JP6031575B1 - 通信制御装置、自動化機器、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客の匿名性を保ちつつ、センタのオペレータと顧客との間で通話させることが可能な、通信制御装置、自動化機器、及びプログラムを提供する。【解決手段】自動化機器が第1の無線手段を介して携帯端末から受信した前記携帯端末の識別情報を前記自動化機器から受信する通信部と、有効期限が設定された通話用識別情報を前記携帯端末へ送信するために前記通信部へ出力し、かつ、前記通話用識別情報と前記自動化機器の端末番号とをセンタのオペレータ端末へ送信するために前記通信部へ出力する送信制御部と、前記通話用識別情報を用いた前記センタ宛ての呼が第2の無線手段を介して前記携帯端末から受信された場合に、受信された呼を前記オペレータ端末へ接続させ、前記オペレータ端末と前記携帯端末との間で前記第2の無線手段を介して通話させる接続確立部と、を備える、通信制御装置。【選択図】図1

Description

本発明は、通信制御装置、自動化機器、及びプログラムに関する。
従来、ユーザが所持している携帯端末と他の装置とを紐付けることにより、携帯端末と他の装置との間での通信を可能とする技術が各種提案されている。
例えば、特許文献1には、携帯端末を所持している顧客が、自動取引装置が発信している電波の通信エリア内に移動すると、携帯端末が当該電波を受信することにより携帯端末と自動取引装置とが通信可能状態となり、その後、自動取引装置が携帯端末へ音声ガイダンスを送信する技術が記載されている。
また、特許文献2には、室内の表示装置に表示されている二次元コードを携帯端末が撮影することにより、当該室内のカラオケ装置の識別情報を取得し、そして、携帯端末と該当のカラオケ装置との間でのペアリングを実施する技術が記載されている。
また、特許文献3には、入店した顧客が所持するBluetooth(登録商標)デバイスからID情報を取得し、そして、取得したID情報を用いてテーブルを検索することにより、入店した顧客を特定する技術が記載されている。
特開2001−175919号公報 特開2014−77928号公報 特開2003−196552号公報
ところで、顧客が携帯端末を用いて遠隔のセンタのオペレータと通話可能であることが望まれる場合がある。このような場面に特許文献1〜特許文献3の技術を適用することを想定すると、特許文献1〜特許文献3の技術では、顧客の匿名性が保たれない恐れがある。例えば、特許文献1〜特許文献3の技術では、顧客がセンタ宛てに呼を発信した場合には、携帯端末の識別情報がセンタに伝達されてしまう。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、顧客の匿名性を保ちつつ、センタのオペレータと顧客との間で通話させることが可能な、新規かつ改良された通信制御装置、自動化機器、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、自動化機器が第1の無線手段を介して携帯端末から受信した前記携帯端末の識別情報を前記自動化機器から受信する通信部と、有効期限が設定された通話用識別情報を前記携帯端末へ送信するために前記通信部へ出力し、かつ、前記通話用識別情報と前記自動化機器の端末番号とをセンタのオペレータ端末へ送信するために前記通信部へ出力する送信制御部と、前記通話用識別情報を用いた前記センタ宛ての呼が第2の無線手段を介して前記携帯端末から受信された場合に、受信された呼を前記オペレータ端末へ接続させ、前記オペレータ端末と前記携帯端末との間で前記第2の無線手段を介して通話させる接続確立部と、を備える、通信制御装置が提供される。
前記通信制御装置は、前記携帯端末の識別情報が受信された場合に、前記通話用識別情報を発行する通話用識別情報発行部をさらに備え、前記送信制御部は、前記通話用識別情報発行部により発行された通話用識別情報を前記携帯端末へ送信するために前記通信部へ出力してもよい。
前記通信制御装置は、複数の通話用識別情報の各々の使用状況を記憶する記憶部と、前記通話用識別情報発行部により通話用識別情報が発行された場合に、発行された通話用識別情報が使用中であることを示すように前記通話用識別情報の使用状況を更新する更新部と、をさらに備え、前記携帯端末と前記オペレータ端末との間の通話が終了した場合には、前記更新部は、前記通話用識別情報が未使用であることを示すように前記通話用識別情報の使用状況を更新してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、操作表示部と、無線通信を行う第1の通信部と、前記操作表示部に表示されている呼び出しボタンが押下された場合に、前記第1の通信部に対して携帯端末をかざすことを促す旨の表示を前記操作表示部に表示させる表示制御部と、携帯端末の識別情報が前記携帯端末から受信された場合に、センタに対して前記携帯端末の端末登録を要求する登録要求部と、有効期限が設定された通話用識別情報が前記センタから受信された場合に、前記第1の通信部を介して前記通話用識別情報を前記携帯端末へ送信させる通信制御部と、前記センタのオペレータ端末との接続要求が前記センタから受信された場合に、前記オペレータ端末との接続を行う接続確立部と、前記オペレータ端末と接続された場合に、前記オペレータ端末の指示に基づいて前記操作表示部に対する入力処理を実行する入力制御部と、を備える、自動化機器が提供される。
前記自動化機器は、前記センタのオペレータ端末との接続要求を前記センタから受信する第2の通信部をさらに備え、前記オペレータ端末と接続された場合に、前記通信制御部は、前記オペレータ端末との間で前記第2の通信部を介して映像通信を行ってもよい。
前記自動化機器は、券売機であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、自動化機器が第1の無線手段を介して携帯端末から受信した前記携帯端末の識別情報を前記自動化機器から受信する通信部と、有効期限が設定された通話用識別情報を前記携帯端末へ送信するために前記通信部へ出力し、かつ、前記通話用識別情報と前記自動化機器の端末番号とをセンタのオペレータ端末へ送信するために前記通信部へ出力する送信制御部と、前記通話用識別情報を用いた前記センタ宛ての呼が第2の無線手段を介して前記携帯端末から受信された場合に、受信された呼を前記オペレータ端末へ接続させ、前記オペレータ端末と前記携帯端末との間で前記第2の無線手段を介して通話させる接続確立部、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、顧客の匿名性を保ちつつ、センタのオペレータと顧客との間で通話させることができる。
