JP6028365B2 - 撮像装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及びプログラムに関する。
近年、例えば光電変換を行う撮像素子を備え、ノイズリダクション(NR)処理を行う撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この撮像装置は、例えば被写体が撮像される本画像の撮像直後に、撮像素子を遮光した状態で本画像の露光時間と同じ露光時間でダーク画像(暗黒画像)の撮像を行う。続いて、撮像装置内部では、ダーク画像の画像データを用いて本画像の画像データの補正処理を行う。この補正処理により、撮像素子に発生する暗電流ノイズによる本画像の画質劣化が低減される。
特開2005−79948号公報
しかしながら、例えば、上述のような撮像装置は、本画像の撮像期間における撮像素子の温度と、ダーク画像の撮像期間における撮像素子の温度とに差が生じることがある。この場合、上述のような撮像装置は、本画像の撮像期間における暗電流の大きさと、ダーク画像の撮像期間における暗電流の大きさとに差が生じることにより画像データの補正の精度が低下して、暗電流によるノイズを正確に低減することができないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、画像データに含まれる暗電流によるノイズを正確に低減することができる撮像装置を提供することにある。
本発明の一実施形態は、被写体を撮像する撮像素子と、温度を検出する検出部と、前記撮像素子が被写体を撮像する第1撮像期間において前記検出部で検出される温度に基づいて算出されたノイズデータにより前記撮像素子が撮像する期間であって前記撮像素子で撮像された被写体の画像データを補正する補正データを得るための第2撮像期間を算出する演算部と、前記演算部で算出された前記第2撮像期間において前記撮像素子が撮像して得た前記補正データにより前記画データを補正する補正部と、前記第1撮像期間において前記検出部が検出した温度により前記補正部で前記画像データを補正させるか否かを切り換える切換部と、を備える撮像装置である。
また、本発明の一実施形態は、被写体を撮像する撮像素子と、温度を検出する検出部と、備る撮像装置のコンピュータに、前記撮像素子が被写体を撮像する第1撮像期間において前記検出部で検出される温度に基づいて算出されたノイズデータにより前記撮像素子が撮像する期間であって前記撮像素子で撮像された被写体の画像データを補正する補正データを得るための第2撮像期間を算出する演算ステップと、記演算ステップにより算出された前記第2撮像期間において前記撮像素子が撮像して得た前記補正データにより前記データを補正する補正ステップと前記第1撮像期間において前記検出部で検出された温度によって前記補正ステップにより前記画像データを補正させるか否かを切り換える切換ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、撮像装置は、画像データに含まれる暗電流によるノイズを正確に低減することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の構成の一例を示す構成図である。 本実施形態における撮像素子の露光期間と温度との関係の一例を示すグラフである。 本実施形態における撮像素子の露光期間と暗電流量との関係の一例を示すグラフである。 本実施形態における撮像装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における撮像装置の2回撮りノイズリダクション動作の一例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本実施形態の撮像装置の構成を説明するブロック図である。
図1に示す通り撮像装置1には、レンズ10と、シャッター11と、撮像素子12と、タイミングジェネレータ(TG)13と、アナログフロントエンド部(以下、「AFE」という)14と、画像処理部15と、RAM(Random Access Memory)16と、記録インターフェース(記録I/F)17と、表示部18と、操作部19と、CPU(Central processing Unit)20と、ROM(Read Only Memory)21と、バス22と、温度センサー24(検出部)とが備えられる。このうち画像処理部15、RAM16、記録インターフェース(記録I/F)17、表示部18、CPU20及びROM21は、バス22を介して互いに接続されている。また、操作部19は、CPU20に接続されている。また、記録インターフェース(記録I/F)17には、記録媒体23が接続される。
