JP6045794B2 - 電子内視鏡システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子内視鏡から出力される内視鏡画像をモニタに表示する電子内視鏡システムであって、特に、画像処理された内視鏡画像を複数のモニタに同時に表示する電子内視鏡システムに関する。
内視鏡の挿入管の先端部に対物光学系及び撮像素子を内蔵した電子内視鏡と、該電子内視鏡から出力される映像信号を処理してモニタに表示可能なビデオ信号を生成する電子内視鏡用プロセッサとを備えた電子内視鏡システムが、体腔内の診断等に広く利用されている。
電子内視鏡システムにおいては、モニタに表示される内視鏡画像を見やすくするために、電子内視鏡用プロセッサによって擬似色素散布処理やエンハンス処理(輪郭強調処理)等の画像処理が行われている(例えば、特許文献1)。また、術者を支援するために電子内視鏡システムを操作するオペレータや手術を見学する見学者も内視鏡画像を見ることができるように、内視鏡画像を複数のモニタに表示可能な電子内視鏡システムも知られている(例えば、特許文献2)。
特開2003−10113号公報 特開2007−307018号公報
擬似色素散布処理やエンハンス処理等の画像処理を行うと、被写体である胃内壁や大腸内壁の微妙な凹凸を観察し易くなり、また、ぼやけた画像からでも鮮鋭感の高い画像を得ることが可能となる等の点で有効であるが、一方で画像処理の効果が強すぎると却って画像を見難くするため、画像処理の各種パラメータ(例えば、輪郭強調の度合い、ブライトネス、色調)はユーザの好みに応じて調整できるように構成することが望ましい。また、特許文献2に記載の構成は、内視鏡画像を複数のモニタに同時に表示するものであるが、一般に、術者は薄暗い環境下で内視鏡画像を見るのに対し、オペレータや見学者は比較的明るい環境下で内視鏡画像を見ることとなるため、それぞれの環境に応じて画像処理パラメータを調整したいとの要望もある。従って、特許文献2のように、内視鏡画像を複数のモニタに同時に表示する場合においては、各モニタに表示される画像の画像処理パラメータを各ユーザの好みに応じて独立して調整できるように構成することが好ましい。
各モニタに表示される画像の画像処理パラメータを独立して調整する構成としては、各画像に対して画像処理回路を設けること等が考えられるが、画像処理パラメータには、ブライトネス調整や調光処理など照射光の光量に直接影響を与えるパラメータ(すなわち、電子内視鏡システム全体に影響を与えるパラメータ)も含まれ、完全に独立させることは難しい。従って、このような構成の場合、一方のユーザ(例えば、オペレータや見学者)側で画像処理パラメータが変更されたことを、他方のユーザ(例えば、術者)側で認識できるように構成することが望ましいが、手技中に手技に無関係の情報を受け取ることは術者にとっては煩わしく、手技に集中できないといった問題も生じる。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、複数のモニタに同時に表示される内視鏡画像のそれぞれについて、ユーザの好みに応じた画像処理パラメータの調整を可能とし、かつ、画像処理パラメータが変更されたときの情報をユーザの求めに応じて発信することが可能な電子内視鏡システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の電子内視鏡システムは、先端部に固体撮像素子を備え該固体撮像素子から得られる信号を映像信号として出力する電子内視鏡と、映像信号から画像を取得し該画像に所定の画像処理を行って第1ビデオ信号として出力する第1画像処理回路と、映像信号から画像を取得し該画像に所定の画像処理を行って第2ビデオ信号として出力する第2画像処理回路と、第1ビデオ信号に基づいて第1内視鏡画像を表示する第1モニタと、第2ビデオ信号に基づいて第2内視鏡画像を表示する第2モニタと、第1のユーザからの入力を受け付け該入力に基づいて第1画像処理回路の画像処理パラメータを変更する第1パラメータ変更手段と、第2のユーザからの入力を受け付け該入力に基づいて第2画像処理回路の画像処理パラメータを変更する第2パラメータ変更手段と、第1画像処理回路又は第2画像処理回路の画像処理パラメータが変更されたことを検知し、検知信号を生成するパラメータ変更検知手段と、検知信号を受信したときに画像処理パラメータが変更されたことを第1のユーザへ報知する第1報知手段と、検知信号を受信したときに画像処理パラメータが変更されたことを第2のユーザへ報知する第2報知手段と、を備え、パラメータ変更検知手段は、検知信号を第1報知手段及び第2報知手段に送信するか否かを規定する送信先情報を有し、該送信先情報に基づいて第1報知手段及び第2報知手段に検知信号を送信することを特徴とする。
このような構成によれば、第1及び第2モニタに表示される第1及び第2内視鏡画像のそれぞれについて、ユーザの好みに応じた画像処理パラメータの調整が可能となり、また、画像処理パラメータが変更されたことの情報をユーザの求めに応じて報知することが可能となる。
また、パラメータ変更検知手段は、第1のユーザ又は第2のユーザからの入力を受け付け、該入力に基づいて送信先情報を生成するように構成してもよい。
