JP6050925B2 - 石油ストーブの燃焼筒装置の上部外筒装着構造 - Google Patents

石油ストーブの燃焼筒装置の上部外筒装着構造 Download PDF

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本願発明は、石油ストーブの燃焼筒装置に関するものである。より詳しくは、燃焼筒の燃焼室の上方に二次燃焼室を形成している燃焼筒装置に関するものである。
この種の石油ストーブ用燃焼筒に関して、実開平5−79205号公開実用新案公報(特許文献1)には、図12を参照して、同芯配置の内炎筒と外炎筒との間で燃焼空間を形成し、該燃焼空間の下部に燃焼芯6をのぞませ、燃焼芯6より上昇する気化ガスを燃焼空間で燃焼させることで石油ストーブ用バーナーを構成している。
耐熱ガラス製の透明外筒2が、外炎筒の外方に間隔を置いて配置され、外炎筒を包囲している。
さらに、内炎筒の上方に拡炎装置5を装備し、外炎筒の上端に支持される支持台7を設けて、該支持台7の周縁で、上部外筒10を支持している。上部外筒10は、その内部に拡炎装置5を包囲し、2次燃焼室Bを形成している。
実開平5―79205号公開実用新案公報「石油ストーブ用バーナー」
上述の上部外筒10に対する装着構造は、
主燃焼部Aの上端に固定した支持台7の周辺部に環状の支持フランジ13を形成し、該支持フランジ13に上部外筒10の下端を接当させて、支持フランジ13の上方に上部外筒10を戴置している。
公知の燃焼筒装置には、頂面フランジ14の固定手段は開示されていないが、3本以上の垂直支持杆15は、その下端を支持フランジ13の設定位置に固定させたのち、その上端に、リング板を固定し、該リング板の上方に頂面フランジ14を載置し、適宜の固定手段によりリング板と頂面フランジ14とを固定することにより、
上部外筒10に対する固定構造として、支持フランジ13、頂面フランジ14、固定手段、リング板および3本以上の垂直支持杆15を一体化した構造とすることが考えられる。
しかし、上記の上部外筒10に対する装着構造では、支持フランジ13、頂面フランジ14、固定手段、リング板および3本以上の垂直支持杆15の多数の部品を必要とするとともに、組立て作業にあたり、支持フランジ13、頂面フランジ14、および3本以上の垂直支持杆15が、固定部材として独立していることで、垂直支持杆15の上端の固定作業と、垂直支持杆15の下端の固定作業とを必要とすることで、多段の組立て作業を必要とする問題点がある。
よって、本願発明は、固定構造としての部品点数を削減して構造を簡素化するとともに、上記の組立工程を簡素化して、製造コストの低減をはかることを課題とする。
本願発明は、同芯配置の内炎筒と外炎筒との間で燃焼空間を形成し、該燃焼空間の下部に燃焼芯6をのぞませ、燃焼芯6より上昇する気化ガスを燃焼空間で燃焼させることで主燃焼部Aを構成し、さらに、内炎筒の上方に拡炎装置5を装備し、外炎筒4の上端に支持される支持台7を設けて該支持台7の周縁で上部外筒10を支持し、該上部外筒1はその内部で拡炎装置5を包囲して2次燃焼室Bを形成して構成されるところの、石油ストーブの燃焼筒装置において、
主燃焼部Aの上端に固定した支持台7の周辺部に環状の支持フランジ13を形成し、該支持フランジ13に上部外筒10の下端を接当させて、支持フランジ13の上方に上部外筒10を戴置するとともに、上部外筒10の上端に戴置した環状の頂面フランジ14と、前記支持フランジ13とを、3本以上の垂直支持扞15を介して固定するところの、上部外筒装着構造であって、
上端15aが頂面フランジ14に固定されている前記垂直支持杆15の下端部を、支持フランジ13の取付孔13aを貫通させて、支持フランジ13の下面より下方へ突出させて突出固定部15bを形成し、前記突出固定部15bに固定具16を着脱自在として、
垂直支持杆15の下端部を支持フランジ13へ着脱自在に固定することを特徴とする、石油ストーブの燃焼筒装置の上部外筒装着構造を提供する。
本願発明は、垂直支持杆15の上端部を頂面フランジ14に固定するにあたっての部品点数を削減して構造を簡素化するとともに、組立て作業に先立って、垂直支持杆15の上端部を頂面フランジ14に固定することで、上部外筒10の装着作業に際し、垂直支持杆15の下端部を支持フランジ13へ着脱自在に固定する作業のみとして作業工程を簡素化することで、製造コストを低減する効果を有するとともに、上部外筒10の取替えを容易とする効果を有する。
よって、本願発明は、石油ストーブの輝度の選択を容易とする効果を有する。
本願発明の実施例を示す、石油ストーブ用燃焼筒の正面図。 同じく正面図。 同じく平面図。 同じく縦断面図。 同じく第一間組立工程を示す縦断面図。 同じく部分縦断面図。 同じく第2組立工程を示す斜視図。 同じく縦断面図。 固定具の実施例としてのプッシュナットを示し、a図は平面図、b図は正面図。 上部外筒の表面模様の説明図 公知技術を示す、石油ストーブ用燃焼筒の縦断面図。
3本の垂直支持杆15の上端15aを、頂面フランジ14の所定位置に、カシメ止めKにより固定して、頂面フランジ14と3本の垂直支持杆15とを一体化する。
頂面フランジ14と一体化した前記垂直支持杆15の下端部を、支持フランジ13の取付孔16を貫通させて、支持フランジ13の下面より下方へ突出させて突出固定部15bを形成する。
前記突出固定部15bに固定具16(図10に示すプッシュナット)を取付ける。かくして、垂直支持杆15の下端部を支持フランジ13へ着脱自在に固定することにより、石油ストーブの燃焼筒装置の上部外筒装着構造を完成する。
以下図1ないし図9に示す本願発明の実施例にもとづいて、本願発明を詳細に説明する。
図1ないし図4は、上部外筒装着構造の大要を示し、主燃焼部Aの上端に固定した支持台7の周辺部に、環状の支持フランジ13を形成して、該支持フランジ13に上部外筒10の下端を接当させて、支持フランジ13の上方に上部外筒10を戴置している。上部外筒10の上端に、環状の頂面フランジ14を戴置している。
上部外筒装着構造の固定手段は、図4、図7を参照して、前記支持フランジ13と環状の頂面フランジ14とを、3本以上の垂直支持杆15を介して固定し、前記垂直支持杆15の上端に、頂面フランジ14に固定している。
前記垂直支持杆15の下端部を、支持フランジ13の取付孔13aを貫通させて、支持フランジ13の下面より下方へ突出させて、突出固定部15bを形成し、該突出固定部15bに固定具16を着脱自在に取付ける構造である。
かくして、垂直支持杆15の下端部を支持フランジ13に着脱自在とする。
つぎに、上部外筒装着構造の組立工程を説明する。
第一組立工程を示す、図5および図6を参照して、
3本の垂直支持杆15の上端15aを、頂面フランジ14の所定位置に、カシメ止め17により固定して、頂面フランジ14と3本の垂直支持杆15とを一体化する。
第2組立工程を示す、図7および図8を参照して、
頂面フランジ14と一体化した前記垂直支持杆15の下端部を、支持フランジ13の取付孔16を貫通させて、支持フランジ13の下面より下方へ突出させて突出固定部15′を形成する。
前記突出固定部15′に固定具16(図9に示すプッシュナット)を取付ける。
かくして、垂直支持杆15の下端部を支持フランジ13へ着脱自在に固定することにより、石油ストーブの燃焼筒装置の上部外筒装着構造を完成する。
石油ストーブの燃焼筒は、不完全燃焼による煤の付着が生じた場合において、上部外筒の清掃作業ゃ、破損による上部外筒の取替えの必要を生じる場合には、固定具16(図10に示すプッシュナット)を取外すことにより、頂面フランジ14と一体化した前記垂直支持杆15を本体より除去することで、上部外筒10の交換等が容易である。
透明外筒2は、透明ガラスを使用しているが、2次燃焼室Bを包囲する上部外筒10については、一般的には、耐熱鋼で製作して,非透光状態(遮光状態)としているが、
2次燃焼室の暖房熱に対して、熱透過体として機能を求めて、透明ガラス製とするものが存在する。その一例として、本願出願人の先願発明の特願2011-260413号において、透明ガラス製とし、輝度を選択可能とする上部外筒を開示している。
上部外筒10を透明ガラス製とすると、移送時、使用時に破損を生じる場合がある。また、透光性が高いと輝度が高くなり、上部外筒の透光性を低下させることが求めかれる場合がある。
本発明は、上述の輝度の選択のための、上部外筒10の交換取替えを容易にする効果を有する。
図10は、石油ストーブ用燃焼筒において、上部外筒を、透明ガラス製筒体12に、その表面に耐熱塗料を霧状にスプレー塗布することにより形成された、薄乳白色の着色表面である、着色薄膜塗布層11を形成した上部外筒10とすることで、上部外筒を半透明とする実施態様を示す。なお、図10において、a図は縦断面図、b図は展開正面図である。
図10の(1)に示す上部外筒10Aは、スプレー塗布による塗布層を肉厚とすることで、肉厚の着色薄膜塗布層11Aとする[例えば、スプレー塗布の回数を複数回とする、接近位置より塗布する等の手段で、スプレー塗布による塗布層を肉厚とする]。上部外筒10の遮光性を高める。
図10の(2)に示す上部外筒10Bは、スプレー塗布による塗布層を薄膜とすることで、肉厚を薄くした着色塗布層11Bとする[たとえば、スプレー塗布ヘッドと筒体12との距離を大とし、霧状のスプレー塗布雰囲気に筒体12を位置させることで、霧状塗布とする]。
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また、スプレー塗布ヘッドよりメルトブロー塗布によるファイバー状で塗布剤を吐出することで、薄い不織布を付着した状態の着色塗布層11B′とする(図10の(3)参照)。比較的に輝度を高めることなく上部外筒10の透光性を高める。
図10の(4)に示す上部外筒10Cは、スプレー塗布による塗布層に多数の透孔Hを存在させた着色塗布層11Cとする[例えば、ネット、小孔を有するマスク板等を介在させてスプレー塗布する]。上部外筒10の透光性を高める。
以上の実施例においては、着色塗布層11を薄乳白色の着色表面としたが、他の色彩を選択することができることは、勿論である。
青色、黄色等の色彩の選択、および濃淡の選択が可能である。
青色、黄色等の色彩の選択、および濃淡の選択により、上部外筒10の透光性の度合を任意に選択できるものである。
本願発明は、石油ストーブの利用を高めることで、石油ストーブ製造産業の発展に寄与するものである。










Claims (1)

  1. 同芯配置の内炎筒と外炎筒との間で燃焼空間を形成し、該燃焼空間の下部に燃焼芯6をのぞませ、燃焼芯6より上昇する気化ガスを燃焼空間で燃焼させることで主燃焼部Aを構成し、さらに、内炎筒の上方に拡炎装置5を装備し、外炎筒の上端に支持される支持台7を設けて該支持台7の周縁で上部外筒10を支持し、該上部外筒1はその内部で拡炎装置5を包囲して2次燃焼室Bを形成して構成されるところの、石油ストーブの燃焼筒装置において、
    主燃焼部Aの上端に固定した支持台7の周辺部に環状の支持フランジ13を形成し、該支持フランジ13に上部外筒10の下端を接当させて、支持フランジ13の上方に上部外筒10を戴置するとともに、上部外筒10の上端に戴置した環状の頂面フランジ14と、前記支持フランジ13とを、3本以上の垂直支持杵15を介して固定するところの、上部外筒装着構造であって、
    上端15aが頂面フランジ14に固定されている前記垂直支持杆15の下端部を、支持フランジ13の取付孔13aを貫通させて、支持フランジ13の下面より下方へ突出させて突出固定部15bを形成し、前記突出固定部15bに固定具16を着脱自在として、
    垂直支持杆15の下端部を支持フランジ13へ着脱自在に固定することを特徴とする、石油ストーブの燃焼筒装置の上部外筒装着構造。
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