JP6032433B2 - 氷水槽 - Google Patents
氷水槽 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6032433B2 JP6032433B2 JP2013098518A JP2013098518A JP6032433B2 JP 6032433 B2 JP6032433 B2 JP 6032433B2 JP 2013098518 A JP2013098518 A JP 2013098518A JP 2013098518 A JP2013098518 A JP 2013098518A JP 6032433 B2 JP6032433 B2 JP 6032433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- water
- tank
- inflow
- ice water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
Description
水とともに槽内に貯留した氷を、水流入路からの槽内への水流入に伴い、槽内水との混合状態で槽内から氷水給送路へ送出する氷水槽であって、
横向き軸芯周りでの回転により氷集合体の表面部に切れ込ませて氷集合体の表面部から氷片をくり貫く線状具を水平方向に多数並べて細氷化部を構成し、
氷流入路を通じ槽内下部に流入して槽内水中を浮上する氷粒群を前記細氷化部で受けとめて前記細氷化部の下方に堆積させる状態に、前記細氷化部を槽内水の水面下に配置し、 前記細氷化部の下方に堆積した氷集合体の上面部から多数の前記線状具によりくり貫いた分散状態の氷片を、前記水流入路からの水流入に伴い、前記細氷化部の上方において槽内水との混合状態で槽内から前記氷水給送路へ送出する構成にしてある点にある。
横向き姿勢の回転軸に、その軸芯に対して直交する姿勢の複数の腕部を、前記回転軸の軸芯方向に分散させて並設するとともに、
前記線状具としてのくり貫き用線材を、前記回転軸と平行な姿勢に配置した状態で複数の前記腕部を介して前記回転軸に取り付け、
このくり貫き用線材を取り付けた前記回転軸を互いに平行な姿勢の並列配置で水平方向に並べて配置することで、前記細氷化部を構成してある点にある。
複数の前記腕部を介して前記くり貫き用線材を前記回転軸に取り付けた線材配置部を、前記回転軸の回転方向における位相をズラせた状態で共通の前記回転軸に複数装備し、
前記回転軸の回転方向において隣り合う前記線材配置部は、前記腕部の長さが互いに異なるものにしてある点にある。
前記くり貫き用線材を、前記回転軸の回転半径方向において複数段に並べた状態で共通の前記腕部を介して共通の前記回転軸に取り付けてある点にある。
前記氷水給送路へ送出した氷水を前記氷水給送路を通じて冷熱消費部に熱媒として供給するとともに、この氷水供給に伴い前記冷熱消費部から融解水とともに送出される使用済熱媒としての昇温水を前記水流入路を通じて槽内に戻す構成にし、
この水流入路を通じて戻る昇温水の一部又は全部を、前記細氷化部の上方において前記氷水給送路の入口部とは反対側の箇所から前記氷水給送路の入口部へ向けて槽内に流出させる送出案内用の還水部を設けてある点にある。
前記氷水給送路へ送出した氷水を前記氷水給送路を通じて冷熱消費部に熱媒として供給するとともに、この氷水供給に伴い前記冷熱消費部から融解水とともに送出される使用済熱媒としての昇温水を前記水流入路を通じて槽内に戻す構成にし、
この水流入路を通じて戻る昇温水の一部又は全部を、前記細氷化部の下方において槽内に流出させる融解促進用の還水部を設けてある点にある。
前記氷水給送路へ送出した氷水を前記氷水給送路を通じて冷熱消費部に熱媒として供給するとともに、この氷水供給に伴い前記冷熱消費部から融解水とともに送出される使用済熱媒としての昇温水を前記水流入路を通じて槽内に戻す構成にし、
この水流入路を通じて戻る昇温水を前記細氷化部の上方において前記氷水給送路の入口部とは反対側の箇所から前記氷水給送路の入口部へ向けて槽内に流出させる送出案内用の還水部を設けるとともに、
前記水流入路を通じて戻る昇温水を前記細氷化部の下方において槽内に流出させる融解促進用の還水部を設け、
前記水流入路を通じて戻る昇温水を分流して前記送出案内用の還水部と前記融解促進用の還水部との両方から槽内に流出させる構成にしてある点にある。
前記送出案内用の還水部は、前記水流入路を通じて戻る昇温水を受け入れる流出用樋状部と、この流出用樋状部に受け入れた昇温水を前記細氷化部の上方において前記流出用樋状部の側壁上部から槽内に流出させるスリット状の流出口部との夫々を、槽横幅方向の全幅わたらせる状態に設けて構成してある点にある。
前記氷水給送路の入口部は、前記氷水給送路に連通する流入用樋状部と、前記細氷化部の上方において槽内氷水を前記流入用樋状部の側壁上部から前記流入用樋状部に流入させるスリット状の流入口部との夫々を、槽横幅方向の全幅わたらせる状態に設けて構成してある点にある。
前記融解促進用の還水部は、前記水流入路を通じて戻る昇温水を前記細氷化部の下方において槽内に噴出する多数の噴出口を水平方向に分散させた状態で槽内に配置して構成してある点にある。
次に本発明の別実施形態を列記する。
I 氷,氷粒群
15 水流入路
13 氷水給送路
Ig 氷集合体
i 氷片
24 線状具、くり貫き用線材
21 細氷化部
6 氷流入路
22 回転軸
23 腕部
3 冷熱消費部
Wr 昇温水
29 入口部
32 送出案内用の還水部
33 融解促進用の還水部
34 流出用樋状部
35 流出口部
30 流入用樋状部
31 流入口部
