JP6044292B2 - データ処理装置、データ処理方法 - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6044292B2
JP6044292B2 JP2012252621A JP2012252621A JP6044292B2 JP 6044292 B2 JP6044292 B2 JP 6044292B2 JP 2012252621 A JP2012252621 A JP 2012252621A JP 2012252621 A JP2012252621 A JP 2012252621A JP 6044292 B2 JP6044292 B2 JP 6044292B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
cycle
unit
count value
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012252621A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014103466A (ja
Inventor
白石 尚人
尚人 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2012252621A priority Critical patent/JP6044292B2/ja
Priority to US14/073,063 priority patent/US9092717B2/en
Publication of JP2014103466A publication Critical patent/JP2014103466A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6044292B2 publication Critical patent/JP6044292B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/18Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
    • G06K15/1848Generation of the printable image
    • G06K15/1849Generation of the printable image using an intermediate representation, e.g. a list of graphical primitives
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/18Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
    • G06K15/1848Generation of the printable image
    • G06K15/1856Generation of the printable image characterized by its workflow
    • G06K15/1861Generation of the printable image characterized by its workflow taking account of a limited available memory space or rasterization time
    • G06K15/1865Generation of the printable image characterized by its workflow taking account of a limited available memory space or rasterization time by compressing the rasterized print data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/64Systems for the transmission or the storage of the colour picture signal; Details therefor, e.g. coding or decoding means therefor

Description

本発明はデータ処理装置、データ処理方法及びプログラムに関する。
プリンタ装置等の画像処理装置は、画像データを一時的にメモリに記憶する。この場合、画像データをそのままメモリに格納しようとすると、大容量のメモリが必要になりコストが掛かる。これに対処するため、画像データを圧縮してメモリに格納することが従来から行われている。
従来の画像処理装置におけるプリント処理手順は、例えば以下のとおりである。即ち、画像形成装置は、ネットワークから受け取ったPDL(Page Descript Language)を解析し、描画装置が実行可能な中間言語を生成し、描画装置により中間言語を解析して、バンドメモリへ画像を描画する。画像形成装置は、バンドメモリへの描画に当たり、画像の圧縮アルゴリズムにより、画像を符号化し、符号をメモリに格納し、その後、プリントアウト時に、C、M、Y、K(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の各版毎に遅延させて、バンドメモリから符号化データを読み込み、前記圧縮アルゴリズムにより、復号化しC、M、Y、Kの各版に対応するデータのプリンタエンジンに転送して印字する。
ここで、データを効率よく圧縮する方法として、特許文献1には、小さい動的な辞書をMTF(Move To Front)方式で制御することにより、少ない辞書でMTF制御し、辞書と一致したインデックス値をランレングス符号化するデータ符号化方法が記載されている。
ただ、この方法では、辞書に登録するワード数が小さく、例えば、符号化する辞書のデータ幅が1バイト(=8ビット)の場合に、辞書の深さが64=2個であると、対象データが辞書と一致したとしても、8バイトが6バイトに変換されるだけである。そのために辞書のワード数を大きくする必要があるが、その場合、辞書との一致が難しくなる。
そのために、特許文献1のデータ符号化方法では、例えば、1ビット/画素のディザ処理等の中間調処理された画像データを入力データとして用い、ディザ処理が施された画像データにはもともと周期性があることを利用して、ライン単位で周期検出を行い、辞書のワード数を求めている。しかし、何も書かれていない白画像(プリンタ画像では多くの面積を有する)の場合は、基本的に周期を有していないために、周期を求めることが出来ない。
特許文献1の前記データ符号化方法では、複数の周期で辞書のワードとの一致数をカウントし、カウント数が最も大きい値の周期を利用しているが、何も書かれていない白画像の場合は、周期が無いために周期の一番小さい一致カウンタが最も大きな値を有し易くなる。
また、プリンタ画像においては、各属性(文字/写真/グラフィックスなど)毎に異なるディザパターン(サイズが異なるディザパターン)を使用しているために、文字や写真等が混在するライン(図28は、1ラインに写真画像、文字画像、グラフィックス画像が混在する例を示す図である)においては、周期を求めることが難しくなり、何も書かれていない白画像の場合と同様に、周期の一番小さい一致カウンタが最も大きなカウント値を有し易くなる。この場合、周期が一番小さい値が選択され、周期単位で辞書を使用して圧縮するため圧縮装置のスピードも低下するという問題がある。
