝送媒体を介して相互に接続された伝送網における通信状態を監視する技術に関する。
センタ拠点に設置された第1の端末と当該センタ拠点とは異なるロケーションのリモート拠点に設置された第2の端末との間の通信を行うための、センタ拠点に設置され第1の端末に接続される第1の伝送装置と、リモート拠点に設置され第2の端末に接続される第2の伝送装置とを含み、前記第1の伝送装置と第2の伝送装置とが伝送媒体を介して相互に接続された伝送網における通信状態を監視する従来技術について、図1を用いて説明する。
図1において、1はセンタ拠点に設置された第1の端末、2はリモート拠点に設置された第2の端末、3はセンタ拠点に設置された第1の伝送装置(以下、「センタ伝送装置」)、4はリモート拠点に設置された第2の伝送装置(以下、「リモート伝送装置」)であり、端末1と端末2との間の通信を実現するため、端末1とセンタ伝送装置3とが伝送媒体5を介して相互に接続され、端末2とリモート伝送装置4とが伝送媒体6を介して相互に接続され、センタ伝送装置3とリモート伝送装置4とが伝送媒体7を介して相互に接続されている。ここで、リモート伝送装置4の監視はセンタ伝送装置3を介して行う。そのため監視システムへはセンタ伝送装置3において接続される。
以下、従来技術により端末1と端末2との間の通信の正常性を確認する手順を詳細に説明する。
端末1と端末2との間の通信の正常性を確認するため、端末1から端末2までに至る通信経路の各セグメント毎に監視を行う。
まず、端末1とセンタ伝送装置3との間の通信の状態は、センタ伝送装置3の通信インタフェース31の状態を確認することにより実現される。具体的には、端末1の通信インタフェース11と通信インタフェース31との間のリンクの状態、通信インタフェース11から送信される信号の受信強度、通信インタフェース11から送信される信号の品質(エラーの状態)などを監視する方法がある。
次に端末2とリモート伝送装置4との間の通信の状態は、リモート伝送装置4の通信インタフェース41の状態を確認することにより実現される。具体的には、端末2の通信インタフェース21と通信インタフェース41との間のリンクの状態、通信インタフェース21から送信される信号の受信強度、信号の品質(エラーの状態)などを監視する方法がある。
一方、センタ伝送装置3とリモート伝送装置4との間の通信の状態を確認するには、上記と同様にセンタ伝送装置3の通信インタフェース32およびリモート伝送装置4の通信インタフェース42の状態を監視する方法がある。この方法を代替する方法、あるいは前記の方法と同時に実施される方法として、以下の方法が幅広く用いられている。
即ち、センタ伝送装置3とリモート伝送装置4との間で主信号とは異なる監視用信号c1,c2を定期的に送受信することにより、センタ伝送装置3とリモート伝送装置4との間の通信リンクが正常に機能していることを確認する方法である。
センタ伝送装置3がリモート伝送装置4から送信された監視用信号c2を正常に受信している状態ではリモート伝送装置4の通信インタフェース42およびセンタ伝送装置3とリモート伝送装置4との間の伝送媒体7が共に正常に動作していること、つまりリンクが正常に動作していることを確認することができる。一方、センタ伝送装置3がリモート伝送装置4から送信された監視用信号c2を受信できない場合には伝送媒体7もしくはリモート伝送装置4の通信インタフェース42のいずれか一方、又は両方に障害が発生したことを検知することができる。
また、センタ伝送装置3から送信された監視用信号c1のリモート伝送装置4における受信状態をリモート伝送装置4が監視用信号c2に記述してセンタ伝送装置3に送信するといった手順で通知することにより、センタ伝送装置3はリモート伝送装置4の通信インタフェース42の受信部の正常性を確認することができる。
以上に述べた手順により、端末1と端末2との間のリンクの双方向の正常性を確認することができる。
ここで、監視用信号を送信する時間間隔を十分に短くすることにより、リモート伝送装置4もしくはセンタ伝送装置3とリモート伝送装置4との間のリンクにおいて発生する障害を即時的に検知することが可能となる。
正常性を監視するための信号としては、非特許文献1で規定されるEthernet(登録商標) CC(Continuity Check)信号といったOAM(operations、administration and maintenance)信号が使用される。
上記の監視用信号を使用するリンク正常性の確認方法では、信号のエラーの状態等を計測し、よりリンクの状態を詳細に確認したり、センタ伝送装置3とリモート伝送装置4との間に他の伝送装置がカスケードに接続される場合にも、センタ伝送装置3とリモート伝送装置4とのポート間のリンクの正常性を確認することができるというメリットがある。
また、リモート伝送装置4からセンタ伝送装置3へ送信される監視用信号c2には、リモート伝送装置4の状態に関する情報(以下、「装置状態情報」)を記述して送信することも考えられる。その場合、センタ伝送装置3はリモート伝送装置4の詳細な状態を知ることができる。
しかしながら、上記の従来技術では以下の課題があった。
