JP6056796B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP6056796B2
JP6056796B2 JP2014061879A JP2014061879A JP6056796B2 JP 6056796 B2 JP6056796 B2 JP 6056796B2 JP 2014061879 A JP2014061879 A JP 2014061879A JP 2014061879 A JP2014061879 A JP 2014061879A JP 6056796 B2 JP6056796 B2 JP 6056796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front door
locking claw
state
gaming machine
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014061879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014166408A (ja
Inventor
大亮 野▲崎▼
大亮 野▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
Priority to JP2014061879A priority Critical patent/JP6056796B2/ja
Publication of JP2014166408A publication Critical patent/JP2014166408A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6056796B2 publication Critical patent/JP6056796B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
一般的に、スロットマシン等の遊技機においては、主に、遊技にかかる操作を行なうマックスベットボタンやリールストップボタン等のスイッチ類が設けられている。このようなスイッチ類は、遊技者などに操作される頻度が多く故障が多いので、交換を容易に行うことができるように、前面扉とは別体に形成され着脱可能に取り付けられる。一般的に、このスイッチ類は、前面扉に貫通孔を穿設し、その貫通孔に挿入されることで前面扉に取り付けられている。
特開2005−323750号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような従来のスイッチ類121の取り付け構造では、スイッチ類121は係止爪137による前面扉120への係合のみで、係止爪137を撓ませると、スイッチ類121が容易に取外されてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、装着物の容易な取り外しを防止する遊技機を提供することにある。
上記課題を解決すべく請求項1記載の発明は、遊技機の本体部を形成する筐体の開口部を開閉するために該筐体に取り付けられた前面扉と、
該前面扉により前記開口部が閉鎖された状態において該開口部を開放させる方向に前記前面扉が移動することを阻止し、解錠操作が行われることによりその阻止された状態を解除する施錠手段と、
前記前面扉の表裏面を貫通する貫通孔に挿入された突状部を有し、当該突状部が前記貫通孔に挿入されていることにより前記前面扉に装着された装着物と、
を有する遊技機において、
前記突状部の外側面の長手方向に沿って形成されるとともに、基端部から先端部に向かうにつれて前記外側面から離間するように延在し、前記貫通孔への挿入状態を維持する挿入状態維持手段と、
該挿入状態維持手段による前記挿入状態の維持が解除されることを阻止するための解除阻止手段とを別体で有し、
前記突状部には、前記貫通孔の開口部分で前記前面扉の表面に当接するフランジ部が設けられ、
前記装着物が前記貫通孔に装着された状態で、前記挿入状態維持手段の先端部は、前記基端部より前記前面扉側に位置し、かつ前記前面扉の裏面に当接し、
前記解除阻止手段は、前記前面扉と別体で設けられ、
前記挿入状態の維持が解除されることを前記解除阻止手段により阻止された状態が、前記前面扉の裏面側から解除可能であることを特徴とする。
本発明によれば、装着物が容易に取り外されることを防止できる。
はじめに、本実施の形態から抽出され得る発明群を手段n(n=0,1,2・・・)として区分して示し、それらを必要に応じて効果等を示しつつ説明する。
手段0.遊技機の本体部を形成する筐体の開口部を開閉するために該筐体に取り付けられた前面扉を有し、該前面扉の表裏面を貫通する貫通孔に突状部を挿入することで装着物が装着される遊技機において、前記突状部の前記貫通孔への挿入状態を維持する挿入状態維持手段と、該挿入状態維持手段による維持状態が解除されることを阻止するための解除阻止手段と、を別体で有することを特徴とする遊技機。
手段0−2.手段0の遊技機において、前記挿入状態維持手段及び前記解除阻止手段は、前記装着物の突状部を前記貫通孔から前記前面扉の外側に抜き出されることを規制し、該規制が解除された場合には痕跡が残る抜き出し規制手段として構成されることを特徴とする。
手段0−3.手段0−2の遊技機において、前記痕跡は、前記解除阻止手段に残るように構成されたことを特徴とする。
手段1.手段1の遊技機は、遊技機の本体部を形成する筐体の開口部を開閉するために該筐体に取り付けられた前面扉を有し、該前面扉の表裏面を貫通する貫通孔に突状部を挿入することで装着物が装着される遊技機において、前記装着物の突状部を前記貫通孔から前記前面扉の外側に抜き出されることを規制し、該規制が解除された場合には痕跡が残る抜き出し規制手段を有することを特徴とする。
