JP6037419B1 - 電解水生成装置および電解水生成貯留装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような機能水の1つとして、例えば水素が溶存したアルカリ水、または酸素が溶存したオゾン水などの電解水が知られている。
まず第1の方式としては、例えば特許文献1や特許文献2に示すごとき、一対の電極が重力方向に対して90度となるように配置された、いわゆる平置き配置タイプの装置である。
より具体的に特許文献1では、飲料水100を貯蔵可能な飲料容器2と、飲料容器2の内部において略水平に配置される陽極板31及び陰極板32を有する構成が開示されている。また、特許文献2では、電解容器1内に陽極及び陰極から成る電気分解部4が設けられ、陽極と陰極とが重力方向に対して直角配置された構成が開示されている。
より具体的に特許文献3では、電解槽10には隔膜11にて区画される一対の電極室12、13にそれぞれ電極14、15を備えられるとともに、この一対の電極は電解槽10内で立設された構成が開示されている。また、特許文献4では、円筒隔膜9を第1の円筒電極8と第2の円筒電極10の間に挿入するとともに、一対の電極は電解槽7内で立設された構成が開示されている。
すなわち、まず上記した平置き配置タイプの装置においては、電解水を生成するために一対の電極間に電圧を印加すると、それぞれの極で気体が発生する。このうち、下側に配置された電極から発生する気体は水中で上昇するが、直上に位置する隔膜によって移動が阻害されてしまい、当該隔膜と下側電極との間で気体層が形成されてしまう。この気体層は絶縁層として機能するので、電解水の生成効率が著しく低下してしまう課題がある。
また、ガス発生部10の高位部10aと傾斜張り出し部24及び傾斜支持部23とが密閉状態となっていない。このため、副生成ガスが溶存した領域が周囲に拡散してしまう、あるいは副生成ガスが酸素の場合はオゾン臭が水中に付加されてしまうなどといった課題も有している。
また、上記した(2)の電解水生成装置においては、(3)前記複数の液体流入孔は、それぞれ管の内側から外側に向かうにつれて電極側の端部へ向かうよう傾斜して前記気体排出導管に設けられていることが好ましい。
さらに、上記した(1)〜(4)のいずれかに記載の電解水生成装置においては、(5)前記気体排出導管のうち前記下側電極側の端部とは反対側に設けられる把持部をさらに有し、前記把持部内に前記制御装置が収容されることで携帯可能とされたことが好ましい。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電解水生成貯留装置100の全体構成図である。
本実施形態の電解水生成貯留装置100は、水を貯留する容器1内に少なくとも一部が配置され、この貯留された水を電気分解して電解水を生成する機能を有している。より具体的に電解水生成貯留装置100は、上側電極31、下側電極32、隔膜33、気体排出導管40、および制御装置50を含む電解水生成装置を有して構成されている。なお、以下で詳述する構成以外については、例えば特開2016−000376号公報や特開2015−188797号公報等の公知の装置構成を適宜参照してもよい。
また、下側容器2には、後述する制御装置50と、電源51としての二次電池が収容されている。この制御装置50および電源51は、図2を用いて後述するとおり、電極部30とは隔離された状態で下側容器2に収容されており、これにより容器1に貯留された水が制御装置50および電源51に侵入することは防止されている。
外部接続コネクタ22は、外部の電源から給電を受けるためのインターフェースであり、例えばUSB(ユニバーサルシリアルバス)などが例示される。なお、外部接続コネクタ22を介して給電を行うのみに限られず、例えば外部の端末(PCや携帯電子機器など)からの制御信号を受信するように構成されていてもよい。これにより外部の端末を操作して電解水生成貯留装置200を駆動させることが可能となる。
電源51は、本実施形態では高容量・高出力の観点からリチウムイオン二次電池が適用される。しかしながら電源51はリチウムイオン二次電池に限られず、例えば鉛蓄電池やニッケル・水素蓄電池など公知の他の二次電池を適用してもよい。