本発明は、上記の従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、入力されるデータと辞書データが最も一致する周期内において、出来るだけ大きな周期でデータを符号化することにより、符号化速度をより高速化することである。
本発明は、データを符号化するデータ処理装置であって、データ記憶手段に記憶された所定量のデータを読み込むデータ読み込み手段と、前記読み込んだデータに対して、前記所定量毎に当該データのデータ周期を選択するデータ周期選択手段と、前記データ周期選択手段で選択したデータ周期で、前記読み込んだデータからデータを切り出すデータ切り出し手段と、前記切り出したデータを中間データに変換する中間データ変換手段と、前記中間データ変換手段で変換した中間データを符号化する符号化処理手段と、を有し、前記データ周期選択手段は、前記読み込んだデータを所定の周期単位で分割した、各分割データ間におけるデータの一致カウント値を求める一致カウント手段を有し、前記一致カウント手段で求めた一致カウント値において、最も大きなカウント値が得られる周期、又は、前記カウント値が同数のときはそのカウント値が得られる周期のうち最も大きな周期の分割データの周期を選択し、前記データ周期選択手段は、前記データの一致カウント値を量子化する量子化手段を有し、前記量子化手段により求めた量子化後の一致カウント値において、最も大きなカウント値が得られる周期、又は、前記カウント値が同数のときはそのカウント値が得られる周期のうち最も大きな周期の分割データの周期を選択することを特徴とするデータ処理装置である。
本発明によれば、入力データと辞書データが最も一致する周期内において、出来るだけ大きな周期でデータを符号化することにより、符号化スピードをより高速化することができる。
本発明のデータ処理装置の実施形態に係る画像データ処理装置のプリンタの電装・制御装置のブロック図である。 図1の符号化装置の符号化処理のための機能ブロック図である。 符号化した符号のフォーマットを示す図である。 MTFデータ幅(=16ビット時)における、符号化時のMTF符号化処理の辞書探索処理を示す図である。 MTFデータ幅(=16ビット時)における、符号化時のMTF符号化処理の辞書更新処理を示す図である。 図2のMTFデータ幅選択部のブロック図である。 図2のMTFデータ幅切り出し部のブロック図である。 8ビット単位一致合計演算部のブロック図である。 16ビット単位一致合計演算部のブロック図である。 32ビット単位一致合計演算部のブロック図である。 図6の量子化装置のブロック図である。 8ビット量子化装置の量子化の処理状態を示す図である。 7ビット量子化装置の量子化の処理状態を示す図である。 6ビット量子化装置の量子化の処理状態を示す図である。 図7の8ビット単位切り出し処理部のブロック図である。 図7の16ビット単位切り出し処理部のブロック図である。 図7の32ビット単位切り出し処理部のブロック図である。 MTF処理部のブロック図である。 図6の一致MaxMTFデータ幅選択部23(7)の処理手順を示すフロー図である。 ハフマン符号化処理部におけるハフマン符号化処理手順のフロー図である。 図20のステップS204のインデックス符号化処理の手順を示すフロー図である。 図20のステップS205のESC符号化処理の手順を示すフロー図である。 図20のステップS202のラインヘッダ符号化処理の手順を示すフロー図である。 図20のステップS207の終端符号化処理の手順を示すフロー図である。 可変長符号の32ビット符号への符号出力処理の手順を示すフロー図である。 図25Aの符号出力処理におけるステップS702の符号のマージン処理を示す図である。 符号化する画像データを示す図である。 符号化した符号の例を示す図である。 1ラインに写真画像、文字画像、グラフィックス画像が混在する例を示す図である。 図1の符号化装置の符号化処理のためのFIFOアルゴリズムに基づく機能ブロック図である。 FIFO処理部のブロック図である。 MTFデータ幅(=16ビット時)における、符号化時のFIFO符号化処理の辞書更新処理を示す図である。 量子化値を変えたことによるMax周期の差の例を示す図である。
図1は、本発明のデータ処理装置の実施形態である画像データ処理装置のプリンタの電装・制御装置9のブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)1は、PC(Personal Computer)11からのPDLを解析し、メインメモリ10へ多値(CMYK)画像データの描画処理を行なう。CPU I/F(インタフェース)2は、メインメモリアービタ(又はメインメモリARB)3に接続されて、CPU1とメインメモリコントローラ4間のI/Fを処理する。
メインメモリアービタ3は、CPU1、通信処理装置8、メインメモリコントローラ4、符号化装置5、復号装置6などとメインメモリ10とのアクセスを制御する。
メインメモリコントローラ4は、メインメモリ10を制御する。
符号化装置5は、メインメモリ10から多値(CMYK)バンドデータを読み込み、符号を生成し、CMYKページ符号格納領域104へ転送する。
復号装置6は、メインメモリ10の符号化されたCMYKページ符号を読み込み復号し、エンジンコントローラ7へ転送する。
エンジンコントローラ7は、プリンタエンジン12を制御する。通信処理装置(又は通信コントローラ)8は、ネットワークに接続されており、ネットワークから各種データやコマンドなどを受け取り、メインメモリアービタ3を介して各種のコントローラに接続されている。
メインメモリ10は、プログラム領域101、PDL格納メモリ領域102、CMYKバンドメモリ格納領域103、CMYKページ符号格納領域104、その他の領域105を備え、画像データや、その符号データや、CPUのプログラムなどを格納している。
PC11は、PDL(ページ記述言語)を作成し、ネットワークを介してプリンタへ転送する。
図2は、図1の符号化装置5の符号化処理のための機能ブロック図である。
メインメモリ10は、上述のようにデータここでは画像データを格納している。データ読み込み手段、ここでは画像読み込み部22は、メインメモリ10から所定量単位、ここではライン単位で画像データを読み取り、データ周期選択手段、ここではMTFデータ幅選択部23へ画像データを転送する。MTFデータ幅選択部23(図6はこのMTFデータ幅選択部23のブロック図である)は、画像読み込み部22から画像データを受け取り、複数のMTFデータ幅での一致数を求めながら、ラインメモリ制御部24へ画像データを転送する。
ラインメモリ制御部24は、MTFデータ幅選択部23から画像データを受け取り、ラインメモリ記憶手段を構成するラインメモリ25、26をライン単位ごとに交互に切り替えながら、画像データを書き込む。ラインメモリ25、26はラインメモリ制御部24からライン単位の画像データを受け取り格納する。
MTFデータ幅値を格納するMTFデータ幅値レジスタ27は、MTFデータ幅選択部23で求めたMTFデータ幅を格納する。データ切り出し手段、ここではMTFデータ幅切り出し部28(図7にこのMTFデータ幅切り出し部28のブロック図を示す)は、ラインメモリ制御部24から画像データを受け取る。MTFデータ幅切り出し部28は、受け取った画像データをMTFデータ幅値レジスタ27のMTFデータ幅値の幅で切り出し、中間データ変換手段、ここではMTF処理部29へ転送する。
MTF処理部29は、MTFデータ幅切り出し部28で切り出された画像データを受け取り、MTFアルゴリズムに基づき、次のハフマン符号化処理部30でハフマン符号を生成するために、図3の符号テーブルを特定する一致FLAGと、インデックス値と、ESCDATA(ここでは、これらを総称して中間データという)を生成する。即ち、具体的には、MTF処理部29は、MTFデータ幅切り出し部28で切り出された画像データと内蔵する辞書とを比較して、一致するか否か判断する。ここで、一致する場合は、一致したインデックス値を、一致しない場合は、切り出されたデータをESCDATA(Escapeデータ)値として、それぞれを中間データとして符号化処理手段、ここではハフマン符号化処理部30へ転送する(図18はMTF処理部29のブロック図である)。
ハフマン符号化処理部30は、MTF処理部29から受け取った一致FLAG(=1)と、インデックス値と、ESCDATA値を、図3に示すフォーマットで符号化して符号書き込み部31へ転送する。なお、図20は、ハフマン符号化処理部30におけるハフマン符号化処理手順のフロー図である。
符号書き込み部31は、ハフマン符号化処理部30で生成された符号を、符号データを格納するデータ記憶手段、ここではメモリ32へ書き込み処理する(図26は符号化する画像データを示す図である)。
このようにして、ライン単位の画像データを符号化する(図27は符号化した符号の例を示す図である)。符号化した画像データは、図27に示すように、先頭にラインヘッダ符号があり、符号の終端に符号終端があるライン単位で符号化される。
なお、以上で説明した、画像読み込み部22、MTFデータ幅選択部23、ラインメモリ制御部24、MTFデータ幅切り出し部28、MTF処理部29、ハフマン符号化処理部30、符号書き込み部31は、いずれもコンピュータにプログラムを読み取らせることで得られる機能実現手段である。
図3は、符号化した符号のフォーマット(符号フォーマット)を示す図であり、符号名と符号テーブルと符号サイズテーブルとからなる。
ここに記載された符号は、可変長のハフマン符号であり、登場頻度の高いハフマン木の順に短いコードを割り当てている。
ここで、符号名ラインヘッダは、図27のラインの符号の先頭にあり、ラインの符号の始まりとラインの符号のMTFデータ幅値(8ビット、16ビット、32ビット)の値を示す。符号終端は図27のように符号の終端を示す。
符号名ESCは、MTF符号化時に辞書にないものであって、ESCヘッダと生データからなり、MTFデータ幅値(8ビット、16ビット、32ビット)により、生データのデータ幅が異なる。
インデックス(INDEX)は、MTF符号化時に入力されたデータが辞書にあったために、一致した辞書のアドレス(INDEX00など)を示す。
図4は、MTFデータ幅(=16ビット時)における、符号化時のMTF符号化処理の辞書探索処理を示す図である。
即ち、図2のMTFデータ幅切り出し部28は、1ワード(64ビット)のデータから、ここでは、16ビット単位(MTFデータ幅値)でデータを順次切り出す。これに対し、図2のMTF処理部29は、ここではMaxのMTFデータ幅値である32ビットで構成されているために、切り出したデータを32ビットにするために16ビットに“0”を付加している。
図4の例では、入力されたデータ0x5555の16ビットに0x0000の16ビットを付加して32ビット(0x55550000)にして、辞書を探索する(他のデータも同様に0x0000を付加する)。この場合、入力されたデータ0x55550000は、図4に示すように、インデックス値=13の辞書データと一致するために、MTF処理部29は、一致FLAG(=1)、インデックス値=13を出力する。なお、入力されたデータが辞書データと一致しないときは、既に述べたようにESCDATAを出力する。このように、中間データは入力されたデータと辞書データとの一致・不一致を反映したものである。
図5は、MTFデータ幅(=16ビット時)における、符号化時のMTF符号化処理の辞書更新処理を示す図である。
図4において、入力されたデータ0x55550000はインデックス値(=13)と一致するため、辞書更新処理は、インデックス値=13の辞書データ0x55550000を削除して、図5に示すように入力されたデータ0x55550000を先頭のインデックス値=0の辞書に挿入する。同時に、辞書データを一致したインデックス値=13まで図中の矢印Yで示すようにシフトすることで行う。
図6は、図2のMTFデータ幅選択部23のブロック図である。
8ビット単位一致合計演算部23(1)は、1ワード(64ビット)のデータから所定の周期、ここでは8ビット単位で分割し、分割した隣接データ間でデータが一致する値(数)の合計を求める。
16ビット単位一致合計演算部23(2)は、1ワード(64ビット)のデータから所定の周期、ここでは16ビットで分割し、分割した隣接データ間でデータが一致する値(数)の合計を求める。
32ビット単位一致合計演算部23(3)は、1ワード(64ビット)のデータから所定の周期、ここでは32ビット単位で分割し、分割した隣接データ間でデータが一致する値(数)の合計を求める。
なお、8ビット単位一致合計演算部23(1)のブロック図は図8に、16ビット単位一致合計演算部23(2)のブロック図は図9に、32ビット単位一致合計演算部23(3)のブロック図は図10に、それぞれ示す。
量子化手段である量子化装置23(4)は、8ビット単位一致合計演算部23(1)で求めた8ビット単位の隣接データ間でのデータの一致数を量子化値で量子化(ここで、量子化とは、一致数カウントの値の下位ビットをマスクすることを云う。以下同じ)する。同様に、量子化装置23(5)は、16ビット単位一致合計演算部23(2)で求めた16ビット単位の隣接データ間でのデータの一致数を量子化値で量子化する。量子化装置23(6)は、32ビット単位一致合計演算部23(3)で求めた32ビット単位の隣接データ間でのデータの一致数を量子化値で量子化する。図11は、以上の各量子化装置23(4)、23(5)、23(6)のブロック図である。
一致MaxMTFデータ幅選択部23(7)は、各ビット単位合計値の量子化装置23(4)、23(5)、23(6)により求めた隣接データ間での一致するデータの合計値がMaxとなるMTFデータ幅を選択する。
レジスタ23(8)は、読み込まれた画像データを一時的に格納し、図2のラインメモリ制御部24へ転送する。
図7は、図2のMTFデータ幅切り出し部28のブロック図である。
8ビット単位切り出し処理部28(1)は、1ワード(64ビット)のデータから8ビット単位でデータを分割して切り出す。図15は、8ビット単位切り出し処理部28(1)のブロック図である。
16ビット単位切り出し処理部28(2)は、1ワード(64ビット)のデータから16ビット単位でデータを分割して切り出す。図16は、16ビット単位切り出し処理部28(2)のブロック図である。
32ビット単位切り出し処理部28(3)は、1ワード(64ビット)のデータから32ビット単位でデータを分割して切り出す。図17は、32ビット単位切り出し処理部28(3)のブロック図である。
MUX(Multiplexer)28(4)は、各ビット単位切り出し処理部28(1)〜28(3)により切り出されたデータを指定されたMTFデータ幅値で選択する。
図8は、8ビット単位一致合計演算部23(1)のブロック図である。
23(11)はレジスタであり、受け取った64ビットの画像データを8ビット単位で記憶する。
23(12)は、1つ前の画像データのワードの終端の8ビットのデータを格納するレジスタである。
23(13)は、EXNOR(一致検出)論理であり、隣接する8ビットのデータ間におけるデータ毎の一致を求める。
23(14)は、一致カウント手段である8ビット一致カウンタであり、8ビット単位で一致検出されたデータを受け取り、一致したビットの数(ここでは、8ビット単位で、隣同士の8ビットデータのうち一致したビットの数;以下同じ)を求める。
23(15)は、加算器であり、各8ビット一致カウンタで求めた、一致したビットの数を加算し、ライン単位で一致した数を合計する。
23(16)はレジスタであり、加算器23(15)で合計した値を1ライン分加算して記憶する。
図9は、16ビット単位一致合計演算部23(2)のブロック図である。
23(21)はレジスタであり、受け取った画像データを16ビット単位で記憶する。
23(22)は1つ前の画像データのワードの終端の16ビットのデータを格納するレジスタである。
23(23)はEXNOR(一致検出)論理であり、隣接する16ビットのデータの一致する数を求める。
23(24)は16ビット一致カウンタであり、16ビット単位で一致検出されたデータを受け取り一致したビットの数を求める。
23(25)は加算器であり、各16ビット一致カウンタで求めた、一致したビットの数を加算しライン単位で一致した数を合計する。
23(26)はレジスタであり、加算器23(25)で合計した値を1ライン分加算して記憶する。
図10は、32ビット単位一致合計演算部23(3)のブロック図である。
23(31)はレジスタであり、受け取った画像データを32ビット単位で記憶する。
23(32)は1つ前の画像データのワードの終端の32ビットのデータを格納するレジスタである。
23(33)はEXNOR(一致検出)論理であり、隣接する32ビットのデータの一致を求める。
23(34)は32ビット一致カウンタであり、32ビット単位で一致検出されたデータを受け取り一致したビットの数を求める。
23(35)は加算器であり、各32ビット一致カウンタで求めた、一致したビット数を加算しライン単位で一致した数を合計する。
23(36)はレジスタであり、加算器23(35)で合計した値を1ライン分加算して記憶する。
図15は、図7の8ビット単位切り出し処理部28(1)のブロック図である。
28(11)はレジスタであり、受け取った画像データを8ビット単位で記憶する。
28(12)はMUXであり、レジスタ28(11)の8ビット単位のデータを順次選択する。また、出力時に“0”値を24ビット付加して32ビットとして出力する。
28(13)はカウンタであり、MUX28(12)の選択する値を順次作成する。
図16は、図7の16ビット単位切り出し処理部28(2)のブロック図である。
28(21)はレジスタであり、受け取った画像データを16ビット単位で記憶する。
28(22)はMUXであり、レジスタ28(21)の16ビット単位のデータを順次選択する。また、出力時に“0”値を16ビット付加して32ビットとして出力する。
28(23)はカウンタであり、MUX28(22)の選択する値を順次作成する。
図17は、図7の32ビット単位切り出し処理部28(3)のブロック図である。
28(31)はレジスタであり、受け取った画像データを32ビット単位で記憶する。
28(32)はMUXであり、レジスタ28(31)の32ビット単位のデータを順次選択する。
28(33)はカウンタであり、MUX28(32)の選択する値を順次作成する。
図18は、図2のMTF処理部29のブロック図である。
図中データ0〜15はレジスタに格納された辞書の内容であり、データ0〜15に付された番号1〜6がインデックス値に対応する。また、図5で示したように更新時にシフトできるように隣接するレジスタの入出力が接続されている。29(7)〜(12)は比較器であり、インデックス値1〜6の辞書の内容と切り出されたデータを比較して、インデックス生成装置29(13)へ転送する。
インデックス生成装置29(13)は、比較器29(7)〜(12)の比較結果を受け取り、一致した番号(インデックス値)のうち一番若い番号を選択し、インデックス値として出力する。
OR回路29(14)は、比較器29(7)〜(12)からの比較結果を受け取り、一致FLAG(=1)を生成する。
辞書ライト制御装置29(15)は、インデックス値を受け取り、インデックス番号までのデータ0〜15のライトを制御する。
図11は、図6の量子化装置23(4)のブロック図である。
23(41)は、8ビット量子化装置であり、16ビットの一致合計値の下位8ビットをマスク、即ち“0”にする。
23(42)は、7ビット量子化装置であり、16ビットの一致合計値の下位7ビットを“0”に量子化する。
23(43)は、6ビット量子化装置であり、16ビットの一致合計値の下位6ビットを“0”に量子化する。
23(44)はMUXであり、量子化値を受けとり、各量子化装置23(41)、23(42)、23(43)の量子化後の一致合計値又は量子化されていない一致合計を選択する。例えば、量子化値=0であれば、8ビット量子化装置23(41)の値を選択する。量子化値=1であれば、7ビット量子化装置23(42)の値を選択する。量子化値=2であれば、6ビット量子化装置23(43)の値を選択する。量子化値=3であれば、量子化されていない一致合計を選択する。
図12は、8ビット量子化装置23(41)の量子化の処理状態を示す図である。このように、16ビットの一致合計値の下位8ビットを“0”に量子化する。
図13は、7ビット量子化装置23(42)の量子化の処理状態を示す図である。このように、16ビットの一致合計値の下位7ビットを“0”に量子化する。
図14は、6ビット量子化装置23(43)の量子化の処理状態を示す図である。このように、16ビットの一致合計値の下位6ビットを“0”に量子化する。
図19は、図6の一致MaxMTFデータ幅選択部23(7)の処理手順を示すフロー図である。
一致MaxMTFデータ幅選択部23(7)は、8ビット一致合計値と16ビット一致合計値を比較(S101)する。ここで、両者が等しいか若しくは、16ビット一致合計値が大きい場合は(S101、YES)、ステップS105の処理へ進む。逆に、8ビット一致合計値が16ビット一致合計値よりも大きい場合は(S101、NO)、ステップS102の処理へ進む。
ステップS102で、8ビット一致合計値と32ビット一致合計値を比較し(S102)、両者が等しいか若しくは、32ビット一致合計値が8ビット一致合計値より大きい場合は(S102、YES)、MTFデータ幅を32ビットにする(S104)。8ビット一致合計値が32ビット一致合計値より大きい場合は(S102、NO)、MTFデータ幅を8ビットにする(S103)。
ステップS105では、16ビット一致合計値と32ビット一致合計値を比較する(S105)。ここで、両者が等しいか若しくは、32ビット一致合計値が16ビット一致合計値よりも大きい場合は(S105、YES)、MTFデータ幅を32ビットにする(S107)。16ビット一致合計値が32ビット一致合計値より大きい場合は(S105、NO)、MTFデータ幅を16ビットにする(S106)。このように一致合計値が等しい場合は、より大きな周期を優先する。
図20は、図2のハフマン符号化処理部30で行うハフマン符号化処理の手順を示すフロー図である。
即ち、ステップS201でラインの先頭であるか否か判断し、ライン先頭であれば(S201、YES)、ラインヘッダ符号化処理を行い(S202)、図3のラインヘッダを符号として出力する。
次に、図2のMTF処理部29のMTF処理で入力されたデータが辞書に一致したか否か判断する(S203)。ここで、両者が一致した場合は(S203、YES;HITFLG=1)、インデックス符号化処理を行う(S204)。両者が一致していない場合は(S203、NO)、ESC符号化処理を行う(S205)。次に、ラインの終端であるか否か判断し(S206)、ラインの終端であれば(S206、YES)、終端符号化処理を行い、図3の符号終端を符号として出力する(S207)。
図21は、図20のステップS204のインデックス符号化処理の手順を示すフロー図である。
即ち、まず、図3の符号フォーマットのインデックス値に対応する符号とサイズを求める。つまり、インデックス符号テーブル(DICTNUM)を符号データとし、符号サイズ=インデックスサイズテーブル(DICTNUM)として(S301)、続いて符号出力処理を行う(S302)。
