JP6036329B2 - Heat exchanger and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
本発明は、チューブとタンクとを備えた熱交換器に関するものである。 The present invention relates to a heat exchanger provided with a tube and a tank.
熱交換用の流体が流通する複数のチューブとそのチューブが接続されたヘッダタンクとを備え、そのヘッダタンク内のタンク空間が複数の空間に仕切られている熱交換器が、従来から知られている。例えば、特許文献1に開示された熱交換器がそれである。その特許文献1の熱交換器においては、複数のチューブがコアプレート部材に接続されている。そして、タンク空間の外殻を成す外殻部とそのタンク空間を複数の空間に仕切る仕切板とを備えたタンク形成部材がそのコアプレート部材に接合されており、それによって、ヘッダタンクが形成されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a heat exchanger has been known that includes a plurality of tubes through which heat exchange fluid flows and a header tank to which the tubes are connected, and in which the tank space in the header tank is partitioned into a plurality of spaces. Yes. For example, this is the heat exchanger disclosed in
また、タンク形成部材の外殻部とコアプレート部材との接合箇所に設けられている外周パッキンと、タンク形成部材の仕切板とコアプレート部材との接合箇所に設けられている仕切パッキンとは、一体となっている。すなわち、その外周パッキン及び仕切パッキンは、それぞれの接合箇所に連なる1つのパッキン部材、要するに、一体型パッキン部材を構成している。 Further, the outer periphery packing provided at the joint portion between the outer shell portion of the tank forming member and the core plate member, and the partition packing provided at the joint portion between the partition plate of the tank forming member and the core plate member, It is united. That is, the outer periphery packing and the partition packing constitute one packing member connected to each joint portion, in other words, an integral packing member.
特許文献1の熱交換器に用いられている一体型パッキン部材は、外周パッキンと仕切パッキンとを連結させた形状を成しており、その形状が複雑であるという課題があった。そのようにパッキン部材の形状が複雑であると、例えば、パッキン部材自体のコスト高や、パッキン部材の組付け工程において組付け時間が長くなる等の問題が生じ易くなる。
The integral packing member used in the heat exchanger of
本発明は上記点に鑑みて、複雑な形状となる一体型パッキン部材を用いることなくタンク空間を形成するためのパッキンによるシールを構成することが可能な熱交換器を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above points, and it is an object of the present invention to provide a heat exchanger capable of constituting a seal by packing for forming a tank space without using an integral packing member having a complicated shape. .
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、熱交換用の流体が流通する複数本のチューブ(12)と、
そのチューブの長手方向一端が接続されているコアプレート部材(40)と、
チューブと連通するタンク空間(22)をコアプレート部材と接合されることにより形成しているタンク外殻部(44)と、
そのタンク空間を第1タンク空間(52)と第2タンク空間(54)とに仕切るタンク仕切部(46)と、
タンク外殻部の周縁に形成された外周端部(441)とコアプレート部材との間に介装され、流体がタンク空間から漏れ出ることを防止する外周パッキン(62)と、
その外周パッキンとは別体であって、タンク仕切部とコアプレート部材との間に介装され、第1タンク空間と第2タンク空間との間における流体の流通を抑制する仕切パッキン(64)とを備え、
タンク仕切部には嵌合溝(461)が形成され、
仕切パッキンは、嵌合溝に嵌め入れられた係止部(70)を有し、
仕切パッキンは、係止部が嵌合溝に挟まれるようにして圧縮された状態でタンク仕切部に係止されていることを特徴とする。
In order to achieve the above object, in the invention according to
A core plate member (40) to which one longitudinal end of the tube is connected;
A tank outer shell (44) formed by joining a tank space (22) communicating with the tube to the core plate member;
A tank partition (46) for partitioning the tank space into a first tank space (52) and a second tank space (54);
An outer periphery packing (62) interposed between an outer peripheral end portion (441) formed at the periphery of the tank outer shell portion and the core plate member to prevent fluid from leaking out of the tank space;
A partition packing (64) which is separate from the outer periphery packing and is interposed between the tank partition portion and the core plate member and suppresses the flow of fluid between the first tank space and the second tank space. It equipped with a door,
A fitting groove (461) is formed in the tank partition,
The partition packing has a locking portion (70) fitted in the fitting groove,
The partition packing is characterized in that it is locked to the tank partition portion in a compressed state so that the locking portion is sandwiched between the fitting grooves .
このようにすれば、仕切パッキンが外周パッキンと別体であるので、タンク外殻部とコアプレート部材との間のシール及びタンク仕切部とコアプレート部材との間のシール、要するにタンク空間におけるシールを、前述した一体型パッキン部材を用いることなく構成することが可能である。 In this way, since the partition packing is separate from the outer periphery packing, the seal between the tank outer shell and the core plate member, the seal between the tank partition and the core plate member, in short, the seal in the tank space. Can be configured without using the above-described integral packing member.
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した括弧内の各符号は、後述する実施形態に記載した各符号に対応したものである。 In addition, each code | symbol in the parenthesis described in this column and the claim respond | corresponds to each code | symbol described in embodiment mentioned later.
