JP6030964B2 - エンジン装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、例えばスキッドステアローダまたはバックホウまたはフォークリフトカーなどの作業車両、トラクタまたはコンバインなどの農業機械、定置型の発電機または冷凍機などに搭載するディーゼルエンジン等のエンジン装置に係り、より詳しくは、排気マニホールドから排出される排気ガス圧力を調節する排気絞り装置が搭載されたエンジン装置に関するものである。
従来、エンジンの排気経路中に、排気ガス浄化装置(ディーゼルパティキュレートフィルタ)を設け、排気ガス浄化装置の酸化触媒又はスートフィルタ等によって、ディーゼルエンジンから排出された排気ガスを浄化処理する技術を開発した(例えば特許文献1参照)。
従来、エンジンの排気経路中に排気絞り装置を設け、排気ガス浄化装置に排出する排気ガスの温度が低下するのを防止し、排気ガス浄化装置の浄化性能を維持している。
特開2010−185340号公報
特許文献1のように、エンジンに対して離間させて排気ガス浄化装置を組付ける場合でも、エンジンから排気ガス浄化装置に供給される排気ガスの温度を維持して、排気ガス浄化装置のスートフィルタの再生等が不完全になるのを防止できるが、排気マニホールドに中継管を介して絞り弁ケースを接続する構造では、排気絞り装置の排気ガス取入れ側の容積を簡単に縮小できないと共に、排気ガス浄化装置に排気絞り装置を接続する排気管の延設方向が特定される等の問題がある。
また、排気絞り装置は、絞り弁を動作させるアクチュエータなどの電装部品を備え、この電装部品は熱の影響を受けやすい。そして、排気マニホールドを通過する排ガスの温度がきわめて高いことから、排気マニホールドによる輻射熱等の影響を受け、排気絞り装置の動作に異常が発生するという問題もある。
そこで、本願発明は、これらの現状を検討して改善を施したエンジン装置を提供しようとするものである。
本願発明は、排気マニホールドを有するエンジンを備え、前記排気マニホールドの排気圧を排気絞り装置にて調節するエンジン装置において、前記排気マニホールドの排気出口に、前記排気絞り装置の絞り弁ケースの排気ガス取入れ側を締結し、前記絞り弁ケースを介して排気マニホールドに排気管を接続し、前記排気絞り装置の冷却水配管を、エンジン冷却水配管経路の途中に設けており、冷却水循環用の冷却水ポンプと、EGRガス冷却用のEGRクーラとを備えるとともに、前記排気絞り装置の冷却水配管が、前記冷却水ポンプと前記EGRクーラとを結ぶ冷却水配管経路途中に設けられるものである。
本願発明は、排気マニホールドを有するエンジンを備え、前記排気マニホールドの排気圧を排気絞り装置にて調節するエンジン装置において、前記排気マニホールドの排気出口に、前記排気絞り装置の絞り弁ケースの排気ガス取入れ側を締結し、前記絞り弁ケースを介して排気マニホールドに排気管を接続し、前記排気絞り装置の冷却水配管を、エンジン冷却水配管経路の途中に設けており、前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に、前記排気マニホールドからの熱を遮熱する遮熱部材を設け、前記遮熱部材が、前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に設けられる遮熱板と、当該遮熱板の前記エンジン側の端辺より立設させて前記排気絞り装置の上部に接続される板材とによって構成されるものである。
本願発明は、排気マニホールドを有するエンジンを備え、前記排気マニホールドの排気圧を排気絞り装置にて調節するエンジン装置において、前記排気マニホールドの排気出口に、前記排気絞り装置の絞り弁ケースの排気ガス取入れ側を締結し、前記絞り弁ケースを介して排気マニホールドに排気管を接続し、前記排気絞り装置の冷却水配管を、エンジン冷却水配管経路の途中に設けており、前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に、前記排気マニホールドからの熱を遮熱する遮熱部材を設け、前記遮熱部材が、前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に設けられる遮熱板と、当該遮熱板の両側端辺より立設させて前記排気絞り装置の上部に接続される2枚の板材とによって構成され、前記排気絞り装置に吊り下げ支持されるものである。
