JP6049186B2 - 携帯端末を所持したユーザの滞在地を推定する装置、プログラム及び方法 - Google Patents
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Description
携帯端末毎に、基地局と通信した日時刻及びその基地局位置情報を対応付けた複数の通信履歴を蓄積した通信履歴蓄積手段と、
複数の通信履歴を、所定の時間窓(時間区間)に分割する時間窓分割手段と、
時間窓毎に、各基地局を中心とした所定範囲内の基地局の位置の重心を代表点として算出し、該代表点の数が1つとなる場合には「滞在」と判定し、そうでない場合には「移動」と判定する滞在移動判定手段と
「滞在」と判定された時間窓を収集する滞在時間窓収集手段と、
滞在時間窓収集手段によって収集された複数の時間窓における複数の代表点の重心を「滞在地」とする位置クラスタリング手段と
を有することを特徴とする。
「移動」と判定された時間窓を収集する移動時間窓収集手段と、
滞在移動判定手段によって判定された時間窓毎の「滞在」「移動」を、時間経過に沿って並べたユーザ行動履歴として導出するユーザ行動履歴推定手段と
を有することも好ましい。
滞在移動判定手段は、所定数以上の通信履歴が記録されていない時間窓については、「未判定」と判定し、
「滞在」と判定され且つ同一の滞在地に属する少なくとも2つの時間窓の間に、「未判定」とされた時間窓のみが挟まれている場合、当該未判定の時間窓も、同一の滞在地に位置するものと判定する時間クラスタリング手段を更に有する
ことも好ましい。
滞在移動判定手段は、時間窓毎に、
(S1)任意の点(基地局位置情報)を、最初の中心点とし、
(S2)中心点から、第1の閾値の半径の円に含まれる点を用いて、重心を算出し、
(S3)重心と現在の中心点との差が、第2の閾値以下であるか否かを判定し、
(S4)S3によって重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下でないと判定された場合、その重心を次の中心点として、再びS2へ戻って、重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下に収まるまで繰り返し、
(S5)S3によって重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下であると判定された場合、その重心を代表点とし、
最後に、当該時間窓について、異なる代表点が、1個の場合には「滞在」と判定し、複数個の場合には「移動」と判定する
ことも好ましい。
滞在移動判定手段は、時間窓毎に、複数の基地局位置情報に対してカーネル密度推定を用いて代表点の数が1つとなるか否かを判定することも好ましい。
位置クラスタリング手段は、
(S1)任意の点(代表点)を、最初の中心点とし、
(S2)中心点から、第1の閾値の半径の円に含まれる点を用いて、重心を算出し、
(S3)重心と現在の中心点との差が、第2の閾値以下であるか否かを判定し、
(S4)S3によって重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下でないと判定された場合、その重心を次の中心点として、再びS2へ戻って、重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下に収まるまで繰り返し、
(S5)S3によって重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下であると判定された場合、その重心を「滞在地」とする
ことも好ましい。
通信履歴蓄積手段に通信履歴を蓄積するために、
基地局識別子及び基地局位置情報を対応付けて記憶する基地局位置情報管理手段と、
携帯端末を配下に接続させる基地局から、広域無線通信網を介して、携帯端末毎における通信された日時刻及びその基地局識別子の通信履歴を収集する通信履歴収集手段と、
基地局位置情報管理手段を用いて、通信履歴毎に、基地局識別子に対応する基地局位置情報を更に対応付ける位置情報履歴生成手段と
を更に有することを特徴とする。
携帯端末毎に、基地局と通信した日時刻及びその基地局位置情報を対応付けた複数の通信履歴を蓄積した通信履歴蓄積手段と、
複数の通信履歴を、所定の時間窓(時間区間)に分割する時間窓分割手段と、
時間窓毎に、各基地局を中心とした所定範囲内の基地局の位置の重心を代表点として算出し、該代表点の数が1つとなる場合には「滞在」と判定し、そうでない場合には「移動」と判定する滞在移動判定手段と
「滞在」と判定された時間窓を収集する滞在時間窓収集手段と、
滞在時間窓収集手段によって収集された複数の時間窓における複数の代表点の重心を「滞在地」とする位置クラスタリング手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
通信設備装置は、携帯端末毎に、基地局と通信した日時刻及びその基地局位置情報を対応付けた複数の通信履歴を蓄積した通信履歴蓄積部を有し、
通信設備装置は、
複数の通信履歴を、所定の時間窓(時間区間)に分割する第1のステップと、