36 噴出口
Claims (10)
- 水とともに槽内に貯留した氷を、水流入路からの槽内への水流入に伴い、槽内水との混合状態で槽内から氷水給送路へ送出する氷水槽であって、
横向き軸芯周りでの回転により氷集合体の表面部に切れ込ませて氷集合体の表面部から氷片をくり貫く線状具を水平方向に多数並べて細氷化部を構成し、
氷流入路を通じ槽内下部に流入して槽内水中を浮上する氷粒群を前記細氷化部で受けとめて前記細氷化部の下方に堆積させる状態に、前記細氷化部を槽内水の水面下に配置し、 前記細氷化部の下方に堆積した氷集合体の上面部から前記細氷化部によりくり貫いた分散状態の氷片を、前記水流入路からの水流入に伴い、前記細氷化部の上方において槽内水との混合状態で槽内から前記氷水給送路へ送出する構成にしてある氷水槽。 - 横向き姿勢の回転軸に、その軸芯に対して直交する姿勢の複数の腕部を、前記回転軸の軸芯方向に分散させて並設するとともに、
前記線状具としてのくり貫き用線材を、前記回転軸と平行な姿勢に配置した状態で複数の前記腕部を介して前記回転軸に取り付け、
このくり貫き用線材を取り付けた前記回転軸を互いに平行な姿勢の並列配置で水平方向に並べて配置することで、前記細氷化部を構成してある請求項1記載の氷水槽。 - 複数の前記腕部を介して前記くり貫き用線材を前記回転軸に取り付けた線材配置部を、前記回転軸の回転方向における位相をズラせた状態で共通の前記回転軸に複数装備し、
前記回転軸の回転方向において隣り合う前記線材配置部は、前記腕部の長さが互いに異なるものにしてある請求項2記載の氷水槽。 - 前記くり貫き用線材を、前記回転軸の回転半径方向において複数段に並べた状態で共通の前記腕部を介して共通の前記回転軸に取り付けてある請求項2又は3記載の氷水槽。
- 前記氷水給送路へ送出した氷水を前記氷水給送路を通じて冷熱消費部に熱媒として供給するとともに、この氷水供給に伴い前記冷熱消費部から融解水とともに送出される使用済熱媒としての昇温水を前記水流入路を通じて槽内に戻す構成にし、
この水流入路を通じて戻る昇温水の一部又は全部を、前記細氷化部の上方において前記氷水給送路の入口部とは反対側の箇所から前記氷水給送路の入口部へ向けて槽内に流出させる送出案内用の還水部を設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の氷水槽。 - 前記氷水給送路へ送出した氷水を前記氷水給送路を通じて冷熱消費部に熱媒として供給するとともに、この氷水供給に伴い前記冷熱消費部から融解水とともに送出される使用済熱媒としての昇温水を前記水流入路を通じて槽内に戻す構成にし、
この水流入路を通じて戻る昇温水の一部又は全部を、前記細氷化部の下方において槽内流出させる融解促進用の還水部を設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の氷水槽。 - 前記氷水給送路へ送出した氷水を前記氷水給送路を通じて冷熱消費部に熱媒として供給するとともに、この氷水供給に伴い前記冷熱消費部から融解水とともに送出される使用済熱媒としての昇温水を前記水流入路を通じて槽内に戻す構成にし、
この水流入路を通じて戻る昇温水を前記細氷化部の上方において前記氷水給送路の入口部とは反対側の箇所から前記氷水給送路の入口部へ向けて槽内に流出させる送出案内用の還水部を設けるとともに、
前記水流入路を通じて戻る昇温水を前記細氷化部の下方において槽内に流出させる融解促進用の還水部を設け、
前記水流入路を通じて戻る昇温水を分流して前記送出案内用の還水部と前記融解促進用の還水部との両方から槽内に流出させる構成にしてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の氷水槽。 - 前記送出案内用の還水部は、前記水流入路を通じて戻る昇温水を受け入れる流出用樋状部と、この流出用樋状部に受け入れた昇温水を前記細氷化部の上方において前記流出用樋状部の側壁上部から槽内に流出させるスリット状の流出口部との夫々を、槽横幅方向の全幅わたらせる状態に設けて構成してある請求項5又は7記載の氷水槽。
- 前記氷水給送路の入口部は、前記氷水給送路に連通する流入用樋状部と、前記細氷化部の上方において槽内氷水を前記流入用樋状部の側壁上部から前記流入用樋状部に流入させるスリット状の流入口部との夫々を、槽横幅方向の全幅わたらせる状態に設けて構成してある請求項5,7,8のいずれか1項に記載の氷水槽。
- 前記融解促進用の還水部は、前記水流入路を通じて戻る昇温水を前記細氷化部の下方において槽内に噴出する多数の噴出口を水平方向に分散させた状態で槽内に配置して構成してある請求項6又は7記載の氷水槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013098518A JP6032433B2 (ja) | 2013-05-08 | 2013-05-08 | 氷水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013098518A JP6032433B2 (ja) | 2013-05-08 | 2013-05-08 | 氷水槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014219151A JP2014219151A (ja) | 2014-11-20 |
JP6032433B2 true JP6032433B2 (ja) | 2016-11-30 |
Family