図22は、図20のステップS205のESC符号化処理の手順を示すフロー図である。
まず、図3の符号フォーマットのESCヘッダに対応する符号とサイズを求める、例えば、ESCヘッダ“0”を符号データとし、符号サイズを3ビットとして(S401)、符号出力処理を行う(S402)。次に、MTFデータ幅の値が8ビットであれば(S403、YES)、符号データ=ESCDATA[31:24]、符号サイズ=8ビットとする(S404)。つまりESCDATAの先頭の8ビットを符号化する。
MTFデータ幅の値が16ビットであれば(S403、NO、S405、YES)、符号データ=ESCDATA[31:16]、符号サイズ=16ビットとする。つまりESCDATAの先頭の16ビットを符号化する。
MTFデータ幅の値が32ビットであれば、(S403、NO、S405、NO)、
符号データ=ESCDATA[31:0]、符号サイズ=32ビットとする。つまりESCDATAの先頭の32ビットを符号化する。最後に符号出力処理を行い(S408)、このESC符号化処理を終了する。
図23は、図20のステップS202のラインヘッダ符号化処理の手順を示すフロー図である。
まず、MTFデータ幅値が8ビットであるか否か判断する(S501)、MTFデータ幅値が8ビットであれば(S501、YES)、符号データを7′b′1111000とし、符号サイズを7ビットとして(S502)、符号出力処理を行う(S506)。MTFデータ幅値が16ビットであれば(S501、NO、S503、YES)、符号データを7′b′1111001とし、符号サイズを7ビットとして(S504)、符号出力処理を行う(S506)。さらに、MTFデータ幅値が32ビットであれば(S501、NO、S503、NO)、符号データを7′b′1111010、符号サイズを7ビットとして(S505)、符号出力処理を行う(S506)。
図24は、図20のステップS207の終端符号化処理の手順を示すフロー図である。
このように、MTFデータ幅の値で図3の符号フォーマットの符号終端に対応する符号とサイズ(ここでは、符号データ=5′b′11111、符号サイズ=5ビット)を求め(S601)、符号出力処理を行う(S602)。
次に、可変長符号を32ビット符号に詰めて出力する手順について説明する。
図25Aは、可変長符号の32ビット符号への符号出力処理の手順を示すフロー図である。また図25B〜25Eは、ワード(64ビット)幅内における、図25Aの符号出力処理におけるステップS702の符号のマージン処理を示す図である。
まず、図25Bにおいて、64ビットの符号の位置を示すポインタを求め、図25Bの符号の左端を求める。例えば、符号ポインタは、最初は左端の63を示しており、この符号ポインタから符号長(符号サイズ)の11ビットを引き、符号ポインタを52にする。(S701)。次に、図25Cに示すように、追加する符号を更新後のポインタ値分シフトし、前の符号を加える。つまり、図25Cに示すように、前の符号があるために、符号ポインタが52でそれから符号長の17ビットを引き更新後の符号ポインタを35にする(S702)。
次に、図25D、図25Eの処理を行う。即ち、図25Dでは、追加した符号(35ビット)により、更新後の符号ポインタは24になったので、符号ポインタが32以下であるから(S703、YES)、S704以下の処理を行う。即ち上位の32ビットを切り出し(S704)、符号として出力し(S705)、図25Eに示すように、符号ポインタを32加算し(S706)、図25Eのように32ビットシフトし(S707)、32ビット単位の符号を1カウントアップする(S708)。このように符号サイズと符号から符号のワード幅(32ビット)に可変長符号が一杯になると、可変長の符号を固定長の32ビットに詰めて符号化して出力する。
なお、以上の実施形態において、辞書はMTFアルゴリズムに基づく、つまりMTF方式の辞書であるが、簡単なFIFO(First In First Out)アルゴリズムに基づくFIFO方式の辞書であってよい。次にその点について説明する。
図29は、図1の符号化装置5の符号化処理のためのFIFOアルゴリズムに基づく機能ブロック図である。図29においては、図2の機能ブロック図におけるMFT処理部29がFIFO処理部29Aに置き換わっており、同じ部分には同じ符号を付している。
即ち、メインメモリ10は、データここでは画像データを格納している。データ読み込み手段、ここでは画像読み込み部22は、メインメモリ10から所定量単位、ここではライン単位で画像データを読み取り、データ周期選択手段、ここではMTFデータ幅選択部23へ画像データを転送する。MTFデータ幅選択部23(MTFデータ幅選択部23は既に図6に示したとおりである)は、画像読み込み部22から画像データを受け取り、複数のMTFデータ幅での一致数を求めながら、ラインメモリ制御部24へ画像データを転送する。
ラインメモリ制御部24は、MTFデータ幅選択部23から画像データを受け取り、ラインメモリ記憶手段を構成するラインメモリ25、26をライン単位ごとに交互に切り替えながら、画像データを書き込む。ラインメモリ25、26はラインメモリ制御部24からライン単位の画像データを受け取り格納する。
MTFデータ幅値を格納するMTFデータ幅値レジスタ27は、MTFデータ幅選択部23で求めたMTFデータ幅を格納する。データ切り出し手段、ここではMTFデータ幅切り出し部28(MTFデータ幅切り出し部28は既に図7に示したとおりである)は、ラインメモリ制御部24から画像データを受け取る。MTFデータ幅切り出し部28は、受け取った画像データをMTFデータ幅値レジスタ27のMTFデータ幅値の幅で切り出し、中間データ変換手段、ここではFIFO処理部29Aへ転送する。
FIFO処理部29Aは、MTFデータ幅切り出し部28で切り出された画像データを受け取り、FIFOアルゴリズムに基づき、次のハフマン符号化処理部30で符号化データ(ハフマン符号)を生成するために、図3の符号テーブルを特定する一致FLAG(=1)と、インデックス値と、ESCDATA、即ち中間データを生成する。
具体的には、FIFO処理部29Aは、MTFデータ幅切り出し部28で切り出された画像データと内蔵する辞書とを比較して、一致するか否か判断する。ここで、一致する場合は、一致したインデックス値を、一致しない場合は、切り出されたデータをESCDATA値として符号化処理手段、ここではハフマン符号化処理部30へ転送する。
ハフマン符号化処理部30は、FIFO処理部29Aから受け取った一致FLAG(=1)とインデックス値とESCDATA値を、図3に示すフォーマットで符号化して符号書き込み部31へ転送する。なお、ハフマン符号化処理部30におけるハフマン符号化処理手順は、既に図20に示したとおりである。
符号書き込み部31は、ハフマン符号化処理部30で生成された符号を、符号データを格納するデータ記憶手段、ここではメモリ32へ書き込み処理する(符号化する画像データは図26に示したとおりである)。
このようにして、ライン単位の画像データを、図27に例示したように符号化する。符号化した画像データは、図27に示したように、先頭にラインヘッダ符号があり、符号の終端に符号終端があるライン単位で符号化される。
なお、以上で説明した、画像読み込み部22、MTFデータ幅選択部23、ラインメモリ制御部24、MTFデータ幅切り出し部28、FIFO処理部29A、ハフマン符号化処理部30、符号書き込み部31も、コンピュータにプログラムを読み取らせることで得られる機能実現手段である。
図30は、図29のFIFO処理部29Aのブロック図である。