レンズ10は、フォーカスレンズやズームレンズを含む複数のレンズ群で構成されている。なお、簡単のため、図1では、レンズ10を1枚のレンズとして図示する。このレンズ10は、不図示のレンズ駆動装置によって制御される。
シャッター11は、撮像素子12に光束が入射する露光状態と撮像素子12への光束の入射を妨げる遮光状態とを開閉により切り替える。この切り替えは、CPU20の指示に応じてシャッター駆動部(不図示)により行われる。
撮像素子12は、その撮像面に形成された被写体像を光電変換することにより、画像のアナログ画素データを生成する。つまり、撮像素子12は、被写体を撮像した画像のアナログ画素データを生成する。本実施形態では、撮像素子12に例えば、XYアドレス方式のCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)を用いている。この撮像素子12の受光面には、マトリックス状に配列された画素を構成する複数の受光素子PDが配備されている。これらの受光素子PDからは、CPU20の指示によって画素データがAFE14に読み出される。
AFE14は、撮像素子12が生成するアナログ画素データに対して信号処理を施すアナログフロントエンド回路である。このAFE14は、アナログ画素データのゲイン調整や、アナログ画素データのA/D変換などを行う。このAFE14が出力するデジタル画素データ(以下、単に画素データと記載する)は、本画像の画素データやダーク画像(暗黒画像)の画素データとして画像処理部15へ入力される。
タイミングジェネレータ(TG)13は、CPU20からの指示に従い撮像素子12及びAFE14の各々へ向けて駆動信号を送出し、それによって両者の駆動タイミングを制御する。
温度センサー24(検出部)は、例えばサーミスタなどの温度検出素子であって、撮像素子12の近傍(例えば、撮像素子12の裏面)に備えられ、撮像素子12の温度を検出する。なお、温度センサー24(検出部)は、撮像素子12の温度を直接的又は間接的に検出できればよく、撮像素子12の温度と相関する温度を有する部位に備えられていてもよい。
表示部18は、CPU20の指示に応じて各種画像を表示する。
操作部19は、レリーズボタン、コマンドダイヤル、タッチパネルなどであり、ユーザによる操作内容に応じてCPU20へ信号を与えるものである。例えばユーザは、レリーズボタンを全押しすることにより撮像の指示をCPU20へ与えることができる。
ROM21には、撮像動作のシーケンスプログラムが予め記憶されている。
CPU20は、撮像装置1の統括的な制御を行うプロセッサである。CPU20は、ROM21に予め記憶されているシーケンスプログラムを実行することにより撮像装置1の各部を制御する。
また、CPU20は、ROM21に予め記憶されているシーケンスプログラムに基づいて、いわゆる2回撮りノイズリダクション(NR)撮像を行う。例えば、CPU20は、本画像を撮像した後、CPU20はダーク画像(暗黒画像)を撮像し、撮像したダーク画像の画像データに基づいて、本画像の画像データを補正する。この際、CPU20は、ダーク画像の露光時間の制御を行う(詳細は後述する)。
RAM16には、撮像された画像データが記憶される。
記録インターフェース(記録I/F)17は、撮像された画像データを記録媒体23に記録できるように通信インターフェースを提供する。
画像処理部15(演算部)は、演算部15Aと補正部15Bと切換部15Cとを備えている。
演算部15Aは、画像処理部15に入力された画素データを取得して、取得した画素データを画像データに変換する。また、演算部15Aは、変換した画像データをRAM16に記憶させる。また、演算部15Aは、CPU20から温度センサー24によって検出された温度を取得する。そして、演算部15Aは、温度センサー24(検出部)によって検出された温度に応じて、撮像素子12によって生成された画素データに含まれている暗電流成分を演算する。また、演算部15Aは、撮像素子12が被写体の画像を撮像する本露光期間Ie(第1の撮像期間)において検出される温度に応じた暗電流成分の第1の積算値を演算する。これとともに演算部15Aは、撮像素子12が遮光されてダーク画像(暗黒画像)を撮像する暗露光期間Id(第2の撮像期間)において検出される温度に応じた暗電流成分の第2の積算値を演算する。そして演算部15Aは、演算した第1の積算値と第2の積算値とが対応する値にされる第2の撮像期間の長さを設定する。さらに演算部15Aは、設定した第2の撮像期間の長さをCPU20に出力する。
本実施形態の演算部15Aは、例えば、第1の積算値と第2の積算値とが同一の値になるようにして、第2の撮像期間の長さを設定する。また、演算部15Aは、撮像素子12の温度と暗電流成分とが有する所定の関係に基づいて、温度センサー24(検出部)によって検出された温度に応じた暗電流成分を演算する。これにより、本実施形態の撮像装置1は、撮像素子12の暗電流Aの大きさを撮像素子12の温度Tに基づいて正確に求めることができる。すなわち、本実施形態の撮像装置1は、本露光期間Ieの撮像素子12の温度Teと、暗露光期間Idの撮像素子12の温度Tdとの間に差が生じていても、画像データに含まれる暗電流によるノイズを正確に低減することができる。
補正部15Bは、画像処理部15に入力される、本露光期間Ie(第1の撮像期間)に対応して生成された第1の画素データを取得する。また、補正部15Bは、画像処理部15に入力される、暗露光期間Id(第2の撮像期間)に対応して生成された第2の画素データを取得する。そして、補正部15Bは、それぞれ取得した第1の画素データと第2の画素データとに基づいて、第1の画素データを補正する。すなわち、補正部15Bは、第1の撮像期間に対応して生成された第1の画素データと演算部15Aによって設定された長さの第2の撮像期間に対応して生成された第2の画素データとに基づいて、第1の画素データを補正する。このとき、本実施形態の補正部15Bは、例えば、第1の画素データと第2の画素データとの信号強度の差に基づいて、第1の画素データを補正する。
切換部15Cは、撮像素子12が生成した第1の画素データを補正部15Bによって補正させるか否かを切り換える。例えば、切換部15Cは、本露光期間Ie(第1の撮像期間)において検出される温度Tに基づいて、画素データを補正するか否かを切り換える。例えば、切換部15Cは、本露光期間Ieにおいて検出される温度Tが所定の温度以上である場合には、補正部15Bによって画素データが補正されないように切り換えることができる。
次に、図2及び図3を参照して撮像素子12の温度及び暗電流について説明する。
図2は、露光時間と撮像素子12の温度Tの関係の一例を示す図である。
撮像素子12は、例えば露光期間中に撮像素子12を流れる電流によって温度が上昇する。例えば、撮像素子12は、図2(a)に示すように本露光期間Ieの開始タイミングte0における温度Te0が、本露光期間Ieの終了タイミングtenにおいて温度Tenに上昇する(図2(a)の波形W1を参照)。同様に、撮像素子12は、図2(b)に示すように暗露光期間Idの開始タイミングtd0における温度Td0が、暗露光期間Idの終了タイミングtdmにおいて温度Tdmに上昇する(図2(b)の波形W2を参照)。
また、撮像素子12の暗電流Aは、熱により発生するものであり撮像素子12の温度Tが変化すると、露光時間が一定であっても暗電流Aに差が発生する。したがって、本露光期間Ieの撮像素子12の温度Teと、暗露光期間Idの撮像素子12の温度Tdとに差があると、それぞれの暗電流Aの間に差が生じる。また、露光期間が長いほど温度Tの変動が大きくなり、暗電流Aの差も大きくなる傾向を有する。
ここで、撮像素子12の暗電流Aの大きさは、式(1)に示すように温度Tに依存することが知られている。
Figure 0006028365
ここで、式(1)のEは、撮像素子12(例えばフォトダイオード)の活性化エネルギー、qは素電荷量、kはボルツマン定数である。つまり、式(1)は、撮像素子12の温度と暗電流成分とが所定の関係を有していることを示している。本実施形態の演算部15Aは、この式(1)に基づいて、撮像素子12の暗電流を算出する。
また、撮像素子12の暗電流Aの大きさは露光期間の長さ(つまり露光時間)に比例する。
図3は、露光時間と撮像素子12の暗電流Aの関係の一例を示す図である。
例えば、CPU20は、図3に示すように本露光期間Ie(第1の撮像期間)の開始タイミングte0から、本露光期間Ieの終了タイミングtenの期間に、温度Teを所定の間隔tによって温度センサー24から取得する。例えば、CPU20は、本露光期間Ie中のタイミングtek−1から所定の間隔tが経過した取得タイミングtekにおいて、温度Tekを温度センサー24から取得する。そして演算部15Aは、CPU20が取得した温度Tekから、次に示す式(2)に基づいて取得タイミングtekにおける暗電流値Aekを求める。
Figure 0006028365
そして、CPU20は、本露光期間Ieが終了するまで、所定の間隔tによって暗電流Aeの算出を繰り返す。そして、CPU20は、算出した暗電流Aeを、次に示す式(3)に基づいて積算することにより本露光期間Ieにおける総暗電流量S1(第1の積算値、つまり、図3の波形W3によって定められる面積に相当する暗電流量)を算出する。
Figure 0006028365