本願発明によると、排気マニホールドを有するエンジンを備え、前記排気マニホールドの排気圧を排気絞り装置にて調節するエンジン装置において、前記排気マニホールドの排気出口に、前記排気絞り装置の絞り弁ケースの排気ガス取入れ側を締結し、前記絞り弁ケースを介して排気マニホールドに排気管を接続し、前記排気絞り装置の冷却水配管を、エンジン冷却水配管の途中に設けるように構成したものであるから、前記エンジンの一側面に沿わせて、前記排気マニホールドと、前記排気絞り装置とをコンパクトに設置できるものでありながら、前記排気絞り装置に接続する冷却水配管をコンパクトに支持できる。排気絞り装置の排気ガス取入れ側の容積を縮小し、前記排気マニホールド内の排気圧を高精度に調節できるため、例えば、排気ガス浄化装置などに供給する排気ガスの温度を、排気ガスの浄化に適した温度に簡単に維持できる。また、前記排気マニホールドの外側面を利用して、例えば、排気ガス浄化装置などに供給する排気ガスの温度を、排気ガスの浄化に適した温度に簡単に維持できる。
本願発明によると、前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に、前記排気マニホールドからの熱を遮熱する遮熱部材を設けたものであるから、その内部をきわめて高温の排ガスが流れる前記排気マニホールドからの輻射熱を遮断できる。したがって、前記排気絞り装置において、前記排気マニホールドからの輻射熱による加温を防止し、冷却水による冷却効果を維持できる。
本願発明によると、前記遮熱部材が、前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に設けられる遮熱板と、当該遮熱板の前記エンジン側の端辺より立設させて前記排気絞り装置の上部に接続される板材とによって構成されたものであるから、エンジンからの輻射熱を遮断できる。したがって、前記排気絞り装置において、エンジンからの輻射熱による加温を防止し、冷却水による冷却効果を維持できる。
本願発明によると、前記遮熱部材が、前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に設けられる遮熱板と、当該遮熱板の両側端辺より立設させて前記排気絞り装置の上部に接続される2枚の板材とによって構成され、前記排気絞り装置に吊り下げ支持されたものであるから、前記遮熱部材の前記排気絞り装置との相対位置を固定させることができる。これにより、前記遮熱部材と前記排気絞り装置との間に空間が形成され、その断熱効果により、前記排気絞り装置における冷却水による冷却効果の低下を防止できる。
本願発明によると、冷却水循環用の冷却水ポンプと、EGRガス冷却用のEGRクーラとを備えるとともに、前記排気絞り装置の冷却水配管が、前記冷却水ポンプと前記EGRクーラとを結ぶ冷却水配管経路途中に設けられたものであるから、前記エンジンの一側面に沿わせて、前記排気マニホールドと、前記排気絞り装置と、前記EGRクーラをコンパクトに設置できるものでありながら、例えば排気ガス浄化装置の配置などに対応して、前記絞り弁ケースの絞り弁ガス出口から、横向きまたは上向きに前記排気管を延設できる。また、前記排気マニホールドの外側面を利用して、前記排気絞り装置及び前記EGRクーラに接続する冷却水配管をコンパクトに支持できる。
第1実施形態を示すディーゼルエンジンの斜視図である。 ディーゼルエンジンの正面図である。 同背面図である。 同右側面図である。 同左側面図である。 同平面図である。 同左側から視た斜視図である。 排気マニホールド部の左側から視た斜視図である。 排気マニホールド部の上側から視た斜視図である。 冷却水配管の斜視図である。 排気ガス浄化装置の外観斜視図である。 排気絞り装置の分解斜視図である。 排気絞り装置の縦断面図である。 排気絞り装置の横断面図である。 ディーゼルエンジンの縦断面図である。 図15における排気絞り装置周辺の拡大断面図である。 排気絞り装置周辺の平面図である。 フォークリフトカーの側面図である。 フォークリフトカーの平面図である。 スキッドステアローダの側面図である。 スキッドステアローダの平面図である。
以下、図1〜図17を参照して、本願発明のエンジン装置の実施形態を図面に基づいて説明する。建設機械または土木機械または農業機械または荷役機械などに原動機として搭載するディーゼルエンジン1に、連続再生式の排気ガス浄化装置2(ディーゼルパティキュレートフィルタ)を備える。排気ガス浄化装置2によって、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の粒子状物質(PM)の除去に加え、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)を低減するように構成している。
ディーゼルエンジン1は、エンジン出力用クランク軸3とピストン(図示省略)を内蔵するシリンダブロック4を備える。シリンダブロック4にシリンダヘッド5を上載している。シリンダヘッド5の右側面に吸気マニホールド6を配置する。シリンダヘッド5の左側面に排気マニホールド7を配置する。シリンダヘッド5の上側面にヘッドカバー8を配置する。シリンダブロック4の前側面に冷却ファン9を設ける。シリンダブロック4の後側面にフライホイールハウジング10を設ける。フライホイールハウジング10内にフライホイール11を配置する。