これによれば、前面扉から不正に装着物を抜き出そうとしても、抜き出し規制手段が装着物を前面扉の外側から抜き出して取外すことを規制するので、前面扉の外側からの装着物の不正な抜き出しを防止することができる。また、仮に、前面扉から装着物が取りはずされてしまったとしても、その際には、抜き出し規制手段に痕跡が残るので、この抜き出し規制手段の状態を見ることで不正がなされたことを容易に発見することができる。
手段2.手段2の遊技機は、手段1の遊技機において、前記痕跡は、前記抜き出し規制手段における塑性変形又は破断により残ることを特徴とする。これによれば、塑性変形や破断という外観上明確な変化が生起されることから、上記装着物の抜き出しが行なわれた状態を、一見して明瞭に把握することができる。
手段3.手段1又は2の遊技機において、前記抜き出し規制手段は、前記突状部の前記貫通孔への挿入状態を維持する挿入状態維持手段と、該挿入状態維持手段による維持状態が解除されることを阻止するための解除阻止手段と、を有し、前記痕跡は、前記解除阻止手段に残るように構成されたことを特徴とする。
これによれば、入状態維持手段によって突状部の貫通孔への挿入状態、すなわち、装着物の前面扉への装着状態を維持し、一方で、この維持状態が解除された場合には、他の部分である解除阻止手段に痕跡が残るので、痕跡箇所が特定され発見も容易である。従って、装着物の前面扉への装着状態を維持する部分、及び該装着解除時に痕跡を残す部分を別々にして、それらの部分を目的に応じて機能させることができる。
手段4.手段4の遊技機は、手段3の遊技機において、前記挿入状態維持手段は、前記装着物又は前面扉に設けられ前記突状部の前記貫通孔への挿入過程で弾性変形し、前記突状部の貫通孔への挿入装着完了状態で戻り動作して係止状態を作ることで、前記突状部を制止し前記装着物の前記前面扉の外側への抜き出しを防止する弾性係止片として構成され、前記解除阻止手段は、前記突状部の前記貫通孔への挿入装着完了状態における前記弾性係止片の弾性変形を阻止する弾性変形阻止手段として構成され、前記痕跡は、前記弾性変形の阻止状態を解除した場合に残されることを特徴とする。
これによれば、弾性係止片の弾性変形という簡単な動きだけで突状部が係止され、装着
物の前面扉への装着状態が得られ、装着物の前面扉外側への不正な抜き出しは、弾性係止
片の弾性変形を阻止するという一つの処理で防止される。
手段5.手段5の遊技機は、手段4の遊技機において、前記弾性係止片は、前記突状部の外側面に突出形成された係止爪として構成され、前記弾性変形阻止手段は、前記係止爪と前記突状部の外側面との間の間隙に挿通されて介在することで、該係止爪の前記弾性変形を阻止する係止爪変形阻止手段として構成されたことを特徴とする。
これによれば、係止爪変形阻止手段を係止爪と突状部の外側面との間に介在するという
簡単な構造で、係止爪の弾性変形を物理的に遮ることができ、これにより、装着物の前面
扉外側への抜き出しを防止することができる。
手段6.手段6の遊技機は、手段5の遊技機において、記係止爪変形阻止手段には、所定箇所に脆弱部が設けられ、前記痕跡は、該脆弱部に残るようにしたことを特徴とする。
これによれば、装着物の交換を行う等の正当な理由によって、抜き出し規制手段による
規制状態を解除する必要がある場合、その解除を脆弱部の部分で容易に行うことができ、
装着物の交換作業の煩雑化が回避される。
手段7.手段7の遊技機は、手段6の遊技機において、前記係止爪変形阻止手段は、前記係止爪と前記突状部の外側面との間隙幅よりも幅広い幅広部を備えた一対のアーム部と、前記アーム部の基端を連結する連結部と、を有し、前記係止爪変形阻止手段の前記間隙への挿通は、前記幅広部で前記係止爪を弾性変形させ、該幅広部が前記間隙を通過するように行われ、前記脆弱部は、前記連結部に設けられたことを特徴とする。
これによれば、係止爪変形阻止手段の間隙への挿通では、係止爪の弾性変形をアーム部が規制しつつ、交換等の正当な理由で上記装着物を前面扉から取外す際には、脆弱部が連
結部に設けられているので、その脆弱部の部分を破断することが容易となる。従って、簡
単な構成で本願発明の目的を達成しつつ、交換等の理由による係止爪の弾性変形に対する
規制状態の解除も容易となる。
手段8.手段8の遊技機は、手段7の遊技機において、前記幅広部を含むアーム部の断面形状は、前記連結部における前記脆弱部の破断後の分離された各アーム部を回動させることで前記間隙から抜くことができる形状であることを特徴とする。
これにより、上述のように、交換等の正当な理由で装着物を前面扉から抜き出す際には、連結部を破断しアーム部を回動させることで引っ掛かりなく係止爪変形阻止手段を係止
爪と突状部の側面との間の間隙から抜き取ることで容易に係止爪の弾性変形の規制状態を
解除することができる。
手段9.手段9の遊技機は、手段5の遊技機において、前記係止爪変形阻止手段は、前記間隙に挿通されて前記突状部に巻きつけられ、切断されることによってのみ前記突状部から取外し可能な結束バンドであることを特徴とする。
これにより、一度巻きつけられると切断しなければ取外すことができない結束バンドを
突状部の外側面と前記係止爪との間の間隙に挿通してその突状部に巻きつけるだけで、装
着物の不正な抜き出しを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、遊技機の一例としてスロットマシン1の場合を例
に図面を参照しながら説明する。図1は、スロットマシン1の前面扉3が閉じた状態を示
す斜視図、図2は、スロットマシン1の前面扉3が開いた状態を示す斜視図、図3は、ス
ロットマシン1の筐体2を正面から示す図である。
