JP6033212B2 - 高周波交流電源装置 - Google Patents

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Description

この発明は、パワー半導体素子を駆動するゲート駆動回路、およびこのゲート駆動回路によって駆動されるパワー半導体装置を含む交流電源装置に関し、たとえば、高周波の交流を発生する高周波交流電源装置において好適に用いられるものである。この発明は、さらに、この交流電源装置の負荷の一例としてレーザ放電管が接続されたガスレーザ装置などに関する。
従来、インバータ装置またはDC−DC(直流−直流)コンバータ装置など、パワー半導体素子を利用した電源装置では、パワー半導体素子を駆動するためにゲート駆動回路が設けられている。パワー半導体素子を駆動するためには少なくとも10〜15V程度の電圧レベルが必要なため、ゲート駆動回路には入力信号の電圧レベルを変換するためのレベルシフト回路が必要となる。
たとえば、特開平5−344718号公報(特許文献1)の図2に示される電源装置では、半導体スイッチとしてのNPNトランジスタとプルアップ抵抗とが直列接続された構成のレベルシフト回路が設けられている。
特開平5−344718号公報
ところで、数kVの高電圧を発生する交流電源装置は、耐圧が数百ボルトのパワー半導体素子が5〜10個程度直列に接続された構成を有するインバータ回路が用いられる。この場合、直列接続された複数のパワー半導体素子をそれぞれ駆動するために複数のゲート駆動回路が設けられる。
ところが、従来のゲート駆動回路では、上記構成の交流電源装置を数MHzで動作させることが困難であった。この理由は、ゲート駆動回路にはレベルシフト回路が設けられており、このレベルシフト回路に含まれる半導体スイッチが有する製造ばらつきのせいで、ゲート駆動回路の出力電圧の立上がりまたは立下がりのタイミングがばらつくからである。もし、ゲート駆動回路の出力のタイミングのばらつきのせいで、直列接続された複数のパワー半導体素子のうち1つのパワー半導体素子だけターンオンのタイミングが遅れたとすると、このターンオンの遅れたパワー半導体素子に高電圧が印加されることになり、故障する可能性がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、ゲート駆動信号の立上がりのタイミングのばらつきが従来よりも小さいゲート駆動回路を提供することである。
一実施の形態によるゲート駆動回路は、入力信号を受ける入力部と、入力信号に応じて入力部から出力される信号の電圧レベルを変換し、変換後の信号を出力ノードから出力するレベルシフト回路と、レベルシフト回路の出力ノードの電圧変化に基づいて、パワー半導体素子を駆動するための信号を出力する出力部とを備える。レベルシフト回路は、第1の抵抗素子、第1の半導体スイッチ素子、第2の半導体スイッチ素子、ダイオード、および第2の抵抗素子を含む。第1の抵抗素子および第1の半導体スイッチ素子は、電源ノードと接地ノードとの間に順に直列に接続される。第1の半導体スイッチ素子は、入力部から出力される信号に応じてオンまたはオフに変化する。第2の半導体スイッチ素子は、電源ノードとレベルシフト回路の出力ノードとの間に設けられ、第1の抵抗素子と第1の半導体スイッチ素子との接続ノードの電圧に応じてオンまたはオフに変化する。ダイオードは、上記の接続ノードとレベルシフト回路の出力ノードとの間に設けられ、接続ノードから出力ノードの方向の電流を阻止する。第2の抵抗素子は、ダイオードと並列に設けられる。
上記の実施の形態によれば、ゲート駆動信号の立上がりのタイミングのばらつきが従来よりも小さいゲート駆動回路が実現できる。
実施の形態1による高周波交流電源装置100およびガスレーザ装置110の構成を示す回路図である。 制御信号S1〜S4と高周波交流電源の出力電圧Voutとのタイミングチャートの一例を示す図である。 図1の高電圧スイッチ5、ゲート駆動部6、ゲート用電源7の詳細を示す図である。 図3の各ゲート駆動回路19の詳細な構成を示す回路図である。 図4のゲート駆動回路19の出力電圧の時間変化を示すタイミング図である。 実施の形態2によるゲート駆動回路19Aの構成を示す回路図である。 図6のゲート駆動回路19Aの出力電圧の時間変化を示すタイミング図である。 実施の形態3によるゲート駆動回路19Bの構成を示す回路図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰返さない。
<実施の形態1>
[高周波交流電源装置の構成]