センタ伝送装置3とリモート伝送装置4とを接続する伝送媒体7において障害が発生した場合、リモート伝送装置4の通信インタフェース42もしくはリモート伝送装置4そのものに障害が発生した場合と同様に、センタ伝送装置3においてリモート伝送装置4から送信された監視用信号c2を受信できない事象や通信インタフェース32のリンクダウンの事象が発生する。
このため、センタ伝送装置3はリモート伝送装置4から送信された監視用信号c2が受信できないこと、あるいは通信インタフェース32のリンクダウンの発生を以ってリンクに障害が発生したことを検知することができるものの、障害の発生箇所が伝送媒体7であるのか、又はリモート伝送装置4であるのかの切り分けを行うことは困難である。従って、場合によってはリモート伝送装置4を設置しているリモート拠点に工事担当者を派遣するといった作業が発生し、障害の発生個所を特定するまでの時間を要したり、運用コストが増加するという課題があった。
本発明では上記の課題を解決するため、複数のリモート伝送装置において装置状態情報をそれぞれ収集するとともに共有し、当該装置状態情報を各リモート伝送装置からリモート伝送装置とセンタ伝送装置とを接続する伝送媒体を介してセンタ伝送装置に送信することを特徴とする。
本発明によれば、センタ伝送装置は、あるリモート伝送装置の状態状態情報を、当該あるリモート伝送装置とセンタ伝送装置とが通信のために使用する伝送媒体とは異なる他の伝送媒体を介して入手することができ、これにより、センタ伝送装置と当該あるリモート伝送装置との間のリンクに障害が発生した場合に、その発生箇所が伝送媒体であるのか、又はリモート伝送装置であるのかの切り分け、即ち障害の発生箇所の切り分けを容易に行うことが可能となり、障害復旧時間の短縮やオペレーションコストの削減、およびシステムの信頼性の向上を実現する効果が期待される。
従来の通信状態監視システムの一例を示す構成図 本発明の通信状態監視システムの第1の実施の形態を示す構成図 本発明の通信状態監視システムの第1の実施の形態に対応するセンタ伝送装置の動作フローチャートの一例を示す図 本発明の通信状態監視システムの第1の実施の形態に対応するリモート伝送装置の動作フローチャートの一例を示す図 本発明の通信状態監視システムの第1の実施の形態に対応するセンタ伝送装置の動作フローチャートの他の例を示す図 本発明の通信状態監視システムの第1の実施の形態に対応するリモート伝送装置の動作フローチャートの他の例を示す図 本発明の通信状態監視システムの第2の実施の形態を示す構成図 本発明の通信状態監視システムの第3の実施の形態を示す構成図 本発明の通信状態監視システムの第4の実施の形態に対応するセンタ伝送装置の動作フローチャートの一例を示す図 本発明の通信状態監視システムの第4の実施の形態に対応する代表リモート伝送装置の動作フローチャートの一例を示す図 本発明の通信状態監視システムの第4の実施の形態に対応するリモート伝送装置の動作フローチャートの一例を示す図 本発明の通信状態監視システムの第4の実施の形態に対応するセンタ伝送装置の動作フローチャートの他の例を示す図 本発明の通信状態監視システムの第4の実施の形態に対応する代表リモート伝送装置の動作フローチャートの他の例を示す図 本発明の通信状態監視システムの第4の実施の形態に対応するリモート伝送装置の動作フローチャートの他の例を示す図 本発明の通信状態監視システムの第5の実施の形態を示す構成図 本発明の通信状態監視システムの第6の実施の形態を示す構成図 本発明の通信状態監視方法の適用例を示す構成図
以下、本発明の動作について図面を用いて詳細に説明する。
図2は本発明の通信状態監視システムの第1の実施の形態を示すもので、図中、1a,1bはセンタ拠点に設置された第1の端末、2a,2bはセンタ拠点とは異なるロケーションのリモート拠点に設置された第2の端末、5a,5b,6a,6bは伝送媒体、30はセンタ拠点に設置され第1の端末1a,1bに接続されるセンタ伝送装置、40A,40Bはリモート拠点に設置され第2の端末2a,2bにそれぞれ接続されるリモート伝送装置、70A,70B,81は伝送媒体である。
センタ伝送装置30は第1の端末1a,1bとの通信のための通信インタフェース31a,31bとともにリモート伝送装置40A,40Bとの通信のための通信インタフェース32a,32bを備え、また、リモート伝送装置40Aは第2の端末2aとの通信のための通信インタフェース41a、センタ伝送装置30との通信のための通信インタフェース42aとともにリモート伝送装置40Bとの通信のための通信インタフェース43aを備え、また、リモート伝送装置40Bは第2の端末2bとの通信のための通信インタフェース41b、センタ伝送装置30との通信のための通信インタフェース42bとともにリモート伝送装置40Aとの通信のための通信インタフェース43bを備えている。
また、センタ伝送装置30およびリモート伝送装置40Aは通信インタフェース32aおよび42aにより伝送媒体70Aを介して相互に通信可能に接続され、センタ伝送装置30およびリモート伝送装置40Bは通信インタフェース32bおよび42bにより伝送媒体70Bを介して相互に通信可能に接続され、リモート伝送装置40Aおよび40Bは通信インタフェース43aおよび43bにより伝送媒体81を介して相互に通信可能に接続されている。
