JP6052638B2 - 移動体通信システム、移動体通信方法、移動局およびその制御方法と制御プログラム - Google Patents
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Description
移動局と、
前記移動局の予測移動経路を生成するナビゲーションサーバと、
前記移動局のハンドオーバを制御する基地局と、
を備え、
前記移動局は、現在地を検出すると共に外部と通信する移動端末部と目的地を設定するナビゲーション部とを有し、前記現在地と前記目的地とを前記ナビゲーションサーバに送信し、前記基地局から受信した、ハンドオーバを制御するための制御情報を使ってハンドオーバを行ない、
前記ナビゲーションサーバは、前記移動局から受信した前記現在地と前記目的地とに基づいて、前記移動局の予測移動経路を生成して、前記基地局に送信し、
前記基地局は、前記ナビゲーションサーバから受信した前記予測移動経路に対応して、前記移動局のハンドオーバを制御する前記制御情報を生成して、前記移動局に送信し、
前記現在地と前記目的地との送信および前記予測移動経路の送信と、前記制御情報の送信とは、独立した通信経路で行なわれる。
現在地を検出すると共に外部と通信する移動端末部と目的地を設定するナビゲーション部とを有する移動局と、
前記移動局の予測移動経路を生成するナビゲーションサーバと、
前記移動局のハンドオーバを制御する基地局と、
を備える移動体通信システムの移動体通信方法であって、
前記移動局が、前記現在地と前記目的地とを前記ナビゲーションサーバに送信する第1送信ステップと、
前記ナビゲーションサーバが、前記移動局から受信した前記現在地と前記目的地とに基づいて、前記移動局の予測移動経路を生成して、前記基地局に送信する第2送信ステップと、
前記基地局が、前記ナビゲーションサーバから受信した前記予測移動経路に対応して、前記移動局のハンドオーバを制御する制御情報を生成して、前記移動局に送信する第3送信ステップと、
前記移動局が、前記基地局から受信した前記制御情報を使ってハンドオーバを行なうハンドオーバステップと、
を含み、
前記第1送信ステップおよび前記第2送信ステップと、前記第3送信ステップとは、独立した通信経路で行なわれる。
現在地を検出すると共に外部と通信する移動端末部と、
目的地を設定するナビゲーション部とを有し、
通信制御手段により、前記現在地と前記目的地とをナビゲーションサーバに送信し、
前記通信制御手段により、前記ナビゲーションサーバが前記現在地と前記目的地とに基づいて生成した移動局の予測移動経路に対応して、基地局が生成したハンドオーバを制御するための制御情報を、前記基地局から受信して、
前記移動端末部が、前記制御情報を使ってハンドオーバを行ない、
前記通信制御手段による、前記現在地と前記目的地との送信と前記制御情報の受信とは、独立した通信経路で行なわれる。
現在地を検出すると共に外部と通信する移動端末部と、目的地を設定するナビゲーション部とを有する移動局の制御方法であって、
通信制御手段により、前記現在地と前記目的地とをナビゲーションサーバに送信する送信ステップと、
前記通信制御手段により、前記ナビゲーションサーバが前記現在地と前記目的地とに基づいて生成した移動局の予測移動経路に対応して、基地局が生成したハンドオーバを制御するための制御情報を、前記基地局から受信する受信ステップと、
前記移動端末部が、前記制御情報を使ってハンドオーバを行なうハンドオーバステップと、
を含み、
前記通信制御手段による、前記現在地と前記目的地との送信ステップと前記制御情報の受信ステップとは、独立した通信経路で行なわれる。
移動端末部が検出した現在地とナビゲーション部で設定された目的地とを、ナビゲーションサーバに送信する送信ステップと、
前記ナビゲーションサーバが前記現在地と前記目的地とに基づいて生成した移動局の予測移動経路に対応して、基地局が生成したハンドオーバを制御するための制御情報を、前記基地局から受信する受信ステップと、
前記制御情報を使ってハンドオーバを行なうハンドオーバステップと、
をコンピュータに実行させる移動局の制御プログラムであって、
前記現在地と前記目的地との送信ステップと前記制御情報の受信ステップとは、独立した通信経路で行なわれる。