図1は、実施の形態1による高周波交流電源装置100およびガスレーザ装置110の構成を示す回路図である。
図1を参照して、ガスレーザ装置110は、高周波交流電源装置100と、その負荷としてのレーザ放電管1とを含む。ガスレーザ装置110は、たとえば、炭酸ガスレーザまたはエキシマレーザなどのパルスレーザである。レーザ放電管1は、誘電体コンデンサ2と放電抵抗3との直列接続として等価的に表わされる。レーザ放電管1には、高周波交流電源装置100から、数MHzの高周波数を有する数kVの高周波が供給される。
高周波交流電源装置100は、図1に示すように、4つのアームA1〜A4によって構成されるフルブリッジ回路BRを含むインバータ回路である。具体的に、高周波交流電源装置100は、4つのアームA1〜A4にそれぞれ設けられた高電圧スイッチ5A〜5Dと、高電圧スイッチ5A〜5Dをそれぞれ駆動するゲート駆動部6A〜6Dと、ゲート用電源7A〜7Dと、直流高圧電源8A,8Bと、制御回路9と、光発振器10とを含む。
直流高圧電源8A,8Bの各々の出力電圧をEa/2[V]とする。直流高圧電源8Aの負極と直流高圧電源8Bの正極とが接地ノードに接続される。直流高圧電源の正極は正極側電源ノードN1に接続され、直流高圧電源8Bの負極は負極側電源ノードN2に接続される。
高電圧スイッチ5Aおよび5Dはこの順で正極側電源ノードN1と負極側電源ノードN2との間に互いに直列に接続される。高電圧スイッチ5Cおよび5Bはこの順で正極側電源ノードN1と負極側電源ノードN2との間に互いに直列かつ高電圧スイッチ5Aおよび5Dとは並列に接続される。高電圧スイッチ5A,5Dの接続ノードN3は、出力リアクトル4Aを介してレーザ放電管1の一端に接続される。高電圧スイッチ5C,5Bの接続ノードN4は、出力リアクトル4Bを介してレーザ放電管1の他端に接続される。
高電圧スイッチ5A〜5Dの各々は、複数の直列接続されたパワー半導体素子によって構成される。パワー半導体素子として、たとえば、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、バイポーラトランジスタ、またはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などを用いることができる。これらのパワー半導体素子の半導体材料として、Si(Silicon)、SiC(Silicon Carbide)、またはGaN(Gallium Nitride)などを用いることができる。
高電圧スイッチ5A〜5Dは、それぞれ対応するゲート駆動部6A〜6Dによって駆動される。ゲート駆動部6A〜6Dが高電圧スイッチ5A〜5Dをそれぞれ高速でスイッチングさせることによって、ノードN3,N4間に(すなわち、負荷としてのレーザ放電管1)に高周波(数MHz)の高電圧(数kV)が供給される。
ゲート駆動部6A〜6Dには、それぞれゲート用電源7A〜7Dから対応する高電圧スイッチ5A〜5Dを駆動するための駆動用電力が供給される。
制御回路9は、フルブリッジインバータを制御する一般的なPWM(Pulse Width Modulation)ジェネレータである。制御回路9は、高電圧スイッチ5A〜5Dのオンおよびオフをそれぞれ制御するための制御信号S1〜S4を出力する。制御信号S1〜S4は、光発振器10によって光信号に変換され、光ファイバ11A〜11Dを介してそれぞれゲート駆動部6A〜6Dに供給される。
なお、以下の説明では、高電圧スイッチ5A〜5D、ゲート駆動部6A〜6D、およびゲート用電源7A〜7Dについて、総称する場合または不特定の1アーム分を示す場合に高電圧スイッチ5、ゲート駆動部6、およびゲート用電源7と記載する。
図2は、制御信号S1〜S4と高周波交流電源の出力電圧Voutとのタイミングチャートの一例を示す図である。図1、図2を参照して、出力電圧VoutはノードN3およびN4間の電圧(ノードN4の電位を基準にする)として定義される。
図2に示すように、制御信号S1〜S4の各々はオン時間がオフ時間よりも2×Td1だけ短いパルス信号(オン・オフ信号)である。制御信号S1とS2は同位相であり、制御信号S3とS4は同位相である。制御信号S3,S4は制御信号S1、S2よりも位相が180度進みまたは遅れたパルス信号である。上記のようにオン時間をオフ時間よりも2×Td1短くすることによって、制御信号S1、S2と制御信号S3、S4との立上がりおよび立下がりのタイミングが同じにならないようにデッドタイムTd1が設けられる。