スロットマシン1は、図1及び図2に示すように、筐体2と前面扉3とからなる正面視
略矩形状の本体(遊技機本体)4を有する。
前面扉3は、略平板状のフレーム20に、マックスベットボタン23、スタートレバー26、及びセレクタ9等の種々の装置類が装着されて構成されている。フレーム20は、フレーム20の上端部から高さ方向略中央部まで下方に移行するに従って手前側に突出するように傾斜した傾斜部20Aと、傾斜部20Aの下端から手前側に突出してフレーム20の左右に亘って所定の高さ幅で延在する突出部20Bと、突出部20Bよりも奥側に後退した位置で突出部20Bからフレーム20の下端部まで垂下する垂下部20Cを有する。
フレーム20は、左端部の上下複数カ所がヒンジ5(図2を参照)によって筐体2に連結されて取り付けられ、筐体2の前部を容易に開放及び閉塞できるようになっている。そして、フレーム20の右端部には、筐体2に対して前面扉3を閉塞して施錠状態とする施錠装置6と、その施錠装置6による施錠状態を解除して前面扉3を開放するためのキーシリンダ7が設けられている。
前面扉3の前面には、フレーム20に取り付けられた装置類によって、上方から下方に向かって順番に並ぶように、演出部3A、表示部3B、操作部3C、装飾部3D、払出部3Eが形成されている。
演出部3Aは、遊技者に対して光や音、映像を用いて演出を行う演出装置21を有する。演出装置21は、フレーム20の傾斜部20Aに取り付けられており、遊技の進行に伴って点灯・点滅する上部ランプ21aと、上部ランプ21aの下方位置で左右両側に各々配置されて種々の効果音等を発生させる一対のスピーカ21b−1、21b−2と、これら一対のスピーカ21b−1、21b−2の間に配設されて、画像・映像等の種々の情報を表示する液晶ディスプレイ21cを有する。
表示部3Bは、遊技者に遊技状態を示す表示用パネル22を有する。表示用パネル22は、フレーム20の傾斜部20Aに開口する矩形の開口部に嵌合されて取り付けられている。表示用パネル22の略中央位置には、透明又は半透明な材質によって表示窓22aが一体成形されており、その表示窓22aから筐体2の内方の回転リール11a〜11cを視認できるようになっている。
操作部3Cは、表示用パネル22の下端から手前側に向かって平面状に突出する突出部20Bの上面部20Baを有し、この上面部20Baには、後に詳細に説明するベットボタン23とコイン投入口24とが左右に離れて設けられている。そして、上面部20Baの手前側の端部で折曲されて垂下する突出部20Bの前面部20Bbに、精算ボタン25、回転リール11a〜11cの回転開始を指示するためのスタートレバー26、回転リール11a〜11cの回転停止を支持するためのストップボタン27等の各操作手段が横一列に並ぶように配設されている。突出部20Bの前面部20Bbには各操作手段の周りをカバーするカバー部材28が取り付けられている。カバー部材28は、フレーム20の突出部20Bの前方で左右に亘って延在する帯板形状を有している。
装飾部3Dは、機種名や遊技に関わるキャラクタ等を表示する装飾用パネル40を有する。装飾用パネル40は、装飾用パネル40の裏面側に設けられた照明装置の図示しない光源から照射される光によって照明されて、装飾が際立つようになっている。なお、装飾用パネル40は、透明又は半透明のプラスチックやアクリル等、硬質の合成樹脂製材料等の光透過性部材によって構成されている。
そして、装飾用パネル40の裏側部分には、光源から照射された光を減光する図示しない減光手段が設けられており、コイン受け皿33に照射される光の光量を調整することができ、適切な光量の光でコイン受け皿33を照明でき、遊技者にとって眩しすぎず、かつ、コイン受け皿33上のコインの存否確認を容易ならしめ、コイン受け皿33上のコインの取り忘れを防ぐことができる。
特に、コイン受け皿33の底板部33Aの強度を補強するために底板部33Aの底面に金属製の板部材が敷設されて、上方からの光を反射し易い構造となっている場合には、上記減光手段によって適切な光量に減光することにより、遊技者が眩しく感じるのを有効に防ぐことができる。
払出部3Eは、コイン払出口31や演出用スピーカ32L、32R、コイン受け皿33等を有する。コイン払出口31は、図1に示すように、フレーム20の左右方向略中央位置に開口形成されており、排出用通路8(図2を参照)の下流端が連通して接続されている。演出用スピーカ32L、32Rは、コイン払出口31の左右方向両側に位置するように前面扉3のフレーム20に取り付けられている。
コイン受け皿33は、コイン受け皿取付板30を介してフレーム20に取り付けられている。コイン受け皿取付板30は、一枚の平板状の金属板によって構成されており、フレーム20の垂下部20Cに重ね合わせるように取り付けられて、前面扉3の左右に亘って延在し、左右の演出用スピーカ32L、32Rの前面を覆っている。
コイン受け皿取付板30の略中央には、フレーム20のコイン払出口31の位置に対応してコイン出口30aが開口形成されており、コイン払出口31からコイン受け皿33にコインが排出されるようになっている。また、コイン受け皿取付板30の左右両側には、演出用スピーカ32L、32Rの位置に対応して複数の小孔30bがメッシュ状に形成されて、演出用スピーカ32L、32Rからの音声等が前面扉3の前方である手前側に向かって発せられるようになっている。
コイン受け皿33は、フレーム20の垂下部20Cから手前側に突出して前面扉3の左右に延在するように取り付けられている。コイン受け皿33は、コイン払出口31よりも下方位置で底面が左右に広がる底板部33Aと、底板部33Aの外端縁に沿って設けられて底面から上方に延出する縦壁部33Bを有し、コイン受け皿取付板30に取り付けられた場合に、縦壁部33Bとコイン受け皿取付板30との間に囲まれて上方が開放された所定枚数のコインを貯留可能な貯留間隙を形成する構成を有する。
