JP6032870B2 - 計測方法 - Google Patents
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Description
本発明の計測方法は、光の明暗パターンが投影された被検物(ただし、被検物が人間である場合を除く)のパターン投影画像を用いて前記被検物の計測を行う計測方法であって、所定の前記明暗パターンを内視鏡装置の1箇所から前記被検物に投影し、前記被検物において前記明暗パターンが投影された部分を撮像して1枚のパターン投影画像を取得し、空間的位相シフト法またはフーリエ変換法を用いて前記明暗パターンが投影された部分の三次元形状を前記1枚のパターン投影画像から計測することを特徴とする計測方法である。
以下、本発明の一実施形態の計測方法について説明する。
本実施形態の計測方法は、内視鏡装置を用いて被検物の三次元形状を計測する方法である。
まず、本実施形態の計測方法が適用された内視鏡装置1の構成について説明する。図1は、本実施形態の内視鏡装置1の構成を示すブロック図である。図2は、内視鏡装置1によって投影される明暗パターンを示す模式図である。
内視鏡装置1は、被検物の内部観察や、通常の観察装置がアクセス困難な位置にある被検物の観察などに使用されるものであり、長尺の挿入部10と、挿入部10の基端が接続された本体部20とを備える。
また、挿入部10の先端面10aには、撮像部30の対物光学系32に外光を入射させるための開口11と、照明部40からの照明光を挿入部の前方に照射するための照明窓12と、パターン投影部50からの縞を挿入部の前方に照射するための投影窓13とが設けられている。
なお、必要に応じて、ファームウェア等を記録したROM26(あるいはEPROMやEEPROMなど)がメイン制御部22に接続されていてもよい。
内視鏡装置1の使用時には、まず、使用者は、挿入部10を被検物の内部や管路等の被検物へのアクセス経路等に挿入し、所定の観察部位まで挿入部10の先端を進める。使用者は、被検物の所望の部位を観察する観察モードと、当該部位の三次元形状を計測する計測モードとを必要に応じて切り替えることにより、被検物の検査等を行う。
観察モードから計測モードへ切り替える入力が使用者によって行われると、メイン制御部22において、計測画像撮影処理(図3参照)が開始される。
ステップS1において観察状態となっていると判定された場合にはステップS3へ進み、ステップS1において観察状態以外(例えば後述する計測状態)となっている場合にはステップS2へ進む。
これでステップS1は終了する。
ステップS2では、第一光源41をオン制御し、第二光源51をオフ制御する。これにより、パターン投影部50からは縞パターンが投影されずに照明部40から観察視野に白色光が照射され、観察視野が照明される。
これでステップS2は終了し、ステップS3へ進む。
ステップS3では、照明部40からの白色光によって被検物を照明している状態で撮像部30のイメージャー31によって画像を取得する(以下、観察状態で撮影された画像を「明視野画像」と称する。)。
ステップS3において撮影された明視野画像は、RAM24に一時記憶される。
これでステップS3は終了し、ステップS4へ進む。
ステップS5では、メイン制御部22の指令に基づいて、第一光源41をオフ制御し、第二光源51をオン制御する。すると、照明部40から照射されていた白色光は消灯し、パターン投影部50から縞パターンが被検物へ投影される。被検物に投影される縞パターンは、図2に示すように、白色光源による明部R1と、パターン生成部55によって遮光された暗部R2とが交互に並べられたパターンとなる。(以下、この状態を「パターン投影状態」と称する。)となる。
これでステップS4は終了し、ステップS5へ進む。
ステップS5では、被検物に投影された縞パターンは、被検物の三次元形状に応じて変化したパターンとなっている。この状態で、撮像部30のイメージャー31によって1枚の画像を取得する(以下、パターン投影状態で撮影された画像を「パターン投影画像」と称する。)。
ステップS5において撮影されたパターン投影画像は、RAM24に一時記憶される。
これでステップS5は終了し、ステップS6へ進む。
ステップS6では、第一光源41をオン制御し、第二光源51をオフ制御する。これにより、パターン投影部50からは縞パターンが投影されずに照明部40から観察視野に白色光が照射され、観察視野が照明される。
これでステップS6は終了し、ステップS7へ進む。
ステップS7では、照明部40からの白色光によって被検物を照明している状態で撮像部30のイメージャー31によって明視野画像を撮影する。
ステップS7において撮影された明視野画像は、RAM24に一時記憶される。
これでステップS7は終了し、ステップS8へ進む。
ステップS8では、まず、RAM24に記憶された明視野画像とパターン投影画像との少なくともいずれかから、2枚の画像を選択する。たとえば、本実施形態では、1枚のパターン投影画像を撮影する前に撮影された明視野画像と、1枚のパターン投影画像を撮影した後に撮影された明視野画像とを選択する。
続いて、選択された2枚の画像から同一の特徴点を検出し、2枚の画像における特徴点の座標を算出する。
これでステップS8は終了し、ステップS9に進む。