制御信号S1〜S4がハイレベル(Hレベル)のとき対応する高電圧スイッチ5A〜5Dがそれぞれオン状態になり、制御信号S1〜S4がローレベル(Lレベル)のとき対応する高電圧スイッチ5A〜5Dがそれぞれオフ状態になるとする。したがって、制御信号S1,S2がHレベルのときに出力電圧Voutは+Eaとなり、制御信号S3,S4がHレベルのときに出力電圧Voutは−Eaとなる。これによって、高周波交流電源装置100からは±Eaの高周波交流電圧が出力される。
上記の構成では、高電圧スイッチ5A〜5Dが直接高電圧をスイッチングするため、昇圧トランスは不要となる。そのため、高電圧スイッチ5A〜5Dで構成されるフルブリッジインバータの出力ノードN3,N4から負荷までのインダクタンスは、ほぼ挿入する出力リアクトル4A,4Bによって決まる。負荷としてレーザ放電管1を接続した場合には出力リアクトル4A,4Bを十分に小さく選定できるから、インバータ回路の周波数を高くすることができ、放電電力を大きくすることができる。結果として、レーザ出力強度も大きくできる。
図3は、図1の高電圧スイッチ5、ゲート駆動部6、ゲート用電源7の詳細を示す図である。図3の回路図は、図1のフルブリッジインバータの1アーム分を示している。
図3を参照して、高電圧スイッチ5は、直列接続された6個のパワー半導体素子20A〜20Fを含む。パワー半導体素子20A〜20Fについて総称する場合または不特定のものを示す場合、パワー半導体素子20と記載する。パワー半導体素子20A〜20Fは互いに直列に接続されているため、1つの耐圧が小さくても全体としては、高電圧仕様を満足し得る。
ゲート駆動部6は、対応するパワー半導体素子20A〜20Fにそれぞれゲート信号を供給する6個のゲート駆動回路GATE1〜GATE6を含む。ゲート駆動回路GATE1〜GATE6について総称する場合または不特定のものを示す場合、ゲート駆動回路19と記載する。
ゲート用電源7は、AC/DC(交流/直流)コンバータ13、トランスドライブ回路14、トランス39、およびゲート駆動回路GATE1〜GATE6にそれぞれ対応する6個の整流回路40を含む。
AC/DCコンバータ13は、商用電源12を直流電圧に変換する。トランスドライブ回路14は、フルブリッジ回路など、一般的なスイッチング電源回路であり、AC/DCコンバータ13からの出力電圧をスイッチングする。
トランス15は、閉じた磁路を形成する6個のトランスコア15A〜15F、これらのトランスコアを貫通する直列接続された1次巻線(以下、直列1次巻線という)16、およびこの直列1次巻線16と間をあけてトランスコア15A〜15Fに巻回された6個の2次巻線17を有する。直列1次巻線16はトランスドライブ回路14に接続される。各2次巻線17は対応する整流回路40を介して対応するゲート駆動回路19に接続されている。
上記の構成において、商用電源12からの交流電圧がAC/DCコンバータ13に入力されると、AC/DCコンバータ13からはトランスドライブ回路14を駆動する直流電圧が出力される。トランスドライブ回路14がスイッチング動作することにより、トランス15の直列1次巻線16に交流信号が流れる。この交流信号によって、各2次巻線17に発生した交流電圧は整流回路40によって直流電圧に変換される。整流回路40から出力される直流電圧は、対応するゲート駆動回路19に供給される。
各ゲート駆動回路19には光ファイバ11を通してパルス信号(オン・オフ信号)が図1の光発振器10から伝送されている。ゲート駆動回路19は、このパルス信号に基づいて、対応するパワー半導体素子20にスイッチング信号(ゲート駆動信号)を供給する。
[ゲート駆動回路の詳細な構成]
図4は、図3の各ゲート駆動回路19の詳細な構成を示す回路図である。図4を参照して、ゲート駆動回路19は、電源電位Vddおよび接地電位GND(0V)がそれぞれ与えられる電源ノードN10および接地ノードN11と、入力部50と、レベルシフト回路51と、出力部52とを含む。電源ノードN10および接地ノードN11は、図3のゲート用電源7の対応する整流回路40と接続される。接地ノードN11は、さらに、対応するパワー半導体素子20のソース側のノードN17と接地線43を介して接続される。
入力部50は、受光素子21とインバータ22とを含む。受光素子21には、図3の光ファイバ11を介して光信号Sinが入力される。受光素子21の出力信号はインバータ22を介してレベルシフト回路51に入力される。
レベルシフト回路51は、入力部50から入力される信号(インバータ22の出力電圧Vi1)の電圧レベルを変換する(増加する)。レベルシフト回路51は、NチャネルFET24,27と、抵抗素子23,25,26と、ダイオード28とを含む。