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following embodiments, the same or equivalent parts are denoted by the same reference numerals in the drawings.
(第1実施形態)
図1に示す熱交換器10は、車両のエンジンルームに搭載され、例えばエンジンの吸入空気を冷却する水冷インタークーラ用のラジエータとして用いられるものである。要するに、車両用の熱交換器である。この熱交換器10ではエンジン用の冷却水が熱媒体として用いられている。すなわち、熱交換器10用の熱媒体は液体である。熱交換器10はエンジン冷却用のメインラジエータに比べて低水温かつ低流量となっており、熱交換器10の冷却水の循環は、例えば電動ウォータポンプによって行われる。
(First embodiment)
A
なお、図1において、矢印DR1は、熱交換器10が搭載される車両の上下方向すなわち車両上下方向DR1を表し、図1の上側が車両上側になる。また、矢印DR2はその車両の左右方向すなわち車両幅方向DR2を表している。また、図4の矢印DR3はその車両の前後方向すなわち車両前後方向DR3を表している。また、チューブ12およびフィン14は、図1を見易く表示するために、数量を減じて図1に表示されている。
In FIG. 1, an arrow DR1 represents the vertical direction of the vehicle on which the
図1に示すように、熱交換器10は、複数本のチューブ12およびフィン14からなるコア部16と、コア部16の両端部に組み付け配置され一対をなす第1、第2ヘッダタンク18、20とを備えている。なお、第1ヘッダタンク18と第2ヘッダタンク20とを特に区別しないときは、単にヘッダタンク18、20と表す。
As shown in FIG. 1, the
複数のチューブ12は、熱交換用の流体である冷却水が内部に流通する管であり、本例では直線状に成形されて互いに平行に配置されている。また、複数のチューブ12は、扁平状に成形されており、その長径方向が空気流れ方向すなわち外部流体の流れ方向と一致するように配置されている。
The plurality of
フィン14は、波状に成形されてチューブ12の両側の扁平面に接合されており、空気との伝熱面積を増大させてチューブ12内を流通する冷却水と外部流体である空気との熱交換を促進する役割を果たす。なお、図1では、図を見易くするためにフィン14が部分的に図示されているが、フィン14は、コア部16におけるチューブ12の全長にわたって設けられている。
The
ヘッダタンク18、20は、チューブ12の両端部にて、すなわち一端部および他端部にて、チューブ長手方向と直交する方向に延びる形状を有している。また、ヘッダタンク18、20のそれぞれの内部空間、すなわち、第1ヘッダタンク18のタンク空間22と第2ヘッダタンク20のタンク空間24とは、複数のチューブ12と連通している。第1ヘッダタンク18には、冷却水の入口部26および出口部28が設けられている。なお、第1ヘッダタンク18のタンク空間22は本発明におけるタンク空間に対応する。
The
入口部26は、ヘッダタンク18のうち、その長手方向(以下、タンク長手方向と言う。)の一端側部位、すなわち、図1の上端側部位に配置されている。一方、出口部28は、ヘッダタンク18のうちタンク長手方向の他端側部位、すなわち、図1の下端側部位に配置されている。図1から判るように、ヘッダタンク18、20のタンク長手方向は車両上下方向DR1と一致している。また、チューブ長手方向は車両幅方向DR2と一致している。
The
チューブ12の配列方向におけるコア部16の両端部には、コア部16を補強するサイドプレート30が設けられている。サイドプレート30は、チューブ長手方向と平行に延びてその両端部がヘッダタンク18、20にそれぞれ接合されている。なお、チューブ12の配列方向すなわち積層方向は、図1の上下方向であるので、タンク長手方向と一致する。
第1ヘッダタンク18は、チューブ12の長手方向一端が挿入され接続されているコアプレート部材40と、第1ヘッダタンク18のタンク空間22をコアプレート部材40と共に形成しているタンク形成部材42とを有している。詳細には、タンク形成部材42は、タンク空間22の外殻を形成しているタンク外殻部44を備えている。そして、そのタンク外殻部44は、コアプレート部材40に接合されることにより、そのタンク空間22を形成している。なお、第1ヘッダタンク18のコアプレート部材40は本発明におけるコアプレート部材に対応する。
The
コアプレート部材40は例えばアルミニウム合金から構成され、プレス加工等によって成形されている。タンク形成部材42はPA樹脂などの樹脂から構成され、射出成形加工等によって成形されている。そして、図1のII部分を表した斜視図である図2に示すように、タンク形成部材42は、コアプレート部材40をカシメ加工することによって、コアプレート部材40と接合されている。具体的には、コアプレート部材40に形成された突起片401が、タンク外殻部44のうちコアプレート部材40側の先端部441に押し付けられるようにして、言い換えれば、そのタンク外殻部44の周縁に形成された外周端部441に押し付けられるようにして、塑性変形させられている。これにより、タンク形成部材42は、コアプレート部材40にカシメ固定されている。
The
図1に示すように、第2ヘッダタンク20は、上述した第1ヘッダタンク18と同様に、アルミニウム合金製のコアプレート部材48と樹脂製のタンク形成部材50とを有しており、そのコアプレート部材48とタンク形成部材50とがカシメ加工によって互いに接合されている。
As shown in FIG. 1, the
