JP6046343B2 - ドライブレコーダ - Google Patents

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本発明はドライブレコーダに関する。
一般的なドライブレコーダは、車両に搭載されて用いられ、事故発生等に伴う衝撃を記録トリガ(即ち、記録条件)として、交通事故等の異常が発生した時点の前後の時間帯における車両前方を撮影した画像データを記録する。ドライブレコーダは、当該記録トリガの判定をするために、加速度センサにより測定される車両の加速度の値を取得する手段を備えている。
加速度センサは、取付け対象の加速度を検知して出力する。一般に、加速度センサの出力値は、周囲温度によって変動する。このため、周囲温度の値が大きく変化する環境下では、加速度を正確に測定できない場合がある。これに対して、加速度センサの周囲温度の値を測定し、測定した周囲温度の値に応じて加速度センサによる出力値を補正するための装置が提案されている(特許文献1参照。)。
特開2009―25012号公報
特許文献1に記載の装置では、加速度センサを測定対象に取付ける前に、加速度センサの出力値と周囲温度との関係を表した標準的な基準温度特性データを予め記憶しておき、当該基準温度特性データを参照して加速度センサの出力値の補正値を算出する。
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、加速度センサを測定対象に取付ける前に基準温度特性データを記憶させる作業が必要であり、この作業は作業者の負担となる虞があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者の負担を軽減可能なドライブレコーダを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るドライブレコーダは、下記(1)を特徴としている。
(1) 加速度センサにより出力される出力信号に基づく車両の加速度情報を取得する加速度取得手段と、
温度センサにより出力される出力信号に基づく周囲温度情報を取得する周囲温度取得手段と、
車両の速度が略零である状態において0点補正用の入力信号を受け付けたとき、前記加速度取得手段により取得される前記加速度センサの出力値を0点補正時出力値として取得する0点補正時出力値取得手段と、
前記車両の速度が略零であると判定されている間においてのみ、前記加速度取得手段により取得される前記加速度センサの出力値と前記取得された0点補正時出力値とに基づいて停車状態におけるオフセット値である参照用オフセット値を算出すると共に、前記周囲温度取得手段により参照用周囲温度の値を取得し、前記算出された参照用オフセット値と前記取得された参照用周囲温度の値とを対応付けた温度補正データを、所定の時間間隔で蓄積して記憶する記憶部と、
前記加速度取得手段により取得される前記加速度センサの出力値と前記取得された0点補正時出力値とに基づいて前記オフセット値である算出用オフセット値を算出すると共に、前記周囲温度取得手段により算出用周囲温度の値を取得し、前記記憶部に記憶されている前記温度補正データのうち、前記参照用周囲温度の値が前記算出用周囲温度の値と同一と看做せる前記温度補正データの中で、最も出現頻度の高い前記参照用オフセット値を温度補正値とし、前記算出用オフセット値を前記温度補正値に基づいて補正して、前記補正された算出用オフセット値に基づいて、補正後の加速度の値を算出する演算部と、
を備えること。
上記(1)の構成のドライブレコーダは、蓄積して記憶した温度補正データから温度補正を抽出し、算出用オフセット値を当該温度補正に基づいて補正して、補正された算出用オフセット値に基づいて、補正後の加速度の値を算出する。
本発明のドライブレコーダによれば、作業者の負担を軽減可能なドライブレコーダを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るドライブレコーダのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図2は、周囲温度ごとに作成されるヒストグラムを例示した図である。
本発明のドライブレコーダ100に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
本実施形態のドライブレコーダ100は、車両内部に設置されて車両の速度や加速度、車両前方の画像等の運行状況データを取得し、事故発生等に伴う衝撃を記録トリガ(即ち、記録条件)として、交通事故等の異常が発生した時点の前後の時間帯における車両前方の画像データを記録するものである。