図中データ0〜15はレジスタに格納された辞書の内容であり、データ0〜15に付された番号1〜6がインデックス値に対応する。また、後述する図31で示すように、更新時にシフトできるように隣接するレジスタの入出力が接続されている。29(7)〜(12)は比較器であり、インデックス値1〜6の辞書の内容と切り出されたデータを比較して、インデックス生成装置29(13)へ転送する。
インデックス生成装置29(13)は、比較器29(7)〜(12)の比較器からの比較結果を受け取り、一致した番号(インデックス値)のうち一番若い番号を選択し、インデックス値として出力する。
OR回路29(14)は、比較器29(7)〜(12)からの比較結果を受け取り、一致FLAG(=1)を生成する。
図31は、MTFデータ幅(=16ビット時)における、符号化時のFIFO符号化処理の辞書更新処理を示す図である。
入力されたデータで辞書を探索する場合は、図4に示したとおりであり、入力データ0x55550000を辞書データと対比すると、インデックス値(=13)の辞書データと一致する。この場合の辞書更新処理は、入力されたデータ0x55550000を先頭のインデックス値=0の辞書に挿入する。同時に、図31に示すように、辞書データを全て図中の矢印Yで示すようにシフトする。但し、この場合は、MTFアルゴリズムによるものと相違して、インデックス値(=13)の辞書データ0x55550000は削除せずにそのまま残す(図31はシフト後のデータであり、シフト前の図4のインデックス値=15のデータは破棄されている)。
図32は、量子化値を変えたことによるMax周期(入力データと辞書のワードとの一致数が最も大きな周期をいう)の差の例を示す図である。
図32は、量子化しない場合と、量子化を行う場合(即ち、下位8ビット、7ビット、6ビットをそれぞれ“0”にマスクした場合における、8周期、16周期、32周期における入力データと辞書のワードとの一致数を表にして表したものである。
図32に示すように量子化なしの各周期での一致数を下位8ビット/7ビット/6ビットを“0”にマスクすると、(i)下位8ビット量子化の場合は、全ての周期が同じ値になっている。このために、ここでいうMax周期は32周期となり、32ビット/クロックで圧縮するのが好適であることを表している。つまり、32ビット/クロックで圧縮できるが、多少圧縮率は低下する。(ii)下位7ビット量子化の場合は、8周期と16周期が同じ値になる。そのため、Max周期は16周期となり、16ビット/クロックで圧縮するのが好適であることを示している。ただ、微少の圧縮率は低下する。(iii)圧縮率は低下しない。下位6ビット量子化の場合は、8周期での一致数は704、16周期では640、32周期では512であるから、その傾向は量子化なしの場合と同様であり、Max周期は8周期である。したがって、8ビット/クロックで圧縮するのが好適であることを示している。この場合は、圧縮率は低下しないが、圧縮速度は32周期、16周期の場合よりも低下する。
このように量子化値を変更することで、圧縮率とスピード(圧縮速度)のバランスを調節する。その場合、メモリを多く持ったプリンタでは、量子化値を大きくすることで、圧縮率は多少低下する場合があるが、圧縮スピードを向上させることができる。メモリが少ないプリンタでは、量子化値を小さくすること(若しくは量子化しないこと)で、圧縮率を落すことなく、圧縮スピードは従来のままにする、などの選択が可能である。
以上、本実施形態によれば、複数の周期にて、一致数をカウントするが、その複数の一致数カウントの値を量子化(一致数カウントの値の下位ビットをマスクする)することにより、少ない値の一致数であれば、同じ数値にし、一致数が同じ場合は大きな周期の値を選択する。これにより、各周期の一致数のカウント値の差が小さい場合は、その差を考慮しないようにしたことで、出来るだけ大きな周期で符号化して符号化速度を高速化することができる。
1・・・CPU、2・・・CPU I/F、3・・・メインメモリアービタ、4・・・メインメモリコントローラ、5・・・符号化装置、6・・・複号装置、7・・・エンジンコントローラ、8・・・通信処理装置、9・・・画像データ処理装置のプリンタの電装・制御装置、10・・・メインメモリ、11・・・PC、12・・・プリンタエンジン、22・・・画像読み込み部、23・・・MTFデータ幅選択部、24・・・ラインメモリ制御部、25、26・・・ラインメモリ、27・・・MTFデータ幅値レジスタ、28・・・MTFデータ幅切り出し部、29・・・MTF処理部、30・・・ハフマン符号化処理部、31・・・符号書き込み部、32・・・メモリ。
特許第4000266号公報

Claims (9)

  1. データを符号化するデータ処理装置であって、
    データ記憶手段に記憶された所定量のデータを読み込むデータ読み込み手段と、前記読み込んだデータに対して、前記所定量毎に当該データのデータ周期を選択するデータ周期選択手段と、前記データ周期選択手段で選択したデータ周期で、前記読み込んだデータからデータを切り出すデータ切り出し手段と、前記切り出したデータを中間データに変換する中間データ変換手段と、前記中間データ変換手段で変換した中間データを符号化する符号化処理手段と、を有し、
    前記データ周期選択手段は、前記読み込んだデータを所定の周期単位で分割した、各分割データ間におけるデータの一致カウント値を求める一致カウント手段を有し、前記一致カウント手段で求めた一致カウント値において、最も大きなカウント値が得られる周期、又は、前記カウント値が同数のときはそのカウント値が得られる周期のうち最も大きな周期の分割データの周期を選択し、
    前記データ周期選択手段は、前記データの一致カウント値を量子化する量子化手段を有し、前記量子化手段により求めた量子化後の一致カウント値において、最も大きなカウント値が得られる周期、又は、前記カウント値が同数のときはそのカウント値が得られる周期のうち最も大きな周期の分割データの周期を選択することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載されたデータ処理装置において、
    前記中間データ変換手段は、前記データ周期選択手段で選択した最も大きな周期のデータ周期でデータ変換を行うことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 請求項1に記載されたデータ処理装置において、
    前記中間データ変換手段は辞書を備え、入力データを、前記入力データと前記辞書の辞書データとの一致又は不一致を反映させた中間データに変換することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 請求項に記載されたデータ処理装置において、
    前記辞書は、MTF方式又はFIFO方式の辞書であることを特徴とするデータ処理装置。
  5. 請求項1に記載されたデータ処理装置において、
    前記符号化処理手段は、前記中間データをハフマン符号化するハフマン符号化処理手段であることを特徴とするデータ処理装置。
  6. 請求項1に記載されたデータ処理装置において、
    前記所定量は1ワード、前記所定の周期単位は所定のデータ幅であり、前記データ周期選択手段は、1ワードのデータを所定のデータ幅で複数のデータに分割し、分割したデータ間におけるデータの一致数をカウントする一致カウンタを有し、同じワード数に対する前記一致カウンタの合計カウント数が最も大きいデータ幅、又は、前記カウント値が同数のときはそのカウント値が得られるデータ幅のうち最も大きな分割データのデータ幅を切り出し用のデータ幅として選択することを特徴とするデータ処理装置。
  7. 請求項1に記載されたデータ処理装置において、
    前記量子化手段では、複数の量子化値が選択可能であることを特徴とするデータ処理装置。
