JP6055852B2 - 通信装置、通信システム、算出方法及び通信プログラム - Google Patents
通信装置、通信システム、算出方法及び通信プログラム Download PDFInfo
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Description
前記取得部は、前記パケットのサイズに応じて送信間隔を変更しながら前記パケットを前記親機に複数送信してもよい。
[通信システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る通信システムSの概要を示す図である。通信システムSは、親機1と、通信装置2とを備える。通信システムSは、親機1の通信を中継する中継装置の設置候補となる位置を示す設置候補位置が、設置位置として適しているか否かを判定するシステムである。
以下、通信システムSを構成する通信装置2の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る通信装置2の構成を示す図である。
通信装置2は、表示部21と、入力部22と、無線部23と、記憶部24と、制御部25とを備える。
入力部22は、例えば、ボタンや、表示部21上に配置される接触センサ等により構成されており、通信装置2のユーザから操作入力を受け付ける。
取得部251、判定部252、適切度算出部253、及び表示制御部254は、協働することにより、中継装置の設置候補位置が、中継装置の設置位置として適切か否かを判定し、判定結果を表示部21に表示させる。以下、取得部251、判定部252、適切度算出部253、及び表示制御部254の、設置候補位置の適否の判定に係る処理について説明する。
loss(n) ≧ th_loss || ave(n) ≧ th_ave_max|| rssi ≦ th_rssi_min ・・・(1)
ave(n) ≦ th_ave_min || var(n) ≦ th_var || rssi ≧ th_rssi_max ・・・(2)
ここで、通信装置2のユーザが、最適な設置候補位置を選択するために、通信装置2を持ちながら移動することが考えられる。このため、判定部252は、定期的(例えば1秒おき)に、取得部251が取得したRTTに基づいて、設置候補位置が設置位置として適しているか否かを判定する。例えば、判定部252は、通信装置2が同一の場所に位置している場合に、取得部251が当該同一の場所において過去n秒間に取得した複数のRTTの平均値を算出し、当該統計値が第2閾値以上である場合に、設置候補位置が親機1から遠く、設置候補位置が不適切な位置であると判定してもよい。
GAUGE(n) = (ave(n) - th_ave_min) / (th_ave_max - th_ave_min)・・・(3)
なお、適切度算出部253は、取得部251が設置候補位置において取得した親機1の電波強度に基づいて、設置候補位置の設置位置としての適切度を算出してもよい。
Xgauge = Xmin + (Xmax - Xmin)*(1 - GAUGE(n)) ・・・(4)
第2閾値算出部255及び第3閾値算出部256は、それぞれ、第2閾値及び第3閾値を算出する。以下、第2閾値及び第3閾値を算出する処理について説明する。
th_ave_max=D * 8 * 2 / th_min / 1000・・・(5)
th_ave_min=D * 8 * 2 / th_max / 1000・・・(6)
ここで、無線通信において用いる無線LANの仕様や、子機のスペックによっては、実際のスループットが、所定の解像度の映像を視聴するために十分とされるスループットよりも大きかったり、小さかったりすることがある。
なお、取得部251は、サイズがそれぞれ異なるパケットの組み合わせを1セットとし、複数セットのそれぞれに対応する複数のRTTを取得してもよい。
RTT = 2Tcb + 2Tdifs + 2Tbo + 2Tdata + 2Tsifs + 2Tack
+ Tretrans + Ticmp + Tqueing・・・(7)
min.RTT = 2Tdifs + 2Tdata + 2Tsifs + 2Tack + Ticmp・・・(8)
min.RTT = 2Tdifs + 2Tdata + 2Tsifs + 2Tack + Ticmp
= 2Tdifs + 2(Tplcppreamble + Tplcpheader)
+ 2 * 8 / B(D8011header + Dipheader + Dicmpheader + Dicmpdata + Dfcs)
+ 2Tsifs + 2Tack + Ticmp・・・(9)
min.RTT = 16 / B * Dicmpdata + Const・・・(10)
B=16 / (Δmin.RTT / ΔDicmpdata)・・・(11)
続いて、通信装置2における処理の流れについて説明する。まず、設置候補位置の適否の判定に係る処理の流れについて説明する。図9は、設置候補位置の適否の判定に係る処理の流れを示すフローチャートである。ここで、判定部252の判定間隔はT秒であるものとする。
続いて、第3閾値の更新に係る処理の流れについて説明する。図10は、第3閾値の更新に係る処理の流れを示すフローチャートである。
続いて、リンク速度算出部258は、パケットのサイズの増加量に対するRTTの増加量に基づいて親機1とのリンク速度を算出する(S26)。
続いて、第3閾値算出部256は、S27において算出した実効スループットの最大値が、映像を視聴するために十分とされるスループットよりも大きいか否かを判定する(S28)。第3閾値算出部256は、実効スループットの最大値が、映像を視聴するために十分とされるスループットよりも大きいと判定すると、S29に処理を移し、第3閾値を当該第3閾値よりも低い値に更新する。また、第3閾値算出部256は、実効スループットの最大値が、映像を視聴するために十分とされるスループット以下であると判定すると、本フローチャートの処理を終了する。第3閾値算出部256は、実効スループットの最大値が、映像を視聴するために十分とされるスループット以下である場合に、第3閾値を元の値よりも大きい値に更新してもよい。