同様に、例えば、CPU20は、図3に示すように暗露光期間Id(第2の撮像期間)の開始タイミングtd0から、温度Tdを所定の間隔tによって温度センサー24から取得する。例えば、CPU20は、暗露光期間Id中の取得タイミングtdkにおいて、温度Tdkを温度センサー24から取得する。そしてCPU20は、取得した温度Tdkから、次に示す式(4)に基づいて取得タイミングtdkにおける暗電流Adkを求める。
Figure 0006028365
そして、演算部15Aは、算出した暗電流Adkを次に示す式(5)に基づいて積算することにより暗露光期間Idにおける総暗電流量Sm(第2の積算値、つまり、図3の波形W4によって定められる面積に相当する暗電流量)を算出する。
Figure 0006028365
そして、演算部15Aは、本露光期間Ieにおける総暗電流量S1(第1の積算値)と、暗露光期間Idにおける総暗電流量Sm(第2の積算値)との差を所定の範囲内にして、暗露光期間Id(第2の撮像期間)を設定する。例えば、演算部15Aは、本露光期間Ieにおける総暗電流量S1と、暗露光期間Idにおける総暗電流量Smとの関係が式(6)を満たしたタイミングを、暗露光期間Idの終了タイミングtdmに設定する。なお、式(6)の右辺の値は補正の要求される精度に基づいた値であり、値0.05は本実施形態における一例である。
Figure 0006028365
このようにして、演算部15Aは、暗露光期間Idの露光時間を設定する。そして、CPU20は、演算部15Aによって設定された暗露光期間Idの露光時間によって、ダーク画像(暗黒画像)を撮像する。
次に、図4及び図5を参照して、本実施形態における撮像装置1の動作例を説明する。
図4は、2回撮りNR撮像の処理のフローチャートである。なお、以下の説明では、ノイズリダクション(NR)モードがオンに設定されている状態であること、すなわち切換部15Cが第1の画素データを補正するように切り換えている状態であること前提として説明を行う。
まず、CPU20は、操作部19のレリーズボタンが半押しされたか否かを判別し、レリーズボタンが半押しされた場合は(ステップS101:Yes)、ステップS102に移行する。一方、レリーズボタンが半押しされていない場合は(ステップS101:No)、ステップS101を繰り返す(ステップS101)。
次に、CPU20は、自動焦点調節や自動露出制御などを行い、本画像の撮像に用いる撮像条件を設定する(ステップS102)。
次に、CPU20は、レリーズボタンが全押しされたか否かを判別する(ステップS103)。レリーズボタンが全押しされていない場合は(ステップS103:No)、ステップS103を繰り返す。レリーズボタンが全押しされた場合は(ステップS103:Yes)、ステップS104へ移行する。
次に、CPU20は、ステップS102で設定された撮像条件の下で後述する2回撮りNRを行い、処理を終了する(ステップS104)。
次に、図5を参照して上記ステップS104において行われる2回撮りNR処理の詳細について説明する。
図5は、2回撮りNRの詳細な処理のフローチャートである。
まず、CPU20は、本画像の画像データを取得するため、本露光を開始する(ステップS201)。すなわちCPU20は、シャッター11を開状態とし、タイミングジェネレータ(TG)13を駆動させる。
次に、CPU20は、本露光期間Ieにおいて、温度センサー24(検出部)によって検出された撮像素子12の温度Tekを取得する。ここで、温度Tekは、本露光期間Ieにおいて、CPU20が所定の間隔tによって本露光期間Ieの開始タイミングte0から数えてk回目に取得した温度Tである。そして演算部15Aは、CPU20が取得した撮像素子12の温度Tekと上述した式(2)に基づいて本露光期間Ieの暗電流値Aekを求める(ステップS202)。
次に、CPU20は、本露光期間Ieが終了したか否かを判定する(ステップS203)。本実施形態のCPU20は、例えば、予め定められているシャッター速度に基づいて求めた本露光の時間が経過しているか否かを判定する。CPU20は、本露光期間Ieが終了していると判定した場合には(ステップS203:Yes)、処理をステップS204に進める。一方、CPU20は、本露光期間Ieが終了していないと判定した場合には(ステップS203:No)、処理をステップS202に戻す。
次に、演算部15Aは、上述した式(3)に基づいて、ステップS202において求めた本露光期間Ieにおける暗電流値Aekの総暗電流量S1を求める(ステップS204)。なお、この撮像で生成された本画像の画像データは、CPU20によってRAM16のフレームメモリに記憶される。
次に、CPU20は、ノイズリダクション(NR)用の暗露光期間Idによる撮像を開始する(ステップS205)。
次に、CPU20は、暗露光期間Idにおいて、温度センサー24(検出部)によって検出された撮像素子12の温度Tdkを取得する。ここで、温度Tdkは、暗露光期間Idにおいて、CPU20が所定の間隔tによって暗露光期間Idの開始タイミングtd0から数えてk回目に取得した温度Tである。そして演算部15Aは、CPU20が取得した撮像素子12の温度Tdkと上述した式(4)に基づいて暗露光期間Idの暗電流Adkを求める(ステップS206)。
次に、演算部15Aは、上述した式(5)に基づいて、ステップS206において求めた暗露光期間Idにおける暗電流Adkの総暗電流量Smを求める(ステップS207)。
次に、演算部15Aは、本露光期間Ieにおける暗電流値Aekの総暗電流量S1(第1の積算値)と、暗露光期間Idにおける暗電流Adkの総暗電流量Sm(第2の積算値)とを比較し、上述した式(6)を満たしているか否かを判定する(ステップS208)。なお、上述したように、式(6)の右辺の値0.05は本実施形態における一例である。このとき、CPU20は、演算部15Aの判定結果を取得する。そして、CPU20は、総暗電流量S1と総暗電流量Smとが上述した式(6)を満たしているとの判定結果を取得した場合には(ステップS208:Yes)、処理をステップS209に進める。一方、CPU20は、総暗電流量S1と総暗電流量Smとが上述した式(6)を満たしていないとの判定結果を取得した場合には(ステップS208:No)、処理をステップS206に戻す。
次に、CPU20は、ノイズリダクション(NR)用の暗露光期間Idを終了する(ステップS209)。なお、この撮像で取得された暗画像の画像データは、CPU20によってRAM16のフレームメモリに記憶される。
次に、補正部15Bは、ステップS204においてRAM16のフレームメモリに記憶された本画像の画像データと、ステップS209においてRAM16のフレームメモリに記憶された暗画像の画像データとの差分を比較して、比較した結果に基づいて補正後の画像データを生成する。CPU20は、生成された補正後の画像データを記録I/F17を介して記録媒体23に記憶させ、処理を終了する(ステップS210)。なお、補正部15Bは、ステップS210において、ホワイトバランス、階調変換処理など各種の画像処理を施してもよい。このようにして、撮像装置1は、本画像の画像データを補正する。
以上説明したように、本実施形態の撮像装置1は、被写体の画像を撮像した画素データを生成する撮像素子12と、撮像素子12の温度を検出する温度センサー24(検出部)とを備えている。また、本実施形態の撮像装置1は、温度センサー24(検出部)によって検出された温度に応じて、撮像素子12によって生成された画素データに含まれている暗電流Aの大きさ(暗電流成分)を演算する演算部15Aを備えている。また、本実施形態の撮像装置1は、演算部15Aによって演算された暗電流成分に基づいて、画素データを補正する補正部15Bを備えている。ここで、本実施形態の演算部15Aは、撮像素子12が被写体の画像を撮像する第1の撮像期間において検出される温度に応じた暗電流成分の第1の積算値を演算するとともに、撮像素子12が遮光されて暗黒画像を撮像する第2の撮像期間において検出される温度に応じた暗電流成分の第2の積算値を演算する。また、演算部15Aは、演算した第1の積算値と第2の積算値とが対応する値にされる第2の撮像期間の長さを設定する。ここで、本実施形態の補正部15Bは、第1の撮像期間に対応して生成された第1の画素データと演算部15Aによって設定された長さの第2の撮像期間に対応して生成された第2の画素データとに基づいて、第1の画素データを補正する。これにより、本実施形態の撮像装置1は、本露光期間Ieの撮像素子12の温度Teと、暗露光期間Idの撮像素子12の温度Tdとの間に差が生じていても、画素データの補正の精度を向上させることができる。このことにより、本実施形態の撮像装置1は、例えば、長秒時露光など本露光期間Ieが長時間に及ぶ場合や、連写など本露光期間Ieが高頻度で繰り返される場合など、撮像素子12の温度Tが変化しやすい状況においても、画像データに含まれる暗電流によるノイズを正確に低減することができる。
また、本実施形態の撮像装置1が備える演算部15Aは、撮像素子12の温度Tと暗電流Aの大きさ(暗電流成分)とが有する所定の関係に基づいて、温度センサー24(検出部)によって検出された温度Tに応じた暗電流Aの大きさ(暗電流成分)を演算する。これにより、本実施形態の撮像装置1は、撮像素子12の温度Tが変化した場合においても、暗電流Aの大きさ(暗電流成分)を正確に算出することができる。
また、本実施形態の撮像装置1が備える演算部15Aは、第1の積算値と第2の積算値との差を所定の範囲内にして第2の撮像期間の長さを設定する。これにより、本実施形態の撮像装置1は、精度を所定の範囲内にして画素データを補正することができる。
また、本実施形態の撮像装置1が備える補正部15Bは、第1の画素データと第2の画素データとの信号強度の差に基づいて、第1の画素データを補正する。これにより、本実施形態の撮像装置1は、撮像素子12の温度Tに応じた第2の画素データに基づいて、第1の画素データを補正することができ、撮像素子12の温度Tが変化しやすい状況においても、画像データに含まれる暗電流によるノイズを正確に低減することができる。
また、本実施形態の撮像装置1は、撮像素子12が生成した第1の画素データを補正部15Bによって補正させるか否かを切り換える切換部15Cを備えている。これにより、本実施形態の撮像装置1は、画素データの補正が不要な場合は、補正処理にかかる時間を省いて短時間に画像データを生成することができる。
また、本実施形態の撮像装置1が備える切換部15Cは、本露光期間Ie(第1の撮像期間)において検出される温度Tに基づいて、画素データを補正するか否かを切り換える。これにより、本実施形態の撮像装置1は、画素データの補正の要否を、撮像素子12の温度Tに基づいて算出された撮像素子12の暗電流Aの大きさに基づいて切り換えることができる。つまり、本実施形態の撮像装置1は、補正の要否の判定の精度を向上させることができる。
なお、本実施形態の撮像装置1が備える切換部15Cは、本露光期間Ie(第1の撮像期間)の長さに基づいて、画素データを補正するか否かを切り換えてもよい。例えば、本実施形態の切換部15Cは、本露光期間Ie(第1の撮像期間)の長さが所定の時間以上である場合に、画素データを補正するように切り換えてもよい。これにより、本実施形態の撮像装置1は、画素データの補正の要否を、本露光期間Ie(第1の撮像期間)の長さに基づいて算出された撮像素子12の暗電流Aの大きさに基づいて切り換えることができる。つまり、本実施形態の撮像装置1は、補正の要否の判定の精度を向上させることができる。
なお、本実施形態の撮像装置1が備える切換部15Cは、撮像装置1が複数の撮像モードMDを有している場合には、撮像モードMDに応じて画素データを補正するか否かを切り換えてもよい。例えば、本実施形態の切換部15Cは、撮像装置1の撮像モードMDがバルブ撮像モードである場合には、画素データを補正しないように切り換えてもよい。これにより、本実施形態の撮像装置1は、例えば、バルブ撮像モードのようにユーザによっては自動的な補正が望まれないことがある撮像モードMDにおいては、補正をしないように切り換えることができる。また、例えば、本実施形態の切換部15Cは、撮像装置1の撮像モードMDが連写撮像モードである場合には、画素データを補正するように切り換えてもよい。これにより、本実施形態の撮像装置1は、撮像素子12の温度が変化しやすい撮像モードMDにおいては、補正をするように切り換えることができる。つまり、本実施形態の撮像装置1は、撮像モードMDに応じて自動的に補正の要否を切り換えることができるため、ユーザによる操作の煩わしさを低減することができる。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
なお、上記の実施形態においては、撮像装置1のCPU20は、生成された補正後の画像データを記録I/F17を介して記録媒体23に記憶させているが、これに限られない。例えば、CPU20は、本画像の画像データと、暗画像の画像データとを記録I/F17を介して記録媒体23に記憶させて、例えば操作部19を介したユーザからの指示に基づいて、画像の補正処理を行う構成にしてもよい。これにより、撮像装置1は、本画像を撮像した後においても画素データを補正することができる。
なお、上記の実施形態におけるCPU20及び画像処理部15(以下、総称して制御部CONTと記載する)又はこの制御部CONTが備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、この制御部CONT又は制御部CONTが備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、この制御部CONT又は制御部CONTが備える各部はメモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、制御部CONT又は制御部CONTが備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、制御部CONT又は制御部CONTが備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、制御部CONT又は制御部CONTが備える各部による処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1…撮像装置、12…撮像素子、15A…演算部、15B…補正部、15C…切換部、24…温度センサー(検出部)

Claims (10)

  1. 被写体を撮像する撮像素子と、
    度を検出する検出部と、
    前記撮像素子が被写体を撮像する第1撮像期間において前記検出部で検出される温度に基づいて算出されたノイズデータにより前記撮像素子が撮像する期間であって前記撮像素子で撮像された被写体の画像データを補正する補正データを得るための第2撮像期間を算出する演算部と、
    前記演算部で算出された前記第2撮像期間において前記撮像素子が撮像して得た前記補正データにより前記画データを補正する補正部と、
    前記第1撮像期間において前記検出部が検出した温度により前記補正部で前記画像データを補正させるか否かを切り換える切換部と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記検出部は、
    前記第1撮像期間において温度を複数回検出し、
    前記演算部は、
    前記第1撮像期間において前記検出部で複数回検出された温度に基づいてノイズデータを算出する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記補正部は、
    前記第2撮像期間において前記撮像素子が遮光された状態で撮像して得た前記補正データにより前記画像データを補正する
    請求項1は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像素子に光を入射させるようにする第1状態と前記撮像素子に光を入射させないようにする第2状態とを切り替えるシャッターを備え、
    前記シャッターは、
    前記第1撮像期間では前記第1状態にされ、前記第2撮像期間では前記第2状態にされる
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記検出部は、
    前記撮像素子の近傍に配置される
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子は、
    光が入射する入射面と前記入射面の反対側の反対面とを有し、
    前記検出部は、
    前記入射面よりも前記反対面側に配置されている
    請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記検出部は、
    前記撮像素子の温度を直接的又は間接的に検出する
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記演算部は、
    前記撮像素子が前記第1撮像期間において前記検出部で検出される温度に基づいて算出されたノイズデータと前記第2撮像期間において前記検出部で検出された温度に基づいて算出されたノイズデータとの差が所定の範囲内となるように前記第2撮像期間の終了時を設定する
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の撮像装置。
  9. 前記演算部は、
    前記撮像素子が前記第1撮像期間において前記検出部で検出される温度に基づいて算出されたノイズデータと前記第2撮像期間において前記検出部で検出された温度に基づいて算出されたノイズデータとが同一となるように前記第2撮像期間の終了時を設定する
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の撮像装置。
  10. 被写体を撮像する撮像素子と、温度を検出する検出部と、備る撮像装置のコンピュータに、
    前記撮像素子が被写体を撮像する第1撮像期間において前記検出部で検出される温度に基づいて算出されたノイズデータにより前記撮像素子が撮像する期間であって前記撮像素子で撮像された被写体の画像データを補正する補正データを得るための第2撮像期間を算出する演算ステップと、
    記演算ステップにより算出された前記第2撮像期間において前記撮像素子が撮像して得た前記補正データにより前記データを補正する補正ステップと
    前記第1撮像期間において前記検出部で検出された温度によって前記補正ステップにより前記画像データを補正させるか否かを切り換える切換ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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