クランク軸3(エンジン出力軸)にフライホイール11を軸支する。作業車両(バックホウやフォークリフト等)の作動部に、クランク軸3を介してディーゼルエンジン1の動力を取出すように構成している。また、シリンダブロック4の下面にはオイルパン12を配置する。オイルパン12内の潤滑油は、シリンダブロック4の側面に配置されたオイルフィルタ13を介して、ディーゼルエンジン1の各潤滑部に供給される。
シリンダブロック4の側面のうちオイルフィルタ13の上方(吸気マニホールド6の下方)には、燃料を供給するための燃料供給ポンプ14を取付ける。電磁開閉制御型の燃料噴射バルブ(図示省略)を有する4気筒分の各インジェクタ15をディーゼルエンジン1に設ける。各インジェクタ15に、燃料供給ポンプ14及び円筒状のコモンレール16及び燃料フィルタ17を介して、作業車両に搭載される燃料タンク(図示省略)を接続する。
前記燃料タンクの燃料が燃料フィルタ17を介して燃料供給ポンプ14からコモンレール16に圧送され、高圧の燃料がコモンレール16に蓄えられる。各インジェクタ15の燃料噴射バルブをそれぞれ開閉制御することによって、コモンレール16内の高圧の燃料が各インジェクタ15からディーゼルエンジン1の各気筒に噴射される。
シリンダブロック4の前面左寄りの部位には、冷却水循環用の冷却水ポンプ21が冷却ファン9のファン軸と同軸状に配置されている。クランク軸3の回転にて、冷却ファン駆動用Vベルト22を介して、冷却ファン9と共に冷却水ポンプ21が駆動される。作業車両に搭載されるラジエータ(図示省略)内の冷却水が、冷却水ポンプ21の駆動にて、冷却水ポンプ21に供給される。そして、シリンダブロック4及びシリンダヘッド5に冷却水が供給され、ディーゼルエンジン1を冷却する。なお、冷却水ポンプ21の左側方にはオルタネータ23が設けられている。
シリンダブロック4の左右側面に機関脚取付け部24がそれぞれ設けられている。各機関脚取付け部24には、防振ゴムを有する機関脚体(図示省略)がそれぞれボルト締結される。ディーゼルエンジン1は、前記各機関脚体を介して、作業車両(バックホウ、フォークリフトカー等のエンジン取付けシャーシ)に防振支持される。
さらに、EGR装置26(排気ガス再循環装置)を説明する。上向きに突出する吸気マニホールド6の入口部に、EGR装置26(排気ガス再循環装置)を介してエアクリーナ(図示省略)を連結する。新気(外部空気)が、前記エアクリーナから、EGR装置26を介して吸気マニホールド6に送られる。
EGR装置26は、ディーゼルエンジンの排気ガスの一部(排気マニホールドからのEGRガス)と新気(エアクリーナからの外部空気)とを混合させて吸気マニホールド6に供給するEGR本体ケース27(コレクタ)と、前記エアクリーナにEGR本体ケース27を連通させる吸気スロットル部材28と、排気マニホールド7にEGRクーラ29を介して接続される還流管路としての再循環排気ガス管30と、再循環排気ガス管30にEGR本体ケース27を連通させるEGRバルブ部材31とを備えている。
すなわち、吸気マニホールド6と新気導入用の吸気スロットル部材28とがEGR本体ケース27を介して接続されている。そして、EGR本体ケース27には、排気マニホールド7から延びる再循環排気ガス管30の出口側が連通している。EGR本体ケース27は長筒状に形成されている。吸気スロットル部材28は、EGR本体ケース27の長手方向の一端部にボルト締結されている。EGR本体ケース27の下向きの開口端部が、吸気マニホールド6の入口部に着脱可能にボルト締結されている。
また、再循環排気ガス管30の出口側が、EGRバルブ部材31を介してEGR本体ケース27に連結されている。再循環排気ガス管30の入口側は、EGRクーラ29を介して排気マニホールド7の下面側に連結されている。EGRバルブ部材31内のEGRバルブ(図示省略)の開度を調節することにより、EGR本体ケース27へのEGRガスの供給量を調節する。
上記の構成により、前記エアクリーナから吸気スロットル部材28を介してEGR本体ケース27内に新気(外部空気)を供給する一方、排気マニホールド7からEGRバルブ部材31を介してEGR本体ケース27内にEGRガス(排気マニホールドから排出される排気ガスの一部)を供給する。前記エアクリーナからの新気と、排気マニホールド7からのEGRガスとが、EGR本体ケース27内で混合された後、EGR本体ケース27内の混合ガスが吸気マニホールド6に供給される。すなわち、ディーゼルエンジン1から排気マニホールド7に排出された排気ガスの一部が、吸気マニホールド6からディーゼルエンジン1に還流されることによって、高負荷運転時の最高燃焼温度が低下し、ディーゼルエンジン1からのNOx(窒素酸化物)の排出量が低減される。