また、本実施形態では充放電可能な電源51を用いて上側電極31および下側電極32に所定の電圧を付与しているが、電源51として一次電池を用いてもよい。この場合には、下側容器2から一次電池を容易に取り換え可能なように、下側容器2の底面が開閉可能に構成されていることが好ましい。
さらには、電源51は省略して外部接続コネクタ22を介して外部電源(商用電源など)から直接給電を受けるように構成してもよい。
図2に示すとおり、電極部30は、上側電極31、下側電極32、隔膜33、上部保護枠34および下部保護枠35を含んで構成されている。そして本実施形態では、電極部30のうち少なくとも隔膜33(の主面)が、気体排出導管40が固定される側の第1端部(端部42)が高位となるよう重力方向に対して傾いて配置されている。なお、上部保護枠34および下部保護枠35は必須ではなく、適宜これらを省略してもよい。また、上側電極31、隔膜33および下側電極32は、互いに平行となるように配置されることが望ましい。
また、下側電極32の外形は、上側電極31の外形とほぼ同じであることが望ましいが、いずれか一方の外形が他方の外形より大きくなるように形成してもよい。
また、本実施形態では、固定ネジ36は、電源51と上側電極31または下側電極32とを電気的に結ぶ配線として機能している。しかしながら固定ネジ36を配線として利用する形態に限られず、例えば公知の金属配線などを別途設けてもよい。
図2に示すとおり、本実施形態では、上側電極31と下側電極32は、隔膜33を介して互いに平行となるように配置されることが望ましい。これにより電極間距離が一定となり、平面方向における各電極の表面からまんべんなく気体が発生することが可能になる。
なお、上側電極31と隔膜33の間、および下側電極32と隔膜33の間の少なくとも一方に、補強などを目的として樹脂などで形成された保護枠を更に追加してもよい。
電極収容部23は、下側容器2内に設けられるとともに、上記した電極部30が内部に収容される。そして本実施形態では、電極部30が傾斜して電極収容部23に収容されるように、電極収容部23には傾斜支持部23aが設けられている。
なお電極収容部23内における傾斜支持部23aの高さは適宜設定が可能であるが、電極部30(本実施形態では、上側電極31、下側電極32および隔膜33)が水平方向(XY平面)に対して5°〜30°程度傾斜するほどの高さであることが好ましい。
同図に示されるとおり、気体排出導管40のうち一方の端部42は、傾斜した電極部30のうちZ方向に関して高位の側で接続されている。
ここで、電極部30のうち隔膜33と下側電極32との間の第1空間は、密閉部材37で周囲が覆われており、これにより流入口37aから気体排出導管40にかけて流路が形成されている。
そして密閉部材37と気体排出導管40の端部42とは、例えばヒートシールなどによって接着されている。なお、密閉部材37と気体排出導管40の端部42との接続態様は、ヒートシールに限られず、例えば難溶性の接着剤を介して接着されていてもよい。
なお、密閉部材37の材質は上記に限られず、例えばプラスチックや薄板状の金属板で構成されていてもよい。
例えば図4に示すとおり、気体排出導管40の端部42が固定ネジ36aを覆うように接続する形態としてもよい。
すなわち、図4(1)に示すとおり、固定ネジ36bとネジ孔33b、31bおよび34bとの密閉度合いを緩めることで、このときに生じる隙間から気体が上方へ移動可能なように構成できる。
そして電極30の外(上部保護枠34の上部)へ出た気体は、そのまま気体排出導管40へと導かれて上方へと移動していくことになる。
また、上部保護枠34は、少なくとも気体排出導管40の端部42が密閉性を維持して接続可能であればメッシュ状でもよく、この場合は気体排出導管40の端部42との接続部位周辺だけメッシュが細かい仕様となっていてもよい。
この図4に示す態様によっても、電極30の外で意図せず気体が漏えいしないので、隔膜33と下側電極32の間の第1空間の密閉が維持されて気体が気体排出導管40へと排出されると言うことができる。