また、パラメータ変更検知手段は、第1のユーザ又は第2のユーザからの入力を受け付け、該入力に基づいて第1のユーザ及び第2のユーザの使用者情報を生成し、該使用者情報に基づいて送信先情報を生成するように構成してもよい。このような構成によれば、使用者情報のみ設定すれば、送信先情報が自動で生成されるため、効率よく送信先情報を生成することができる。
また、送信先情報は、第1画像処理回路の画像処理パラメータが変更されたときと、第2画像処理回路の画像処理パラメータが変更されたときのそれぞれについて、第1報知手段へ検知信号を送信するか否か、及び、第2報知手段へ検知信号を送信するか否かをそれぞれ規定したものであることが好ましい。
また、検知信号は、テキストデータであり、第1報知手段は、第1画像処理回路を制御し、映像信号から取得した画像にテキストデータを重畳し、第2報知手段は、第2画像処理回路を制御し、映像信号から取得した画像にテキストデータを重畳する構成としてもよい。
また、検知信号は、音声データであり、第1報知手段及び第2報知手段は、音声データを再生する再生手段で構成してもよい。
また、第1画像処理回路及び第2画像処理回路の画像処理パラメータのそれぞれは、電子内視鏡から出射される照明光の光量を調節するための調光パラメータを含み、第1パラメータ変更手段及び第2パラメータ変更手段は、調光パラメータが変更されたとき、第1画像処理回路の調光パラメータ及び第2画像処理回路の調光パラメータをそれぞれ変更することが好ましい。
以上のように、本発明によれば、同時に表示される複数の内視鏡画像のそれぞれについて、ユーザの好みに応じた画像処理パラメータの調整を可能とし、かつ、画像処理パラメータが変更されたときの情報をユーザの求めに応じて発信することが可能な電子内視鏡システムが提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る電子内視鏡システムのブロック図である。 図2は、本実施形態のOSDメッセージ表示設定画面の一例を示す図である。 図3は、本実施形態の電子内視鏡システムで実行される画像処理パラメータ変更処理のフローチャートである。 図4は、本実施形態の画像処理設定画面の一例を示す図である。 図5は、本実施形態の変形例の映像使用者設定画面を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施形態の電子内視鏡システムのブロック図である。図1に示すように、本実施形態の電子内視鏡システム1は、電子内視鏡100と、プロセッサ200と、モニタ300とから構成される電子内視鏡装置10と、PC(Personal Computer)500と、キーボード510と、モニタ520とから構成される外部装置20とを有する。外部装置20は、電子内視鏡装置10と接続されており、映像信号を受信すると共に、電子内視鏡装置10の各種設定を変更できるように構成されている。なお、本実施形態においては、電子内視鏡装置10は、主に術者によって操作され、外部装置20は、術者を支援するオペレータや手術を見学する見学者によって操作されるものである。例えば、オペレータは、術者からの指示に従って外部装置20を操作し、電子内視鏡装置10から出力される映像信号を静止画又は動画で記録したり、患者情報や観察記録等の情報の入力を行ったりする。以下、本明細書においては、外部装置20を操作するオペレータや見学者を「オペレータ等」と称する。
プロセッサ200は、システムコントローラ202、タイミングコントローラ204を有している。システムコントローラ202は、電子内視鏡システム1を構成する各要素を制御する。タイミングコントローラ204は、信号の処理タイミングを調整するクロックパルスを電子内視鏡装置10内の各種回路に出力する。
ランプ208は、ランプ電源イグナイタ206による始動後、白色光を出射する。ランプ208には、キセノンランプ、ハロゲンランプ、水銀ランプ、メタルハライドランプ等の高輝度ランプが適している。ランプ208から出射された照明光は、集光レンズ210によって集光されつつ、絞り212を介して適正な光量に制限されて、LCB(Light Carrying Bundle)102の入射端に入射する。
絞り212には、図示省略されたアームやギヤ等の伝達機構を介してモータ214が機械的に連結している。モータ214は例えばDCモータであり、ドライバ216の制御下で駆動する。絞り212は、モニタ300及びモニタ520に表示される映像を適正な明るさにするため、モータ214の駆動によって開度が変化するように構成されており、ランプ208から出射された照明光の光量を開度に応じて制限する。適正とされる映像の明るさの基準は、電子内視鏡装置10のユーザ(すなわち、術者)によるフロントパネル218の輝度調節操作又は外部装置20のユーザ(すなわち、オペレータ等)によるキーボード510の操作に応じて設定変更される。なお、ドライバ216を制御して輝度調整を行う調光回路は周知の回路であり、本明細書においては省略することとする。
LCB102の入射端に入射した照明光は、LCB102内を、全反射を繰り返すことによって伝播する。LCB102内を伝播した照明光は、電子スコープ100の先端に配されたLCB102の出射端から出射する。LCB102の出射端から出射した照明光は、配光レンズ104を介して被写体を照明する。被写体からの反射光は、対物レンズ106を介して固体撮像素子108の受光面上の各画素で光学像を結ぶ。
固体撮像素子108は、IR(InfraRed)カットフィルタ108a、ベイヤ配列カラーフィルタ108bの各種フィルタが受光面前面に配置された単板式カラーCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサであり、受光面上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して、R、G、Bの各色に応じた撮像信号に変換する。変換された撮像信号は、ドライバ信号処理回路112に入力されAD変換、信号増幅等の処理後、信号処理回路220に出力される。なお、固体撮像素子108は、CMOSイメージセンサに限らず、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサであってもよい。
ドライバ信号処理回路112は、メモリ114にアクセスして電子スコープ100の固有情報を読み出す。電子スコープ100の固有情報には、例えば固体撮像素子108の画素数や感度、対応可能なレート、型番等が含まれる。ドライバ信号処理回路112は、メモリ114から読み出した固有情報をシステムコントローラ202に出力する。
システムコントローラ202は、電子スコープ100の固有情報に基づいて各種演算を行い、制御信号を生成する。システムコントローラ202は、生成された制御信号を用いて、プロセッサ200に接続中の電子スコープに適した処理がなされるようにプロセッサ200内の各種回路の動作やタイミングを制御する。また、システムコントローラ202には、フロントパネル218及びフットスイッチ400が接続されている。フロントパネル218は、例えば、タッチパネルスクリーンであり、システムコントローラ202の制御の下、後述するように、電子内視鏡装置10の各種設定値を変更するためのメニュー表示等を行うと共に、術者による入力操作を受け付ける。フロントパネル218に術者からの入力があった場合には、システムコントローラ202は入力された内容に応じて各種設定値の変更処理等(例えば、画像処理パラメータ設定の変更処理)を実行する。また同様に、フットスイッチ400に入力があると、システムコントローラ202は、フットスイッチ400の入力に応じた処理(すなわち、フットスイッチ400に予め割り当てられた機能(例えば、送気/送水機能、画像処理パラメータ設定の変更機能)を実行するための処理)を行う。なお、本実施形態の電子内視鏡100には、操作ボタン120が備えられており、術者による操作ボタン120の操作は、ドライバ信号処理回路112を介してシステムコントローラ202によって検出されるように構成されている。すなわち、電子内視鏡100の操作ボタン120は、フットスイッチ400と同様、入力装置として機能するものであり、操作ボタン120に入力があると、システムコントローラ202は、操作ボタン120に予め割り当てられた機能(例えば、画像キャプチャ機能、画像処理パラメータ設定の変更機能)を実行するための処理を行う。
タイミングコントローラ204は、システムコントローラ202によるタイミング制御に従って、ドライバ信号処理回路112にクロックパルスを供給する。ドライバ信号処理回路112は、タイミングコントローラ204から供給さるクロックパルスに従って、固体撮像素子108をプロセッサ200側で処理される映像のフレームレートに同期したタイミングで駆動制御する。
信号処理回路220は、第1画像処理回路222、第2画像処理回路224及びOSD(On-Screen Display)回路226を備えている。信号処理回路220は、ドライバ信号処理回路112から出力されるデジタルの画像データを不図示の画像メモリに記憶する。第1画像処理回路222及び第2画像処理回路224は、それぞれ、画像メモリに記憶された画像データを所定の(すなわち、モニタ300の水平及び垂直同期周波数に対応した)タイミングで読み出し、読み出した画像データに所定の画像処理(例えば、後述する輪郭強調処理など)を行い、画像処理が行われた後の画像データを、OSD回路226に出力する。OSD回路226は、第1画像処理回路222及び第2画像処理回路224から出力される、画像処理が行われた後の画像データに対して、文字や記号等の情報(以下、「文字情報」という。)を重畳し、所定の形式のビデオ信号(例えば、NTSC形式)に変換した上で、モニタ300及び外部装置20のPC500に出力する。この結果、モニタ300には、第1画像処理回路222によって画像処理された内視鏡画像(以下、「第1映像IM1」という。)が表示される。
PC500は、ビデオキャプチャボード(不図示)を備えており、OSD回路226から入力される画像データをキャプチャし、モニタ520に出力する。この結果、モニタ520には、第2画像処理回路224によって画像処理された内視鏡画像(以下、「第2映像IM2」という。)が表示される。また、PC500は、電子内視鏡装置10のシステムコントローラ202と、LAN(Local Area Network)ケーブルやシリアルケーブル等を介して接続されており、オペレータ等がキーボード510を操作することによりシステムコントローラ202と通信し、モニタ520には、電子内視鏡装置10の各種設定値を変更するための操作画面が表示される。そして、オペレータ等がキーボード510を操作することにより、モニタ520に表示される操作画面を操作すると、システムコントローラ202は入力された内容に応じて各種設定値の変更処理等を実行する。
このように、本実施形態においては、第1映像IM1及び第2映像IM2は、モニタ300及びモニタ520上にそれぞれ別々に表示される。そして、第1映像IM1及び第2映像IM2の画像処理の設定値(すなわち、画像処理パラメータ)は、後述する画像処理パラメータ変更処理によって、それぞれ独立して変更することが可能に構成されている。また、本実施形態においては、第1映像IM1又は第2映像IM2の画像処理パラメータが変更された場合、システムコントローラ202がOSD回路226を制御し、変更された画像処理パラメータの内容が文字情報として、第1映像IM1及び第2映像IM2に重畳されるように構成されている。このため、術者及びオペレータ等は、互いに他のユーザによる画像処理パラメータの変更を認識することができる。しかし、画像処理パラメータが変更される度に、その内容が第1映像IM1及び第2映像IM2に重畳されると、場合によっては、重畳される文字情報によって観察中の注目部位が隠れてしまい、煩わしく感じることがあるため、本実施形態においては、各画像処理パラメータの変更内容の表示/非表示を、各ユーザに対し(すなわち、第1映像IM1及び第2映像IM2のそれぞれに対し)設定できるように構成している。
図2は、本実施形態のOSDメッセージ表示設定画面P1の一例を示す図である。OSDメッセージ表示設定画面P1は、第1映像IM1又は第2映像IM2の画像処理パラメータが変更された場合に、その変更内容を示す文字情報の表示対象を設定するためのユーザインターフェースである。OSDメッセージ表示設定画面P1は、術者によるフロントパネル218、フットスイッチ400又は操作スイッチ120(以下、「フロントパネル218等」という。)の操作によってフロントパネル218に表示され、操作される。また、オペレータ等によるキーボード510の操作によってモニタ520に表示され、操作される。図2に示すように、OSDメッセージ表示設定画面P1は、設定の終了を入力する終了ボタンA1と、第1映像IM1又は第2映像IM2の画像処理パラメータが変更されたときに、第1映像IM1及び第2映像IM2に対して、その変更内容の表示/非表示(その変更内容を重畳するか否か)を設定するリストボックスA2〜A5とを備えている。
リストボックスA2は、第1映像IM1の画像処理パラメータが変更されたときに、第1映像IM1にその変更内容を示す文字情報を表示するか否かを設定するユーザインターフェースである。ユーザ(術者又はオペレータ等)は、リストボックスA2を操作し、「表示」又は「非表示」を設定することができる。リストボックスA2を「表示」に設定すると、例えば、後述する画像処理パラメータ変更処理によって、第1映像IM1の画像処理パラメータに含まれる輪郭強調処理の設定を「High」から「Low」に変更したとき、「輪郭強調:Low(第1映像)」といった文字情報が第1映像IM1の下側に重畳されて表示される。
リストボックスA3は、第2映像IM2の画像処理パラメータが変更されたときに、第1映像IM1にその変更内容を示す文字情報を表示するか否かを設定するユーザインターフェースである。ユーザ(術者又はオペレータ等)は、リストボックスA3を操作し、「表示」又は「非表示」を設定することができる。リストボックスA3を「非表示」に設定すると、例えば、後述する画像処理パラメータ変更処理によって、第2映像IM2の画像処理パラメータに含まれる輪郭強調処理の設定を「High」から「Low」に変更したとしても、その内容は第1映像IM1に表示されない。
リストボックスA4は、第1映像IM1の画像処理パラメータが変更されたときに、第2映像IM2にその変更内容を示す文字情報を表示するか否かを設定するユーザインターフェースである。ユーザ(術者又はオペレータ等)は、リストボックスA4を操作し、「表示」又は「非表示」を設定することができる。リストボックスA4を「表示」に設定すると、例えば、後述する画像処理パラメータ変更処理によって、第1映像IM1の画像処理パラメータに含まれるガンマ補正処理の設定を「1.0」から「0.7」に変更したとき、「ガンマ補正:0.7(第1映像)」といった文字情報が第2映像IM2の下側に重畳されて表示される。
リストボックスA5は、第2映像IM2の画像処理パラメータが変更されたときに、第2映像IM2にその変更内容を示す文字情報を表示するか否かを設定するユーザインターフェースである。ユーザ(術者又はオペレータ等)は、リストボックスA5を操作し、「表示」又は「非表示」を設定することができる。リストボックスA5を「表示」に設定すると、例えば、後述する画像処理パラメータ変更処理によって、第2映像IM2の画像処理パラメータに含まれるガンマ補正処理の設定を「1.0」から「0.7」に変更したとき、「ガンマ補正:0.7(第2映像)」といった文字情報が第2映像IM2の下側に重畳されて表示される。
このように、リストボックスA2〜A5を操作し、表示/非表示を設定することにより、ユーザの所望する組み合わせ(表示態様)で、第1映像IM1及び第2映像IM2に画像処理パラメータの変更内容を示す文字情報を表示することができるように構成されている。リストボックスA2〜A5の設定後、終了ボタンA1に対して入力がなされると、リストボックスA2〜A5に設定された表示/非表示の情報(送信先情報)は、不図示のメモリ内に記録され、後述する画像処理パラメータ変更処理において用いられる。
次に、本実施形態の電子内視鏡システム1で実行される画像処理パラメータ変更処理について説明する。図3は、本実施形態のシステムコントローラ202で実行される画像処理パラメータ変更処理のフローチャートである。本処理は、術者によるフロントパネル218等の操作、又は、オペレータ等によるキーボード510の操作によって、画像処理の設定を変更する旨の入力があった時(すなわち、画像処理パラメータ変更処理が指示された時)に実行されるサブルーチンである。
本ルーチンが開始されると、ステップS11が実行される。ステップS11では、システムコントローラ202は、フロントパネル218又はモニタ520に画像処理設定画面P2を表示する。すなわち、術者によるフロントパネル218等の操作によって本ルーチンが開始された場合には、術者が見ている第1映像IM1に対する画像処理パラメータの変更要求であると認識し、フロントパネル218に画像処理設定画面P2を表示し、オペレータ等によるキーボード510の操作によって本ルーチンが開始された場合には、オペレータ等が見ている第2映像IM2に対する画像処理パラメータの変更要求であると認識し、PC500を介してモニタ520に画像処理設定画面P2を表示する。図4は、本実施形態の画像処理設定画面P2の一例を示す図である。画像処理設定画面P2は、設定変更する画像処理の項目を選択し、その項目の設定値(画像処理パラメータ)を変更するためのユーザインターフェースである。図4に示すように、画像処理設定画面P2は、輪郭強調の度合いを設定するボタンB1、ノイズリダクションの度合いを設定するボタンB2、内視鏡画像の赤味を設定するボタンB3、内視鏡画像の青味を設定するボタンB4、擬似色素散布画像を生成するか否かを選択するボタンB5、特定の空間周波数のみ強調する処理を行うか否かを選択するボタンB6、ガンマ補正の度合いを設定するボタンB7、内視鏡画像のブライトネス(明るさ)を設定するボタンB8、調光アルゴリズム(例えば、画像の最大輝度値を用いた調光や画像の平均輝度値を用いた調光等)を選択するボタンB9、ボタンB1〜B9に割り当てられた各項目の設定値を変更するボタンB11及びB12、画像処理設定の終了を入力する終了ボタンB13等から構成される。ユーザ(術者又はオペレータ等)は、ボタンB1〜B9を操作し、設定変更する画像処理の項目を選択する。そして、選択した項目についてボタンB11及びB12を操作してその設定値を変更する。例えば、輪郭強調の度合いを変更する場合には、ボタンB1を操作した後、ボタンB11又はB12を操作することにより、輪郭強調の度合いを下げたり、上げたりすることができ、図4の場合、輪郭強調の度合いは、「+3」に設定される。なお、本実施形態においては、ボタンB8及びB9によって、内視鏡画像のブライトネス及び調光アルゴリズムの設定を変更することができるように構成されているが、これらの設定を変更するとLCB102の出射端から出射される照明光の光量が変更され、第1画像処理回路222と第2画像処理回路224の両方に入力される、固体撮像素子108の撮像信号に直接影響を与えることとなる。すなわち、これらの項目は、第1映像IM1及び第2映像IM2のそれぞれについて、独立して調整できるものではない。そこで、本実施形態では、このように第1映像IM1及び第2映像IM2の両方(すなわち、電子内視鏡システム1全体)に影響してしまうような画像処理の項目を「一括適用対象項目」と称し、他の画像処理の項目とは分けて管理、処理している(後述)。フロントパネル218又はモニタ520に画像処理設定画面P2を表示し、ユーザからの入力が受け付け可能となると、処理は、ステップS12に進む。
ステップS12では、システムコントローラ202は、画像処理の設定が終了したか否か(すなわち、終了ボタンB13の押下(入力)を検出したか否か)を判断する。ユーザによる終了ボタンB13の押下を検出すると(ステップS12:YES)、本ルーチンは終了し、ユーザによる終了ボタンB13の押下が検出されないと(ステップS12:NO)、処理はステップS13に進む。
ステップS13では、システムコントローラ202は、ステップS11において画像処理の設定が変更されたか否かを判断する。ユーザがフロントパネル218等又はキーボード510を操作し、画像処理設定画面P2内のいずれかの画像処理の設定を変更するまで、処理はステップS11〜S13を繰り返し(ステップS13:NO)、画像処理の設定が変更されると(ステップS13:YES)、処理はステップS14に進む。
ステップS14では、システムコントローラ202は、ステップS11において変更された画像処理の項目が、一括適用対象項目であるか否かを判断する。ステップS11において変更された画像処理の項目が、一括適用対象項目であると判断された場合には(ステップS14:YES)、処理はステップS15に進み、一括適用対象項目でないと判断された場合には(ステップS14:NO)、処理はステップS17に進む。
ステップS15では、システムコントローラ202は、ステップS11において変更された画像処理パラメータを第1画像処理回路222及び第2画像処理回路224に設定する。上述したように、ステップS11において変更された画像処理の項目が一括適用対象項目である場合には、第1映像IM1及び第2映像IM2のそれぞれについて独立して調整できるものではないと判断して、第1画像処理回路222及び第2画像処理回路224に同一の設定値が設定されるように構成されている。ステップS15の処理が実行されることにより、第1映像IM1及び第2映像IM2の明るさが変わることとなる。次いで、処理はステップS16に進む。
ステップS16では、システムコントローラ202は、信号処理回路220を制御し、OSDメッセージ表示設定画面P1によって設定された表示/非表示の情報(送信先情報)に基づいて、一定時間(例えば、30秒)だけ文字情報を重畳させて表示する。本処理においては、ステップS15において、第1画像処理回路222及び第2画像処理回路224の設定値を変更したことから(すなわち、ステップS14において、ステップS11で変更された画像処理の項目が、一括適用対象項目であると判断されているため)、第1映像IM1及び第2映像IM2の画像処理パラメータの変更であると判断し、OSDメッセージ表示設定画面P1のリストボックスA2及びA5の設定に従って文字情報が重畳されて表示される。上述したように、文字情報は、画像処理パラメータが変更されたことを各ユーザに認識させるための手段である。例えば、図2に示すように、OSDメッセージ表示設定画面P1のリストボックスA2及びA5が共に「表示」の設定の場合、第1映像IM1及び第2映像IM2の下側に、変更された画像処理パラメータの内容が表示される。ステップS16の処理が終了すると、処理は、ステップS11に戻る。
ステップS17では、システムコントローラ202は、ステップS11において変更された画像処理パラメータが第1映像IM1に対して行われたものか(すなわち、第1映像IM1の画像処理パラメータを変更する操作であったか否か)を判断する。具体的には、術者によるフロントパネル218等の操作によって本ルーチンが開始された場合には、術者が見ている第1映像IM1に対する画像処理パラメータの変更であると認識し(ステップS17:YES)、処理はステップS18に進み、オペレータ等によるキーボード510の操作によって本ルーチンが開始された場合には、オペレータ等が見ている第2映像IM2に対する画像処理パラメータの変更であると認識し(ステップS17:NO)、処理はステップS20に進む。
ステップS18では、システムコントローラ202は、ステップS11において変更された画像処理パラメータを第1画像処理回路222に設定する。これによって、例えば、第1映像IM1の輪郭強調の度合いが変わることとなる。次いで、処理はステップS19に進む。
ステップS19では、システムコントローラ202は、信号処理回路220を制御し、OSDメッセージ表示設定画面P1によって設定された表示/非表示の情報(送信先情報)に基づいて、一定時間(例えば、30秒)だけ文字情報を重畳させて表示する。本処理においては、ステップS17において、第1映像IM1に対する画像処理パラメータの変更であると認識されていることから、OSDメッセージ表示設定画面P1のリストボックスA2及びA4の設定に従って文字情報が重畳されて表示される。例えば、図2に示すように、OSDメッセージ表示設定画面P1のリストボックスA2及びA4が共に「表示」の設定の場合、第1映像IM1及び第2映像IM2の下側に、変更された画像処理パラメータの内容が表示される。ステップS19の処理が終了すると、処理は、ステップS20に進む。
ステップS20では、システムコントローラ202は、ステップS11において変更された画像処理パラメータが第2映像IM2に対して行われたものか(すなわち、第2映像IM2の画像処理パラメータを変更する操作であったか否か)を判断する。具体的には、術者によるフロントパネル218等の操作によって本ルーチンが開始された場合には、術者が見ている第1映像IM1に対する画像処理パラメータの変更であると認識し(ステップS20:NO)、処理はステップS11に戻り、オペレータ等によるキーボード510の操作によって本ルーチンが開始された場合には、オペレータ等が見ている第2映像IM2に対する画像処理パラメータの変更であると認識し(ステップS20:YES)、処理はステップS21に進む。
ステップS21では、システムコントローラ202は、ステップS11において変更された画像処理パラメータを第2画像処理回路224に設定する。これによって、例えば、第2映像IM2の輪郭強調の度合いが変わることとなる。次いで、処理はステップS22に進む。
ステップS22では、システムコントローラ202は、信号処理回路220を制御し、OSDメッセージ表示設定画面P1によって設定された表示/非表示の情報(送信先情報)に基づいて、一定時間(例えば、30秒)だけ文字情報を重畳させて表示する。本処理においては、ステップS20において、第2映像IM2に対する画像処理パラメータの変更であると認識されていることから、OSDメッセージ表示設定画面P1のリストボックスA3及びA5の設定に従って文字情報が重畳されて表示される。例えば、図2に示すように、OSDメッセージ表示設定画面P1のリストボックスA3が「非表示」、A5が「表示」の設定の場合、第1映像IM1には変更された画像処理パラメータの内容が表示されず、第2映像IM2にのみ変更された画像処理パラメータの内容が表示される。ステップS22の処理が終了すると、処理は、ステップS11に戻る。
上述したように、本実施形態の画像処理パラメータ変更処理は、ステップS12において、画像処理設定画面P2の終了ボタンB13の押下を検出するまで繰り返され、ステップS12において、ユーザによる終了ボタンB13の押下を検出すると画像処理パラメータ変更処理は終了する。
以上説明したように、本実施形態の画像処理パラメータ変更処理においては、画像処理パラメータが変更された場合に、それが第1映像IM1に対して行われたものか、又は、第2映像IM2に対して行われたものかを判断し、その判断結果に応じて第1画像処理回路222及び第2画像処理回路224の少なくともいずれか一方の画像処理パラメータを変更している。そして、第1映像IM1又は第2映像IM2の画像処理パラメータ(すなわち、第1画像処理回路222又は第2画像処理回路224の画像処理パラメータ)が変更された場合、OSDメッセージ表示設定画面P1によって設定された表示/非表示の情報(送信先情報)に基づいて、第1映像IM1及び第2映像IM2に文字情報を表示するように構成している。従って、同時に表示される第1映像IM1及び第2映像IM2の画像処理パラメータを、各ユーザの好みに応じて調整できると共に、いずれかの画像処理パラメータが変更された場合に、その変更内容を示す文字情報をユーザの好みに応じて表示又は非表示とすることができる。
以上が本発明の実施形態の説明であるが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、技術的思想の範囲内において様々な変形が可能である。例えば、本実施形態の画像処理パラメータ変更処理においては、第1映像IM1又は第2映像IM2の画像処理パラメータが変更された場合に、OSDメッセージ表示設定画面P1によって設定された表示/非表示の情報(送信先情報)に基づいて、第1映像IM1及び第2映像IM2に文字情報を表示するように構成したが、術者又はオペレータ等に報知できるものであれば文字情報に限定されるものではない。例えば、文字情報に代えて、ビープ音、音声情報を適用することも可能である。
また、本実施形態の電子内視鏡システム1は、外部装置20を備える構成として説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、外部装置20に代えて、オペレータ専用のモニタ及びキーボードを電子内視鏡システム10に直接接続する構成としてもよい。
また、本実施形態のOSDメッセージ表示設定画面P1は、リストボックスA2〜A5によって、第1映像IM1の画像処理パラメータが変更された場合、及び、第2映像IM2の画像処理パラメータが変更された場合のそれぞれについて、第1映像IM1及び第2映像IM2に対して、その変更内容の表示/非表示を設定する構成としたが、例えば、第1映像IM1及び第2映像IM2の使用者に関する情報(使用者情報)を設定することにより、画像処理パラメータの変更内容の表示/非表示(すなわち、リストボックスA2〜A5の設定)を自動設定するように構成することも可能である。
図5は、本実施形態の変形例に係る映像使用者設定画面P10を示す図である。映像使用者設定画面P10は、本実施形態のOSDメッセージ表示設定画面P1と同様、術者又はオペレータ等によって操作されるユーザインターフェースであり、第1映像IM1の使用者を設定するリストボックスA12、第2映像IM2の使用者を設定するリストボックスA15、及び設定の終了を入力する終了ボタンA10を備えている。そして、リストボックスA12及びA15を設定することにより、OSDメッセージ表示設定画面P1のリストボックスA2〜A5の設定が自動設定されるように構成されている。具体的には、例えば図5に示すように、第1映像IM1の使用者(すなわち、リストボックスA12)を「担当医」に設定し、第2映像IM2の使用者(すなわち、リストボックスA15)を「見学者」に設定した場合、「見学者」側の画像処理パラメータの変更が「担当医」にとって煩わしくならないように、OSDメッセージ表示設定画面P1のリストボックスA2、A4、A5が「表示」に自動設定され、リストボックスA3が「非表示」に自動設定される。このように、本変形例によれば、OSDメッセージ表示設定画面P1のリストボックスA2〜A5の設定が自動設定されるため、ユーザは、第1映像IM1及び第2映像IM2の使用者情報のみ設定すればよくなる。
1 電子内視鏡システム
10 電子内視鏡装置
20 外部装置
100 電子内視鏡
102 LCB
104 配光レンズ
106 対物レンズ
108 固体撮像素子
112 ドライバ信号処理回路
114 メモリ
120 操作ボタン
200 電子内視鏡用プロセッサ
202 システムコントローラ
204 タイミングコントローラ
206 ランプ電源イグナイタ
208 ランプ
210 集光レンズ
212 絞り
214 モータ
216 ドライバ
218 フロントパネル
220 信号処理回路
222 第1画像処理回路
224 第2画像処理回路
226 OSD回路
300 モニタ
400 フットスイッチ
500 PC
510 キーボード
520 モニタ

Claims (7)

  1. 先端部に固体撮像素子を備え、該固体撮像素子から得られる信号を映像信号として出力する電子内視鏡と、
    前記映像信号から動画像を取得し、該動画像に所定の第1の画像処理を行って第1ビデオ信号として出力する第1画像処理回路と、
    前記第1画像処理回路が取得した映像信号と同じ映像信号から動画像を取得し、該動画像に所定の第2の画像処理を行って第2ビデオ信号として出力する第2画像処理回路と、
    前記第1ビデオ信号に基づいて第1内視鏡画像を表示する第1モニタと、
    前記第2ビデオ信号に基づいて第2内視鏡画像を表示する第2モニタと、
    第1のユーザからの入力に基づいて前記第1画像処理回路の画像処理パラメータを変更する第1パラメータ変更手段と、
    第2のユーザからの入力に基づいて、前記第1画像処理回路の画像処理パラメータに対して独立して調整することが可能な、前記第2画像処理回路の画像処理パラメータを変更する第2パラメータ変更手段と、
    前記第1画像処理回路又は前記第2画像処理回路の画像処理パラメータが変更されたことを検知し、検知信号を生成するパラメータ変更検知手段と、
    前記検知信号を受信したときに、前記第1画像処理回路又は前記第2画像処理回路の画像処理パラメータが変更されたことを前記第1のユーザへ報知する第1報知手段と、
    前記検知信号を受信したときに、前記第1画像処理回路又は前記第2画像処理回路の画像処理パラメータが変更されたことを前記第2のユーザへ報知する第2報知手段と、
    を備え、
    前記パラメータ変更検知手段は、
    前記検知信号を前記第1報知手段及び前記第2報知手段に送信するか否かを規定する送信先情報を有し、該送信先情報に基づいて前記第1報知手段及び前記第2報知手段に前記検知信号を送信する、
    電子内視鏡システム。
  2. 前記パラメータ変更検知手段は、
    前記第1のユーザ又は前記第2のユーザからの入力を受け付け、該入力に基づいて前記送信先情報を生成する
    請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  3. 前記パラメータ変更検知手段は、
    前記第1のユーザ又は前記第2のユーザからの入力を受け付け、該入力に基づいて前記第1のユーザ及び前記第2のユーザの使用者情報を生成し、該使用者情報に基づいて前記送信先情報を生成する
    請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  4. 前記送信先情報は、
    前記第1画像処理回路の画像処理パラメータが変更されたときと、前記第2画像処理回路の画像処理パラメータが変更されたときのそれぞれについて、前記第1報知手段へ前記検知信号を送信するか否か、及び、前記第2報知手段へ前記検知信号を送信するか否かをそれぞれ規定したものである
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子内視鏡システム。
  5. 前記検知信号は、テキストデータであり、
    前記第1報知手段は、
    前記第1画像処理回路を制御し、前記映像信号から取得した動画像に前記テキストデータを重畳し、
    前記第2報知手段は、
    前記第2画像処理回路を制御し、前記映像信号から取得した動画像に前記テキストデータを重畳する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子内視鏡システム。
  6. 前記検知信号は、音声データであり、
    前記第1報知手段及び前記第2報知手段は、
    前記音声データを再生する再生手段である
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子内視鏡システム。
  7. 前記第1画像処理回路及び前記第2画像処理回路の画像処理パラメータのそれぞれは、前記電子内視鏡から出射される照明光の光量を調節するための調光パラメータを含み、
    前記第1パラメータ変更手段及び前記第2パラメータ変更手段は、
    前記調光パラメータが変更されたとき、前記第1画像処理回路の前記調光パラメータ及び前記第2画像処理回路の前記調光パラメータをそれぞれ変更する
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子内視鏡システム。
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