次いで、図1及び図11を参照して、排気ガス浄化装置2について説明する。排気ガス浄化装置2は、浄化入口管36及び浄化出口管37を有する排気ガス浄化ケース38を備える。排気ガス浄化ケース38の内部に、二酸化窒素(NO2)を生成する白金等のディーゼル酸化触媒39(ガス浄化体)と、捕集した粒子状物質(PM)を比較的低温で連続的に酸化除去するハニカム構造のスートフィルタ40(ガス浄化体)とを、排気ガスの移動方向(図1の下側から上側)に直列に並べている。なお、排気ガス浄化ケース38の一側部を消音器41にて形成し、消音器41には、テールパイプ135と連結される浄化出口管37を設けている。
上記の構成により、ディーゼル酸化触媒39の酸化作用によって生成された二酸化窒素(NO2)が、スートフィルタ40内に一側端面(取入れ側端面)から供給される。ディーゼルエンジン1の排気ガス中に含まれた粒子状物質(PM)は、スートフィルタ40に捕集されて、二酸化窒素(NO2)によって連続的に酸化除去される。ディーゼルエンジン1の排気ガス中の粒状物質(PM)の除去に加え、ディーゼルエンジン1の排気ガス中の一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)の含有量が低減される。
また、サーミスタ形の上流側ガス温度センサ42と下流側ガス温度センサ43が、排気ガス浄化ケース38に付設される。ディーゼル酸化触媒39のガス流入側端面の排気ガス温度を、上流側ガス温度センサ42にて検出する。ディーゼル酸化触媒のガス流出側端面の排気ガス温度を、下流側ガス温度センサ43にて検出する。
さらに、排気ガス浄化ケース38に、排気ガス圧力センサとしての差圧センサ44を付設する。スートフィルタ40の上流側と下流側間の排気ガスの圧力差を、差圧センサ44にて検出する。スートフィルタ40の上流側と下流側間の排気圧力差に基づき、スートフィルタ40における粒子状物質の堆積量が演算され、スートフィルタ40内の詰り状態を把握できるように構成している。
図1、図11に示す如く、排気ガス浄化ケース38の出口挟持フランジ45にセンサブラケット46をボルト締結して、排気ガス浄化ケース38の外面側にセンサブラケット46を配置させる。電気配線コネクタを一体的に設けた差圧センサ44がセンサブラケット46に取付けられる。排気ガス浄化ケース38の外側面に差圧センサ44が配置される。差圧センサ44には、上流側センサ配管47と下流側センサ配管48の一端側がそれぞれ接続される。排気ガス浄化ケース38内のスートフィルタ40を挟むように、上流側と下流側の各センサ配管ボス体49,50が排気ガス浄化ケース38に配置される。各センサ配管ボス体49,50に、上流側センサ配管47と下流側センサ配管48の他端側がそれぞれ接続される。
上記の構成により、スートフィルタ40の流入側の排気ガス圧力と、スートフィルタ40の流出側の排気ガス圧力の差(排気ガスの差圧)が、差圧センサ44を介して検出される。スートフィルタ40に捕集された排気ガス中の粒子状物質の残留量が排気ガスの差圧に比例するから、スートフィルタ40に残留する粒子状物質の量が所定以上に増加したときに、差圧センサ44の検出結果に基づき、スートフィルタ40の粒子状物質量を減少させる再生制御(例えば排気温度を上昇させる制御)が実行される。また、再生制御可能範囲以上に、粒子状物質の残留量がさらに増加したときには、排気ガス浄化ケース38を着脱分解して、スートフィルタ40を掃除し、粒子状物質を人為的に除去するメンテナンス作業が行われる。
なお、差圧センサ44の外側ケース部に電気配線コネクタ51を一体的に設けると共に、上流側ガス温度センサ42の電気配線コネクタ52と、下流側ガス温度センサ43の電気配線コネクタ53を、センサブラケット46に固着する。差圧センサ44の電気配線コネクタ51と、上流側ガス温度センサ42の電気配線コネクタ52と、下流側ガス温度センサ43の電気配線コネクタ53の各接続方向を同一方向に向けた姿勢で、前記各コネクタ51,52,53を支持するから、各コネクタ51,52,53の接続作業性を向上できる。
また、排気ガス浄化ケース38の出口挟持フランジ45に吊下げ体55を一体的に形成すると共に、浄化入口管36が設けられた排気ガス浄化ケース38の排気ガス入口側の側面に吊下げ金具56をボルト締結する。排気ガス浄化ケース38の対角線方向に、吊下げ体55と吊下げ金具56を離間させて配置する。ディーゼルエンジン1の組立工場などにおいて、チェンブロックなどのフック(図示省略)に吊下げ体55と吊下げ金具56を係止し、チェンブロックなどにて排気ガス浄化ケース38を吊下げ支持させ、ディーゼルエンジン1に排気ガス浄化ケース38を組付ける。吊下げ体55と吊下げ金具56の対角線方向の配置によって、重量物である排気ガス浄化ケース38を安定した姿勢で吊下げることができる。