抵抗素子23,26は、インバータ22の出力ノードN12と接地ノードN11との間に直列に接続される。
NチャネルFET24のドレイン端子は、プルアップ用の抵抗素子25を介して電源ノードN10に接続される。NチャネルFET24のソース端子は接地ノードN11に接続される。NチャネルFET24のゲート端子は、抵抗素子23を介してインバータ22の出力ノードに接続される。したがって、NチャネルFET24は、入力部50から出力される信号に応じてオンまたはオフに変化する。
NチャネルFET27のドレイン端子は電源ノードN10に接続され、NチャネルFET27のソース端子は、レベルシフト回路51の出力ノードN14に接続される。NチャネルFET27のゲート端子は、NチャネルFET24のドレイン端子(抵抗素子25とNチャネルFET24との接続ノードN13)に接続される。
ダイオード28は、NチャネルFET27のゲート−ソース端子間に接続される。具体的には、ダイオード28のカソード端子がNチャネルFET27のゲート端子(ノードN13)に接続され、アノード端子がNチャネルFET27のソース端子(ノードN14)に接続される。したがって、ダイオード28は、ノードN13からノードN14の方向の電流を阻止する。
出力部52は、レベルシフト回路51の出力ノードN14の電圧変化に基づいて、パワー半導体素子20を駆動するためのゲート駆動信号を出力する。図4に示すように、出力部52は、NPNトランジスタ29、PNPトランジスタ30、および平滑化用のコンデンサ42を含む。
NPNトランジスタ29およびPNPトランジスタ30は、この順で電源ノードN10と接地ノードN11との間に接続される。NPNトランジスタ29およびPNPトランジスタ30は、エミッタフォロアのプッシュプル回路を構成する。NPNトランジスタ29およびPNPトランジスタ30の各ベース端子は、レベルシフト回路51の出力ノードN14を介してNチャネルFET27のソース端子と接続される。NPNトランジスタ29およびPNPトランジスタ30の各エミッタ端子は、ゲート駆動回路19の出力ノードN15として、ゲート抵抗素子35を介して、対応するパワー半導体素子20のゲート端子N16と接続される。
なお、ゲート抵抗素子35と並列に接続されるダイオード41は、パワー半導体素子20のターンオフ時間を短くするために設けられている。ダイオード41のアノードがパワー半導体素子20のゲート端子に接続される。
実施の形態1のゲート駆動回路19では、パワー半導体素子20がオンまたはオフするしきい値電圧をVth0とし、NチャネルFET27のしきい値電圧をVth1とすると、
Vth1<Vth0 …(1)
の関係となるように、NチャネルFET27として低しきい値電圧品が選択される。
[ゲート駆動回路の動作]
図5は、図4のゲート駆動回路19の出力電圧の時間変化を示すタイミング図である。図5では、入力部50の出力電圧Vi1(ノードN12の電圧)がHレベル、Lレベル、Hレベルの順に変化するとき(すなわち、入力信号SinがLレベル、Hレベル、Lレベルの順に変化するとき)の、ゲート駆動回路19の出力ノードN15の電圧Vo1の変化が示されている。図5の実線のグラフ70は、図4においてNチャネルFET27およびダイオード28が設けられておらず、接続ノードN13がノードN14に直結されている比較例のゲート駆動回路の場合を示す。図5の破線のグラフ71は、実施の形態1のゲート駆動回路19の場合を示す。
まず、比較例のゲート駆動回路の場合(図5の実線のグラフ70)について説明する。時刻t1で、電圧Vi1がHレベルからLレベルに切り替わると(入力光信号はLレベルからHレベルに切り替わる)、NチャネルFET24はターンオフする。このとき、NチャネルFET24の出力容量Coss(ドレイン・ソース間容量)はプルアップ用抵抗素子25を介して充電される。この結果、抵抗素子25の抵抗値をRpとすると、出力電圧Vo1は、時定数τ=Rp・Cossで立上る。図5において、出力電圧Vo1が0からVddに達する時刻t5までの期間をTd11とする。
時刻t6で、電圧Vi1がLレベルからHレベルに切り替わると(入力光信号はHレベルからLレベルに切り替わる)、NチャネルFET24はターンオンする。これによって、出力電圧Vo1は高速に立ち下がる。
次に、実施の形態1のゲート駆動回路19(図5の破線のグラフ71)の場合について説明する。時刻t1で、電圧Vi1がHレベルからLレベルに切り替わると(入力光信号はLレベルからHレベルに切り替わる)、NチャネルFET24はターンオフする。このとき、NチャネルFET24の出力容量Cossがプルアップ用抵抗素子25(抵抗値Rp)を介して充電される。