本発明の第1実施形態としての移動体通信システム100について、図1を用いて説明する。図1に示すように、移動体通信システム100は、移動局101と、ハンドオーバ制御装置102と、を含む。移動局101は、ハンドオーバを制御するための制御情報103を使ってハンドオーバする。ハンドオーバ制御装置102は、取得した移動局101の予測移動経路105に従って、隣接する通信エリア間の関係を保持する通信エリアテーブル104に基づき、移動局101の予測移動経路にある複数の通信エリア(A0-A4-A2-A5/A3)へのハンドオーバを制御するための制御情報103を生成して、移動局101に送信する。
次に、本発明の第2実施形態に係る移動体通信システムについて説明する。本実施形態においては、移動局で現在地と目的地から移動経路(以下、ルート情報とも言う)を予測して、その予測移動経路を在圏している基地局に送信する。基地局においては、予測移動経路上のセルを管理する基地局群からネイバーリレーションテーブル(以下、NRT:Neighbor Relation Table)を収集する。そして、移動局がハンドオーバの対象とする予測移動経路上のセルを含むネイバーセルリスト(以下、NCL:Neighbor Cell List)を構築して、移動局に送信する。移動局は、受信したNCLに従った基地局からの信号レベルを測定して、信号レベルがハンドオーバ条件を満足するとハンドオーバを基地局に要求する。
3GPP(Third Generation Partnership Project) TS36.300において、LTE(Long Term Evolution)という無線通信システムで使用されるANR機能(Automatic Neighbor Relation Function)が定義されている。ANR機能は、ある基地局とその基地局の周囲の近隣のセルの関係をNRTとして通信事業者の運用担当者の介入無しに自律的に生成する機能である。基地局はNRTに基づいて、管理しているセルに在圏している移動局(UE:User Equipment)がハンドオーバの対象とするセルを含むNCLを構築することが可能となる。
図2は、本実施形態に係る移動体通信システム200の概念を示す図である。
図3は、本実施形態に係る移動体通信システム200の機能構成を示すブロック図である。本実施形態の移動体通信システム200は、移動局210と基地局220とからなる。
図4は、本実施形態に係る移動体通信システム200の動作手順400を示すシーケンス図である。
図5は、本実施形態に係る予測移動経路情報500の構成を示す図である。図5の予測移動経路情報500は、図4のステップS409においてカーナビゲーション部から移動端末部へ渡され、ステップS411において基地局への送信メッセージで移動端末IDと共に基地局に送信される。
図6は、本実施形態に係る経路ネイバーセルリスト600の構成を示す図である。図6の経路NCL600は、図4のステップS413において基地局で生成され、ステップS415において基地局からの送信メッセージで移動端末IDと共に移動端末部に送信されるリスト形式の情報である。
図7は、本実施形態に係る基地局220のハードウェア構成を示すブロック図である。
図8は、本実施形態に係るネイバーリレーションテーブル323の構成を示す図である。NRT323は、基地局(eNB)がUEから近隣のセルのMRを受け取ると、UEにその近隣セルのECGIやCGIなどの情報を調べさせ、UEから取得したそれらの情報に基づき生成する。
図9は、本実施形態に係る基地局220の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図7のCPU710によってRAM740を使用しながら実行され、図3の基地局220の各機能構成部を実現する。
図10は、本実施形態に係る移動局210のハードウェア構成を示すブロック図である。
図11は、本実施形態に係る移動局210の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図10のCPU1010によってRAM1040を使用しながら実行され、図3の移動局210の各機能構成部を実現する。
