JP6040347B2 - 温風発生装置及び温風発生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、温風発生装置及び温風発生方法に関する。
灯油といった燃料を用いる暖房装置は、通常、点火、送風等に電力を必要とするが、屋外にて使用する場合、災害時に使用する場合、停電時に使用する場合等には、電力の供給を受けるために、別途バッテリーを用意したり、電線を敷設するなどして、電源を確保する必要がある。
熱電変換素子は、両端に温度差を生じさせることで電力を発生する素子である。熱電変換素子を用いることで、ゼーベック効果を利用して発電することができる。
熱電変換素子によって発電することのできる暖房装置等が、いくつか提案されている。
特許文献1には、負荷(給湯器)に電力を供給する商用電源と、負荷により生成される熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱電変換装置(熱電変換素子)と、熱電変換装置から供給される交流電力を負荷に必要なレベルの安定な交流電力に変換する交流電源装置と、商用電源出力と交流電源装置出力とを切り替えて負荷に電力を供給するスイッチと、を備える電源供給システムが開示されている。
また、特許文献2には、熱電変換素子を利用した熱発電機を内蔵電源とする温風暖房機において、発電効率を上げるために暖房用の送風を利用して熱電変換素子の放熱面を冷却することを特徴とする温風暖房機が開示されている。
特開2003−259671号公報 登録実用新案第3082283号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電源供給システムを用いた場合、熱電変換素子の両端の温度差を十分に確保できないことがある。このため、商用電源からの電力に頼らずに、熱電変換素子による発電で自立して使用電力をまかなうことが困難な場合がある。また、特許文献2に記載の温風暖房機では、温風暖房機内の温度が上昇した場合等には、熱電変換素子の放熱面が十分に冷却されないこともあり、熱電変換素子の両端の温度差を確保して安定的に電力を供給する点において課題を残していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、熱電変換素子の両端の温度差を確保して、安定的に電力を供給することのできる温風発生装置及び温風発生方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る温風発生装置は、
蓄電池と、
前記蓄電池から電力の供給を受けて燃焼する燃焼部と、
高温面と低温面とを備え、当該高温面が前記燃焼部に熱的に接合された熱電変換素子であって、発電した電力を前記蓄電池に供給する熱電変換素子と、
前記低温面に熱的に接合された冷却部と、
前記蓄電池から電力の供給を受けて前記燃焼部に空気を送る送風部と、
を備え、
前記冷却部は、前記低温面を冷却する。
前記送風部は、例えば、前記冷却部に空気を送る。
前記冷却部は、例えば、ラジエーターを備える。
前記ラジエーターにより冷却された循環液体は、例えば、前記蓄電池から電力の供給を受けて前記低温面を冷却する。
前記冷却部は、例えば、ヒートパイプを備える。
前記燃焼部に、例えば、燃料ガス容器が接続されている。
例えば、前記燃料ガス容器により冷却された循環液体は、前記蓄電池から電力の供給を受けて前記低温面を冷却し、
前記低温面から熱を与えられた循環液体は、前記燃料ガス容器に熱を与える。
本発明の第2の観点に係る温風発生方法は、
高温面と低温面とを備え、当該高温面が燃焼部に熱的に接合された熱電変換素子により発電された電力の供給を受けて、送風部が前記燃焼部に空気を送ることで温風を発生させる方法であって、
前記低温面に、冷却部が熱的に接合され、当該冷却部は、前記低温面を冷却する。
前記送風部は、例えば、前記冷却部に空気を送る。
前記冷却部は、例えば、ラジエーターを備える。
前記ラジエーターにより冷却された循環液体は、例えば、前記熱電変換素子により発電された電力の供給を受けて前記低温面を冷却する。
前記冷却部は、例えば、ヒートパイプを備える。
前記燃焼部に、例えば、燃料ガス容器が接続されている。
例えば、前記燃料ガス容器により冷却された循環液体は、前記熱電変換素子により発電された電力の供給を受けて前記低温面を冷却し、
前記低温面から熱を与えられた循環液体は、前記燃料ガス容器に熱を与える。
本発明によれば、熱電変換素子の両端の温度差を確保して、安定的に電力を供給することのできる温風発生装置及び温風発生方法を提供することができる。