次いで、図1、図8〜図10に示す如く、排気マニホールド7にEGRガス取出し管61を一体的に形成する。また、排気マニホールド7に管継ぎ手部材62をボルト締結する。EGRクーラ29のEGRガス入口部をEGRガス取出し管61にて支持すると共に、再循環排気ガス管30を接続する管継ぎ手部材62にて、EGRクーラ29のEGRガス出口部を支持することにより、EGRクーラ29はシリンダブロック4(具体的には左側面)から離間して配置される。
一方、図1、図8、図12〜図17に示す如く、ディーゼルエンジン1の排気圧を高める排気絞り装置65を備える。排気マニホールド7の排気出口体7aを上向きに開口させている。排気マニホールド7の排気出口体7aは、ディーゼルエンジン1の排気圧を調節するための排気絞り装置65を介して、エルボ状の中継管66に着脱可能に連結されている。排気絞り装置65は、排気3を内蔵する絞り弁ケース68と、排気絞り弁67を開動制御するモータ(アクチュエータ)63からの動力伝達機構などを内蔵するアクチュエータケース69と、絞り弁ケース68にアクチュエータケース69を連結する水冷ケース70を有する。前記動力伝達機構により、モータ63は、その回転軸が、絞り弁ケース内の排気絞り弁67の回転軸67aとギア等で連動可能に構成される。
排気出口体7aに絞り弁ケース68を上載し、絞り弁ケース68に中継管66を上載し、4本のボルト71にて排気出口体7aに絞り弁ケース68を介して中継管66を締結する。排気出口体7aに絞り弁ケース68の下面側が固着される。絞り弁ケース68の上面側に中継管66の下面側開口部66aが固着される。排気管72を介して浄化入口管36に中継管66の横向き開口部66bを連結する。従って、上記した排気ガス浄化装置2に、中継管66及び排気絞り装置65を介して排気マニホールド7が接続される。排気マニホールド7の出口部から、浄化入口管36を介して排気ガス浄化装置2内に移動した排気ガスは、排気ガス浄化装置2にて浄化されたのち、浄化出口管37からテールパイプ(図示省略)に移動して、最終的に機外に排出されることになる。
上記の構成により、前記差圧センサ44にて検出された圧力差に基づいて排気絞り装置65のモータ63を作動させることにより、スートフィルタ40の再生制御が実行される。すなわち、スート(すす)がスートフィルタ40に堆積したときは、排気絞り装置65の排気絞り弁67を閉動する制御にて、ディーゼルエンジン1の排気圧を高くすることにより、ディーゼルエンジン1から排出される排気ガス温度を高温に上昇させ、スートフィルタ40に堆積したスート(すす)を燃焼する。その結果、スートが消失し、スートフィルタ40が再生する。
また、負荷が小さく排気ガスの温度が低くなり易い作業(スートが堆積し易い作業)を継続して行っても、排気絞り装置65による排気圧の強制上昇にてスートフィルタ40を再生でき、排気ガス浄化装置2の排気ガス浄化能力を適正に維持できる。また、スートフィルタ40に堆積したスートを燃やすためのバーナー等も不要になる。また、エンジン1始動時も、排気絞り装置65の制御にてディーゼルエンジン1の排気圧を高くすることにより、ディーゼルエンジン1からの排気ガスの温度を高温にして、ディーゼルエンジン1の暖機を促進できる。
図1、図8、図12〜図17に示す如く、排気マニホールド7を有するエンジン1を備え、排気マニホールド7の排気圧を排気絞り装置65にて調節するエンジン装置において、排気マニホールド7の排気出口に、排気絞り装置65の絞り弁ケース68の排気ガス取入れ側を締結し、絞り弁ケース68を介して排気マニホールド7に排気管72を接続するように構成している。したがって、高剛性の前記排気マニホールド7に排気絞り装置65を支持でき、排気絞り装置65の支持構造を高剛性に構成できるものでありながら、例えば排気マニホールド7に中継管66を介して絞り弁ケース68を接続する構造に比べ、排気絞り装置65の排気ガス取入れ側の容積を縮小し、排気マニホールド7内の排気圧を高精度に調節できる。例えば、排気ガス浄化装置2などに供給する排気ガスの温度を、排気ガスの浄化に適した温度に簡単に維持できる。
図8、図12〜図17に示す如く、排気マニホールド7の上面側に絞り弁ケース68を締結し、絞り弁ケース68の上面側に中継管66を締結し、排気マニホールド7に対して絞り弁ケース68と中継管66を多層状に配置し、最上層部の中継管66に排気管72を連結している。したがって、排気絞り装置65の支持姿勢を変更することなく、また中継管66の仕様を変更することなく、例えば排気ガス浄化装置2の取付け位置などに合わせて中継管66の取付け姿勢(排気管72の連結方向)を変更できる。