次に、本発明の第3実施形態に係る移動体通信システムについて説明する。第2実施形態においては、セルを指定した経路ネイバーセルリストから予測移動経路に沿ったセルを選択してハンドオーバする。しかしながら、本実施形態に係る移動体通信システムでは、あらかじめ経路ネイバーセルリストによりハンドオーバするセルの順序を通知し、その順序に従ってハンドオーバを制御する。本実施形態によれば、移動局はあらかじめ示されたハンドオーバ対象として適切なセルの測定を開始でき、適切なセルに対してハンドオーバを実施できる。したがって、予測移動経路に沿ったさらに無駄のないスムースなセル間のハンドオーバが可能になる。なお、本実施形態においては、第2実施形態との相違部分を説明する。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、その詳しい説明を省略する。
図12は、本実施形態に係る経路ネイバーセルリスト1200の構成を示す図である。図12の経路NCL1200は、図4のステップS413において基地局で生成され、ステップS415において基地局からの送信メッセージで移動端末IDと共に移動端末部に送信されるリスト形式の情報である。
次に、本発明の第4実施形態に係る移動体通信システムについて説明する。第2実施形態においては、セルを指定した経路ネイバーセルリストによって予測移動経路に沿ったセルにハンドオーバする。しかしながら、本実施形態に係る移動体通信システムでは、ハンドオーバ条件の判定レベルをオフセットする。すなわち、基地局は予測移動経路情報に基づいたNCLにおいて、予測移動経路上のセルには、予測移動経路外のセルよりもハンドオーバをしやすい設定を施す。
図13Aは、本実施形態に係る移動体通信システム1300の機能構成を示すブロック図である。以下、第2実施形態と異なる機能構成部のみを説明する。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図13Bは、本実施形態に係るオフセットセルリスト1330の構成を示す図である。基地局1320で生成されたオフセットセルリスト1330は、移動局1310に送信されて、このオフセットセルリスト1330に従って受信信号レベルの判定が行なわれる。
図13Cに、上記第3実施形態のハンドオーバのセル順序とオフセット値とを記憶した、経路ネイバーセルリスト1340の構成を示す。このような経路NCL1340によれば、ハンドオーバのより繊細な制御が可能となる。
図13Cの経路NCL1340は、ハンドオーバすべきセルの順序1341の順序に、セルを識別する識別子であるセルID1342と、を記憶する。また、閾値の信号レベルへのオフセット値1343と、予測移動経路が2つのセルの境界付近である場合に2つにおセルを重複して選択していることを表わす単数/複数フラグ1344と、属性1345と、を記憶する。なお、経路NCL1340の構成は、図12の例に限定されない。例えば、基地局IDが記憶されてもよい。
次に、本発明の第5実施形態に係る移動体通信システムについて説明する。本実施形態に係る移動体通信システムは、上記第2実施形態と比べると、移動局が有するカーナビ機能がネットワーク上のナビゲーションサーバにより提供される点で異なる。本実施形態によれば、ネットワーク上のナビゲーションサーバを利用する場合においても、予測移動経路に沿った無駄のないスムースなハンドオーバが可能である。なお、本実施形態においては、第2実施形態との相違部分を説明する。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、その詳しい説明を省略する。
図14は、本実施形態に係る移動体通信システム1400の概念を示す図である。ここでは、図14においては、第2実施形態の図2との相違点のみを説明する。その他の構成は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図15は、本実施形態に係る移動体通信システム1400の機能構成を示すブロック図である。図15においては、第2実施形態の図3との相違点のみを説明する。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図16は、本実施形態に係る移動体通信システム1400の動作手順1600を示すシーケンス図である。図16において、第2実施形態の図4と同様の動作手順については、同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
