JP6043666B2 - 電話接続システム及びその方法、プログラム - Google Patents

電話接続システム及びその方法、プログラム Download PDF

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本発明は、電話接続システム及びその方法、プログラムに係り、特に、CTI(Computer Telephony Integration)を用いた呼接続システム、方法及びプログラムに関する。
コールセンターには電話とコンピュータを融合したCTIシステムが用いられている。このCTIシステムは、顧客からの呼が入電すると、オペレータが使用する電話機へ呼を接続すると共に、オペレータが操作するコンピュータ端末(例えばPC(パーソナルコンピュータ))に顧客情報(顧客のプロフィール)や過去の履歴等の必要な情報を表示する。これにより顧客に対し、電話応答にて的確なサポートが可能となる。
CTIシステムにおいては、オペレータ(オペレータID)と、オペレータが使用する電話機(すなわち、オペレータが着席した席の電話機)の内線電話番号と、オペレータが使用するコンピュータ端末を関連付けて管理する必要がある。例えば特許文献1には、CTIサーバに、電話機の内線電話番号とPC番号の関連付けた管理テーブルを備え、オペレータが着席した位置のコンピュータ端末で自己のオペレータIDを指定したログイン操作を行うことで、オペレータと電話機の内線電話番号とコンピュータ端末を関連付ける旨が開示されている。これによって、オペレータが着席する席が日々変わっても、オペレータのスキルに応じてオペレータが着席した席の電話機に呼を接続すると共に、同席のPCに必要な情報を表示する、としている。
特開2006−180028号公報
近年のコールセンターにおいては、オペレータの着席場所は常に固定されることなく、一つの電話機とコンピュータ端末(PC)の組合せを、異なるオペレータが使用することが少なくない。コールセンターで、着信した電話呼を、適切なオペレータが使用する電話機に接続させ、同時に電話応対を支援する情報を当該オペレータが使用するコンピュータ端末に表示させる制御には、オペレータが、どのコンピュータ端末と、どの電話機を使用しているかを、常にシステムが把握しておく必要がある。この方式として、特許文献1においては、オペレータが着席する位置に併設される電話機の番号とコンピュータ端末を固定しておき、オペレータが着席した位置のコンピュータ端末で自己のオペレータIDを指定したログイン操作を行うことによる実現が開示されている。しかし、特許文献1に記載される従来の方式においては、近年利用が進むシンクライアント端末と仮想PCを使用したコールセンターにおいては、以下に述べる課題が発生する。
近年、コールセンターのコンピュータ端末にも仮想PC環境を適用したいという要求がある。仮想PC環境とは、物理サーバ上に仮想的に複数のコンピュータ(仮想PC)を形成する技術であり、オペレータが操作するアプリケーションプログラムはこの仮想PCに実装されたシステムである。仮想PC環境においては、オペレータが直接的に操作する入出力装置は、シンクライアント端末(仮想PCに対するオペレータの操作の伝達と仮想PCからの出力画面を表示する端末)であり、オペレータが着席する席には、電話機とシンクライアント端末が設置されており、従来のように、アプリケーションプログラムを有するコンピュータ端末(この場合仮想PC)は設置されていない。
仮想PC環境においては、従来のように、アプリケーションプログラムを有するコンピュータ端末(この場合仮想PC)と電話機の内線電話番号の関連付けを固定的に管理した場合、特定の仮想PCは、常に特定のシンクライアント端末(すなわち、特定の仮想PCに固定的に関連付された電話機と同席に設置されたシンクライアント端末)より利用されることが必須となり、これはコールセンター運用上の制限事項となってしまう。
本発明の目的は、仮想PC環境におけるシンクライアント端末と電話機の関係を追加して管理し、オペレータが着席した席の電話機と、シンクライアント端末を接続した仮想PCとの関係を把握可能とすることで、これらの課題を解決した、仮想PC環境での電話接続システム及びその方法、プログラムを実現することにある。
加えて、仮想PC環境において、オペレータが操作する電話機とコンピュータ端末(この場合仮想PC)の関係を固定的ではなく、コールセンターの運用にあわせ、オペレータが自由に選択可能とし、担当の業務に係る着信の呼に応答できる電話接続システム及びその方法、プログラムを実現することにある。
さらに、シンクライアント端末の仮想PCへの接続操作とコンピュータ端末(この場合仮想PC)のアプリケーションプログラムを利用したログイン操作以外に、関連付けのためのオペレータの特別な操作を必要としない電話接続システム及びその方法、プログラムを実現することにある。
本発明に係る電話接続システムは、好ましくは、電話の着信を電話機に接続し、オペレータが端末を用いて電話応答することができる電話接続システムであって、
電話の応答に係る業務のために複数のコンピュータを備えることができる第1のサーバと、
