JP2002290573A - コールセンタ通信システム - Google Patents

コールセンタ通信システム

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JP2002290573A
JP2002290573A JP2001087273A JP2001087273A JP2002290573A JP 2002290573 A JP2002290573 A JP 2002290573A JP 2001087273 A JP2001087273 A JP 2001087273A JP 2001087273 A JP2001087273 A JP 2001087273A JP 2002290573 A JP2002290573 A JP 2002290573A
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JP2001087273A
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Koichi Ochiai
浩一 落合
Minoruchi Inaba
稔智 稲葉
Masayoshi Koyo
正良 光用
Kengo Fujiwara
賢吾 藤原
Hiroshi Shiba
宏史 芝
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Software Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Software Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータユニットの機動性と要求機能の自
由度を高める。 【解決手段】 電話ネットワークに接続された内部電話
機およびパケット通信ネットワークに接続された情報通
信端末の組から構成されるオペレータユニットと、外部
電話機からの着信があると前記電話ネットワークを介し
ていずれかのオペレータユニット中の内部電話機に当該
着信を振り分けると共に、前記パケット通信ネットワー
クを介して当該オペレータユニット中の情報通信端末に
当該外部電話機に対応する顧客情報を転送する着信振分
け手段とを備えたコールセンタ通信システムにおいて、
前記着信振分け手段は、同一の前記オペレータユニット
に含まれる前記内部電話機または情報通信端末の動的な
変更を受け付ける組構成変更対応部を備えることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコールセンタ通信シ
ステムに関し、例えば、多数のオペレータ(顧客からの
電話に対応する担当者)を収容した物理的なコールセン
タ(電話総合受付け窓口)を持たないにもかかわらず、
顧客に対しては当該物理的コールセンタが存在するかの
ように動作する分散型コールセンタなどに適用して好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシステムとしては、例え
ば、次の文献1、文献2に記載されたものがある。
【0003】 文献1:特開平11−74975号公報 文献2:特開平11−317817号公報 当該文献1のネットワーク提供型CTIシステム及びそ
の構築方法において、オペレータが使用する装置(オペ
レータ設備)は、電話回線(公衆網)またはISDN回
線に接続された電話機と、専用線またはISDN回線ま
たはインターネットによりCTIサーバと接続されたク
ライアント端末(クライアントPC)である。
【0004】また、文献2の分散型コールセンタ、ロー
カルサイト及びリモートサイトにおいては、オペレータ
設備は、公衆網に接続された電話機と、LANによりC
TIサーバ、構内交換機等と接続されたクライアントP
Cから構成されるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
オペレータ設備は、コールセンタまたはオペレータの自
宅等、限られた場所に構築されるものであり、オペレー
タはこれらの場所以外では、作業を行うことができず、
オペレータ設備の機動性が低かった。
【0006】また、オペレータ設備の構成要素が電話機
とPC(パーソナルコンピュータ)に限定され、そのよ
うな装置がないと作業を行うことができず、オペレータ
設備の機能に対する制約が強かった。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明では、電話ネットワークに接続された内部
電話機およびパケット通信ネットワークに接続された情
報通信端末の組から構成されるオペレータユニットと、
外部電話機からの着信があると前記電話ネットワークを
介していずれかのオペレータユニット中の内部電話機に
当該着信を振り分けると共に、前記パケット通信ネット
ワークを介して当該オペレータユニット中の情報通信端
末に当該外部電話機に対応する顧客情報を転送する着信
振分け手段とを備えたコールセンタ通信システムにおい
て、前記着信振分け手段は、同一の前記オペレータユニ
ットに含まれる前記内部電話機または情報通信端末の動
的な変更を受け付ける組構成変更対応部を備えることを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】(A)実施形態 以下、本発明にかかるコールセンタ通信システムの実施
形態について説明する。
【0009】第1、第2の実施形態に共通の特徴は、電
話での問合せ、注文等を集中的に受付け、処理するコー
ルセンタ業務において、オペレータの使用する電話端末
(一般加入電話端末、携帯端末、等)と、情報取得用端
末を動的に対応付ける(動的にリンクする)ことによ
り、オペレータの都合(ロケーション、利用する装置)
にあわせて業務を行う点にある。
【0010】また、オペレータの業務実施場所を固定と
せず、オペレータからの指示に応じて移動先でもオペレ
ータ業務を行える点や、当該移動先で行うオペレータ業
務においても、必要な場合にはオペレータが着信拒否で
きる点にも、第1、第2の実施形態の特徴がある。
【0011】第1の実施形態は、情報端末が両方向(ク
ライアント←→サーバ)に通信可能で、即時性があるメ
ディア(WWW(ワールドワイドウェブ))を利用する
場合を対象とした実現例である。
【0012】(A−1)第1の実施形態の構成 本実施形態にかかる通信システム9の主要部の構成例を
図1に示す。
【0013】図1において、当該通信システム9は、公
衆電話網(ここには、携帯電話ネットワークなどが含ま
れていてもよい)10と、インターネット200と、電
話及び情報端末のリンクシステム50と、コールセンタ
施設100A〜100Nと、顧客電話機300とを備え
ている。
【0014】このうち、リンクシステム50の内部に
は、PBX(構内交換機)51と、CTI(コンピュー
タ・テレフォニ・インテグレーション)サーバ52と、
WWWサーバ53と、顧客データベース(顧客DB)5
4とが設けられ、当該CTIサーバ52内には、IVR
(インタラクティブ・ボイス・レスポンス(双方向性音
声応答))部52Aと、ACD(オートマティック・コ
ール・ディストリビューション(自動呼振り分け部))
部52Bと、オペレータデータベース部52Cと、メデ
ィア変換部52Dと、認証部52Eが設けられている。
【0015】また、リンクシステム50内のこれらの構
成要素51、52A、52B,52C、52D、52
E、53,54は、イーサネット(登録商標)等のLA
N(ローカル・エリア・ネットワーク)55によって接
続され、当該LAN55はインターネット200に接続
されている。
【0016】ただし前記顧客電話機300とオペレータ
設備(例えば100A)間、および当該電話機300と
リンクシステム50間に介在する公衆電話網10内に
は、図示しない公衆網上の交換機(外部交換機)と、S
