JP6039166B2 - 通路開閉装置 - Google Patents
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Description
上記のゲート装置を小型化するために、特許文献1には、ゲート装置の厚み方向の寸法を小型化すると共に、扉に無理な力が加わったときの安全性を確保したセキュリティゲートについて開示されている。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、通路開閉装置本体によって支持されて通路開放位置と通路閉止位置との間を開閉移動する扉部材を有した開閉ユニットを備え、扉部材は、回動軸を中心として通路開放位置と通路閉止位置との間を回動しながら通路内への突出長を伸縮させることにより、通路開閉装置本体の長さ方向の寸法を小型化すると共に、伸縮機構を単純化してメンテナンス費用を抑制した通路開閉装置を提供することを目的とする。
本発明の通路開閉装置は、通路開閉装置本体によって支持された開閉ユニットを備え、この開閉ユニットには通路開放位置と通路閉止位置に開閉移動する扉部材を備え、この扉部材が回動軸を中心として回動しながら通路内への突出長を伸縮させるように構成されている。即ち、開閉ユニットが通路閉止位置にあるときは、扉部材の突出長を伸長させ、開閉ユニットが通路開放位置にあるときは、扉部材の突出長を縮小させる。これにより、通路開閉装置の長さ方向の寸法を短縮することができる。
本発明の開閉ユニットは、2枚の扉部材と作動機構を備えている。即ち、回動軸に固定されて回動軸の回動と共に開閉動作する第1の扉部材と、回動軸の回転動作を進退動作に変換する作動機構と、この作動機構により第1の扉部材と並行な方向へ進退する第2の扉部材とが一体的に構成されている。この構成により、開閉ユニットが通路を開放しているときには、2枚の扉部材は重なった位置に退避し、開閉ユニットが通路を閉止する位置に回動したときは、2枚の扉部材は閉止方向に回動しながら第2の扉部材を第1の扉部材から突出させる。これにより、開閉ユニットを開放したときに、通路開閉装置本体の長さ方向の寸法を、第1の扉部材の長さまで小型化することができる。
本発明の最も大きな特徴は、回動軸の回転力を利用して、第2の扉部材を作動機構により進退方向の運動に変換する点である。即ち、作動機構は、回動軸の回転力を回転力伝達部材によりピニオンギヤに伝達する。ピニオンギヤの回転力は、ラックギヤ部により直線的な往復運動に変換される。このラックギヤ部の往復運動の動作範囲は小さいので、揺動レバーにより増幅して揺動運動に変換する。この揺動レバーには第2の扉部材が取り付けられているので、揺動レバーの揺動運動により第2の扉部材を短縮位置と伸長位置との間で進退させることができる。これにより、回動軸の僅かな回転力を増幅して揺動運動に変換することができる。
回動軸の回転は連続的に回転力伝達部材を介してピニオンギヤに伝達される。従って、回動軸の回転角度の連続的な変化は、そのままピニオンギヤに伝達されるので、第2の扉部材の進退は回動軸の回転角度と連動して連続的に動作する。これにより、第2の扉部材をスムーズに動作させることができる。
また、開閉ユニットが通路を開放しているときには、2枚の扉部材は重なった位置に退避し、開閉ユニットが通路を閉止する位置に回動したときは2枚の扉部材は閉止方向に回動しながら第2の扉部材を第1の扉部材から突出させるので、開閉ユニットを開放したときに、通路開閉装置本体の長さ方向の寸法を第1の扉部材の長さまで小型化することができる。
また、揺動レバーには第2の扉部材が取り付けられているので、揺動レバーの揺動運動により第2の扉部材を短縮位置と伸長位置との間で進退させることができる。これにより、回動軸の僅かな回転力を増幅して揺動運動に変換することができる。
また、回動軸の回転角度の連続的な変化は、そのままピニオンギヤに伝達されるので、第2の扉部材の進退は回動軸の回転角度と連動して連続的に動作する。これにより、第2の扉部材をスムーズに動作させることができる。