該電話機の内線電話番号と、該コンピュータを識別する識別情報と、オペレータの識別情報とを関連付ける管理情報を記憶する記憶手段を有し、該管理情報を用いて、着信した呼を該電話機に接続する管理を行う第2のサーバと、
該端末から指定された該コンピュータの接続と、該電話機の内線電話番号と該端末の関連付けを管理する接続管理手段とを有し、
該接続管理手段は、該端末と指定された該コンピュータとが接続された場合、該第2のサーバへ該コンピュータの識別情報と電話機の内線電話番号を送信し、
該第1のサーバにおける指定された該コンピュータは、接続された該端末から入力された該オペレータの識別情報を該第2のサーバへ送信し、
該第2のサーバは、該接続管理手段から送信された該コンピュータの識別情報と該オペレータが操作する該電話機の内線電話番号と、該第1のサーバの指定された該コンピュータから送信された該オペレータの識別情報とを対応付けて該記憶手段に記憶された該管理情報に登録し、かつ電話の着信があった場合、該記憶手段に記憶された該管理情報を参照して、該オペレータが操作する該電話機に着信の呼を接続するように指示することを特徴とする電話接続システムとして構成される。
好ましい例では、前記第1のサーバは、前記複数のコンピュータとして複数の仮想PC(パーソナルコンピュータ)を形成することができる仮想用サーバであり、複数の該仮想PCは、異なる業務アプリケーションプログラムを実行して異なる業務を実現することができ、前記端末は、該仮想PCと接続されるシンクライアント端末である、上記電話接続システムとして構成される。
また、好ましくは、前記第2のサーバは、該電話機の内線電話番号と、該コンピュータを識別する識別情報と、オペレータの識別情報とを関連付けた該管理情報を登録する第1の管理テーブルを該記憶手段に記憶し、
該第2のサーバは、オペレータによって該端末から正当なログイン操作が行われた場合、該電話機の内線電話番号と、該コンピュータを識別する識別情報と、オペレータの識別情報とを対応付けたエントリーを構成して該第1の管理テーブルに記憶する、上記電話接続システムとして構成される。
また、好ましくは、前記接続管理手段は、ネットワークを介して前記第1のサーバ及び前記第2のサーバに接続される第3のサーバであり、
該第3のサーバは、該電話機の内線電話番号と、該電話機に対応して設置された該端末を識別する端末識別情報とを対応付けて登録する第2の管理テーブルを有し、
該第3のサーバは、該端末と該第1のサーバの指定された該コンピュータ間の該ネットワーク上に転送される電文を監視して、該端末と指定された該コンピュータとが接続された場合、該第2の管理テーブルを参照して、電文より得られる該端末識別情報に対応する該電話機の内線電話番号と、該電文より得られる該コンピュータの識別情報を、該第2のサーバへ送信する、上記電話接続システムとして構成される。
また、好ましくは、前記接続管理手段は、前記第1のサーバが有する前記コンピュータ(第3のサーバという)により構成され、
該第3のサーバは、該電話機の内線電話番号と、該電話機に対応して設置された該端末を識別する端末識別情報とを対応付けて登録する第2の管理テーブルを有し、
該第3のサーバは、該端末と、オペレータによって指定された該コンピュータとの間で転送される電文を監視して、該端末と指定された該コンピュータとが接続された場合、該第2の管理テーブルより得られる該電話機の内線電話番号と該コンピュータの識別情報を、該第2のサーバへ送信する、上記電話接続システムとして構成される。
また、好ましくは、前記接続管理手段は、前記第2のサーバ内に構成され、該第2のサーバは、該電話機の内線電話番号と、該電話機に対応して設置された該端末を識別する端末識別情報とを対応付けて登録する第2の管理テーブルを有し、
該接続管理手段が、該端末と該第1のサーバの指定された該コンピュータとの間で転送される電文を監視して、該端末と指定された該コンピュータとが接続された場合、
該第2のサーバは、取得した該コンピュータを識別する識別情報と、該第1のサーバの指定された該コンピュータから送信された該オペレータの識別情報を、該電話機の内線電話番号に対応付けて前記第1の管理テーブルに登録する上記電話接続システムとして構成される。
また、好ましくは、該第2のサーバは、オペレータによって該端末からログオフ操作が行われる時に、該エントリーを該第1の管理テーブルから削除する上記電話接続システムとして構成される。
本発明はまた、上記電話接続システムにおける電話接続方法として把握される。
更に、本発明は上記電話接続システムを構成するサーバ及び接続管理手段において実行されるプログラムとして把握される。
本発明によれば、オペレータ(オペレータID)と、オペレータが使用する電話機(すなわち、オペレータが着席した席の電話機)の内線電話番号とオペレータが操作するアプリケーションプログラムを有するコンピュータ端末(この場合仮想PC)を関連付けて管理することが可能となり、仮想PC環境を適用した電話接続システムを実現できる。
さらに、オペレータが操作する電話機とコンピュータ端末(この場合仮想PC)の関係を固定的ではなく、コールセンターの運用にあわせ、オペレータが自由に選択可能とし、担当の業務に係る着信の呼に応答できる電話接続システムを実現することができ、さらに、シンクライアント端末の仮想PCへの接続操作とコンピュータ端末(この場合仮想PC)のアプリケーションプログラムを利用したログイン操作以外に、関連付けのためのオペレータの特別な操作を必要としない電話接続システムを実現することができる。