CP(サービス・コントロール・ポイント)が存在す
る。
【0017】通常、コールセンタに電話をかけてくる顧
客(例えばCU1)は、通話料を顧客自身が負担する必
要のないフリーフォン番号(フリーフォンサービス)を
使用して発信するが、フリーフォン番号はフリーフォン
サービスに特有な電話番号であるため、通常の電話番号
を用いて発信した場合と異なり、外部交換機単独では、
当該フリーフォン番号に対応した接続先を認識すること
ができず、外部交換機が接続先を認識するためには、当
該フリーフォン番号に対応した接続先をSCPに問い合
わせることが必要になるからである。
【0018】なお、本実施形態では、多数のオペレータ
を収容した物理的なコールセンタは存在しないが、顧客
(例えばCU1)に対しては、リンクシステム50の支
援を受けたオペレータ施設100A〜100Nの集合体
が、当該物理的コールセンタと同等な電話対応機能を果
たす論理的なコールセンタとして動作する。
【0019】ただしコールセンタに電話をかける場合、
まずリンクシステム50内のPBX51に着信する必要
があるので、顧客からみると、当該リンクシステム50
がコールセンタとして機能しているようにみえる。
【0020】なお、1つのリンクシステム9に収容され
得るオペレータ施設100A〜100Nの数(すなわ
ち、オペレータの数)は、一例として、500程度であ
ってよい。
【0021】リンクシステム50内に設けられている当
該PBX51の主要部の構成例は、図18に示すとおり
である。
【0022】(A−1−1)PBXの内部構成 図18において、当該PBX51は、CTI通知部60
と、外線発信接続部61と、ガイダンス接続部62と、
制御部63と、ガイダンス送出装置51Aを備えてい
る。
【0023】このうちCTI通知部60は、前記顧客
(CU1など)からの外線着信S10を検出すると、外
線着信の検出を示す信号S13をLAN55を介してC
TIサーバ52に通知する部分である。当該信号S13
は外線着信を検出した事実を示すだけでなく、当該着信
呼の情報(顧客CU1が電話機300を用いて当該外線
着信を行った場合には、当該電話機300の電話番号N
U1)も含んでいる。
【0024】また、前記外線発信接続部61は、オペレ
ータ施設(例えば100A)内の電話端末(例えば10
0A内の電話端末(加入者電話)101)を使用するオ
ペレータ(例えばOP1)ヘの外線発信を行うととも
に、オペレータから応答があると顧客(例えばCU1)
からの外線とオペレータ(例えばOP1)の外線とを接
続する部分である。当該接続によって、顧客(CU1)
とオペレータ(OP1)の電話による会話を行うことが
可能になる。
【0025】ガイダンス送出装置51Aは、状況に応じ
た適切な音声ガイダンスS18を出力する装置である。
当該音声ガイダンス18は、ガイダンス接続部62を介
して、顧客またはオペレータに聴取される。
【0026】前記ガイダンス接続部62は、顧客からの
外線とガイダンス送出装置51Aとの接続、または、オ
ペレータとの外線と当該ガイダンス送出装置51Aとの
接続を行うことで、必要な音声ガイダンスを顧客または
オペレータに聴取させる部分である。
【0027】制御部63は当該PBX51のCPU(中
央処理装置)で、これらの構成要素60〜62、および
51Aの動作を制御する部分である。
【0028】当該PBX51に対しLAN55を介して
接続されているCTIサーバ52のなかで、前記IVR
部52Aの主要部の構成例は、図15に示すとおりであ
る。
【0029】(A−1−2)IVR部の内部構成 図15において、当該IVR部52Aは、対応可否確認
部66と、連携部67とを備えている。
【0030】このうち対応可否確認部66は、各オペレ
ータ施設(例えば100A)を使用するオペレータ(例
えばOP1)のなかから、後述するスケジュール上、業
務遂行時間内であるオペレータをスクリーニング(選
別)して当該オペレータに対し、顧客に対する電話対応
が可能か否かを確認するための部分である。
【0031】また、前記連携部67は、当該対応可否確
認部66と他の構成要素との連携処理を行う部分で、対
応可否確認部66とのやり取りは信号P11、P12を
用いて行い、他の構成要素とのやり取りは、信号P13
を用いて行う。
【0032】対応可否確認部66が、スケジュール上、
業務遂行時間内にあるオペレータをスクリーニングする
ためには、当該各オペレータのスケジュールを認識する
必要があるため、オペレータデータベース52Cからス
ケジュール情報を取得することになる。
【0033】また本実施形態では、IVR部66から各
オペレータに対する可否確認は、音声ガイダンスを用い
て行い、オペレータの意思表示は、トーン信号(PB
(プッシュ・ボタン)信号)を用いて受け取るため、P
BX51やPBX51内の前記ガイダンス送出装置51
Aの機能を利用することが必要になる。
【0034】さらに本実施形態では、当該可否確認に際
して顧客の氏名なども音声ガイダンスでオペレータに伝
えることとしているため、PBX51で着信時に得られ
る顧客の電話番号(発信者番号(電話機300を使用す
る顧客CU1の場合には電話番号NU1))をキーとし
て顧客データベース54を検索し、検索結果として得ら
れた顧客の氏名などをオペレータに伝えることになる。
【0035】また、当該対応可否確認部66による対応
可否確認の結果は、ACD部52Bに伝送する必要があ
る。
【0036】結局、前記連携部67は、PBX51、顧
客データベース54、ACD部52Bなどと、信号P1
3を用いた交信を行うことになる。
【0037】次に、当該CTIサーバ52中のACD部
52Bの主要部の構成例は、図16に示す。
【0038】(A−1−3)ACD部の内部構成 図16において、当該ACD部52Bは、着信振分け部
68と、連携部69とを備えている。
【0039】このうち着信振分け部68は、前記IVR
部52Aによる対応可否確認の結果を受けて、対応可能
との意思表示をしたオペレータが使用するオペレータ施
設中の電話機に対して、顧客の着信を振り分ける部分で
ある。
【0040】当該着信振分け部68が当該電話機に着信
を振り分けると、当該電話機と同じオペレータ施設内に
ある情報端末に対して顧客情報を供給する必要がある
が、当該顧客情報の供給を直接おこなうのは、WWWサ
ーバ53であり、当該WWWサーバ53に対して、顧客
情報の送信先となる当該情報端末のURL(ユニフォー
ム・リソース・ロケイタ)を知らせるのは、当該着信振
分け部68と、オペレータデータベース52Cの連携に
よるものである。
【0041】例えば、図1に示すオペレータ施設100
Aを使用するオペレータOP1が対応可能の意思表示を
した場合には、情報端末102へ当該顧客(例えばCU
1)の顧客情報を送信することになる。
【0042】これによりオペレータOP1は、情報端末
102のディスプレイ装置で画面表示されている顧客情
報を目視しながら、当該顧客(CU1)への電話対応を
行うことが可能になる。顧客情報の項目のなかには、顧
客の氏名、住所、電話番号、勤務先に関する情報(顧客
の所属する会社の名称や役職名など)などのほか、これ
までの問合せ履歴や、当該顧客による専任オペレータ指
定の有無、各オペレータが当該顧客に対して電話対応し
た回数なども含まれているので、短時間のうちに効率的
な電話対応を行うことが可能になる。
【0043】この場合、情報端末102のディスプレイ
装置に画面表示されている顧客情報の示す顧客と、電話
で会話している顧客とが一致していることが必要である
ことは当然であるが、本実施形態において、電話機10
1や情報端末102の具体的な機種は、オペレータOP
1の都合や自由意思に基づいて動的に変更され得るもの
なので、どのようにして当該一致を確保するかが重要と
なる。
【0044】なお、一般的なコールセンタで行われるオ