本実施形態による通信システムの構成例を示した説明図である。 同実施形態による券売機30の外観の一例を示した説明図である。 同実施形態による乗車券購入画面の表示例を示した説明図である。 同実施形態による券売機30の内部構成例を示した機能ブロック図である。 券売機30とオペレータ端末40との接続後における乗車券購入画面の表示例を示した説明図である。 同実施形態によるSIPサーバ10の内部構成例を示した機能ブロック図である。 同実施形態によるID管理サーバ20の内部構成例を示した機能ブロック図である。 同実施形態によるオペレータ端末40の内部構成例を示した機能ブロック図である。 券売機30とオペレータ端末40との接続後におけるオペレータ用画面の表示例を示した説明図である。 オペレータによる代行操作後の乗車券購入画面の表示例を示した説明図である。 同実施形態による顧客の通話要求時の動作の一部を示したシーケンス図である。 同実施形態による顧客の通話要求時の動作の一部を示したシーケンス図である。 同実施形態による通話終了時の動作を示したシーケンス図である。 同実施形態によるSIPサーバ10のハードウェア構成を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じてオペレータ端末40aおよびオペレータ端末40bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、オペレータ端末40aおよびオペレータ端末40bを特に区別する必要が無い場合には、単にオペレータ端末40と称する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.通信システムの基本構成
2.実施形態の詳細な説明
3.ハードウェア構成
4.変形例
<<1.通信システムの基本構成>>
<1−1.基本構成>
まず、本実施形態による通信システムの基本構成について、図1を参照して説明する。図1に示したように、本実施形態による通信システムは、SIPサーバ10、ID管理サーバ20、券売機30、オペレータ端末40、スマートフォン50、Wi‐Fi(登録商標)スポット52、専用網54、および、通信網56を含む。
[1−1−1.券売機30]
券売機30は、本発明における自動化機器の一例である。券売機30は、顧客の操作に基づいて、例えば電車やバスなどの乗車券や、航空券、乗船券などを販売する装置である。この券売機30は、例えば、図1に示したように、鉄道の駅2に設置され得る。但し、かかる例に限定されず、券売機30は、バスターミナル、空港、乗船所、各種商業施設、または、レジャー施設などに設置されてもよい。なお、以下では、券売機30が電車の乗車券を販売する装置であり、かつ、駅2に設置される例を中心として説明を行う。
図2は、券売機30の外観の一例を示した説明図である。図2に示したように、券売機30は、操作表示部322、カメラ334、カード投入口350、紙幣投入口352、硬貨投入口354、乗車券排出口356、紙幣排出口358、硬貨排出口360、および、非接触通信部332を含む。
操作表示部322は、例えばタッチパネルにより構成される。この操作表示部322は、後述する表示制御部302の制御に従って、例えば乗車券購入画面などの各種の表示画面を表示する。また、操作表示部322は、表示画面に対する顧客による入力操作を受け付ける。例えば、操作表示部322は、表示されているボタンの選択操作などを受け付ける。
図3は、乗車券購入画面の表示例(乗車券購入画面60)を示した説明図である。図3に示したように、乗車券購入画面60は、例えば、自社線乗車券購入画面選択ボタン600aや他社線乗り換え券購入画面選択ボタン600bなどの各種の購入画面選択ボタン600、購入ボタン表示領域602、および、呼び出しボタン604を含む。なお、図3において網掛けで示したように、初期状態では、自社線乗車券購入画面選択ボタン600aが選択状態になっているものとする。また、購入ボタン表示領域602には、図3に示したように、複数の乗車券選択ボタンが表示される。また、他社線乗り換え券購入画面選択ボタン600bは、他社線の乗り換えを伴う乗車経路の乗車券の購入ボタンを、購入ボタン表示領域602に表示させるための選択ボタンである。
この乗車券購入画面60において、顧客が購入を希望する乗車券に対応する乗車券選択ボタンを選択し、そして、乗車券の代金以上の金銭を紙幣投入口352または硬貨投入口354に入金すると、選択された乗車券選択ボタンに対応する乗車券が乗車券排出口356から排出される。
カメラ334は、券売機30を操作する顧客の方向の画像を例えば動画像として撮影する。
カード投入口350は、例えばクレジットカードなどのカードを顧客が投入するための開口部である。
紙幣投入口352は、例えば乗車券を購入する目的で、顧客が紙幣を投入するための開口部である。
硬貨投入口354は、例えば乗車券を購入する目的で、顧客が硬貨を投入するための開口部である。
乗車券排出口356は、顧客が購入した乗車券を排出するための開口部である。
紙幣排出口358は、例えば乗車券の売買により発生した釣銭の紙幣や、正常ではないと鑑別された紙幣などを排出するための開口部である。
硬貨排出口360は、例えば乗車券の売買により発生した釣銭の硬貨や、正常ではないと鑑別された硬貨などを排出するための開口部である。
非接触通信部332は、本発明における第1の通信部の一例である。非接触通信部332は、例えばNFC(Near Field Communication)に沿った無線通信により、他の装置との間で情報を送受信する。例えば、非接触通信部332にスマートフォン50がかざされた場合には、非接触通信部332は、スマートフォン50の固定IDをスマートフォン50から受信する。なお、NFCは、本発明における第1の無線手段の一例である。
[1−1−2.SIPサーバ10]
SIPサーバ10は、本発明における通信制御装置の一例である。SIPサーバ10は、駅2に設置されている装置と、コールセンタ4に設置されている装置との間の情報の送受信を制御するための装置である。例えば、SIPサーバ10は、券売機30またはWi‐Fiスポット52とオペレータ端末40との間のSIP(Session Initiation Protocol)のメッセージの交換を制御する。
[1−1−3.ID管理サーバ20]