本発明の一実施形態である温風発生装置を模式的に表したブロック図である。 本発明の一実施形態である温風発生装置を模式的に表した側面図である。 本発明の他の実施形態である温風発生装置を模式的に表したブロック図である。 本発明の他の実施形態である温風発生装置を模式的に表したブロック図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。まず、本発明の実施形態に係る温風発生装置100を、図面を参照して説明する。
図1、図2に示すように、本発明の実施形態に係る温風発生装置100は、燃焼部110と、高温面122が燃焼部110に熱的に接合された熱電変換素子120と、熱電変換素子120の低温面124に熱的に接合された冷却部130と、燃焼部110に空気を送る送風部140と、熱電変換素子120により発電された電力を蓄電する蓄電池150と、を備える。なお、温風発生装置100の前後の向きは、図2に示す通りである。また、図2に示すように、前方に開口部を有するカバー160が、温風発生装置100の側面及び背面の略全体を覆うように取りつけられており、温風発生装置100の背面にはラジエーター131のための吸気口162が形成されている。
燃焼部110は、図1、図2に示すように、火炎を発生するバーナー112と、バーナー112に点火する点火装置114と、前方に開口部を有し、バーナー112からの火炎を側面から覆うバーナーカバー116と、からなっている。なお、点火装置114は、後述するように、蓄電池150に電気的に接続されており、蓄電池150から電力の供給を受けて動作する。燃焼部110には、燃料タンク118が接続されており、バーナー112は、燃料タンク118からポンプ119によって供給される液体燃料(例えば、灯油)により火炎を発生させることができる。ポンプ119は、蓄電池150に電気的に接続されており、蓄電池150から電力の供給を受けて動作する。バーナー112は、バーナーカバー116内にて、前方に向かって火炎を噴射する。燃焼部110で発生した熱は、後述する送風部140から送られた空気によって、温風発生装置100の前方に送られる。このように、燃焼部110は、温風発生装置100の前方に向かって温風を送り出すことができる。
熱電変換素子120は、p型熱電材料とn型熱電材料とを組み合わせた素子である。熱電変換素子120は、高温面122と低温面124とを備えており、高温面122と低温面124との温度差によって発電する素子である。なお、熱電変換素子120の高温面122と低温面124との温度差が大きいほど、発電効率が向上する。高温面122は、燃焼部110のバーナーカバー116に熱的に接合されており、バーナー112から発生した火炎の熱によって加熱されて、高温面122の温度が上げられる。一方、低温面124は、後述するように、冷却部130の第一の管132及び第二の管134に熱的に接合されており、第一の管132内を流れる水によって冷却されて、低温面124の温度が下げられる。
冷却部130は、ラジエーター131と、ラジエーター131内を通る内管138と、内管138から熱電変換素子120の低温面124を熱的に接続する第一の管132と、低温面124から内管138を熱的に接続する第二の管134と、第一の管132に接続されたポンプ136と、を備える。なお、ポンプ136は、蓄電池150と電気的に接続されており、蓄電池150から電力の供給を受けて動作する。第一の管132及び第二の管134は、前述の通り、熱電変換素子120の低温面124に熱的に接合されている。冷却部130内には、水(循環液体)が循環している。より具体的には、第一の管132、第二の管134及び内管138内に水が流れており、図1、図2の矢印で示す方向に水が循環している。第一の管132内を流れる水は、低温面124近傍の領域に到達し、低温面124を冷却する。低温面124を冷却した水は、温度が高くなった状態で第二の管134内に流れていく。第二の管134内を流れる水は、ラジエーター131の内管138に入っていく。内管138内を流れる高温の水は、ラジエーター131によって冷却され、温度が低くなった状態で第一の管132内に流れていく。第一の管132内を流れる低温の水は、ポンプ136によって、低温面124近傍の領域に到達し、低温面124を冷却する。このように、第一の管132、第二の管134、内管138内で水を循環させることで、低温の水によって効率良く熱電変換素子120の低温面124を冷却することができる。冷却部130によって低温面124が効率的に冷却されることで、熱電変換素子120の高温面122と低温面124との温度差が大きくなり、発電効率が向上する。