図1は、本実施形態に係るドライブレコーダ100のハードウェアの構成例を示す図である。ドライブレコーダ100は、マイクロコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、外部記憶媒体104、カメラ105、加速度センサ106、速度センサ107、及び温度センサ108、を備えている。これらのうち、マイクロコンピュータ101、ROM102、RAM103、加速度センサ106、及び温度センサ108は、ドライブレコーダ100が有する筐体(図示せず。)の内部に配置されている。
マイクロコンピュータ101は、予め用意されたROM102に記憶されたプログラムをRAM103に書き込まれた各種データを参照して実行し、ドライブレコーダ100の機能を実現するために必要な様々な処理を行う。
ROM102は、読み取り専用のメモリであり、マイクロコンピュータ101が実行すべきプログラムや必要なデータを予め保持している。例えば、ROM102には、マイクロコンピュータ101が後述する0点補正処理を実行するためのプログラムが格納されている。
RAM103は、データの読み書きが自在のメモリであり、一時的に使用する各種データを保持するために利用される。例えば、RAM103には、カメラ105から受け付けた画像データ、加速度センサ106から受け付けた加速度データ、及び速度センサ107から受け付けた速度データからなる運行状況データが格納される。また、RAM103には、後述する0点補正時の加速度センサ106の出力値Vb、温度補正データ等が格納される。
外部記憶媒体104は、例えばメモリカード等であり、ドライブレコーダ100に着脱自在に接続され、運行状況データ等を記録可能に構成されている。また、外部記憶媒体104は、例えば事務所システムが備える外部機器(PC等、図示せず。)に着脱自在に取付けられる。これにより、本実施形態に係るドライブレコーダ100は、外部機器に対して外部記憶媒体104を介して運行状況データを伝達する。ドライブレコーダ100の運用時には、外部記憶媒体104はドライブレコーダ100に接続されている。
カメラ105は、例えば車両室内のインストルメントパネル上部に設置され、車両前方(進行方向)の画像を撮影して画像データをマイクロコンピュータ101に出力する。
加速度センサ106は、車両の加速度の大きさを検知し、検知した加速度の大きさに対応した電圧(V)の値をマイクロコンピュータ101に出力する。マイクロコンピュータ101は、加速度センサ106から受け付けた出力値Vaに基づいて、運行状況データとして記録する、或いは記録トリガとして利用する加速度の値を算出する。この算出時におけるマイクロコンピュータ101の処理の詳細については後述する。
速度センサ107は、後輪(駆動輪)に設置され、例えば後輪のトランスミッション回転数に応じた数のパルス信号を発生して車両の速度を検知し、検知した速度の値をマイクロコンピュータ101に出力する。
温度センサ108は、周囲温度T(℃)としてドライブレコーダ100の筐体の近傍、即ち加速度センサ106の近傍の温度を測定し、測定した周囲温度Tの値をマイクロコンピュータ101に出力する。
以下では、本実施形態に係るドライブレコーダ100の具体的な動作について説明する。
まず、本実施形態に係るドライブレコーダ100の基本的な動作及び当該動作の際にマイクロコンピュータ101が実行する処理について説明する。ドライブレコーダ100の運用時には、マイクロコンピュータ101は、カメラ105から画像データを受け付ける度に当該画像データをRAM103に逐次書き込み、記録した時刻から所定の時間経過したものは順次削除して、所定の時間分の画像データをRAM103に保持させる。また、加速度センサ106から受け付けた出力値Vaに基づいて算出した加速度の値から記録トリガが発生したか否かを判定し、記録トリガが発生した場合には、RAM103に保持されている画像データを外部記憶媒体104に書き込む。外部記憶媒体104に格納された画像データは、事務所システムの外部機器により読み出されて、交通事故等の異常が発生した時点の前後の時間帯における車両の情報として利用される。
次に、本実施形態に係るドライブレコーダ100の取付け時に作業者が行う作業及び当該作業に伴ってマイクロコンピュータ101が実行する処理について説明する。作業者は、ドライブレコーダ100を車両の所定の位置に取り付けた後、車両の速度が略零である停車状態において、ドライブレコーダ100に備えられている0点補正スイッチ(図示せず。)を押下して、加速度センサからの出力値の0点補正を行う。