ID管理サーバ20は、有効期限が設定された、通話用のIDであるワンタイムIDを発行するための装置である。このワンタイムIDは、本発明における通話用識別情報の一例である。後述するように、ワンタイムIDは、顧客が所持する携帯端末であるスマートフォン50に提供される。これにより、スマートフォン50は、例えばオペレータ端末40との間でスマートフォン50の固定IDの代わりにワンタイムIDにより音声通信することが可能となる。このため、顧客は匿名性を確保しながら、オペレータとの間で通話することができる。
[1−1−4.オペレータ端末40]
オペレータ端末40は、コールセンタ4に勤務するオペレータにより利用される通信端末である。このオペレータ端末40は、例えば、後述するヘッドセット426、および、カメラ428を含む。例えば、オペレータは、コールセンタ4に架電された呼をオペレータ端末40により着信し、そして、呼の発信者との間でヘッドセット426を用いて通話することができる。
また、カメラ428は、オペレータの顔の画像を例えば動画像として撮影する。
[1−1−5.スマートフォン50]
スマートフォン50は、本発明における携帯端末の一例である。スマートフォン50は、顧客が所持する携帯電話機である。このスマートフォン50は、例えば、スマートフォン50の固定IDの代わりに、後述するID管理サーバ20により発行されるワンタイムIDを用いた通話を可能とする専用ソフトフォンアプリケーションを実装することが可能である。また、この専用ソフトフォンアプリケーションには、コールセンタ4の電話番号が予め登録され得る。あるいは、コールセンタ4の電話番号は、ワンタイムIDの発行時にワンタイムIDと一緒にスマートフォン50に提供されてもよい。これにより、顧客は、専用ソフトフォンアプリケーションを用いて、コールセンタ4宛てに容易に呼を発信することができる。
[1−1−6.Wi‐Fiスポット52]
Wi‐Fiスポット52は、駅2の構内に設置されている、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントである。Wi‐Fiスポット52には、予めWi‐Fiスポット52に対応付けられたSSID(Service Set Identifier)が設定されている。そして、Wi‐Fiスポット52は、他の装置から接続要求が受信された場合に、受信された接続要求に含まれるSSIDと、Wi‐Fiスポット52に設定されているSSIDとが一致する場合に限り当該接続要求を許可する。
[1−1−7.専用網54]
専用網54は、例えば鉄道事業者における情報の送受信に利用される専用のネットワークである。例えば、専用網54は、鉄道事業者のLAN(Local Area Network)である。
[1−1−8.通信網56]
通信網56は、通信網56に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、通信網56は、電話回線網、インターネット、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、通信網56は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
<1−2.課題の整理>
以上、本実施形態による通信システムの構成について説明した。ところで、従来、券売機自体または券売機の近辺には、オートフォンまたはインターフォンが設置されている場合が多い。顧客は、このオートフォンまたはインターフォンを使用して、例えば乗車券の購入方法などを係員に問合せすることができる。
しかしながら、オートフォンでは、受話器の回線に制限があるので、顧客の操作の自由度が制約され、利用し難いという課題がある。また、インターフォンの場合には、顧客がインターフォンに向けて話しかける必要があるので、顧客が不便に感じ得る。また、インターフォンでは、通話相手の声がスピーカーから出力されるので、通話内容が他の顧客に聞こえる可能性が高い。このため、インターフォンの利用に顧客が抵抗感を抱き得る。
また、オートフォンやインターフォンは例えば設備投資やメンテナンス費用などのコストがかかるのに対して、顧客の利用頻度が少ない場合もあるので、費用対効果の観点で望ましくない場合がある。
そこで、上記事情を一着眼点にして、本実施形態によるSIPサーバ10を創作するに至った。本実施形態によれば、顧客がスマートフォン50を券売機30の非接触通信部332にかざすことにより、ID管理サーバ20により発行されるワンタイムIDをスマートフォン50は券売機30を介して取得することが可能である。そして、顧客は、スマートフォン50を用いて、ワンタイムIDを用いた呼をコールセンタ4宛てに発信することにより、匿名性を確保しながら、コールセンタ4のオペレータと通話することができる。
<<2.実施形態の詳細な説明>>
<2−1.構成>
次に、本実施形態による構成について詳細に説明する。なお、以下では、上述した説明と同様の内容について説明を省略する。
[2−1−1.券売機30]
図4は、本実施形態による券売機30の内部構成を示した機能ブロック図である。図4に示したように、券売機30は、制御部300、通信部320、操作表示部322、紙幣部324、硬貨部326、発券部328、クレジットカード部330、非接触通信部332、および、カメラ334を有する。
(2−1−1−1.制御部300)
制御部300は、券売機30に内蔵される例えばCPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)などのハードウェアを用いて、券売機30の動作を全般的に制御する。また、図4に示したように、制御部300は、表示制御部302、登録要求部304、通信制御部306、接続確立部308、および、入力制御部310を有する。
(2−1−1−2.表示制御部302)
表示制御部302は、操作表示部322に対して表示の制御を行う。例えば、表示制御部302は、図3に示したような乗車券購入画面を操作表示部322に表示させる。また、例えば乗車券購入画面内に表示される呼び出しボタンが顧客により選択された場合には、表示制御部302は、非接触通信部332に対してスマートフォン50をかざすことを促す旨の表示を操作表示部322にさらに表示させる。
また、後述する接続確立部308によりオペレータ端末40との間の接続が確立された場合には、表示制御部302は、接続されたオペレータ端末40から受信されるオペレータの映像を操作表示部322に表示させる。例えば、上記の場合には、表示制御部302は、図5に示したように、受信されたオペレータの映像610を乗車券購入画面60内の所定の位置に表示させる。