送風部140は、図2に示すように、ラジエーター131の後方に設けられており、図1の矢印の方向に空気を送る。送風部140は、燃焼部110に空気を送ることで、温風発生装置100の前方に向かって温風を送り出す役割を果たすとともに、冷却部130のラジエーター131に空気を送ることで、ラジエーター131の冷却効率を向上させ、ラジエーター131に蓄えられた熱を燃焼部110に送り込む役割をも果たす。後者について、より具体的には、送風部140から生じた風をラジエーター131にあてることで、ラジエーター131の放熱効果を高めることができ、内管138内を流れる水の温度を効率的に下げることができる。その結果、第一の管132内を流れる水の温度をより下げることができ、熱電変換素子120の低温面124をより効率的に冷却することができる。また、ラジエーター131は、内管138内を流れる水から熱を奪うことに起因して熱を蓄えるが、送風部140からラジエーター131に空気を送ることで、ラジエーター131に蓄えられた熱が燃焼部110に送り込まれ、バーナーカバー116内の温度が上昇し、それにより熱電変換素子120の高温面122の温度をより上げることができる。その結果、熱電変換素子120の高温面122と低温面124との温度差を大きくすることができ、発電効率をより向上させることができる。なお、送風部140は、蓄電池150と電気的に接続されており、蓄電池150から電力の供給を受けて動作する。
蓄電池150は、熱電変換素子120に電気的に接続されており、熱電変換素子120により発電された電力を蓄電する役割を果たす。蓄電池150は、燃焼部110の点火装置114及びポンプ119と、送風部140と、冷却部130のポンプ136と、に電気的に接続されており、これらに電力を供給する。なお、温風発生装置100の初動時には、蓄電池150にあらかじめ蓄電しておいた電力によって、点火装置114と、ポンプ119と、送風部140と、ポンプ136と、を駆動させる。熱電変換素子120によって発電された電力が使用電力を上回るようになると、自立して電力が供給されるようになる。なお、本実施形態において、熱電変換素子120によって発電される電力は直流電力であり、蓄電池150に直流電力で入力され、蓄電池150から直流電力で出力される。点火装置114は、インバーター(図示せず)によって変換された交流電力で動作する。ポンプ119と、送風部140と、ポンプ136と、は蓄電池150からの直流電力で動作する。
本発明の実施形態に係る温風発生装置100の動作について説明する。蓄電池150から電力の供給を受けて点火装置114及びポンプ119が動作し、燃料タンク118から供給される液体燃料によってバーナー112が火炎を発生して、燃焼部110が燃焼する。燃焼部110が燃焼することで、熱電変換素子120の高温面122の温度が上昇する。送風部140は、蓄電池150から電力の供給を受けて、燃焼部110に空気を送り、燃焼部110で発生した熱を温風として前方に送り出す。送風部140はまた、冷却部130のラジエーター131に空気を送ることで、第一の管132内に流れこむ水の温度を下げて、熱電変換素子120の低温面124を冷却する。低温面124を冷却した水は、第二の管134を経てラジエーター131の内管138内に流れていき、再び第一の管132内に流れこむ。ポンプ136は、蓄電池150から電力の供給を受けて第一の管132内を流れる水を低温面124近傍の領域に到達させる。送風部140はまた、冷却部130のラジエーター131に空気を送ることで、ラジエーター131に蓄えられた熱を燃焼部110に送り込む。熱電変換素子120は、高温面122と低温面124との温度差によって発電し、蓄電池150に蓄電する。ポンプ119、送風部140及びポンプ136は、継続的に蓄電池150から電力の供給を受けて動作し、温風発生装置100の前方に向かって温風を発生させる。
次に、本発明の実施形態に係る温風発生方法について説明する。
本発明の実施形態に係る温風発生方法では、熱電変換素子120(前述同様)により発電された電力の供給を受けて、送風部140(前述同様)が燃焼部110(前述同様)に空気を送ることで温風を発生させる。熱電変換素子120は、高温面122と低温面124とを備え、高温面122は燃焼部110に熱的に接合されており、低温面124は冷却部130(前述同様)に熱的に接合されている。また、送風部140は、冷却部130に空気を送ることにより、冷却部130を冷却する。より具体的には、冷却部130は、ラジエーター131を備え、送風部140がラジエーター131に空気を送ることで、第一の管132内に流れこむ水の温度を下げて、熱電変換素子120の低温面124を冷却する。低温面124を冷却した水は、第二の管134を経てラジエーター131の内管138内に流れていき、再び第一の管132内に流れこむ。ポンプ136は、蓄電池150から電力の供給を受けて第一の管132内を流れる水を低温面124近傍の領域に到達させる。このように、第一の管132、第二の管134、内管138内で水を循環させることで、低温の水によって効率良く熱電変換素子120の低温面124を冷却することができる。