JP5976342B2 - 電子内視鏡システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子内視鏡から出力される内視鏡画像をモニタに表示する電子内視鏡システムであって、特に、画像処理された内視鏡画像を複数のモニタに同時に表示する電子内視鏡システムに関する。
内視鏡の挿入管の先端部に対物光学系及び撮像素子を内蔵した電子内視鏡と、該電子内視鏡から出力される映像信号を処理してモニタに表示可能なビデオ信号を生成する電子内視鏡用プロセッサとを備えた電子内視鏡システムが、体腔内の診断等に広く利用されている。
電子内視鏡システムにおいては、モニタに表示される内視鏡画像を見やすくするために、電子内視鏡用プロセッサによって擬似色素散布処理やエンハンス処理(輪郭強調処理)等の画像処理が行われている(例えば、特許文献1)。また、術者を支援するために電子内視鏡システムを操作するオペレータや手術を見学する見学者も内視鏡画像を見ることができるように、内視鏡画像を複数のモニタに表示可能な電子内視鏡システムも知られている(例えば、特許文献2)。
特開2003−10113号公報 特開2007−307018号公報
擬似色素散布処理やエンハンス処理等の画像処理を行うと、被写体である胃内壁や大腸内壁の微妙な凹凸を観察し易くなり、また、ぼやけた画像からでも鮮鋭感の高い画像を得ることが可能となる等の点で有効であるが、一方で画像処理の効果が強すぎると却って画像を見難くするため、画像処理の各種パラメータ(例えば、輪郭強調の度合い、ブライトネス、色調)はユーザの好みに応じて調整できるように構成することが望ましい。また、特許文献2に記載の構成は、内視鏡画像を複数のモニタに同時に表示するものであるが、一般に、術者は薄暗い環境下で内視鏡画像を見るのに対し、オペレータや見学者は比較的明るい環境下で内視鏡画像を見ることとなるため、それぞれの環境に応じて画像処理パラメータを調整したいとの要望もある。従って、特許文献2のように、内視鏡画像を複数のモニタに同時に表示する場合においては、各モニタに表示される画像の画像処理パラメータを各ユーザの好みに応じて独立して調整できるように構成することが好ましい。
各モニタに表示される画像の画像処理パラメータを独立して調整する構成としては、各画像に対して画像処理回路を独立して設けることが考えられるが、画像処理パラメータには、ブライトネス調整、調光処理など照射光の光量に直接影響を与えるパラメータや、固体撮像素子の電子シャッタースピードなど電子内視鏡の動作に関するパラメータ(すなわち、電子内視鏡システム全体に影響を与えるパラメータ)も含まれるため、このようなパラメータがオペレータや見学者によって調整されると、それによって術者側のモニタに表示される内視鏡画像の明るさも変わってしまうといった不都合が生じる。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、複数のモニタに同時に表示される内視鏡画像のそれぞれについて、ユーザの好みに応じた画像処理パラメータの調整を可能とし、かつ、術者側のモニタに表示される内視鏡画像が他者(オペレータや見学者)の画像処理パラメータの変更によって影響されないように構成された電子内視鏡システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の電子内視鏡システムは、照明光を発する光源と、照明光を導光して被写体に照射し、その反射光を固体撮像素子で受光し光電変換して映像信号として出力する電子内視鏡と、映像信号から画像を取得し、該画像に所定の画像処理を行って第1ビデオ信号として出力する第1画像処理回路と、映像信号から画像を取得し、該画像に所定の画像処理を行って第2ビデオ信号として出力する第2画像処理回路と、第1ビデオ信号に基づいて第1内視鏡画像を表示する第1モニタと、第2ビデオ信号に基づいて第2内視鏡画像を表示する第2モニタと、第1のユーザからの入力を受け付け、該入力に基づいて第1画像処理回路の画像処理パラメータを変更する第1パラメータ変更手段と、第2のユーザからの入力を受け付け、該入力に基づいて第2画像処理回路の画像処理パラメータを変更する第2パラメータ変更手段とを備え、第1画像処理回路の画像処理パラメータ及び第2画像処理回路の画像処理パラメータのそれぞれは、第1内視鏡画像と第2内視鏡画像に共通に作用する共通パラメータを含み、第2パラメータ変更手段は、第2画像処理回路の画像処理パラメータに含まれる共通パラメータの変更を禁止することを特徴とする。
このような構成によれば、第1モニタに表示される第1内視鏡画像と第2モニタに表示される第2内視鏡画像の画像処理パラメータを、それぞれ独立して調整することが可能となる。また、第2のユーザ側からは共通パラメータを変更することができないため、第2のユーザの画像処理パラメータの変更が第1のユーザ側(術者側)の第1内視鏡画像に影響することがなく、術者は、所望の画像処理が施された内視鏡画像を用いて手技に集中することができる。
また、第1パラメータ変更手段は、第1画像処理回路の画像処理パラメータに含まれる共通パラメータを変更する場合、第2画像処理回路の画像処理パラメータに含まれる共通パラメータを変更するように構成することが望ましい。
また、第2パラメータ変更手段は、第2モニタ上に、第2画像処理回路の画像処理パラメータを変更するための操作ボタンが含まれる操作画面を表示し、操作画面には、共通パラメータに対応する操作ボタンが含まれないように構成することができる。
また、第2パラメータ変更手段は、第2モニタ上に、第2画像処理回路の画像処理パラメータを変更するための操作ボタンが含まれる操作画面を表示し、共通パラメータに対応する操作ボタンが操作されたとき、該操作を無効とするように構成することができる。
また、第2パラメータ変更手段は、第2モニタ上に、第2画像処理回路の画像処理パラメータを変更するための操作ボタンが含まれる操作画面を表示し、共通パラメータに対応する操作ボタンを非表示とするように構成することができる。
また、共通パラメータに基づいて照明光の光量を制御する光量制御手段をさらに備えることができる。
また、共通パラメータは、電子内視鏡の動作パラメータを含むことができる。この場合、電子内視鏡の動作パラメータは、固体撮像素子のシャッタースピードを含むことが望ましい。
また、第1画像処理回路の画像処理パラメータが変更されたことを検知し、第1のユーザに報知する第1報知手段と、第2画像処理回路の画像処理パラメータが変更されたことを検知し、第2のユーザに報知する第2報知手段とを備えることができる。この場合、第1報知手段は、第1画像処理回路の画像処理パラメータが変更された時に第1ビデオ信号に所定の文字情報を重畳し、第2報知手段は、第2画像処理回路の画像処理パラメータが変更された時に第2ビデオ信号に所定の文字情報を重畳することが望ましい。このような構成によれば、各ユーザは、画像処理パラメータが変更されたことを確実に認知することができる。
また、第1報知手段は、音を発する第1音声出力手段を有し、第1画像処理回路の画像処理パラメータが変更された時に第1音声出力手段から所定のビープ音又は音声を出力し、第2報知手段は、音を発する第2音声出力手段を有し、第2画像処理回路の画像処理パラメータが変更された時に第2音声出力手段から所定のビープ音又は音声を出力する構成とすることができる。
また、第1報知手段は、光を発する第1発光手段を有し、第1画像処理回路の画像処理パラメータが変更された時に第1発光手段から所定の発光パターンの光を出力し、第2報知手段は、光を発する第2発光手段を有し、第2画像処理回路の画像処理パラメータが変更された時に第2発光手段から所定の発光パターンの光を出力する構成とすることができる。
以上のように、本発明の電子内視鏡システムによれば、複数のモニタに同時に表示される内視鏡画像のそれぞれについて、ユーザの好みに応じた画像処理パラメータの調整が可能となる。また、術者側のモニタに表示される内視鏡画像が他者(オペレータや見学者)の画像処理パラメータの変更によって影響されないため、術者は、所望の画像処理が施された内視鏡画像を用いて手技に集中することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る電子内視鏡システムのブロック図である。 図2は、本実施形態の電子内視鏡システムで実行される画像処理パラメータ変更処理のフローチャートである。 図3は、本実施形態の画像処理設定画面の一例を示す図である。 図4は、本実施形態の変形例の電子内視鏡システムで用いられる映像使用者設定画面を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施形態の電子内視鏡システムのブロック図である。図1に示すように、本実施形態の電子内視鏡システム1は、電子内視鏡100と、プロセッサ200と、モニタ300とから構成される電子内視鏡装置10と、PC(Personal Computer)500と、キーボード510と、モニタ520とから構成される外部装置20とを有する。外部装置20は、電子内視鏡装置10と接続されており、映像信号を受信すると共に、電子内視鏡装置10の各種設定を変更できるように構成されている。なお、本実施形態においては、電子内視鏡装置10は、主に術者によって操作され、外部装置20は、術者を支援するオペレータや手術を見学する見学者によって操作されるものである。例えば、オペレータは、術者からの指示に従って外部装置20を操作し、電子内視鏡装置10から出力される映像信号を静止画又は動画で記録したり、患者情報や観察記録等の情報の入力を行ったりする。以下、本明細書においては、外部装置20を操作するオペレータや見学者を「オペレータ等」と称する。
プロセッサ200は、システムコントローラ202、タイミングコントローラ204を有している。システムコントローラ202は、電子内視鏡システム1を構成する各要素を制御する。タイミングコントローラ204は、信号の処理タイミングを調整するクロックパルスを電子内視鏡装置10内の各種回路に出力する。
ランプ208は、ランプ電源イグナイタ206による始動後、照明光を出射する。ランプ208には、キセノンランプ、ハロゲンランプ、水銀ランプ、メタルハライドランプ等の高輝度ランプが適している。ランプ208から出射された照明光は、集光レンズ210によって集光されつつ、絞り212を介して適正な光量に制限されて、LCB(Light Carrying Bundle)102の入射端に入射する。
絞り212には、図示省略されたアームやギヤ等の伝達機構を介してモータ214が機械的に連結している。モータ214は例えばDCモータであり、ドライバ216の制御下で駆動する。絞り212は、モニタ300及びモニタ520に表示される映像を適正な明るさにするため、モータ214の駆動によって開度が変化するように構成されており、ランプ208から出射された照明光の光量を開度に応じて制限する。適正とされる映像の明るさの基準は、電子内視鏡装置10のユーザ(すなわち、術者)によるフロントパネル218の輝度調節操作によって設定可能に構成されている。なお、ドライバ216を制御して輝度調整を行う調光回路は周知の回路であり、本明細書においては省略することとする。
LCB102の入射端に入射した照明光は、LCB102内を、全反射を繰り返すことによって伝播する。LCB102内を伝播した照明光は、電子スコープ100の先端に配されたLCB102の出射端から出射する。LCB102の出射端から出射した照明光は、配光レンズ104を介して被写体を照明する。被写体からの反射光は、対物レンズ106を介して固体撮像素子108の受光面上の各画素で光学像を結ぶ。
固体撮像素子108は、IR(InfraRed)カットフィルタ108a、ベイヤ配列カラーフィルタ108bの各種フィルタが受光面前面に配置された単板式カラーCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサであり、受光面上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して、R、G、Bの各色に応じた撮像信号に変換する。変換された撮像信号は、ドライバ信号処理回路112に入力されAD変換、信号増幅等の処理後、信号処理回路220に出力される。なお、固体撮像素子108は、CMOSイメージセンサに限らず、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサであってもよい。
ドライバ信号処理回路112は、メモリ114にアクセスして電子スコープ100の固有情報を読み出す。電子スコープ100の固有情報には、例えば固体撮像素子108の画素数や感度、対応可能なレート、型番等が含まれる。ドライバ信号処理回路112は、メモリ114から読み出した固有情報をシステムコントローラ202に出力する。
システムコントローラ202は、電子スコープ100の固有情報に基づいて各種演算を行い、制御信号を生成する。システムコントローラ202は、生成された制御信号を用いて、プロセッサ200に接続中の電子スコープに適した処理がなされるようにプロセッサ200内の各種回路の動作やタイミングを制御する。また、システムコントローラ202には、フロントパネル218及びフットスイッチ400が接続されている。フロントパネル218は、例えば、タッチパネルスクリーンであり、システムコントローラ202の制御の下、後述するように、電子内視鏡装置10の各種設定値を変更するためのメニュー表示等を行うと共に、術者による入力操作を受け付ける。フロントパネル218に術者からの入力があった場合には、システムコントローラ202は入力された内容に応じて各種設定値の変更処理等(例えば、画像処理パラメータ設定の変更処理)を実行する。また同様に、フットスイッチ400に入力があると、システムコントローラ202は、フットスイッチ400の入力に応じた処理(すなわち、フットスイッチ400に予め割り当てられた機能(例えば、送気/送水機能、画像処理パラメータ設定の変更機能)を実行するための処理)を行う。なお、本実施形態の電子内視鏡100には、操作ボタン120が備えられており、術者による操作ボタン120の操作は、ドライバ信号処理回路112を介してシステムコントローラ202によって検出されるように構成されている。すなわち、電子内視鏡100の操作ボタン120は、フットスイッチ400と同様、入力装置として機能するものであり、操作ボタン120に入力があると、システムコントローラ202は、操作ボタン120に予め割り当てられた機能(例えば、画像キャプチャ機能、画像処理パラメータ設定の変更機能)を実行するための処理を行う。
タイミングコントローラ204は、システムコントローラ202によるタイミング制御に従って、ドライバ信号処理回路112にクロックパルスを供給する。ドライバ信号処理回路112は、タイミングコントローラ204から供給さるクロックパルスに従って、固体撮像素子108をプロセッサ200側で処理される映像のフレームレートに同期したタイミングで駆動制御する。
信号処理回路220は、第1画像処理回路222、第2画像処理回路224及びOSD(On-Screen Display)回路226を備えている。信号処理回路220は、ドライバ信号処理回路112から出力されるデジタルの画像データを不図示の画像メモリに記憶する。第1画像処理回路222及び第2画像処理回路224は、それぞれ、画像メモリに記憶された画像データを所定の(すなわち、モニタ300の水平及び垂直同期周波数に対応した)タイミングで読み出し、読み出した画像データに所定の画像処理(例えば、後述する輪郭強調処理など)を行い、画像処理が行われた後の画像データを、OSD回路226に出力する。OSD回路226は、第1画像処理回路222及び第2画像処理回路224から出力される、画像処理が行われた後の画像データに対して、文字や記号等の情報(以下、「文字情報」という。)を重畳し、所定の形式のビデオ信号(例えば、NTSC形式)に変換した上で、モニタ300及び外部装置20のPC500に出力する。本実施形態においては、第1画像処理回路222によって画像処理された画像データが内視鏡画像(以下、「第1映像IM1」という。)としてモニタ300上に表示されるようになっている。
PC500は、ビデオキャプチャボード(不図示)を備えており、OSD回路226から入力される画像データをキャプチャし、モニタ520に出力する。本実施形態においては、第2画像処理回路224によって画像処理された画像データが内視鏡画像(以下、「第2映像IM2」という。)としてモニタ520上に表示されるようになっている。また、PC500は、電子内視鏡装置10のシステムコントローラ202と、LAN(Local Area Network)ケーブルやシリアルケーブル等を介して接続されており、オペレータ等がキーボード510を操作することによりシステムコントローラ202と通信し、モニタ520には、電子内視鏡装置10の各種設定値を変更するための操作画面が表示される。そして、オペレータ等がキーボード510を操作することにより、モニタ520に表示される操作画面を操作すると、システムコントローラ202は入力された内容に応じて各種設定値の変更処理等を実行する。
このように、本実施形態においては、第1画像処理回路222によって画像処理された第1映像IM1及び第2画像処理回路224によって画像処理された第2映像IM2は、モニタ300及びモニタ520上にそれぞれ別々に表示される。そして、第1映像IM1及び第2映像IM2の画像処理の設定値(すなわち、画像処理パラメータ)は、後述する画像処理パラメータ変更処理によって、それぞれ独立して変更することが可能に構成されている。
次に、本実施形態の電子内視鏡システム1で実行される画像処理パラメータ変更処理について説明する。図2は、本実施形態のシステムコントローラ202で実行される画像処理パラメータ変更処理のフローチャートである。本処理は、術者によるフロントパネル218等の操作、又は、オペレータ等によるキーボード510の操作によって、画像処理の設定を変更する旨の入力があった時(すなわち、画像処理パラメータ変更処理が指示された時)に実行されるサブルーチンである。
本ルーチンが開始されると、ステップS11が実行される。ステップS11では、システムコントローラ202は、フロントパネル218又はモニタ520に画像処理設定画面P1又はP2を表示する。すなわち、術者によるフロントパネル218等の操作によって本ルーチンが開始された場合には、術者が見ている第1映像IM1に対する画像処理パラメータの変更要求であると認識し、フロントパネル218にドクター用の画像処理設定画面P1を表示し、オペレータ等によるキーボード510の操作によって本ルーチンが開始された場合には、オペレータ等が見ている第2映像IM2に対する画像処理パラメータの変更要求であると認識し、PC500を介してモニタ520にオペレータ用の画像処理設定画面P2を表示する。図3は、本実施形態の画像処理設定画面の一例を示す図であり、図3(a)は、ドクター用の画像処理設定画面P1の一例を示し、図3(b)は、オペレータ用の画像処理設定画面P2の一例を示している。画像処理設定画面P1及びP2は、設定変更する画像処理の項目を選択し、その項目の設定値(画像処理パラメータ)を変更するためのユーザインターフェースである。図3(a)に示すように、画像処理設定画面P1は、輪郭強調の度合いを設定するボタンB1、ノイズリダクションの度合いを設定するボタンB2、内視鏡画像の赤味を設定するボタンB3、内視鏡画像の青味を設定するボタンB4、擬似色素散布画像を生成するか否かを選択するボタンB5、特定の空間周波数のみ強調する処理を行うか否かを選択するボタンB6、ガンマ補正の度合いを設定するボタンB7、内視鏡画像のブライトネス(明るさ)を設定するボタンB8、調光アルゴリズム(例えば、画像の最大輝度値を用いた調光や画像の平均輝度値を用いた調光等)を選択するボタンB9、ボタンB1〜B9に割り当てられた各項目の設定値を変更するボタンB11及びB12、画像処理設定の終了を入力する終了ボタンB13等から構成される。また、図3(b)に示すように、画像処理設定画面P2は、画像処理設定画面P1と略同様の構成であるが、ボタンB8及びB9を有さない点で画像処理設定画面P1と異なる。