図1、図8、図12〜図17に示す如く、排気マニホールド7の排気出口を上向きに開口し、排気マニホールド7の上面側に絞り弁ケース68を設け、絞り弁ケース68の上面側に絞り弁ガス出口68aを形成すると共に、絞り弁ケース68の下方に、排気マニホールド7を挟んで、EGRガス冷却用のEGRクーラ29を配置している。したがって、エンジン1の一側面に沿わせて、排気マニホールド7と、排気絞り装置65と、EGRクーラ29をコンパクトに設置できるものでありながら、例えば排気ガス浄化装置2の配置などに対応して、絞り弁ケース68の絞り弁ガス出口68aから、横向きまたは上向きに排気管72を延設できる。したがって、作業車両のエンジンルーム内外(ディーゼルエンジン1以外の構成部品)に排気ガス浄化装置2を機能的に支持できる。また、排気マニホールド7の外側面を利用して、排気絞り装置65及びEGRクーラ29に接続する冷却水配管(絞り出口側パイプ77、絞り入口側パイプ78など)をコンパクトに支持できる。
一方、ディーゼルエンジン1の左側方(排気マニホールド7側)に、EGRクーラ29及び排気絞り装置65に冷却水ポンプ21を接続する冷却水配管経路(可とう性冷却水戻りホース75、絞り出口側パイプ77、絞り入口側パイプ78、冷却水取出しホース79など)を設ける。冷却水ポンプ21からの冷却水は、ディーゼルエンジン1の水冷部に供給されるだけでなく、その一部をEGRクーラ29及び排気絞り装置65に送るように構成されている。
前記戻りホース75に合金製中間パイプ76の一端側を接続し、合金製中間パイプ76の他端側に可とう性ホース76aを介して合金製絞り出口側パイプ77の一端側を接続する。排気絞り装置65の水冷ケース70に絞り出口側パイプ77の他端側を可とう性ホース77aを介して接続すると共に、水冷ケース70に合金製絞り入口側パイプ78の一端側を可とう性ホース78aを介して接続し、EGRクーラ29の冷却水排水口に絞り入口側パイプ78の他端側を可とう性ホース78bを介して接続する。なお、EGRクーラ29の冷却水取入れ口が冷却水取出しホース79を介してシリンダブロック4に接続されている。
即ち、冷却水ポンプ21に、EGRクーラ29及び排気絞り装置65が直列に接続されている。そして、前記各ホース75,76a,77a,78a,78b,79及び前記各パイプ76〜78などにて形成する冷却水流通経路中では、冷却水ポンプ21とEGRクーラ29の間に排気絞り装置65が配置される。EGRクーラ29の上流側に、排気絞り装置65が位置している。冷却水ポンプ21からの冷却水の一部は、シリンダブロック4からEGRクーラ29を介して排気絞り装置65に供給され、循環することになる。
このように冷却水の一部が供給される排気絞り装置65は、絞り出口側パイプ77から冷却水が供給されるとともに絞り入口側パイプ78に冷却水を排出する。したがって、水冷ケース70への冷却水の給水位置と排水位置が、絞り弁ケース68内を流れる排気ガスの吸気位置と排気位置と逆となる。すなわち、水冷ケース70の冷却水の給水位置が排水位置に比べて上側となるため、水冷ケース70内を流れる冷却水の逆流をより確実に防止できる。
この排気絞り装置65における水冷ケース70の冷却効果をより確実なものとするべく、排気絞り装置65の周囲を囲むように、遮熱部材90が設けられる。遮熱部材90は、前後面が開口するように金属板材を屈曲させて構成され、排気絞り装置65の左右及び下側を覆う。即ち、遮熱部材90は、排気マニホールド7とアクチュエータケース69及び水冷ケース70との間に位置する遮熱板91と、当該遮熱板91の左右端辺から垂直に立設された金属板材92,93とを有する。
このとき、遮熱板91が、排気絞り装置65下側において、排気マニホールド7及び排気絞り装置65それぞれと間隙S1,S2を有する位置に設置され、排気マニホールド7からの輻射熱を遮熱する。また、遮熱板91の右側に位置する金属板材92は、ヘッドカバー8及び排気絞り装置65それぞれと間隙S3,S4を有する位置に設置され、ディーゼルエンジン1本体からの輻射熱を遮熱する。一方、遮熱板91の左側に位置する金属板材93は、排気絞り装置65と間隙S5を有する位置に設置される。
そして、金属板92,93はそれぞれ、遮熱板91との接続部分と逆側端部において、その断面がL字形状に屈曲されて、水冷ケース70の上側面と当接させる支持用接続部92a,93aを有する。これにより、水冷ケース70に対して支持用接続部92a,93aがネジ94により螺着されることで、遮熱部材90が、排気絞り装置65により吊り下げ支持される。
このように構成される遮熱部材90が、排気マニホールド7及びヘッドカバー8と非接触に設置されるとともに、排気絞り装置65の排気マニホールド7及びヘッドカバー8側に空間を設けた構成となる。従って、排気絞り装置65は、遮熱部材90によって周囲からの輻射熱が遮断されることとなり、水冷ケース70を通過する冷却水による冷却効果を高めることができる。