送風部140はまた、冷却部130のラジエーター131に空気を送ることで、ラジエーター131に蓄えられた熱を燃焼部110に送り込む。その結果、熱電変換素子120の高温面122と低温面124との温度差が大きくなり、発電効率をより向上させることができる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る温風発生装置100及び温風発生方法では、ラジエーター131により冷却された水(循環液体)が、効率的に熱電変換素子120の低温面124を冷却し、また、送風部140から送られた空気が冷却部130を冷却することで、より効率的に低温面124を冷却することができる。また、送風部140からラジエーター131に空気を送ることで、ラジエーター131に蓄えられた熱が燃焼部110に送り込まれて、バーナーカバー116内の温度が上昇し、それにより熱電変換素子120の高温面122の温度をより上げることができる。その結果、熱電変換素子120の高温面122と低温面124との温度差を十分に確保でき、熱電変換素子120によって安定的に電力を供給することができる。したがって、温風発生装置100を例えば屋外にて使用する場合、災害時に使用する場合、停電時に使用する場合等でも、別途バッテリーを用意したり、電線を敷設するなどして電源を確保する必要がなく、簡便に使用できる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、本実施形態においては、図1に示したように、熱電変換素子120によって発電した電力を蓄電池150に蓄電して、電力を供給する形態について説明したが、図3に示すように、蓄電池150とコンセント154とに各々接続されたスイッチ152(コンセント154側は電源アダプタ156を介する)を設け、初動時にはスイッチ152をコンセント154側に入れて電力を供給し、熱電変換素子120によって安定的に電力が供給され始めたらスイッチ152を蓄電池150側に入れて用いる温風発生装置200の形態であってもよい。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、冷却部130がラジエーター131を備える形態について説明したが、熱電変換素子120の低温面124を十分に冷却できる機構を備える冷却部130であれば、ラジエーターに限らず適宜採用され得、例えば、図4に示すように、冷却部130としてヒートパイプ172を備えていてもよい。ヒートパイプ172の一端側(受熱部174)は、熱電変換素子120の低温面124に熱的に接合されており、ヒートパイプ172の他端側(放熱部176)は、送風部140の前方に配置されている。ヒートパイプ172は、受熱部174に熱的に接合された熱電変換素子120の低温面124から、放熱部176側に熱移送することによって、熱電変換素子120の低温面124を冷却する役割を果たす。なお、ヒートパイプ172の放熱部176には、図4に示すように、放熱効率を向上させるためのフィン178が備えられていてもよい。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、燃料タンク118から液体燃料(例えば、灯油)を供給することでバーナー112から火炎を発生させる形態について説明したが、用いられる燃料は、固形燃料(例えば、ペレット、木炭等)又は気体燃料(例えば、ブタン、イソブタン、メタン、プロパン等)であってもよい。なお、燃料供給装置として、本実施形態においては、ポンプ119を用いているが、固形燃料の場合には、例えば、固形燃料をドリルで削り所望の量及び頻度で自動的に燃焼部に投入する機構等を採用することができる。
なお、上記において気体燃料を用いる場合、図4に示すように、燃焼部110に燃料ガス容器182を接続し、燃料ガス容器182から供給される気体燃料(例えば、ブタン、イソブタン、メタン、プロパン等)により火炎を発生させるようにしてもよい。この場合、図4に示すように、燃料ガス容器182に第一の管184及び第二の管186を周設させて、第一の管184及び第二の管186を、燃料ガス容器182及び熱電変換素子120の低温面124に熱的に接合させてもよい。第一の管184及び第二の管186内には水(循環液体)が流れており、図4の矢印で示す方向に水が循環している。第一の管184内を流れる水は熱電変換素子120の低温面124近傍の領域に到達し、低温面124を冷却する。低温面124近傍の領域に到達した水は、低温面124から熱を与えられ、温度が高くなった状態で第二の管186内に流れていく。第二の管186内を流れる水は、燃料ガス容器182近傍の領域に到達すると、燃料ガス容器182に熱を与えるとともに、気化熱により温度が低下した燃料ガス容器182によって冷却され、温度が低くなった状態で第一の管184内に流れていく。