ペレータ業務の形態としては、必ずしもこのように、一
対の電話機と情報端末を使用せず、電話機だけで顧客に
対応することもあり得るが、情報端末を併用したほう
が、電話対応の効率性がはるかに高まる。
【0045】なぜなら、一人当たりで膨大な数の顧客に
対応しなければならないオペレータは、顧客の声だけ
で、その顧客の住所や問合せ履歴等を思い出すことがほ
とんど不可能であるため、同じ顧客であっても、電話対
応のたびに同じこと(住所や問合せ履歴など)を質問し
なければならなくなるからである。
【0046】なお、前記情報端末(例えば102)はW
ebブラウザを搭載し、WWWサーバ53などに格納さ
れたハイパーテキストを閲覧することのできるブラウジ
ング機能を備えた情報通信端末である。
【0047】また、前記連携部69は、当該着信振分け
部68と他の構成要素との連携処理を行う部分で、着信
振分け部68とのやり取りは信号P14、P15を用い
て行い、他の構成要素とのやり取りは、信号P16を用
いて行う。
【0048】前述の着信振分け部68の機能を実現する
ためには、当該連携部69が信号P16を用いて交信す
る対象は、PBX51、IVR部52A、顧客データベ
ース54、WWWサーバ53などになる。
【0049】次に、前記顧客データベース54の主要部
の構成例を図17に示す。
【0050】(A−1−4)顧客データベースの内部構
成 図17において、顧客データベース54は、顧客情報操
作部73と、管理蓄積部74と、連携部75とを備えて
いる。
【0051】このうち管理蓄積部74は、前記の顧客情
報を蓄積し、管理している部分である。
【0052】当該管理蓄積部74と信号P17を用いた
やり取りを行う顧客情報操作部73は、情報端末(例え
ば102)に対するオペレータからの入力に基づいて顧
客情報の設定、変更などを実行する部分である。顧客情
報の設定は、初めて当該コールセンタ(PBX51)に
電話をかけてきた新規顧客につき、その顧客情報を管理
蓄積部74に生成する操作であり、変更は、常連顧客な
どにつき、その顧客情報の一部を書き換えたり、消去し
たりする操作である。
【0053】なお、顧客情報の本体は、前記管理蓄積部
74に蓄積されているデータであるが、本実施形態にお
いて、情報端末(例えば102)に顧客情報の内容を画
面表示する際にはハイパーテキストシステムを利用する
ため、WWWサーバ53との連携が必要となる。
【0054】当該顧客情報操作部73とのあいだで信号
P18を用いた交信を行い、前記管理蓄積部74とのあ
いだで信号P19を用いた交信を行う連携部75は、顧
客データベース54以外の構成要素とのあいだでは、信
号P20を用いて交信する。
【0055】通信システム9中における当該顧客データ
ベース54の役割から、この信号P20を用いて連携部
75が交信する対象は、WWWサーバ53、ACD部5
2B、オペレータデータベース52Cなどになる。
【0056】前記CTIサーバ52中に配置され、オペ
レータ情報を蓄積しているオペレータデータベース52
Cの主要部の構成例は、図12および図13に示すとお
りである。ここで、図12は、端末リンクのための構成
である端末リンク部52CAを示し、図13は、スケジ
ュール管理のための構成であるスケジューリング部52
CBの構成を示す。
【0057】(A−1−5)オペレータデータベースの
内部構成 図12において、当該オペレータデータベース52C内
の端末リンク部52CAは、端末リンク変更部60と、
管理蓄積部61と、連携部62とを備え、図13におい
て、当該スケジューリング部52CBは、スケジュール
操作部70と、管理蓄積部71と、連携部72とを備え
ている。
【0058】このうち管理蓄積部61は、図2に示すよ
うに、前記オペレータ施設内の電話機と情報端末のあい
だの対応関係を示す端末リンク情報TLA〜TLNを蓄
積した部分である。
【0059】ここで、端末リンク情報TLAは前記オペ
レータ施設100Aに対応し、端末リンク情報TLBは
前記オペレータ施設100Bに対応し、…、端末リンク
情報TLNは前記オペレータ施設100Nに対応する。
【0060】各端末リンク情報(例えばTLA)は、通
信システム9内でオペレータを一義的に識別するための
オペレータIDを記述した情報要素PIと、リンクされ
た2つの端末を記述した情報要素LDを備えている。
【0061】情報要素LD内では、電話端末101の種
類を示すための種別情報GMと、情報端末102の種類
を示しための種別情報PMが記述されている。
【0062】ここで、情報端末の通信機能には送受信が
可能なものと、受信だけが可能なものなどの相違がある
が、電話端末にはそのような相違はないので、種別情報
GMとしてはその電話番号をそのまま記述するようにし
てもよい。
【0063】なお、本実施形態では、認証時に使用する
ため、電話端末101には電話端末IDが付与され、情
報端末102には情報端末IDが付与される。付与され
た電話端末IDと情報端末IDは、オペレータデータベ
ース52内に蓄積しておく。
【0064】当該電話端末IDとしては、電話機(電話
端末)101を少なくとも当該通信システム9内でほぼ
一義的に識別することができればどのようなものを使用
してもよく、情報端末IDとしては、情報端末102を
少なくとも当該通信システム9内でほぼ一義的に識別す
ることができればどのようなものを使用してもよいが、
本実施形態では認証時に当該IDを、電話回線を使用す
るPB信号で、各オペレータ施設からリンクシステム5
0まで送信することが必要になるため、PB信号で指定
可能な0,1,2,3、…、9、♯などの記号を所定ビ
ット数だけ配列して得られる記号列を、当該電話端末I
D、および情報端末IDとして利用することになる。
【0065】なお、電話端末IDや情報端末IDについ
て、通信システム9中における完全な一義性を確保しよ
うとする制約が多いので、ここでは、擬似乱数的にラン
ダムに発生した前記記号列を、これらのIDとして使用
するものとする。その一義性は、擬似乱数のランダム性
と記号列のビット数の多さによって、実質的に達成可能
である。
【0066】また、本実施形態では、1つのオペレータ
施設で電話機とリンクされる情報端末の数は1つにかぎ
るものとするが、もし必要ならば、2つ以上の情報端末
を電話機にリンクしてもかまわない。その場合、情報要
素LD中には、2つ以上の端末IDが記述されることに
なる。
【0067】このような端末リンク情報LA〜LNを蓄
積し、管理している蓄積管理部61とのあいだで信号P
30を用いて接続されている端末リンク変更部60は、
前記端末リンク情報LA〜LNのうち、各オペレータが
自身に該当する端末リンク情報(オペレータOP1にと
っては端末リンク情報LA)の情報要素LDを書き換え
る際に機能する部分である。
【0068】また、図13に示す前記管理蓄積部71に
は各オペレータのスケジュール情報が蓄積され、管理さ
れている。
【0069】当該スケジュール情報を設定、変更する場
合には、スケジュール操作部70が機能し、信号P40
を用いて当該設定、変更が実行される。
【0070】当該スケジュール情報と前記端末リンク情
報を合わせたものが、当該オペレータデータベース52
Cに蓄積されているオペレータ情報である。
【0071】なお、リンクシステム50の管理者が行う
特殊なケースを除くと、当該オペレータ情報の変更や削
除を行うことができるのは、各オペレータ自身に制限す
る必要があるので、十分な認証手順が必要となる。
【0072】端末リンク変更部60やスケジュール操作
部70の機能から明らかなように、各連携部62、72
が信号P33、P43を用いて交信する対象は、PBX
51、IVR部52A、ACD部52B、WWWサーバ
53などとなる。
【0073】前記認証手順を実行する機能を持つ認証部
52Eの主要部の構成例は、図14に示す。
【0074】(A−1−6)認証部の内部構成 図14において、当該認証部52Eは、証明受付部63
と、検証部64と、連携部65とを備えている。
【0075】このうち証明受付部63は、ログインする
ために情報端末から入力される前記オペレータIDや、
所定のパスワードなどを受け付ける部分である。
【0076】信号P35を用いて当該オペレータIDや
パスワードなどを受け取った検証部64は、これらの内
容が予め登録されているものと符合するか否かを検査し
て、符合する場合には肯定的な認証結果を、符合しない
場合には否定的な認証結果を、信号P37を用いて出力
する部分である。
【0077】認証受付部63、検証部64の機能から明
らかなように、これらと信号P36、P37で接続され
た連携部65が信号P38を用いて交信する対象は、W
WWサーバ53、オペレータデータベース52C、PB
X51、IVR部52Aなどとなる。
【0078】なお、前記メディア変換部52Dは、例え
ば、音声合成技術などを使用して、文字列(テキストデ
ータ)を音声信号に変換する機能を持つ部分である。
【0079】以下、上記のような構成を有する本実施形
態の動作について説明する。
【0080】(A−2)第1の実施形態の動作 以下に述べる各処理(スケジューリング処理、認証処
理、顧客対応可否と情報更新処理)は、いずれのオペレ
ータ、オペレータ施設、顧客との関係においても実質的
に同じであってよいので、以下では、主として、オペレ
ータは図1に示した前記OP1で、オペレータ施設は当
該OP1が使用する100Aで、電話端末と情報端末は
当該100Aの構成要素である101と102で、顧客
は電話番号NU1の電話機300を使用する顧客CU1
であるものとして説明を進める。
【0081】なお、以下の動作説明では、情報端末10
2としてWebブラウザを搭載した情報端末が選択され
ていて、ハイパーテキストシステムを利用することで、
オペレータIDや、パスワード等をリンクシステム50
に送達できるものと仮定している。
【0082】本実施形態の通信システム9で行うスケジ
ューリング処理について動作シーケンスを図4に示す。
図4の動作シーケンスは、S4−1〜S4−14の各ス
テップから構成されている。
【0083】(A−2−1)スケジューリング処理 図4において、オペレータOP1は、オペレータ施設1
00Aの構成要素であるクライアント端末(情報端末)
102より、コールセンタ(すなわち、リンクシステム
50)のスケジューリング用URLを指定し、ログイン
画面(Webページ)を表示する(S4−1)。
【0084】そして、当該リンクシステム50にログイ
ンする為に、予め自身に割り当てられている認証用オペ
レータ情報(オペレータID、パスワード等)を入力し
(S4−2、S4−3)オペレータ認証を行う(S4−
4、S4−5)。図4には示していないが、このオペレ
ータ認証に際しては、オペレータデータベース52Cと
連携する前記認証部52Eが機能することになる。
【0085】次にスケジューリングする画面DSに進み
(S4−6)、業務対応時間の入力及び、電話端末10
1、情報端末102の指定を行う(S4−7)。
【0086】当該画面DSは、一例として図3に示すよ
うなものであってよい。
【0087】画面DS上では、例えば、マウスやトラッ
クボールなどのポインティングデバイスを使用すること
等により、簡単に、各オペレータ(例えばOP1)が自
身の業務遂行時間を指定できるようになっている。
【0088】この画面DS上ではまた、各オペレータは
電話端末101や情報端末102の更新を行うことがで
きる。また、指定した電話端末及び情報端末は通常の機
器となるが、後述する同システムログイン時に変更可能
とする。
【0089】オペレータデータベース52C中のスケジ
ューリング部52CBでは、指定されたスケジュール情
報(S4−8)を元に、前記管理蓄積部71に蓄積され
ているオペレータ情報(すなわち、端末リンク情報TL
Aおよびスケジュール情報)を更新する(S4−9、S
4−11)。
【0090】このとき、必要ならば、オペレータOP1
は、業務時間帯ごとに異なる電話機や情報端末を指定す
ることもできる。
【0091】例えば、図3の例では、7時から12時ま
での業務時間帯では、電話機101として一般加入電話
を使用するとともに情報端末102としてWEB(すな
わちWebブラウザを搭載した情報端末)を使用し、1
2時から13時までは業務時間外とし、次の業務時間帯
である13時から18時までは、電話機101として携
帯電話を使用するとともに情報端末102として(電
子)メールの受信機能を備えた情報端末を使用する旨を
指定している。
【0092】オペレータOP1は、例えばこのようなス
ケジュール設定が完了したら、リンクシステム50から
ログオフする(S4−14)。
【0093】以上のようなスケジューリング処理によれ
ば、オペレータデータベース52Cに蓄積されている各
オペレータのスケジュールを参照することで、リンクシ
ステム50の管理者は、容易に、イベントや人員配置等
の予定を計画することができる。
【0094】また、各オペレータにとっては、自身が設
定したスケジュールにしたがって自動的にオペレータ接
続のスクリーニングが行われる為、業務時間内にだけ顧
客からの着信が自身に振り分けられ、業務時間外では振
り分けられなくなるので、ログオン/ログオフの時間を
意識せずに業務を行うことができる。
【0095】さらに当該スケジューリング処理では、オ
ペレータによるスケジューリングが可能なため、管理者
の負荷軽減につながる。
【0096】次に、本実施形態のリンクシステム50で
行う認証処理について動作シーケンスを図5に示す。図
5の動作シーケンスは、S5−1〜S5−19の各ステ
ップから構成されている。
【0097】(A−2−2)認証処理 図5において、オペレータ施設100Aの構成要素であ
るクライアント端末(Webブラウザを搭載した情報端
末102)より、コールセンタ(リンクシステム50)
のログイン用URLを指定し、ログイン画面(Webペ
ージ)を表示する(S5−1)。
【0098】当該リンクシステムにログインする為に
は、前記スケジューリング処理の場合と同様に、認証用
オペレータ情報(オペレータID、パスワード等)を入
力し(S5−2、S5−3)オペレータ認証を行う(S
5−4、S5−5)。
【0099】次に電話端末を選択する画面(Webペー
ジ)に進み(S5−6)、オペレータOP1が業務に使
用する電話機101の候補として予め登録済みの電話端
末の一覧が表示される。この時、予めスケジューリング
されている場合は、スケジューリングされた電話機が選
択された状態で画面が表示されるため、オペレータOP
1は確認のみを行う事となる(S5−7)。または、未
登録の端末を使用するのであれば、その場で指定かつ登
録ができる。
【0100】認証部52Eでは、オペレータOP1が使
用する電話機として、それまで使用していた電話端末1
01とは異なる新たな電話端末101Aが指定された場
合(S5−8)、指定された当該電話端末101Aに前
記電話端末IDを付与するため、WWWサーバ53に対
して端末ID画面の作成を指示する(S5−9、S5−
10)。このとき付与した電話端末IDの内容は、認証
に使用するため、リンクシステム50内に少なくとも一
時的に保持しておく。一例としては、この時点で、当該
電話端末IDの内容をオペレータデータベース52C内
に蓄積するようにしてもよい。
【0101】オペレータ施設100A内の情報端末10
2では、当該WWWサーバ53から受け取った端末ID
画面(Webページ)が、搭載しているWebブラウザ
によって画面表示され(S5−11)るので、オペレー
タOP1は当該画面表示を目視することによって、新た
な電話端末101Aに付与された電話端末IDを確認す
ることができる。ここでは、当該電話端末IDを、ID
1Aとする。当該ID1Aの具体的な記号列は、例え
ば、「123456」であってよい。