次に、本発明の第6実施形態に係る移動体通信システムについて説明する。第5実施形態においては、カーナビから移動端末を介して基地局やナビゲーションサーバに移動端末の識別子などを送信する際に使用する無線通信システムと、基地局から移動端末に経路NCLを送信する際に使用する無線通信システムと、が同じであることを前提としている。本実施形態に係る移動体通信システムは、上記第4実施形態と比べると、移動局の移動端末部とカーナビゲーション部とが独立してネットワークを介して通信可能である点で異なる。したがって、移動局のカーナビゲーション部とナビゲーションサーバとの通信と、移動端末部と基地局との通信とが、それぞれ独立した通信経路で可能である。本実施形態によれば、それぞれの通信が同じ回線で輻輳することなく実現するので、通信のエラーや遅れを防ぐことができる。なお、本実施形態においては、第5実施形態との相違部分を説明する。その他の構成および動作は、第2乃至第5実施形態と同様であるため、その詳しい説明を省略する。
図17は、本実施形態に係る移動体通信システム1700の機能構成を示すブロック図である。図17においては、第5実施形態の図15との相違点のみを説明する。その他の構成および動作は、第5実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
次に、本発明の第7実施形態に係る移動体通信システムについて説明する。本実施形態に係る移動体通信システムは、上記実施形態と比べると、経路NCLの生成を基地局ではなく基地局経由あるいは他のアプリケーションサーバ経由で移動局と通信する上位の管理装置である運用管理装置で行なう点で異なる。本実施形態によれば、基地局による分散型制御ではなく上位管理装置の集中型管理によっても、eNB間の無駄のないスムースなハンドオーバが可能となる。なお、本実施形態においては、上記第2乃至第6実施形態との相違部分を説明する。その他の構成および動作は、第2乃至第6実施形態と同様であるため、その詳しい説明を省略する。
図18は、本実施形態に係る移動体通信システム1700の動作手順1800を示すシーケンス図である。図18においては、上位の運用管理装置で予測移動経路に基づいて経路NCLを生成する部分が上記実施形態と異なる。その他の動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
次に、本発明の第8実施形態に係る移動体通信システムについて説明する。本実施形態に係る移動体通信システムは、上記実施形態と比べると、予測移動経路を1つの移動局の情報から得るのではなくて、複数の移動局によりそれぞれ現在地または目的地を送ることで、予測移動経路を生成して経路NCLを生成する点で異なる。なお、本実施形態においては、運用管理装置において予測移動経路を生成して経路NCLを生成する例を示すが、これに限定されない。予測移動経路の生成と経路NCLの生成とは、別の装置に分離されてもよい。
図19は、本実施形態に係る移動体通信システムの動作手順1900を示すシーケンス図である。なお、図19においては、第1移動局が経路NCLを必要とし、第2移動局が目的地の情報を送る役割と仮定する。また、第2移動局は、自局の現在地を目的地としているが、第1移動局と同様の現在地と異なる目的地であってもよい。また、第1移動局が第2移動局の位置に向かう場合に、第1移動局へのナビゲーションが必要であるが、かかる処理は既知の技術であり本発明の特徴部分ではないので、説明を省略する。
次に、本発明の第9実施形態に係る移動体通信システムについて説明する。上記第2乃至第8実施形態においては、予測移動経路を移動局の情報に基づいて生成した。しかしながら、本実施形態に係る移動体通信システムは、予測移動経路を移動局の情報から得るのではなくて、オペレータなどから予測移動経路を得ることで中央集権的に経路NCLを生成、送信する点で異なる。なお、本実施形態においては、運用管理装置において経路NCLを生成する例を示すが、これに限定されない。経路NCLの生成は、別の装置や基地局で行なわれてもよい。
図20は、本実施形態に係る移動体通信システムの動作手順2000を示すシーケンス図である。なお、図20においては、移動局が必要とする経路NCLの基になる予測移動経路情報をオペレータから取得する例を説明する。ここで、オペレータは、運用管理装置を操作するオペレータであっても、移動局の移動経路を管理あるいは制限可能な他の上位の装置であっても、さらに、他の移動局であってもよい。また、移動局へのナビゲーションが必要であるが、かかる処理は既知の技術であり本発明の特徴部分ではないので、説明を省略する。