図18及び図19を参照して、フォークリフトカー120に前記ディーゼルエンジン70を搭載した構造を説明する。図18及び図19に示す如く、フォークリフトカー120は、左右一対の前輪122及び後輪123を有する走行機体124を備えている。走行機体124には、操縦部125とディーゼルエンジン70とが搭載されている。走行機体124の前側部には、荷役作業のためのフォーク126を有する作業部127が設けられている。操縦部125には、オペレータが着座する操縦座席128と、操縦ハンドル129と、ディーゼルエンジン1等を出力操作する操作手段や、作業部127用の操作手段とし
てのレバー又はスイッチ等が配置されている。
作業部127の構成要素であるマスト130には、フォーク126が昇降可能に配置されている。フォーク126を昇降動させて、荷物を積んだパレット(図示省略)をフォーク126に上載させ、走行機体124を前後進移動させて、前記パレットの運搬等の荷役作業を実行するように構成している。
このフォークリフトカー120において、ディーゼルエンジン1は、操縦座席128の下側に配置されるとともに、排気ガス浄化装置2が操縦座席128の後側に配置される。したがって、ディーゼルエンジン1と排気ガス浄化装置2とを接続する排気管72が、操縦座席128の下側から後ろに向かって延びる構成となり、排気ガス浄化装置2がディーゼルエンジン1に対して遠隔配置される。また、排気ガス浄化装置2と接続するテールパ
イプ135は、操縦座席128の後側において、排気ガス浄化装置2から上側に延びる構成とされる。これにより、排気ガス浄化装置2から排出される排気ガスは、テールパイプ135を通過して、操縦座席128の後方上側に排出されることとなる。
ディーゼルエンジン1は、フライホイールハウジング10が走行機体124の前部側に位置するように配置されている。すなわち、エンジン出力軸74の向きが作業部127とカウンタウェイト131とが並ぶ前後方向に沿うように、ディーゼルエンジン1が配置されている。フライホイールハウジング10の前面側にはミッションケース132が連結されている。ディーゼルエンジン1からフライホイール10を経由した動力は、ミッションケース132にて適宜変速され、前輪122及び後輪123やフォーク126の油圧駆動源133に伝達されることになる。
次に、図20、図21を参照して、フォークリフトカー211に前記ディーゼルエンジン1を搭載した構造を説明する。図20、図21に示すスキッドステアローダ211は、フォークリフトカー120と同様、左右一対の前輪213及び後輪214を有する走行機体216を備えている。走行機体216には、操縦部217とディーゼルエンジン1とが搭載されている。走行機体216の前側部には、作業部であるローダ装置212を装着し、ローダ作業を行うことが可能に構成されている。操縦部125には、オペレータが着座する操縦座席219と、操縦ハンドル218と、ディーゼルエンジン1等を出力操作する操作手段や、ローダ装置212用の操作手段としてのレバー又はスイッチ等が配置されている。
スキッドステアローダ211の前部であって前輪213の上方には、前述したように、作業部であるローダ装置212を備えている。ローダ装置212は、走行機体216の左右両側に配置されたローダポスト222と、各ローダポスト222の上端に上下揺動可能に連結された左右一対のリフトアーム223と、左右リフトアーム223の先端部に上下揺動可能に連結されたバケット224とを有している。
各ローダポスト222とこれに対応したリフトアーム223との間には、リフトアーム223を上下揺動させるためのリフトシリンダ226がそれぞれ設けられている。左右リフトアーム223とバケット224との間には、バケット224を上下揺動させるためのバケットシリンダ228が設けられている。この場合、操縦座席219のオペレータがローダレバー(図示省略)を操作することによって、リフトシリンダ226やバケットシリンダ228が伸縮作動し、リフトアーム223やバケット224を上下揺動させ、ローダ作業を実行するように構成している。
このスキッドステアローダ211においても、フォークリフトカー120と同様、ディーゼルエンジン1は、操縦座席219の下側に配置されるとともに、排気ガス浄化装置2が操縦座席219の後側に配置される。したがって、ディーゼルエンジン1と排気ガス浄化装置2とを接続する排気管72が、操縦座席219の下側から後ろに向かって延びる構成となり、排気ガス浄化装置2がディーゼルエンジン1に対して遠隔配置される。また、排気ガス浄化装置2と接続するテールパイプ135は、操縦座席219の後側において、排気ガス浄化装置2から上側に延びる構成とされる。これにより、排気ガス浄化装置2から排出される排気ガスは、テールパイプ135を通過して、操縦座席219の後方上側に排出されることとなる。