やがて、時刻t3においてNチャネルFET24のドレイン−ソース電圧が、NチャネルFET27のゲートしきい値電圧Vth1に達する。そうすると、NチャネルFET27がターンオンするため、出力電圧Vo1は急速に立上がり、時刻t4で電圧Vddに達する。この場合の、出力電圧Vo1の立上がり時間Td12(時刻t1から時刻t4まで)は、比較例のゲート駆動回路の出力電圧Vo1の立上がり時間Td11の数分の1程度に高速化できる。
時刻t6で、電圧Vi1がLレベルからHレベルに切り替わると(入力光信号はHレベルからLレベルに切り替わる)、NチャネルFET24はターンオンする。このとき、NチャネルFET24のドレイン−ソース電圧Vdsは高速に立ち下がる。さらに、ノードN14からダイオード28およびNチャネルFET24を介して、ノードN14から接地ノードN11に電流が流れるので、出力電圧Vo1も高速に立ち下がる。
[実施の形態1の効果]
(ゲート駆動回路の出力の立上がり時間のばらつき低減)
図3で説明したように、耐圧が数百Vのパワー半導体素子20を複数個直列に接続することによってインバータ回路の各高電圧スイッチ5を構成した場合、複数のパワー半導体素子20にそれぞれ対応する複数のゲート駆動回路19が設けられる。この場合、複数のゲート駆動回路19の出力電圧の立上がり時間にばらつきがあると問題となる。
通常、図4のNチャネルFET24の出力容量Cossには製造ばらつきがある。このため、NチャネルFET27およびダイオード28が設けられておらず、ノードN13とノードN14とが直結された比較例の回路構成の場合には、NチャネルFET24の出力容量Cossの製造ばらつきに起因して、ゲート駆動回路の出力のタイミングがばらつくことになる。このばらつきは、数十ナノ秒程度のオーダになる。この結果、複数のゲート駆動回路19のうちどれか1つだけ立上がりのタイミングが遅れると、その立上がりの遅れたゲート駆動回路19に対応するパワー半導体素子20に数kVを超える高電圧が印加されることとなり、故障の原因となる。
これに対して、実施の形態1のゲート駆動回路19の場合には、出力電圧Vo1の立上がり時間を比較例の場合に比べて数分の1に高速化できる。これによって、NチャネルFET24の出力容量Cossの製造ばらつきに起因するゲート駆動回路19の出力電圧の立上がり時間のばらつきも、比較例の回路構成の場合と比較して数分の1に抑えることができる。この結果、故障の発生し難いゲート駆動回路ならびに高周波交流電源装置を提供することができる。
なお、パワー半導体素子を複数個並列に接続することによってインバータ回路の各高電圧スイッチ5を構成した場合も、上記と同様の問題が生じ得る。たとえば、複数のパワー半導体素子にそれぞれ対応する複数のゲート駆動回路のうち、いずれか1つのゲート駆動回路の出力電圧の立上がりが早くなると、その早く立ち上がったパワー半導体素子に電流が集中して流れるために発熱する。結果として、この発熱を抑制するために、パワー半導体素子に熱抵抗の低い大型放熱フィンを取り付けるなどの発熱対策が必要となりコストがかかるという問題が生じる。実施の形態1のゲート駆動回路19によれば、ゲート駆動回路の出力電圧の立上がり時間を高速化することによって、ゲート駆動回路の出力電圧の立上がり時間のばらつきを抑制することができる。
(低消費電力化の実現)
パワー半導体素子20がオフ状態のとき、ゲート駆動回路19の出力電圧Vo1はLレベル(0V)となる。このときNチャネルFET24はオン状態であるので、プルアップ用の抵抗素子25(抵抗値Rp)を介して電流が流れ、Vdd×Vdd/Rpの電力損失が発生する。
この電力損失を低減するには、抵抗素子25の抵抗値を増加すればよい。しかしながら、前述の比較例の回路構成の場合には、ゲート駆動回路の出力電圧の立上がりの時定数τ=Rp・Cossを短くする必要があるので、大きな抵抗値の抵抗素子25を用いることができないという問題がある。このため、抵抗素子25の電力損失は数ワットにもなり、発熱対策として抵抗素子25を多数並列にして発熱を分散させたり、定格電力の大きな大型の抵抗素子を使ったりする必要があるためゲート駆動回路の小型化、低コスト化が困難になる。
実施の形態1のゲート駆動回路19によれば、NチャネルFET27を接続したことにより、出力部52を構成するプッシュプル回路の入力ノード(ノードN14)に抵抗素子25を介さずに電流を供給することができる。このため、プルアップ用の抵抗素子25の抵抗値Rpを比較例のゲート駆動回路よりも高く設定できる。この結果、NチャネルFET24がオン状態のときのプルアップ用抵抗素子25の電力損失を低く抑えることが可能になり、さらには、ゲート駆動回路の小型化および低コスト化が可能になる。
(ゲート駆動回路の高速動作の実現)
前述の特開平5−344718号公報(特許文献1)の図2のゲート駆動回路では出力電流を大電流化するため、レベルシフト回路の出力(NPNトランジスタのコレクタ端子)にNチャネルFETとPチャネルFETとを使ったプッシュプル回路が設けられている。ここで、プッシュプル回路のPチャネルFETを高速にターオンするには、PチャネルFETの入力容量を高速に放電させる必要がある。このため、より多くの電流をレベルシフト回路のNPNトランジスタに流す必要があるが、電流が多くなるほどNPNトランジスタのストレージタイムが長くなる。さらに多くの電流を流すため通電電流の絶対定格の大きいNPNトランジスタを使う必要があり、やはりストレージタイムが長くなる。このため、特開平5−344718号公報(特許文献1)の図2のゲート駆動回路では、数MHzでパワー半導体素子を駆動することが困難である。
これに対して、実施の形態1のゲート駆動回路では、数MHzでパワー半導体素子を駆動することが可能である。
<実施の形態2>
[ゲート駆動回路の構成]
図6は、実施の形態2によるゲート駆動回路19Aの構成を示す回路図である。図6を参照して、ゲート駆動回路19Aのレベルシフト回路51Aは、ダイオード28と並列に設けられた抵抗素子31をさらに含む点で、図4のゲート駆動回路19のレベルシフト回路51と異なる。
さらに、 実施の形態2のゲート駆動回路19では、パワー半導体素子20のしきい値電圧をVth2とし、NチャネルFET27のしきい値電圧をVth1とすると、
Vth1≧Vth2 …(2)
の関係となるような特性の半導体素子を用いている。
図6のその他の点は図4の場合と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[ゲート駆動回路の動作]
図7は、図6のゲート駆動回路19Aの出力電圧の時間変化を示すタイミング図である。図7の下段には、入力部50の出力電圧Vi1(ノードN12の電圧)がHレベル、Lレベル、Hレベルの順に変化するとき(すなわち、入力信号SinがLレベル、Hレベル、Lレベルの順に変化するとき)、ゲート駆動回路19Aの出力ノードN15の電圧Vo1の変化が示されている。図7の上段には、図5で説明した実施の形態1のゲート駆動回路19の出力電圧(破線のグラフ71)と、比較例のゲート駆動回路の出力電圧(実線のグラフ70)が示されている。
図4、図5で説明したように、実施の形態1のゲート駆動回路19では、NチャネルFET24のドレイン−ソース間電圧がNチャネルFET27のゲートしきい値電圧Vth1を超えることによって、NチャネルFET27がターンオンするまでは、出力部52のプッシュプル回路を構成するランジスタのベース端子(ノードN14)にはベース電流が流れない。このため、図7の破線のグラフ71で示すように、時刻t1で入力信号SinがHレベルに切り替わってから、遅延時間Td13だけ遅れてゲート駆動回路19の出力電圧Vo1の出力が開始される。このため、対応するパワー半導体素子20のターンオンも、入力信号Sinの切替わり時刻t1から遅延時間Td13だけ遅れるという問題がある。さらに、NチャネルFET24の出力容量Cossの値のばらつきに起因して、遅延時間Td13もばらつくという問題がある。実施の形態2のゲート駆動回路19Aはこの問題を解決する。
具体的に、図6、図7を参照して、実施の形態2のゲート駆動回路19Aでは、ダイオード28に抵抗素子31を並列接続したことによって、NチャネルFET27がターンオンする前に、抵抗素子25および31を介して出力部52のプッシュプル回路を構成するトランジスタ29,30にベース電流を流すことができる。
ゲート駆動回路19Aの出力電圧Vo1は入力信号SinがHレベルに切り替わった時刻t1の時点から、NチャネルFET24の出力容量Cossとプルアップ用の抵抗素子25の抵抗値Rpで決まる時定数τ=Rp・Cossで上昇する。すなわち、この期間(時刻t1から時刻t4まで)、ゲート駆動回路19Aの出力電圧Vo1の変化(グラフ72)は、比較例のグラフ70と同じである。パワー半導体素子20のゲート端子にもゲート駆動回路の出力電圧Vo1が入力される。
NチャネルFET27のしきい値電圧Vth1とパワー半導体素子20のしきい値電圧Vth2とが、上式(2)の関係にある場合、時刻t2において、ゲート駆動回路19Aの出力電圧Vo1がしきい値電圧Vth2に達すると、パワー半導体素子20がオンし始める。これによって、パワー半導体素子20のドレイン・ソース間のインピーダンスが低下し始める。
次に、時刻t3において、ゲート駆動回路19Aの出力電圧Vo1がVth1に達すると、NチャネルFET27がターンオンする。この結果、時刻t4以降、急速に出力電圧Vo1が上昇する。これによって、パワー半導体素子20のドレイン・ソース間のインピーダンスが十分に低下する。
[実施の形態2の効果]
上記のように、実施の形態2によるゲート駆動回路19Aでは、レベルシフト回路51AのNチャネルFET27がオンする前に、対応するパワー半導体素子20の半導体スイッチのドレイン・ソース間のインピーダンスを下げることが可能となる。これによって、複数のパワー半導体素子20を直列または並列接続した際のスイッチングのタイミングずれに起因する電圧集中または電流集中が緩和され、半導体スイッチへの高電圧印加による故障および電流集中に起因する発熱を低減することができる。
<実施の形態3>
[ゲート駆動回路の構成]
図8は、実施の形態3によるゲート駆動回路19Bの構成を示す回路図である。
図8のゲート駆動回路19Bの出力部52Aは、図4に示す第1のプッシュプル回路に加えて、NPNトランジスタ33AとPNPトランジスタ34Aとで構成される第2のプッシュプル回路と、NPNトランジスタ33BとPNPトランジスタ34Bとで構成される第3のプッシュプル回路とをさらに含む点で、図4の出力部52と異なる。トランジスタ33A,34A,33B,34Bはベース端子同士が互いに接続され、エミッタ端子同士が互いに接続される。トランジスタ33A,34A,33B,34Bの共通のベース端子は、NPNトランジスタ29とPNPトランジスタ30によって構成される第1のプッシュプル回路の出力ノードN15と接続される。すなわち、第2および第3のプッシュプル回路は、第1のプッシュプル回路の後段に互いに並列に接続される。
さらに、図8のゲート駆動回路19Bのレベルシフト回路51Bは、NチャネルFET27のソース端子(ノードN14)と接地ノードN11との間に抵抗素子32をさらに含む点で図4のレベルシフト回路51と異なる。
なお、図8の出力部52Aの構成とレベルシフト回路51Bの構成とは両立させる必要はなく、いずれか一方のみの構成を図4の実施の形態1のゲート駆動回路19に組み合わせることができる。さらに、実施の形態3は、実施の形態2とも組みわせることができる。図8のその他の点は図4の場合と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[出力部52Aの動作および効果]
図8を参照して、パワー半導体素子20を高速にスイッチングさせるには、パワー半導体素子20の入力容量Cissを、出力インピーダンスが低く、出力電流の大きなゲート駆動回路でドライブする必要がある。
一般にトランジスタの電流増幅率をhfeとすると、エミッタフォロアのプッシュプル回路を用いることで、出力インピーダンスを1/hfeに下げることが可能である。さらに、図8に示す出力部52Aの構成とすることによって、すなわち、1段目のプッシュプル回路の後段に2並列のプッシュプル回路を設けることによって、出力インピーダンスを1/(hfe・2hfe)へと大幅に低減することが可能になる。
プッシュプル回路を1段構成にして並列数をnに増やすことも可能であるが、この場合の出力インピーダンスは、1/(n×hfe)までしか低減することができない。実施の形態3の構成にすることによって、出力インピーダンスの低いゲート駆動回路を少ない部品点数で実現でき、ゲート駆動回路の小型化、低コスト化が可能となる。なお、必要な出力インピーダンスに応じて、2段目の並列数をさらに増やしてもよいし、プッシュプル回路を3段以上の多段構成としてもよい。
[レベルシフト回路51Bの動作および効果]
図4を参照して、実施の形態1のゲート駆動回路19の場合、NチャネルFET24がオンしたとき、NチャネルFET27はオフ状態で、NチャネルFET27のソース端子(ノードN14)の電位はダイオード28が一瞬オンし、ダイオード28の順方向電圧Vf≒0.7Vまで低下する。しかし、ノードN14の電位が0.7V以下になると、ダイオード28はオフし、ノードN14のインピーダンスが不定(ハイインピーダンス)になり、外来ノイズが重畳し易いという問題がある。
