JP6044262B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関の制御装置に関するものである。
特許文献1には、筒内圧センサを備えた内燃機関が開示されている。このような内燃機関で異常燃焼が起きた際、筒内圧センサが悪影響を受けることがある。悪影響を受けた筒内圧センサでは、出力に異常を生じることがある。特許文献1には、筒内圧センサの出力に異常が生じた場合、その異常を筒内圧センサの異常として検出する装置が開示されている。
特開平5−321747号公報 特開2007−303294号公報
しかしながら、上記従来の装置では、出力に異常が生じるまで、筒内圧センサの異常を検出することができない。筒内圧センサの出力は、内燃機関の制御に用いられている。したがって、出力の異常は、内燃機関の制御に悪影響を与えることがある。これを予防するには、出力に異常が生じる以前の段階から筒内圧センサの状態を把握することが望まれる。しかし、上記従来の装置では、筒内圧センサの状態を把握することができなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、筒内圧センサの状態を把握することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の制御装置であって、
内燃機関の燃焼圧を検出する筒内圧センサと、
前記筒内圧センサの出力に基づいて、気筒ごとの燃焼行程における最大燃焼圧を検出する最大燃焼圧検出手段と、
前記最大燃焼圧に基づいて、気筒ごとの燃焼行程に破損指数を与える破損指数付与手段と、
前記破損指数を順次積算して積算破損指数とする破損指数積算手段と、
予め定められた一定距離に渡る前記破損指数の積算値を単位走行距離当りの積算破損指数とし、前記一定距離を走行するごとに前記単位走行距離当りの積算破損指数を算出する単位走行距離当り積算破損指数算出手段と、
最新の単位走行距離当りの積算破損指数の、その直前に算出された単位走行距離当りの積算破損指数に対する差分を算出する差分算出手段と、
判定値を記憶した判定値記憶手段と、
前記差分が前記判定値を超えているか否かを判定し、超えている場合に前記内燃機関における異常燃焼の発生頻度が急増していると判定する異常燃焼急増判定手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の制御装置であって、
内燃機関の燃焼圧を検出する筒内圧センサと、
前記筒内圧センサの出力に基づいて、気筒ごとの燃焼行程における最大燃焼圧を検出する最大燃焼圧検出手段と、
前記最大燃焼圧に基づいて、気筒ごとの燃焼行程に破損指数を与える破損指数付与手段と、
前記破損指数を順次積算して積算破損指数とする破損指数積算手段と、
予め定められた一定距離に渡る前記破損指数の積算値を単位走行距離当りの積算破損指数とし、前記一定距離を走行するごとに前記単位走行距離当りの積算破損指数を算出する単位走行距離当り積算破損指数算出手段と、を備え、
前記単位走行距離当りの積算破損指数算出手段は、前記一定距離を走行するまで前記破損指数を順次積算し得られた暫定積算値を記憶する暫定積算値記憶手段を含み、
前記暫定積算値の、最新の単位走行距離当りの積算破損指数に対する差分を算出する差分算出手段と、
判定値を記憶した判定値記憶手段と、
前記差分が前記判定値を超えているか否かを判定し、超えている場合に前記内燃機関における異常燃焼の発生頻度が急増していると判定する異常燃焼急増判定手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記差分が前記判定値を超えている場合に、前記内燃機関の異常を警報する内燃機関異常警報手段を備えることを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の発明の何れかにおいて、
前記差分が前記判定値を超えている場合に、前記内燃機関の高負荷運転が回避されるように前記内燃機関の制御値を変更する内燃機関制御値変更手段を備えることを特徴とする。
第1の発明によれば、積算破損指数を算出することで、毎回の燃焼行程が筒内圧センサに与えた影響により各気筒の筒内圧センサがどのような状態になっているのか、数値をもって把握することができる。第1の発明によれば、一定走行距離ごとに、異常燃焼の発生頻度が急増しているかどうかを判定することもできる。