一実施例(実施例1)によるコールセンターに適用される電話接続システムの構成例を示す図。 一実施例におけるオペレータ管理テーブル102の構成例を示す図。 一実施例におけるシンクライアント端末管理テーブル302の構成例を示す図。 一実施例の録音ファイル管理システムにおける仮想PC接続要求電文の例を示す図。 一実施例の録音ファイル管理システムにおける仮想PC接続応答電文の例を示す図。 一実施例の録音ファイル管理システムにおける関連付電文の例を示す図。 一実施例の録音ファイル管理システムにおけるログイン電文の例を示す図。 一実施例の電話接続システムにおける電話接続の処理動作を示すフローチャート。 一実施例におけるシンクライアント端末の仮想PC接続画面の例を示す図。 一実施例におけるCTIサーバへのログイン画面の例を示す図。 実施例2による電話接続システムの構成例を示す図。 実施例3による電話接続システムの構成例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
図1は一実施例によるコールセンターに適用される電話接続システムの構成例を示す。
この電話接続システムは、CTIサーバ1、仮想用サーバ2、接続管理サーバ3、及び電話機511〜51n(総じて51で示す)とシンクライアント端末521〜52n(総じて52で示す)の組を備える複数のオペレータステーション501〜50n(総じて5で示す)が、ネットワーク4に接続して構成される。
各オペレータステーション5におけるシンクライアント端末(以下単に端末という)52は、ハードウェア上は入力器及び表示器、プロセッサ、メモリ、及び仮想PC201〜20n(総じて20で示す)との間でデータ転送を行う通信プログラム等の最小限の機能を有している(図示せず)。メモリは入力データや表示用の画面データを一次的に格納するために使用される。表示器には、着信した呼が電話機に接続されると、対応する仮想PC20で編集された、発信元の電話番号に対応する顧客の情報や業務上の関連情報が表示される。オペレータは表示器の画面に表示される情報を参照しなら、呼が接続された電話機を用いて音声でその顧客に応答する。
CTIサーバ1は、プロセッサ(CPU)、メモリ、ハードディスクのような記憶装置(図示せず)を有するコンピュータであり、CTI機能、及びACD機能を有する。即ち、CTIサーバ1は、公衆電話網に接続されたPBX(図示せず)に接続していて、PBXが公衆電話網から受電した際にその着信通知を取得する。そして、CTIサーバ1は、着信通知から相手電話番号(発信元電話番号)及び着信電話番号(宛先電話番号)を検知し、これを基にACD機能にて、接続先となるオペレータを判断し、対応する内線電話番号をPBXへ通知する。PBXは、通知された内線電話番号を有する電話機へ呼を接続する。
上記制御動作を実現するために、CTIサーバ1は、オペレータと、オペレータが操作する電話機の内線電話番号の対応付けを管理するオペレータ管理テーブル102(図2参照)を有している。図2に示すように、オペレータ管理テーブル102は、電話機の識別情報(内線電話番号)1021と、仮想PCの識別情報(例えば仮想PCのIPアドレス)1022と、オペレータの識別情報(オペレータID)1023を対応付けて登録する。
電話の着信時に、CTIサーバ1のACD機能がオペレータ管理テーブル102を参照し、接続先となるオペレータIDに対応する内線電話番号をPBXに通知することで、PBXはオペレータが着席している席の電話機に呼を接続することができる。
オペレータ管理テーブル102への情報の登録は、日々の業務開始時に、シンクライアント端末52において、仮想PC20の接続操作時、およびオペレータIDを入力するログイン操作時に行われる。CTIサーバ1は、ログイン処理のための、オペレータID及びパスワードを登録したオペレータID/パスワード管理テーブルを有している。
本実施例に特徴的なことは、オペレータが日々の業務開始に際して異なった仮想PC20を使用して業務を行うことが可能となる。後述するように、仮想PC20ごとに異なる業務アプリケーションプログラムを備えることが出来るので、オペレータに応じて或いは日々の電話応答業務の内容に応じて、種々変更させて業務を行わせることができる。
また、さらには、オペレータの着席場所も常に固定されることなく、自由にオペレータステーション5を選び、シンクライアント端末52を仮想PC20に接続し、業務を行うこともできる。すなわち、オペレータは、例えば今日の業務はオペレータステーション501に着席し、シンクライント端末521より仮想PC201に接続し、業務を実施し、明日の業務は、異なるオペレータステーション5のシンクライアント端末52より、同一の仮想PC201に接続し業務を実施することも可能である。
このように、従来、オペレータが使用する電話機の内線電話番号とコンピュータ端末(この場合仮想PC)は固定的であったが、本実施例によれば、これらの関係を動的に変更してオペレータに的確な仮想PCを使用させて電話応答業務を行うことができる。