同図のとおり、気体排出導管40には、長さ方向(管の伸長方向)に沿ってその外周面には内外を貫通する細孔(液体流入孔41)が複数形成されている。これにより本実施形態では、容器1内の水を電気分解する際に、容器1内の水のうちアルカリ性が強まった水(水素が溶解した水)が液体流入孔41から気体排出導管40の内部へ侵入することが可能となっている。
<気体排出導管40への液体流入作用>
まず電極部30に所定の電圧が印加されると、容器1内の水が電気分解されることで、上側電極31と下側電極32とでそれぞれ気体が発生する。例えば上側電極31を陰極とし、下側電極32を陽極となるように制御装置50が制御すれば、陰極では水素が発生するとともに陽極では酸素が発生する。
このうち、陰極としての上側電極31で発生した水素は、そのまま上方へと浮上して容器1内の水に溶解することでアルカリ水が生成される。
このとき、図5に示すように、気体排出導管40内ではエアーリフト作用が発生し、矢印で示す液体と気体の流れが形成される。
ここで本実施形態の液体流入孔41は、図5に示すように、それぞれ管の内側から外側に向かうにつれて電極側の端部へ向かうよう傾斜して気体排出導管40に設けられている。
したがって、気体排出導管40内を上昇する気体(酸素)は液体流入孔41へは侵入せずに上昇を続ける一方で、この液体流入孔41を介して外側から水(アルカリ水)が気体排出導管40内へと流入することとなる。
さらに本実施形態によれば、電極部30で発生した酸素は気体排出導管40を介して容器1の上方へと導かれるため、容器1内の水にオゾン臭が付与されてしまうことも抑制することが可能となっている。
図5で説明したとおり、上側電極31に−の電位が付与されるとともに下側電極32に+の電位が付与された場合、容器1内の水が電気分解されて陰極では水素Hが発生し、陽極では酸素Oが発生する。
隔膜33の端部から気体排出導管40へと入った酸素Oの気泡はエアーリフト作用を発揮しながら気体排出導管40内を上昇する。
なお、気体排出導管40の上端(Z方向における最高位)まで流れた水は、そのままあふれて容器1内の水と合流することとなるが、このときはすでにある程度アルカリ水(水素が溶解した水)となっている。
このように本実施形態によれば、電極部30で発生する気体にエアーリフト作用を発揮させることで、容器1内の水を循環させることが可能となっている。
上記したとおり、容器1内の水を電気分解する際は、上側電極31を陰極にするとともに下側電極32を陽極とする制御を行う。
しかしながら本実施形態では、上側電極31が常時陰極となる制御をせずに、電極表面の洗浄などを目的として間欠的に電極の極性を反転する制御を行ってもよい。
そして時刻t2となったとき、制御装置50の制御の下で、上側電極31と下側電極32の極性が反転され、この状態が時刻t3まで継続される。これにより、水に含まれるミネラル分が電極に付着するのを抑制することが可能となる。
なお、時刻t1〜t2および時刻t3〜t4の間隔としては、例えば数分〜数時間が好ましい。また、時刻t2〜t3の間隔としては、数秒〜数分程度が好ましい。
また、上記した再開後の電圧は、再開前の電圧と等しくしてもよいし、例えば再開後は相対的に低くするなど再開前とは異なる電圧としてもよい。
また、極性反転のタイミングとしては、1時間に数回〜数十回、一日に数回〜数十回など任意の回数を設定してもよい。いずれにしても、上側電極31を陰極とした電気分解を行う時間のほうが、極性反転した際の時間よりも多くなるように制御装置50によって電圧印加が制御されることが好ましい。
次に、図8を用いて電極部30における電気的接続について説明する。
図8は、本実施形態における電極部30を構成する上側電極31および下側電極32と電源としての電源51との電気的接続を示す模式図である。
上述したとおり、上側電極31および下側電極32が配置される空間(容器1内)と、制御装置50および電源51が配置される空間とは隔離されている。
このとき、下側電極32は、絶縁リング38aを介して固定ネジ36aで固定されるため、下側電極32によってショートしてしまうことが防止されている。同様に、上側電極31は、絶縁リング38bを介して固定ネジ36bで固定されるため、上側電極31によってショートしてしまうことも防止されている。
また、本実施形態では、外部接続コネクタ22を介して電源51に給電が可能となっているが、この電源51を省略して制御装置50が外部コネクタ22から直接的に上側電極31と下側電極32に所望の電位を付与する制御を行ってもよい。
図9は、本発明の第2実施形態に係る電解水生成装置200の全体構成図である。この電解水生成装置200は、上記第1実施形態の電解水生成貯留装置100に比して容器1および下側容器2が省略され、把持部内に制御装置が収容されることで携帯可能とされた点に主な特徴がある。
したがって、以下では相違点について主として説明し、第1実施形態と同じ構成及び機能を有する要素については同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
なお、把持部60の材質としては特に制限はないが、例えばプラスチックや硬質ゴムなどの樹脂材料が好適である。
制御装置63には、CPUなどの制御部62と、リチウムイオン二次電池などの電源部62が含まれている。なお電源部62はリチウムイオン二次電池に限られず他の二次電池でもよいし、二次電池に代えて一次電池を用いてもよい。
また、把持部60に押圧式ボタンまたはタッチパネル型液晶表示装置などを設置して、このボタンを押圧することで上記した電極への電圧印加による電気分解処理や極性反転による洗浄処理を実行させるようにしてもよい。
これにより、制御装置63の制御の下で、電源62から所望の電位を上側電極31と下側電極32とに付与することが可能となっている。
したがって、電極部30からエアーリフト作用で上昇した水や気体は、この流れ止め部67でせき止められるとともに排出口66を介して外部へ排出される。
換言すれば、把持部60を人が把持することで、いわば容器内の水にスプーンを浸すがごとき態様で容器内の水をアルカリ水(水素が溶解した水)に変化させることが可能となっている。
なお、容器内の水を電気分解している最中には、排出口66から酸素やオゾンが溶解した水および酸素が排出されるが、酸素はそのまま大気中に拡散され、酸素やオゾンが溶解した水は気体排出導管40を伝わって容器へと還流される。
≪変形例1≫
図10は変形例1を説明する図であり、主面が平らな電極および隔膜に代えて、中央が凹んだ上側電極31、隔膜33および下側電極32を用いてもよい。より具体的には、変形例1にかかる上側電極31、隔膜33および下側電極32は、中央が窪んだ円錐状となっていてもよい。
一方で、隔膜33と下側電極32との間の第1空間は密閉部材37(不図示)で覆われており、さらには紙面を貫く側(Y方向側)の端部には一対の流入口37a(不図示)が設けられている。換言すれば、変形例1にかかる電極部30は、X方向の端部にそれぞれ気体排出導管40を有するとともに、Y方向の端部にはそれぞれ流入口37aを有していると言える。
図11は変形例2を説明する図であり、変形例1と同様に、主面が平らな電極および隔膜に代えて、中央が凹んだ上側電極31、隔膜33および下側電極32を用いてもよい。そして変形例1にかかる電極部30では下側に凸となるように円錐状の上側電極31、隔膜33および下側電極32が設置されていたが、本変形例2にかかる電極部30では上側に凸となるように円錐状の上側電極31、隔膜33および下側電極32が設置されている。
一方で、隔膜33と下側電極32との間の第1空間は密閉部材37(不図示)で覆われており、さらには円錐状の周方向における側面には1又は複数の流入口37a(不図示)が設けられている。
また、上記説明では、上側電極31と隔膜33の中央に挿入孔が形成される例を説明したが、下側電極32の中央にも貫通孔が形成されていてもよい。これにより、下側電極32のうち底面側(図11で隔膜33とは反対側)で発生する気体が、下側電極32における凸部の先端(頂点)で滞留せずに上記貫通孔を介して気体排出導管40へ移動することが可能となる。
図12は変形例3を説明する図である。
本変形例3にかかる電極部30では、上側電極31、隔膜33および下側電極32のうち重力方向に関して高位となる側に空気溜まりを有する点に特徴がある。この空気溜まりはZ方向上側に向かって凸となるように窪んだ部位であり、電極で発生した気体がいったん空気溜まりに貯留されることで大きな気泡へと成長することが可能となる。