ID=51937775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013098518A Active JP6032433B2 (ja) | 2013-05-08 | 2013-05-08 | 氷水槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6032433B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6278071B2 (ja) * | 2016-07-15 | 2018-02-14 | 富士通株式会社 | 電子機器の液浸槽 |
JP7007573B2 (ja) * | 2018-01-15 | 2022-01-24 | ダイキン工業株式会社 | 製氷システム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0754222B2 (ja) * | 1989-02-16 | 1995-06-07 | 関西電力株式会社 | 直接接触式製氷蓄熱槽 |
JPH0744922Y2 (ja) * | 1989-04-27 | 1995-10-11 | 長瀬産業株式会社 | 氷畜熱装置 |
JP2881485B2 (ja) * | 1990-07-26 | 1999-04-12 | サンウェル エンジニアリング カンパニー リミテッド | 製氷装置 |
JPH04165277A (ja) * | 1990-10-29 | 1992-06-11 | Toshiba Corp | 蓄熱用製氷装置 |
JP3364615B2 (ja) * | 1993-03-16 | 2003-01-08 | 三機工業株式会社 | 多槽連結形氷蓄熱設備 |
JP3469129B2 (ja) * | 1999-06-28 | 2003-11-25 | 株式会社前川製作所 | 氷蓄熱・氷水搬送システム |
JP2007085629A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Taikisha Ltd | 氷蓄熱設備の運転方法、及び、氷蓄熱設備 |
-
2013
- 2013-05-08 JP JP2013098518A patent/JP6032433B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014219151A (ja) | 2014-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5987900A (en) | Method and system for prechilling ambient waters for beverage dispensing machines and ice machines | |
KR101350947B1 (ko) | 제빙장치 | |
CN101980948A (zh) | 具有冷却器的后混合饮料配制机 | |
JP6032433B2 (ja) | 氷水槽 | |
EP2295370B1 (en) | Beverage dispense system | |
CN101881536A (zh) | 管状冰制冰机 | |
CN1469094A (zh) | 电冰箱制冰装置的配水管 | |
US20080179346A1 (en) | Method and assembly for dispensing semi-frozen beverages | |
CN201724490U (zh) | 管状冰制冰机 | |
CN103405942B (zh) | 一种新型悬浮式冷冻浓缩设备 | |
JP6452471B2 (ja) | 製氷機 | |
CN204865057U (zh) | 一种液体冷冻浓缩装置 | |
JP2002350017A (ja) | 流動氷製造装置 | |
JPS6373041A (ja) | 熱保存システム | |
CN202032802U (zh) | 流体冰制备装置 | |
WO2020184601A1 (ja) | 製氷装置 | |
JP2651726B2 (ja) | 氷片と水の混送手段を備えた水中蓄氷蓄熱装置 | |
JP4347740B2 (ja) | シャーベット氷製造・貯氷・輸送システム及び貯氷庫 | |
JPH11201601A (ja) | 蓄熱システム | |
CN109665323A (zh) | 一种用低温水做载体输送冰系统 | |
JP3211931U (ja) | シャーベットアイス製造装置 | |
JP3134105U (ja) | 飲用水冷却装置 | |
CN102042727B (zh) | 流体冰制备方法及其装置 | |
EP1413363A1 (en) | Machine for defrosting deep-frozen food, in particular fish products | |
CN215139050U (zh) | 一种防冻液生产用输送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160923 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160927 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161011 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6032433 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |