JP6050974B2 - 生体組織切除具 - Google Patents

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本発明は、表皮などの生体組織を切り取るための切除具、例えば歯のインプラント治療の際に歯茎の表皮を切り取るための切除具に関するものである。
下記の特許文献1では、歯のインプラント治療の際に使用する歯茎切除具が開示されている。この歯茎切除具においては、刃筒の先端部に円環状の刃縁部が設けられているとともに、刃筒の基端部に摘みが取り付けられている。この摘みは刃筒の先端部と基端部とを結ぶ長手方向に対し直交する幅方向へ刃筒の基端部から突出する外筒部を有している。その外筒部は、長手方向の両側でそれぞれ端面部を有するとともに、その両端面部間で刃筒の基端部を囲う外周面部を有している。その外周面部の最大幅方向寸法(摘みの外径)よりその両端面部間の最大長手方向寸法(摘みの長さ)を大きく設定して、摘みを棒形状に設けている。一方、下記の特許文献2には、皮膚切除具ではあるが、同様に構成された刃筒及び摘みが開示されている。
意匠登録第1348268号公報 特開昭61−259657号公報
上記の特許文献1,2では、摘みが棒形状に形成されているため、刃筒の長さと摘みの長さとの和である歯茎切除具の全長が大きくなり、歯茎切除具を口腔内に入れて刃筒を歯茎に真上から当てがって摘みを指で操作する際に、口腔内に摘みや指が当たり易くなって操作しにくくなる問題があった。
この発明は、表皮などの生体組織を切り取るための切除具において摘みの形態を改良し、例えばその生体組織切除具を歯茎切除具として使用する場合に口腔内で摘みの操作を行い易くすることを目的としている。
後記実施形態の図面(図1〜3)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかる生体組織切除具(1)は、下記(イ)〜(ト)の特徴を有している。
(イ) 刃筒(2)の先端部(2a)に刃縁部(3)を有するとともに刃筒(2)の基端部(2b)側に摘み(4)を取り付けている。この摘み(4)は刃筒(2)の先端部(2a)と基端部(2b)とを結ぶ長手方向(X)に対し直交する幅方向(Y)へ突出する外筒部(5)を有している。その外筒部(5)は、長手方向(X)の両側でそれぞれ端面部(6,7)を有するとともに、その両端面部(6,7)間で外周面部(8)を有している。その両端面部(6,7)間の最大長手方向寸法(摘み4の長さL4)をその外周面部(8)の最大幅方向寸法(摘み4の外径D4)より小さく設定している。
従って、摘み(4)が外周面部(8)の最大幅方向寸法(D4)より両端面部(6,7)間の最大長手方向寸法(L4)を小さく設定した形態に設けられているため、前記外筒部(5)の両端面部(6,7)のうち刃筒(2)が突出する第一の端面部(6)から刃筒(2)の刃縁部(3)までの最大長手方向寸法(刃筒2の露出長さL2)と摘み(4)の長さ(L4)との和である生体組織切除具(1)の全長(L1)を上記の特許文献1,2にかかる歯茎切除具と比較して小さくすることができる。例えば生体組織切除具(1)を歯茎切除具(1)として使用する場合、歯茎切除具(1)を口腔内に入れて刃筒(2)を歯茎(15)に当てがって摘み(4)を指で操作する際に、口腔内に摘み(4)が当たりにくくなって操作し易くなる。
(ロ) 前記摘み(4)の外筒部(5)の両端面部(6,7)のうち刃筒(2)が突出する第一の端面部(6)には刃筒(2)の基端部(2b)が挿着される取付孔(9)を設けている。この取付孔(9)において刃筒(2)の基端部(2b)に対し刃筒(2)の長手方向(X)で対向する底部(10)には内筒部(11)と前記外筒部(5)との間で刃筒(2)の基端部(2b)が入り込む溝(12)を設けて、その外筒部(5)と溝(12)と内筒部(11)とを刃筒(2)の幅方向(Y)で互いに並べている。
刃筒(2)と摘み(4)を互いに分離させて設けても、刃筒(2)の基端部(2b)を取付孔(9)に挿着する際に、摘み(4)の溝(12)に刃筒(2)の基端部(2b)を入り込ませて取り付けることができる。従って、摘み(4)が外周面部(8)の最大幅方向寸法(D4)より両端面部(6,7)間の最大長手方向寸法(L4)を小さく設定した形態に設けられていても、摘み(4)の両端面部(6,7)間の最大長手方向寸法(摘み4の長さL4)を大きくすることなく、刃筒(2)の基端部(2b)を摘み(4)に保持することができる。また、取付孔(9)の底部(10)に設けた溝(12)において刃筒(2)の基端部(2b)を外筒部(5)内筒部(11)とにより挟持して、摘み(4)に対する刃筒(2)の基端部(2b)の保持力を高めることができる。
(ハ) 前記摘み(4)の外筒部(5)の両端面部(6,7)のうち刃筒(2)が突出する第一の端面部(6)に対し反対側になる第二の端面部(7)には刃筒(2)の長手方向(X)へ開放された口孔(13)を設けている。従って、例えば生体組織切除具(1)を歯茎切除具(1)として使用する場合、口孔(13)に指や支持部材(18)を支持して口腔内で歯茎切除具(1)を安定させた状態で摘み(4)の操作を容易に行うことができる。
(ニ) 口孔(13)において第二の端面部(7)側は、刃筒(2)の幅方向(Y)で相対向する内面間の間隔(W)が第一の端面部(6)側から第二の端面部(7)側へ向うに従い次第に幅方向(Y)へ広がるように設けられている。従って、第二の端面部(7)側で広がった口孔(13)に指や支持部材(18)を挿入し易い。
(ホ) 前記取付孔(9)と口孔(13)とは互いに貫通されている。従って、取付孔(9)及び口孔(13)に水が通り易くなって生体組織切除具(1)を洗浄し易い。また、刃筒(2)の刃縁部(3)内に残った切除部(15a)を口孔(13)及び取付孔(9)に通した洗浄水や棒材などにより刃縁部(3)から押し出すことができる。
(ヘ) 前記外筒部(5)の両端面部(6,7)のうち刃筒(2)が突出する第一の端面部(6)から刃筒(2)の刃縁部(3)までの最大長手方向寸法(刃筒2の露出長さL2)は、この外筒部(5)の両端面部(6,7)間の最大長手方向寸法(摘み4の長さL4)より大きく設定されている。従って、例えば生体組織切除具(1)を歯茎切除具(1)として使用する場合に、歯茎切除具(1)を口腔内に入れて刃筒(2)の刃縁部(3)を歯茎(15)に当てがった状態で摘み(4)が歯茎(15)から離れ易くなるため、口腔内で摘み(4)の操作を行い易い。
(ト) 前記外筒部(5)の両端面部(6,7)のうち刃筒(2)が突出する第一の端面部(6)から刃筒(2)の刃縁部(3)までの最大長手方向寸法(刃筒2の露出長さL2)と、この外筒部(5)の両端面部(6,7)間の最大長手方向寸法(摘み4の長さL4)との和である全長(L1)は、8mm以上25mm以下に設定されている。従って、例えば生体組織切除具(1)を歯茎切除具(1)として使用する場合に、歯茎切除具(1)を口腔内に挿入することができるとともに、口腔内で摘み(4)の操作を行い得る指のスペースを維持することができる。
本発明は、生体組織切除具(1)において摘み(4)が外周面部(8)の最大幅方向寸法(D4)より両端面部(6,7)間の最大長手方向寸法(L4)を小さく設定した形態に設けられているため、例えば生体組織切除具(1)を歯茎切除具(1)として使用する場合に、口腔内で摘み(4)の操作を行い易くして歯茎(15)の表皮を切り取り易い。
(a)は歯茎切除具を示す斜視図であり、(b)は同じく正面図である。 (a)は歯茎切除具を示す断面図であり、(b)は歯茎切除具の刃筒と摘みを分解した断面図である。 (a)(b)(c)(d)(e)はそれぞれ歯のインプラント治療工程を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1(a)(b)に示すように生体組織切除具の一例として示す歯茎切除具1においては、図2(a)(b)に示すように、ステンレス鋼やチタン合金などの金属により成形された刃筒2(刃体)の先端部2aに円環状の刃縁部3が設けられているとともに、ポリプロピレン樹脂などの樹脂により成形された摘み4が刃筒2の基端部2bに取り付けられている。
摘み4は、円筒状をなし、刃筒2の先端部2aと基端部2bとを結ぶ長手方向Xに対し直交する幅方向Yへ刃筒2の基端部2bから段差状をなして突出する外筒部5(外壁部)を有している。外筒部5は、長手方向Xの両側でそれぞれ端面部6,7を有しているとともに、その両端面部6,7間で刃筒2の基端部2bを囲う外周面部8を有している。外周面部8は滑止めとして凹凸状に形成されている。
摘み4の外筒部5の両端面部6,7のうち刃筒2が突出する一方の端面部6(第一の端面部6)には刃筒2の基端部2bが挿着される取付孔9が設けられている。取付孔9において刃筒2の基端部2bに対し長手方向Xで対向する底部10には外筒部5の内側で内筒部11(内壁部)が外筒部5と一体に設けられ、内筒部11と外筒部5との間で円環状の連結溝12が設けられている。外筒部5と連結溝12と内筒部11とは幅方向Yで互いに並べられている。取付孔9に刃筒2を挿着した状態では、基端部2bの筒端が連結溝12に嵌め込まれるとともに、基端部2bの外周面が取付孔9の内周面に嵌合され、刃筒2の先端部2a側が摘み4から長手方向Xへ突出している。
摘み4において一方の端面部6に対し長手方向Xで反対側になる他方の端面部7(第二の端面部7)には長手方向Xへ開放された口孔13が設けられている。口孔13は取付孔9に対し底部10で貫通されている。口孔13において、幅方向Yで相対向する内面には円錐状の傾斜面14が他方の端面部7から底部10にわたる全体に設けられ、相対向する内面間の間隔Wはその傾斜面14により一方の端面部6側から他方の端面部7側へ向うに従い次第に幅方向Yへ広がり、その間隔Wが他方の端面部7側で最も大きくなっている。口孔13は刃筒2の基端部2bの内側まで入り込み、外筒部5と連結溝12と内筒部11と口孔13とが幅方向Yで互いに並べられている。
歯茎切除具1及びその摘み4の形態については、下記のように設定されている。
・ 外筒部5の両端面部6,7間の最大長手方向寸法すなわち摘み4の長さL4を、外筒部5の外周面部8の最大幅方向寸法すなわち摘み4の外径D4より小さく設定している(L4≦D4)。また、0.2×D4≦L4≦0.8×D4好ましくは0.25×D4≦L4≦0.5×D4に設定している。
・ 外筒部5の端面部6から刃筒2の刃縁部3までの最大長手方向寸法すなわち刃筒2の露出長さL2を摘み4の長さL4より大きく設定している(L4≦L2)。
・ 摘み4の外径D4を刃筒2の外径D2より大きく設定している(D2≦D4)。
上記の条件のもとで、より詳細には下記のように設定されている。
・ 刃筒2の露出長さL2と摘み4の長さL4との和すなわち歯茎切除具1の全長L1を8mm以上35mm以下に設定している。すなわち、8mm≦L1≦35mm好ましくは12mm≦L1≦20mmに設定し、L1≒16.5mmまたは24.5mmで実施する。また、0.2×L1≦L4≦0.5×L1及び0.5×L1≦L2≦0.8×L1に設定している。全長L1が16.5mmの歯茎切除具1は口腔内の奥側で使用する場合に適し、全長L1が24.5mmの歯茎切除具1は口腔内の入口側で使用する場合に適している。
・ 2.5mm≦L4≦10mm好ましくは3mm≦L4≦8mmに設定し、L4≒4mmで実施する。また、0.2×L1≦L4≦0.5×L1に設定している。
・ 5mm≦L2≦24mm好ましくは7mm≦L2≦14mmに設定し、L2≒12.5mmまたは20.5mmで実施する。また、0.5×L1≦L2≦0.8×L1に設定している。刃筒2の露出長さL2が12.5mmの歯茎切除具1は口腔内の奥側で使用する場合に適し、刃筒2の露出長さL2が20.5mmの歯茎切除具1は口腔内の入口側で使用する場合に適している。
・ 5mm≦D4≦25mm好ましくは8mm≦D4≦20mmに設定し、D4≒12mmで実施する。
・ 0.5mm≦D2≦16mm好ましくは2mm≦D2≦10mmに設定し、D2≒3.5mmまたは4mmまたは4.5mmまたは5.5mmで実施する。刃筒2の外径D2の異なる歯茎切除具1を歯の大きさや歯茎の大きさに応じて使い分けることができる。
次に、この歯茎切除具1を利用した一般的な歯のインプラント治療について図3を参照して説明する。
図3(a)に示すように、歯茎15を切開して顎骨16を削り、その顎骨16に人工歯根17を埋め込んだ後に、3〜6ケ月の治癒期間を置いて顎骨16と人工歯根17を結合させる。その期間中に人工歯根17の頭部17aが歯茎15により覆われる。
その後、図3(b)に示すように、人工歯根17の頭部17aを覆う歯茎15の表皮に刃筒2の刃縁部3を当てがい、摘み4の外周面部8に指を添えて摘み4を刃筒2とともに回転操作すると、その歯茎15の表皮の一部(切除部15a)が図3(d)に示すように円形状に切り取られて人工歯根17の頭部17aが露出する。
また、図3(c)に示す既存の歯科用ピンセット18(支持部材)は一対の腕部19により二股状をなし、歯科用ピンセット18の両腕部19の先端部には互いに離間する方向への弾性を有する把持部19aが設けられている。把持部19aの屈曲角度θは90〜135度に設定されている。この両腕部19の把持部19aを摘み4の口孔13に挿入してその弾性により圧接し、その両腕部19により摘み4を支持しながら回転操作させてもよい。歯科用ピンセット18の両腕部19で摘み4の外周面部8を支持しながら回転操作することもできる。屈曲していない両腕部を有するピンセットや、インプラント治療専用のピンセットや、それらのピンセット以外の支持部材を使用したりすることもできる。屈曲された把持部19aを有する歯科用ピンセット18を使用すると、口腔内の限られた空間で摘み4を安定性良く支持し易くなって、摘み4の回転操作を簡単に行うことができる。
次に、図3(e)に示すように、人工歯根17の頭部17aに連結部20を装着し、歯茎15が治った数週間後にその連結部20に対し型を取って人工歯21を作る。
本実施形態は下記の効果を有する。
(1) 歯茎切除具1及びその摘み4の形態を前述したように設定して、摘み4が扁平な形態に設けられているため、刃筒2の露出長さL2と摘み4の長さL4との和である歯茎切除具1の全長L1を小さくすることができる。従って、歯茎切除具1を口腔内に入れて刃筒2を歯茎15に当てがって摘み4を指で回転操作させる際に、口腔内に摘み4が当たりにくくなって操作し易くなり、歯茎15の表皮を切り取り易い。
(2) 刃筒2の基端部2bを摘み4の取付孔9に挿着する際に、摘み4の連結溝12に嵌め込んだ刃筒2の基端部2bを外筒部5と内筒部11とにより挟持しているため、摘み4を扁平な形態に設けても、摘み4の長さL4を大きくすることなく、刃筒2の基端部2bを摘み4に保持することができる。