次に本発明の通路開閉装置50の一連の動作について説明する。
図1(b)では、制御装置は通行を許可すると、通行対象7が太い矢印の方向(図の下側)から進行すると判断して、図示しない開閉駆動機構を動作させて回動軸3を矢印Bで示す開放方向に回動させることにより、開閉ユニット51が通行対象7の進行を妨げないように開放する。そのとき、第2の扉部材5が矢印A方向(縮小方向)に移動しながら開閉ユニット51が開放する。尚、通行対象7の進行方向の決定は、2つのリーダライタ2、6のうちの何れのリーダライタから記録情報が読取られたかにより判断することができる。
図1(d)では、制御装置がリーダライタ2又は6により記録情報を読取らず、且つ通路9内に通行対象7が存在しない状態が所定の時間継続すると(通行対象7が通路内に存在するか否かは、通路開閉装置本体1に備えたセンサにより検知する)、制御装置は、図示しない開閉駆動機構を動作させて回動軸3を矢印C方向に回動させることにより、開閉ユニット51が閉止方向に回動する。そのとき、第2の扉部材5が矢印D方向(伸長方向)に移動しながら開閉ユニット51が通路閉止位置まで移動する。
図1(f)では、通行が許可されると、制御装置は通行対象7が、太い矢印の方向(図の上側)から進行すると判断して、図示しない開閉駆動機構を動作させて回動軸3を矢印F方向に回動させることにより、開閉ユニット51が通行対象7の進行方向を妨げないように開放する(図1(b)と逆方向)。そのとき、第2の扉部材5が矢印G方向(縮小方向)に移動しながら開閉ユニット51が通路開放位置まで移動する。この後の動作は、開閉ユニット51が通路9を閉止する通路閉止位置に移動して、通路9を閉止する。
ここで作動機構52について更に詳細に説明する。作動機構52は、回動軸3の回転力を受けて駆動する回転力伝達部材(ベルト、又はギヤ)10と、この回転力伝達部材10からの駆動力を受けて自転するピニオンギヤ12と、ピニオンギヤ12と噛合しピニオンギヤ12の回転力を受けて直線的に往復運動するラックギヤ部材11と、支点14を第1の扉部材4により回動自在に軸支され、ラックギヤ部材11の直線運動を揺動運動に変換して第2の扉部材5を短縮位置と伸張位置との間で進退させる揺動レバー13と、を備えている。尚、揺動レバー13の一端15はラックギヤ部材11に回動自在に軸支され、揺動レバー13の他端16は第2の扉部材5の適所端部に回動自在に軸支されている。
また、本実施形態の最も大きな特徴は、回動軸3の回転力を利用して、第2の扉部材5を作動機構52により進退方向の運動に変換する点である。即ち、作動機構52は、回動軸3の回転力を回転力伝達部材10によりピニオンギヤ12に伝達する。ピニオンギヤ12の回転力は、ラックギヤ部11により直線的な往復運動に変換される。このラックギヤ部11の往復運動の動作範囲は狭いので、揺動レバー13により揺動範囲を拡大(増幅)して揺動運動に変換する。この揺動レバー13の端部には第2の扉部材5が取り付けられているので、揺動レバー13の揺動運動により第2の扉部材5を短縮位置と伸長位置との間で進退させることができる。これにより、回動軸3の僅かな回転力を拡大(増幅)して揺動運動に変換することができる。
図3(B)は、各角度におけるピニオンギヤとラックギヤ部の位置関係を示す図である。図3(B)−(a)は、回動軸の角度が0度で開閉ユニットが通路開放位置にある場合の、ピニオンギヤとラックギヤ部の位置関係を示す図であり、図3(B)−(b)は回動軸の角度が90度で開閉ユニットが通路閉止位置にある場合の、ピニオンギヤとラックギヤ部の位置関係を示す図であり、図3(B)−(c)は回動軸の角度が180度で開閉ユニットが通路開放位置にある場合の、ピニオンギヤとラックギヤ部の位置関係を示す図である。
