JP6032158B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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本発明は、アンテナ装置に関するものである。
給電線路における損失を抑制し、かつ構造を簡単にすることが可能なアンテナ装置として、中心導体板を2枚のグランド板で挟み込んで構成されるトリプレート線路を給電線路として用いたアンテナ装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、トリプレート線路を給電線路として用いたアンテナ装置では、複数の周波数帯で送受信可能な周波数共用アンテナとする場合、周波数毎、および偏波毎に給電線路が必要となり、これらの給電線路全てを1つのトリプレート線路に組み込むと、トリプレート線路の面積が非常に大きくなり装置全体が大型化してしまう。
そこで、本出願人は、トリプレート線路を複数に分割し、これらを互いに交差して接続するように構成したアンテナ装置を提案中である。
特開昭63−88902号公報
しかしながら、上述の提案中のアンテナ装置では、トリプレート線路を複数に分割しているが故に、トリプレート線路同士の接続部における機械的強度を十分に確保する必要があり、また、組立性も良好とすることが望まれる。
また、上述の提案中のアンテナ装置では、トリプレート線路同士の接続部ではインピーダンスの不整合が発生し電気的特性が劣化するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、トリプレート線路同士の接続部の機械的強度が高く、組立性が良好であり、接続部での電気的特性の劣化を抑制可能なアンテナ装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、中心導体を空気層を介して2枚のグランド板で挟み込んで構成されるトリプレート線路を、給電線路として用いたアンテナ装置であって、前記トリプレート線路が、第1トリプレート線路と、前記第1トリプレート線路に対して交差して接続された1つ以上の第2トリプレート線路と、を有し、前記第2トリプレート線路の前記中心導体は、その先端部が前記グランド板の外部に延出されると共に、その先端部を鉤状に成形して鉤部が形成されており、前記第2トリプレート線路の前記中心導体を、前記第1トリプレート線路の前記グランド板に形成された貫通孔に挿入し、かつ、前記鉤部を前記第1トリプレート線路の中心導体に係止させるように構成され、かつ、前記第1トリプレート線路の前記2枚のグランド板間に挿入された前記第2トリプレート線路の前記中心導体の周囲に、前記第1トリプレート線路の前記2枚のグランド板と電気的に接続された導電性部材を設けたアンテナ装置である。
前記導電性部材は、前記第1トリプレート線路の前記2枚のグランド板間に挿入された前記第2トリプレート線路の前記中心導体を挟み込むように配置されてもよい。
前記導電性部材は、前記第2トリプレート線路の前記グランド板と、前記第1トリプレート線路の前記2枚のグランド板を貫通して設けられ、前記第2トリプレート線路の前記グランド板を前記第1トリプレート線路に締結固定するボルトからなってもよい。
前記第2トリプレート線路の前記中心導体の前記鉤部を、前記第1トリプレート線路の前記中心導体に形成された係止孔に挿入しスライドさせることで、前記第1トリプレート線路の中心導体に係止させるように構成されてもよい。
前記第2トリプレート線路の前記中心導体は、前記鉤部を前記係止孔に挿入した際に、係止孔の周縁の前記第1トリプレート線路の前記中心導体に当接する鍔部を有してもよい。
前記第2トリプレート線路の中心導体は、前記第1トリプレート線路に挿入される部分の近傍に、その幅および長さを調整することでインピーダンス調整を行うことが可能なインピーダンス調整部を有してもよい。
本発明によれば、トリプレート線路同士の接続部の機械的強度が高く、組立性が良好であり、接続部での電気的特性の劣化を抑制可能なアンテナ装置を提供できる。