第2の発明によれば、積算破損指数を算出することで、毎回の燃焼行程が筒内圧センサに与えた影響により各気筒の筒内圧センサがどのような状態になっているのか、数値をもって把握することができる。第2の発明によれば、暫定積算値が判定値を超えたそのときに、異常燃焼の発生頻度が急増していることも判定できる。このため、第2の発明によれば、異常燃焼の発生頻度の急増を早期に把握することができる。
第3の発明によれば、内燃機関の異常を警報することにより、車両の搭乗者に内燃機関で異常が起きていることを知らせることができる。
第4の発明によれば、内燃機関の制御値を変更することにより、内燃機関に異常が発生している状態で高負荷運転が行われ、内燃機関が故障してしまうのを防ぐことができる。
本発明の実施の形態のシステム構成を説明するための概略構成図である。 本発明の実施の形態において、内燃機関の燃焼行程における燃焼圧の波形を示す図である。 本発明の実施の形態において、積算破損指数を気筒ごとに算出した図である。 本発明の実施の形態において、単位走行距離当りの積算破損指数の図である。 本発明の実施の形態において、ECU16が実行する異常判定ルーチンのフローチャートである。
実施の形態
[実施の形態のシステム構成]
図1は、本発明の実施の形態のシステム構成を説明するための概略構成図である。図1に示すシステムは、内燃機関10を備えている。通常、内燃機関は複数の気筒で構成されるが、図1には1つの気筒のみが描かれている。本発明において、気筒数および気筒配置はこれに限定されるものではない。
内燃機関10には、筒内圧(以下、燃焼圧という。)を検出するための筒内圧センサ12が各気筒に取り付けられている。また、内燃機関10には、点火プラグ14が取り付けられている。内燃機関10の制御系には、ECU16が設けられている。ECU16の入力部には、上述した筒内圧センサ12が接続されている。また、ECU16の出力部には、上述した点火プラグ14が接続されている。ECU16は、筒内圧センサ12からの入力情報に基づいてプログラムを実行し、点火プラグ14等の各種アクチュエーターを作動させることにより、内燃機関10の運転状態を制御する。
[実施の形態における第1の特徴的処理]
ところで、内燃機関の燃焼行程では、プレイグニッション等の異常燃焼が起きることが知られている。異常燃焼が起きると正常燃焼に比べて高い燃焼圧が生じる。そして、異常燃焼は、筒内圧センサ12に好ましくない影響を与えることが懸念される。このため、異常燃焼の燃焼圧が筒内圧センサ12へ与える影響を把握することが望まれる。
そこで、本実施形態では、それぞれの燃焼圧の高さを基準にして、燃焼圧の階層化(レベル分け)を行う。そして、階層化した燃焼圧に対して、レベルに応じた数値を付与する。さらに、その数値を積算することにより、燃焼圧が筒内圧センサ12へ及ぼす影響の蓄積具合を把握することとした。
図2は、内燃機関の燃焼行程における燃焼圧の波形を示す図である。図2に示す曲線18は、正常燃焼の波形を示している。図2に示す曲線20、22、そして24は、異常燃焼の波形を示している。波形のピークの丸印は、各燃焼圧における最大燃焼圧(以下、Pmaxという。)を示している。本実施の形態は、上述したそれぞれの燃焼をPmaxの高さにより階層化する。具体的には図2に示すように、正常燃焼付近のPmaxを示す異常燃焼または正常燃焼はレベル1に、レベル1より高いPmaxを示す異常燃焼はレベル2に、そしてレベル2より高いPmaxを示す異常燃焼はレベル3にそれぞれ階層化している。この手法をとることにより、それぞれの燃焼圧が筒内圧センサ12に及ぼす影響のレベルを把握しやすくなる。
次に、階層化された燃焼に数値(以下、破損指数という。)が付与される。破損指数とは、それぞれの燃焼圧が筒内圧センサ12に与える影響を数値化したものである。破損指数は、Pmaxのレベルが高いほど、破損指数に高い値が付与される。本実施の形態では、レベル1に0.2、レベル2に1、そしてレベル3に3とそれぞれ破損指数が設定されている。疲労限以下のストレスとなるPmaxはカウントされない(レベル1以下)。このように、破損指数を付与することにより、燃焼圧の影響を数値化することができるようになる。さらに、本実施形態では、上記の破損指数が積算される。以下、これを積算破損指数と称すこととする。積算破損指数をとることにより、燃焼圧の影響がどの程度蓄積しているか把握することができる。