次に、本発明の第10実施形態に係る移動体通信システムについて説明する。本実施形態に係る移動体通信システムは、上記実施形態9と比べると、同じ経路NCLを基地局が配下の全移動局に送信する点で異なる。なお、本実施形態においては配下の全移動局に同じ経路NCLを送信する例を示すが、同じ移動をする複数の移動局を登録して同じ経路NCLを送信する構成であってもよい。また、運用管理装置において経路NCLを生成する例を示すが、これに限定されない。経路NCLの生成は、別の装置や基地局で行なわれてもよい。
図21は、本実施形態に係る移動体通信システムの動作手順2100を示すシーケンス図である。ここで、オペレータは、運用管理装置を操作するオペレータであっても、移動局の移動経路を管理あるいは制限可能な他の上位の装置であっても、さらに、他の移動局であってもよい。また、本実施形態は、例えば、列車やバスなどで移動基地局の配下の全移動局が同じ経路を移動する場合などに有効である。あるいは、自動車などの乗員全体のハンドオーバを効率的に行なう場合にも有効である
以上、本発明の実施形態について詳述したが、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。例えば、第2実施形態の分散型制御システムと第7実施形態の集中型制御システムとを組み合わせた、ハイブリッド型であってもよい。ハイブリッド型では、基地局で生成したNCLの妥当性を運用管理装置で確認する構成、またはその逆に運用管理装置で生成したNCLの妥当性を基地局で確認する構成なども含まれてよい。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
ハンドオーバを制御するための制御情報を使ってハンドオーバする移動局と、
取得した前記移動局の予測移動経路に従って、隣接する通信エリア間の関係を保持する通信エリアテーブルに基づき、前記移動局の予測移動経路にある複数の通信エリアへのハンドオーバを制御するための前記制御情報を生成して、前記移動局に送信するハンドオーバ制御装置と、
を備えることを特徴とする移動体通信システム。
(付記2)
前記移動局の予測移動経路は、当該移動局から前記ハンドオーバ制御装置に送信されることを特徴とする付記1に記載の移動体通信システム。
(付記3)
前記移動局の予測移動経路は、当該移動局でない通信装置から前記ハンドオーバ制御装置に送信されることを特徴とする付記1に記載の移動体通信システム。
(付記4)
前記制御情報は、前記予測移動経路にある複数の通信エリアを記憶するリスト形式の情報であり、
前記移動局は、前記予測移動経路にある複数の通信エリアを制御するハンドオーバ制御装置の制御信号を優先して受信することを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の移動体通信システム。
(付記5)
前記制御情報は、前記予測移動経路にある複数の通信エリアの移動順を記憶し、
前記移動局は、前記予測移動経路にある複数の通信エリアを制御するハンドオーバ制御装置の制御信号を前記移動順に優先して受信することを特徴とする付記4に記載の移動体通信システム。
(付記6)
前記制御情報は、前記予測移動経路にある複数の通信エリアにおける受信信号から在圏を判定する閾値を、他の通信エリアの閾値に対して相対的に引き下げるオフセット情報を含むことを特徴とする付記4または5に記載の移動体通信システム。
(付記7)
前記通信エリアテーブルは、前記移動局と前記ハンドオーバ制御装置との間の信号レベルに基づき、前記移動局のハンドオーバが予想される複数の通信エリアを記憶することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の移動体通信システム。
(付記8)
前記通信エリアテーブルは、通信事業者の設定に基づき、前記移動局のハンドオーバが予想される複数の通信エリアを記憶することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の移動体通信システム。
(付記9)
前記移動局は、現在地と入力された目的地とから前記予測移動経路を生成する移動経路予測手段を有することを特徴とする付記1乃至8のいずれか1項に記載の移動体通信システム。
(付記10)
前記移動局は車両に設置され、
前記移動経路予測手段は、カーナビゲーション装置に含まれることを特徴とする付記9に記載の移動体通信システム。
