JP6028514B2 - 光伝送装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光伝送システムにおける複数のトランスポンダシェルフを備える光伝送装置の監視制御に関するものである。
従来の光伝送システムにおける光伝送装置の監視制御は、他の光伝送装置であるネットワークエレメント(NE)およびオペレーションシステム(OpS)とのインタフェースを有する装置内中央制御シェルフの監視制御部と、トランスポンダ機能部を有するトランスポンダシェルフの各監視制御部との2階層の構成で実行される。下位階層である複数のトランスポンダシェルフからの警報などの通知は、上位階層である装置内中央制御シェルフに集約される。OpSは、装置内中央制御シェルフから周期的に集約された警報などの通知を取得する。
各NEの監視制御は、2階層の構成で実行されているので、複数のトランスポンダシェルフからの通知が、全て装置内中央制御シェルフへ集約される。今後、OTN(Optical Transport Network)で想定される方路数(波長多重インタフェースで接続される対向NEとの接続数)の増加にともなって、トランスポンダシェルフ内のトランスポンダ基板が増加すると、1台のNEで管理する性能情報や警報が増加する。また、多機能化に伴い、基板種別が増加することで、新規の性能情報や警報種別が増加する。
このように、装置内中央制御シェルフへ集約される通知数が増加すると、装置内中央制御シェルフの監視制御部が高負荷となり、OpSが装置内中央制御シェルフから通知を取得する規定された周期時間内に、装置内中央制御シェルフの処理が完了しない恐れがある。この改善策として、光伝送装置内の複数のトランスポンダユニット(トランスポンダ基板)をメッシュ状に接続し、複数のトランスポンダユニットからの通知を特定のトランスポンダユニットに集約させ、当該特定のトランスポンダユニットが中央監視ユニット(装置内中央制御シェルフ)に通知するように構成したものがある(特許文献1参照)。
特開2009−159294号公報
以上のように、従来の各NEの監視制御は2階層の構成で実行されているので、トランスポンダシェルフ内のトランスポンダ基板の増加や多機能化に伴い、性能情報や警報種別が増加し、装置内中央制御シェルフへ集約される通知数が増加すると、装置内中央制御シェルフで規定された時間内で処理しきれない問題点があった。また、特許文献1の発明は、トランスポンダ基板同士をメッシュ状に接続しているため、トランスポンダ基板間のルーティングテーブルを保持しなければいけないという問題点があった。
本発明は、上述したような問題点を鑑みなされたものであり、メッシュネットワークのような監視すべきトランスポンダシェルフ(トランスポンダ部)数の多いシステムに適した装置内監視制御を実施する光伝送装置を提供することを目的とする。
本発明の光伝送装置は、光信号を送受信するトランスポンダ部を有し、当該トランスポンダ部の監視情報を監視制御装置へ送信する光伝送装置であって、前記監視制御装置からの要求に基づき、前記トランスポンダ部の監視情報として集約通知情報を送信する第1監視制御部、前記トランスポンダ部の一定期間の監視情報を集約して前記集約通知情報を生成し、生成した集約通知情報を前記第1監視制御部へ送信する第2監視制御部、前記トランスポンダ部を直接監視し、当該トランスポンダ部の監視情報を任意のタイミングで前記第2監視制御部へ送信する第3監視制御部を備える。
本発明の光伝送装置によれば、装置内のトランスポンダ部の監視制御の構成を、第1監視制御部、第2監視制御部、第3監視制御部と全3階層で構成し、第3監視制御部から任意のタイミングで送信される一定期間の監視情報を第2監視制御部で集約し、集約通知情報を第1監視制御部へ送信するようにしたので、第1監視制御部にかかる負荷を分散することができ、トランスポンダ部の監視情報を確実に監視制御装置へ送信できるという効果がある。