図3(B)−(a)の場合は、ピニオンギヤ12が矢印A方向に回転して、ラックギヤ部11を矢印Bの方向に移動することにより、ラックギヤ部11に回動自在に軸支された揺動レバー13が、軸14を支点として矢印Cの方向に揺動する。このとき、軸15から支点14までの距離と、支点14から図示しない軸16までの距離の比が大きいほど、ラックギヤ部11の移動距離を拡大(増幅)することができる。
図3(B)−(b)の場合は、ピニオンギヤ12が矢印D方向に回転して、ラックギヤ部11を矢印Eの方向に移動することにより、ラックギヤ部11に回動自在に軸支された揺動レバー13が、軸14を支点として矢印Fの方向に揺動する。
図3(B)−(c)の場合は、ピニオンギヤ12が矢印G方向に回転して、ラックギヤ部11を矢印Hの方向に移動することにより、ラックギヤ部11に回動自在に軸支された揺動レバー13が、軸14を支点として矢印Jの方向に揺動する。
また、開閉ユニット51が通路9を開放しているときには、2枚の扉部材4、5は重なった位置に退避し、開閉ユニット51が通路9を閉止する位置に回動したときは、2枚の扉部材4、5は閉止方向に回動しながら第2の扉部材5を第1の扉部材4から突出させるので、開閉ユニット51を開放したときに、通路開閉装置本体1の長さ方向の寸法を、第1の扉部材4の長さまで小型化することができる。
また、揺動レバー13には第2の扉部材5が取り付けられているので、揺動レバー13の揺動運動により第2の扉部材5を短縮位置と伸長位置との間で進退させることができる。これにより、回動軸3の僅かな回転力を拡大(増幅)して揺動運動に変換することができる。
また、回動軸3の回転角度の連続的な変化は、そのままピニオンギヤ12に伝達されるので、第2の扉部材5の進退は回動軸3の回転角度と連動して連続的に動作する。これにより、第2の扉部材5をスムーズに動作させることができる。
Claims (4)
- 通行対象が通路を通行することの許否を判定し該通路を開閉制御する通路開閉装置であって、
少なくとも前記通路の一側方に配置された通路開閉装置本体と、
前記通路開閉装置本体の回動軸によって支持されて前記通路内から退避した通路開放位置と、前記通路内に突出した通路閉止位置との間を開閉移動する扉部材を有した開閉ユニットと、
前記開閉ユニットを開閉駆動する開閉駆動機構と、を備え、
前記扉部材は、前記回動軸を中心として前記通路閉止位置と前記通路開放位置との間を前記通行対象の進行方向と同じ方向に回動しながら前記通路内への突出長を伸縮させることを特徴とする通路開閉装置。 - 前記開閉ユニットは、前記開閉駆動機構によって回動される前記回動軸と、該回動軸に固定されて該回動軸の回動と共に開閉動作する第1の扉部材と、該第1の扉部材により支持され、且つ前記回動軸の回転力を受けて作動する作動機構と、前記作動機構の作動によって前記第1の扉部材と並行な方向へ進退する第2の扉部材と、を備え、
前記開閉ユニットが前記通路開放位置にある時には、前記第2の扉部材は前記第1の扉部材と重なった短縮位置に退避し、
前記開閉駆動機構が前記通路を閉止する方向に前記回動軸を回動したときに前記退避位置にあった前記第2の扉部材は前記第1の扉部材と共に閉止方向へ回動しつつ、前記作動機構の作用によって前記第1の扉部材から突出した伸張位置に移動することを特徴とする請求項1に記載の通路開閉装置。 - 前記作動機構は、前記回動軸の回転力を受けて駆動する回転力伝達部材と、該回転力伝達部材からの駆動力を受けて自転するピニオンギヤと、該ピニオンギヤと噛合し該ピニオンギヤの回転力を受けて直線的に往復運動するラックギヤ部材と、一部を前記第1の扉部材により回動自在に軸支され、該ラックギヤ部材の直線運動を揺動運動に変換して前記第2の扉部材を前記短縮位置と前記伸張位置との間で進退させる揺動レバーと、を備えていることを特徴とする請求項2に記載の通路開閉装置。
- 前記開閉駆動機構は、前記回動軸の回動角度に応じて連続的に前記第2の扉部材を前記短縮位置と前記伸張位置との間で進退させることを特徴とする請求項2又は3に記載の通路開閉装置。
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