(付記11)
前記移動局は車両に設置され、
前記移動経路予測手段は、現在地と目的地とを送信するカーナビゲーション装置と、前記現在地と目的地とを受信して前記予測移動経路を生成するナビゲーションサーバとを含むことを特徴とする付記9に記載の移動体通信システム。
(付記12)
前記カーナビゲーション装置と前記ナビゲーションサーバとの前記現在地と前記目的地との通信と、前記ハンドオーバ制御装置から前記移動局への前記制御情報の通信は、独立した通信経路であることを特徴とする付記11に記載の移動体通信システム。
(付記13)
前記通信エリアは、前記移動局と通信する基地局が制御するセルであって、
前記ハンドオーバ制御装置は、前記移動局のセル間のハンドオーバを制御する前記基地局であることを特徴とする付記1乃至12のいずれか1項に記載の移動体通信システム。
(付記14)
前記通信エリアは、前記移動局と通信する基地局が制御するセルであって、
前記ハンドオーバ制御装置は、前記移動局のセル間のハンドオーバを制御する前記基地局の上位に接続された運用管理装置であることを特徴とする付記1乃至12のいずれか1項に記載の移動体通信システム。
(付記15)
移動局の予測移動経路を取得する取得ステップと、
取得した前記移動局の予測移動経路に従って、隣接する通信エリア間の関係を保持する通信エリアテーブルに基づき、前記移動局の予測移動経路にある複数の通信エリアへのハンドオーバを制御するための制御情報を生成する制御情報生成ステップと、
前記予測移動経路にある複数の通信エリアへのハンドオーバを制御するための前記制御情報を、前記移動局に送信する制御情報送信ステップと、
前記移動局が、前記制御情報を使ってハンドオーバを制御するハンドオーバステップと、
を含むことを特徴とする移動体通信方法。
(付記16)
移動局の予測移動経路を取得する取得手段と、
取得した前記予測移動経路に従って、隣接する通信エリア間の関係を保持する通信エリアテーブルに基づき、前記移動局の予測移動経路にある複数の通信エリアへのハンドオーバを制御するための制御情報を生成する制御情報生成手段と、
前記制御情報を前記移動局に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする通信処理装置である。
(付記17)
移動局の予測移動経路を取得する取得ステップと、
取得した前記予測移動経路に従って、隣接する通信エリア間の関係を保持する通信エリアテーブルに基づき、前記移動局の予測移動経路にある複数の通信エリアへのハンドオーバを制御するための制御情報を生成する制御情報生成ステップと、
前記制御情報を前記移動局に送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする通信処理装置の制御方法。
(付記18)
移動局の予測移動経路を取得する取得ステップと、
取得した前記予測移動経路に従って、隣接する通信エリア間の関係を保持する通信エリアテーブルに基づき、前記移動局の予測移動経路にある複数の通信エリアへのハンドオーバを制御するための制御情報を生成する制御情報生成ステップと、
前記制御情報を前記移動局に送信する送信ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
Claims (9)
- 移動局と、
前記移動局の予測移動経路を生成するナビゲーションサーバと、
前記移動局のハンドオーバを制御する基地局と、
を備え、
前記移動局は、現在地を検出すると共に外部と通信する移動端末部と目的地を設定するナビゲーション部とを有し、前記現在地と前記目的地とを前記ナビゲーションサーバに送信し、前記基地局から受信した、ハンドオーバを制御するための制御情報を使ってハンドオーバを行ない、
前記ナビゲーションサーバは、前記移動局から受信した前記現在地と前記目的地とに基づいて、前記移動局の予測移動経路を生成して、前記基地局に送信し、
前記基地局は、前記ナビゲーションサーバから受信した前記予測移動経路に対応して、前記移動局のハンドオーバを制御する前記制御情報を生成して、前記移動局に送信し、
前記現在地と前記目的地との送信および前記予測移動経路の送信と、前記制御情報の送信とは、独立した通信経路で行なわれる、移動体通信システム。 - 前記基地局は、前記ナビゲーションサーバからの前記予測移動経路に関する情報の受信に応じて、複数の基地局から収集した隣接する通信エリア間の関係を保持する通信エリアテーブルから前記移動局の予測移動経路にある複数の通信エリアを選択し、前記選択された複数の通信エリアへのハンドオーバを制御するための前記制御情報を生成して、前記移動局に送信する、請求項1に記載の移動体通信システム。