図3は積算破損指数を気筒ごとに算出した図である。図3に示すように、本実施形態では、積算破損指数は気筒ごとに積算される。このような手法によれば、筒内圧センサ12の状態を気筒ごとに把握することができる。また、本実施形態では、図3に示すように、交換判断値が定められている。交換判断値とは、筒内圧センサ12への疲労がある一定レベルに達して、交換が必要になったことを示すための値である。図3は、第1気筒(♯1気筒)の積算破損指数が交換判断値を超えた状態を示している。この場合、第1気筒の筒内圧センサ12の交換が必要になったことが判断できる。このように、本実施形態によれば、積算破損指数に基づいて、筒内圧センサ12の交換の必要性を気筒ごとに判断することができる。
[実施の形態における第2の特徴的処理]
ところで、上述したとおり、内燃機関10の燃焼行程では異常燃焼が起きることがある。この異常燃焼は筒内圧センサ12だけではなく、内燃機関10の本体にも悪影響を及ぼすことが知られている。このため、内燃機関10で異常燃焼が起きていることを早期に把握し、異常燃焼が起きている内燃機関10を点検して、異常燃焼の原因を把握することが望まれる。
そこで、本実施形態では、上述した積算破損指数を一定間隔の走行距離で区切ることにより、単位走行距離当りの積算破損指数を算出する。そして、この単位走行距離当りの積算破損指数が急に増加したときに、内燃機関10で異常燃焼が起きやすくなっていると判定することとした。
図4は、単位走行距離当りの積算破損指数の図である。単位走行距離当りの積算破損指数とは、上述した積算破損指数を単位走行距離(図4では1000km)ごとに分けて算出したものである。単位走行距離当りの積算破損指数を算出することにより、積算破損指数が増加する時期を把握することができる。また、本実施形態では、単位走行距離当りの積算破損指数に対して判定値を有している。判定値とは、内燃機関10への疲労がある一定レベルに達して、点検が必要になったことを示すための値である。
図4は、5000kmから6000kmまで走行する間に、積算破損指数が急に増加した状態を示している。この場合、5000kmから6000kmまでの間に、内燃機関10に何らかの異常が発生したと認識できる。そして、図4に示すように、この状態をさらに放置するとやがて故障にいたることが推定される。本実施形態では、5000kmから6000kmまでの間に異常燃焼が増加していることがわかるので、内燃機関10が故障にいたる前に点検をする必要性を検知することができる。
[異常検出ルーチン]
図5は、本発明の実施の形態において、ECU16が実行する異常判定ルーチンのフローチャートである。図5に示すルーチンでは、まず、S100において、ECU16はPmaxを検出する。具体的には、1サイクルの燃焼中に筒内圧センサ12によって検出された燃焼圧がECU16に入力される。次に、ECU16は、入力された1サイクルの燃焼圧からPmaxを検出する。
その後、S110において、破損指数が算出される。具体的には、まず、ECU16は、上述した手法によりPmaxの高さを基準にして燃焼を階層化する。ECU16は、階層化した燃焼に上述した0.2、1、そして3のいずれかの数値を付与することで破損指数を算出する。本ステップでは、さらに、破損指数を気筒ごとに積算することで、上述した積算破損指数を算出する。
本実施形態において、ECU16は第1のメモリー領域と第2のメモリー領域を備えている。S110で算出された積算破損指数は第1のメモリー領域に記憶されるものとする。
その後、S120において、積算破損指数が上述した交換判断値より低いか否かが判定される。積算破損指数が交換判断値より高い場合は、筒内圧センサ12に異常が生じていると判定される。この場合、ECU16は、CPS(筒内圧センサ12)交換表示灯を点灯させる(S130)。この結果、車両の搭乗者は、筒内圧センサ12の交換時期が到来したことを把握することができる。