また、第1の端末1a,1bはそれぞれ、通信インタフェース11a,11bにより伝送媒体5a,5bを介してセンタ伝送装置30と接続され、第2の端末2aは通信インタフェース21aにより伝送媒体6aを介してリモート伝送装置40Aと接続され、第2の端末2bは通信インタフェース21bにより伝送媒体6bを介してリモート伝送装置40Bと接続され、このようにして端末1aと端末2aの通信、端末1bと端末2bの通信がそれぞれ実現される。
前記構成において、センタ伝送装置30は通信インタフェース31aにより端末1aとの接続状態を、通信インタフェース31bにより端末1bとの接続状態を、通信インタフェース32aによりリモート伝送装置40Aとの接続状態を、通信インタフェース32bによりリモート伝送装置40Bとの接続状態をそれぞれ監視する。
リモート伝送装置40Aは通信インタフェース41aにより端末2aとの接続状態を、通信インタフェース42aによりセンタ伝送装置30との接続状態をそれぞれ監視する。リモート伝送装置40Bは通信インタフェース41bにより端末2bとの接続状態を、通信インタフェース42bによりセンタ伝送装置30との接続状態をそれぞれ監視する。
センタ伝送装置30は通信インタフェース32aからリモート伝送装置40Aの通信インタフェース42aに対して監視用信号c1aを定期的に送信し、リモート伝送装置40Aは通信インタフェース42aからセンタ伝送装置30の通信インタフェース32aに対して監視用信号c2aを定期的に送信することにより、リンクの正常性を双方向に監視する。
また、センタ伝送装置30は通信インタフェース32bからリモート伝送装置40Bの通信インタフェース42bに対して監視用信号c1bを定期的に送信し、リモート伝送装置40Bは通信インタフェース42bからセンタ伝送装置30の通信インタフェース32bに対して監視用信号c2bを定期的に送信することにより、リンクの正常性を双方向に監視する。
リモート伝送装置40Aは自身の装置状態情報を作成するとともに対向して接続された他方のリモート伝送装置40Bの装置状態情報を定期的に又はセンタ伝送装置30からの指示に応じて伝送媒体81を介して収集し、また、リモート伝送装置40Bも自身の装置状態情報を作成するとともに対向して接続された他方のリモート伝送装置40Aの装置状態情報を定期的に又はセンタ伝送装置30からの指示に応じて伝送媒体81を介して収集する。ここで、リモート伝送装置40Aおよび40Bの装置状態情報はそれぞれ、少なくとも当該リモート伝送装置40Aおよび40Bの各通信インターフェースの正常性に関する情報を含む。なお、各通信インターフェースの正常性はそれぞれリモート伝送装置内で確認することができる。
リモート伝送装置40Aは自身の装置状態情報とともにリモート伝送装置40Bの装置状態情報を伝送媒体70Aを介して監視用信号c2aによりセンタ伝送装置30に定期的に又はセンタ伝送装置30からの指示に応じて送信する。また、リモート伝送装置40Bも自身の装置状態情報とともにリモート伝送装置40Aの装置状態情報を伝送媒体70Bを介して監視用信号c2bによりセンタ伝送装置30に定期的に又はセンタ伝送装置30からの指示に応じて送信する。
センタ伝送装置30と端末1aおよび1bとの間、センタ伝送装置30とリモート伝送装置40Aおよび40Bとの間、リモート伝送装置40Aと端末2aとの間、リモート伝送装置40Bと端末2bとの間の接続状態はそれぞれ監視され、その情報はセンタ伝送装置30に一元的に収集される。
各リモート伝送装置40A,40Bは識別子により管理され、センタ伝送装置30は各リモート伝送装置40A,40Bの識別子の情報を含む装置状態情報を定期的に又は障害検知時に異なるリモート伝送装置経由で指示を出して収集することにより、各リモート伝送装置40A,40Bの装置状態情報を一元的に管理することが可能となる。
図3は本実施の形態に対応するセンタ伝送装置の動作フローチャートの一例、図4は本実施の形態に対応するリモート伝送装置の動作フローチャートの一例、ここでは装置状態情報を定期的に収集する場合の例をそれぞれ示す。また、図5は本実施の形態に対応するセンタ伝送装置の動作フローチャートの他の例、図6は本実施の形態に対応するリモート伝送装置の動作フローチャートの他の例、ここでは装置状態情報をセンタ伝送装置からの指示に応じて収集する場合の例をそれぞれ示す。
ここで、端末1aと端末2aとの間の通信において障害が発生した場合、その原因が、端末1aとセンタ伝送装置30との間のリンクの障害、もしくはリモート伝送装置40Aと端末2aとの間のリンクの障害である場合には、センタ伝送装置30において直ちに障害の発生箇所を特定することができる。
一方、伝送媒体70Aに障害が発生した場合、又はリモート伝送装置40Aもしくはリモート伝送装置40Aの通信インタフェース42aに障害が発生した場合には、センタ伝送装置30の通信インタフェース32aのリンクダウン、もしくはセンタ伝送装置30においてリモート伝送装置40Aから送信された監視用信号c2aを受信できない状態が発生する。この時、従来技術ではその原因が伝送媒体70Aの障害にあるのか、又はリモート伝送装置40Aの障害にあるのかの切り分けを行うことができなかった。