時間窓毎に、各基地局を中心とした所定範囲内の基地局の位置の重心を代表点として算出し、該代表点の数が1つとなる場合には「滞在」と判定し、そうでない場合には「移動」と判定する第2のステップと、
「滞在」と判定された時間窓を収集する第3のステップと、
第3のステップによって収集された複数の時間窓における複数の代表点の重心を「滞在地」とする第4のステップと
を実行することを特徴とする。
基地局位置情報管理部111は、基地局識別子と基地局位置情報とを対応付けて記憶する。
通信履歴収集部112は、携帯端末2を配下に接続させる基地局3から、携帯端末2毎における日時刻及び基地局識別子の通信履歴を収集する。
通信履歴(端末識別子、日時刻、基地局識別子)
図4における最初のログによれば、携帯端末0001は、2010年6月15日17:54:50に、基地局3と通信したことが記録されている。また、携帯端末0001は、2010年6月15日17:57:00には、基地局1と通信したことが記録されている。
位置情報履歴生成部113は、基地局位置情報管理部111を用いて、通信履歴毎に、基地局識別子に対応する基地局位置情報を更に対応付ける。その通信履歴は、通信履歴蓄積部121へ出力される。
通信履歴蓄積部121は、位置情報履歴生成部113から出力された通信履歴を蓄積する。
時間窓分割部122は、通信履歴蓄積部121から出力された複数の通信履歴を、所定の時間窓(時間区間)に分割する。時間窓は、時間幅T及びシフト幅Sによって決定される。シフト幅Sとは、開始時刻をSだけ遅らせたものである。即ち、T>Sの場合、時間窓は、T−Sだけ重畳することとなる。
滞在移動判定部123は、時間窓毎に、複数の基地局位置情報に基づく位置の確率分布が、単峰性である場合には「滞在」と判定し、そうでない場合には「移動」と判定する。「単峰性」とは、位置の確率分布が1つの山の形状をしていることを意味する。即ち、1つの時間窓(例えば20分)について、単峰性であるということは、その位置について「滞在」と判定することができる。逆に、位置の確率分布が複数の山の形状をしている場合、多峰性を意味する。1つの時間窓について、多峰性であるということは、その位置について「移動」中と判定することができる。
(S1)任意の点(位置情報)を、最初の中心点とする。
(S2)中心点から、第1の閾値(例えば2km)の半径の円に含まれる点(位置情報)を用いて、重心を算出する。
(S3)次に、重心と現在の中心点との差(変化量)が、第2の閾値(例えば100m)以下であるか否かを判定する。
(S4)S3によって偽と判定された場合、その重心を次の中心点とする。そして、再びS2へ戻り、変化量が第2の閾値以下に収まるまで繰り返す。
(S5)S3によって真と判定された場合、その重心(収束した点)を代表点とする。
そして、最後に、各時間窓について、収束した代表点の種類数が、1個の場合には「滞在」と判定し、複数個の場合には「移動」と判定する。尚、ここで、当該時間窓について、全ての代表点が第1の閾値又は第2の閾値の半径の円周領域内に収まる場合、収束した代表点の種類数が1個であるとみなすことも好ましい。
(1)時間窓1の点(35.825、139.52)に関する1回目の重心を計算する。時間窓1の点(35.825、139.52)と時間窓1に含まれるその他の点の距離はすべて2km以内であるので、その他の点すべての平均をとると(35.824、139.514)となる。
(2)時間窓1の点(35.825、139.52)に関する2回目の重心を計算する。2回目の重心計算では、中心点を(35.824、139.514)とする。中心点と時間窓1に含まれるその他の点の距離はすべて2km以内であるので、その他の点すべての平均をとると(35.824、139.514)となる。
(3)1回目と2回目の重心計算の結果は同じであるので、時間窓1の点(35.825、139.52)の代表点は(35.824、139.514)となる。
(4)時間窓1の点(35.825、139.51)に関する1回目の重心を計算する。時間窓1の点(35.825、139.510)と時間窓1に含まれるその他の点の距離はすべて2km以内であるので、その他の点すべての平均をとると(35.824、139.514)となる。
(5)時間窓1の点(35.825、139.51)に関する2回目の重心を計算する。2回目の重心計算では、中心点を(35.824、139.514)とする。中心点と時間窓1に含まれるその他の点の距離はすべて2km以内であるので、その他の点すべての平均をとると(35.824、139.514)となる。
(6)1回目と2回目の重心計算の結果は同じであるので、時間窓1の点(35.825、139.51)の代表点は(35.824、139.514)となる。
(7)時間窓1の点(35.820、139.51)に関する1回目の重心を計算する。時間窓1の点(35.820、139.510)と時間窓1に含まれるその他の点の距離はすべて2km以内であるので、その他の点すべての平均をとると(35.824、139.514)となる。
(8)時間窓1の点(35.820、139.51)に関する2回目の重心を計算する。2回目の重心計算では、中心点を(35.824、139.514)とする。中心点と時間窓1に含まれるその他の点の距離はすべて2km以内であるので、その他の点すべての平均をとると(35.824、139.514)となる。
(9)1回目と2回目の重心計算の結果は同じであるので、時間窓1の点(35.820、139.51)の代表点は(35.824、139.514)となる。
以上より、計算された代表点はいずれの点についても(35.824、139.514)であり、代表点の種類数は1であるので、時間窓1は「滞在」と判定される。
(1)時間窓3の点(35.825、139.51)に関する1回目の重心を計算する。時間窓3の点(35.825、139.510)と時間窓3に含まれるその他の点の距離を計算すると、(35.825、139.51)、(35.820、139.51)、(35.820、139.51)、(35.825、139.52)、(35.820、139.51)は2km以内であるがそれ以外は2kmを超えるので、上述の点の平均をとると(35.822、139.512)となる。
(2)時間窓3の点(35.825、139.51)に関する2回目の重心を計算する。2回目の重心計算では、中心点を(35.822、139.512)とする。中心点と時間窓3に含まれるその他の点の時間窓3に含まれるその他の点の距離を計算すると、(35.825、139.51)、(35.820、139.51)、(35.820、139.51)、(35.825、139.52)、(35.820、139.51)、は2km以内であるがそれ以外は2kmを超えるので、上述の点の平均をとると(35.822、139.512)となる。
(3)1回目と2回目の重心計算の結果は同じであるので、時間窓3の点(35.825、139.51)の代表点は(35.822、139.512)となる。
(4)時間窓3の点(35.850、139.53)に関する1回目の重心を計算する。時間窓3の点(35.850、139.530)と時間窓3に含まれるその他の点の距離を計算すると、(35.850、139.53)、(35.850、139.53)は2km以内であるがそれ以外は2kmを超えるので、上述の点の平均をとると(35.850、139.53)となる。
(5)時間窓3の点(35.850、139.53)に関する2回目の重心を計算する。2回目の重心計算では、中心点を(35.850、139.53)とする。中心点と時間窓3に含まれるその他の点の時間窓3に含まれるその他の点の距離を計算すると、(35.850、139.53)、(35.850、139.53)は2km以内であるがそれ以外は2kmを超えるので、上述の点の平均をとると(35.850、139.53)となる。
(6)1回目と2回目の重心計算の結果は同じであるので、時間窓3の点(35.850、139.53)の代表点は(35.850、139.53)となる。
(7)時間窓3のその他の点の代表点の計算は省略する。
以上より、計算された代表点は(35.822、139.512)、(35.850、139.53)(以下省略)と2以上であるため、時間窓3は「移動」と判定される。
滞在時間窓収集部124は、「滞在」と判定された時間窓の位置情報を収集する。滞在と判定された時間窓の代表点の数は1である。
位置クラスタリング部125は、「滞在」と判定された各時間窓の複数の位置情報の重心を「滞在地」とする。
移動時間窓収集部127は、「移動」と判定された時間窓の通信履歴を収集する。
時間クラスタリング部128は、「未判定」とされた時間窓が、「滞在」と判定され且つ同一の滞在地に属する少なくとも2つの時間窓の間に挟まれている場合、当該未判定時間窓も、同一の滞在地に位置するものと判定する。
ユーザ行動履歴推定部126は、位置クラスタリング部125から出力された時間窓と、移動時間窓収集部127から出力された時間窓とを、時間経過に沿ったユーザ行動履歴として導出する。
図13は、図12のユーザ行動履歴から滞在時間のみを抽出した表である。
10 通信インタフェース部
111 基地局位置情報管理部
112 通信履歴収集部
113 位置情報履歴生成部
121 通信履歴蓄積部
122 時間窓分割部
123 滞在移動判定部
124 滞在時間窓収集部
125 位置クラスタリング部
126 ユーザ行動履歴推定部
127 移動時間窓収集部
128 時間クラスタリング部
13 アプリケーション処理部
2 携帯端末、携帯電話機
3 基地局
Claims (9)
- 携帯端末を所持したユーザの滞在地を推定する装置であって、
携帯端末毎に、基地局と通信した日時刻及びその基地局位置情報を対応付けた複数の通信履歴を蓄積した通信履歴蓄積手段と、
複数の通信履歴を、所定の時間窓(時間区間)に分割する時間窓分割手段と、
前記時間窓毎に、各基地局を中心とした所定範囲内の基地局の位置の重心を代表点として算出し、該代表点の数が1つとなる場合には「滞在」と判定し、そうでない場合には「移動」と判定する滞在移動判定手段と
「滞在」と判定された時間窓を収集する滞在時間窓収集手段と、
前記滞在時間窓収集手段によって収集された複数の時間窓における複数の代表点の重心を「滞在地」とする位置クラスタリング手段と
を有することを特徴とする装置。 - 「移動」と判定された時間窓を収集する移動時間窓収集手段と、
前記滞在移動判定手段によって判定された時間窓毎の「滞在」「移動」を、時間経過に沿って並べたユーザ行動履歴として導出するユーザ行動履歴推定手段と
を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記滞在移動判定手段は、所定数以上の通信履歴が記録されていない時間窓については、「未判定」と判定し、
「滞在」と判定され且つ同一の滞在地に属する少なくとも2つの時間窓の間に、「未判定」とされた時間窓のみが挟まれている場合、当該未判定の時間窓も、前記同一の滞在地に位置するものと判定する時間クラスタリング手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 前記滞在移動判定手段は、時間窓毎に、
(S1)任意の点(基地局位置情報)を、最初の中心点とし、
(S2)中心点から、第1の閾値の半径の円に含まれる点を用いて、重心を算出し、
(S3)重心と現在の中心点との差が、第2の閾値以下であるか否かを判定し、
(S4)S3によって重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下でないと判定された場合、その重心を次の中心点として、再びS2へ戻って、重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下に収まるまで繰り返し、
(S5)S3によって重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下であると判定された場合、その重心を代表点とし、
最後に、当該時間窓について、異なる代表点が、1個の場合には「滞在」と判定し、複数個の場合には「移動」と判定する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。 - 前記滞在移動判定手段は、時間窓毎に、複数の基地局位置情報に対してカーネル密度推定を用いて代表点の数が1つとなるか否かを判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記位置クラスタリング手段は、
(S1)任意の点(代表点)を、最初の中心点とし、
(S2)中心点から、第1の閾値の半径の円に含まれる点を用いて、重心を算出し、
(S3)重心と現在の中心点との差が、第2の閾値以下であるか否かを判定し、
(S4)S3によって重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下でないと判定された場合、その重心を次の中心点として、再びS2へ戻って、重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下に収まるまで繰り返し、
(S5)S3によって重心と現在の中心点との差が第2の閾値以下であると判定された場合、その重心を「滞在地」とする
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の前記装置は、基地局と広域無線通信網を介して接続した通信設備装置であり、
前記通信履歴蓄積手段に通信履歴を蓄積するために、
基地局識別子及び基地局位置情報を対応付けて記憶する基地局位置情報管理手段と、
携帯端末を配下に接続させる基地局から、広域無線通信網を介して、携帯端末毎における通信された日時刻及びその基地局識別子の通信履歴を収集する通信履歴収集手段と、
前記基地局位置情報管理手段を用いて、前記通信履歴毎に、前記基地局識別子に対応する基地局位置情報を更に対応付ける位置情報履歴生成手段と
を更に有することを特徴とする装置。 - 装置に搭載されたコンピュータを、携帯端末を所持したユーザの滞在地を推定するように機能させるプログラムであって、
携帯端末毎に、基地局と通信した日時刻及びその基地局位置情報を対応付けた複数の通信履歴を蓄積した通信履歴蓄積手段と、
複数の通信履歴を、所定の時間窓(時間区間)に分割する時間窓分割手段と、
前記時間窓毎に、各基地局を中心とした所定範囲内の基地局の位置の重心を代表点として算出し、該代表点の数が1つとなる場合には「滞在」と判定し、そうでない場合には「移動」と判定する滞在移動判定手段と
「滞在」と判定された時間窓を収集する滞在時間窓収集手段と、
前記滞在時間窓収集手段によって収集された複数の時間窓における複数の代表点の重心を「滞在地」とする位置クラスタリング手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 携帯端末を所持したユーザの滞在地を推定する通信設備装置のユーザ滞在地推定方法であって、
前記通信設備装置は、携帯端末毎に、基地局と通信した日時刻及びその基地局位置情報を対応付けた複数の通信履歴を蓄積した通信履歴蓄積部を有し、
前記通信設備装置は、
複数の通信履歴を、所定の時間窓(時間区間)に分割する第1のステップと、
前記時間窓毎に、各基地局を中心とした所定範囲内の基地局の位置の重心を代表点として算出し、該代表点の数が1つとなる場合には「滞在」と判定し、そうでない場合には「移動」と判定する第2のステップと、
「滞在」と判定された時間窓を収集する第3のステップと、
第3のステップによって収集された複数の時間窓における複数の代表点の重心を「滞在地」とする第4のステップと
を実行することを特徴とするユーザ滞在地推定方法。
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