(2−1−1−3.登録要求部304)
登録要求部304は、スマートフォン50の固定IDが非接触通信部332によりスマートフォン50から受信された場合に、当該スマートフォン50の端末登録の要求をID管理サーバ20に対して通信部320に送信させる。例えば、上記の場合には、登録要求部304は、スマートフォン50の端末登録の要求とスマートフォン50の固定IDとをID管理サーバ20に対して通信部320に送信させる。
(2−1−1−4.通信制御部306)
通信制御部306は、通信部320および非接触通信部332に対して情報の送信を制御する。例えば、スマートフォン50と対応付けて発行されたワンタイムIDがID管理サーバ20から受信された場合には、通信制御部306は、非接触通信部332にかざされているスマートフォン50へ当該ワンタイムIDを非接触通信部332に送信させる。さらに、上記の場合には、通信制御部306は、受信されたワンタイムIDと券売機30の端末番号とをSIPサーバ10へ通信部320に送信させる。
(2−1−1−5.接続確立部308)
接続確立部308は、オペレータ端末40との接続要求がオペレータ端末40から受信された場合に、オペレータ端末40との間で接続を確立する。これにより、券売機30と該当のオペレータ端末40との間で映像通信を行うことが可能となる。例えば、券売機30は、カメラ334により撮影された映像をオペレータ端末40に送信し、また、オペレータ端末40は、カメラ428により撮影された映像を券売機30に送信することが可能となる。
(2−1−1−6.入力制御部310)
入力制御部310は、接続確立部308によりオペレータ端末40との間の接続が確立された場合に、接続されているオペレータ端末40から受信される操作入力情報に基づいて入力処理を行う。この操作入力情報は、例えば、オペレータ端末40においてなされた操作内容を示す情報である。詳細については後述するが、上記の入力制御部310の機能により、オペレータ端末40による券売機30に対する遠隔操作が可能となる。
(2−1−1−7.通信部320)
通信部320は、本発明における第2の通信部の一例である。通信部320は、例えば、専用網54を介して他の装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部320は、発行されたワンタイムIDをID管理サーバ20から受信する。
(2−1−1−8.紙幣部324)
紙幣部324は、券売機30内に設けられた紙幣入出金機(図示省略)により構成され、紙幣の入出金処理を行う。例えば、紙幣部324は、顧客により紙幣投入口352に投入された紙幣を計数し、そして、紙幣入出金機内に収納する。また、乗車券の売買時に釣銭が発生した場合には、紙幣部324は、釣銭の金額に応じた金種別の枚数の紙幣を紙幣入出金機から繰り出して、紙幣排出口358から排出する。
(2−1−1−9.硬貨部326)
硬貨部326は、券売機30内に設けられた硬貨入出金機(図示省略)により構成され、硬貨の入出金処理を行う。例えば、硬貨部326は、顧客により硬貨投入口354に投入された硬貨を計数し、そして、硬貨入出金機内に収納する。また、硬貨部326は、乗車券の売買時に釣銭が発生した場合には、釣銭の金額に応じた金種別の枚数の硬貨を硬貨入出金機から繰り出して、硬貨排出口360から排出する。
(2−1−1−10.発券部328)
発券部328は、操作表示部322に対する顧客の入力操作、および、紙幣部324または硬貨部326による入金処理に基づいて、顧客が購入した乗車券の発券処理を行う。
(2−1−1−11.クレジットカード部330)
クレジットカード部330は、カード投入口350に投入されたクレジットカードに関する各種の処理を行う。例えば、クレジットカード部330は、乗車券購入画面において顧客により選択された乗車券の代金に関して、投入されたクレジットカードによる決済処理を行う。
[2−1−2.SIPサーバ10]
図6は、本実施形態によるSIPサーバ10の内部構成を示した機能ブロック図である。図6に示したように、SIPサーバ10は、制御部100、通信部120、および、記憶部122を有する。
(2−1−2−1.制御部100)
制御部100は、SIPサーバ10に内蔵される例えば、後述するCPU150やRAM154などのハードウェアを用いて、SIPサーバ10の動作を全般的に制御する。また、図6に示したように、制御部100は、送信制御部102、および、接続確立部104を有する。
(2−1−2−2.送信制御部102)
送信制御部102は、通信部120に対して情報の送信を制御する。例えば、ワンタイムIDと券売機30の端末番号とが券売機30から受信された場合には、送信制御部102は、受信されたワンタイムIDと券売機30の端末番号とをオペレータ端末40へ通信部120に送信させる。
(2−1−2−3.接続確立部104)
接続確立部104は、ワンタイムIDを用いたコールセンタ4宛ての呼がスマートフォン50から受信された場合に、コールセンタ4内のいずれかのオペレータ端末40へ、受信された呼を接続させる。これにより、接続されたオペレータ端末40とスマートフォン50との間で音声通信が可能となる。
(2−1−2−4.通信部120)
通信部120は、例えば専用網54または通信網56を介して、他の装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部120は、スマートフォン50により発信された呼をWi‐Fiスポット52から受信する。
(2−1−2−5.記憶部122)
記憶部122は、例えば、後述するIDデータベース124などの各種のデータを記憶する。
IDデータベース124は、スマートフォン50の固定IDと、当該スマートフォン50に対してID管理サーバ20により発行されたワンタイムIDとを対応付けて格納するデータベースである。なお、IDデータベース124は、さらに、ワンタイムIDに設定された有効期限を対応付けて格納することも可能である。
なお、SIPサーバ10の構成は、上述した構成に限定されない。例えば、IDデータベース124は、ID管理サーバ20に記憶されてもよいし、あるいは、SIPサーバ10と通信可能な他の装置(図示省略)に記憶されてもよい。
[2−1−3.ID管理サーバ20]
図7は、本実施形態によるID管理サーバ20の内部構成を示した機能ブロック図である。図7に示したように、ID管理サーバ20は、制御部200、通信部220、および、記憶部222を有する。
(2−1−3−1.制御部200)