説明を図1に戻す。仮想用サーバ2は、ハードウェア上は物理コンピュータであり、プロセッサ(CPU)やメモリ(図示せず)、ハードディスクのような記憶装置21を有している。なお、物理コンピュータ又は単にコンピュータ或いはサーバ、計算機と言ってもよい。仮想用サーバ2の機能上の構成は図示していないが、物理コンピュータ上で動作する仮想化ソフトウェア(ハイパーバイザということがある)と、この仮想化ソフトウェアにより形成され、それぞれ独立したOS(ゲストOS)で動作する複数の仮想的な装置(仮想PC)を有する。この複数の仮想PCが仮想PC201〜20n(総じて20で示す)に対応する。各仮想PC20には、ゲストOSとそのゲストOS上で実行される1又は複数のアプリケーションプログラム、シンクライアント端末52との間でデータの転送制御を行う通信プログラムを有している。各仮想PC20は、また、シンクライアント端末52からの接続を許可するパスワードを登録したパスワード管理テーブルを有している。各仮想PC20が有するこれらのゲストOS,各種プログラム,各種テーブルは、記憶装置21に格納して搭載される。なお、上記の仮想化ソフトウェアは、物理コンピュータのOS(ホストOS)上で動作する形態もある。また、仮想用サーバ2は、複数の物理PCを一括管理し、シンクライアント端末からの接続要求に応じて物理PCを割り当てる形態の、複数PC管理サーバであっても良い。
本実施例においてアプリケーションプロブラムには、電話の受話及び切断等の制御を行う電話制御プログラムや顧客ごとに特有な業務アプリケーションが含まれる。電話制御プログラムは基本的機能なので、各仮想PCが共通して備えるが、業務アプリケーションは、異なる業務に対応する場合があるので仮想PCごとに異ならせる場合がある。例えば、仮想PC201〜20hは注文受付用の業務アプリケーション、20h+1〜20jは問合せ用の業務アプリケーション、20j+1〜20nはクレーム対応の業務アプリケーションのように備えることができる。受信した電話の発信元の電話番号(顧客の電話番号)に対応する顧客の情報や顧客が要求する用件に対応する業務内容を実行する業務アプリケーションを用意しておき、顧客の要件に対応した業務を実行することが可能である。
記憶装置21には、上記アプリケーションプログラムの他に、顧客情報や業務上のデータ、更に電話の応答業務を代行する会社がある場合にはその会社のサービス情報等のデータも格納される。
接続管理サーバ3は、プロセッサ(CPU)、メモリ、ハードディスクのような記憶装置(図示せず)を有するコンピュータであり、LANポート303を介してネットワーク4に接続される。接続管理サーバ3は、ネットワーク4に転送されるパケットを監視し、各シンクライアント端末52と仮想PC20の接続を管理する機能を有する。また記憶装置にシンクライアント端末管理テーブル302(図3参照)を有する。
シンクライアント端末管理テーブル302は、図3に示すように、着席したオペレータが操作する電話機51の内線電話番号31と、オペレータが操作するシンクライアント端末52の識別情報(例えば端末IPアドレス)32を対応付けて管理する。この対応関係は、コールセンターにて、電話機51とシンクライント端末52を設置した際に一意に決まるものであり、管理者によって予め、シンクライアント端末管理テーブル302に登録されている。
次に、図8のフローチャートを参照して、コールセンターにおける電話接続の処理動作について説明する。
この処理の前提として、オペレータが着席する席には、それぞれ電話機51とシンクライアント端末52の組から成る複数のオペレータステーション5が構築されている。
シンクライアント端末管理テーブル302には電話機の内線電話番号とシンクライアント端末情報(例えば端末IPアドレス)の対応関係が定義されて登録されており、CTIサーバ1が有するオペレータID/パスワード管理テーブル 及び 仮想PC20が有するパスワード管理テーブルは、管理者により予めデータが登録されている。また、オペレータ管理テーブル102は初期状態には何も記憶されていない。
まず、オペレータは着席した席のオペレータステーション(例えば501)にあるシンクライアント端末521の入力器を操作して、表示器に表示された入力画面(図9参照)から、接続先となる仮想PC情報(例えば仮想PC201に付与されたIPアドレス)及びパスワードを入力(実行)する(S01)。オペレータが入力する仮想PC情報は、電話応答業務や顧客に対応して、管理者よりオペレータごとに予め通知される。日ごと又は時間帯に応じて異なるPC番号を通知される場合もある。例えばオペレータOP1が今日の午前は注文受付の業務を行うために仮想PC201の仮想PC情報を入力するが、同じオペレータOP1が今日の午後は問合せの業務を行うために仮想PC番号202の仮想PC情報を入力する場合もある。この場合でも、オペレータが着席する席(オペレータステーション)は同じでよい。或いはいずれの席でもよい。
シンクライアント端末521は仮想PC接続要求処理として、仮想PC接続要求電文40を作成して、オペレータが入力した仮想PC情報に対応する仮想PC20へ仮想PC接続要求電文40を送信する(S02)。仮想PC接続要求電文(パケット)は、図4に示すように、「接続要求」を示す電文種別41と、電文の送信元として、シンクライアント端末521のIPアドレス42と、電文の送信先として、仮想PC20のIPアドレス(接続先仮想PCのIPアドレス)43と、電文のコンテンツであるパスワード44を含む。なお、本実施例において電文種別には、図4に示す以外に図5〜図7に示すような、仮想PC接続応答電文50、関連付電文60、ログイン電文70があり、更に図示していないが、ログオフ電文等もある。
ここでは、接続先仮想PCとして、仮想PC201が指定されたものとして、説明を続ける。
シンクライアント端末521から送信された仮想PC接続要求電文40は、送信先の仮想PC201で受信され、仮想PC201は接続要求の合否判定を行う(S03)。この合否判定は、電文を受信した仮想PC201が、パスワード44の正当性の判定を行うものであり、予め管理者にて登録されたパスワード管理テーブルの内容(仮想PC201の操作を許可するパスワード)と、受信したパスワード44とを比較することで行う。
仮想PC201は、合否判定の結果を含む仮想PC接続応答電文50(図5参照)を作成して、その電文を送信元のシンクライアント端末521へ送信する(S05)。仮想PC接続応答電文50は、「応答電文」を示す電文種別51と、電文の送信元として、仮想PC201のIPアドレス52と、電文の送信先として、シンクライアント端末521のIPアドレス53と、電文のコンテンツである接続合否情報54を含む。上記比較の結果、入力されたパスワードがパスワード管理テーブルに登録されたものと一致すれば「合」、不一致ならば「否」の接続合否情報54となる。「合」の場合、シンクライアント端末521にて、仮想PC201のアプリケーションプログラムの操作や画面表示が許可されるが、「否」の場合はその旨がシンクライアント端末521の表示器に表示されて、パスワードの再入力が促される。
接続管理サーバ3はネットワーク4上に転送される電文(ネットワークパケット)を監視しており、この処理動作が行われる間に、仮想PC接続要求電文40のコピー(ネットワークパケットのコピー)及び仮想PC接続応答電文50のコピー(ネットワークパケットのコピー)を取得して(S04、S06)、仮想PC接続要求処理の結果を判定する(S07)。この判定は、接続管理サーバ3が取得したこれらの電文40,50の情報を基に、仮想PC接続要求電文40に対して一定時間内に仮想PC接続応答電文50が返送され、かつ仮想PC接続応答電文50の接続合否情報54が「合」であれば、接続成功と判定し、一定時間内に仮想PC接続応答電文50が返送されない場合、あるいは接続合否情報54が「否」であれば接続失敗と判定する(S08)。判定の結果、「接続成功」であれば、関連付電文60(図6参照)を作成してCTIサーバ1へ送信する(S10)。
関連付電文60の作成に際して、接続管理サーバ3はシンクライアント端末管理テーブル302を参照して、S04及びS06の動作で取得した電文のシンクライアント端末情報(IPアドレス)を基にこれに対応する内線電話番号を取得して(S09)、この内線電話番号を追加して関連付電文60を作成する。関連付け電文60は、「関連付電文」を示す電文種別61と、電文の送信元として、接続管理サーバ3のIPアドレス62と、電文の送信先として、CTIサーバ1のIPアドレス63と、内線電話番号64と、仮想PC201の仮想PC情報(例えば、仮想PC IPアドレス)65を含む。なお、仮想PC情報(例えば、仮想PC IPアドレス)65は、S04の動作で仮想PC接続要求電文40から取得したものである。
一方、上記判定(S08)の結果が「接続失敗」であれば、この一連の処理を終了とする。
CTIサーバ1は、関連付電文60を受信すると、この電文から内線電話番号64と仮想PC情報(仮想PC IPアドレス)を取得して、オペレータ管理テーブル102に登録する(S11)。この結果、オペレータ管理テーブル102のエントリーは、図示のように、内線電話番号と対応する仮想PC情報(仮想PC IPアドレス)が登録された状態となる。
上記仮想PC接続要求処理(S02)で仮想PCとの接続が成功した場合、シンクライアント端末521は、接続「合」の仮想PC接続応答電文50を受信する。すると、シンクライアント端末521の入力器の操作にて、仮想PC201のアプリケーションの操作が可能となり、シンクライアント端末521の表示器に、操作結果が表示されるようになる。オペレータOP1は、仮想PC201のアプリケーションを操作し、CTIサーバ1へのログイン処理を行う。図10は、ログイン画面の例である。オペレータOP1がシンクライアント端末521の入力器を操作して、ログイン画面のオペレータID及びパスワードを入力(実行)すると(S12)、仮想PC201は、CTIログイン処理として、ログイン電文70(図7)を作成して、CTIサーバ1へ送信する(S13)。ログイン電文70は、「ログイン電文」を示す電文種別71と、電文の送信元である仮想PC201のIPアドレス72と、電文の送信先であるCTIサーバ1のIPアドレス73と、電文のコンテンツであるオペレータID74及びパスワード75を含む。
ログイン電文70を受信したCTIサーバ1は、受信したログイン電文からオペレータID及びパスワードを抽出して、予め登録されたオペレータID/パスワード管理テーブルの登録情報と照合(ログイン可否判断)する。照合の結果、オペレータIDとパスワードが一致すればログイン成功と判定する。ログイン成功の判定後、CTIサーバ1は、ログイン電文70から仮想PC201のIPアドレスを抽出し、これを元に、オペレータ管理テーブル102を検出し、該当するエントリーに対し、ログイン電文70から抽出したオペレータIDを追加登録する(S14)。
その結果、オペレータ管理テーブル102は、内線電話番号と、仮想PC情報(仮想PC IPアドレス)と、オペレータIDを関連付けたエントリーが形成される(図示)。ログイン不成功の場合は、その旨の電文が仮想PC201へ送信されて、再度のログイン入力が促される。
なお、他のオペレータステーション50iの席に着いた他のオペレータOPiがそのステーションのシンクライアント端末52i(iは2〜nのいずれか)を操作すると、上記と同様の処理動作が行われ、その結果オペレータ管理テーブル102はオペレータOPiが使用する内線電話番号と仮想PC情報(仮想PC IPアドレス)とオペレータIDのエントリーが順次形成される。
以後、CTIサーバ1にて、オペレータ(オペレータID)とオペレータが操作する電話機の内線電話番号と仮想PC情報が管理された状態となる。この事により、CTIサーバ1は、PBXからの着信通知に対し、接続先となるオペレータに対応した内線電話番号をオペレータ管理テーブル102を参照することで把握し、PBXへ通知可能となる。あわせて、オペレータ管理テーブル102より、オペレータが利用する仮想PCを把握し、対応した仮想PCのアプリケーションプログラムに対し顧客情報や過去の履歴等の情報の表示を指示する事が可能となる。PBXは、CTIサーバ1より通知された内線電話番号を有する電話機へ呼を接続し、オペレータは仮想PCが有するアプリケーションプログラムの実行結果をシンクライアント端末の表示器にて確認しながら電話の応答を行うことができる。
なお、オペレータOPiによる業務が終了するとき、オペレータOPiは、仮想PC20iのアプリケーションを操作し、ログオフの操作を行う。すると、仮想PC20iからCTIサーバ1へログオフ電文が送信される。CTIサーバ1では、オペレータ管理テーブル102を検索して、仮想PC20iに対応するエントリーをオペレータ管理テーブル102から削除する。
図11を参照して実施例2について説明する。
実施例1の図1に示す電話接続システムでは、接続管理サーバ3は、CTIサーバ1や仮想用サーバ2とは独立して、ネットワーク4に接続している。しかし、図11に示す実施例2によれば、仮想用サーバ2の仮想PC(n+1)に接続管理サーバ3の機能3´を持たせ、かつ仮想用サーバ2内にシンクライアント端末管理テーブル302と同様のシンクライアント端末管理テーブル302´を持たせて構成することができる。この実施例によれば、物量としての接続管理サーバ3を省略でき、安価なシステムが実現できる。
図12を参照して実施例3について説明する。
図12に示すように、接続管理サーバ3の機能3´及びシンクライアント管理テーブル302と同様のシンクライアント端末管理テーブル302´を、CTIサーバ1に持たせて構成することができる。この実施例によれば、物量としての接続管理サーバ3を省略できるだけでなく、実施例1におけるCTIサーバ1と接続管理サーバ3間のネットワーク4を介しての命令やデータの転送が、プログラムにより実現するCTIサーバ機能と接続管理サーバ機能3´の間のプログラムモジュール間の通信となるので、処理時間の短縮と、システム構築上の作業が簡素化できる。
さらに、例えば、それぞれ電話機と端末を有する1又は複数のオペレータステーションを1箇所に設置したコールセンター内ではなく、ネットワークを介して接続して遠隔地に設置すること、更には複数のオペレータステーションをそれぞれ分散配置することが可能である。この場合でも、オペレータは自らが着席したオペレータステーションのシンクライアント端末を操作することで、各サーバ1、3、20iは図8に示す処理動作を行うことが可能である。
なお、上記実施例におけるオペレータ管理テーブル102やシンクライアント端末管理テーブル302は、実施例の説明上の付与した名称である。要するに、これらの管理テーブルの機能が備わっていれば、他の名称であってもよい。
本実施例によれば、コールセンターにおいてオペレータは何れの席からも、自身の業務に必要な仮想PCよりCTIサーバにログインして、着席した席の電話機を用いて業務の呼に応答することができる。
即ち、従来は、オペレータが使用するアプリケーションプログラムを有するコンピュータ端末と電話機の内線電話番号とを固定的に関係付けていたが、本実施例によれば、オペレータは任意の席に着いたとき、使用するコンピュータ端末(仮想PCに相当)は、電話機に固定的に結び付けられたものに制限されることがない。コールセンターにおいて、仮想PC環境を適用した電話接続システムを実現でき、オペレータが操作する電話機とコンピュータ端末(仮想PCに相当)の関係を自由に変更可能なフレキシブルな電話接続システムを実現することができる。
1:CTIサーバ 102:オペレータ管理テーブル 1021:内線電話番号 1022:仮想PC情報 1023:オペレータID
2:仮想用サーバ 201〜20n、20:仮想PC 21:記憶装置
3:接続管理サーバ 302:シンクライアント端末管理テーブル 31:内線電話番号 32:シンクライアント端末情報
4:ネットワーク
501〜50n、5:オペレータステーション 511〜51n、51:電話機
521〜52n、52:シンクライアント端末

Claims (13)

  1. 電話の着信を電話機に接続し、オペレータが端末を用いて電話に応答することができる電話接続システムであって、
    電話の応答に係る業務のために複数のコンピュータを備えることができる第1のサーバと、
    該電話機の内線電話番号と、該コンピュータを識別する識別情報と、オペレータの識別情報とを関連付ける管理情報を記憶する記憶手段を有し、該管理情報を用いて、着信した呼を該電話機に接続する管理を行う第2のサーバと、
    該端末から指定された該コンピュータの接続と、該電話機の内線電話番号と該端末の関連付けを管理する接続管理手段とを有し、
    該接続管理手段は、該端末と指定された該コンピュータとが接続された場合、該第2のサーバへ該コンピュータの識別情報と電話機の内線電話番号を送信し、
    該第1のサーバにおける指定された該コンピュータは、接続された該端末から入力された該オペレータの識別情報を該第2のサーバへ送信し、
    該第2のサーバは、該接続管理手段から送信された該コンピュータの識別情報と、該オペレータが操作する該電話機の内線電話番号と、該第1のサーバの指定された該コンピュータから送信された該オペレータの識別情報とを対応付けて該記憶手段に記憶された該管理情報に登録し、かつ電話の着信があった場合、該記憶手段に記憶された該管理情報を参照して、該オペレータが操作する該電話機に着信の呼を接続するように指示する
    ことを特徴とする電話接続システム。
  2. 前記第1のサーバは、前記複数のコンピュータとして複数の仮想PC(パーソナルコンピュータ)を形成することができる仮想用サーバであり、複数の該仮想PCは、異なる業務アプリケーションプログラムを実行して異なる業務を実現することができ、
    前記端末は、該仮想PCと接続されるシンクライアント端末である、請求項1の電話接続システム。
  3. 前記第2のサーバは、該電話機の内線電話番号と、該コンピュータを識別する識別情報と、オペレータの識別情報とを関連付けた該管理情報を登録する第1の管理テーブルを該記憶手段に記憶し、
    該第2のサーバは、オペレータによって該端末から正当なログイン操作が行われた場合、該電話機の内線電話番号と、該コンピュータを識別する識別情報と、オペレータの識別情報とを対応付けたエントリーを構成して該第1の管理テーブルに記憶する
    請求項1乃至2のいずれかに記載の電話接続システム。
  4. 前記接続管理手段は、ネットワークを介して前記第1のサーバ及び前記第2のサーバに接続される第3のサーバであり、
    該第3のサーバは、該電話機の内線電話番号と、該電話機に対応して設置された該端末を識別する端末識別情報とを対応付けて登録する第2の管理テーブルを有し、
    該第3のサーバは、該端末と該第1のサーバの指定された該コンピュータ間の該ネットワーク上に転送される電文を監視して、該端末と指定された該コンピュータとが接続された場合、該第2の管理テーブルを参照して、電文より得られる該端末識別情報に対応する該電話機の内線電話番号と、該電文より得られる該コンピュータの識別情報を、該第2のサーバへ送信する
    請求項1乃至3のいずれかに記載の電話接続システム。
  5. 前記接続管理手段は、前記第1のサーバが有する前記コンピュータ(第3のサーバという)により構成され、
    該第3のサーバは、該電話機の内線電話番号と、該電話機に対応して設置された該端末を識別する端末識別情報とを対応付けて登録する第2の管理テーブルを有し、
    該第3のサーバは、該端末と、オペレータによって指定された該コンピュータとの間で転送される電文を監視して、該端末と指定された該コンピュータとが接続された場合、該第2の管理テーブルより得られる該内線電話番号と該コンピュータの識別情報を、該第2のサーバへ送信する
    請求項1乃至3のいずれかに記載の電話接続システム。
  6. 前記接続管理手段は、前記第2のサーバ内に構成され、
    該第2のサーバは、該電話機の内線電話番号と、該電話機に対応して設置された該端末を識別する端末識別情報とを対応付けて登録する第2の管理テーブルを有し、
    該接続管理手段が、該端末と該第1のサーバの指定された該コンピュータとの間で転送される電文を監視して、該端末と指定された該コンピュータとが接続された場合、
    該第2のサーバは、取得した該コンピュータを識別する識別情報と、該第1のサーバの指定された該コンピュータから送信された該オペレータの識別情報を、該電話機の内線電話番号に対応付けて前記第1の管理テーブルに登録する
    請求項3に記載の電話接続システム。
  7. 該第2のサーバは、オペレータによって該端末からログオフ操作が行われる時に、該エントリーを該第1の管理テーブルから削除する請求項3に記載の電話接続システム。