【0102】前記認証部52EはWWWサーバ53に対
し前記ステップS5−10で端末ID画面作成を指示す
るのと、ほぼ同時に、PBX51に対して、当該電話端
末101Aへの発呼を行わせる(S5−12、S5−1
3)。
【0103】前記電話端末101Aに対し着信した時、
認証部52Eは、前記IVR部52Aを使用して、付与
した電話端末IDの入力を促すガイダンスを、オペレー
タOP1に聴取させ(S5−14)、PB信号の入力を
受け付ける状態となる。
【0104】これを受けたオペレータOP1は、着信し
た電話端末101Aを操作して前記ID1Aの記号列
「123456」を指定するPB信号を出力し(S5−
15)、受付状態を確認する。
【0105】認証部52Eは、公衆網10およびPBX
51を介して受け取ったPB信号が、認証に使用するた
めに保持してある前記ID1Aと一致するか否かを判定
し、一致する場合は、オペレータIDをキーとした電話
端末101Aと情報端末102のリンク付けを行い(S
5−16)、オペレータデータベース52Cに蓄積され
ている前記端末リンク情報TLAの情報要素LDのなか
で、前記種別情報GMを書き換えて、端末リンク情報T
LAの更新を行う(S5−17)。
【0106】端末IDが一致し正常に端末リンク情報が
更新された場合、当該認証部52Eは、PBX51に指
示してオペレータOP1との回線を切断する(S5−1
8、S5−19)。端末IDが不一致の場合は、端末I
Dの再入力を数回受付ける。
【0107】再入力回数には必ずしもこのような制限を
設けなくてもよいが、制限を設けたほうが、不正入力の
防止などに有効である。
【0108】上記動作により、オペレータOP1が使用
する電話端末101Aと情報端末102が、リンクシス
テム50において動的にリンクされる。
【0109】このような認証処理によれば、オペレータ
は移動先から業務への対応が可能な為、業務を行うロケ
ーションに対する自由度が広がる。
【0110】また、オペレータの電話端末101Aや情
報端末102の種別を選ばない為、オペレータ施設10
0Aを自由に構築することができ、特別な設備を揃えた
り複雑な手続きを必要とせず簡単にオペレータ業務を実
行することが可能となる。
【0111】さらに、オペレータ施設100Aを自由に
構築することができるということは、オペレータによる
環境設定が容易であることを意味し、管理者への負荷軽
減につながる。
【0112】そして当該認証処理によれば、このよう
に、オペレータ施設のロケーションや構築に関する自由
度が高いにもかかわらず、各オペレータと電話端末、情
報端末間の確実で、動的なリンクが可能となる。
【0113】次に、通信システム9における顧客対応の
可否確認処理について動作シーケンスを図6に示す。図
6の動作シーケンスは、S6−1〜S6−12の各ステ
ップから構成されている。
【0114】(A−2−3)顧客対応可否確認処理と情
報更新処理図6において、電話番号NU1を割り当てら
れている電話機300を使用する顧客CU1より、コー
ルセンタ(すなわちリンクシステム50)への着呼をC
TIサーバ52で受け付ける(S1−1)。
【0115】CTIサーバ52はその際、発信者番号
(NU1)をもとに、当該顧客CU1が初めて電話をか
けてきた新規顧客であるか否かを判定する。この判定
は、例えば、顧客データベース54中に当該発信者番号
NU1と同じ電話番号を持つ顧客情報が存在するか否か
を検査することで実行することができる。
【0116】新規顧客でなければ、必ず顧客データベー
ス54中に顧客情報が蓄積されているので、該当する顧
客情報の各項目のなかから選択した所定の項目を顧客識
別子として取得する(S6−2)。例えば、顧客の氏名
(顧客名)などを当該顧客識別子として取得する。
【0117】取得した当該顧客識別子は、対応可否の確
認の際に電話機101Aを介して各オペレータに聴取さ
せるため、メディア変換部52Dにより音声情報化す
る。また、電話機300の顧客回線に対してはIVR部
52Aを使用し接続待ちに要する時間を確保するために
オフフック状態の継続を促すガイダンスを流し、保留状
態とする(S6−3)。
【0118】次に顧客情報をACD部52Cに渡すと、
ACD部52Cは、オペレータデータベース52Cを用
いてオペレータの検索を行い、検索されたオペレータの
電話端末(例えば、オペレータがOP1の場合には、前
記101A)の電話番号(例えば、NP1)を、前述し
た端末リンク情報(例えばTLA)などから取得し(S
6−4)、当該電話端末に対して発呼を行う(S6−
5)。
【0119】オペレータがオフフックして応答すると、
CTIサーバ52はIVR部52Aと前記メディア変換
部52Dが出力する音声信号を用いて、オペレータの電
話端末(例えば101A)へ、音声情報化された前記顧
客識別子を伝えた上で対応可否の意思表示を促す音声ガ
イダンスを流す(S6−7)。この音声ガイダンスで
は、オペレータが出力するPB信号によって当該意思表
示をすることができるように、例えば、「対応可能な場
合には1を、不可能な場合には0を押して下さい。」な
どの音声ガイダンスを付加する。
【0120】これを聴取したオペレータは、1または0
のボタンを押して各PB信号を出力して意思表示する
(S6−8)。
【0121】なお、S6−4〜S6−8の各ステップ
は、1のボタンを押して対応可能の意思表示をするオペ
レータが出現するまで繰り返される。
【0122】オペレータは、例えば、直前に電話対応し
た顧客との会話の結果をまとめ、顧客情報を更新してい
るときなどには、対応不可の意思を示すことになるた
め、顧客からかかってくる電話が多い時間帯などでは、
S6−4〜S6−8の各ステップは何回も繰り返される
ことが起こり得、繰り返されるたびに新たなオペレータ
(次候補のオペレータ)に対し、対応可否の確認が行わ
れる。
【0123】もしも、オペレータOP1の順番が回って
きたときに、当該オペレータOP1が電話機101Aを
用いて1のボタンを押し、対応可能の意思を示した場合
には、CTIサーバ52は保留状態である当該顧客CU
1の外線とオペレータOP1の当該電話機101Aの外
線の接続(PBX51による接続又はキャリア網サービ
スによる着信転送等)を行い(S6−11)、顧客−オ
ペレータ間の通話が開始される(S6−12)。
【0124】なお、上述したステップS6−4などでC
TIサーバ52内のACD部52Cに渡される顧客情報
には、顧客情報中の各項目のうち、例えば、顧客による
専任オペレータ指定の有無、各オペレータが当該顧客に
対して電話対応した回数などが含まれる。そして、当該
顧客CU1によってすでに専任オペレータが指定されて
いる場合には、当該顧客CU1からの着呼は、まず最初
に当該専任オペレータに振り分けることが試みられ、指
定されていない場合や専任オペレータが対応できない場
合には、当該顧客CU1に対してこれまでに電話対応し
た回数が多い順番に、各オペレータに振り分けることが
試みられるように構成するのが効率的であると考えられ
る。
【0125】ステップS6−13のあと、オペレータO
P1は顧客CU1との通話の内容から必要であると認め
た顧客情報中の各項目を顧客情報画面(Webページ)
上で更新する(S6−13、S6−14)。
【0126】当該更新の結果は、WWWサーバ53を介
して、顧客データベース54に蓄積されている顧客情報
の本体に反映され、以降のコールセンタ業務に活用され
る。
【0127】このような顧客対応可否確認処理と情報更
新処理によれば、オペレータによる対応可否の意思表示
が電話端末で行える為、クライアント端末に専用のソフ
ト(すなわち、クライアント端末から当該意思表示がで
きるような機能)を必要とせず、従来のコールセンタに
比ベてオペレータ施設の構成に関する制約が少ないた
め、この点でも自由度が高く、低価格なオペレータ施設
を構築することができる。