その後、S140において、異常燃焼抑制制御が行われる。具体的には、空燃比のリッチ化、スロットルバルブの制限、動作線変更等の制御が行われる。この結果、異常燃焼が抑制され、筒内圧センサ12が破損するのを抑制できる。以後、本ルーチンが繰り返し実行されることにより、異常燃焼抑制制御が継続される。また、実際に筒内圧センサ12を交換したときに、第1のメモリー領域に記憶されている積算破損指数がリセットされる。
一方、上記S120において、積算破損指数が交換判断値より低いと判断された場合は、筒内圧センサ12の交換の必要性が低いと判断される。この場合、続いて、単位走行距離当りの積算破損指数が算出される(S150)。具体的には、まず、ECU16は走行距離が1000kmの倍数かどうかを判断する。この判断が否定された場合は、上述した破損指数を、単位走行距離当りの積算破損指数の暫定値(以下、暫定積算値という。)として積算する。
S150で算出された暫定積算値は、ECU16の第2のメモリー領域に記憶される。このため、第1のメモリー領域に記憶されている積算破損指数がリセットされても、暫定積算値は第2のメモリー領域に記憶されている。
一方、S150において、走行距離が1000kmの倍数かどうかの判定が肯定された場合は、その時点で第2のメモリー領域に記憶されている暫定積算値を単位走行距離当りの積算破損指数として記憶する。さらに、この記憶が終わった際に、第2のメモリー領域の暫定積算値をリセットする。このような手法によれば、1000kmの倍数ごとの積算破損指数を単位走行距離当りの積算破損指数として記憶することができる。
また、本実施形態では、上記の処理によって記憶された最新の単位走行距離当りの積算破損指数を今回値と称すこととする。さらに、今回値の直前に記憶された単位走行距離当りの積算破損指数を前回値と称すこととする。そして、本ステップ(S150)の最後に、ECU16は、今回値と前回値との差分を算出する。
その後、S160において、その差分が上述した判定値より低いか否かが判定される。その差分が判定値より高い場合は、異常燃焼が急激に増加していると判定できる。このため、ECU16は、内燃機関の点検をするように信号を出力する。この信号は、エンジン点検表示灯を点灯させる(S170)。この結果、車両の搭乗者は、内燃機関10の状態変化を精度よく早期に認識することができる。
その後、S180において、内燃機関10の制御値を変更する。具体的には、内燃機関10が異常燃焼により悪影響を受けるのを防止するために、高負荷運転の回避(スロットル制限、点火遅角)等の制御が行われる。この結果、内燃機関10が悪影響を受けた際のドライバビリティ・エミッション・燃費の悪化を防ぐことができる。
一方、上記S160でその差分が判定値より低いと判断された場合は、内燃機関10に異常がある可能性が低いと判断される。その後、本処理は繰り返される。
上述したルーチンでは、積算破損指数が交換判断値より高いと判断された場合、単位走行距離当りの積算破損指数の算出をスキップすることとしている。この場合、異常燃焼の急増が検知できない状態となる。これに対して、上述したルーチンは、積算破損指数が交換判断値より高いと判断された場合に、S140の後にS150以下の処理をするように変更しても良い。この場合、筒内圧センサ12の異常判定と同時に異常燃焼の急増の判定を行うことができる。
また、上述したルーチンでは、単位走行距離当りの積算破損指数の差分を算出する際、最新の値である今回値と今回値の直前に記憶された前回値を使用している。この方法によると、積算破損指数が急増した場合に、1000km単位でしか異常を認識できない。これに対して上述したルーチンは、1000kmの倍数に到達するまで加算している暫定積算値と前回値との差分を算出しても良いものとする。この方法によると、差分が判定値を超えたそのときにエンジン点検表示灯が点灯する。このため、車両の搭乗者は、異常燃焼の急増を早期に認識することができる。
また、上述した実施の形態は、単位走行距離当りの積算破損指数を算出する際、走行距離を1000kmで区切ったが、これに限らず任意の走行距離で区切ることができる。
また、上述した実施の形態においては、階層化(レベル1、2、そして3)と破損指数(0.2、1、そして3)を上記の値としているが、これらは、この数値に限定されるものではない。すなわち、階層化は、3段階に限らずに任意の段階にレベル分けすることができる。また、破損指数は、高いPmaxほど高い値を設定するというルールに従う限り、任意の数値を設定することができる。
