JP6034652B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

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本発明は、組合せ計量装置の分散供給部の防水構造の改良に関する。
組合せ計量装置は、単体重量のばらつく物品を一定重量に自動計量するものとして、農産物、水産物、加工食品等の計量分野で多用されているが、こうした分野で使用される計量装置は、使用の前後で洗浄されるため、下記特許文献に開示されるような防水構造の組合せ計量装置が提案されている。
図1、図2は、特許文献1に開示された分散供給部Aの防水構造を、図3、図4は、特許文献2の分散供給部Aの防水構造を、図5は、特許文献3の分散供給部Aの防水構造をそれぞれ示したものである。これらの図において、分散供給部Aは、中央部に配置された分散フィーダDFと、その周囲に放射状に配列された複数の供給フィーダRFとで構成され、また、分散フィーダDFは、円錐形状の分散テーブルDTと、それを振動させる駆動部V1とで構成され、供給フィーダRFは、物品を搬送する供給トラフTRと、それを振動させるバイブレータV2とで構成されている。
一方、防水カバーは、駆動部V1とバイブレータV2を収納する円筒部CYと、その円筒部CYを覆う上面カバーUCとで構成されている。そして、上面カバーUCの中央部には、上下方向の貫通孔H1が形成され、その貫通孔H1を挟んで分散テーブルDTと駆動部V1とが上下に連結されている。また、上面カバーUCの周縁部には、複数の貫通孔H2が形成され、それらの貫通孔H2を挟んで供給トラフTRとバイブレータV2とがそれぞれ上下に連結されている。そして、特に周縁部の各貫通孔H2には、それぞれ防水キャップWSが被せられている。
実公平4−47152号公報 実用新案登録第3174285号公報 米国特許第6365845号公報
ところが、こうした防水構造の組合せ計量装置では、以下のような問題があった。すなわち、供給フィーダRFは、供給トラフTRを水平方向に振動させながら物品を搬送する構造であるから、図1〜図4の上面カバーUCの内、特に供給トラフTR直下の上面カバー部分Pは、水平に設計されている。そのため、そのカバー部分Pに洗浄水が溜まり易く、そこが不衛生になるという問題があった。
これに対し、図5の上面カバーUCは、中央部から周縁部へと下り傾斜に形成されているので、上面カバーUCを洗浄しても上記のような問題は生じない。しかし、図5において、防水キャップWSが被せられたリングRは、傾斜する上面カバーUCから鉛直方向に突出する状態で取り付けられているので、防水キャップWSの水平な下端縁と、傾斜する上面カバーUCとの間には、上面カバーUCの上り傾斜に沿って狭くなる横溝Gが形成される。そこに供給トラフTRや分散テーブルDTからこぼれた物品の屑が溜まり、そこに向けて放水しても、狭くなった横溝Gに入り込んだ物品の屑は、なかなか除去されないので、そこが不衛生になり易いという問題があった。さらに、防水キャップWSは、水平方向に繰り返し振動が加えられるため、その横溝Gに向けて放水すると、甘くなった防水キャップとリングRとの間から水が浸入する問題もあった。
本発明は、こうした問題を解決せんとするもので、分散供給部に放水するだけで、防水キャップの周縁部に付着する物品を綺麗に洗い流すことのできる新たな防水構造の組合せ計量装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る組合せ計量装置は、駆動部によって駆動される分散テーブルを中央部に配置し、それを取り囲むようにバイブレータによって駆動される供給トラフを複数セット放射状に配列して、前記駆動部と各バイブレータとを防水カバーで一体的に覆ってなる組合せ計量装置であって、前記防水カバーは、中央部が高くそこから周縁部へと連続的に低くなる上面カバーを備え、その上面カバーの中央部には、上下に貫通する貫通孔が形成され、その貫通孔に水密裡に被せられた可撓性のある防水キャップを介して前記駆動部と前記分散テーブルとが上下に連結され、さらに前記上面カバーの傾斜する周縁部には、上下に貫通する複数の貫通孔が形成され、それらの各貫通孔にそれぞれ水密裡に被せられた防水キャップと、それらの防水キャップの各傾斜に沿って前記供給トラフを連結する傾斜部材とを介して前記バイブレータと前記供給トラフとが上下にそれぞれ連結されていることを特徴とする。
