JP6045528B2 - 無線通信装置及び無線通信プログラム - Google Patents
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Description
以下では、本発明に係る無線通信装置及び無線通信プログラムの第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係る無線通信装置の内部構成を示す内部構成図である。図1において、第1の実施形態に係る無線通信装置10は、送信出力制御部100、受信部110、送信部120を有する。
図3は、第1の実施形態に係る無線通信装置10における送信出力制御処理の動作を示すフローチャートである。
式(1)で導出された値が、送信元である無線通信装置に対して、さらに送信出力値を下げることができる送信出力許容量となる。つまり、送信元送信出力導出部104は、式(1)で導出した値の分だけ、送信元に送信出力値を下げるように要求する。
式(2)で導出された値が、送信元である無線通信装置に対して、送信出力値を上げるべき送信出力幅となる。つまり、送信元送信出力導出部104は、式(2)で導出した値の分だけ、送信元に送信出力値を下上げるように要求する。
また、式(3)の信号強度は、無線装置A2からの信号強度S0(=−60dBm)よりも小さいため、送信出力許容量は式(4)より「20dBm」となる。
従って、無線装置A1は、送信出力許容量として20dBmの値を無線装置A0に伝えることで、無線装置A0は、送信出力値を0(=20−20)[dBm]まで引き下げて送信する。
以上のように、第1の実施形態によれば、自通信システム内の相手無線装置との必要な信号強度を保ちつつ、ノイズからの所要SN比を確保できるレベルまで送信出力を下げることができるため、他システムヘの電波干渉を低減することが可能である。
以下では、本発明に係る無線通信装置及び無線通信プログラムの第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図5は、第2の実施形態に係る無線通信装置20の内部構成を示す内部構成図である。
第2の実施形態はマルチホップ通信の場合であり、受信した信号の送信元毎に信号強度Sm(mは整数であり、送信元の区別をしている。)及びノイズ強度Nを測定する。
式(5)で導出した値が、各送信元である無線通信装置がさらに下げることができる送信出力許容量となり、無線通信装置20は、各送信元に対して、送信出力許容量の値の分だけ送信出力値を下げるように、それぞれの送信元に要求する。
(6)式で導出した値が、各送信元である無線通信装置が上げるべき送信出力幅になり、無線通信装置20は、各送信元に対して、送信出力許容量の値の分だけ送信出力値を上げるように、それぞれの送信元に要求する。
一方、無線装置A2は、無線装置A0からの信号の信号強度S02=−70dBmで受信している。無線装置A2にはノイズ源として他の通信システムCの無線装置C1の影響を受けており、無線装置A2はノイズ強度NB=−85dBmを測定している。
さらに、無線装置A0は、無線装置A1からの送信出力許容量「20dBm」と、無線装置A2かの送信出力許容量「5dBm」を取得するため、許容量の小さい5dBmを用いて、自身の送信出力値を15dBm(=20−5[dBm])まで下げて送信することが可能となる。
以上のように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、通信相手が複数存在する場合であっても、最も送信出力許容量の小さい(すなわち、最も通信環境が厳しい)通信相手の状況に合わせて送信出力を調整するため、安定した通信を行うことができる。
上述した各実施形態においても、種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用可能である。
Claims (10)
- 同一及び他の通信システムを構築する他の無線通信装置から受信信号を受信する受信手段と、
同一の通信システムの他の無線通信装置から受信した信号の受信信号強度を上記他の無線通信装置毎に測定する信号強度測定手段と、
同一の通信システムから受信する目的の信号以外であって、他の通信システムの無線通信装置ならびにノイズ源からのノイズ信号のノイズ信号強度を測定するノイズ強度測定手段と、
上記同一の通信システムの他の無線通信装置毎の過去複数の受信信号強度の平均値と、過去複数の上記ノイズ信号強度の平均値とに基づいて、上記同一の通信システムの他の無線通信装置に対して現在の送信出力値から相対的に値を変更させる相対変更値を導出する相対変更値導出手段と、
上記相対変更値導出手段により導出された上記相対変更値を、対応する上記同一の通信システムの他の無線通信装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 上記他の無線通信装置から、上記相対変更値を含む信号を受信した場合に、上記相対変更値を用いて送信信号の送信出力値を導出する送信出力値導出手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