マイクロコンピュータ101は、0点補正スイッチからの入力信号を受け付けると、0点補正処理を実行する。この0点補正処理において、マイクロコンピュータ101は、加速度センサ106の取り付け角度、及び重力加速度の値等に基づいて、停車状態における加速度センサ106の出力値Vbを算出する。マイクロコンピュータ101は、停車状態における加速度センサ106の出力値Vbを0点補正時の出力値VbとしてRAM103に記録させる。尚、この0点補正処理においてマイクロコンピュータ101が出力値Vbを算出するために行う演算の詳細については、例えば特許文献1を参照されたい。
以下では、本実施形態に係るドライブレコーダ100の運用時において、マイクロコンピュータ101が加速度センサ106から受け付けた出力値Vaに基づいて記録トリガとして利用する加速度の値を算出する際の処理について説明する。
加速度センサ106の周囲の温度が常に一定である環境下では、加速度センサ106の出力値Vaから0点補正時の出力値Vbを減算して0点補正後の値(オフセット値と称する場合がある)Vcを算出し、当該オフセット値Vcを加速度の値に変換すれば現在の加速度の値を正確に算出できる。しかしながら、前述したように、加速度センサ106から出力される電圧値は、加速度センサ106の周囲の温度によって変動する。
このため、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、マイクロコンピュータ101は、オフセット値VcをRAM103に保持されている温度補正データに基づいて更に補正して補正後のオフセット値Vdを算出し、当該補正後のオフセット値Vdを加速度の値に変換して現在の加速度の値を算出する。以下では、オフセット値Vcを温度補正データに基づいて補正する際の処理について、温度補正データの収集処理と収集した温度補正データに基づく補正処理に分けて更に詳細に説明する。収集処理と補正処理は異なる処理であり、マイクロコンピュータ101はこれらの処理を並行して実行する。
(収集処理)
ドライブレコーダ100の運用時には、マイクロコンピュータ101は、加速度センサ106からの出力値Vaを受け付ける度に、速度センサ107から受け付けた車両の速度の値が所定の値以下であるか否かを判定する。判定の結果、車両の速度が所定の値以上である、即ち車両が停車していないと判定した場合には、マイクロコンピュータは収集処理を終了する。一方、判定の結果、車両の速度が所定の値以下である、即ち車両が停車していると判定した場合には、まず、RAM103に格納されている0点補正時の出力値Vbを参照して、加速度センサ106からの出力値Vaから0点補正時の出力値Vbを減算して、停車状態におけるオフセット値である参照用オフセット値Vc1を算出する。次に、参照用オフセット値Vc1の取得時の周囲温度である参照用周囲温度T1の値を温度センサ108から取得し、参照用オフセット値Vc1と参照用周囲温度T1の値とを対応付けた温度補正データを、所定の時間間隔で、例えば1秒ごとに、RAM103に蓄積して記憶させる。
マイクロコンピュータ101は、この温度補正データを、図2に示すような、参照用周囲温度T1について所定の温度間隔で作成されるヒストグラム形式でRAM103に書き込む。図2に示すように、当該ヒストグラムは、階級が参照用オフセット値Vc1を1mVごとに区切ったものであり、度数が当該階級に属するデータの個数であるヒストグラムである。即ち、当該ヒストグラムは、特定の参照用周囲温度T1における参照用オフセット値Vc1の出現頻度を表す。図2では、参照用周囲温度T1の温度間隔を1℃としてヒストグラムを作成している。また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、各階級の中間値を各階級の階級値と設定している。
例えば、図2に符号201で示すヒストグラムは、参照用周囲温度T1が24℃≦T1<25℃である場合のヒストグラムを例示したものである。各階級を比較すると、参照用オフセット値Vc1に関して、1mV〜2mVの階級が最も出現頻度が高くなっている。このことから、最も出現頻度が高い階級の階級値が1.5mVと算出される。
(補正処理)