すなわち、オペレータ等は、内視鏡画像のブライトネス(明るさ)の設定、及び調光アルゴリズムの選択が行えないようになっている。ボタンB8及びB9によって、内視鏡画像のブライトネス及び調光アルゴリズムの設定を変更すると、LCB102の出射端から出射される照明光の光量が変更され、第1画像処理回路222と第2画像処理回路224の両方に入力される、固体撮像素子108の撮像信号に直接影響を与えることとなる。すなわち、これらの項目は、第1映像IM1及び第2映像IM2のそれぞれについて、独立して調整できるものではない。そこで、本実施形態では、このように第1映像IM1及び第2映像IM2の両方(すなわち、電子内視鏡システム1全体)に影響してしまうような画像処理の項目については共通パラメータとして独立して管理し、ドクター用の画像処理設定画面P1でのみ設定でき、オペレータ用の画像処理設定画面P2では設定できないように構成している(後述)。
術者又はオペレータ等(ユーザ)は、画像処理設定画面P1のボタンB1〜B9又は画像処理設定画面P2のボタンB1〜B7を操作し、設定変更する画像処理の項目を選択する。そして、選択した項目についてボタンB11及びB12を操作してその設定値を変更する。例えば、輪郭強調の度合いを変更する場合には、ボタンB1を操作した後、ボタンB11又はB12を操作することにより、輪郭強調の度合いを下げたり、上げたりすることができ、図3の場合、輪郭強調の度合いは、「+3」に設定される。フロントパネル218又はモニタ520に画像処理設定画面P1又はP2を表示し、ユーザからの入力が受け付け可能となると、処理は、ステップS12に進む。
ステップS12では、システムコントローラ202は、画像処理の設定が終了したか否か(すなわち、終了ボタンB13の押下(入力)を検出したか否か)を判断する。ユーザによる終了ボタンB13の押下を検出すると(ステップS12:YES)、本ルーチンは終了し、ユーザによる終了ボタンB13の押下が検出されないと(ステップS12:NO)、処理はステップS13に進む。
ステップS13では、システムコントローラ202は、ステップS11において画像処理の設定が変更されたか否かを判断する。ユーザがフロントパネル218等又はキーボード510を操作し、画像処理設定画面P1又はP2内のいずれかの画像処理の設定を変更するまで、処理はステップS11〜S13を繰り返し(ステップS13:NO)、画像処理の設定が変更されると(ステップS13:YES)、処理はステップS14に進む。
ステップS14では、システムコントローラ202は、ステップS11において変更された画像処理の項目が、共通パラメータであるか否かを判断する。ステップS11において変更された画像処理の項目が、共通パラメータであると判断された場合には(ステップS14:YES)、処理はステップS15に進み、共通パラメータでないと判断された場合には(ステップS14:NO)、処理はステップS17に進む。
ステップS15では、システムコントローラ202は、ステップS11において変更された画像処理パラメータを第1画像処理回路222及び第2画像処理回路224に設定する。上述したように、ステップS11において変更された画像処理の項目が共通パラメータである場合には、第1映像IM1及び第2映像IM2のそれぞれについて独立して調整できるものではないと判断して、第1画像処理回路222及び第2画像処理回路224に同一の設定値が設定されるように構成されている。ステップS15の処理が実行されることにより、第1映像IM1及び第2映像IM2の明るさが変わることとなる。具体的には、ステップS11において変更された画像処理の項目が共通パラメータ(すなわち、ボタンB8によるブライトネスの変更、又はボタンB9による調光アルゴリズムの変更)である場合、第1映像IM1について、ボタンB9で設定された調光方式に従って、画像の最大輝度値又は画像の平均輝度値を求め、この値がボタンB8によって設定されたブライトネスに応じた値となるように、ドライバ216、モータ214を介して絞り212を駆動する。次いで、処理はステップS16に進む。
ステップS16では、システムコントローラ202は、OSD回路226を制御し、第1映像IM1及び第2映像IM2上に一定時間(例えば、30秒)だけ所定の文字情報を重畳させて表示する。ここで、文字情報は、画像処理パラメータが変更されたことを各ユーザに認識させるための手段であり、例えば、変更された画像処理パラメータの内容(例えば、「ブライトネス:±0」など)が文字情報として第1映像IM1及び第2映像IM2の下側に表示される。なお、本処理においては、ステップS15において、第1画像処理回路222及び第2画像処理回路224の設定値を変更したことから、第1映像IM1及び第2映像IM2の画像処理パラメータの変更であると判断し、第1映像IM1と第2映像IM2の両方について文字情報を重畳して表示する。すなわち、術者とオペレータ等の両者に対して、画像処理パラメータが変更されたことを報知する。ステップS16の処理が終了すると、処理は、ステップS11に戻る。
ステップS17では、システムコントローラ202は、ステップS11において変更された画像処理パラメータが第1映像IM1に対して行われたものか(すなわち、第1映像IM1の画像処理パラメータを変更する操作であったか否か)を判断する。具体的には、画像処理設定画面P1によって画像処理パラメータが変更された場合には、術者が見ている第1映像IM1に対する画像処理パラメータの変更であると認識し(ステップS17:YES)、処理はステップS18に進み、画像処理設定画面P2によって画像処理パラメータが変更された場合には、オペレータ等が見ている第2映像IM2に対する画像処理パラメータの変更であると認識し(ステップS17:NO)、処理はステップS21に進む。
ステップS18では、システムコントローラ202は、ステップS11において変更された画像処理パラメータを第1画像処理回路222に設定する。これによって、例えば、第1映像IM1の輪郭強調の度合いが変わることとなる。次いで、処理はステップS19に進む。
ステップS19では、システムコントローラ202は、OSD回路226を制御し、第1映像IM1上に一定時間(例えば、30秒)だけ所定の文字情報を重畳させて表示する。本処理においては、ステップS17において、第1映像IM1に対する画像処理パラメータの変更であると認識されていることから、第1映像IM1についてのみ文字情報を重畳して表示し、術者に対して、画像処理パラメータが変更されたことを報知する。なお、第1映像IM1に重畳される文字情報は、ステップS16と同様であり、例えば、変更された画像処理パラメータの内容(例えば、「ブライトネス:±0」など)が文字情報として第1映像IM1の下側に表示される。ステップS19の処理が終了すると、処理は、ステップS11に戻る。
ステップS21では、ステップS17において、オペレータ等が見ている第2映像IM2の画像処理パラメータが変更されたと判断されたことから(ステップS17:NO)、システムコントローラ202は、ステップS11において変更された画像処理パラメータを第2画像処理回路224に設定する。これによって、例えば、第2映像IM2の輪郭強調の度合いが変わることとなる。次いで、処理はステップS22に進む。
ステップS22では、システムコントローラ202は、OSD回路226を制御し、第2映像IM2上に一定時間(例えば、30秒)だけ所定の文字情報を重畳させて表示する。本処理においては、ステップS17において、第2映像IM2に対する画像処理パラメータの変更であると認識されていることから、第2映像IM2についてのみ文字情報を重畳して表示し、オペレータ等に対して、画像処理パラメータが変更されたことを報知する。なお、第2映像IM2に重畳される文字情報は、ステップS16、S19と同様であり、例えば、変更された画像処理パラメータの内容(例えば、「ブライトネス:±0」など)が文字情報として第2映像IM2の下側に表示される。ステップS22の処理が終了すると、処理は、ステップS11に戻る。
上述したように、本実施形態の画像処理パラメータ変更処理は、ステップS12において、画像処理設定画面P1又はP2の終了ボタンB13の押下を検出するまで繰り返され、ステップS12において、ユーザによる終了ボタンB13の押下を検出すると画像処理パラメータ変更処理は終了する。
以上説明したように、本実施形態の画像処理パラメータ変更処理においては、術者に対してはドクター用の画像処理設定画面P1を表示し、オペレータ等に対してはオペレータ用の画像処理設定画面P2を表示し、両者から画像処理パラメータの変更が可能に構成されている。そして、画像処理設定画面P1又はP2によって画像処理パラメータが変更された場合に、それが第1映像IM1に対して行われたものか、又は、第2映像IM2に対して行われたものかを判断し、その判断結果に応じて第1画像処理回路222又は第2画像処理回路224の画像処理パラメータを変更している。すなわち、同時に表示される第1映像IM1及び第2映像IM2の画像処理パラメータを、各ユーザの好みに応じて独立して調整することができるようになっている。
また、第1映像IM1及び第2映像IM2の両方(すなわち、電子内視鏡システム1全体)に影響してしまうような画像処理の項目については共通パラメータとして管理し、ドクター用の画像処理設定画面P1でのみ変更でき、オペレータ用の画像処理設定画面P2では変更できないように(すなわち、変更を禁止)している。従って、オペレータ等による画像処理パラメータの変更によって、術者側のモニタ300に表示される内視鏡画像が影響されることはなく、術者は、所望する画像処理が施された第1映像IM1を用いて手技に集中することが可能となる。
以上が本発明の実施形態の説明であるが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、技術的思想の範囲内において様々な変形が可能である。例えば、本実施形態の画像処理パラメータ変更処理においては、第1映像IM1又は第2映像IM2の画像処理パラメータが変更された場合に、第1映像IM1又は第2映像IM2に文字情報を表示するように構成したが、術者又はオペレータ等に報知できるものであれば文字情報に限定されるものではない。例えば、文字情報に代えて、アイコン等の画像情報を表示してもよい。また、電子内視鏡システム1は、スピーカー(音声出力手段)を備え、第1映像IM1又は第2映像IM2の画像処理パラメータの変更を所定のビープ音又は音声情報によってユーザに報知する構成としてもよい。また、電子内視鏡システム1は、LED等の発光手段を備え、第1映像IM1又は第2映像IM2の画像処理パラメータの変更を、発光手段を所定の発光パターンで発光させることによってユーザに報知する構成としてもよい。