本発明の光伝送装置を含む光伝送システムを示す構成図である。 本発明の光伝送装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態1による装置内中央制御メインシェルフ監視制御部を示す構成図である。 本発明の実施の形態1による装置内中央制御サブシェルフ監視制御部を示す構成図である。 本発明の実施の形態1によるトランスポンダシェルフ監視制御部を示す構成図である。 本発明の実施の形態1による光伝送装置におけるメッセージの流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態1による装置内中央制御サブシェルフ監視制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2による装置内中央制御サブシェルフ監視制御部を示す構成図である。 本発明の実施の形態2による光伝送装置におけるメッセージの流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態2による装置内中央制御サブシェルフ監視制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3による装置内中央制御メインシェルフ監視制御部を示す構成図である。 本発明の実施の形態3による装置内中央制御メインシェルフ監視制御部の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。図1は、本発明の光伝送装置を含む光伝送システムの全体構成図を示す。本光伝送システムは、監視制御装置(オペレーションシステム:Ops)1と光伝送装置(ネットワークエレメント:NE)2を含み構成される。複数の光伝送装置2がメッシュ状(例えば、1台の光伝送装置2が、3台の他の光伝送装置2と接続される状態)に接続され、各光伝送装置間で通信を行う。監視制御装置1は、回線3を介して、光伝送装置2と電文の授受を行うことで、光伝送装置2の監視制御を行う。
図2は、光伝送装置2内部の装置内監視制御にかかる構成図である。光伝送装置2は、装置内中央制御メインシェルフ4、装置内中央制御サブシェルフ5、及びトランスポンダシェルフ6を備える。シェルフとは、1つの監視制御部が直接監視制御できる単位である。光伝送装置2内の各シェルフは、装置内中央制御メインシェルフ4を最上位シェルフとした3階層のツリー構成で接続される。具体的には、1台の装置内中央制御メインシェルフ3に複数台(図2では、3台)の装置内中央制御サブシェルフ接続され、1台の装置内中央制御サブシェルフ5に複数台(図2では、3台)のトランスポンダシェルフ6が接続される。各シェルフ間の監視制御は、TCPによる通信で行う。
1台のトランスポンダシェルフ6のトランスポンダ部で扱える光信号の波長数には、限りがある。図1に示す光伝送システムのように、光伝送装置2同士をメッシュ状に接続して方路数を増設した場合、各光伝送路装置2で扱う光信号の波長が増加するため、多くのトランスポンダシェルフ6が必要となる。
装置内中央制御メインシェルフ4は、第1監視制御部である監視制御部7、光増幅部8、光クロスコネクト(OXC)部9を備えるシェルフである。装置内中央制御サブシェルフ5は、第2監視制御部である監視制御部10、光増幅部8、光クロスコネクト部9を備えるシェルフである。監視制御部7は、装置内中央制御メインシェルフ4を、監視制御部10は、装置内中央制御サブシェルフ5を、それぞれ直接制御監視する機能を有する。光増幅部8は、シェルフ内で送受信する光信号の光増幅を行う。光クロスコネクト部9は、光ファイバから入力された光信号を別の光ファイバに出力する。
光伝送システムにおいて、装置内中央制御メインシェルフ4は、監視制御装置1と接続され、また、装置内中央制御メインシェルフ4と装置内中央制御サブシェルフ5は、隣接する光伝送装置14とそれぞれ接続され、主信号、及び監視制御信号の通信を行う。
トランスポンダシェルフ6は、第3監視制御部である監視制御部11、光合分波部12、トランスポンダ部13を備えるシェルフである。監視制御部11は、トランスポンダシェルフ6(トランスポンダ部13を含む)を直接制御監視する機能を有する。光合分波部12は、送信時に波長の異なる複数の光信号を合波し、受信時に波長の異なる複数の光信号へ波長ごとの分波を行う。トランスポンダ部13は、外部クライアント装置からの光信号を多重化し、任意の波長の光信号へ総合変換を行うことで、光信号の送受信を行う。
図3は、装置内中央制御メインシェルフ4における監視制御部7の構成を示す図である。監視制御部7は、Ops-NE間通信制御機能部16、シェルフ間通信制御機能部17、NE間通信制御機能部18、装置制御機能部19、メッセージ制御部20を含み構成される。Ops-NE間通信制御機能部16は、自装置内中央制御メインシェルフ4と、光伝送システム内の監視制御装置1との通信の制御を行う。シェルフ間通信制御機能部17は、自装置内中央制御メインシェルフ4と自光伝送装置2内の他シェルフ(装置内中央制御サブシェルフ5、トランスポンダシェルフ6)との通信の制御を行う。NE間通信制御機能部18は、光伝送システム内で隣接する光伝送装置14と制御情報に関する通信の制御を行う。装置制御機能部19は、自シェルフ内の光増幅部8およびOXC部9の状態管理、各機能部への作業の振り分けを行う。メッセージ制御機能部20は、通知の発行、集約を行う。
図4は、装置内中央制御サブシェルフ5における監視制御部10の構成を示す図である。装置内中央制御サブシェルフ5は、直接的に監視制御装置1との通信を行わないため、Ops-NE間通信制御機能部を必要としない。その他の構成については、図3に示す装置内中央制御メインシェルフ4の監視制御部7と同様である。
図5は、トランスポンダシェルフ6における監視制御部11の構成を示す図である。トランスポンダシェルフ6は、直接的に他の光伝送装置2との通信を行わないため、NE間通信制御機能部を必要としない。また、装置制御機能部26は、自シェルフ内の光合波部11およびトランスポンダ部12の状態管理、各機能部への作業の振り分けを行う。その他の構成については、図4に示す装置内中央制御サブシェルフ5の監視制御部10と同様である。
次に動作について説明する。図6は、実施の形態1の装置内監視制御を示すシーケンス図である。図7は、前記装置内監視制御における装置内中央制御サブシェルフ5の監視制御部10の動作を示したフローチャートを示す。
図6において、トランスポンダシェルフ6の監視制御部11は、装置制御機能部26の判断した自シェルフ(トランスポンダ部を含む)の状態に基づいて、メッセージ制御機能部25により、自シェルフの状態に関する通知(トランスポンダ部の監視情報)p1を発行し、シェルフ間通信制御機能部22により、当該通知p1を装置内中央制御サブシェルフ5へ送信する。通知p1は、1台の装置内中央制御サブシェルフ5に対し、接続される複数のトランスポンダシェルフ6から、当該トランスポンダシェルフの状態の判断結果に基づき、任意のタイミングで送信される。
装置内中央制御サブシェルフ5は、トランスポンダシェルフ6から通知p1を受信すると、そのまま装置内中央制御メインシェルフ4へ送信することはせずに、通知情報として自シェルフ内に格納する。そして、装置内中央制御メインシェルフ4からの通知要求メッセージp2を受信すると、格納した一定期間の通知p1を集約した集約通知情報である応答メッセージp3を、装置内中央制御メインシェルフ4へ送信する。
この装置内中央制御サブシェルフ5の動作の詳細を、図7を参照し説明する。図7において、装置内中央制御サブシェルフ5の監視制御部10は、シェルフ間通信制御機能部22により通知p1を受信すると(ステップS71のYes)、受信した通知p1を通知情報としてメッセージ制御機能部25へ格納する(ステップS72)。トランスポンダ6から通知を受信していない場合は(ステップS71のNo)、ステップS72の処理は行わない。次に、シェルフ間通信制御機能部22により、装置内中央制御メインシェルフ4から通知取得要求メッセージp2を受け取ると(ステップS71のYes)、メッセージ制御機能部25により、保持している一定期間の通知情報から集約通知情報を生成し、この集約通知情報に自シェルフIDを設定する(ステップS74)。前記集約通知情報の生成後、メッセージ制御機能部25は、集約通知情報の生成に使用した通知情報を削除する(ステップS75)。生成された集約通知情報は、シェルフ間通信制御機能部22が、応答メッセージp3として装置内中央制御メインシェルフ4へ送信する(ステップS76)。
図6に戻り、装置内中央制御メインシェルフ4の監視制御部7は、メッセージ制御部25により、通知取得要求メッセージp2を発行し、シェルフ間通信制御機能部22により、自シェルフに接続される複数の装置内中央制御サブシェルフ5に対して、当該通知取得要求メッセージp2を周期的に送信する。また、シェルフ間通信制御機能部22により、前記通知取得要求メッセージp2に応答した応答メッセージp3(集約通知情報)を、装置内中央制御サブシェルフ5から受信して、集約通知情報をメッセージ制御機能部25へ格納する。
受信した集約通知情報の中に、他のシェルフへの連絡の必要な波及警報の要因となる原因警報がある場合、装置内中央制御メインシェルフ4は、下位シェルフである自シェルフに接続された複数の装置内中央制御サブシェルフ5に対して、波及警報p4を通知する。
監視制御装置1は、監視情報の取得のために設定されている周期間隔で、自装置の監視対象である光伝送装置2へ取得要求メッセージp5を送信する。光伝送装置2では、装置内中央制御メインシェルフ4の監視制御部7が、Ops-NE間通信制御機能部21により、監視制御装置1からの通知取得要求メッセージp5を受信する。そして、メッセージ制御機能部25により、保持する装置内中央制御サブシェルフ5からの集約通知情報に自シェルフのシェルフIDを設定し、応答メッセージp6として監視制御装置1へ送信する。