なお、本願発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、様々な態様に具体化できる。例えば本願発明に係るエンジン装置は、前述のようなフォークリフトカー120及びスキッドステアローダ211に限らず、コンバイン、トラクタ等の農作業機やクレーン車等の特殊作業用車両のような各種作業車両に対して広く適用できる。また、本願発明における各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
1 ディーゼルエンジン
7 排気マニホールド
65 排気絞り装置
66 中継管
68 絞り弁ケース
70 水冷ケース
77 絞り出口側パイプ
78 絞り入口側パイプ
90 遮熱部材
91 遮熱板

Claims (5)

  1. 排気マニホールドを有するエンジンを備え、前記排気マニホールドの排気圧を排気絞り装置にて調節するエンジン装置において、
    前記排気マニホールドの排気出口に、前記排気絞り装置の絞り弁ケースの排気ガス取入れ側を締結し、前記絞り弁ケースを介して排気マニホールドに排気管を接続し、
    前記排気絞り装置の冷却水配管を、エンジン冷却水配管経路の途中に設けており、
    冷却水循環用の冷却水ポンプと、EGRガス冷却用のEGRクーラとを備えるとともに、
    前記排気絞り装置の冷却水配管が、前記冷却水ポンプと前記EGRクーラとを結ぶ冷却水配管経路途中に設けられることを特徴とするエンジン装置。
  2. 前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に、前記排気マニホールドからの熱を遮熱する遮熱部材を設け
    前記遮熱部材が、前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に設けられる遮熱板と、当該遮熱板の前記エンジン側の端辺より立設させて前記排気絞り装置の上部に接続される板材とによって構成されることを特徴とする、
    請求項1に記載のエンジン装置。
  3. 前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に、前記排気マニホールドからの熱を遮熱する遮熱部材を設け、
    前記遮熱部材が、前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に設けられる遮熱板と、当該遮熱板の両側端辺より立設させて前記排気絞り装置の上部に接続される2枚の板材とによって構成され、前記排気絞り装置に吊り下げ支持されることを特徴とする、
    請求項1に記載のエンジン装置。
  4. 排気マニホールドを有するエンジンを備え、前記排気マニホールドの排気圧を排気絞り装置にて調節するエンジン装置において、
    前記排気マニホールドの排気出口に、前記排気絞り装置の絞り弁ケースの排気ガス取入れ側を締結し、前記絞り弁ケースを介して排気マニホールドに排気管を接続し、
    前記排気絞り装置の冷却水配管を、エンジン冷却水配管経路の途中に設けており、
    前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に、前記排気マニホールドからの熱を遮熱する遮熱部材を設け、
    前記遮熱部材が、前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に設けられる遮熱板と、当該遮熱板の前記エンジン側の端辺より立設させて前記排気絞り装置の上部に接続される板材とによって構成されることを特徴とする、
    エンジン装置。
  5. 排気マニホールドを有するエンジンを備え、前記排気マニホールドの排気圧を排気絞り装置にて調節するエンジン装置において、
    前記排気マニホールドの排気出口に、前記排気絞り装置の絞り弁ケースの排気ガス取入れ側を締結し、前記絞り弁ケースを介して排気マニホールドに排気管を接続し、
    前記排気絞り装置の冷却水配管を、エンジン冷却水配管経路の途中に設けており、
    前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に、前記排気マニホールドからの熱を遮熱する遮熱部材を設け、
    前記遮熱部材が、前記排気マニホールドと前記排気絞り装置との間に設けられる遮熱板と、当該遮熱板の両側端辺より立設させて前記排気絞り装置の上部に接続される2枚の板材とによって構成され、前記排気絞り装置に吊り下げ支持されることを特徴とする、
    エンジン装置。
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