本発明ではリモート伝送装置40Aの装置状態情報は定期的に又はセンタ伝送装置30からの指示に応じてリモート伝送装置40Bに収集され、リモート伝送装置40Bから伝送媒体70Bを介してセンタ伝送装置30に送信されるため、伝送媒体70Aの障害の発生の有無に拘わらず、センタ伝送装置30はリモート伝送装置40Aの装置状態情報を収集することが可能となる。このためセンタ伝送装置30がリモート伝送装置40Aとの間のリンクの異常を検知した場合に、障害の発生箇所がリモート伝送装置40Aであるのか、又は伝送媒体70Aであるのかを切り分けを容易に行うことができる。
また、伝送媒体70Bに障害が発生した場合も、上記と同様にセンタ伝送装置30はリモート伝送装置40Bの装置状態情報を収集することができる。
さらに、障害の発生部位がリモート伝送装置40Aである場合に、その障害の発生部位をさらに詳細に特定するには、リモート伝送装置40Aにおいてループバック試験等の装置内試験を実施することが想定される。この場合、センタ伝送装置30はリモート伝送装置40Bに対する監視用信号c1bにリモート伝送装置40Aにおけるループバック試験を指示する信号を載せてリモート伝送装置40Bに通知することが考えられる。リモート伝送装置40Bは通信インタフェース43b、伝送媒体81および通信インタフェース43aを介してリモート伝送装置40Aに当該リモート伝送装置40Aにおける装置内試験の実施を指示する信号を転送する。リモート伝送装置40Aにおける装置内試験の実施結果は、上記ルートとは逆方向に監視用信号c2bによりセンタ伝送装置30へ送信することができる。
なお、リモート伝送装置40A全体の障害により、リモート伝送装置40Aの装置状態情報がリモート伝送装置40Bに全く送信されず、また、リモート伝送装置40Bからの信号に対してもリモート伝送装置40Aが全く応答しない場合には、その旨の装置状態情報がリモート伝送装置40Bからセンタ伝送装置30へ送信され、これによってセンタ伝送装置30がリモート伝送装置40A全体の障害を確認できることはいうまでもない(リモート伝送装置40B全体の障害の場合も同様)。
センタ伝送装置30が第1の端末1a,1bとともにセンタ拠点に設置され、リモート伝送装置40A,40Bがそれぞれ第2の端末2a,2bとともにセンタ拠点とは異なるロケーションのリモート拠点に設置され、リモート伝送装置40A,40Bが同一のリモート拠点に設置されるケースを想定すると、リモート伝送装置40A,40Bを接続する伝送媒体81に障害が発生する可能性は、伝送媒体70A又は70Bに障害が発生する可能性より一般的に低いことが想定され、本発明の構成の有効性が確認できる。
また、センタ伝送装置30と各リモート伝送装置40A,40Bを接続する伝送媒体70A,70Bに障害が発生した場合、センタ伝送装置30と当該障害が発生した伝送媒体に対応するリモート伝送装置は直接通信できないが、少なくとも当該リモート伝送装置の装置状態情報を他のルートを経由して収集することができる。
図7は本発明の通信状態監視システムの第2の実施の形態、ここではリモート伝送装置が3台の場合の例を示すもので、図中、第1の実施の形態と同一構成部分は同一符号をもって表す。即ち、1a,1b,1cはセンタ拠点に設置された第1の端末、2a,2b,2cはセンタ拠点とは異なるロケーションのリモート拠点に設置された第2の端末、5a,5b,5c,6a,6b,6cは伝送媒体、30はセンタ拠点に設置され第1の端末1a,1b,1cに接続されるセンタ伝送装置、40A,40B,40Cはリモート拠点に設置され第2の端末2a,2b,2cにそれぞれ接続されるリモート伝送装置、70A,70B,70C,81,82は伝送媒体である。
センタ伝送装置30は第1の端末1a,1b,1cとの通信のための通信インタフェース31a,31b,31cとともにリモート伝送装置40A,40B,40Cとの通信のための通信インタフェース32a,32b,32cを備えている。
また、リモート伝送装置40Aは第2の端末2aとの通信のための通信インタフェース41a、センタ伝送装置30との通信のための通信インタフェース42aとともにリモート伝送装置40Bとの通信のための通信インタフェース43aを備えている。また、リモート伝送装置40Bは第2の端末2bとの通信のための通信インタフェース41b、センタ伝送装置30との通信のための通信インタフェース42b、リモート伝送装置40Aとの通信のための通信インタフェース43bとともにリモート伝送装置40Cとの通信のための通信インタフェース44bを備えている。また、リモート伝送装置40Cは第2の端末2cとの通信のための通信インタフェース41c、センタ伝送装置30との通信のための通信インタフェース42cとともにリモート伝送装置40Bとの通信のための通信インタフェース43cを備えている。