ステップS9では、2枚の画像における特徴点の座標がそれぞれの画像において同一の座標にあれば、最初の画像と後の画像とにブレは生じていないと判定し、ステップS10へ進む。逆に、2枚の画像における特徴点の座標がそれぞれの画像において異なる座標にあれば、最初の画像と後の画像とにブレが生じていると判定し、ブレが生じているので再度の撮影が必要であることを示すメッセージをモニター28に表示し(ステップS13)、一連の処理を終了する。
これでステップS9は終了する。
ステップS10では、例えば「計測を実施?」などの問い合わせをモニター28に表示し、撮影したパターン投影画像を用いた三次元計測の実施の可否の入力を使用者に促す。
計測の実施が可であるとの入力があった場合には、ステップS11へ進む。
計測の実施が否であるとの入力があった場合には、ステップS14へ進む。
これでステップS10は終了する。
ステップS11では、RAM24に記憶されたパターン投影画像に基づいて、三次元形状の解析を行う。たとえば、本実施形態では、1枚のパターン投影画像を用いて、例えば公知の空間的位相シフト法あるいはフーリエ変換法によって被検物の三次元形状を解析する。
三次元形状の解析結果は、テキストファイルあるいはバイナリーファイルとして生成され、パターン投影画像とともに補助記憶装置25に保存される。なお、ステップS11は、ステップS10の開始と同時にステップS10のバックグラウンド処理として行われてもよい。
これでステップS11は終了し、ステップS12へ進む。
ステップS12では、ステップS3において取得した明視野画像(あるいはステップS7において取得した明視野画像)上に、ステップS11において解析された結果をオーバーレイ表示する等、明視野画像に表示された被検物の三次元形状をモニター28に表示する。これにより、使用者は、被検物の三次元形状を知ることができる。
これでステップS12は終了し、一連の処理は終了する。
ステップS14では、上記ステップS11と同様に、RAM24に記憶されたパターン投影画像に基づいて、三次元形状の解析を行う。たとえば、本実施形態では、1枚のパターン投影画像を用いて、空間的位相シフト法あるいはフーリエ変換法によって被検物の三次元形状を解析する。
また、明視野画像、パターン投影画像、三次元形状の解析結果、および解析に用いた光学的パラメータを、それぞれバイナリーファイルあるいはテキストファイルとして補助記憶装置25に保存する。この場合、例えばファイル名の一部を共通としたり、1つのディレクトリ(フォルダ)にこれらのファイルをまとめて保存したりすることにより、後で一括して読み出すことができるように補助記憶装置25にこれらのファイルが保存される。
これでステップS14は終了し、一連の処理は終了する。
次に、上述の実施形態で説明した内視鏡装置1および計測方法の変形例について説明する。
本変形例では、パターン生成部55A(図1参照)を備えており、パターン投影部50は、図4に示すような明または暗のライン状の1本のパターンを被検物に対して投影することができるようになっている。図4には、明部R1内に1本のすじ状の暗部R2が投影された場合が示されている。なお、暗部R2内に1本のすじ状の明部R1が投影されるようになっていてもよい。
パターン投影部50から投影されるこの1本のパターン自体は、投影場所や方向が移動したり、形状が変形したりしない。
たとえば、上述の実施形態では、1枚のパターン投影画像を撮影する例を用いて説明したが、複数枚のパターン投影画像を撮影し、画像の状態が良好な1枚のパターン投影画像を選択することによって、実質的に1枚のパターン投影画像を取得して解析に使用するようにしても構わない。
10 挿入部
10a 先端面
11 開口
12 照明窓
13 投影窓
20 操作部
30 撮像部
32 対物光学系
40 照明部
50 パターン投影部
Claims (4)
- 光の明暗パターンが投影された被検物(ただし、被検物が人間である場合を除く)のパターン投影画像を用いて前記被検物の計測を行う計測方法であって、
所定の前記明暗パターンを内視鏡装置の1箇所から前記被検物に投影し、
前記被検物において前記明暗パターンが投影された部分を撮像して1枚のパターン投影画像を取得し、
空間的位相シフト法またはフーリエ変換法を用いて前記明暗パターンが投影された部分の三次元形状を前記1枚のパターン投影画像から計測する
ことを特徴とする計測方法。 - 請求項1に記載の計測方法であって、
前記1枚のパターン投影画像を取得する前と後との少なくともいずれかに、前記明暗パターンが投影される部分の明視野画像を少なくとも1枚取得し、
前記1枚のパターン投影画像および前記明視野画像から少なくとも2枚の画像を選択し、
前記2枚の画像において所定量以上の位置ずれがある場合に前記内視鏡装置の位置がずれたことを検出する
ことを特徴とする計測方法。 - 請求項2に記載の計測方法であって
前記1枚のパターン投影画像を取得する前および後に前記明視野画像を少なくとも1枚ずつ取得することを特徴とする計測方法。 - 請求項3に記載の計測方法であって、
前記内視鏡装置の位置がずれたことを検出するために選択される少なくとも2枚の画像は、前記明視野画像から選択されることを特徴とする計測方法。
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