実際上は、NチャネルFET27のソース端子と接地ノードとの間に存在する浮遊容量などが充電されるために、ソース端子(ノードN14)の電位は概ね接地電位GNDとなる。しかしながら、外来ノイズによってNチャネルFET27のソース端子(ノードN14)の電位が変動するために、NチャネルFET27が誤ってオンし、この結果、パワー半導体素子20も誤ってオンする可能性がある。
図8に示す実施の形態3のゲート駆動回路19Bによれば、NチャネルFET27のソース端子(ノードN14)と接地ノードN11との間に抵抗素子32が接続される。抵抗素子32を接続することによって、NチャネルFET24がオフしているとき、NチャネルFET27のソース端子(ノードN14)は抵抗素子32によって、接地電位GNDにプルダウンされる。これによって、NチャネルFET27のソース端子の電位が接地電位GNDとなるので、外来ノイズに強いという効果がある。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。たとえば、実施の形態1〜3では、負荷としてレーザ放電管が接続されたガスレーザ装置のゲート駆動回路を例に説明したが、本発明の応用範囲は、上記の実施の形態に限定されるものではない。半導体素子を直並列接続してインバータを構成する装置、たとえば、電車の車両用インバータ等にも本発明を応用できることは言うまでもない。この発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 レーザ放電管、5A〜5D 高電圧スイッチ、6A〜6D ゲート駆動部、7A〜7D ゲート用電源、8A,8B 直流高圧電源、9 制御回路、10 光発振器、19,19A,19B ゲート駆動回路、20,20A〜20F パワー半導体素子、21 受光素子、22 インバータ、23,25,26,31,32,35 抵抗素子、24,27 NチャネルFET(半導体スイッチ素子)、28 ダイオード、29,30,33A,33A,34A,33B,34B バイポーラトランジスタ、50 入力部、51,51A,51B レベルシフト回路、52,52A 出力部、100 高周波交流電源装置、110 ガスレーザ装置、A1〜A4 アーム、BR フルブリッジ回路、N10 電源ノード、N11 接地ノード、N13 接続ノード、N14 レベルシフト回路51の出力ノード。

Claims (6)

  1. 入力信号を受ける入力部と、
    前記入力信号に応じて前記入力部から出力される信号の電圧レベルを変換し、変換後の信号を出力ノードから出力するレベルシフト回路と、
    前記レベルシフト回路の前記出力ノードの電圧変化に基づいて、パワー半導体素子を駆動するための信号を出力する出力部とを備え、
    前記レベルシフト回路は、電源ノードと接地ノードとの間に順に直列に接続された第1の抵抗素子および第1の半導体スイッチ素子を含み、
    前記第1の半導体スイッチ素子は、前記入力部から出力される信号に応じてオンまたはオフに変化し、
    前記レベルシフト回路は、さらに、
    前記電源ノードと前記レベルシフト回路の前記出力ノードとの間に設けられ、前記第1の抵抗素子と前記第1の半導体スイッチ素子との接続ノードの電圧に応じてオンまたはオフに変化する第2の半導体スイッチ素子と、
    前記接続ノードと前記レベルシフト回路の前記出力ノードとの間に設けられ、前記接続ノードから前記出力ノードの方向の電流を阻止するダイオードと
    前記ダイオードと並列に設けられた第2の抵抗素子とを含む、ゲート駆動回路。
  2. 前記パワー半導体素子のしきい値電圧は、前記第1の半導体スイッチ素子のしきい値電圧以下である、請求項に記載のゲート駆動回路。
  3. 前記レベルシフト回路は、前記出力ノードと前記接地ノードとの間に設けられた第3の抵抗素子をさらに含む、請求項1または2に記載のゲート駆動回路。
  4. 前記出力部は、互いに直列接続された複数段のプッシュプル回路を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載のゲート駆動回路。
  5. ブリッジ回路を備え、
    前記ブリッジ回路の各アームには、互いに直列接続された複数のパワー半導体素子が設けられ、
    さらに、前記各アームの前記複数のパワー半導体素子をそれぞれ駆動するための請求項1〜のいずれか1項に記載のゲート駆動回路を複数備える、交流電源装置。
  6. 請求項に記載の交流電源装置と、
    前記交流電源装置によって駆動されるレーザ放電管とを備える、ガスレーザ装置。
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