【0128】なお、対応可否の意思表示が電話端末で行
えるということは、情報端末は当該意思表示のために使
用する必要がなくなるため、情報端末に要求される機能
が少なく、使用可能な情報端末の種類が広がる。
【0129】また、汎用WEBブラウザによるクライア
ント端末で業務の遂行が可能なことも、オペレータ施設
の構成に関する自由度の向上に寄与し、オペレータ施設
の低価格化にも有効である。
【0130】さらに情報更新の即時性もあるため、さま
ざまなロケーションで各オペレータが得た顧客情報を、
ただちに顧客データベース54の蓄積内容に反映させる
ことができる。
【0131】なお、本実施形態のオペレータ施設では電
話機と情報端末を併用しているため、電話機だけでオペ
レータ業務を行う場合などに比較して、電話対応時にオ
ペレータが知ることのできる情報量が豊富で、いっそう
効率的で、的確な電話対応を行うことが可能となる。
【0132】(A−3)第1の実施形態の効果 本実施形態によれば、オペレータ施設の機動性が高く、
オペレータ施設の構成や機能に対する自由度が向上する
ので、柔軟性の高いシステムを構築することが可能であ
る。
【0133】(B)第2の実施形態 以下では、本実施形態が第1の実施形態と相違する点に
ついてのみ説明する。
【0134】本実施形態は、情報端末が片方向(クライ
アント←サーバ)しか通信できないか、または第1の実
施形態のWWWに比べて即時性に欠けるメディア(FA
X、PocketBell、インターネットメール)を
利用する場合を対象とした実現例である。
【0135】第1の実施形態ではオペレータが使用する
設備として、電話端末101及びWebブラウザ端末1
02を必要とするため、設備投資時の費用や、オペレー
タが持ち歩いて使用する際の携帯性、機動性が必ずしも
十分に高くなかった。
【0136】この問題を解決するため、本実施形態で
は、Webブラウザ情報端末102に代わる情報端末と
して、Fax装置104、ページャ(PocketBe
ll)端末105、インターネットメール端末106等
を使用する。
【0137】(B−2)第2の実施形態の構成および動
作 本実施形態の通信システム8を図7に示す。
【0138】図7において、図1と同一の符号を付与し
た各構成要素の機能は、基本的に図1と同じである。
【0139】本実施形態の通信システム8のLAN55
上では、前記WWWサーバ53の替わりにメールサーバ
56が配置され、オペレータ施設110A〜110Cの
構成要素が前記オペレータ施設110Aとは異なってい
る。
【0140】すなわち、オペレータOP1が使用するオ
ペレータ施設110Aは電話端末101とFAX装置1
04を備え、オペレータOP2が使用するオペレータ施
設110Bは携帯電話端末103とページャ端末105
を備え、オペレータOP3が使用するオペレータ施設1
10Cは携帯電話端末107,108およびインターネ
ットメール端末106を備えている。
【0141】なお、オペレータ施設110Aのように、
FAX装置104と加入者電話101を組み合わせて使
用する場合は、同時に使用することができるように、公
衆網10に接続される電話回線を2回線必要とする。
【0142】以下では、前記オペレータデータベース5
2C中の管理蓄積部71に蓄積されているスケジュール
に対し、オペレータOP1が電話端末101または携帯
電話103等(オペレータOP3が確認する場合には携
帯電話107)からスケジュールを確認する際の処理に
ついてその動作シーケンスを図8に示す。図8の動作シ
ーケンスは、S8−1〜S8−12の各ステップから構
成されている。
【0143】(B−2−1)スケジュール確認処理 図8において、当該オペレータOP1は電話端末101
により(オペレータOP2の場合には携帯電話103に
より)、コールセンタ(すなわちリンクシステム50)
のオペレータ用電話番号に発呼する(S8−1)。この
呼はCTIサーバ52で受け付ける。CTIサーバ52
はその際、音声により、操作ガイダンスを再生し(S8
−2)、オペレータ認証のため、前記認証用オペレータ
情報、すなわちオペレータIDとパスワードの入力を促
す。
【0144】オペレータはそのガイダンスに従い、オペ
レータIDとパスワードをPB入力により通知する(S
8−3)。このオペレータIDとパスワードは、認証部
52Eでオペレータデータベース52Cに蓄積されてい
る認証用オペレータ情報と照合され(S8−4)、一致
すれば認証されたことを、音声にて通知し、さらに次の
操作指示を促す(S8−5)。
【0145】認証された旨の通知を受けたオペレータ
は、スケジュール参照をPB入力により指定する(S8
−6)。
【0146】これを受けて認証部52Eは、スケジュー
リング部52CBに対象オペレータのスケジュールを問
合せる(S8−7)。そして、問い合わせたスケジュー
ルから、当該オペレータが当該業務時間帯に使用を予定
している情報メディアの種類と、FAX装置104なら
ば電話番号、ページャ端末105ならばアクセス番号、
インターネットメール端末106ならばメールアドレス
をメディア変換部52Dにより音声情報化し、それをス
ケジュール通知先の第一候補としてガイダンスする(S
8−8)。
【0147】オペレータが通知先を変更する場合には、
PB入力で新たなメディアを指定し、変更しない場合は
PB入力で変更なしを指示する(S8−9)。認証部5
2Eは指定したメデイアに合わせて、スケジュール情報
を変換し、送信(S8−10)した後、それをオペレー
タにガイダンスし(S8−11)、電話回線を切断する
(S8−12)。
【0148】次に、前記オペレータデータベース52C
中の管理蓄積部71に蓄積されているスケジュールに対
し、オペレータが電話端末101または携帯電話103
(107)等からスケジュールを変更する際の処理につ
いてその動作シーケンスを図9に示す。図9の動作シー
ケンスは、S9−1〜S9−13の各ステップから構成
されている。
【0149】(B−2−2)スケジュール変更処理 図9において、スケジュール確認処理と同様に、オペレ
ータ施設の構成要素である電話端末101または携帯電
話103(107)より、コールセンタのオペレータ用
電話番号に発呼することにより、オペレータ認証を行
う。
【0150】認証されたオペレータがスケジュール変更
をPB入力により指定する(S9−2)と、認証部52
Eはスケジューリング部52CBに対象オペレータのス
ケジュールを問合せる(S9−3)。
【0151】音声ガイダンスによって新しいスケジュー
ルの指定を促される(S9−4)と、オペレータは、P
B入力により、変更する内容を指定する(S9−5)。
【0152】図8のスケジュール確認処理を実行するこ
と等によって、現在のスケジュール内容を知っているオ
ペレータは、その変更内容を指定することが可能であ
る。
【0153】なお、必要に応じて、スケジュールを変更
する場合のPB信号の具体的な入力方法は、ステップS
9−4の音声ガイダンスか、図8のスケジュール確認処
理のステップS8−10の送信内容のなかに教示するよ
うにするとよい。
【0154】オペレータから変更内容を受け取った認証
部52Eは、変更指示された内容をスケジューリング部
52CBに通知し(S9−6)、スケジューリング部5
2CBは対象オペレータのスケジュールとしてその内容
を反映させる。
【0155】オペレータからのスケジュールの変更終了
指示(S9−7)を受けると、認証部52Eは、スケジ
ューリング部52CBに変更終了を指示する(S9−
8)。
【0156】認証部52Eは変更されたスケジュールか
ら、オペレータが使用を予定している情報メディアの種
類と、FAX装置104ならば電話番号、ページャ端末
105ならばアクセス番号、インターネットメール端末
106ならばメールアドレスをメディア変換部52Dに
より音声情報化し、それをスケジュール通知先の第一候