また、本実施形態の電子内視鏡システム1は、外部装置20を備える構成として説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、外部装置20に代えて、オペレータ専用のモニタ及びキーボードを電子内視鏡システム10に直接接続する構成としてもよい。
また、本実施形態においては、内視鏡画像のブライトネス及び調光アルゴリズムの設定を共通パラメータとして説明したが、共通パラメータには、電子内視鏡100の動作に関するパラメータ(例えば、固体撮像素子108の電子シャッタースピードなど)を含めることも可能である。
また、本実施形態の画像処理パラメータ変更処理においては、術者に対して表示するドクター用の画像処理設定画面P1と、オペレータ等に対して表示するオペレータ用の画像処理設定画面P2を用いる構成としたが、例えば、画像処理設定画面P1のみで構成し、画像処理設定画面P1のボタンB8及びB9のボタン操作を、ユーザに応じて有効又は無効とするように設定してもよく、また、ボタンB8及びB9を、ユーザに応じて表示又は非表示とするように設定してもよい。また、この場合、第1映像IM1及び第2映像IM2のユーザを予め設定する構成とすることが好ましい。
第1映像IM1及び第2映像IM2のユーザを予め設定する構成としては、図4に示すような映像使用者設定画面P10を用いることができる。映像使用者設定画面P10は、フロントパネル218又はモニタ520に表示され、術者又はオペレータ等によって操作されるユーザインターフェースであり、第1映像IM1の使用者を設定するリストボックスA12、第2映像IM2の使用者を設定するリストボックスA15、及び設定の終了を入力する終了ボタンA10を備えている。そして、映像使用者設定画面P10によって、第1映像IM1及び第2映像IM2のユーザを予め設定しておき、これらの情報(ユーザ情報)を画像処理パラメータ変更処理で使用することで、画像処理設定画面P1のボタンB8及びB9の表示/非表示をユーザに応じて切り換える。具体的には、例えば図4に示すように、第1映像IM1の使用者(すなわち、リストボックスA12)を「担当医」に設定し、第2映像IM2の使用者(すなわち、リストボックスA15)を「見学者」に設定した場合、フロントパネル218等の操作によって画像処理パラメータ変更処理が開始された場合には、術者が見ている第1映像IM1に対する画像処理パラメータの変更要求であると認識して、ボタンB8及びB9を表示し、キーボード510の操作によって画像処理パラメータ変更処理が開始された場合には、オペレータ等が見ている第2映像IM2に対する画像処理パラメータの変更要求であると認識して、ボタンB8及びB9を非表示とする。このように、本変形例によれば、各映像のユーザに応じた画像処理パラメータの設定や操作制限を1つの設定画面で設定できるようになるため、望ましい設定を簡単かつ迅速に適用できる。
1 電子内視鏡システム
10 電子内視鏡装置
20 外部装置
100 電子内視鏡
102 LCB
104 配光レンズ
106 対物レンズ
108 固体撮像素子
112 ドライバ信号処理回路
114 メモリ
120 操作ボタン
200 電子内視鏡用プロセッサ
202 システムコントローラ
204 タイミングコントローラ
206 ランプ電源イグナイタ
208 ランプ
210 集光レンズ
212 絞り
214 モータ
216 ドライバ
218 フロントパネル
220 信号処理回路
222 第1画像処理回路
224 第2画像処理回路
226 OSD回路
300 モニタ
400 フットスイッチ
500 PC
510 キーボード
520 モニタ

Claims (11)

  1. 照明光を発する光源と、
    前記照明光を導光して被写体に照射し、その反射光を固体撮像素子で受光し光電変換して映像信号として出力する電子内視鏡と、
    前記映像信号から画像を取得し、該画像に所定の第1の画像処理を行って第1ビデオ信号として出力する第1画像処理回路と、
    前記第1の画像処理回路が取得した映像信号と同じ映像信号から画像を取得し、該画像に所定の第2の画像処理を行って第2ビデオ信号として出力する第2画像処理回路と、
    前記第1ビデオ信号に基づいて第1内視鏡画像を表示する第1モニタと、
    前記第2ビデオ信号に基づいて第2内視鏡画像を表示する第2モニタと、
    ユーザによる入力に応じた画像処理パラメータを前記第1及び前記第2画像処理回路に設定するパラメータ設定手段と、
    を備え、
    前記画像処理パラメータは、