制御部200は、ID管理サーバ20に内蔵される例えばCPUやRAMなどのハードウェアを用いて、ID管理サーバ20の動作を全般的に制御する。また、図7に示したように、制御部200は、ワンタイムID発行部202、および、更新部204を有する。
(2−1−3−2.ワンタイムID発行部202)
ワンタイムID発行部202は、本発明における通話用識別情報発行部の一例である。ワンタイムID発行部202は、スマートフォン50の端末登録の要求が券売機30から受信された場合に、有効期限が設定されたワンタイムIDを当該スマートフォン50と対応付けて発行する。例えば、ワンタイムID発行部202は、予め定められている複数のワンタイムIDのうち使用状況が未使用であるワンタイムIDのうちいずれかを当該スマートフォン50と対応付けて発行する。なお、当該複数のワンタイムIDの各々の使用状況は、例えば記憶部222に記憶され得る。また、ワンタイムID発行部202は、発行対象のワンタイムIDの有効期限として所定の期間を設定してもよいし、券売機30ごとに異なる期間を設定してもよい。
また、ワンタイムID発行部202は、発行したワンタイムIDと、当該ワンタイムIDに設定された有効期限の情報とを券売機30へ通信部220に送信させる。
(2−1−3−3.更新部204)
更新部204は、所定の条件に基づいて、例えば記憶部222に記憶されている、複数のワンタイムIDの各々の使用状況を更新する。例えば、ワンタイムID発行部202によりワンタイムIDが発行された場合には、更新部204は、発行されたワンタイムIDが使用中であることを示すように、記憶部222に記憶されている当該ワンタイムIDの使用状況を更新する。また、スマートフォン50とオペレータ端末40との間の音声通信が終了し、かつ、券売機30と当該オペレータ端末40との間の映像通信が終了したことが通知された場合には、更新部204は、該当のスマートフォン50と対応付けて発行されたワンタイムIDが未使用であることを示すように、記憶部222に記憶されている当該ワンタイムIDの使用状況を更新する。
(2−1−3−4.通信部220)
通信部220は、例えば専用網54または通信網56を介して、他の装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部220は、スマートフォン50の端末登録の要求とスマートフォン50の固定IDとを券売機30から受信する。
(2−1−3−5.記憶部222)
記憶部222は、例えば、複数のワンタイムIDの各々の使用状況など、各種のデータを記憶する。
[2−1−4.オペレータ端末40]
図8は、本実施形態によるオペレータ端末40の内部構成を示した機能ブロック図である。図8に示したように、オペレータ端末40は、制御部400、通信部420、表示部422、入力部424、ヘッドセット426、および、カメラ428を有する。
(2−1−4−1.制御部400)
制御部400は、オペレータ端末40に内蔵される例えばCPUやRAMなどのハードウェアを用いて、オペレータ端末40の動作を全般的に制御する。また、図8に示したように、制御部400は、着信特定部402、および、表示制御部404を有する。
(2−1−4−2.着信特定部402)
着信特定部402は、スマートフォン50により発信された呼がSIPサーバ10から受信された場合に、受信された呼の発信者である顧客が利用中の券売機30を特定する。例えば、着信特定部402は、受信された呼のワンタイムIDと、SIPサーバ10から事前に受信されているワンタイムIDおよび券売機30の端末番号とに基づいて、当該顧客が利用中の券売機30の端末番号を特定する。
(2−1−4−3.表示制御部404)
表示制御部404は、表示部422に対して表示を制御する。例えば、オペレータ端末40と券売機30とが接続された場合には、表示制御部404は、該当の券売機30から受信される撮影映像を表示部422に表示させる。さらに、上記の場合には、表示制御部404は、該当の券売機30に表示されている表示画面と同じ画面を表示部422に表示させることも可能である。
図9の(A)は、表示部422に表示される表示画面の表示例(オペレータ用画面70)を示した説明図である。なお、図9の(A)では、図5に示した乗車券購入画面60が券売機30に表示されており、かつ、券売機30とオペレータ端末40とが接続された場合に、オペレータ端末40に表示されるオペレータ用画面70の表示例を示している。
図9の(A)に示したように、表示制御部404は、券売機30の表示内容と同期するようにオペレータ用画面70を表示部422に表示させる。さらに、表示制御部404は、該当の券売機30により撮影されている顧客の映像710を、オペレータ用画面70における所定の位置に表示させる。
このオペレータ用画面70において、オペレータは、券売機30の操作表示部322に対する操作入力を行うことが可能である。ここで、図9および図10を参照して、この機能についてより詳細に説明する。
例えば、今、図5に示した乗車券購入画面60が券売機30に表示されており、かつ、顧客が現在位置の駅から他社線の或る駅までの乗車券の購入方法をオペレータに通話で問い合わせたとする。この場合、オペレータは、例えば、図9の(A)に示した状態から図9の(B)に示したように、入力部424を用いて、オペレータ用画面70においてポインタ720を移動させ、そして、他社線乗り換え券購入画面選択ボタン600bを選択操作する。これにより、まず、表示制御部404は、図9の(B)に示したように、オペレータ用画面70における購入ボタン表示領域602に表示されている乗車券購入ボタンを、他社線の乗り換えを伴う乗車経路の乗車券の購入ボタンに切り替えて表示させる。さらに、通信部420は、制御部400の制御に従って、オペレータの操作入力情報を券売機30へ送信する。
そして、券売機30は、受信された操作入力情報に基づいて入力処理を行う。これにより、券売機30は、例えば図10に示したように、乗車券購入画面60における購入ボタン表示領域602に表示されている乗車券購入ボタンを、図9の(B)に示したオペレータ用画面70と同様に切り替えて表示させる。この制御例によれば、オペレータは、券売機30の操作表示部322に対する代行操作を行うことができる。
(2−1−4−4.通信部420)
通信部420は、例えば通信網56を介して、他の装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部420は、ワンタイムIDと券売機30の端末番号とをSIPサーバ10から受信する。また、通信部420は、スマートフォン50により発信された呼をSIPサーバ10から受信する。