ここでの上面カバーは、中央部が高くそこから周縁部へと連続的に低くなる形状であれば、図1、図3のように、途中に段差があっても構わない。また、分散テーブルを駆動する駆動部としては、分散テーブルを上下に螺旋状往復運動を行わせるバイブレータの他に分散テーブルを鉛直軸回りに回転させるモータが含まれる。そして、上面カバーの中央部には、上下に貫通する貫通孔が形成されるが、その貫通孔に対する防水は、そこに防水キャップを水密裡に被せることによって行われる。
図6は、中央部の貫通孔に対する防水構造の一例を示したもので、例えば、防水キャップ20を貫通孔12に被さる大きさのベローズ21とし、そのベローズ21の上端フランジ部22を上下の蓋部材30,31間に挟み込むことによって水密裡に密閉する。また、ベローズ21の下端フランジ部23と貫通孔12の周縁部とを、上下のリング部材40,41間に挟み込むことによって、下端フランジ部23を上面カバー11の表面に水密裡に圧着固定する。これにより、中央部の貫通孔12に対する防水が完了する。そして、防水キャップ20の内側に位置する駆動部V1の可動先端部Vと外側の分散テーブルDTとを蓋部材30を介して上下に連結する。これにより、水密裡に被せられた防水キャップ20を介して駆動部V1による上下方向の螺旋状往復運動が分散テーブルDTに伝達される。
一方、上面カバー11の周縁部には、複数の貫通孔が一定ピッチで形成されるが、それらに対する防水も前述と同様に行われる。図7は、その防水構造の一例を示したもので、この場合も、防水キャップ20を周縁部に形成された貫通孔13に被さる大きさのベローズ21とし、そのベローズ21の上端フランジ部22を上下の蓋部材30A,31間に挟み込むことによって水密裡に密閉する。また、ベローズ21の下端フランジ部23と貫通孔13の周縁部とを上下のリング部材40,41間に挟み込むことによって、下端フランジ部23を上面カバー11の表面に水密裡に圧着固定する。これにより、周縁部の貫通孔13に対する防水が完了する。
しかし、防水キャップ20は、上面カバー11に沿って傾斜しているから、そのままでは、防水キャップ20の内側に位置するバイブレータV2の可動先端部Vと連結することができない。そこで、蓋部材30Aの傾斜を補完する傾斜部材50を介して前記可動先端部Vと供給トラフTRとを上下に連結する。これにより、防水キャップ20が傾斜していても、バイブレータV2による水平方向の振動を、傾斜部材50を介して供給トラフTRにそのまま伝達することができる。
なお、図7では、供給トラフTRの物品搬送面Bをほぼ水平にするために、供給トラフTRと傾斜する蓋部材30Aとの間に逆傾斜部材51を介在させているが、搬送し難い物品の場合は、この逆傾斜部材51の傾斜角度を変えて、供給トラフTRの物品搬送面Bが前傾姿勢となるようにする。
以上の構成により、上面カバー11に放水しても、防水キャップ20から水が進入することはないし、上面カバー11上にも洗浄水が残らない。さらに、防水キャップ20の下端縁と上面カバー11との境界には、雑菌を繁殖させるような隙間や溝が形成されないから、上面カバー11に放水するだけで、上面カバー11に落ちた物品は、きれいに除去できる。
本発明によれば、防水キャップを、上面カバーに沿って傾斜させながら、その傾斜面に密着させたから、防水キャップと上面カバーとの境界には、雑菌が繁殖するような隙間や溝が形成されない。したがって、特許文献3の防水構造と比較しても、防水キャップの周縁部を常に清潔に保つことができる。これにより、防水キャップに放水するだけで、その回りに落ちた物品の屑をきれいに除去することができるから、洗浄作業の効率化を図ることができる。
特許文献1に記載の分散供給部の防水構造を示す断面図。 特許文献1に記載の防水カバーの外観斜視図。 特許文献2に記載の分散供給部の防水構造を示す側面図。 特許文献2に記載の防水カバーの分解斜視図。 特許文献3に記載の分散供給部の防水構造を示す断面図。 本発明の分散テーブルと駆動部との連結構造の一例を示す部分断面図。 本発明の供給トラフとバイブレータとの連結構造の一例を示す部分断面図。 本発明の一実施形態に係る組合せ計量装置の外観斜視図。 一実施形態に係る組合せ計量装置の分散供給部の構成を示す部分側面図。 上記供給トラフをバイブレータに連結する構造の一部分解斜視図。 