また、センタ伝送装置30およびリモート伝送装置40Aは通信インタフェース32aおよび42aにより伝送媒体70Aを介して相互に通信可能に接続され、センタ伝送装置30およびリモート伝送装置40Bは通信インタフェース32bおよび42bにより伝送媒体70Bを介して相互に通信可能に接続され、センタ伝送装置30およびリモート伝送装置40Cは通信インタフェース32cおよび42cにより伝送媒体70Cを介して相互に通信可能に接続され、リモート伝送装置40Aおよび40Bは通信インタフェース43aおよび43bにより伝送媒体81を介して相互に通信可能に接続され、リモート伝送装置40Bおよび40Cは通信インタフェース44bおよび43cにより伝送媒体82を介して相互に通信可能に接続されている。
また、第1の端末1a,1b,1cはそれぞれ、通信インタフェース11a,11b,11cにより伝送媒体5a,5b,5cを介してセンタ伝送装置30と接続され、第2の端末2aは通信インタフェース21aにより伝送媒体6aを介してリモート伝送装置40Aと接続され、第2の端末2bは通信インタフェース21bにより伝送媒体6bを介してリモート伝送装置40Bと接続され、第2の端末2cは通信インタフェース21cにより伝送媒体6cを介してリモート伝送装置40Cと接続され、このようにして端末1aと端末2aの通信、端末1bと端末2bの通信、端末1cと端末2cの通信がそれぞれ実現される。
本構成においても、第1の実施の形態の場合と同様の手順により、各リモート伝送装置40A,40B,40Cは自身の装置状態情報を作成するとともに対向して接続されたリモート伝送装置の装置状態情報を定期的に又はセンタ伝送装置30からの指示に応じて収集し、自身がセンタ伝送装置30と接続する伝送媒体70A,70B,70Cを介して、自身の装置状態情報とともに対向して接続されたリモート伝送装置の装置状態情報を定期的に又はセンタ伝送装置30からの指示に応じてセンタ伝送装置30へ送信する。各リモート伝送装置40A,40B,40Cは識別子により管理され、センタ伝送装置30は各リモート伝送装置40A,40B,40Cの識別子の情報を含む装置状態情報を定期的に又は障害検知時に異なるリモート伝送装置経由で指示を出して収集することにより、各リモート伝送装置40A,40B,40Cの装置状態情報を一元的に管理することが可能となる。
しかし、第2の実施の形態ではリモート伝送装置40Bに障害が発生した場合、リモート伝送装置40Aおよび40Cの装置状態情報をセンタ伝送装置30が収集するルートがそれぞれ伝送媒体70および70Cに限定され、さらにこれらの伝送媒体70Aおよび70Cに障害が発生した場合は、センタ伝送装置30が当該伝送媒体70Aおよび70Cに接続しているリモート伝送装置の装置状態情報を全く収集することができない事態を招く可能性がある。
図8は前述した第2の実施の形態の問題を解決した本発明の通信状態監視システムの第3の実施の形態を示すもので、ここでは第2の実施の形態において、リモート伝送装置40Aにリモート伝送装置40Cとの通信のための通信インタフェース44aを設け、リモート伝送装置40Cにリモート伝送装置40Aとの通信のための通信インタフェース44cを設けて、リモート伝送装置40Aとリモート伝送装置40Cとを伝送媒体83で接続する、即ち各リモート伝送装置をリングトポロジにより互いに接続することにより、例えリモート伝送装置40Bに障害が発生した場合でも、リモート伝送装置40Aとリモート伝送装置40Cとの間で伝送媒体83を介して互いに対向して接続されたリモート伝送装置の装置状態情報を収集し、伝送媒体70Aおよび70Cを介してそれぞれセンタ伝送装置30へ送信可能としたものである。
なお、前述した図3乃至図6の動作フローチャートは、第2、第3の実施の形態におけるセンタ伝送装置およびリモート伝送装置にもそのまま対応する。
また、第2又は第3の実施の形態はリモート伝送装置の台数が4台以上の場合であっても、同様に適用可能であることはいうまでもない。
図9乃至図14は本発明の通信状態監視システムの第4の実施の形態、ここでは各リモート伝送装置の装置状態情報をセンタ伝送装置へ代表して送信する特定のリモート伝送装置(以下、代表リモート伝送装置)を設定して送信する場合の例におけるセンタ伝送装置、代表リモート伝送装置およびリモート伝送装置の動作フローチャートを示すもので、図9、図10および図11は装置状態情報を定期的に収集する場合の例を、図12、図13および図14は装置状態情報をセンタ伝送装置からの指示に応じて収集する場合の例をそれぞれ示す。
代表リモート伝送装置は、各リモート伝送装置の状態情報を定期的に又はセンタ伝送装置からの指示に応じて収集し、代表リモート伝送装置がセンタ伝送装置へ一括して送信することに特徴がある。代表リモート伝送装置には、センタ伝送装置から各リモート伝送装置への詳細な装置内試験の実施の指示を各リモート伝送装置を代表して受信し、該当するリモート伝送装置へ転送し、また、当該リモート伝送装置内での試験結果を収集してセンタ伝送装置へ送信する役割もある。
代表リモート伝送装置に障害が発生した場合や代表リモート伝送装置とセンタ伝送装置との間の通信リンクに障害が発生した場合には、他のリモート伝送装置が代わって代表リモート伝送装置となり、センタ伝送装置へのリモート伝送装置の装置状態情報の通知を継続することができる。なお、代表リモート伝送装置の切り替えは、例えば障害を検出したセンタ伝送装置が予め定めた順番に従って各リモート伝送装置に指令を出す、各リモート伝送装置間で自律的に設定し、その結果をセンタ伝送装置に通知する等により行うことができる。