(2−1−4−5.表示部422)
表示部422は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やOLED(Organic Light Emitting Diode)などのディスプレイにより構成される。表示部422は、表示制御部404の制御に従って、各種の表示画面を表示する。
(2−1−4−6.入力部424)
入力部424は、例えばキーボードやマウスなどの入力装置により構成される。入力部424は、オペレータによる各種の入力操作を受け付け、そして、受け付けた操作情報を制御部400に伝達する。
<2−2.動作>
以上、本実施形態による構成について説明した。続いて、本実施形態による動作について、「2−2−1.通話要求時の動作」〜「2−2−2.通話終了時の動作」において説明する。
[2−2−1.通話要求時の動作]
まず、図11および図12を参照して、顧客の通話要求時の動作について説明する。図11は、通話要求時の動作の一部を示したシーケンス図である。最初に、顧客は、券売機30の操作表示部322に表示されている呼び出しボタンを押下する。そして、券売機30の表示制御部302は、非接触通信部332に対してスマートフォン50をかざすことを促す旨の表示を操作表示部322に表示させる。次に、顧客は、スマートフォン50を非接触通信部332に対してかざす。そして、券売機30の非接触通信部332は、スマートフォン50の固定IDをスマートフォン50からNFCにより受信する(S101)。
続いて、券売機30の登録要求部304は、スマートフォン50の端末登録の要求と、受信されたスマートフォン50の固定IDとをID管理サーバ20へ通信部320に送信させる(S103)。
その後、ID管理サーバ20のワンタイムID発行部202は、スマートフォン50と対応付けて、有効期限が設定されたワンタイムIDを発行する。そして、更新部204は、発行されたワンタイムIDが使用中であることを示すように、記憶部222に記憶されている当該ワンタイムIDの使用状況を更新する(S105)。
続いて、ワンタイムID発行部202は、発行したワンタイムIDと、S103で受信されたスマートフォン50の固定IDとをSIPサーバ10へ通信部220に送信させる(S107)。
その後、SIPサーバ10の制御部100は、受信されたワンタイムIDと、スマートフォン50の固定IDとを対応付けてIDデータベース124に登録する。そして、通信部120は、送信制御部102の制御に従って、登録完了の通知をID管理サーバ20へ送信する(S109)。
また、ID管理サーバ20のワンタイムID発行部202は、発行したワンタイムIDと、当該ワンタイムIDに設定された有効期限の情報とを券売機30へ通信部220に送信させる(S111)。
その後、券売機30の非接触通信部332は、通信制御部306の制御に従って、受信されたワンタイムIDと、ワンタイムIDの有効期限の情報と、Wi‐Fiスポット52のSSIDとを、非接触通信部332にかざされているスマートフォン50へ送信する。なお、この際、非接触通信部332は、さらに、専用ソフトフォンアプリケーションをスマートフォン50へ送信することも可能である。
そして、スマートフォン50は、インストールされている専用ソフトウェアアプリケーションに、受信されたワンタイムIDとSSIDとを設定する(S113)
続いて、券売機30の通信部320は、通信制御部306の制御に従って、受信されたワンタイムIDと券売機30の端末番号とをSIPサーバ10へ送信する(S115)。
その後、SIPサーバ10の通信部120は、送信制御部102の制御に従って、受信されたワンタイムIDと券売機30の端末番号とをオペレータ端末40へ送信する(S117)。
その後、スマートフォン50は、例えば顧客の操作に基づいて、専用ソフトウェアアプリケーションを起動する。そして、スマートフォン50は、受信されたSSIDを含む接続要求をWi‐Fiスポット52に送信する(S119)。
その後、Wi‐Fiスポット52は、受信されたSSIDが正当であるか否かを確認し、そして、正当であることを確認した場合には、接続許可の通知をスマートフォン50へ送信する(S121)。
その後、スマートフォン50は、例えば顧客による発呼の操作に基づいて、ワンタイムIDを用いた呼をコールセンタ4の電話番号宛てに発信する。これにより、発信された呼はWi‐Fiスポット52に送信される(S123)。
その後、Wi‐Fiスポット52は、発信された呼をSIPサーバ10へ送信する(S125)。
その後、SIPサーバ10の通信部120は、接続確立部104の制御に従って、S125で受信された呼を、S117における情報の送信先のオペレータ端末40へ送信する(S127)。
ここで、図12を参照して、S127より後の動作について説明する。図12に示したように、S127の後、オペレータ端末40の通信部420は、制御部400の制御に従って、スマートフォン50に対する接続許可の通知をSIPサーバ10へ送信する(S131)。
その後、SIPサーバ10の通信部120は、受信された接続許可の通知をWi‐Fiスポット52へ送信する(S133)。そして、Wi‐Fiスポット52は、受信された接続許可の通知をスマートフォン50へ送信する(S135)。
続いて、スマートフォン50とオペレータ端末40との間でセッションが確立する(S137)。これにより、顧客とオペレータとの間で通話が可能となる。
その後、オペレータ端末40の着信特定部402は、S127で受信された呼のワンタイムIDと、S117で受信されたワンタイムIDおよび券売機30の端末番号とに基づいて、当該顧客が利用中の券売機30の端末番号を特定する。そして、通信部420は、制御部400の制御に従って、特定された券売機30へ接続要求を送信する(S139)。
その後、券売機30の通信部320は、接続確立部308の制御に従って、接続許可の通知をオペレータ端末40へ送信する(S141)。
続いて、券売機30とオペレータ端末40との間でセッションが確立する(S143)。これにより、券売機30とオペレータ端末40との間で映像通信が開始される。例えば、券売機30はカメラ334による撮影映像をオペレータ端末40へ送信し、そして、オペレータ端末40はカメラ428による撮影映像を券売機30へ送信する。
[2−2−2.通話終了時の動作]
次に、図13を参照して、通話終了時の動作について説明する。図13に示したように、スマートフォン50は、例えば顧客による通話終了の操作に基づいて、通話の切断通知をWi‐Fiスポット52へ送信する(S201)。そして、Wi‐Fiスポット52は、受信された切断通知をオペレータ端末40へ送信する(S203)。