尚、上述した実施の形態においては、筒内圧センサ12が前記第1の発明による「筒内圧センサ」に相当している。
また、ここでは、ECU16が、上記S100を実行することにより前記第1の発明における「最大燃焼圧検出手段」が、上記S110を実行することにより前記第1の発明における「破損指数付与手段」が、上記S110を実行することにより前記第1の発明における「破損指数積算手段」が、上記S150を実行することにより前記第1の発明及び第2の発明における「単位走行距離当り積算破損指数算出手段」及び「差分算出手段」が、上記S160を実行することにより前記第1の発明及び第2の発明における「異常燃焼急増判定手段」が、S170を実行することにより前記第3の発明における「内燃機関異常警報手段」が、上記S180を実行することにより前記第4の発明における「内燃機関制御値変更手段」が実現されている。
尚、実施の形態において、上記S160において用いられる判定値が前記第1の発明及び第2の発明における「判定値」に対応している。
10 内燃機関
12 筒内圧センサ(CPS)
14 点火プラグ
16 ECU

Claims (4)

  1. 内燃機関の燃焼圧を検出する筒内圧センサと、
    前記筒内圧センサの出力に基づいて、気筒ごとの燃焼行程における最大燃焼圧を検出する最大燃焼圧検出手段と、
    前記最大燃焼圧に基づいて、気筒ごとの燃焼行程に破損指数を与える破損指数付与手段と、
    前記破損指数を順次積算して積算破損指数とする破損指数積算手段と、
    予め定められた一定距離に渡る前記破損指数の積算値を単位走行距離当りの積算破損指数とし、前記一定距離を走行するごとに前記単位走行距離当りの積算破損指数を算出する単位走行距離当り積算破損指数算出手段と、
    最新の単位走行距離当りの積算破損指数の、その直前に算出された単位走行距離当りの積算破損指数に対する差分を算出する差分算出手段と、
    判定値を記憶した判定値記憶手段と、
    前記差分が前記判定値を超えているか否かを判定し、超えている場合に前記内燃機関における異常燃焼の発生頻度が急増していると判定する異常燃焼急増判定手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 内燃機関の燃焼圧を検出する筒内圧センサと、
    前記筒内圧センサの出力に基づいて、気筒ごとの燃焼行程における最大燃焼圧を検出する最大燃焼圧検出手段と、
    前記最大燃焼圧に基づいて、気筒ごとの燃焼行程に破損指数を与える破損指数付与手段と、
    前記破損指数を順次積算して積算破損指数とする破損指数積算手段と、
    予め定められた一定距離に渡る前記破損指数の積算値を単位走行距離当りの積算破損指数とし、前記一定距離を走行するごとに前記単位走行距離当りの積算破損指数を算出する単位走行距離当り積算破損指数算出手段と、を備え、
    前記単位走行距離当りの積算破損指数算出手段は、前記一定距離を走行するまで前記破損指数を順次積算し得られた暫定積算値を記憶する暫定積算値記憶手段を含み、
    前記暫定積算値の、最新の単位走行距離当りの積算破損指数に対する差分を算出する差分算出手段と、
    判定値を記憶した判定値記憶手段と、
    前記差分が前記判定値を超えているか否かを判定し、超えている場合に前記内燃機関における異常燃焼の発生頻度が急増していると判定する異常燃焼急増判定手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  3. 前記差分が前記判定値を超えている場合に、前記内燃機関の異常を警報する内燃機関異常警報手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記差分が前記判定値を超えている場合に、前記内燃機関の高負荷運転が回避されるように前記内燃機関の制御値を変更する内燃機関制御値変更手段を備えることを特徴とする請求項1または3のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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