- 前記制御情報は、前記予測移動経路にある複数の通信エリアを記憶するリスト形式の情報であり、
前記移動局は、前記予測移動経路にある複数の通信エリアを制御する基地局の制御信号を優先して受信する、請求項1または2に記載の移動体通信システム。 - 前記制御情報は、前記予測移動経路にある複数の通信エリアの移動順を記憶し、
前記移動局は、前記予測移動経路にある複数の通信エリアを制御する基地局の制御信号を前記移動順に優先して受信する、請求項3に記載の移動体通信システム。 - 前記制御情報は、前記移動局の予測移動経路にある複数の通信エリアと、前記予測移動経路にある複数の通信エリアにおける前記基地局からの受信信号から在圏を判定するための閾値を、前記予測移動経路にない他の通信エリアの閾値に対して相対的に引き下げるオフセット情報とを対応付けて含む、請求項3または4に記載の移動体通信システム。
- 現在地を検出すると共に外部と通信する移動端末部と目的地を設定するナビゲーション部とを有する移動局と、
前記移動局の予測移動経路を生成するナビゲーションサーバと、
前記移動局のハンドオーバを制御する基地局と、
を備える移動体通信システムの移動体通信方法であって、
前記移動局が、前記現在地と前記目的地とを前記ナビゲーションサーバに送信する第1送信ステップと、
前記ナビゲーションサーバが、前記移動局から受信した前記現在地と前記目的地とに基づいて、前記移動局の予測移動経路を生成して、前記基地局に送信する第2送信ステップと、
前記基地局が、前記ナビゲーションサーバから受信した前記予測移動経路に対応して、前記移動局のハンドオーバを制御する制御情報を生成して、前記移動局に送信する第3送信ステップと、
前記移動局が、前記基地局から受信した前記制御情報を使ってハンドオーバを行なうハンドオーバステップと、
を含み、
前記第1送信ステップおよび前記第2送信ステップと、前記第3送信ステップとは、独立した通信経路で行なわれる、移動体通信方法。 - 現在地を検出すると共に外部と通信する移動端末部と、
目的地を設定するナビゲーション部とを有し、
通信制御手段により、前記現在地と前記目的地とをナビゲーションサーバに送信し、
前記通信制御手段により、前記ナビゲーションサーバが前記現在地と前記目的地とに基づいて生成した移動局の予測移動経路に対応して、基地局が生成したハンドオーバを制御するための制御情報を、前記基地局から受信して、
前記移動端末部が、前記制御情報を使ってハンドオーバを行ない、
前記通信制御手段による、前記現在地と前記目的地との送信と前記制御情報の受信とは、独立した通信経路で行なわれる、移動局。 - 現在地を検出すると共に外部と通信する移動端末部と、目的地を設定するナビゲーション部とを有する移動局の制御方法であって、
通信制御手段により、前記現在地と前記目的地とをナビゲーションサーバに送信する送信ステップと、
前記通信制御手段により、前記ナビゲーションサーバが前記現在地と前記目的地とに基づいて生成した移動局の予測移動経路に対応して、基地局が生成したハンドオーバを制御するための制御情報を、前記基地局から受信する受信ステップと、
前記移動端末部が、前記制御情報を使ってハンドオーバを行なうハンドオーバステップと、
を含み、
前記通信制御手段による、前記現在地と前記目的地との送信ステップと前記制御情報の受信ステップとは、独立した通信経路で行なわれる、移動局の制御方法。 - 移動端末部が検出した現在地とナビゲーション部で設定された目的地とを、ナビゲーションサーバに送信する送信ステップと、
前記ナビゲーションサーバが前記現在地と前記目的地とに基づいて生成した移動局の予測移動経路に対応して、基地局が生成したハンドオーバを制御するための制御情報を、前記基地局から受信する受信ステップと、
前記制御情報を使ってハンドオーバを行なうハンドオーバステップと、
をコンピュータに実行させる移動局の制御プログラムであって、
前記現在地と前記目的地との送信ステップと前記制御情報の受信ステップとは、独立した通信経路で行なわれる、移動局の制御プログラム。
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