縦壁部33Bは、コイン受け皿取付板30から手前側に向かって延出するように基端がコイン受け皿取付板30に固定される左右一対の側面壁部33Ba、33Bbと、コイン受け皿取付板30に沿って左右に延在するように一対の側面壁部33Ba、33Bbの先端間を連結してコイン払出口31に対向配置される正面壁部33Bcを有する。
左側面壁部33Baは、前面扉3の左端部よりも内方に位置し、前面扉3の左端部と左側面壁部33Baとの間には灰皿33Cが配設されている。右側面壁部33Bbは、前面扉3の右端部に沿って位置し、コイン受け皿取付板30から手前側に向かって移行するに従って右側面壁部33Bbの上端が漸次下方に移行し、正面壁部33Bcの上端に滑らかに連続している。
筐体2は、スロットマシン1の骨格をなす部材であり、天板2A、底板2B、背板2C、左側板2D、右側板2Eからなり、図2に示すように、前部が開放された箱形状を有している。
筐体2の内方の略中央高さ位置には、リールユニット11が配設されている。リールユニット11は、複数個の回転リール11a〜11cを有している。各回転リール11a〜11cは、その回転中心軸線が筐体2の横幅方向に同一軸線上に延びるように配置されており、表示窓22aから回転リール11a〜11cの表面を視認できるようになっている。
回転リール11a〜11cの表面には、周回方向に所定間隔をおいて複数種類の図柄が表示されており、表示窓22aから上下に3つの図柄が視認できるように配置されている。そして、リール11a〜11cの正転により、各表示窓22aには各種図柄が上から下に移動しているように映し出される。
各リール11a〜11cは、個々にステッピングモータ(図示せず)に連結されており、各ステッピングモータにより別個独立して回転駆動され、リール表面の図柄が表示窓22aから視認可能な位置に停止される。
筐体2の内方の上部位置には、主基板ユニット12が配設されている。主基板ユニット12は、スロットマシン1の遊技動作を制御するメイン制御基板が制御基板収納ボックス内に収容された状態で、台座装置によって筐体2の背板2Cに取付支持されている。
筐体2の内方の下部位置には、電源ボックス13とコイン払出手段14と補助タンク50が左右に並んで配置されている。電源ボックス13は、筐体2の左側板2Dに沿って設けられており、開閉扉13aを開くことで露出される正面部には、電源スイッチ、リセットスイッチ、設定キー挿入孔(いずれも図示せず)が設けられている。電源スイッチは、主制御装置等を始めとする各部に電源を供給するための起動スイッチである。
リセットスイッチは、スロットマシンの各種状態をリセットするためのスイッチである。本スロットマシン1は、各種データのバックアップ機能を有しており、万一停電が発生した際でも停電時の状態を保持し、停電からの復旧(復電)の際には停電時の状態に復帰できるようになっている。従って、例えば遊技ホールの営業が終了する場合のように通常手順で電源を遮断すると遮断前の状態が記憶保持されるが、リセットスイッチを押しながら電源スイッチをオンすると、バックアップデータがリセットされるようになっている。
また、電源スイッチがオンされている状態でリセットスイッチを押した場合には、エラー状態がリセットされる。
設定キー挿入孔は、ホール管理者などがコインの出玉調整を行うためのものである。すなわち、ホール管理者等が設定キーを設定キー挿入孔へ挿入して操作することにより、スロットマシン1の設定状態(当選確率設定処理)を「設定1」から「設定6」まで変更できるようになっている。
コイン払出手段14は、図示していないスライド機構を介して筐体2の底板2Bの上面に取り付けられており、前面扉3を開放した状態で筐体2の内方から前方に向かって引き出すことができるようになっている。
コイン払出手段14は、コインを貯留するホッパ15と、ホッパ15内のコインをコイン受け皿33に払い出す払出装置16と、ホッパ15から溢れたコインをホッパ15の外に排出するコイン排出口18等を備えている。そして、底板2Bの上面に払出装置16がスライド移動可能に支持され、払出装置16の上部にホッパ15が取り付けられ、ホッパ15にコイン排出口18が形成されている。
払出装置16は、モータ等の駆動手段により回転体を回転させて(いずれも図示せず)、ホッパ15内のコインを払出口16aから払い出して排出用通路8に流入させる構成を有する。ホッパ15は、筐体2の上下方向に延在する平面視略矩形の胴部15Aと、胴部15Aの下端部を閉塞する底部15Bとからなる有底筒状をなす。胴部15Aは、左壁部15Acと右壁部15Adとが筐体2の左側板2D、右側板2Eと平行に延在し、後壁部15Abが筐体2の背板2Cに沿って延在し、前壁部15Aaが筐体2の前部で左右に延在するように配置される。
そして、胴部15Aの上端部は、上方に向かって開放されており、ホッパ15内にコインが投入される投入口17が形成されている。底部15Bは、互いに対向して下方に移行するに従って漸次接近するように傾斜した左右一対の傾斜部15Ba、15Bbを有している。これら左右一対の傾斜部15Ba、15Bbのうち、図3で左側に示される傾斜部15Baには、払出装置16にコインを供給する供給口が形成されている。
そして、図3で右側に示される傾斜部15Bbは、払出装置16よりも筐体2の右側板2E側に突出し、底板2Bの上面と対向している。コイン排出口18は、補助タンク50の上方に位置し、ホッパ15から溢れてコイン排出口18から排出されたコインを補助タンク50内に流入させることができるように、胴部15Aの右壁部15Adに形成されている。
補助タンク50は、前面扉3を開放した状態で筐体2の内方から前方に向かって引き出して取り外しできるように、筐体2の底板2Bの上面に載せた状態で収容されて、遊技機本体4内に装着される。筐体2の底板2Bには、補助タンク50に収容したコインを遊技機本体4の下方に位置する自動回収装置に供給するためのコイン回収穴2Fが開口形成されている。
図4は、本実施の形態に係るスロットマシン1を図1に示されたI−I線で切った拡大断面図、すなわち、前面扉3への装着物としてのマックスベットボタン23近傍の拡大断面図であり、図5は、図1のX−X線における概略断面図である。なお、図5では、図面を簡略化するために、マックスベットボタン23と前面扉3の突出部20Bの上面部20Baのみを示している。
本実施の形態におけるマックスベットボタン23は、樹脂等の材料で形成され前面扉3へ挿入される突状部であるケーシング42に、押下部44aを有する本体部44が装着されることで構成されており、前面扉3とは別体に形成されている。なお、この本体部44の押下部44aは、ケーシング42内で上下変位可能となるように、ケーシング42内にバネを装填して設置されている。また、このケーシング42には、本体部44内部に装着されるハーネス51を通すコネクタ装着口53が設けられている。なお、このハーネス51は、コネクタ装着口53よりも下方位置に配置された図示しない中継基板に接続されている。すなわち、ハーネス51は、コネクタ装着口53から下方位置に向かって延びている。
このマックスベットボタン23は、予め前面扉3の表裏面を貫通して設けられた貫通孔41に、前面扉3の正面側からケーシング42を挿入することで装着されている。
本実施の形態においては、このマックスボタン23は、ケーシング42が前面扉3の貫通孔41に挿入された状態で本体部44の押下部44aが上面部20Baの上方から突出する状態を維持されて、さらに、マックスベットボタン23が前面扉3の内側に抜けてしまわないように、ケーシング42に設けられたフランジ部46が前面扉3に係合されている。
ケーシング42の外側面には、マックスベットボタン23が前面扉3の外側へ脱離することを防止する係止爪48が突出形成されている。本実施の形態では、この係止爪48は、ケーシング42の外側面に対向して一対で設けられており、その基端部48aがケーシング42の長手方向の略中央位置の外側面に設けられ、その先端部48bに向かうにつれてケーシング42の外側面から離間するように延在する形状を有している。すなわち、係止爪48とケーシング42の間の間隙Sの幅は、基端部48a側から先端部48b側に向かって漸次大きくなっている。
係止爪48は、マックスベットボタン23を前面扉3の貫通孔41へ挿入装着する過程で、貫通孔41の縁部に押圧されて先端部48bがケーシング42の外側面に近づくように弾性変形し、挿入装着完了状態で戻り動作して、前面扉3の貫通孔周辺の内面49に係止される。従って、係止爪48は、ケーシング42の貫通孔への挿入を許容し、挿入完了後のケーシング42の挿入方向と逆方向への移動を阻止する。このように、係止爪48によりケーシング42を弾性係止するだけで、マックスベットボタン23の前面扉3への装着状態を得ている。なお、この係止爪48は、若干の弾性を有していれば、どのような材料で形成されても良いが、ケーシング42と同一の材料で形成されることが望ましい。
そして、本実施の形態では、このマックスベットボタン23のケーシング42の外側面と係止爪48との間の間隙に、係止爪の弾性変形を規制する係止爪変形阻止部材50が装着されている。なお、本実施の形態では、上述のように、ハーネス51がマックスベットボタン23の下方に向かって延びているので、係止爪変形阻止部材50の装着軌道上にハーネス51がかぶらなくなる。従って、係止爪変形阻止部材50の装着が容易になる。
更に、本実施の形態では、ハーネス51が係止爪変形阻止部材50の下方に位置し、下方に向かって延びているので、前面扉3の内側から略水平にマックスベットボタン23を視た場合、係止爪変形阻止部材50は、ハーネス51によって隠れることなく明確に視認される。従って、後述するようにマックスベットボタン23が前面扉3から取外されて係止爪変形阻止部材50に痕跡が残った場合には、その痕跡をはっきりと確認することができる。
図6は、この係止爪変形阻止部材の構成を説明する説明図である。特に、図6(a)は、係止爪変形阻止部材の上面図を示しており、図6(b)は、係止爪変形阻止部材の下面図を示しており、図6(c)は、係止爪変形阻止部材の側面図を示している。また、図7は、係止爪変形阻止部材50が取り付けられる前のマックスベットボタンを示す図である。図示のように、係止爪変形阻止部材50は、細長状の断面形状を有する一対のアーム部50a−1、50a−2を備えており、このアーム部50a−1、50a−2は、その中央部分に脆弱部52を有する基端部50bで連結されている。アーム部50a−1、50a−2の間には、ケーシング42を挟み込むための間隙Aが形成されている。また、アーム部50a−1、50a−2は、先端部分が先に向かって漸次狭まるテーパ状のヘッド部50b−1、50b−2として形成されている。
本実施の形態では、ヘッド部50b−1、50b−2の最も広い部分の幅W1は、間隙Sにおける係止爪48の先端部48b近傍とケーシング42の側面との間の幅S1よりも若干大きくなっており、アーム部50a−1、50a−2の中腹部の幅W2は、この幅S1よりも若干小さく、間隙Sにおける係止爪48の基端部48a近傍とケーシング42の側面との幅S3よりも若干大きい。また、係止爪48の基端から先端までの高さS2は、上記幅W1よりも大きい。
更に、脆弱部52は係止爪変形阻止部材50をマックスベットボタン23に装着する際に装着方向と脆弱部52の長手延在方向(図矢印B方向)が略一致するように設計されている。従って、脆弱部52は、係止爪変形阻止部材50の装着時に作用する装着方向への押し込み力に強いので、この装着時における脆弱部52の破壊を防止することができる。
図8は、係止爪変形阻止部材50が装着されているマックスベットボタン23の態様を示す図である。具体的に、図8(a)はマックスベットボタン23の平面図を示しており、図8(b)はマックスベットボタン23の正面図を示しており、図8(c)はマックスベットボタン23の側面図を示しており、図8(d)はマックスベットボタン23の背面図を示しており、図8(e)は、マックスベットボタン23の斜視図を示している。
図示のように、アーム部50a−1、50a−2が一対の係止爪48とケーシング42との間に挿入されていることで、ケーシング42と係止爪48との間隙Sに係止爪変形阻止部材50が介在している。上述のように、ヘッド部50b−1、50b−2の最も広い部分の幅W1が、間隙Sにおける係止爪48の先端部48b近傍とケーシング42の側面との間の幅S1よりも若干大きくなっているので、係止爪変形阻止部材50の挿入の際は、ヘッド部50b−1、50b−2で係止爪48を押して、間隙Sを広げつつ、ヘッド部50b−1、50b−2が挿入側と反対側に抜け出るまで行なわれる。
本実施の形態では、アーム部50a−1、50a−2のヘッド部50b−1、50b−2は、先端に向かって漸次狭まっているテーパ形状である。すなわち、係止爪48とケーシング42の外側面との間の間隙Sへの挿入方向に対して反対側に向かって漸次拡がる幅広部として形成されているので、係止爪変形阻止部材50の間隙Sへの挿入をスムーズに行なうことができる。
上記挿入後では、係止爪変形阻止部材50は、そのアーム部50a−1、50a−2の中腹部の幅W2と、係止爪48とケーシング42の側面との間の間隙Sの幅が同程度となる位置で、ケーシング42の外側面と係止爪48との間で係止される(図8(c)等参照)。
このような係止爪変形阻止部材50のケーシング42への装着状態においては、係止爪48の弾性変形、すなわち、係止爪48の先端部48bがケーシング42の側面に近づく方向への弾性変形が、係止爪変形阻止部材50を間隙Sに介在するという簡単な構造で、この係止爪変形阻止部材50が閊えて物理的に規制される。従って、前面扉3の外側からドライバー等の工具で不正にマックスベットボタン23をこじったりした場合であっても、そのこじった力が作用して係止爪48が弾性変形してマックスベットボタン23が前面扉3の外側から取り外されてしまうことを防止することができる。特に、本実施の形態では、アーム部50a−1、50a−2の中腹部の幅W2は、係止爪48の先端部48b近傍とケーシング42の側面との間の幅S1よりも若干小さい程度であるので、係止爪48がアーム部50a−1(又は50a−2)に閊えてほとんど動かない状態となる。従って、係止爪48の弾性変形を好適に規制することができる。
図9、図10、図11には、交換等の正当な理由でマックスベットボタン23を取外す際における係止爪変形阻止部材50の取外しの態様を示している。先ず、前面扉3を開放し、前面扉3の裏面側から係止爪変形阻止部材50におけるアーム部50a−1とアーム部50a−2の連結部分である基端部50bの脆弱部52を切断する。なお、脆弱部52の切断をよりスムーズに行なうことができるように、当該脆弱部52を予め強度の弱い材料で構成しておいても良い。
そして、図10に示すように、このように切断した各アーム部50a−1、50a−2をその挿入方向を軸とする方向に回転させ図面上の縦向きにする。そして、図11に示すように、各アーム部50a−1、50a−2を係止爪48から容易に引き抜くことができる。なお、本実施の形態では、上記回転を50a−1、50a−2が互いに離れるように各々図の矢印Cの向きに回転させている。
特に、本実施の形態では、上述のように、係止爪48の基端から先端までの高さS2よりもヘッド部50b−1、50b−2の最も広い部分の幅W1が小さく、係止爪48の先端部48b近傍とケーシング42の側面との間の幅S1よりもアーム部50a−1、50a−2の厚みW3が小さい。従って、各アーム部50a−1、50a−2を縦向きにした状態では、ヘッド部50b−1、50b−2及びアーム部50a−1、50a−2が、係止爪48やケーシング42に遮られることなく、係止爪48とケーシング42の側面との間の間隙Sを通るので、係止爪変形阻止部材50を容易にケーシング42から取外すことができる。すなわち、マックスベットボタン23の交換作業等の正当な理由による係止爪変形阻止部材50の取外しを容易に行うことができるので、上記交換作業の煩雑化を防止することができる。
しかし、係止爪48とケーシング42の間の間隙Sの幅は、ヘッド部50b−1、50b−2の最も広い部分の幅W1よりも小さいので、基端部50bを切断することなく、ケーシング42から取外すことは極めて難しい。特に、基端部50bを切断するという痕跡を残すことなく、前面扉3の外部から押下部44aと貫通孔41の間をこじってマックスベットボタン23を取外すのはほぼ不可能である。
従って、前面扉3からマックスベットボタン23を取外すために係止爪48を弾性変形させる場合には、それが不正に行われるものか正当に行なわれるものに限らず、係止爪変形阻止部材50の基端部50bが切断される痕跡が残ることとなるので、マックスベットボタン23が取外されたことを確認することができ、結果として、不正が行われていた場合でもそれを容易に発見することができる。
特に、本実施の形態では、係止爪変形阻止部材50が前面扉3、及びマックスベットボタン23と別体に形成されているので、前面扉3やマックスベットボタン23を傷付けることなく、係止爪変形阻止部材50の破壊のみでマックスベットボタン23が取外された形跡を残すことができる。
また、本実施の形態においては、マックスベットボタン23を前面扉3から取外す際には、係止爪変形阻止部材50が必ず破壊される。従って、例えば、中古のスロットマシンから係止爪変形阻止部材が装着された同型のマックスベットボタンを取外した場合でも、その同型のマックスベットボタンの係止爪変形阻止部材が破壊されたという痕跡が残ることとなる。これにより、上述のように、マックスベットボタン23を取外してスロットマシン1内部を不正操作した後、中古のスロットマシンから取外したマックスベットボタンを挿入して取り付け場合でも、このマックスベットボタンに残った係止爪変形阻止部材が破壊されたという痕跡によって、そのような不正行為が行われたことを容易に発見することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、本実施の形態では、係止爪変形阻止部材50をマックスベット23に設けてマックスベットボタンの不正な抜き出しを防止しているが、同様の構造のスイッチ類、例えば、1枚ベットボタン、2枚ベットボタン、及びスタートレバー等の、前面扉3とは別体に形成され、この前面扉3の表裏面を貫通する貫通孔に挿入装着される種々のものであれば、どのようなものにも適用可能である。また、係止爪変形阻止部材50の態様も、マックスベットボタン23が前面扉3から脱離してしまうような係止爪48の変形を規制することができ、マックスボタン23が前面扉3から取りはずされる際には、必ず痕跡が残るようなものであれば、種々の変更が可能である。例えば、図12には、抜き出し規制手段として結束バンド54が、ケーシング42と係止爪48の間の間隙に挿入されてケーシング42に巻きつけられている例が示されている。この結束バンド54は、合成樹脂等で形成された帯状部60を有しており、この帯状部60の一方の端部近傍に設けられた係止部62に他の端部を挿通され、この挿通部分が抜き出し不能となることで係止される。従って、この結束バンド54は、一度ケーシング42に巻きつけられると切断しなければ取外すことができない。これにより、係止爪48の弾性変形を規制しつつ、マックスボタン23が前面扉3から取りはずされる際には、結束バンド54が切断されるという痕跡が残ることとなる。
更に、係止爪48の変形に対する規制の解除を許容するために残る痕跡に関しても、係止爪変形阻止部材50や結束バンド54の破断だけではなく、それらの塑性変形でも良く、或いは、これら係止爪変形阻止部材50や結束バンド54等の抜き出し規制手段による規制状態が解除された際における変色等の種々のものが考えられる。
また、本実施の形態では、係止爪48がケーシング42の外側面に設けられているが、これに限られるものではなく、前面扉3の貫通孔41の縁部に係止爪を設けて、この係止爪が嵌まり込む凹部をケーシング42に形成して、マックスベットボタン23を前面扉3に装着するようにしても良い。
更に、本実施の形態では、係止爪変形阻止部材50のアーム部50a−1、50a−2が係止爪48とケーシング42の側面との間の間隙Sに挿入できるように、アーム部50a−1、50a−2の先端がテーパ状に形成されているが、係止爪48の内側面部分を、係止爪変形阻止部材50の挿入方向と反対側に向かって傾斜するテーパ部として上記間隙Sへの挿入を達成しても良い。
なお、上記実施の形態においては、係止爪変形阻止部材50は、係止爪48の変形を阻止するだけでなく、その阻止状態を解除したときには痕跡が残るという作用を有する構成を条件とした技術を説明して来た。しかしながら、係止爪変形阻止部材50は、係止爪48の変形を阻止するという機能の部分だけでも、上記マックスボタン23等の前面扉3への装着物の抜き出しという不正行為を防止するために有益なものである。すなわち、突状部42の挿入状態を維持する弾性係止片の弾性変形を阻止する弾性変形阻止手段を設けることにより、前面扉外方からの違法な行為の阻止が図られるものである。したがって、上記特許請求の範囲に記載された各請求項の構成から痕跡を残すこととした構成を捨象した構成によっても不正行為防止の作用効果は奏することができるものである。
スロットマシンの前面扉が閉じた状態を示す斜視図である。 スロットマシンの前面扉が開いた状態を示す斜視図である。 スロットマシンの筐体内を正面から示す図である。 図3のI−I線断面矢視図である。 図1のX−X線における概略断面図である。 係止爪変形阻止手段の形状を説明する図である。 係止爪変形阻止部材が取り付けられる前のマックスベットボタンを示す図である。 係止爪変形阻止手段が設けられたマックスベットボタンの態様を説明する図である。 アーム部の連結部を切断した状態を示す図である。 切断されたアーム部を回動させた状態を示す図である。 各アーム部を取外した状態を示す図である。 マックスベットボタンに結束バンドを取り付けた状態を示す図である。 従来の技術を示す図である。
1 スロットマシン(遊技機)
2 筐体
3 前面扉
4 遊技機本体
23 マックスベットボタン
41 貫通孔
42 ケーシング
44 本体部
48 係止爪
50 係止爪変形阻止手段
50a アーム部
50b 基端部
52 脆弱部
54 結束バンド


Claims (2)

  1. 遊技機の本体部を形成する筐体の開口部を開閉するために該筐体に取り付けられた前面扉と、
    該前面扉により前記開口部が閉鎖された状態において該開口部を開放させる方向に前記前面扉が移動することを阻止し、解錠操作が行われることによりその阻止された状態を解除する施錠手段と、
    前記前面扉の表裏面を貫通する貫通孔に挿入された突状部を有し、当該突状部が前記貫通孔に挿入されていることにより前記前面扉に装着された装着物と、
    を有する遊技機において、
    前記突状部の外側面の長手方向に沿って形成されるとともに、基端部から先端部に向かうにつれて前記外側面から離間するように延在し、前記貫通孔への挿入状態を維持する挿入状態維持手段と、
    該挿入状態維持手段による前記挿入状態の維持が解除されることを阻止するための解除阻止手段とを別体で有し、
    前記突状部には、前記貫通孔の開口部分で前記前面扉の表面に当接するフランジ部が設けられ、
    前記装着物が前記貫通孔に装着された状態で、前記挿入状態維持手段の先端部は、前記基端部より前記前面扉側に位置し、かつ前記前面扉の裏面に当接し、
    前記解除阻止手段は、前記前面扉と別体で設けられ、
    前記挿入状態の維持が解除されることを前記解除阻止手段により阻止された状態が、前記前面扉の裏面側から解除可能であることを特徴とする遊技機。
  2. スロットマシンであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
JP2014061879A 2014-03-25 2014-03-25 遊技機 Active JP6056796B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014061879A JP6056796B2 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014061879A JP6056796B2 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 遊技機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008227479A Division JP5648264B2 (ja) 2008-09-04 2008-09-04 遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016237179A Division JP6394688B2 (ja) 2016-12-07 2016-12-07 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014166408A JP2014166408A (ja) 2014-09-11
JP6056796B2 true JP6056796B2 (ja) 2017-01-11

Family

ID=51616457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014061879A Active JP6056796B2 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6056796B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017070780A (ja) * 2016-12-07 2017-04-13 株式会社三洋物産 遊技機

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005118448A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Omron Corp 遊技機のスイッチ装置
JP4862293B2 (ja) * 2005-06-23 2012-01-25 株式会社三洋物産 遊技機
JP4828213B2 (ja) * 2005-11-29 2011-11-30 株式会社平和 遊技機における押しボタン取付構造
JP5648264B2 (ja) * 2008-09-04 2015-01-07 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017070780A (ja) * 2016-12-07 2017-04-13 株式会社三洋物産 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014166408A (ja) 2014-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5648264B2 (ja) 遊技機
JP5531425B2 (ja) 遊技機
JP5332330B2 (ja) 遊技機
JP6394688B2 (ja) 遊技機
JP6056796B2 (ja) 遊技機
JP6294442B2 (ja) 遊技機
JP2018183652A (ja) 遊技機
JP5176506B2 (ja) 遊技機
JP5835289B2 (ja) 遊技機
JP6338712B2 (ja) 遊技機
JP6165222B2 (ja) 遊技機
JP5228592B2 (ja) 遊技機
JP5938014B2 (ja) 遊技機
JP5897505B2 (ja) 遊技機
JP5946432B2 (ja) 遊技機
JP2009285450A (ja) 遊技機
JP6276807B2 (ja) 遊技機
JP6153211B2 (ja) 遊技機
JP6187544B2 (ja) 遊技機
JP6152196B2 (ja) 遊技機
JP5946433B2 (ja) 遊技機
JP6151388B2 (ja) 遊技機
JP2009011812A5 (ja)
JP5812062B2 (ja) 遊技機
JP5900594B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20150602

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6056796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250