(a)は、本実施形態に係るアンテナ装置におけるトリプレート線路の接続状態を示す模式的な断面図であり、(b)は第1トリプレート線路と第2トリプレート線路の接続部の断面図、(c)はその1C−1C線断面図である。 (a)は本実施形態に係るアンテナ装置の外観を示す斜視図であり、(b)はレドームとトリプレート線路の一部およびアンテナ素子を省略した斜視図である。 図1のアンテナ装置における第2トリプレート線路の構造を示す図であり、一方のグランド板を省略した斜視図である。 図1のアンテナ装置におけるアンテナ素子の構造を示す斜視図である。 (a)は、図1のアンテナ装置における導電性部材の配置を示す図であり、(b)〜(e)はその変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面にしたがって説明する。
図1(a)は、本実施形態に係るアンテナ装置におけるトリプレート線路の接続状態を示す模式的な断面図であり、図1(b)は第1トリプレート線路と第2トリプレート線路の接続部の断面図、図1(c)はその1C−1C線断面図である。
また、図2(a)は本実施形態に係るアンテナ装置の外観を示す斜視図であり、図2(b)はレドームとトリプレート線路の一部およびアンテナ素子を省略した斜視図である。
図1,2に示すように、アンテナ装置1は、中心導体2を空気層を介して2枚のグランド板3で挟み込んで構成されるトリプレート線路4を、給電線路として用いたものである。アンテナ装置1は、例えば、移動通信用の基地局アンテナとして用いられるものである。
アンテナ装置1は、円筒状のレドーム21を備えている。このレドーム21内に、トリプレート線路4が収容される。レドーム21の両端は、図示しないアンテナキャップにより閉塞される。レドーム21には、アンテナ塔等に固定するための取り付け金具22が設けられている。アンテナ装置1は、レドーム21の軸方向(長手方向)が鉛直方向となるように、取り付け金具22によりアンテナ塔等に取り付けられる。
本実施形態では、アンテナ装置1を、2つの周波数帯で送受信可能な周波数共用アンテナとする場合を説明する。2つの周波数帯の周波数共用アンテナとして使用し、かつ各周波数で垂直偏波と水平偏波を使用する場合、4つの系統の給電線路が必要になる。これら4つの系統の給電線路全てを1つのトリプレート線路4に組み込むと、トリプレート線路4の面積が非常に大きくなり装置全体が大型化してしまう。そこで、本実施形態では、トリプレート線路4を複数に分割し、これらを互いに交差して接続するように構成している。
具体的には、トリプレート線路4は、第1トリプレート線路(横型トリプレート線路)4aと、第1トリプレート線路4aに対して交差して接続された1つ以上の第2トリプレート線路(縦型トリプレート線路)4bと、を有している。ここでは、4つの系統の給電線路それぞれに1つずつ、合計4つの第2トリプレート線路4bを備え、これら4つの第2トリプレート線路4bを第1トリプレート線路4aに対して直交して接続するように構成した。
アンテナ装置1では、外部から供給された給電信号が、第2トリプレート線路4bから第1トリプレート線路4aを介してアンテナ素子に伝送されるように構成されている。ここでは、4つの第2トリプレート線路4bを互いに離間させて平行に配置しており、ローバンド用(例えば700〜800MHz帯)の偏波毎の2つの第2トリプレート線路4bを外側に、ハイバンド用(例えば1.5〜2GHz帯)の偏波毎の2つの第2トリプレート線路4bを内側に配置する構成としている。なお、共用とする周波数帯は2つに限定するものではなく、第2トリプレート線路4bの数や配置も図示のものに限定されない。
第1トリプレート線路4aは、中心導体2となる金属板からなる中心導体板2aを空気層を介して2枚のグランド板3aで挟み込んで構成されている。2枚のグランド板3aは互いに平行となるように対向配置されており、両グランド板3aからの距離が等しくなる位置、すなわち2枚のグランド板3aの中間の位置に、中心導体板2aが配置されている。
第2トリプレート線路4bは、中心導体2となる金属板からなる中心導体板2bを空気層を介して2枚のグランド板3bで挟み込んで構成されている。2枚のグランド板3bは互いに平行となるように対向配置されており、両グランド板3bからの距離が等しくなる位置、すなわち2枚のグランド板3bの中間の位置に、中心導体板2bが配置されている。グランド板3a,3bとしては、軽量かつ低コストで耐候性に優れるアルミニウムからなるものを用いる。
図1〜3に示すように、第2トリプレート線路4bでは、その中心導体板2bに誘電体挿入型移相器31が設けられており、外部から入力された給電信号を分配し位相を調整して第1トリプレート線路4aに出力するように構成されている。誘電体挿入型移相器31は、その誘電体板を中心導体板2bに沿って移動させるための直動モータユニット32に接続されている。
第2トリプレート線路4bのグランド板3bの一側部はフランジ状に形成されており、そのフランジ部5を、第1トリプレート線路4aのグランド板3aに固定するように構成されている。また、第2トリプレート線路4bの中心導体板2bは、その先端部がグランド板3bの一側部から外部に延出され、第1トリプレート線路4aのグランド板3aに形成された貫通孔41に挿入されて、第1トリプレート線路4aの中心導体板2aと電気的に接続されている。両トリプレート線路4a,4bの接続部の詳細については後述する。
図4に示すように、第1トリプレート線路4aの第2トリプレート線路4bが設けられる側と反対側には、アンテナ素子51が設けられている。つまり、アンテナ装置1では、第1トリプレート線路4aの一方のグランド板3a側に第2トリプレート線路4bを設け、他方のグランド板3a側にアンテナ素子51を設けるように構成されている。
アンテナ素子51は、樹脂等の絶縁体からなる板状の基板に配線パターンを形成して構成されており、第1トリプレート線路4aの一方のグランド板3aに立設されている。
アンテナ素子51は、2つの周波数帯に対応した2つのアンテナ素子対52,53を有している。ハイバンド用の第1アンテナ素子対52は、第1水平偏波アンテナ素子52aと第1垂直偏波アンテナ素子52bとからなり、ローバンド用の第2アンテナ素子対53は、第2水平偏波アンテナ素子53aと第2垂直偏波アンテナ素子53bとからなる。なお、アンテナ素子51の構成や配置は図示のものに限定されない。アンテナ素子51は、第1トリプレート線路4aのグランド板3aに形成された貫通孔42を介して、第1トリプレート線路4aの中心導体板2aと電気的に接続されている(図1(a)参照)。
さて、本実施形態に係るアンテナ装置1では、第2トリプレート線路4bの中心導体2(中心導体板2b)は、その先端部がグランド板3bの一側から外部に延出されると共に、その先端部を鉤状に成形して鉤部6が形成されており、第2トリプレート線路4bの中心導体2(中心導体板2b)を、第1トリプレート線路4aのグランド板3aに形成された貫通孔41に挿入し、かつ、鉤部6を第1トリプレート線路4aの中心導体2(中心導体板2a)に係止させるように構成されている。
本実施形態では、鉤部6を平面視でL字状に形成したが、鉤部6の形状はこれに限定されるものではない。
また、本実施形態では、第1トリプレート線路4aの中心導体板2aに係止孔7を形成しておき、鉤部6を係止孔7に挿入し図1(c)における右方向にスライドさせることで、鉤部6を中心導体板2aに係止させるように構成しているが、これに限らず、例えば中心導体板2aの端部に鉤部6を係止させるような構成としても構わない。両中心導体板2a,2bを係止させた後、中心導体板2aと鉤部6の先端部(アンテナ素子51側に突出した中心導体板2b)とをはんだ付けすることにより、両中心導体板2a,2b同士が固定されると共に電気的に接続される。
第2トリプレート線路4bの中心導体板2bは、鉤部6を係止孔7に挿入した際に、係止孔7の周縁の中心導体板2aに当接する鍔部8を有している。鍔部8は、L字状の鉤部6の基端部に、鉤部6の先端部と平行となるように設けられ、鉤部6の先端部と鍔部8とで中心導体板2aを挟み込みむように構成されている。
鍔部8は、貫通孔41を通過でき、かつ係止孔7を通過できない大きさとする必要があるため、その大きさ(図1(c)における左右方向の長さ)が、貫通孔41よりも小さく、係止孔7よりも大きく形成される。鍔部8は、中心導体板2bが中心導体板2aに当接する部分の面積を増大させて両中心導体板2a,2bの接続部における機械的強度を高める役割と、中心導体板2bの過挿入を抑制して両中心導体板2a,2bを係止させる作業を容易にする役割を果たしている。
また、第2トリプレート線路4bの中心導体板2bは、第1トリプレート線路4aに挿入される部分の近傍に、その幅Wおよび長さLを調整することでインピーダンス調整を行うことが可能なインピーダンス調整部9を有している。インピーダンス調整部9は、両トリプレート線路4a,4bの接続部におけるインピーダンスの調整を行うためのものであり、当該接続部の近傍に設けられる。インピーダンス調整部9は、中心導体板2bの一部の線路幅を拡げて形成されており、平面視で矩形状に形成されている。
なお、両トリプレート線路4a,4bの接続部におけるインピーダンスの調整は、貫通孔41の大きさ(幅および長さ)によっても調整することが可能である。本実施形態では、インピーダンス調整部9の幅Wおよび長さLと、貫通孔41の大きさの両者を適宜調整することで、接続部におけるインピーダンスの調整を行っている。
また、本実施形態に係るアンテナ装置1では、第1トリプレート線路4aの2枚のグランド板3a間に挿入された第2トリプレート線路4bの中心導体板2bの周囲に、第1トリプレート線路4aの2枚のグランド板3aと電気的に接続された導電性部材10を設けている。
第1トリプレート線路4a内に挿入された中心導体板2bは、グランド板3bで覆われていないため、インピーダンスが安定せずVSWR(電圧定在波比)等の電気的特性の悪化の原因となる。アンテナ装置1では、第1トリプレート線路4a内に挿入された中心導体板2bの周囲の適切な位置にグランド電位とされた導電性部材10を配置することにより、インピーダンスを安定させ電気的特性が悪化することを抑制している。
本実施形態では、導電性部材10として、第2トリプレート線路4bのグランド板3bにおけるフランジ部5と、第1トリプレート線路4aの2枚のグランド板2cとを貫通して設けられ、第2トリプレート線路4bのグランド板3bを第1トリプレート線路4aに締結固定するボルト10aを用いている。ボルト10aは、両トリプレート線路4a,4bの接続部におけるインピーダンスを安定させると共に、グランド板3bと2枚のグランド板3aを電気的に接続してグランド電位を共通とする導電性部材10としての役割と、グランド板3bをグランド板3aに締結固定して両トリプレート線路4a,4bを固定する役割の両者を果たしていることになる。
図5(a)に示すように、本実施形態では、第1トリプレート線路4a内に挿入された中心導体板2bを、中心導体板2bの厚さ方向から挟み込むように2本のボルト10aを配置した。2本のボルト10aの距離は、所望の電気的特性が得られる距離となるように適宜調整される。
なお、ボルト10aの配置は図5(a)の配置に限定されるものではなく、例えば、図5(b)に示すように、中心導体板2bの幅方向の一側(中心導体板2aの延出方向と反対側)にさらにボルト10aを配置し、中心導体板2bの周囲に3本のボルト10aを配置するようにしてもよいし、図5(c)に示すように、2本ずつのボルト10aで中心導体板2bを挟み込むようにし、中心導体板2bの周囲に4本のボルト10aを配置するようにしてもよい。
また、ここでは導電性部材10としてボルト10aを用いる場合を説明したが、これに限らず、図5(d)に示すように、導電性部材10として金属板10bを用いてもよい。さらに、図5(e)に示すように、導電性部材10として断面視でコ字状の金属板10bを用い、中心導体板2bを3方向から覆うように構成してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るアンテナ装置1では、第2トリプレート線路4bの中心導体2(中心導体板2b)は、その先端部がグランド板3bの外部に延出されると共に、その先端部を鉤状に成形して鉤部6が形成されており、第2トリプレート線路4bの中心導体2(中心導体板2b)を、第1トリプレート線路4aのグランド板3aに形成された貫通孔41に挿入し、かつ、鉤部6を第1トリプレート線路4aの中心導体2(中心導体板2a)に係止させるように構成され、かつ、第1トリプレート線路4aの2枚のグランド板3a間に挿入された第2トリプレート線路4bの中心導体2(中心導体板2b)の周囲に、第1トリプレート線路4aの2枚のグランド板3aと電気的に接続された導電性部材10を設けている。