  8. データを符号化するデータ処理装置におけるデータ処理方法であって、
    データ記憶手段に記憶された所定量のデータを読み込むデータ読み込み工程と、
    前記読み込んだデータに対して、前記所定量毎に当該データのデータ周期を選択するデータ周期選択工程と、
    前記データ周期選択工程で選択したデータ周期で、前記読み込んだデータからデータを切り出すデータ切り出し工程と、前記切り出したデータを中間データに変換する中間データ変換工程と、
    前記中間データ変換工程で変換した中間データを符号化する符号化処理工程と、を有し、
    前記データ周期選択工程は、前記読み込んだデータを所定の周期単位で分割した、各分割データ間におけるデータの一致カウント値を求める一致カウント工程を有し、前記一致カウント工程で求めた一致カウント値において、最も大きなカウント値が得られる周期、又は、前記カウント値が同数のときはそのカウント値が得られる周期のうち最も大きな周期の分割データの周期を選択し、
    前記データ周期選択工程は、前記データの一致カウント値を量子化する量子化工程を有し、前記量子化工程により求めた量子化後の一致カウント値において、最も大きなカウント値が得られる周期、又は、前記カウント値が同数のときはそのカウント値が得られる周期のうち最も大きな周期の分割データの周期を選択することを特徴とするデータ処理方法
  9. 請求項8に記載されたデータ処理方法における前記各工程を、コンピュータで実行させるためのプログラム
JP2012252621A 2012-11-16 2012-11-16 データ処理装置、データ処理方法 Active JP6044292B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012252621A JP6044292B2 (ja) 2012-11-16 2012-11-16 データ処理装置、データ処理方法
US14/073,063 US9092717B2 (en) 2012-11-16 2013-11-06 Data processing device and data processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012252621A JP6044292B2 (ja) 2012-11-16 2012-11-16 データ処理装置、データ処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014103466A JP2014103466A (ja) 2014-06-05
JP6044292B2 true JP6044292B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=50727659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012252621A Active JP6044292B2 (ja) 2012-11-16 2012-11-16 データ処理装置、データ処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9092717B2 (ja)
JP (1) JP6044292B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6003059B2 (ja) * 2012-01-05 2016-10-05 株式会社リコー 画像処理装置および画像処理方法、ならびに、画像形成装置
JP7040058B2 (ja) 2018-01-31 2022-03-23 株式会社リコー 符号化装置
US10897270B2 (en) * 2018-06-06 2021-01-19 Yingquan Wu Dynamic dictionary-based data symbol encoding
JP2021175049A (ja) 2020-04-22 2021-11-01 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US11601136B2 (en) * 2021-06-30 2023-03-07 Bank Of America Corporation System for electronic data compression by automated time-dependent compression algorithm

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6222943B1 (en) * 1992-07-30 2001-04-24 Canon Kabushiki Kaisha Image reading, processing and recording with quick data compression
KR940017695A (ko) * 1992-12-09 1994-07-27 정용문 블럭간의 유사성을 고려한 중간조 화상의 부호화 방법
US6549666B1 (en) * 1994-09-21 2003-04-15 Ricoh Company, Ltd Reversible embedded wavelet system implementation
US6101276A (en) * 1996-06-21 2000-08-08 Compaq Computer Corporation Method and apparatus for performing two pass quality video compression through pipelining and buffer management
US6538771B1 (en) * 1997-01-21 2003-03-25 Minolta Co., Ltd. Image processor
JP3275807B2 (ja) * 1997-12-08 2002-04-22 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置
US6157743A (en) * 1998-07-31 2000-12-05 Hewlett Packard Company Method for retrieving compressed texture data from a memory system
US6744929B1 (en) * 1999-11-18 2004-06-01 Nikon Corporation Image data compression method image data compression apparatus and recording medium and data signal for providing image data compression program
US7212677B2 (en) * 2000-01-11 2007-05-01 Minolta Co., Ltd. Coder, coding method, program, and image forming apparatus for improving image data compression ratio
US7221483B2 (en) * 2000-09-05 2007-05-22 Ricoh Company, Ltd. Image encoding method and apparatus, image decoding method and apparatus, image processing apparatus, image formation apparatus, and computer-executable programs