図1および図2に示すように、第1ヘッダタンク18には、そのタンク空間22を入口側空間52と出口側空間54とに仕切るタンク仕切部46が設けられている。すなわち、タンク形成部材42は、タンク外殻部44に加えて、そのタンク仕切部46も備えている。タンク仕切部46は、タンク長手方向と直交する方向に延びる平板状に形成されている。そして、タンク仕切部46は、射出成形などにより、タンク外殻部44と一体成形されることにより形成されている。また、タンク仕切部46は、第1ヘッダタンク18のうちタンク長手方向の中央部位に配置されている。第1ヘッダタンク18の入口側空間52は本発明における第1タンク空間に対応し、第1ヘッダタンク18の出口側空間54は本発明における第2タンク空間に対応する。なお、逆に、入口側空間52が本発明における第2タンク空間に対応し、出口側空間54が本発明における第1タンク空間に対応しても差し支えない。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図1に示すように、入口側空間52は入口部26に連通し、出口側空間54は出口部28に連通している。また、入口側空間52は第1チューブ群56に連通し、出口側空間54は第2チューブ群58に連通している。第1チューブ群56とは、複数のチューブ12全体のうち、冷却水が第1ヘッダタンク18から第2ヘッダタンク20へ流れるチューブ12の集まりであり、第2チューブ群58とは、冷却水が第2ヘッダタンク20から第1ヘッダタンク18へ流れるチューブ12の集まりである。また、第1チューブ群56は、車両上下方向DR1において、タンク仕切部46よりも上側に配置されている一方で、第2チューブ群58は、タンク仕切部46よりも下側に配置されている。
As shown in FIG. 1, the
なお、第2ヘッダタンク20には仕切部が設けられていない。したがって、第2ヘッダタンク20のタンク空間24は、1つの空間で構成され、第1チューブ群56および第2チューブ群58の両方と連通している。
The
図1中の破線矢印は、熱交換器10内での冷却水の流れ方向を模式的に示している。すなわち、冷却水は、矢印ARinのように、熱交換器10の入口部26に接続されている流入配管から入口部26に流入すると、熱交換器10内において、入口部26→入口側空間52→第1チューブ群56→第2ヘッダタンク20のタンク空間24→第2チューブ群58→出口側空間54→出口部28の順にUターンして流れる。そして、矢印ARoutのように、出口部28から、その出口部28に接続されている流出配管へと流出する。
The dashed arrows in FIG. 1 schematically show the flow direction of the cooling water in the
このような冷却水の流れから、第1ヘッダタンク18の入口側空間52は、冷却水を第1チューブ群56に分配する分配空間となっている。その一方で、第1ヘッダタンク18の出口側空間54は第2チューブ群58から流出した冷却水を集合する集合空間となっている。また、第2ヘッダタンク20のタンク空間24は、第1チューブ群56から流出した冷却水を第2チューブ群58へ流す通路空間となっている。
Due to the flow of the cooling water, the
次に、第1ヘッダタンク18において、コアプレート部材40とタンク形成部材42との接合部分のシール構造に関して説明する。図2に示すように、コアプレート部材40とタンク形成部材42との接合部分において水密性を高めるため、第1ヘッダタンク18は、外周パッキン62と仕切パッキン64とを備えている。
Next, the sealing structure of the joint portion between the
外周パッキン62は、ゴム等で構成された弾性部材である。外周パッキン62は、タンク外殻部44の外周端部441に沿った形状をなしており、例えば、外周パッキン62単体の斜視図である図3に示すように、環状の形状を備えている。そして、図2および図4に示すように、外周パッキン62は、タンク外殻部44の外周端部441とコアプレート部材40との間に介装されている。図4は図1のIV−IV断面図である。
The outer periphery packing 62 is an elastic member made of rubber or the like. The outer peripheral packing 62 has a shape along the outer
そして、コアプレート部材40の突起片401が塑性変形させられてカシメ加工されていることにより、外周パッキン62は、外周端部441とコアプレート部材40との間で圧縮された状態になっている。外周パッキン62は、このように圧縮されていることにより、冷却水がタンク空間22から漏れ出ることを防止している。
And since the
仕切パッキン64は、外周パッキン62とは別体のパッキン部材であって、例えば金型により形成されゴム等で構成された弾性部材である。図4におけるV−V断面図である図5に示すように、仕切パッキン64は、タンク仕切部46とコアプレート部材40との間に介装されている。そして、仕切パッキン64は、タンク仕切部46とコアプレート部材40とによって、チューブ長手方向すなわち図5の矢印DR2の方向に圧縮されている。これにより、仕切パッキン64は、入口側空間52と出口側空間54との間における冷却水の流通を抑制している。
The partition packing 64 is a separate packing member from the outer periphery packing 62, and is an elastic member formed of, for example, a mold and made of rubber or the like. As shown in FIG. 5, which is a VV cross-sectional view in FIG. 4, the partition packing 64 is interposed between the
なお、仕切パッキン64が外周パッキン62とは別体とされていることにより、例えば、図4において、連通隙間CR1が、仕切パッキン64と外周パッキン62との間に生じている。従って、第1ヘッダタンク18では、入口側空間52と出口側空間54との間に冷却水の僅かな流通が生じるが、何れの空間52、54の流体も冷却水であって共通しているので、第1ヘッダタンク18の機能上、問題となることはない。
Since the partition packing 64 is separated from the outer periphery packing 62, for example, in FIG. 4, a
具体的に、仕切パッキン64は、その仕切パッキン64単体を表した図6とその図6の矢印AR7方向からみた図7とに示すように、パッキン本体部66と把持部68と係止部70とから構成されている。 Specifically, as shown in FIG. 6 showing the partition packing 64 alone and FIG. 7 as viewed from the direction of the arrow AR7 in FIG. It consists of and.