本発明の他の実施形態に係る分散供給部の構成を示す一部断面側面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図8は、本発明の一実施形態に係る組合せ計量装置1の外観斜視図を示す。この図において、装置上部に分散供給部100が配置され、それを取り囲むように、複数のプールホッパPHが同一レベルで円形に配置されている。さらにその下段には、各プールホッパPHに対応させた同数の計量ホッパWHが配置され、その下方には、各計量ホッパWHから排出される物品を収集する3段重ねの集合シュートC1,C2,C3が配置されている。これらのホッパPH,WHと集合シュートC1〜C3の各機能や作用は、何れも周知であるから、ここので詳細な説明は省略する。
分散供給部100は、中央部に分散フィーダDFを配置し、その回りに放射状に複数の供給フィーダRFを配置した構成であるが、図9に示すように、分散テーブルDTを駆動する駆動部V1と、供給トラフTRを駆動するバイブレータV2とは、ステンレス製の防水カバー10内に水密裡に収納されている。この防水カバー10は、前記駆動部V1と複数のバイブレータV2とを一体的に収納する円筒部14と、その円筒部14の上部開口部を図示しないパッキンを介して密閉する円形の上面カバー11とで構成されている。
上面カバー11は、中央部が高く、そこから周縁部へと連続的に低くなるドーム形状に、或いは、緩やかな円錐形状に形成されている。そして、高くなった中央部には、上下方向の円形の貫通孔12(図6参照)が形成され、それを取り巻く周縁部には、同じく円形の複数の貫通孔13が等間隔に形成されている。
なお、図9においては、中央の分散フィーダDFと、それを挟んで対峙する左右の供給フィーダRFとを図示し、その他の供給フィーダRFは、取り外した状態で示している。また、分散フィーダDFは、円筒部14の中央下部に取り付けられたロードセルLCに支持されて、分散テーブルDT上に載荷された物品重量がロードセルLCで検出されるようになっている。
このような分散供給部100は、各ホッパPH,WHの図示しない駆動部を水密裡に収納する多角形状のフレーム200(図9参照)上に取り付けられている。また、そのフレーム200は、末広がりの4本の脚400を介して本体300上に設置されている。
本体300は、中央部が上下にくり貫かれた防水構造の箱形に形成され、内部には、電源回路や制御回路、通信回路等が収納されている。そして、この実施形態では、特に末広がりの脚400が取り付けられる本体上面301を、内側が高く外側が低くなる下り傾斜としている。これにより、分散供給部100に放水しても、そこから落下する水は、傾斜した本体上面301に沿って外側へと流れていくようになっている。
図6に戻って、防水キャップ20は、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)やシリコンゴム等からなるベローズ21で構成され、その上端フランジ部22を下方から支持する蓋部材31は、周縁に上端フランジ部22を乗せる段差のあるドーナツ型円盤に形成され、それが駆動部V1の可動先端部Vの円柱段差部32に嵌め込まれている。そして、その蓋部材31の周縁上にベローズ21の上端フランジ部22を載置し、その上から皿型の蓋部材30を被せて、ボルト33でもってその蓋部材30を可動先端部Vに固定するようにしている。これによりベローズ21の上端フランジ部22が上下の蓋部材30,31間に水密裡に密着固定される。
一方、ベローズ21の下端フランジ部23を貫通孔12の周縁部に水密裡に固定する上下のリング部材40,41は、扁平なドーナツ型円盤に形成され、それらの間にベローズ21の下端フランジ部23と貫通孔12の周縁部とを挟み込みながら、上下のリング部材40,41をネジ42で連結することにより、ベローズ21の下端フランジ部23を上面カバー11の表面に水密裡に密着固定するようになっている。
なお、ベローズ21内に収納されるリング部材40の側壁は、リング部材40自体の強度を増すためと、ベローズ21の可撓性を確保するために、ベローズ21の内壁に沿って内側に湾曲する形状に成形されている。
また、図6の蓋部材30は、スープ皿のような形状に形成され、その内側の中心部には、ボルト34の頭が上向きに埋め込まれて溶接されている。また、そのボルト34には、蓋部材30の底に嵌り合う円盤型の押え部材35が挿入され、その上からナット36で締め付けることにより、押え部材35を蓋部材30の底に圧着させるようになっている。これにより、皿状の蓋部材30に偏荷重が掛かっても、その底が浮き上がったり変形したりしないようにしている。