JP2002142118A (ja) 2000-10-31 2002-05-17 Ricoh Co Ltd 符号化装置、復号化装置、画像形成装置、符号化方法および復号化方法
JP3857534B2 (ja) 2001-03-21 2006-12-13 株式会社リコー 画像圧縮処理装置
JP3865203B2 (ja) 2001-04-24 2007-01-10 株式会社リコー 画像圧縮装置、画像形成装置、画像圧縮方法及び記録媒体
JP2003046784A (ja) * 2001-05-25 2003-02-14 Ricoh Co Ltd 画像符号化装置、画像符号化方法、プログラム及び該プログラムを記録した記録媒体
JP4000266B2 (ja) * 2002-03-08 2007-10-31 株式会社リコー データ符号化装置、データ符号化方法、及びそのプログラム
JP2005208575A (ja) 2003-12-26 2005-08-04 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、およびその方法をコンピュータで実行するプログラム
JP2006123505A (ja) 2004-09-29 2006-05-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法および画像形成システム
US20070115506A1 (en) * 2005-07-11 2007-05-24 Seiko Epson Corporation Image processing apparatus
US7936932B2 (en) * 2006-08-24 2011-05-03 Dell Products L.P. Methods and apparatus for reducing storage size
JP5081539B2 (ja) 2007-08-31 2012-11-28 株式会社リコー 画像データ符号化装置、画像データ符号化方法、画像形成装置、画像形成方法、画像データ復号化装置、及び画像データ復号化方法
WO2009050766A1 (ja) * 2007-10-18 2009-04-23 Fujitsu Limited 映像圧縮符号化・復元装置、映像圧縮符号化・復元プログラム、及び映像生成・出力装置
JP4950007B2 (ja) 2007-11-17 2012-06-13 株式会社リコー 画像処理装置及びこれを備えた画像形成装置、並びに、画像処理方法
JP5509957B2 (ja) 2010-03-18 2014-06-04 株式会社リコー 画像処理装置および画像処理方法、ならびに、画像形成装置
JP5545012B2 (ja) 2010-05-07 2014-07-09 株式会社リコー 画像処理装置および画像処理方法
JP5499894B2 (ja) * 2010-05-14 2014-05-21 株式会社リコー 画像処理装置および画像処理方法
JP2012129778A (ja) 2010-12-15 2012-07-05 Ricoh Co Ltd 画像処理装置および画像処理方法
JP2012134929A (ja) 2010-12-24 2012-07-12 Ricoh Co Ltd 画像処理装置および画像処理方法
JP5768524B2 (ja) 2011-06-20 2015-08-26 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2013084224A (ja) 2011-10-12 2013-05-09 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP5862267B2 (ja) 2011-12-14 2016-02-16 株式会社リコー 画像処理装置および画像処理方法、ならびに、画像形成装置
JP6003059B2 (ja) 2012-01-05 2016-10-05 株式会社リコー 画像処理装置および画像処理方法、ならびに、画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20140139858A1 (en) 2014-05-22
JP2014103466A (ja) 2014-06-05
US9092717B2 (en) 2015-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6044292B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法
US10305512B2 (en) Encoding method and apparatus
JP5251799B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法
JPH0744462B2 (ja) 圧縮符号化方法及び復号方法
US9094039B2 (en) Efficient deflate decompression
CN107565970B (zh) 一种基于特征识别的混合无损压缩方法及装置
US8542137B2 (en) Decoding encoded data
US8406538B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP6003059B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法、ならびに、画像形成装置
JP6070568B2 (ja) 特徴量符号化装置、特徴量符号化方法、及びプログラム
CN114567331A (zh) 一种基于lz77的压缩方法、装置及其介质
JP6227186B2 (ja) データ圧縮装置、データ伸張装置、データ圧縮方法、データ伸張方法及びプログラム
JP2004274554A (ja) 符号化方法及び符号化装置、コンピュータプログラム並びにコンピュータ可読記憶媒体
CN106537914B (zh) 通过限制的进位运算来执行算术编译的方法和设备
US9287893B1 (en) ASIC block for high bandwidth LZ77 decompression
JP5619326B2 (ja) 符号化装置、復号装置、符号化方法、符号化プログラム、復号方法および復号プログラム
WO2021103013A1 (zh) 一种数据编码、数据解码方法、设备及存储介质
JP3801501B2 (ja) 符号化装置及び復号装置及び符号化・復号装置及び符号化方法及び復号方法及び符号化・復号方法及びプログラム
CN112130807B (zh) 张量浮点数据处理方法、装置、设备及存储介质
CN117272989B (zh) 基于字符编码压缩的屏蔽词识别方法、装置、设备及介质
US9602130B2 (en) System and method for matching a regular expression or combination of characters
CN113644986A (zh) 编码方法及装置
KR102564391B1 (ko) 반도체 칩들 사이의 통신을 위한 데이터 코딩 방법
CN115293105A (zh) 字符编译方法及装置、设备及介质
JP5454105B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161031

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6044292

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151