鉤部6を係止して両中心導体板2a,2bを接続する構成とすることで、接続部の機械的強度を高めることが可能となり、また、組立の際に両中心導体板2a,2bの位置決めを容易に行うことが可能となる。さらには、鉤部6を係止することで両中心導体板2a,2bが仮止めされた状態となるため、両中心導体板2a,2bのはんだ接続の作業を容易に行うことが可能になる。
さらに、中心導体板2bの周囲の適切な位置に導電性部材10を設けることで、接続部におけるインピーダンスを安定させ、VSWR等の電気的特性の劣化を抑制することが可能になる。
つまり、本実施形態によれば、トリプレート線路4a,4b同士の接続部の機械的強度が高く、組立性が良好であり、接続部での電気的特性の劣化を抑制可能なアンテナ装置1を実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、中心導体2が中心導体板2a,2bからなるトリプレート線路4a,4bを用いる場合を説明したが、これに限らず、トリプレート線路4a,4bの一方または両方に、誘電体基板に形成した配線パターンを中心導体2として用いた基板トリプレート線路を用いてもよい。
1 アンテナ装置
2 中心導体
3 グランド板
4 トリプレート線路
6 鉤部
7 係止孔
8 鍔部
9 インピーダンス調整部
10 導電性部材
10a ボルト
41 貫通孔

Claims (6)

  1. 中心導体を空気層を介して2枚のグランド板で挟み込んで構成されるトリプレート線路を、給電線路として用いたアンテナ装置であって、
    前記トリプレート線路が、第1トリプレート線路と、前記第1トリプレート線路に対して交差して接続された1つ以上の第2トリプレート線路と、を有し、
    前記第2トリプレート線路の前記中心導体は、その先端部が前記グランド板の外部に延出されると共に、その先端部を鉤状に成形して鉤部が形成されており、
    前記第2トリプレート線路の前記中心導体を、前記第1トリプレート線路の前記グランド板に形成された貫通孔に挿入し、かつ、前記鉤部を前記第1トリプレート線路の中心導体に係止させるように構成され、
    かつ、前記第1トリプレート線路の前記2枚のグランド板間に挿入された前記第2トリプレート線路の前記中心導体の周囲に、前記第1トリプレート線路の前記2枚のグランド板と電気的に接続された導電性部材を設けた
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記導電性部材は、前記第1トリプレート線路の前記2枚のグランド板間に挿入された前記第2トリプレート線路の前記中心導体を挟み込むように配置される
    請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記導電性部材は、前記第2トリプレート線路の前記グランド板と、前記第1トリプレート線路の前記2枚のグランド板を貫通して設けられ、前記第2トリプレート線路の前記グランド板を前記第1トリプレート線路に締結固定するボルトからなる
    請求項1または2記載のアンテナ装置。
  4. 前記第2トリプレート線路の前記中心導体の前記鉤部を、前記第1トリプレート線路の前記中心導体に形成された係止孔に挿入しスライドさせることで、前記第1トリプレート線路の中心導体に係止させるように構成された
    請求項1〜3いずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 前記第2トリプレート線路の前記中心導体は、前記鉤部を前記係止孔に挿入した際に、係止孔の周縁の前記第1トリプレート線路の前記中心導体に当接する鍔部を有する
    請求項4記載のアンテナ装置。
  6. 前記第2トリプレート線路の中心導体は、前記第1トリプレート線路に挿入される部分の近傍に、その幅および長さを調整することでインピーダンス調整を行うことが可能なインピーダンス調整部を有する
    請求項1〜5いずれかに記載のアンテナ装置。
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