    前記第1、第2の各内視鏡画像に対して共通に作用する共通パラメータと独立に作用する独立パラメータを含み、
    前記パラメータ設定手段は、
    前記第1内視鏡画像に対する画像処理パラメータの変更を要求する第1の入力を受けたときには、
    前記第1の入力が前記独立パラメータの変更を要求するものである場合、該第1の入力に応じた独立パラメータを前記第1画像処理回路に設定し、
    前記第1の入力が前記共通パラメータの変更を要求するものである場合、該第1の入力に応じた共通パラメータを前記第1及び第2画像処理回路に設定し、
    前記第2内視鏡画像に対する画像処理パラメータの変更を要求する第2の入力を受けたときには、
    前記第2の入力が前記独立パラメータの変更を要求するものである場合、該第2の入力に応じた独立パラメータを前記第2画像処理回路に設定し、
    前記第2の入力が前記共通パラメータの変更を要求するものである場合、前記第1画像処理回路、前記第2画像処理回路の何れの画像処理回路に対しても、該第2の入力に応じた共通パラメータの設定を禁止する、
    電子内視鏡システム。
  2. 前記パラメータ設定手段は、
    前記第2モニタ上に、前記第2画像処理回路の画像処理パラメータを設定変更するための操作ボタンが含まれる操作画面を表示し、
    前記操作画面には、前記共通パラメータに対応する操作ボタンが含まれない
    請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  3. 前記パラメータ設定手段は、
    前記第2モニタ上に、前記第2画像処理回路の画像処理パラメータを設定変更するための操作ボタンが含まれる操作画面を表示し、前記共通パラメータに対応する操作ボタンが操作されたとき、該操作を無効とする
    請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  4. 前記パラメータ設定手段は、
    前記第2モニタ上に、前記第2画像処理回路の画像処理パラメータを設定変更するための操作ボタンが含まれる操作画面を表示し、前記共通パラメータに対応する操作ボタンを非表示とする
    請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  5. 前記共通パラメータに基づいて前記照明光の光量を制御する光量制御手段
    をさらに備える
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電子内視鏡システム。
  6. 前記共通パラメータは、
    前記電子内視鏡の動作パラメータを含む
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電子内視鏡システム。
  7. 前記電子内視鏡の動作パラメータは、
    前記固体撮像素子のシャッタースピードを含む
    請求項に記載の電子内視鏡システム。
  8. 前記第1画像処理回路の画像処理パラメータが設定変更されたことを検知し、該第1内視鏡画像に対する画像処理パラメータの変更を要求するユーザに報知する第1報知手段と、
    前記第2画像処理回路の画像処理パラメータが設定変更されたことを検知し、該第2内視鏡画像に対する画像処理パラメータの変更を要求するユーザに報知する第2報知手段と、
    を備える
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電子内視鏡システム。
  9. 前記第1報知手段は、
    前記第1画像処理回路の画像処理パラメータが設定変更された時に前記第1ビデオ信号に所定の文字情報又は画像情報を重畳し、
    前記第2報知手段は、
    前記第2画像処理回路の画像処理パラメータが設定変更された時に前記第2ビデオ信号に所定の文字情報又は画像情報を重畳する
    請求項に記載の電子内視鏡システム。
  10. 前記第1報知手段は、
    音を発する第1音声出力手段を有し、前記第1画像処理回路の画像処理パラメータが設定変更された時に前記第1音声出力手段から所定のビープ音又は音声を出力し、
    前記第2報知手段は、
    音を発する第2音声出力手段を有し、前記第2画像処理回路の画像処理パラメータが設定変更された時に前記第2音声出力手段から所定のビープ音又は音声を出力する
    請求項又は請求項に記載の電子内視鏡システム。
  11. 前記第1報知手段は、
    光を発する第1発光手段を有し、前記第1画像処理回路の画像処理パラメータが設定変更された時に前記第1発光手段から所定の発光パターンの光を出力し、
    前記第2報知手段は、
    光を発する第2発光手段を有し、前記第2画像処理回路の画像処理パラメータが設定変更された時に前記第2発光手段から所定の発光パターンの光を出力する
    請求項から請求項10のいずれか一項に記載の電子内視鏡システム。
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