図15は本発明の通信状態監視システムの第5の実施の形態、ここでは複数のリモート伝送装置がそれぞれラインカードの形態で構成され、1つの装置筐体に全て収容されている場合の例を示すものである。即ち、図中、1a,1b,1c,1dはセンタ拠点に設置された第1の端末、2a,2b,2c,2dはセンタ拠点とは異なるロケーションのリモート拠点に設置された第2の端末、5a,5b,5c,5d,6a,6b,6c,6dは伝送媒体、30はセンタ拠点に設置され第1の端末1a,1b,1c,1dに接続されるセンタ伝送装置、90はリモート拠点に設置された装置筐体であり、当該装置筐体90内にはラインカードによる複数、ここでは第2の端末2a,2b,2c,2dにそれぞれ接続される4つのリモート伝送装置90A,90B,90C,90Dが実装されている。
センタ伝送装置30は第1の端末1a,1b,1c,1dとの通信のための通信インタフェース31a,31b,31c,31dとともにリモート伝送装置90A,90B,90C,90Dとの通信のための通信インタフェース32a,32b,32c,32dを備え、また、リモート伝送装置90Aは第2の端末2aとの通信のための通信インタフェース91a、センタ伝送装置30との通信のための通信インタフェース92aとともに他のリモート伝送装置90B,90C,90Dとの通信のための通信インタフェース93aを備え、また、リモート伝送装置90Bは第2の端末2bとの通信のための通信インタフェース91b、センタ伝送装置30との通信のための通信インタフェース92bとともに他のリモート伝送装置90A,90C,90Dとの通信のための通信インタフェース93bを備え、また、リモート伝送装置90Cは第2の端末2cとの通信のための通信インタフェース91c、センタ伝送装置30との通信のための通信インタフェース92cとともに他のリモート伝送装置90A,90B,90Dとの通信のための通信インタフェース93cを備え、また、リモート伝送装置90Dは第2の端末2dとの通信のための通信インタフェース91d、センタ伝送装置30との通信のための通信インタフェース92dとともに他のリモート伝送装置90A,90B,90Cとの通信のための通信インタフェース93dを備えている。
また、センタ伝送装置30およびリモート伝送装置90Aは通信インタフェース32aおよび92aにより伝送媒体70Aを介して相互に通信可能に接続され、センタ伝送装置30およびリモート伝送装置90Bは通信インタフェース32bおよび92bにより伝送媒体70Bを介して相互に通信可能に接続され、センタ伝送装置30およびリモート伝送装置90Cは通信インタフェース32cおよび92cにより伝送媒体70Cを介して相互に通信可能に接続され、センタ伝送装置30およびリモート伝送装置90Dは通信インタフェース32dおよび92dにより伝送媒体70Dを介して相互に通信可能に接続され、各リモート伝送装置90A,90B,90C,90D間は各通信インタフェース93a,93b,93c,93dにより伝送媒体、ここでは装置筐体90の内部バス94を介して相互に通信可能に接続されている。
本構成においても、第1乃至第4の実施の形態の場合と同様の手順により、各リモート伝送装置90A,90B,90C,90Dは自身の装置状態情報を作成するとともにバス接続された他のリモート伝送装置の装置状態情報を定期的に又はセンタ伝送装置30からの指示に応じて収集し、自身がセンタ伝送装置30と接続する伝送媒体70A,70B,70C,70Dを介して、自身の装置状態情報とともにバス接続された他のリモート伝送装置の装置状態情報を定期的に又はセンタ伝送装置30からの指示に応じてセンタ伝送装置30へ送信する。各リモート伝送装置90A,90B,90C,90Dは識別子により管理され、センタ伝送装置30は各リモート伝送装置90A,90B,90C,90Dの識別子の情報を含む装置状態情報を定期的に又は障害検知時に異なるリモート伝送装置経由で指示を出して収集することにより、各リモート伝送装置90A,90B,90C,90Dの装置状態情報を収集し、一元的に管理することが可能となる。
図16は本発明の通信状態監視システムの第6の実施の形態、ここでは第5の実施の形態で説明したラインカード形態の複数のリモート伝送装置を収容した装置筐体が2以上存在する場合の例を示すものである。即ち、図中、90−1,90−2,…90−nはそれぞれ、リモート拠点に設置された2以上、ここではn個の装置筐体であり、当該各装置筐体90−1〜90−n内にはそれぞれ、第5の実施の形態の場合と同様、内部バスを介して相互に通信可能に接続されたラインカードによる複数のリモート伝送装置が実装されている。また、装置筐体90−1〜90−n内の各リモート伝送装置とセンタ伝送装置30との間はそれぞれ、伝送媒体を介して相互に通信可能に接続され、さらに各装置筐体90−1〜90−n間は伝送媒体84を介して相互に通信可能に接続されている。