上記のように、実施の形態1の光伝送装置2は、装置内中央制御サブシェルフ5が、トランスポンダシェルフ6からの不規則な(任意のタイミングで送信される)通知を集約するので、装置内中央制御メインシェルフ4が、周期的などの決まったタイミングで通知を取得できる。装置内中央制御メインシェルフ4が、複数のトランスポンダシェルフ6から不規則に通知を受信することがないので、監視制御部7の処理負荷を一定に保つことができ、監視制御装置1の情報取得タイミングに処理が間に合わないといった不具合を回避できる。また、トランスポンダシェルフ6は、装置内中央制御サブシェルフ5に対して、任意のタイミングで通知をすればよく、監視制御が複雑になることがない。また、光伝送装置2内の構成をツリー状に接続することで、装置内中央制御メインシェルフ4が管理するTCPセッション(通信)数を削減でき、負荷を低減できる。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図に基づいて説明する。本発明の光伝送装置を含む光伝送システムの全体構成は、実施の形態1の図1で示す構成と同様であり、また、光伝送装置内における装置内中央制御メインシェルフ、装置内中央制御サブシェルフ、およびトランスポンダシェルフの3階層のツリー構成は、実施の形態1の図2で示す構成と同様であるため、説明を省略する。図8は、実施の形態2の装置内中央制御サブシェルフ31における監視制御部32の構成を示す図である。図4と同一の符号を付したものは同一の構成を示すため、説明を省略する。優先度判定機能部33は、通知に設定された優先度を判定する機能を有する。
次に動作について説明する。図9は、実施の形態2の装置内監視制御を示すシーケンス図である。図10は、前記装置内監視制御における装置内中央制御サブシェルフ31の監視制御部32の動作を示したフローチャートを示す。
図9において、トランスポンダシェルフ6の監視制御部11は、装置制御機能部26の判断した自シェルフの状態に基づき警報等が発生した際、メッセージ制御機能部25は、発行する監視情報の通知に優先度を設定する。優先度は、原因警報などのリアルタイム性を必要とする通知を高優先、性能情報や各機能部のソフトウェアダウンロードデータなどのある程度の遅延時間を許容できる通知を低優先とする。低優先監視情報である低優先通知q1−1、高優先監視情報である高優先通知q1−2は、シェルフ間通信制御機能部22により、装置内中央制御サブシェルフ31へ任意のタイミングで送信される。
装置内中央制御サブシェルフ31は、トランスポンダシェルフ6から通知q1−1またはq1−2を受信すると、高優先通知q1−2は、そのまま装置内中央制御メインシェルフ4へ送信し、低優先通知q1−1は、通知情報として自シェルフ内に格納する。そして、装置内中央制御メインシェルフ4からの通知要求メッセージp2を受信すると、格納した通知q1−1の集約通知情報である応答メッセージp3を、装置内中央制御メインシェルフ4へ送信する。
この装置内中央制御サブシェルフ31の動作の詳細を、図10を参照し説明する。図10において、装置内中央制御サブシェルフ31の監視制御部32は、シェルフ間通信制御機能部22により低優先通知q1−1または高優先通知q1−2を受信すると(ステップS91のYes)、優先度判定機能部22により、受信した通知に設定されている優先度を判断し、判断した優先度をもとに通知の振り分けを行う(ステップS92)。優先度が低いと判断した低優先通知q1−1を受信した場合(ステップS92のYes)、受信した通知q1−1を通知情報としてメッセージ制御機能部25へ格納する(ステップS93)。トランスポンダ6から通知を受信していない場合は(ステップS91のNo)、ステップS92、S93の処理は行わない。
次に、シェルフ間通信制御機能部22により、装置内中央制御メインシェルフ4から通知取得要求メッセージp2を受け取ると(ステップS94のYes)、メッセージ制御機能部25により、保持している通知情報から集約通知情報を生成し、この集約通知情報に自シェルフIDを設定する(ステップS95)。前記集約通知情報の生成後、メッセージ制御機能部25は、集約通知情報の生成に使用した通知情報を削除する(ステップS96)。生成された集約通知情報は、シェルフ間通信制御機能部22が、応答メッセージp3として装置内中央制御メインシェルフ4へ送信する(ステップS97)。
一方、優先度が高いと判断した高優先度通知q1−2を受信した場合(ステップS92のNo)、必要以上の遅延時間を許容しないため、メッセージ制御機能部25で集約することなく、シェルフ間通信制御機能部22がそのまま装置内中央制御メインシェルフ4へ送信する(ステップS97)。
図9に戻り、装置内中央制御メインシェルフ4の監視制御部7は、メッセージ制御部25により、通知取得要求メッセージp2を発行し、シェルフ間通信制御機能部22により、自シェルフに接続される複数の装置内中央制御サブシェルフ31に対して、当該通知取得要求メッセージp2を周期的に送信する。また、シェルフ間通信制御機能部22により、前記通知取得要求メッセージp2に応答した応答メッセージp3(集約通知情報)を、装置内中央制御サブシェルフ31から受信して、集約通知情報をメッセージ制御機能部25へ格納する。
装置内中央制御メインシェルフ4は、通知取得要求メッセージp2の送信にかかわらず、装置内中央制御サブシェルフから送信される高優先通知q1−2を受信し、メッセージ制御機能部25へ格納する。
監視制御装置1は、実施の形態1と同様に、監視情報の取得のために設定されている周期間隔で、自装置の監視対象である光伝送装置2へ取得要求メッセージp5を送信する。光伝送装置2では、装置内中央制御メインシェルフ4の監視制御部7が、Ops-NE間通信制御機能部21により、監視制御装置1からの通知取得要求メッセージp5を受信する。そして、メッセージ制御機能部25により、保持する装置内中央制御サブシェルフ5からの集約通知情報および高優先通知に自シェルフのシェルフIDを設定し、応答メッセージp6として監視制御装置1へ送信する。
トランスポンダシェルフ6からの低優先の通知は、高優先の通知に比べて発行される数が多い。したがって、以上のように低優先通知を装置内中央制御サブシェルフ31で集約することは、装置内中央制御メインシェルフ4の負荷を低減することに大きく寄与する。また、リアルタイム性の高い高優先通知を、装置名中央制御サブシェルフ31が集約しないでそのまま装置内中央制御メインシェルフ4へ送信することで、リアルタイム性を有する情報を即座にユーザへ提供することが可能になる。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図に基づいて説明する。本発明の光伝送装置を含む光伝送システムの全体構成は、実施の形態1の図1で示す構成と同様であり、また、光伝送装置内における装置内中央制御メインシェルフ、装置内中央制御サブシェルフ、およびトランスポンダシェルフの3階層のツリー構成は、実施の形態1の図2で示す構成と同様であるため、説明を省略する。図11は、実施の形態3の装置内中央制御メインシェルフ41における監視制御部42の構成を示す図である。図3と同一の符号を付したものは同一の構成を示すため、説明を省略する。通知取得要求メッセージ送信制御機能部(要求メッセージ制御機能部)43は、装置内中央制御サブシェルフ5へ送信する取得要求メッセージの送信時間間隔を制御する機能を有し、取得要求メッセージの送信時間間隔の最小値と最大値を、あらかじめ設定する。最小値は、送信時間間隔の1ステップ分とする。
次に動作について説明する。図10は、前記装置内監視制御における装置内中央制御メインシェルフ41の監視制御部42の動作を示したフローチャートを示す。図において、装置内中央制御メインシェルフ41の監視制御部42は、シェルフ間通信制御機能部22により、装置内中央制御サブシェルフ5から通知取得応答を受信すると(ステップS121のYes)、受信した通知取得応答の内容を判断する(ステップS122)。受信した通知取得応答に通知情報が含まれておらず空だった場合(ステップS122のYes)、通知取得要求メッセージ送信制御機能部43は、保持する取得要求メッセージ時間間隔が最大値に設定されているかを確認する(ステップS124)。最大値が設定されていない場合(ステップS124のNo)、通知取得要求メッセージ送信制御機能部43は、設定されている取得要求メッセージ時間間隔に1ステップ分加算した値を、以降の取得要求メッセージ時間間隔として設定する(ステップS125)。最大値が設定されている場合、通知取得要求メッセージ送信制御機能部43は、現在の取得要求メッセージ時間間隔を保持し(ステップS126)、以降、設定した時間間隔に基づいて、装置内中央制御メインシェルフ41から装置内中央制御サブシェルフ5へ、通知取得要求メッセージを送信する。
一方、ステップS122において、受信した通知取得応答に通知情報が含まれていて空ではなかった場合(ステップS122のNo)、通知取得要求メッセージ送信制御機能部43は、保持する取得要求メッセージ時間間隔を最小値に設定する(ステップS123)。以降、設定した時間間隔に基づいて、装置内中央制御メインシェルフ41から装置内中央制御サブシェルフ5へ、通知取得要求メッセージを送信する。取得要求メッセージ時間間隔は、受信した通知取得応答の内容に基づき、当該通知取得応答の送信元の装置内中央制御サブシェルフ毎に設定可能に構成する。トランスポンダシェルフと装置内中央制御サブシェルフ間の通信、装置内中央制御サブシェルフから装置内中央制御メインシェルフ41への通信については、実施の形態1または実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、通知取得要求メッセージ送信時間間隔を受信した通知取得応答が空だった場合に段階的に増加させることで、装置内中央制御メインシェルフ41は、下位シェルフである装置内中央制御サブシェルフの負荷状況に合わせた通知取得が可能となる。装置内中央制御メインシェルフ41は、取得可能な通知のない場合の、余計な通知要求メッセージ送信が削減され、各シェルフの処理負荷を低減することができる。
尚、上記では、装置内中央制御サブシェルフ5は、通知取得要求メッセージの受信に基づき、通知取得応答として監視情報を送信するが、別の例として、通知取得要求メッセージにより指定される送信時間間隔に基づき、監視情報を送信する構成がある。この場合は、送信時間間隔を変更しない場合に、装置内中央制御メインシェルフ41は、通知取得要求メッセージを送信しないので、処理負荷が低減される。
1 監視制御装置
2 光伝送装置
3 回線
4 装置内中央制御メインシェルフ
5 装置内中央制御サブシェルフ
6 トランスポンダシェルフ
7 監視制御部(第1監視制御部)
10 監視制御部(第2監視制御部)
11 監視制御部(第3監視制御部)
21 Ops-NE間通信制御機能部
22 シェルフ間通信制御機能部
25 メッセージ制御機能部
31 装置内中央制御サブシェルフ
32 監視制御部(第2監視制御部)
33 優先度判定機能部
41 装置内中央制御メインシェルフ
42 監視制御部(第1監視制御部)
43 通知取得要求メッセージ送信制御機能部(要求メッセージ制御機能部)

Claims (5)

  1. 光信号を送受信するトランスポンダ部を有し、当該トランスポンダ部の監視情報を監視制御装置へ送信する光伝送装置において、
    前記監視制御装置からの要求に基づき、前記トランスポンダ部の監視情報として集約通知情報を送信する第1監視制御部、
    前記トランスポンダ部の一定期間の監視情報を集約して前記集約通知情報を生成し、生成した集約通知情報を前記第1監視制御部へ送信する第2監視制御部、
    前記トランスポンダ部を直接監視し、当該トランスポンダ部の監視情報を任意のタイミングで前記第2監視制御部へ送信する第3監視制御部
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記第2監視制御部は、前記第3監視制御部から送信される監視情報の優先度を判断する優先度判定機能部を有し、この優先度判定機能部により優先度が高いと判断した高優先監視情報を、集約せずに第1監視制御部へ送信することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記第1監視制御部は、前記第2監視制御部へ通知取得要求メッセージを送信する要求メッセージ制御機能部を有し、
    前記第2監視制御部は、前記第1監視制御部からの前記通知取得要求メッセージに基づき、前記生成した集約通知情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記第2監視制御部は、前記第3監視制御部から送信される監視情報の優先度を判断する優先度判定機能部を有し、この優先度判定機能部により優先度が高いと判断した高優先監視情報を、前記通知取得要求メッセージにかかわらず第1監視制御部へ送信することを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  5. 前記要求メッセージ制御機能部は、前記第2監視制御部から送信される集約通知情報の内容に基づき、前記第2監視制御部が前記集約通知情報を送信する時間間隔を決定し、この時間間隔に基づいて、前記通知取得要求メッセージを送信することを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
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