その後、オペレータ端末40の通信部420は、制御部400の制御に従って、切断許可の通知をWi‐Fiスポット52へ送信する(S205)。そして、Wi‐Fiスポット52は、受信された切断許可の通知をスマートフォン50へ送信する(S207)。その後、スマートフォン50とオペレータ端末40との間で音声通信が終了する(S209)。
その後、オペレータ端末40の通信部420は、制御部400の制御に従って、通信の切断要求を券売機30へ送信する(S211)。そして、券売機30は、切断許可の通知をオペレータ端末40へ送信する(S213)。その後、券売機30とオペレータ端末40との間で映像通信が終了する(S215)。
その後、オペレータ端末40の通信部420は、制御部400の制御に従って、通信の切断完了通知をID管理サーバ20へ送信する(S217)。
その後、ID管理サーバ20の更新部204は、該当のスマートフォン50と対応付けて発行されたワンタイムIDが未使用であることを示すように、記憶部222に記憶されている当該ワンタイムIDの使用状況を更新する。そして、更新部204は、当該ワンタイムIDの使用終了登録の要求をSIPサーバ10へ通信部220に送信させる(S219)。
その後、SIPサーバ10の制御部100は、該当のワンタイムIDと固定IDとをIDデータベース124から削除する。そして、通信部120は、送信制御部102の制御に従って、登録完了の通知をID管理サーバ20へ送信する(S221)。
<2−3.効果>
[2−3−1.効果1]
以上説明したように、本実施形態によれば、スマートフォン50が券売機30の非接触通信部332にかざされると、ID管理サーバ20がワンタイムIDを発行し、そして、発行されたワンタイムIDは券売機30を介してスマートフォン50に提供される。そして、スマートフォン50は、顧客の操作に基づいて、ワンタイムIDを用いてコールセンタ4宛てに発呼し、そして、コールセンタ4のオペレータ端末40との間で音声通信(通話)することができる。
このため、顧客は、私物のスマートフォン50を用いて、匿名性を確保しながら、コールセンタ4のオペレータと会話することができる。例えば、顧客は、スマートフォン50を用いて券売機30の表示画面の操作方法などをオペレータに問い合わせることができ、かつ、スマートフォン50の固定IDをオペレータに知られることがない。
なお、本実施形態では、スマートフォン50が券売機30の非接触通信部332にかざされることにより、券売機30は、通信対象のスマートフォン50を特定し、そして、スマートフォン50と券売機30との間でNFC通信が行われる。また、スマートフォン50は、Wi‐Fiスポット52を介した無線通信により、オペレータ端末40との間で通話を行う。
このように、スマートフォン50により2種類の通信手段が用いられる理由として以下が挙げられる。まず、NFC通信は、通信範囲が狭いので、通話に用いることが出来ない。一方、Wi‐Fiスポット52を介した無線通信は、通信範囲が広いので、例えば駅2に複数の券売機30が設置されている場合には、スマートフォン50の通信対象の券売機30がいずれであるかを当該無線通信のみでは特定することができないからである。
[2−3−2.効果2]
また、スマートフォン50により発信された呼がオペレータ端末40と接続された場合には、券売機30とオペレータ端末40との間で例えば撮影映像を互いに表示し合うなど映像通信を行う。このため、テレビ電話のような使い勝手を実現することができる。また、オペレータは、顧客の依頼を受けて例えば乗車券購入画面における入力操作を代わりに行うなど、券売機30の表示画面に対する代行操作を行うこともできる。このように、本実施形態によれば、例えばオートフォンやインターフォンと比較して、より充実した操作支援を顧客に提供することができ、顧客の利便性が向上する。
[2−3−3.効果3]
また、オペレータとの通話時に、オペレータの音声が他の顧客に聞かれることがないので、サービスの利用に顧客が抵抗感を抱くことがほとんどない。
[2−3−4.効果4]
また、本実施形態によれば、個々の駅2にオートフォンやインターフォンを設置することが不要となるので、例えばメンテナンス費用などが不要となる。従って、鉄道事業者にとってコストの減少につながる。
<<3.ハードウェア構成>>
次に、本実施形態によるSIPサーバ10のハードウェア構成について、図14を参照して説明する。図14に示したように、SIPサーバ10は、CPU150、ROM(Read Only Memory)152、RAM154、内部バス156、入出力インターフェース158、HDD(Hard Disk Drive)160、およびネットワークインターフェース162を備える。
CPU150は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってSIPサーバ10内の動作全般を制御する。また、CPU150は、制御部100の機能を実現する。なお、CPU150は、マイクロプロセッサなどのプロセッサにより構成される。
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。
RAM154は、CPU150の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一時記憶する。
内部バス156は、CPUバスなどから構成される。この内部バス156は、CPU150、ROM152、およびRAM154を相互に接続する。
入出力インターフェース158は、HDD160、およびネットワークインターフェース162を、内部バス156と接続する。例えばHDD160は、この入出力インターフェース158および内部バス156を介して、RAM154などとの間でデータをやり取りする。
HDD160は、記憶部120として機能するデータ格納用の装置である。このHDD160は、例えば、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含む。また、HDD160は、CPU150が実行するプログラムや各種データを格納する。
ネットワークインターフェース162は、例えば通信網56に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。このネットワークインターフェース162は、通信部120として機能する。なお、ネットワークインターフェース162は、無線LAN対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、または有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
<<4.変形例>>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、SIPサーバ10およびID管理サーバ20がコールセンタ4の外部に設置される例について説明したが、かかる例に限定されない。SIPサーバ10またはID管理サーバ20は、コールセンタ4内に設置されてもよい。
また、上述した実施形態では、本発明における自動化機器が券売機30である例について説明したが、かかる例に限定されない。当該自動化機器は、例えば、非接触通信部332、カメラ334、および、操作表示部322を含むKIOSK端末であってもよい。
また、上述した実施形態では、SIPサーバ10とID管理サーバ20とは独立した装置として構成される例について説明したが、かかる例に限定されず、SIPサーバ10とID管理サーバ20とは一体の装置として構成されてもよい。
また、上述した実施形態の動作における各ステップは、必ずしも記載された順序に沿って処理されなくてもよい。例えば、各ステップは、適宜順序が変更されて処理されてもよい。また、各ステップは、時系列的に処理される代わりに、一部並列的に又は個別的に処理されてもよい。
また、本実施形態によれば、CPU150、ROM152、およびRAM154などのハードウェアを、本実施形態によるSIPサーバ10の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも提供可能である。また、該コンピュータプログラムが記録された記録媒体も提供される。
10 SIPサーバ
20 ID管理サーバ
30 券売機
40 オペレータ端末
50 スマートフォン
52 Wi‐Fiスポット
54 専用網
56 通信網
100、200、300、400 制御部
102 送信制御部
104、308 接続確立部
120、220、320、420 通信部
122、222 記憶部
124 IDデータベース
202 ワンタイムID発行部
204 更新部
302、404 表示制御部
304 登録要求部
306 通信制御部
310 入力制御部
322 操作表示部
324 紙幣部
326 硬貨部
328 発券部
330 クレジットカード部
332 非接触通信部
334、428 カメラ
402 着信特定部
422 表示部
424 入力部
426 ヘッドセット

Claims (7)

  1. 自動化機器が第1の無線手段を介して携帯端末から受信した前記携帯端末の識別情報を前記自動化機器から受信する通信部と、
    有効期限が設定された通話用識別情報を前記携帯端末へ送信するために前記通信部へ出力し、かつ、前記通話用識別情報と前記自動化機器の端末番号とをセンタのオペレータ端末へ送信するために前記通信部へ出力する送信制御部と、
    前記通話用識別情報を用いた前記センタ宛ての呼が第2の無線手段を介して前記携帯端末から受信された場合に、受信された呼を前記オペレータ端末へ接続させ、前記オペレータ端末と前記携帯端末との間で前記第2の無線手段を介して通話させる接続確立部と、
    を備える、通信制御装置。
  2. 前記通信制御装置は、前記携帯端末の識別情報が受信された場合に、前記通話用識別情報を発行する通話用識別情報発行部をさらに備え、
    前記送信制御部は、前記通話用識別情報発行部により発行された通話用識別情報を前記携帯端末へ送信するために前記通信部へ出力する、請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記通信制御装置は、複数の通話用識別情報の各々の使用状況を記憶する記憶部と、
    前記通話用識別情報発行部により通話用識別情報が発行された場合に、発行された通話用識別情報が使用中であることを示すように前記通話用識別情報の使用状況を更新する更新部と、をさらに備え、
    前記携帯端末と前記オペレータ端末との間の通話が終了した場合には、前記更新部は、前記通話用識別情報が未使用であることを示すように前記通話用識別情報の使用状況を更新する、請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 操作表示部と、
    無線通信を行う第1の通信部と、
    前記操作表示部に表示されている呼び出しボタンが押下された場合に、前記第1の通信部に対して携帯端末をかざすことを促す旨の表示を前記操作表示部に表示させる表示制御部と、
    携帯端末の識別情報が前記携帯端末から受信された場合に、センタに対して前記携帯端末の端末登録を要求する登録要求部と、
    有効期限が設定された通話用識別情報が前記センタから受信された場合に、前記第1の通信部を介して前記通話用識別情報を前記携帯端末へ送信させる通信制御部と、
    前記センタのオペレータ端末との接続要求が前記センタから受信された場合に、前記オペレータ端末との接続を行う接続確立部と、
    前記オペレータ端末と接続された場合に、前記オペレータ端末の指示に基づいて前記操作表示部に対する入力処理を実行する入力制御部と、
    を備える、自動化機器。
  5. 前記自動化機器は、前記センタのオペレータ端末との接続要求を前記センタから受信する第2の通信部をさらに備え、
    前記オペレータ端末と接続された場合に、前記通信制御部は、前記オペレータ端末との間で前記第2の通信部を介して映像通信を行う、請求項4に記載の自動化機器。
  6. 前記自動化機器は、券売機である、請求項4または5に記載の自動化機器。
  7. コンピュータを、
    自動化機器が第1の無線手段を介して携帯端末から受信した前記携帯端末の識別情報を前記自動化機器から受信する通信部と、
    有効期限が設定された通話用識別情報を前記携帯端末へ送信するために前記通信部へ出力し、かつ、前記通話用識別情報と前記自動化機器の端末番号とをセンタのオペレータ端末へ送信するために前記通信部へ出力する送信制御部と、
    前記通話用識別情報を用いた前記センタ宛ての呼が第2の無線手段を介して前記携帯端末から受信された場合に、受信された呼を前記オペレータ端末へ接続させ、前記オペレータ端末と前記携帯端末との間で前記第2の無線手段を介して通話させる接続確立部、
    として機能させるための、プログラム。
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