ドライブレコーダ100の運用時には、マイクロコンピュータ101は、加速度センサ106からの出力値Vaを受け付けると、まず、RAM103に格納されている0点補正時の出力値Vbを参照して、加速度センサ106からの出力値Vaから0点補正時の出力値Vbを減算して算出用オフセット値Vc2を算出する。次に、算出用オフセット値Vc2の取得時の周囲温度である算出用周囲温度T2の値を温度センサ108から取得する。その後、RAM103に格納されているヒストグラムのうち参照用周囲温度T1が算出用周囲温度T2と同一と看做せる、すなわち、参照用周囲温度T1に算出用周囲温度T2が含まれるヒストグラムを参照して、当該ヒストグラムにおいて参照用オフセット値Vc1に関して最も出現頻度が高い階級の階級値を温度補正値Veとして算出する。その後、算出用オフセット値Vc2から温度補正値Veを減算して補正し、補正後のオフセット値Vdを算出する。その後、当該補正後のオフセット値Vdを加速度の値に変換して現在の加速度の値を算出する。
以上の処理により、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、マイクロコンピュータ101は記録トリガの判定に利用する現在の加速度の値を算出する。
以下では、本実施形態に係るドライブレコーダ100の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係るドライブレコーダ100は、加速度センサ106により出力される出力値Vaに基づく車両の加速度情報であるオフセット値Vcを取得する加速度取得手段と、温度センサ108により出力される出力信号に基づく周囲温度情報である周囲温度Tの値を取得する周囲温度取得手段と、車両の速度が略零である停車状態において、参照用オフセット値Vc1と参照用周囲温度T1の値とを対応付けた温度補正データを、所定の時間間隔で蓄積して記憶するRAM103と、算出用オフセット値Vc2と算出用周囲温度T2の値とを受け付け、RAM103に記憶されている温度補正データのうち、参照用周囲温度T1が算出用周囲温度T2と同一と看做せる温度補正データの中で、最も出現頻度の高い参照用オフセット値Vc1を温度補正値Veとし、算出用オフセット値Vc2を温度補正値Veに基づいて補正して、補正後の加速度の値Vdを算出するマイクロコンピュータ101と、を備える。
これにより、本実施形態に係るドライブレコーダ100は、蓄積して記憶した温度補正データから温度補正値Veを抽出し、算出用オフセット値Vc2の値を当該温度補正値Veに基づいて補正して、補正後の加速度の値Vdを算出する。
この結果、本実施形態に係るドライブレコーダ100は、従来技術のように、加速度センサの出力値と周囲温度との関係を表した標準的な基準温度特性データを予め記憶しておく必要がない。したがって、作業者の負担を軽減可能なドライブレコーダを提供できる。
また、加速度センサには個体差があり、加速度センサの出力値と周囲温度との関係は各加速度センサによって異なる。このため、従来技術のように単一の基準温度特定データを使用して温度補正を行うと、加速度センサの個体差に起因する計測誤差が生じる虞がある。この点に関して、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、各ドライブレコーダ100に固有の加速度センサから取得した出力値のみを使用して温度補正を行なっている。このため、個体差に起因する計測誤差を排除することができ、計測精度を向上させることができる。
また、加速度センサは経年変化により出力値が変化する。即ち、使用開始後、時間が経過するにつれて加速度センサの出力値と周囲温度との関係は変化する。このため、従来技術のように使用開始時に設定した基準温度特定データを使用して温度補正を行うと、経年変化に起因する計測誤差が生じる虞がある。この点に関して、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、使用開始後、常に新たな測定データを取得し、当該データを使用して温度補正を行なっている。このため、経年変化に起因する計測誤差を排除することができ、計測精度を向上させることができる。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、マイクロコンピュータ101は、加速度センサ106が検知した加速度の大きさに対応した電圧の値を、出力信号として加速度センサ106から受け付けて加速度情報を取得する構成としたが、ドライブレコーダ100が加速度センサ106との接続用のインタフェースを更に備え、マイクロコンピュータ101は、当該インタフェースが加速度センサ106からの出力信号を加速度の値に変換した信号を、当該インタフェースを介して加速度センサ106から受け付けて加速度情報を取得する構成としてもよい。この点は、温度センサ108についても同様であり、マイクロコンピュータ101が温度センサ108から周囲温度情報を取得可能な構成であればよい。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、加速度センサ106はドライブレコーダの筐体内に配置されている構成としたが、車両の加速度の変化を適切に検知可能な位置に配置されていればよい。例えば、車体に取り付けられる構成としてもよい。この点は、温度センサ108についても同様であり、周囲温度が適切に測定可能であれば、任意の位置に配置可能である。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、温度センサ108は、ドライブレコーダ100の筐体内に配置され、周囲温度Tとしてドライブレコーダ100の筐体の近傍の温度を測定して加速度センサ106の周囲温度を測定する構成としたが、周囲温度Tは加速度センサ106の外気温に対応して変化する温度であればよく、周囲温度Tとして車両内の気温を用いる構成としてもよい。例えば、加速度センサ106がドライブレコーダ100の筐体内以外に配置されている場合には、加速度センサ106の配置位置に対応した位置に配置されて加速度センサ106の近傍の温度を測定してもよいし、加速度センサ106の配置に関わらず車内に配置されて車内の気温を測定してもよい。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、0点補正処理を実行してオフセット値Vcを算出する構成としたが、加速度センサ106の出力信号に基づいて現在の加速度情報を取得可能であれば、必ずしも0点補正によりオフセット値Vcを算出する必要はない。例えば、マイクロコンピュータ101は、加速度センサ106から受け付けた出力信号それ自体と周囲温度Tの値とを対応付けたデータを温度補正データとして使用してもよい。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、温度補正データをヒストグラム形式でRAM103に格納する構成としたが、単純なデータ列としてRAM104に格納し、補正処理において参照する際にマイクロコンピュータ101が当該データ列に基づいて適宜ヒストグラムを作成する構成としてもよい。また、図2におけるヒストグラムは例示であり、階級の区分は任意に設定可能であるし、周囲温度Tの温度間隔も任意に設定可能である。
100 ドライブレコーダ
101 マイクロコンピュータ
102 ROM
103 RAM
104 外部記憶媒体
105 カメラ
106 加速度センサ
107 速度センサ
108 温度センサ
201 ヒストグラム

Claims (1)

  1. 加速度センサにより出力される出力信号に基づく車両の加速度情報を取得する加速度取得手段と、
    温度センサにより出力される出力信号に基づく周囲温度情報を取得する周囲温度取得手段と、
    車両の速度が略零である状態において0点補正用の入力信号を受け付けたとき、前記加速度取得手段により取得される前記加速度センサの出力値を0点補正時出力値として取得する0点補正時出力値取得手段と、
    前記車両の速度が略零であると判定されている間においてのみ、前記加速度取得手段により取得される前記加速度センサの出力値と前記取得された0点補正時出力値とに基づいて停車状態におけるオフセット値である参照用オフセット値を算出すると共に、前記周囲温度取得手段により参照用周囲温度の値を取得し、前記算出された参照用オフセット値と前記取得された参照用周囲温度の値とを対応付けた温度補正データを、所定の時間間隔で蓄積して記憶する記憶部と、
    前記加速度取得手段により取得される前記加速度センサの出力値と前記取得された0点補正時出力値とに基づいて前記オフセット値である算出用オフセット値を算出すると共に、前記周囲温度取得手段により算出用周囲温度の値を取得し、前記記憶部に記憶されている前記温度補正データのうち、前記参照用周囲温度の値が前記算出用周囲温度の値と同一と看做せる前記温度補正データの中で、最も出現頻度の高い前記参照用オフセット値を温度補正値とし、前記算出用オフセット値を前記温度補正値に基づいて補正して、前記補正された算出用オフセット値に基づいて、補正後の加速度の値を算出する演算部と、
    を備えることを特徴とするドライブレコーダ。
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