パッキン本体部66は、第1ヘッダタンク18での仕切パッキン64が設けられる部位においてタンク仕切部46とコアプレート部材40との間の隙間を埋めることができる形状とされている。例えば、パッキン本体部66のコアプレート部材40(図5参照)側の一端661は、コアプレート部材40のタンク空間22側の面形状に合わせて形成されている。また、パッキン本体部66の他端662は、タンク仕切部46の端縁462(図8参照)の形状に合わせて形成されている。
The packing
把持部68は、仕切パッキン64がタンク仕切部46に係止される際に把持される持ち手部分であって、図7に示すように一対をなしている。また、図6および図7に示すように、係止部70は、一対の把持部68の間に形成された溝72内に設けられている。
The gripping
把持部68および係止部70の機能の説明のために、第1ヘッダタンク18の組立方法を説明する。第1ヘッダタンク18が組み立てられる場合には、タンク仕切部46近傍の分解斜視図である図8に示すように、仕切パッキン64が、矢印AR01方向に移動させられる。すなわち、仕切パッキン64は、平板状のタンク仕切部46が一対の把持部68間の溝72(図7参照)に挿入されるようにしてタンク仕切部46に嵌合させられる。このとき、同時に、仕切パッキン64の係止部70(図6参照)が、仕切パッキン64をタンク仕切部46に係止するためにタンク仕切部46に形成された嵌合溝461に嵌め入れられる。
In order to explain the functions of the gripping
具体的に図8において、仕切パッキン64は、パッキン本体部66の他端662(図6参照)がタンク仕切部46の端縁462に押し付けられるまで、矢印AR01方向に嵌め入れられる。また、係止部70の幅wd1(図6参照)は、それが嵌合する嵌合溝461の溝幅よりも若干大きく形成されているので、仕切パッキン64のタンク仕切部46への嵌合後には、その嵌合溝461が係止部70を挟むようにして圧縮する。そのため、仕切パッキン64は、タンク仕切部46から容易に外れないように係止されることになる。
Specifically, in FIG. 8, the partition packing 64 is fitted in the direction of the arrow AR01 until the other end 662 (see FIG. 6) of the packing
例えば自動化ラインで第1ヘッダタンク18が組み立てられるとすれば、図9に示すように、仕切パッキン64の把持部68がロボットチャック200に把持された上で、仕切パッキン64が、矢印AR01方向に移動させられる。このとき、タンク仕切部46および仕切パッキン64の厚み方向すなわち矢印ARth方向に突き出た一対の突出部681が把持部68の先端部分に形成されているので、ロボットチャック200がその突出部681に係止される。そのため、その突出部681は、仕切パッキン64が矢印AR01のようにタンク仕切部46に係止される際のロボットチャック200の把持位置を保持するストッパとなっている。言い換えれば、その把持位置のずれを防止するストッパとなっている。上記矢印ARth方向は、第1ヘッダタンク18において、図2に示す車両上下方向DR1と同じ方向になっている。また、図9は、仕切パッキン64がタンク仕切部46に取り付けられる工程を説明するための図である。
For example, if the
なお、自動化ラインにおいてロボットチャック200に仕切パッキン64を把持させる場合には、ロボットチャック200が順次把持できるようにするために、組付け前の複数の仕切パッキン64を予め整列させておく必要がある。そのため、第1ヘッダタンク18の組立工程では、図10に示すように、複数の仕切パッキン64が連結部74を介して互いに連結されている。すなわち、複数の仕切パッキン64が一方向に連なって互いに連結されている。例えば、複数の仕切パッキン64は、突出部681の一部分において連結部74を介し互いに連結されている。
When the
そして、その仕切パッキン64の連なりから、1つの仕切パッキン64が分離され、その分離された仕切パッキン64がタンク仕切部46に取り付けられる。例えば、その仕切パッキン64の分離は、仕切パッキン64の連なりを設置した後に、予め全ての連結部74を切断しておいてもよい。或いは、ロボットチャック200が1つの仕切パッキン64を把持する毎に、次に把持される仕切パッキン64を切り離してもよい。
Then, one partition packing 64 is separated from the series of
このような工程を経て仕切パッキン64がタンク仕切部46に係止された状態、すなわち、仕切パッキン64とタンク仕切部46とが一体化された状態が図11の一部に表示されている。第1ヘッダタンク18の組立工程では、上述のように仕切パッキン64がタンク仕切部46に係止されると、次に、図11に示すように、仕切パッキン64がタンク仕切部46に係止された状態で、タンク形成部材42が、矢印AR02のように、外周パッキン62を介してコアプレート部材40に取り付けられる。そして、タンク外殻部44の外周端部441が外周パッキン62を介してコアプレート部材40に押し付けられた状態で、コアプレート部材40の突起片401をタンク外殻部44の外周端部441に押し付けるように塑性変形させるカシメ加工が行われる。このようにして、第1ヘッダタンク18の組立てが行われた結果、第1ヘッダタンク18のタンク仕切部46近傍は図2のようになる。
A state in which the partition packing 64 is locked to the
なお、図11では、外周パッキン62はそれの一部分が抜粋されて表されている。また、図11から判るように、タンク形成部材42がコアプレート部材40に取り付けられる前に、コアプレート部材40にはチューブ12がロウ付けによって予め接合されている。
In FIG. 11, a part of the outer periphery packing 62 is extracted and shown. Further, as can be seen from FIG. 11, before the
上述したように、本実施形態によれば、タンク外殻部44の外周端部441とコアプレート部材40との間に介装された外周パッキン62と、タンク仕切部46とコアプレート部材40との間に介装された仕切パッキン64とは別々の部品である。
As described above, according to the present embodiment, the outer periphery packing 62 interposed between the outer
そのため、タンク外殻部44とコアプレート部材40との間のシール及びタンク仕切部46とコアプレート部材40との間のシール、要するに第1ヘッダタンク18におけるシールを、外周パッキン62と仕切パッキン64とが一体化された一体型パッキン部材を用いることなく構成することが可能である。
Therefore, the seal between the tank
また、外周パッキン62と仕切パッキン64とが別々の部品であるので、外周パッキン62は、タンク空間が仕切られていない熱交換器用のものと同様の形状を有する。例えば、タンク空間24が仕切られていない第2ヘッダタンク20用の外周パッキンと同様の形状を有する。また、仕切パッキン64は外周パッキン62に比して格段に小型の部品であるので、その形状が複雑であっても部品コストに与える影響は小さい。その一方で、外周パッキン62と仕切パッキン64とが一体化された一体型パッキン部材が用いられるとすれば、その一体化されることに起因して一体型パッキン部材の形状が複雑なものとなる。
Moreover, since the outer periphery packing 62 and the partition packing 64 are separate parts, the outer periphery packing 62 has the same shape as that for the heat exchanger in which the tank space is not partitioned. For example, it has the same shape as the outer periphery packing for the
また、その複雑な形状を有する一体型パッキン部材は、外周パッキン62と同程度の大きさであるので、仕切パッキン64に比して格段に大型の部品である。従って、それぞれ別個の外周パッキン62と仕切パッキン64との部品コストを併せた合計コストは、一体型パッキン部材と比較して低くなる。そのため、タンク空間22を形成するための外周パッキン62および仕切パッキン64の形状に起因したコスト高を抑えることが可能である。
In addition, the integral packing member having the complicated shape is substantially the same size as the outer periphery packing 62, and thus is a much larger part than the partition packing 64. Therefore, the total cost including the component costs of the separate outer peripheral packing 62 and the partition packing 64 is lower than that of the integral packing member. Therefore, it is possible to suppress the high cost due to the shape of the outer periphery packing 62 and the partition packing 64 for forming the
また、本実施形態によれば、仕切パッキン64はタンク仕切部46に係止されているので、仕切パッキン64をタンク仕切部46に予め取り付けておけば、その取付後には、タンク仕切部46を有さないヘッダタンク例えば第2ヘッダタンク20と同様にして、第1ヘッダタンク18を組み立てることが可能である。従って、第1ヘッダタンク18の組立工程を、タンク仕切部46を有さないヘッダタンクの組立工程、例えば第2ヘッダタンク20の組立工程と共通化し易いという利点がある。
In addition, according to the present embodiment, the partition packing 64 is locked to the
また、本実施形態によれば、仕切パッキン64の把持部68には、仕切パッキン64がタンク仕切部46に係止される際の把持位置のずれを防止するストッパすなわち突出部681が形成されている。従って、図9のように仕切パッキン64がタンク仕切部46に組み付けられる際に、把持部68における一定位置を容易に把持することが可能である。また、把持部68における適正な位置を把持しているか否かを容易に確認することが可能である。
Further, according to the present embodiment, the gripping
そのため、例えば図9のようにロボットチャック200が仕切パッキン64を把持してタンク仕切部46に組み付ける際に、タンク仕切部46に対する仕切パッキン64の組付けのずれ等が防止され、第1ヘッダタンク18の製造品質が向上する。
Therefore, for example, when the
例えば、図12に示すように、仕切パッキン64の把持部68に突出部681が設けられていないとすれば、ロボットチャック200が仕切パッキン64を把持する位置が、把持する度にばらつき易い。また、仕切パッキン64を矢印AR01のようにタンク仕切部46に嵌合させる動作中には、その嵌合させる抵抗が矢印AR01と平行な方向に生じるので、ロボットチャック200が仕切パッキン64を把持している位置がずれ易い。また、ロボットチャック200が把持部68における適正な位置を把持しているか否かを容易には確認できないというデメリットがある。
For example, as illustrated in FIG. 12, if the protruding
また、本実施形態によれば、仕切パッキン64を例えばロボットチャック200で把持して搬送する際には、仕切パッキン64の突出部681に接するロボットチャック200の先端部分が仕切パッキン64の突出部681に係止されるので、搬送時における仕切パッキン64の落下を防止し、把持位置のずれを防止することができる。
Further, according to the present embodiment, when the partition packing 64 is gripped and transported by the
また、仕切パッキン64の係止部70をタンク仕切部46の嵌合溝461に嵌め入れる際に、ロボットチャック200の先端部分が仕切パッキン64の突出部681に係止されるので、そのときのロボットチャック200に対する仕切パッキン64の位置ずれを防止し易い。そのため、適正な位置に適正な嵌合力で仕切パッキン64をタンク仕切部46に取り付けることが可能である。
Further, when the locking
また、本実施形態によれば、タンク仕切部46は、射出成形などにより、タンク外殻部44と一体成形されることにより形成されている。従って、タンク仕切部46とタンク外殻部44とが一体成形されていない場合、例えば、タンク外殻部44にタンク仕切部46が嵌合され固定されている場合等と比較して、タンク仕切部46のタンク外殻部44に対する接合部分において冷却水の流通が全く生じない。そのため、第1ヘッダタンク18において入口側空間52と出口側空間54との間で僅かに流通する冷却水の流通量を低減することができる。
Further, according to the present embodiment, the
また、本実施形態によれば、第1ヘッダタンク18の組立工程では、図10に示すように、複数の仕切パッキン64が一方向に連なって互いに連結されている。そして、その仕切パッキン64の連なりから分離された1つの仕切パッキン64が、図7に示すように、タンク仕切部46に取り付けられる。従って、その仕切パッキン64の組付け前に、複数の仕切パッキン64を容易に整列させることができる。すなわち、複数の仕切パッキン64を、仕切パッキン64の組付け前に予め整列させておくための整列工数を削減することが可能である。
Further, according to the present embodiment, in the assembly process of the
また、仕切パッキン64の成形型において構造上必要なランナ部分を図10の連結部74とすることできるので、その成形型に特殊な構造を追加することなく連結部74を設けることが可能である。
Further, since the runner portion necessary for the structure of the mold for forming the partition packing 64 can be the connecting
(第2実施形態)
次に、本実用新案の第2実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明し、第1実施形態と同一または均等な部分については省略または簡略化して説明する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the utility model will be described. In the present embodiment, differences from the first embodiment will be mainly described, and the same or equivalent parts as those in the first embodiment will be omitted or simplified.
本実施形態の仕切パッキン64には、仕切パッキン64を識別するための目印が形成されている。この点が、前述の第1実施形態とは異なっている。 Marks for identifying the partition packing 64 are formed on the partition packing 64 of the present embodiment. This point is different from the first embodiment described above.
具体的に、本実施形態の仕切パッキン64は、図13および図14に示す形状を有している。その図13および図14はそれぞれ、第1実施形態の図6および図7に相当し、仕切パッキン64単体を表した図である。図13および図14に示すように、仕切パッキン64は、突出部681から仕切パッキン64の厚み方向すなわち図14の矢印ARth方向に突き出た凸部682を備えている。
Specifically, the partition packing 64 of the present embodiment has the shape shown in FIGS. FIGS. 13 and 14 correspond to FIGS. 6 and 7 of the first embodiment, respectively, and show the partition packing 64 alone. As shown in FIGS. 13 and 14, the partition packing 64 includes a
この凸部682は、図13および図14では合計4つ設けられているが、その数に限定は無い。例えば仕切パッキン64の形状または材質が異なる仕切パッキン64の型式毎に凸部682の数が異なるように、その凸部682は仕切パッキン64に設けられている。そのため、凸部682は仕切パッキン64を識別するための目印となっている。
Although a total of four
本実施形態でも、前述の第1実施形態と同様の効果を奏する。それに加えて、本実施形態によれば、仕切パッキン64を識別するための目印である凸部682が、仕切パッキン64に形成されている。そのため、凸部682を目印として、例えば外観上類似した異型式の仕切パッキン64同士を容易に見分けることができる。すなわち、第1ヘッダタンク18の誤組立を防止し易いという利点がある。
This embodiment also has the same effect as the first embodiment described above. In addition, according to the present embodiment, the
なお、凸部682は仕切パッキン64の識別標識であるので、仕切パッキン64のシール性に無関係で第1ヘッダタンク18の組立上支障を来たさない箇所、要するに、仕切パッキン64の機能上影響がない箇所であれば、仕切パッキン64の何れの箇所に設けられていても差し支えない。
In addition, since the
また、凸部682は、仕切パッキン64の成形型において隣り合う仕切パッキン64同士をつなぐランナの一部から、例えば図10の連結部74の一部から構成されていても差し支えない。
Moreover, the
(他の実施形態)
(1)上述の実施形態では、図1の矢印DR1が熱交換器10の車両搭載状態における車両上下方向を表し、矢印DR2が車両幅方向を表しているが、逆に、矢印DR1の方向が車両幅方向になり、矢印DR2の方向が車両上下方向になっても差し支えない。
(Other embodiments)
(1) In the above-described embodiment, the arrow DR1 in FIG. 1 represents the vehicle vertical direction when the
(2)上述の実施形態では、図9は、仕切パッキン64がロボットチャック200に把持されてタンク仕切部46に取り付けられる状態を表しているが、タンク仕切部46への仕切パッキン64の取付けは、ロボット等の自動機によらず、人手によって行われても差し支えない。人手による場合であっても、仕切パッキン64の突出部681は、ロボットチャック200を用いる場合と同様の効果、例えば、タンク仕切部46に対する仕切パッキン64組付けのずれ防止という効果等を奏することができる。
(2) In the above-described embodiment, FIG. 9 shows a state in which the partition packing 64 is gripped by the
(3)上述の実施形態では、タンク仕切部46は、射出成形などにより、タンク外殻部44と一体成形されることにより形成されているが、一体成形されずに、例えば、接着または嵌合などによりタンク外殻部44に接合されていても差し支えない。
(3) In the above-described embodiment, the
(4)上述の実施形態において、仕切パッキン64がタンク仕切部46に組み付けられてから、タンク形成部材42がコアプレート部材40に接合されるが、そのように予め仕切パッキン64がタンク仕切部46に組み付けられている必要はない。
(4) In the above-described embodiment, after the partition packing 64 is assembled to the
例えば第1ヘッダタンク18の組立工程において、ゴム等の成形された仕切パッキン64が外周パッキン62と共にコアプレート部材40に載置され、タンク形成部材42がコアプレート部材40に接合される際に、仕切パッキン64は、タンク形成部材42とコアプレート部材40との間に、外周パッキン62と同時に挟み込まれても差し支えない。
For example, in the assembly process of the
或いは、仕切パッキン64が設けられるコアプレート部材40の所定部位に、仕切パッキン64に相当する液状のパッキンが流し込まれてもよい。そのようにしたとすれば、その液状パッキンが固化した後に、タンク形成部材42が、コアプレート部材40との間にその液状パッキンと外周パッキン62とを挟んでコアプレート部材40に接合される。また、その場合、外周パッキン62も液状パッキンに置き換えられていても差し支えない。
Alternatively, a liquid packing corresponding to the partition packing 64 may be poured into a predetermined portion of the
(5)上述の第2実施形態において、仕切パッキン64を識別するための目印は、具体的には、図13、図14に示されるような凸部682であるが、他の形状を有していてもよい。例えば、上記目印は、その図13、図14に相当する図15、図16のように、仕切パッキン64の厚み方向すなわち図16の矢印ARth方向に突出部681の一部を凹ませた凹部683であっても差し支えない。
(5) In the second embodiment described above, the mark for identifying the partition packing 64 is specifically a
(6)上述の実施形態において、熱交換器10ではエンジン用の冷却水が熱媒体として用いられているが、熱交換器10用の熱媒体はオイルであってもよいし、気体であってもよい。第1ヘッダタンク18に形成された入口側空間52と出口側空間54とのそれぞれで流通する流体が同じであればよい。
(6) In the above-described embodiment, the cooling water for the engine is used as the heat medium in the
(7)上述の実施形態において、熱交換器10は、具体的には車両用のラジエータであるが、例えば、車両用空調装置において送風空気を加熱するヒーターコアであっても差し支えない。また、熱交換器10は、エンジン冷却に用いられる高水温かつ大流量の熱交換器であっても差し支えない。
(7) In the above-described embodiment, the
(8)上述の実施形態において、タンク形成部材42は樹脂製であるが、アルミニウム合金などの金属製であっても差し支えない。タンク形成部材42が金属製であれば、タンク外殻部44とタンク仕切部46とがロウ付けにより互いに接合されていても差し支えない。或いは、ダイキャスト成形により、タンク外殻部44とタンク仕切部46とが一体成形されていても差し支えない。
(8) In the above-described embodiment, the
(9)上述の実施形態において、熱交換器10では、冷却水は図1の破線矢印のように流通するが、その冷却水の流通方向に限定はなく、例えば、熱交換器10は、図1の破線矢印とは逆向きに冷却水が流通するものであっても差し支えない。言い換えれば、図1とは逆に、冷却水の出口部28が、入口部26よりも車両上下方向DR1において上側に配設されていても差し支えない。
(9) In the above-described embodiment, in the
(10)上述の実施形態において、タンク仕切部46は、第1ヘッダタンク18のうちタンク長手方向の中央部位に配置されているが、その配置位置に限定はなく、例えば、そのタンク長手方向の一方に偏った位置に配置されていても差し支えない。すなわち、第1ヘッダタンク18の入口側空間52に接続されているチューブ12の本数は、出口側空間54に接続されているチューブ12の本数と異なっていても差し支えない。
(10) In the above-described embodiment, the
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。 In addition, this invention is not limited to above-described embodiment, In the range described in the claim, it can change suitably. In each of the above-described embodiments, it is needless to say that elements constituting the embodiment are not necessarily essential unless explicitly stated as essential and clearly considered essential in principle. Yes. Further, in each of the above embodiments, when numerical values such as the number, numerical value, quantity, range, etc. of the constituent elements of the embodiment are mentioned, it is clearly limited to a specific number when clearly indicated as essential and in principle. The number is not limited to the specific number except for the case. Further, in each of the above embodiments, when referring to the shape, positional relationship, etc. of the component, etc., the shape, unless otherwise specified and in principle limited to a specific shape, positional relationship, etc. It is not limited to the positional relationship or the like.
10 熱交換器
12 チューブ
22 タンク空間
40 コアプレート部材
42 タンク形成部材
44 タンク外殻部
46 タンク仕切部
52 入口側空間(第1タンク空間)
54 出口側空間(第2タンク空間)
62 外周パッキン
64 仕切パッキン
68 把持部
441 タンク外殻部44の外周端部
681 突出部(ストッパ)
682 凸部(目印)
683 凹部(目印)
DESCRIPTION OF
54 Outlet space (second tank space)
62 outer peripheral packing 64 partition packing 68
682 Convex (marker)
683 Recess (mark)
Claims (6)
該チューブの長手方向一端が接続されているコアプレート部材(40)と、
前記チューブと連通するタンク空間(22)を前記コアプレート部材と接合されることにより形成しているタンク外殻部(44)と、
該タンク空間を第1タンク空間(52)と第2タンク空間(54)とに仕切るタンク仕切部(46)と、
前記タンク外殻部の周縁に形成された外周端部(441)と前記コアプレート部材との間に介装され、前記流体が前記タンク空間から漏れ出ることを防止する外周パッキン(62)と、
該外周パッキンとは別体であって、前記タンク仕切部と前記コアプレート部材との間に介装され、前記第1タンク空間と前記第2タンク空間との間における前記流体の流通を抑制する仕切パッキン(64)とを備え、
前記タンク仕切部には嵌合溝(461)が形成され、
前記仕切パッキンは、前記嵌合溝に嵌め入れられた係止部(70)を有し、
前記仕切パッキンは、前記係止部が前記嵌合溝に挟まれるようにして圧縮された状態で前記タンク仕切部に係止されていることを特徴とする熱交換器。 A plurality of tubes (12) through which a fluid for heat exchange flows;
A core plate member (40) to which one longitudinal end of the tube is connected;
A tank outer shell (44) formed by joining a tank space (22) communicating with the tube to the core plate member;
A tank partition (46) for partitioning the tank space into a first tank space (52) and a second tank space (54);
An outer periphery packing (62) interposed between an outer peripheral end portion (441) formed at a peripheral edge of the tank outer shell portion and the core plate member to prevent the fluid from leaking out of the tank space;
It is a separate body from the outer peripheral packing, and is interposed between the tank partition portion and the core plate member, and suppresses the flow of the fluid between the first tank space and the second tank space. A partition packing (64) ,
A fitting groove (461) is formed in the tank partition,
The partition packing has a locking portion (70) fitted in the fitting groove,
The partition packing is locked to the tank partition portion in a compressed state so that the locking portion is sandwiched between the fitting grooves .
前記係止部は、前記仕切パッキンの前記溝内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。 In the partition packing, a groove (72) into which the tank partition portion is inserted is formed,
The heat exchanger according to claim 1 , wherein the locking portion is provided in the groove of the partition packing .
該把持部には、前記仕切パッキンが前記タンク仕切部に係止される際の把持位置のずれを防止するストッパ(681)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。 The partition packing includes a gripping portion (68) gripped when being locked to the tank partitioning portion,
The stopper according to claim 1 or 2, wherein a stopper (681) for preventing a shift of a gripping position when the partition packing is locked to the tank partition is formed on the grip. Heat exchanger.
複数の前記仕切パッキンが一方向に連なって互いに連結されており、該仕切パッキンの連なりから分離された1つの仕切パッキンを前記タンク仕切部に取り付ける工程を含むことを特徴とする熱交換器の製造方法。 It is a manufacturing method of the heat exchanger as described in any one of Claim 1 thru | or 3, Comprising:
A plurality of the partition packings are connected to each other in one direction, and the manufacturing method includes a step of attaching one partition packing separated from the partition packings to the tank partition part. Method.
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