  8. 電話の着信を電話機に接続し、オペレータが端末を用いて電話に応答することができる電話接続方法であって、
    第1のサーバは、電話の応答に係る業務を実行する複数のコンピュータを備え、
    第2のサーバは、記憶手段に記憶される、該電話機の内線電話番号と、該コンピュータを識別する識別情報と、オペレータの識別情報とを関連付ける管理情報を用いて着信した呼を該電話機に接続する管理を行い、
    接続管理手段は、該端末から指定された該コンピュータの接続と、該電話機の内線電話番号と該端末の関連付けを管理し、該端末と指定された該コンピュータとが接続された場合、該第2のサーバへ指定された該コンピュータの識別情報と電話機の内線電話番号を送信し、
    該第1のサーバにおける指定された該コンピュータは、接続された該端末から入力された該オペレータの識別情報を該第2のサーバへ送信し、
    該第2のサーバは、該接続管理手段から送信された該コンピュータの識別情報と、該オペレータが操作する該電話機の内線電話番号と、該第1のサーバの指定された該コンピュータから送信された該オペレータの識別情報とを対応付けて該記憶手段に記憶された該管理情報に登録し、かつ電話の着信があった場合、該記憶手段に記憶された該管理情報を参照して、該オペレータが操作する該電話機に着信の呼を接続するように指示する
    ことを特徴とする電話接続方法。
  9. 前記第1のサーバは、前記複数のコンピュータとして複数の仮想PC(パーソナルコンピュータ)を形成することができる仮想用サーバであり、複数の該仮想PCは、それぞれ異なる業務アプリケーションプログラムを実行して異なる業務を実現することができ、
    前記端末は、該仮想PCと接続されるシンクライアント端末である電話接続システムにおける、請求項8の電話接続方法。
  10. 前記第2のサーバは、該電話機の内線電話番号と、該コンピュータを識別する識別情報と、オペレータの識別情報とを関連付けた該管理情報を登録する第1の管理テーブルを該記憶手段に記憶し、
    該第2のサーバは、オペレータによって該端末から正当なログイン操作が行われた場合、該電話機の内線電話番号と、該コンピュータを識別する識別情報と、オペレータの識別情報とを対応付けたエントリーを構成して該第1の管理テーブルに記憶する
    請求項8乃至9のいずれかに記載の電話接続方法。
  11. 該接続管理手段は、該電話機の内線電話番号と、該電話機に対応して設置された該端末を識別する端末識別情報とを対応付けて登録する第2の管理テーブルを有し、
    該接続管理手段は、該端末と該第1のサーバ間の該ネットワーク上に転送される電文を監視して、該端末と指定された該コンピュータとが接続された場合、該第2の管理テーブルを参照して、電文より得られる該端末識別情報に対応する該電話機の内線電話番号と、該電文より得られる該コンピュータの識別情報を、該第2のサーバへ送信する
    請求項8乃至10のいずれかに記載の電話接続方法。
  12. 前記第2のサーバは、オペレータによって該端末からログオフ操作が行われる時に、該エントリーを該第1の管理テーブルから削除する請求項10に記載の電話接続方法。
  13. 電話の着信を電話機に接続し、オペレータが端末を用いて電話に応答することができる電話接続システムにおいて実行されるプログラムであって、
    電話の応答に係る業務のために複数のコンピュータを備える第1のサーバの該コンピュータで実行される第1のプログラムと、
    第2のサーバで実行されて、記憶手段に記憶された、該電話機の内線電話番号と、該コンピュータを識別する識別情報と、オペレータの識別情報とを関連付ける管理情報を用いて、着信した呼を該電話機に接続する管理を行う第2のプログラムと、
    第3のサーバまたは第1のサーバが備えるコンピュータまたは第2のサーバで接続管理手段として、実行されて、該端末と、該端末から指定された該コンピュータとの接続の監視を行う第3のプログラムとを有し、
    該第3のプログラムの実行によって、該電話機の内線電話番号と、該電話機に対応して設置された該端末を識別する端末識別情報とを対応付けを関連付ける管理情報を用いて、該端末と指定された該コンピュータが接続された場合、該第2のサーバへ該コンピュータの識別情報と該電話機の内線電話番号を送信し、該第1のサーバにおける指定された該コンピュータにおける該第1のプログラムの実行によって、接続された該端末から入力された該オペレータの識別情報を該第2のサーバへ送信し、
    該第2のサーバにおける該第2のプログラムの実行によって、該第3のプログラムから送信された該コンピュータの識別情報と、該オペレータが操作する該電話機の内線電話番号と、該第1のサーバから送信された該オペレータの識別情報とを対応付けて該記憶手段に記憶された該管理情報に登録し、かつ電話の着信があった場合、該記憶手段に記憶された該管理情報を参照して、該オペレータが操作する該電話機に着信の呼を接続するように指示する
    ことを特徴とする電話接続システムにおけるプログラム。
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