本構成によれば、第5の実施の形態の場合と同様に装置筐体90−1〜90−n内の各リモート伝送装置間で装置状態情報が共有可能であるとともに、各装置筐体90−1〜90−n間でのリモート伝送装置の装置状態情報の共有も可能となり、例えば、ある装置筐体内の全てのリモート伝送装置とセンタ伝送装置30との間の伝送媒体に障害が発生したような場合であっても、他の装置筐体内のリモート伝送装置を通じて当該ある装置筐体内のリモート伝送装置の装置状態情報を収集することが可能となる。
以上説明した実施の形態において、センタ伝送装置とリモート伝送装置との間を接続する伝送媒体としては、例えば光ファイバ、UTPケーブル、同軸ケーブル、無線通信などが考えられる。また、リモート伝送装置間および端末とセンタ伝送装置又はリモート伝送装置との間を接続する伝送媒体としては上記に加えてUSBケーブル、装置筐体内の内部バス等が考えられ、装置筐体間を接続する伝送媒体としては上記に加えてUSBケーブル等が考えられる。
図17はセンタ伝送装置に複数のリモート伝送装置を接続する通信網への本発明の通信状態監視方法の適用例、ここではC−RAN(Centralized Radio Access Network)と呼ばれるモバイル通信の基地局アーキテクチャを採用した基地局本体およびリモート基地局で構成される分散型の基地局システムへの適用を示す。
C−RANアーキテクチャでは、基地局をベースバンド信号処理を行う基地局本体101と、アンテナを設置する拠点(セルサイト)に設置されアンテナに接続されるリモート基地局(張出し部)102a1,102a2,102a3,102b1,102b2,102b3とに分離し、両者をセンタ伝送装置30およびリモート伝送装置40A,40Bを介して光ファイバ103A,103Bにより接続する。リモート基地局は通常、セクタ単位、周波数帯の単位で設置されるため、例えば3セクタ、2周波数帯で運用されるマクロ基地局ではセルサイトに計6台のリモート基地局を設置する。
こうした基地局システムの基地局本体とリモート基地局との間の信号の伝送にTDM(Time Division Multiplexing)やWDM(Wavelength Division Multiplexing)等の多重伝送技術を適用した伝送システムを導入し、拠点間の伝送に使用される光ファイバの芯線数を削減する方法が考えられる。
その場合、基地局本体を設置する拠点にセンタ伝送装置30、セルサイトにリモート伝送装置40A,40Bが設置される。リモート伝送装置40A,40B同士を他の伝送媒体85で接続し、リモート伝送装置40A,40Bの装置状態情報を各リモート伝送装置間で共有し、共有された装置状態情報をそれぞれのリモート伝送装置40A,40Bがセンタ伝送装置30に送信することにより、センタ伝送装置30はリモート伝送装置40A,40Bの高度な監視を実現することができ、併せて基地局本体101およびリモート基地局102a1〜102a3,102b1〜102b3の状態を監視することができる。
本発明のリモート基地局の監視方法は、基地局本体および複数のリモート基地局で構成されるその他の伝送システムにも幅広く適用することができる。
なお、本発明は、周知のコンピュータに記録媒体もしくは通信回線を介して、図3乃至図6又は図9乃至図14のフローチャートに示された手順を備えるプログラムをインストールすることによって実現可能である。
1a,1b,1c,1d:第1の端末、2a,2b,2c,2d:第2の端末、5a,5b,5c,5d,6a,6b,6c,6d:伝送媒体、11a,11b,11c,11d,21a,21b,21c,21d:通信インタフェース、
30:センタ伝送装置、31a,31b,31c,31d,32a,32b,32c,32d:通信インタフェース、
40A,40B,40C:リモート伝送装置、41a,41b,41c,42a,42b,42c,43a,43b,43c,44a,44b,44c:通信インタフェース、
70A,70B,70C,70D,81,82,83,84,85:伝送媒体、
90,90−1,90−2,…90−n:装置筐体、90A,90B,90C,90D:リモート伝送装置、91a,91b,91c,91d,92a,92b,92c,92d,93a,93b,93c,93d:通信インタフェース、94:内部バス、
101:基地局本体、102a1,102a2,102a3,102b1,102b2,102b3:リモート基地局、103A,103B:光ファイバ、
c1a,c1b,c1c,c1d,c2a,c2b,c2c,c2d:監視用信号。
ITU-T G.8013/Y.1731, pp.10-12

Claims (7)

  1. センタ拠点に設置された少なくとも1つの第1の端末と当該センタ拠点とは異なるロケーションのリモート拠点に設置された複数の第2の端末との間の通信を行うための、センタ拠点に設置され第1の端末に接続される第1の伝送装置と、リモート拠点に設置され複数の第2の端末にそれぞれ接続される複数の第2の伝送装置とを含み、前記第1の伝送装置と複数の第2の伝送装置とが個別の伝送媒体を介して相互に接続された伝送網における通信状態を監視する方法であって、
    各第2の伝送装置が、当該第2の伝送装置の状態に関する情報である装置状態情報を定期的に又は指示に応じて作成する工程と、
    各第2の伝送装置が、前記第1の伝送装置との間の個別の伝送媒体とは異なる他の伝送媒体を介して他の第2の伝送装置の装置状態情報を定期的に又は指示に応じて収集する工程と、