補としてガイダンスする(S9−9)。
【0157】オペレータは、通知先を変更する場合には
PB入力で新たなメディアを指定し、変更しない場合は
PB入力で変更なしを指示する(S9−10)。認証部
52Eは指定したメディアに合わせて、変更後のスケジ
ュール情報を変換し、送信(S9−11)した後、それ
をオペレータにガイダンスし(S9−12)、電話回線
を切断する(S9−13)。
【0158】次いで、本実施形態の通信システム8で実
行する認証および端末の対応付け処理について動作シー
ケンスを図10に示す。図10の動作シーケンスは、S
10−1〜S10−15の各ステップから構成されてい
る。
【0159】(B−2−3)認証および端末対応付け処
理 図10において、オペレータ施設の構成要素である電話
端末101(携帯電話103、107)より、オペレー
タ用電話番号に発呼することにより、上記と同様にして
オペレータ認証を行う。
【0160】認証されたオペレータはログインをPB入
力により指定すると(S10−2)、認証部52Eは、
対象オペレータのスケジュールをスケジューリング部5
2CBから取り出し(S10−3)、オペレータのログ
イン情報をオペレータデータベース52Cのオペレータ
情報に更新する(S10−4)。
【0161】認証部52Eでは、スケジュールされた電
話端末と情報端末をメディア変換部52Dにより音声情
報化し、ガイダンスする(S10−5)。オペレータは
情報端末に変更がなければ、PB入力により変更なしを
通知し(S10−6)、変更する場合はPB入力で新た
なメディアを指定する。
【0162】認証部52Eはオペレータが使用する電話
端末と情報端末の確定後、端末ID(電話端末ID、情
報端末ID)を付与し指定された端末に合わせて変換、
送信する(S10−9)と共に、それをオペレータにガ
イダンスし(S10−7)、電話回線を切断する(S1
0−8)。
【0163】オペレータは端末IDの受信後、再度オペ
レータ用電話番号に発呼し(S10−10)、この端末
IDをPB入力する(S10−11)。認証部52Eは
入力されたPB信号による端末IDと保持している端末
IDが一致するか判定し、一致する場合は、オペレータ
データベース52Cの前記端末リンク情報を更新して
(S10−12)、オペレータIDをキーとした電話端
末と情報端末のリンク付けを行う(S10−13)。
【0164】端末IDが一致し正常に端末リンク情報が
更新された場合は、オペレータとの回線を切断し(S1
0−15)、端末IDが不一致の場合は、数回まで端末
IDの再入力を促す。
【0165】上記動作により、ログイン時によるオペレ
ータの電話端末と情報端末が動的にリンクされる。
【0166】次は、本実施形態の通信システム8で実行
する顧客対応の可否確認処理についての動作シーケンス
を図11に示す。図11の動作シーケンスは、S11−
1〜S11−17の各ステップから構成されている。
【0167】(B−2−4)顧客対応可否確認と情報更
新処理 図11において、顧客CU1より、コールセンタ(リン
クシステム50)ヘの着呼をCTIサーバ52で受け付
ける(S11−1)と、CTIサーバ52はその際の発
信者番号より、新規顧客以外は顧客データベース54を
もとに前記顧客情報のなかの前記顧客識別子を取得し
(S11−2)、メディア変換部52Dにより当該顧客
識別子を音声情報化する。また、顧客回線に対しIVR
部52Aを使用して、電話を掛け直すことをガイダンス
として流し(S11−3)回線を切断する(S11−
4)。
【0168】次に顧客情報をACD部52Bに渡し、オ
ペレータを検索する。
【0169】ACD部52Bは、検索されたオペレータ
の電話端末101(または103、107)を、前述し
たオペレータデータベース52Cに蓄積されている端末
リンク情報より取得し(S11−5)て、発呼を行う
(S11−6)。
【0170】オペレータの電話端末101(103、1
07)に着呼した場合、CTIサーバ52はIVR部5
2Aを使用して音声情報化(S11−7)された顧客識
別子と対応可否の応答を促すガイダンスを流す(S11
−8)。
【0171】オペレータが、対応可能とする意思表示
(PB入力)をした場合(S11−9)、CTIサーバ
52は一度回線を切断して待つようにガイダンスを流
し、回線を切断する(S11−10)。また、オペレー
タが対応不可の意思表示をした場合は、ACD部52B
により次候補のオペレータに対し、同操作を行う(S1
1−5〜S11−10の繰り返し)。ただし、全オペレ
ータが対応不可の場合には、CTIサーバ52は顧客C
U1に対して発呼し、IVR部52Aより顧客CU1に
対しオペレータ対応不可の旨をガイダンスで通知する。
【0172】CTIサーバ52は、対応するオペレータ
の決定後、CTIサーバ52はデータベース54から顧
客情報を取り出し、当該顧客情報を当該オペレータが使
用する情報端末に適合する形式に変換して送信する(S
11−11)。この変換には、前記メディア変換部52
Dを活用するようにしてもよい。
【0173】当該顧客情報の受信後、オペレータはCT
Iサーバ52に対し発呼する(S11−12)。
【0174】CTIサーバ52はオペレータからの着信
後、顧客CU1に対して発呼し(S11−13)、顧客
回線とオペレータ回線の接続(PBXによる接続又はキ
ャリア網サービスによる着信転送等)を行い(S11−
14)、顧客−オペレータ間の通話が開始される(S1
1−15)。
【0175】オペレータが情報端末としてインターネッ
トメール端末106を使用している場合、顧客との通話
から必要な顧客情報をメールに書き込み、CTIサーバ
ヘ送信する(S11−16)ことにより更新を行う(1
1−17)。当該メールは所定のフォーマットに基づい
て作成されており、当該メールを受け取るリンクシステ
ム50側では、自動的にその内容を顧客データベース5
4の蓄積内容に反映させることができる。
【0176】上記動作により、オペレータによる顧客へ
の対応可否選択及び顧客情報の更新が実現可能となる。
【0177】(B−3)第2の実施形態の効果 本実施形態によれば、第1の実施形態の効果と同等な効
果を得ることができる。
【0178】加えて、本実施形態では、オペレータ施設
の機動性とオペレータ施設の構成や機能に対する自由度
が第1の実施形態よりもさらに向上するので、柔軟性の
極めて高いシステムを構築することが可能である。
【0179】例えば、オペレータ施設を携帯性の極めて
高い携帯電話やインターネットメール端末(あるいはペ
ージャ端末)だけで構成することもでき、オペレータは
ほとんどどこにいても、スケジュールや端末リンク情報
の確認、変更、ならびに電話対応業務などを実行するこ
とが可能になる。
【0180】また、Webブラウザを搭載した第1の実
施形態の情報端末(102)と異なり、双方向通信を行
うことができない情報端末(例えばページャ端末10
5)や、即時性のない情報端末(例えば前記インターネ
ットメール端末106)を使用することも可能なので、
オペレータ施設の構成要素とすることのできる情報端末
の種類が多様で、いっそう豊富な選択肢のなかから電話
機や情報端末を選定することができる。
【0181】(C)他の実施形態 上記第1、第2の実施形態にかかわらず、本発明では、
スケジューリング、オペレータ認証を行わなければ、不
特定多数の間での情報共有、コミュニケーションの場を
匿名性の高いシステムで提供することが可能である。ま
た、情報端末メディアの差をCTIサーバで吸収するこ
とによりオペレータ間のコミュニケーションが可能とな
る。
【0182】さらに本発明では、オペレータの情報端末
としてPCを使用する場合、必要なソフトウェアを事
前、またはログイン時にダウンロードすることにより、
電話端末による対応可否の確認ではなく、PCへのポッ
プアップによる顧客情報の通知と、対応可否の選択をさ
せることも可能である。
【0183】また、上記第1、第2の実施形態では、W
ebブラウザやWebページなどのハイパーテキストシ
ステムを使用したが、本発明は必ずしもハイパーテキス
トシステムを利用しなくても実現可能である。例えば、
在来のパソコン通信を利用して実現することも可能であ
る。
【0184】さらに、上記第1、第2の実施形態では、
論理的コールセンタのみが存在するものとしたが、本発
明では、論理的コールセンタと物理的コールセンタを併
用してもよいし、物理的コールセンタの一部として論理
的コールセンタを用いる構成を取ることも可能である。
【0185】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、オペレ
ータユニットの機動性が向上するとともに、オペレータ
ユニットの構成や機能に対する自由度が向上するので、
柔軟性の高いコールセンタ通信システムを構築すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかる通信システムの主要部
の構成例を示す概略図である。
【図2】第1の実施形態で使用するオペレータデータベ
ースの主要部の構成例を示す概略図である。
【図3】第1の実施形態の動作説明図である。
【図4】第1の実施形態の動作説明図である。
【図5】第1の実施形態の動作説明図である。
【図6】第1の実施形態の動作説明図である。
【図7】第2の実施形態にかかる通信システムの主要部
の構成例を示す概略図である。
【図8】第2の実施形態の動作説明図である。
【図9】第2の実施形態の動作説明図である。
【図10】第2の実施形態の動作説明図である。
【図11】第2の実施形態の動作説明図である。
【図12】第1の実施形態で使用するオペレータデータ
ベースの構成例を示す概略図である。
【図13】第1の実施形態で使用するオペレータデータ
ベースの構成例を示す概略図である。
【図14】第1の実施形態で使用する認証部の主要部の
構成例を示す概略図である。
【図15】第1の実施形態で使用するIVR部の主要部
の構成例を示す概略図である。
【図16】第1の実施形態で使用するACD部の主要部
の構成例を示す概略図である。
【図17】第1の実施形態で使用する顧客データベース
の主要部の構成例を示す概略図である。
【図18】第1の実施形態で使用するPBXの主要部の
構成例を示す概略図である。
【符号の説明】
8、9…通信システム、10…公衆網(移動体通信
網)、50…(電話及び情報端末の)リンクシステム、
51…PBX、51A…ガイダンス送出装置、52…C
TIサーバ、52A…IVR部、52B…ACD部、5
2C…オペレータデータベース、52D…メディア変換
部、52E…認証部、53…WWWサーバ、54…顧客
データベース、100A〜100N…オペレータ施設、
101、300…電話端末、102…情報端末、200
…インターネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 稔智 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 光用 正良 東京都板橋区舟渡1丁目12番11号 沖ソフ トウエア株式会社内 (72)発明者 藤原 賢吾 東京都板橋区舟渡1丁目12番11号 沖ソフ トウエア株式会社内 (72)発明者 芝 宏史 東京都板橋区舟渡1丁目12番11号 沖ソフ トウエア株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話ネットワークに接続された内部電話
    機およびパケット通信ネットワークに接続された情報通
    信端末の組から構成されるオペレータユニットと、 外部電話機からの着信があると前記電話ネットワークを
    介していずれかのオペレータユニット中の内部電話機に
    当該着信を振り分けると共に、前記パケット通信ネット
    ワークを介して当該オペレータユニット中の情報通信端
    末に当該外部電話機に対応する顧客情報を転送する着信
    振分け手段とを備えたコールセンタ通信システムにおい
    て、 前記着信振分け手段は、 同一の前記オペレータユニットに含まれる前記内部電話
    機または情報通信端末の動的な変更を受け付ける組構成
    変更対応部を備えることを特徴とするコールセンタ通信
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1のコールセンタ通信システムに
    おいて、 前記着信振分け手段は、 前記情報通信端末からのスケジュール操作によって、該
    当するオペレータユニットに関するスケジュール情報を
    設定、確認、または変更するスケジュール情報管理部を
    備え、 設定、確認、または変更後のスケジュール情報に従っ
    て、前記振り分けを実行することを特徴とするコールセ
    ンタ通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1のコールセンタ通信システムに
    おいて、 前記着信振分け手段は、 同一の前記オペレータユニットに含まれる前記内部電話
    機と情報通信端末を使用してオペレータユニットに関す
    る認証を行うオペレータユニット認証部を備えたことを
    特徴とするコールセンタ通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1のコールセンタ通信システムに
    おいて、 前記着信振分け手段は、 前記オペレータユニットに含まれる前記内部電話機を用
    いて、オペレータユニット側の受容体勢を確認する受容
    体勢確認部を備え、 当該受容体勢確認部により、肯定的な確認結果が得られ
    たオペレータユニットに対して、前記外部電話機からの
    着信を振り分けることを特徴とする受容体勢確認部を備
    えたことを特徴とするコールセンタ通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1のコールセンタ通信システムに
    おいて、 前記着信振分け手段は、 前記オペレータユニット内の情報通信端末に対し、前記
    外部電話機に対応する顧客情報を送信すると共に、当該
    情報通信端末からの顧客情報操作によって、該当する外
    部電話機に関する顧客情報を設定または変更する顧客情
    報管理部を備えることを特徴とするコールセンタ通信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項1のコールセンタ通信システムに
    おいて、 前記着信振分け手段は、 前記内部電話機または外部電話機に対して、該当する音
    声案内を用いて応答する音声案内応答部を備えることを
    特徴とするコールセンタ通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項1のコールセンタ通信システムに
    おいて、 前記情報通信端末は、 受信専用の情報通信端末であることを特徴とするコール
    センタ通信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014187583A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Hitachi Information & Telecommunication Engineering Ltd 電話接続システム及びその方法、プログラム
WO2017204180A1 (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 ロクス株式会社 制御装置、制御方法、および記録媒体

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