なお、気体排出導管40へ排出される気体(本例では酸素)が少なくとも空気溜まりに貯留されればよい観点から、少なくとも隔膜33に空気溜まり33cが形成されていればよい。しかしながら電極間距離を一定にするとともに電極部30の構造を安定させる観点からは、隔膜33の空気溜まりに対応するよう上側電極31および下側電極32にも上記した空気溜まりが形成されていることが望ましい。
これにより、上記実施形態や変形例などに比して大きなエアーリフト作用を奏することが可能となる。
上記第1実施形態、第2実施形態、および変形例1〜3は、容器内の液体(水)に水素を溶存させる一方で、陽極から発生する酸素は気体排出導管を介して排出する構成となっていた。
しかしながら本発明は上記に限定されず、容器内の液体(水)に酸素を溶存させる一方で、陽極から発生する水素は気体排出導管を介して排出する構成としてもよい。
すなわち、上記した各実施形態および各変形例において、電極部30における陽極と陰極が反対の構成とすることができる。この場合においては、図7で説明した極性反転の制御についても、それぞれ陽極と陰極が反対の構成となる。
これにより、容器1や飲料容器内の水を酸素が多く溶存した水に変化させることができる。なお、かような酸素が多く溶存した水は、人に限られず、植物や動物に用いる水としても発育上において有効となる。
また、上記では容器に注入される液体として水を用いて説明したが、この水には食塩など公知の種々の添加剤が添加されていてもよい。
B 気泡
H 水素
O 酸素
1 容器
2 下側容器
11 ネジ
21 雌ネジ
22 外部接続コネクタ
23 電極収容部
31 上側電極
32 下側電極
33 隔膜
34 上部保護枠
35 下部保護枠
36 固定ネジ
37 密閉部材
38 絶縁リング
40 気体排出導管
41 液体流入孔
50、63 制御装置
51、62 電源
100 電解水生成貯留装置
200 電解水生成装置
Claims (6)
- 水を貯留する容器内に少なくとも一部が配置され、前記水を電気分解して電解水を生成する電解水生成装置であって、
上側電極と、
前記上側電極と平行に対向して配置される下側電極と、
前記上側電極と前記下側電極との間に配置される隔膜と、
前記下側電極と前記隔膜との間の第1空間で発生する気体を流通させる気体排出導管と、
前記第1空間を覆う密閉部材と、
電源から電力を受けることによって、前記上側電極と前記下側電極との間に所定の電圧を印加する制御を行う制御装置と、を具備し、
少なくとも前記隔膜は、前記気体排出導管が固定される側の第1端部が高位となるよう重力方向に対して傾いて配置され、且つ、
前記下側電極で発生して前記隔膜に沿って移動する気体が大きな気泡となった後に前記気体排出導管を流通するように、当該気泡を一時的に貯留する凸状の空気溜まりを更に有し、
前記密閉部材により第1空間の密閉が維持されて前記気体が前記気体排出導管へ排出されることを特徴とする電解水生成装置。 - 前記気体排出導管には、管の伸長方向に沿って、内外を貫通する複数の液体流入孔が形成されている請求項1に記載の電解水生成装置。
- 前記複数の液体流入孔は、それぞれ管の内側から外側に向かうにつれて電極側の端部へ向かうよう傾斜して前記気体排出導管に設けられている請求項2に記載の電解水生成装置。
- 前記気体が前記気体排出導管へ排出されるに伴って、前記第1空間のうち前記気体排出導管とは反対側から前記第1空間に向けて前記容器内の水が流入する請求項1〜3のいずれか一項に記載の電解水生成装置。
- 前記気体排出導管のうち前記下側電極側の端部とは反対側に設けられる把持部をさらに有し、
前記把持部内に前記制御装置が収容されることで携帯可能とされた請求項1〜4のいずれか一項に記載の電解水生成装置。 - 液体を収容可能な容器と、
前記容器内に収容された請求項1〜4のいずれか一項に記載の電解水生成装置と、
前記電解水生成装置へ電力を供給するための外部接続コネクタと、
を有することを特徴とする電解水生成貯留装置。
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