- 上記相対変更値導出手段が、上記ノイズ信号強度に当該通信規格の所望SN比を加算した受信可能強度と、上記他の無線通信装置毎の上記受信信号強度とを比較し、その比較結果に基づいて、対応する上記他の無線通信装置への上記相対変更値を導出するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
- 上記相対変更値導出手段が、上記受信可能強度と上記他の無線通信装置毎の上記受信信号強度との差分値を、上記相対変更値とするものであることを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
- 上記相対変更値導出手段が、上記受信可能強度と上記他の無線通信装置毎の上記受信信号強度との差分値に所定のマージン値を加算した値を、上記相対変更値とするものであることを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
- 上記信号強度測定手段が、所定時間内における上記他の無線通信装置からの信号の信号強度の平均値を、上記他の無線通信装置毎の上記受信信号強度とするものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の無線通信装置。
- 上記送信出力値導出手段が、複数の上記他の無線通信装置から、上記相対変更値を含む信号を受信した場合に、受信した複数の相対変更値から算出される送信出力値のうち最大送信出力値を導出するものであることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の無線通信装置。
- コンピュータを、
同一及び他の通信システムを構築する他の無線通信装置から受信信号を受信する受信手段と、
同一の通信システムの他の無線通信装置から受信した信号の受信信号強度を上記他の無線通信装置毎に測定する信号強度測定手段と、
同一の通信システムから受信する目的の信号以外であって、他の通信システムの無線通信装置ならびにノイズ源からのノイズ信号のノイズ信号強度を測定するノイズ強度測定手段と、
上記同一の通信システムの他の無線通信装置毎の過去複数の受信信号強度の平均値と、過去複数の上記ノイズ信号強度の平均値とに基づいて、上記同一の通信システムの他の無線通信装置に対して現在の送信出力値から相対的に値を変更させる相対変更値を導出する相対変更値導出手段と、
上記相対変更値導出手段により導出された上記相対変更値を、対応する上記同一の通信システムの他の無線通信装置に送信する送信手段と
して機能させることを特徴とする無線通信プログラム。 - 同一及び他の通信システムを構築する他の無線通信装置から受信信号を受信する受信手段と、
上記同一の通信システムの他の無線通信装置から受信した信号の受信信号強度を上記他の無線通信装置毎に測定する信号強度測定手段と、
同一の通信システムから受信する目的の信号以外であって、他の通信システムの無線通信装置ならびにノイズ源からのノイズ信号のノイズ信号強度を測定するノイズ強度測定手段と、
上記同一の通信システムの他の無線通信装置毎の過去複数の受信信号強度の平均値と、過去複数の上記ノイズ信号強度の平均値とに基づいて、上記同一の通信システムの他の無線通信装置に対して現在の送信出力値から相対的に値を変更させる相対変更値を導出する相対変更値導出手段と、
取得した上記他の無線通信装置の送信出力値と、上記相対変更値とに基づいて、当該他の無線通信装置に要求する送信出力値を導出する送信出力絶対値導出手段と、
上記送信出力絶対値導出手段により導出された上記送信出力値を、対応する上記同一の通信システムの他の無線通信装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とする無線通信装置。 - コンピュータを、
同一及び他の通信システムを構築する他の無線通信装置から受信信号を受信する受信手段と、
上記同一の通信システムの他の無線通信装置から受信した信号の受信信号強度を上記他の無線通信装置毎に測定する信号強度測定手段と、
同一の通信システムから受信する目的の信号以外であって、他の通信システムの無線通信装置ならびにノイズ源からのノイズ信号のノイズ信号強度を測定するノイズ強度測定手段と、
上記同一の通信システムの他の無線通信装置毎の過去複数の受信信号強度の平均値と、過去複数の上記ノイズ信号強度の平均値とに基づいて、上記同一の通信システムの他の無線通信装置に対して現在の送信出力値から相対的に値を変更させる相対変更値を導出する相対変更値導出手段と、
取得した上記他の無線通信装置の送信出力値と、上記相対変更値とに基づいて、当該他の無線通信装置に要求する送信出力値を導出する送信出力絶対値導出手段と、
上記送信出力絶対値導出手段により導出された上記送信出力値を、対応する同一の通信システムの上記他の無線通信装置に送信する送信手段と
して機能させることを特徴とする無線通信プログラム。
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