以上のとおり、本実施形態に係る通信システムSでは、通信装置2が、親機1とのRTTを取得し、当該RTTに基づいて、設置候補位置が中継装置の設置位置として適しているか否かを判定する。ここで、通信装置2は、ICMPのpingを使用してRTTを取得し、当該RTTに基づいて上記判定を行うことから、スマートフォン等の携帯端末を通信装置2として用いることができる。よって、通信システムSでは、専用の通信装置を用いることなく中継装置の設置候補位置が設置位置として適しているか否かを判定することができる。
また、増加量算出部257は、パケットのサイズを1400バイトとした場合のRTTと、パケットのサイズを32バイトとした場合のRTTとに基づいてRTTの増加量を算出し、リンク速度算出部258は、増加量算出部257が算出した、パケットのサイズの増加量に対するRTTの増加量に基づいて親機1とのリンク速度を算出する。そして、第3閾値算出部256は、当該リンク速度に基づいて実効スループットの最大値を算出し、当該実効スループットの最大値に基づいて第3閾値を更新する。
Claims (7)
- 電波を発信する親機と無線通信可能な通信装置であって、
前記親機に対してサイズの異なるパケットを、前記パケットのサイズに応じて送信間隔を変更しながら複数送信し、複数のパケットのそれぞれに対応して、当該パケットを送信してから、前記親機が送信した応答パケットを受信するまでの時間である往復遅延時間を取得する取得部と、
前記取得部が取得した複数の往復遅延時間に基づいて、前記サイズの増加量に対する前記往復遅延時間の増加量を算出する増加量算出部と、
前記サイズの増加量に対する前記往復遅延時間の増加量に基づいて前記親機とのリンク速度を算出するリンク速度算出部と、
を備える通信装置。 - 前記増加量算出部は、前記取得部が取得した複数の往復遅延時間のうち、それぞれのサイズのパケットに対応する最小の往復遅延時間に基づいて、前記サイズの増加量に対する前記往復遅延時間の増加量を算出する、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記取得部は、前記サイズがそれぞれ異なる前記パケットの組み合わせを1セットとし、複数セットのそれぞれに対応する複数の前記往復遅延時間を取得する、
請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記親機の無線通信を中継する中継装置の設置候補位置において送信した所定サイズのパケットに対応する往復遅延時間が、所定の閾値以下である場合に、前記設置候補位置が前記親機に近すぎて、前記中継装置の設置位置として不適切な位置であると判定する判定部と、
前記リンク速度算出部が算出した前記リンク速度から算出される実効スループットに基づいて、前記所定の閾値を更新する更新部とをさらに備える、
請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。 - 電波を発信する親機と、当該親機と無線通信可能な通信装置とを備える通信システムであって、
前記親機は、前記通信装置からパケットを受信したことに応じて、当該通信装置に応答パケットを送信し、
前記通信装置は、
前記通信装置が、前記親機に対してサイズの異なるパケットを、前記パケットのサイズに応じて送信間隔を変更しながら複数送信し、複数のパケットのそれぞれに対応して、当該パケットを送信してから、前記親機が送信した前記応答パケットを受信するまでの時間である往復遅延時間を取得する取得部と、
前記取得部が取得した複数の往復遅延時間に基づいて、前記サイズの増加量に対する前記往復遅延時間の増加量を算出する増加量算出部と、
前記サイズの増加量に対する前記往復遅延時間の増加量に基づいて前記親機とのリンク速度を算出するリンク速度算出部とを有する、
通信システム。 - 電波を発信する親機とのリンク速度を算出する算出方法であって、
前記親機と無線通信可能な通信装置において、前記親機に対してサイズの異なるパケットを、前記パケットのサイズに応じて送信間隔を変更しながら複数送信し、複数のパケットのそれぞれに対応して、当該パケットを送信してから、前記親機が送信した応答パケットを受信するまでの時間である往復遅延時間を取得するステップと、
取得した複数の往復遅延時間に基づいて、前記サイズの増加量に対する前記往復遅延時間の増加量を算出するステップと、
前記サイズの増加量に対する前記往復遅延時間の増加量に基づいて前記親機とのリンク速度を算出するステップと、
を備える算出方法。 - 電波を発信する親機と無線通信可能なコンピュータを、
前記親機に対してサイズの異なるパケットを、前記パケットのサイズに応じて送信間隔を変更しながら複数送信し、複数のパケットのそれぞれに対応して、当該パケットを送信してから、前記親機が送信した応答パケットを受信するまでの時間である往復遅延時間を取得する取得部、
前記取得部が取得した複数の往復遅延時間に基づいて、前記サイズの増加量に対する前記往復遅延時間の増加量を算出する増加量算出部、及び、
前記サイズの増加量に対する前記往復遅延時間の増加量に基づいて前記親機とのリンク速度を算出するリンク速度算出部、
として機能させる通信プログラム。
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JP2015013051A JP6055852B2 (ja) | 2015-01-27 | 2015-01-27 | 通信装置、通信システム、算出方法及び通信プログラム |
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