    各第2の伝送装置が、前記作成および収集した装置状態情報を定期的に又は指示に応じて前記個別の伝送媒体を介して前記第1の伝送装置に送信する工程と、
    第1の伝送装置が、前記各第2の伝送装置との間の通信リンクの正常性を確認する工程と、
    第1の伝送装置が、前記各第2の伝送装置の装置状態情報を前記個別の伝送媒体を介して定期的に又は指示を出して受信する工程と、
    第1の伝送装置が、一の第2の伝送装置との間の通信リンクの異常を検出したとき、前記受信した各第2の伝送装置の装置状態情報に基づいて障害の発生箇所が当該一の第2の伝送装置か当該一の第2の伝送装置との間の個別の伝送媒体かを判別する工程とを含む
    ことを特徴とする通信状態監視方法。
  2. 前記に加え、
    一の第2の伝送装置との間の通信リンクの異常が当該一の第2の伝送装置の障害によるものであると判別した場合において、
    第1の伝送装置が、当該一の第2の伝送装置への装置内試験の実施の指示を当該一の第2の伝送装置とは異なる第2の伝送装置へ個別の伝送媒体を介して送信する工程と、
    前記異なる第2の伝送装置が、前記一の第2の伝送装置への装置内試験の実施の指示を他の伝送媒体を介して転送する工程と、
    前記異なる第2の伝送装置が、前記一の第2の伝送装置での装置内試験の実施結果を他の伝送媒体を介して収集する工程と、
    前記異なる第2の伝送装置が、前記一の第2の伝送装置での装置内試験の実施結果を個別の伝送媒体を介して第1の伝送装置へ送信する工程と、
    第1の伝送装置が、前記一の第2の伝送装置における装置内試験の実施結果を、前記異なる第2の伝送装置から個別の伝送媒体を介して受信する工程と、
    第1の伝送装置が、前記一の第2の伝送装置における装置内試験の実施結果から詳細な障害発生箇所を特定する工程とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信状態監視方法。
  3. 前記第1の伝送装置と各第2の伝送装置との間での装置状態情報その他の通信状態監視に関わる情報の送受信は、複数の第2の伝送装置のうちの特定の第2の伝送装置と第1の伝送装置との間でのみ実行する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信状態監視方法。
  4. 前記第1の伝送装置と各第2の伝送装置との間での装置状態情報その他の通信状態監視に関わる情報は、主信号とは別の監視用信号を用いて送受信する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信状態監視方法。
  5. センタ拠点に設置された少なくとも1つの第1の端末と当該センタ拠点とは異なるロケーションのリモート拠点に設置された複数の第2の端末との間の通信を行うための、センタ拠点に設置され第1の端末に接続される第1の伝送装置と、リモート拠点に設置され複数の第2の端末にそれぞれ接続される複数の第2の伝送装置とを含み、前記第1の伝送装置と複数の第2の伝送装置とが個別の伝送媒体を介して相互に接続された伝送網における通信状態を監視するシステムであって、
    前記各第2の伝送装置は、
    前記第1の伝送装置との間の個別の伝送媒体とは異なる他の伝送媒体を介して互いに通信可能に接続されるとともに、
    当該第2の伝送装置の状態に関する情報である装置状態情報を定期的に又は指示に応じて作成する手段と、
    前記他の伝送媒体を介して他の第2の伝送装置の装置状態情報を定期的に又は指示に応じて収集する手段と、
    前記作成および収集した装置状態情報を定期的に又は指示に応じて前記個別の伝送媒体を介して前記第1の伝送装置に送信する手段とを備え、
    前記第1の伝送装置は、
    前記各第2の伝送装置との間の通信リンクの正常性を確認する手段と、
    前記各第2の伝送装置の装置状態情報を前記個別の伝送媒体を介して定期的に又は指示を出して受信する手段と、
    一の第2の伝送装置との間の通信リンクの異常を検出したとき、前記受信した各第2の伝送装置の装置状態情報に基づいて障害の発生箇所が当該一の第2の伝送装置か当該一の第2の伝送装置との間の個別の伝送媒体かを判別する手段とを備えた
    ことを特徴とする通信状態監視システム。
  6. 複数のリモート伝送装置がそれぞれ、内部バスを介して相互に通信可能に接続されたラインカードの形態で構成され、リモート拠点に設置された1つの装置筐体に収容されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信状態監視システム。
  7. ラインカード形態の複数のリモート伝送装置を収容した2以上の装置筐体がそれぞれ、リモート拠点に設置され、各装置筐体間は伝送媒体を介して相互に通信可能に接続されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信状態監視システム。
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