また、分散テーブルDTの裏面中央部には、支柱60の頭部が溶接され、その支柱60を取り巻くように板金61を折り曲げて形成した複数の補助支柱62が分散テーブルDTの裏面に溶接されている。また、板金61の中央部は、支柱60の下部に嵌め込まれて支柱60と溶接されている。そして、支柱60の下端部に形成された雌ネジをボルト34に捻じ込むと、分散テーブルDT全体が蓋部材30のリング状の上面37に密着固定されるようになっている。なお、リング状の上面37と板金61との間に介在させた板63は、分散テーブルDTの支柱60をボルト34に捻じ込む際に、前記上面37と板金61とが擦れ合うのを防止する樹脂製の緩衝部材である。
図7に戻って、ベローズ21の上下のフランジ部22,23を水密裡に塞ぐ構成は、図6の構成と基本的に同一であるが、図6との違いは、上端フランジ部22の上に被せる蓋部材30Aの形状が相違する点である。この蓋部材30Aは、その周縁にフランジ30Fが形成された円盤状に形成され、それがボルト38でもって防水キャップ20内の傾斜部材50に固定されている。
傾斜部材50は、バイブレータV2の振動を蓋部材30Aに伝達するために、傾斜する蓋部材30AとバイブレータV2の可動先端部Vとの間を埋める形状に成型されている。このバイブレータV2は、組合せ計量装置の他の機種にも展開される汎用性のあるタイプで、可動先端部Vの上面は、図6の可動先端部Vと同様に水平に設計されている。また、バイブレータV2を防水カバー10内の所定位置に設置しても、取り付け誤差や製造誤差等によって、可動先端部Vの上面レベルと蓋部材30Aとの間隔が規定通りにはならない場合がある。そうした誤差を調整して傾斜する蓋部材30Aと可動先端部Vとの間を連結するのが、この傾斜部材50である。この傾斜部材50は、可動先端部Vの上縁に設けられた図6の円柱段差部32と同様な段差部32に嵌め込まれて位置決めされ、その上からボルト52,52でもって可動先端部Vに固定されるようになっている。しかし、製造誤差等が無視できる場合は、可動先端部Vと傾斜部材50とを一体成形しておいても良い。
この傾斜部材50の上端にも図6の円柱段差部33と同様な段差部53が形成されており、その段差部53に図6と同じ形状の蓋部材31を嵌め込み、その蓋部材31と前記蓋部材30Aとの間にベローズ21の上端フランジ部22を挟み込んで、ボルト38でもって蓋部材30Aを傾斜部材50に固定する。そして、供給トラフTRは、この蓋部材30Aの上に着脱自在に連結されるようになっている。
供給トラフTRの底面には、補強板54が取り付けられ、その補強板54に逆傾斜部材51が取り付けられている。この逆傾斜部材51は、図10に示すように、円盤状の板金55の中程を観音開きのように開放し、その折り曲げられた鉛直部分を逆傾斜部材51に成形している。そして、円盤状の板金55は、同じく円盤状の蓋部材30Aと同一径に形成され、それを蓋部材30Aの上に重ね合わせると、蓋部材30Aを傾斜部材50に固定するボルト38の頭が、逆傾斜部材51の開放されたスペース56に納まるようになっている。そして、上下に重なった円盤状の板金55と蓋部材30Aのフランジ30Fとにリング状の巻き締め器57を装着してトグルロック機構58を効かせれば、板金55と蓋部材30Aとが強固に連結されて、バイブレータV2の振動がそのまま供給トラフTRに伝達されるようになっている。なお、リング状の巻き締め器57は、特許第3485630号として登録されている周知なものである。
なお、図10に示す蓋部材30Aの両側面のノッチ39は、板金55を蓋部材30Aの上に重ね合わせるときの位置決めとなるもので、板金55の両サイドには、それらのノッチ39に対応する図示しない突起が形成されており、それらの突起が各ノッチ39に嵌り込んで供給トラフTRを位置決めするようになっている。
図11は、搬送し難い物品を大量に分散供給する他の実施形態に係る分散供給部の構成を示したものである。この図において、上面カバー15は、中央部が高く、そこから周縁部へと連続的に低くなっているが、この実施形態では、特に中央部を一段高くし、そこに分散テーブルDTを駆動するバイブレータV3を2つ収納して、搬送し難い物品が分散テーブルDTに大量に載荷されても、2つのバイブレータV3でそれらを各供給トラフTRに分散するようにしている。そのため、一段高くなった上面カバー15の中央部には、中央の峰を境にして図7と同様な2つの貫通孔が形成され、それらの貫通孔に図7と同様な方法で防水キャップ20,20を水密裡に被せ、それらの防水キャップ20,20と、傾斜部材80,80とを介して、分散テーブルDTとバイブレータV3とを上下に連結している。