第一の管184内を流れる低温の水は、ポンプ188(蓄電池150と電気的に接続されており、蓄電池150から電力の供給を受けて動作する)によって、熱電変換素子120の低温面124近傍の領域に到達し、低温面124を冷却する。なお、第二の管186内を流れる水は、燃料ガス容器182に熱を与えることで、気化熱による燃料ガス容器182の温度低下を防ぎ、燃料ガス容器182内の液体のガスを最後まで気化させることができるため、燃料ガス容器182内の燃料を最後まで使い切ることができるようになる。このように、燃料ガス容器182に熱的に接合された第一の管184及び第二の管186内で水を循環させることで、第一の管184内を流れる低温の水によって熱電変換素子120の低温面124を冷却して、発電効率を向上させることができるとともに、第二の管186内を流れる水によって燃料ガス容器182に熱を与えて、燃料ガス容器182内の燃料を最後まで使い切ることができるようになる。
なお、前述の第二の管186、すなわち、一端が熱電変換素子120の低温面124に熱的に接合され、他端が燃料ガス容器182に熱的に接合されている第二の管186の代わりに、ヒートパイプを用いてもよい。この場合、熱電変換素子120の低温面124にヒートパイプの受熱部が熱的に接合され、燃料ガス容器182にヒートパイプの放熱部が熱的に接合されるように、ヒートパイプを設ける。こうすることで、熱電変換素子120の低温面124から、ヒートパイプの放熱部に熱移送させることができるため、熱電変換素子120の低温面124を冷却して、発電効率を向上させることができるとともに、燃料ガス容器182に熱を与え、燃料ガス容器182内の燃料を最後まで使い切ることができるようになる。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、燃焼部110に燃料タンク118を接続し、冷却部130がラジエーター131を備える形態について説明したが、図4に示すように、前述同様の燃料ガス容器182、第一の管184、第二の管186及びポンプ188を備え、かつ、冷却部130として前述同様のヒートパイプ172を備える形態であってもよい。この場合、第一の管184内を流れる低温の水によって熱電変換素子120の低温面124を冷却することができるとともに、ヒートパイプ172によっても低温面124の冷却が可能となる。このように、熱電変換素子120の低温面124の冷却手段が2つとなるため、例えば、ポンプ188が故障して第一の管184内を流れる水による低温面124の冷却が不可能になった場合でも、ヒートパイプ172によって引き続き低温面124の冷却が可能となる。このため、より確実に熱電変換素子120の低温面124を冷却することができ、熱電変換素子120による、より確実な発電が可能となる。
なお、前述同様の燃料ガス容器182と前述同様のヒートパイプ172とを採用する場合、必ずしも図4に示すように燃料ガス容器182とヒートパイプ172との両方を備えていなくてもよく、例えば、前述同様の燃料ガス容器182、第一の管184、第二の管186及びポンプ188を備え、冷却部130としてはラジエーター131を備えた形態であってもよく、また、冷却部130としては前述同様のヒートパイプ172を備え、燃焼部110に燃料タンク118を接続した形態であってもよい。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、送風部140が冷却部130に空気を送ることにより、冷却部130を冷却する形態について説明したが、冷却部130によって熱電変換素子120の低温面124を十分に冷却できる場合には、冷却部130に送風部140からの空気を送る必要はない。なお、図3、図4に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、第一の管132、第二の管134及び内管138内に水(循環液体)が循環する形態について説明したが、循環液体としては水に限られず、例えば、不凍液を用いてもよい。循環液体として不凍液を用いると、例えば、氷点下の屋外で使用した場合に、第一の管132、第二の管134、ポンプ136及び内管138内での凍結を防ぐことができる。なお、図3に示した第一の管132及び第二の管134及び内管138内を循環する水(循環液体)及び図4に示した第一の管184及び第二の管186内を循環する水(循環液体)についても同様である。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、蓄電池150が、燃焼部110の点火装置114及びポンプ119と、冷却部130のポンプ136と、送風部140と、に電力を供給する形態について説明したが、これらの使用電力を上回る電力を熱電変換素子120が発電できる場合には、蓄電池150から、他の電気機器(例えば、災害時に使用するランプ、放送機器等)に電力を供給してもよい。また、燃焼部110の点火装置114及びポンプ119と、冷却部130のポンプ136と、送風部140と、にコンセントを接続して、その全ての電力又は一部の電力を外部より供給し、熱電変換素子120が発電した電力を他の電気機器(例えば、災害時に使用するランプ、放送機器等)に供給するようにしてもよい。なお、図3、図4に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、前述の通り、p型熱電材料とn型熱電材料とを組み合わせた熱電変換素子120を用いた形態について説明したが、熱電変換素子としては、例えば、鉛・テルル系の素子を用いてもよい。本発明の効果を奏する熱電変換素子であれば、適宜用いることができる。なお、図3、図4に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、1組の熱電変換素子120を用いた形態について説明したが、使用電力量に鑑み、熱電変換素子を2組以上用いてもよい。なお、図3、図4に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、ポンプ136を1個設けた形態について説明したが、冷却部130を循環する循環液体の流量に鑑み、ポンプの設置数を2箇所以上にしてもよい。なお、図3に示した形態及び図4に示したポンプ188についても同様である。
また、本実施形態においては、図2に示したように、温風発生装置100の内部に第二の管134を収容した形態について説明したが、第二の管134を温風発生装置100の外部の装置(例えば、暖房器具、給湯器、融雪機、ロードヒーティング等)に接続するように配設してもよい。第二の管134内を流れる水の温度は高いため、温水として、例えば、暖房器具、給湯器、融雪機、ロードヒーティング等に二次利用してもよい。なお、図3に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、送風部140が冷却部130のラジエーター131に空気を送ることで、ラジエーター131の冷却効率を向上させる形態について説明したが、ラジエーター131の冷却手段は送風部140に限られず、例えば、ラジエーター131を温風発生装置100の外部に設けて、水槽の水によって冷却してもよい。なお、図3に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、送風部140からラジエーター131に空気を送ることで、ラジエーター131に蓄えられた熱を燃焼部110に送り込む形態について説明したが、ラジエーター131に蓄えられた熱の利用方法についてはこれに限られることなく、例えば、ラジエーター131を温風発生装置100の外部に設けて、それ自体を熱発生装置(例えば、ボイラー、融雪機、ロードヒーティング等)として用いてもよい。なお、図3に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、ラジエーター131の後方に送風部140を備える形態について説明したが、ラジエーター131の前方に送風部140を設けて、ラジエーター131に空気を送ることでラジエーター131を冷却してもよい。なお、こうすることで燃焼部110への空気の送り込みが困難になる場合には、燃焼部110の後方にさらに送風部140を設けて、燃焼部110に空気を送るようにすることで、温風発生装置100の前方に向かって温風を送り出すことができる。なお、図3に示した形態についても同様である。また、図4では、ヒートパイプ172の放熱部176の後方に送風部140を備える形態について説明したが、上記同様に、放熱部176の前方に送風部140を設けてもよい。
また、本実施形態においては、図1、図2に示したように、熱電変換素子120が蓄電池150に直接、接続された形態について説明したが、熱電変換素子120と蓄電池150との間にチャージコントローラーを配置してもよい。チャージコントローラーを備えることで、“総消費電力>発電電力”の場合、電力の不足分を蓄電池150から供給し、“総消費電力<発電量”の場合は、蓄電池150に充電するように、自動的に切り替えることが可能となる。また、熱電変換素子120による発電電圧は温度により変化するが、チャージコントローラーを備えることで、電力供給量を一定に保つこともできる。なお、図3、図4に示した形態についても同様である。
なお、以上述べたような温風発生装置についての種々の変形及び応用については、温風発生方法に対しても適用可能である。
なお、温風発生装置内における燃焼部110、熱電変換素子120、冷却部130、送風部140及び蓄電池150の配置の仕方については、熱電変換素子120の両端の温度差を確保して、安定的に電力を供給することができる限り、適宜変更及び修正を加えることができる。
100 温風発生装置
110 燃焼部
112 バーナー
114 点火装置
116 バーナーカバー
118 燃料タンク
119 ポンプ
120 熱電変換素子
122 高温面
124 低温面
130 冷却部
131 ラジエーター
132 第一の管
134 第二の管
136 ポンプ
138 内管
140 送風部
150 蓄電池
152 スイッチ
154 コンセント
156 電源アダプタ
160 カバー
162 吸気口
172 ヒートパイプ
174 受熱部
176 放熱部
178 フィン
182 燃料ガス容器
184 第一の管
186 第二の管
188 ポンプ
200 温風発生装置
300 温風発生装置

Claims (6)

  1. 蓄電池と、
    前記蓄電池から電力の供給を受けて燃焼する燃焼部と、
    高温面と低温面とを備え、当該高温面が前記燃焼部に熱的に接合された熱電変換素子であって、発電した電力を前記蓄電池に供給する熱電変換素子と、
    前記低温面に熱的に接合された冷却部と、
    前記蓄電池から電力の供給を受けて前記燃焼部に空気を送る1個の送風部と、
    を備え、
    前記冷却部は、
    前記送風部の前方に配置されたラジエーターと、該ラジエーター内を通る内管と、該内管から前記低温面を熱的に接続する第一の管と、前記低温面から該内管を熱的に接続する第二の管と、該第一の管に接続されたポンプと、を備え、該第一の管、該第二の管及び該内管内には循環液体が循環し、該ラジエーターにより冷却された該循環液体は、前記蓄電池から電力の供給を受けて該ポンプによって前記低温面近傍の領域に到達して、前記低温面を冷却し、又は
    ヒートパイプを備え、該ヒートパイプの受熱部は前記低温面に熱的に接合されており、該ヒートパイプの放熱部は前記送風部の前方に配置されており、該ヒートパイプは、前記低温面から該放熱部側に熱移送することによって、前記低温面を冷却し、
    後方から、前記送風部と、前記ラジエーター又は前記ヒートパイプの放熱部と、前記燃焼部と、が一列に配置され、
    前記送風部は、前記ラジエーター又は前記ヒートパイプの放熱部に空気を送るとともに、前記燃焼部に空気を送る、
    ことを特徴とする温風発生装置。
  2. 前記燃焼部に、燃料ガス容器が接続されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の温風発生装置。
  3. 前記燃料ガス容器により冷却された循環液体は、前記蓄電池から電力の供給を受けて前記低温面を冷却し、
    前記低温面から熱を与えられた循環液体は、前記燃料ガス容器に熱を与える、
    ことを特徴とする請求項に記載の温風発生装置。
  4. 高温面と低温面とを備え、当該高温面が燃焼部に熱的に接合された熱電変換素子により発電された電力の供給を受けて、1個の送風部が前記燃焼部に空気を送ることで温風を発生させる温風発生方法であって、
    前記低温面に、冷却部が熱的に接合され、当該冷却部は、
    前記送風部の前方に配置されたラジエーターと、該ラジエーター内を通る内管と、該内管から前記低温面を熱的に接続する第一の管と、前記低温面から該内管を熱的に接続する第二の管と、該第一の管に接続されたポンプと、を備え、該第一の管、該第二の管及び該内管内には循環液体が循環し、該ラジエーターにより冷却された該循環液体は、前記熱電変換素子により発電された電力の供給を受けて該ポンプによって前記低温面近傍の領域に到達して、前記低温面を冷却し、又は
    ヒートパイプを備え、該ヒートパイプの受熱部は前記低温面に熱的に接合されており、該ヒートパイプの放熱部は前記送風部の前方に配置されており、該ヒートパイプは、前記低温面から該放熱部側に熱移送することによって、前記低温面を冷却し、
    後方から、前記送風部と、前記ラジエーター又は前記ヒートパイプの放熱部と、前記燃焼部と、が一列に配置され、
    前記送風部は、前記ラジエーター又は前記ヒートパイプの放熱部に空気を送るとともに、前記燃焼部に空気を送る、
    ことを特徴とする温風発生方法。
  5. 前記燃焼部に、燃料ガス容器が接続されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の温風発生方法。
  6. 前記燃料ガス容器により冷却された循環液体は、前記熱電変換素子により発電された電力の供給を受けて前記低温面を冷却し、
    前記低温面から熱を与えられた循環液体は、前記燃料ガス容器に熱を与える、
    ことを特徴とする請求項に記載の温風発生方法。
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