(3) 既存の歯科用ピンセット18の両腕部19の把持部19aを歯茎切除具1の摘み4の口孔13に挿入して弾性により圧接し、口腔内で歯科用ピンセット18により歯茎切除具1を安定的に支持しながら摘み4の回転操作を容易に行うことができるので、歯茎15の表皮を容易に切り取ることができる。
前記実施形態以外にも例えば下記のように構成してもよい。
・ 刃筒2と摘み4とを金属または樹脂により一体成形してもよい。
・ 刃筒2において、少なくとも先端部2aの刃縁部3を円環状に設ければよく、その先端部2aから基端部2b側に延設した一または複数の腕部を周方向へ並べて配設したり、基端部2bも円環状に設けて先端部2aと基端部2bとの間で一または複数の切欠部を周方向へ並べて配設したりしてもよい。
・ 摘み4の外周面部8を円形状以外の形状、例えば、多角形状や、周方向で曲線と直線を組み合わせた形状などに変更することができる。
・ 刃筒2の刃縁部3を波形円環状に設けてもよい。また、刃縁部3を円環状以外に例えば多角形環状に設けてもよい。さらに、環状以外に、例えば、刃縁部3に周方向で切れ目を設けたり、刃縁部を円弧状に設けてもよく、その場合には刃縁部3を回転させると、歯茎15から環状の切除部15aが切り取られる。
・ 刃筒2を摘み4に対し着脱して交換し得るようにしてもよい。
・ 生体組織切除具を歯茎切除具1以外に例えば内蔵組織の切除などにも使用することができる。
・ 歯茎15に対し刃筒2の刃縁部3を長手方向Xへ直線的に押し付けたり、または幅方向Yへ揺らしながら長手方向Xへ押し付けたりしても、歯茎15から切除部15aを切り取ることができる。
1…歯茎切除具(生体組織切除具)、2…刃筒(刃体)、2a…刃筒の先端部、2b…刃筒の基端部、3…刃縁部、4…摘み、5…外筒部(外壁部)、6,7…摘みの端面部、8…摘みの外周面部、9…摘みの取付孔、10…取付孔の底部、11…内筒部(内壁部)、12…連結溝、13…摘みの口孔、15…歯茎、18…歯科用ピンセット(支持部材)、19…歯科用ピンセットの腕部、19a…腕部の把持部、X…刃筒の長手方向、Y…刃筒の幅方向、L4…摘みの長さ、D4…摘みの外径、L1…歯茎切除具の全長、L2…刃筒の露出長さ。

Claims (1)

  1. 刃筒の先端部に刃縁部を有するとともに刃筒の基端部側に摘みを取り付けた生体組織切除具において、
    この摘みは刃筒の先端部と基端部とを結ぶ長手方向に対し直交する幅方向へ突出する外筒部を有し、その外筒部は、長手方向の両側でそれぞれ端面部を有するとともに、その両端面部間で外周面部を有し、その両端面部間の最大長手方向寸法をその外周面部の最大幅方向寸法より小さく設定し
    前記摘みの外筒部の両端面部のうち刃筒が突出する第一の端面部には刃筒の基端部が挿着される取付孔を設け、この取付孔において刃筒の基端部に対し刃筒の長手方向で対向する底部には内筒部と前記外筒部との間で刃筒の基端部が入り込む溝を設けて、その外筒部と溝と内筒部とを刃筒の幅方向で互いに並べ、
    前記摘みの外筒部の両端面部のうち第一の端面部に対し反対側になる第二の端面部には刃筒の長手方向へ開放される口孔を設け、この口孔は、刃筒の幅方向で相対向する内面間の間隔が第一の端面部側から第二の端面部側へ向うに従い次第に幅方向へ広がるように設けられているとともに、前記取付孔にその底部の内筒部で貫通され、
    前記外筒部の第一の端面部から刃筒の刃縁部までの最大長手方向寸法は、この外筒部の両端面部間の最大長手方向寸法より大きく設定され、それらの最大長手方向寸法の和を8mm以上25mm以下に設定した
    ことを特徴とする生体組織切除具。
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