この実施形態に係る分散テーブルDTは、頂点に孔のある円錐形状に形成され、その裏面下部には、補強リブ70が溶接され、その補強リブ70の対向する両端にボルト71,71が下向きに溶接されている。そして、両端部にネジが切られた支柱60がW字状フレーム73の中央部に捻じ込まれて立設され、その先端部64に分散テーブルDTの頂点の孔を挿通しながら、補強リブ70の各ボルト71,71をW字状フレーム73の両端貫通孔に通せば、分散テーブルDTが支柱60とW字状フレーム70に装着されるようになっている。その状態で、ボルト71,71にナット74,74を捻じ込むとともに、先端部が丸まった円錐形状のキャップ75を支柱60の先端部64に捻じ込めば、分散テーブルDTが支柱60とW字状フレーム73に固定されるようになっている。
一方、バイブレータV3の2つの可動先端部V,Vは、ブリッジBRで連結されて一体化され、それらの上には、反対向きに設置された傾斜部材80,80がそれぞれ取り付けられて、防水キャップ20,20が被せられた2つの貫通孔に挿入されている。これらの防水キャップ20,20は、図6、図7の防水キャップ20と同じ方法でもって貫通孔に水密裡に固定されているが、この図11の実施形態では、図6の皿状の蓋部材30に代えて、2つの防水キャップ20,20を一体的にカバーするW字状フレーム73を使用する点において相違している。
このW字状フレーム73は、図6の皿状の蓋部材30に代わるもので、2つの防水キャップ20,20の傾斜する上面にそれぞれ密着しながら、補強リブ70の両端に届く形状に形成されている。そして、このW字状フレーム73と図7の下側蓋部材31とでもってベローズ21の上端フランジ部22を上下から挟み込みながら、ボルト76,76でもってW字状フレーム73を傾斜部材80,80に固定して、上端フランジ部22をW字状フレーム73の底面に密着固定するようにしている。
なお、防水キャップ20,20の上面カバー15への取り付けは、図6、図7において説明した方法と同一である。また、図11の供給トラフTRは、前傾姿勢に設計されているが、放射状に配列されたこれらの供給トラフTRは、互いに隣り合う一方の側縁が隣の供給トラフTRの他方の側縁に非接触にオーバーラップし、このような連鎖により、隣り合う供給トラフTR間から物品がこぼれないようになっている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、その他の形態も採用可能である。例えば、この実施形態では、上下方向に螺旋状の往復運動を行う分散フィーダDFを採用したが、それに代えて、例えば、鉛直軸回りに分散テーブルDTが回転するものであっても構わない。その場合には、防水キャップ20の頭部から突き出る回転軸にオイルシールを施すことになる。
V1 駆動部
V2,V3 バイブレータ
DT 分散テーブル
TR 供給トラフ
1 組合せ計量装置
10 防水カバー
11,15 上面カバー
12,13 貫通孔
20 防水キャップ
50,80 傾斜部材

Claims (1)

  1. 駆動部によって駆動される分散テーブルを中央部に配置し、それを取り囲むようにバイブレータによって駆動される供給トラフを複数セット放射状に配列して、前記駆動部と各バイブレータとを防水カバーで一体的に覆ってなる組合せ計量装置であって、前記防水カバーは、中央部が高くそこから周縁部へと連続的に低くなる上面カバーを備え、その上面カバーの中央部には、上下に貫通する貫通孔が形成され、その貫通孔に水密裡に被せられた可撓性のある防水キャップを介して、前記駆動部と前記分散テーブルとが上下に連結され、さらに前記上面カバーの傾斜する周縁部には、上下に貫通する複数の貫通孔が形成され、それらの各貫通孔にそれぞれ水密裡に被せられた防水キャップと、それらの防水キャップの各傾斜に沿って前記供給トラフを連結する傾斜部材とを介して、前記バイブレータと前記供給トラフとが上下にそれぞれ連結されていることを特徴とする組合せ計量装置。
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