JP6028355B2 - 運用管理装置、方法、及び、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、運用管理装置、方法、及び、プログラム、に関する。
特許文献1には、移動体を管制運用するために必要な各運用員の作業手順とその進捗状況を電子的に管理する運用支援システムが記載されている。
特許文献2には、異常の重大度の順位に対応した輝度でシンボルを表示する、監視制御装置が記載されている。
特開2003−016156号公報 特開平10−187232号公報
上記文献の技術を用いた場合、システムの運用で発生する複数の運用操作間の依存関係を考慮した操作項目の表示が行われない。
特許文献1は、運用操作の順序判定(重み付け)に平均値や標準偏差などの統計的手法を用いているが、運用操作間での依存関係が考慮されていない。
特許文献2は、特定の装置に限定した異常監視の仕組みであり、また、運用操作間での依存関係は考慮されていない。
本発明の運用管理装置は、複数の運用操作の各々に対応して、当該運用操作とは別の運用操作である関連操作と優先度を格納する操作記憶手段と、所定条件に基づいて、前記操作記憶手段から前記複数の運用操作の何れかである対象操作を選択して、前記対象操作の前記優先度を増加させると共に、前記対象操作に対応する前記関連操作の前記優先度を増加させる演算手段と、前記操作記憶手段から優先度の順に指定された数の運用操作を選択して表示する運用操作導出手段を備える。
本発明の方法は、複数の運用操作の各々に対応して、当該運用操作とは別の運用操作である関連操作と優先度を格納し、所定条件に基づいて、前記複数の運用操作の何れかである対象操作を選択して、前記対象操作の前記優先度を増加させると共に、前記対象操作に対応する前記関連操作の前記優先度を増加させ、優先度の順に指定された数の運用操作を選択して表示する。
本発明のコンピュータプログラムは、複数の運用操作の各々に対応して、当該運用操作とは別の運用操作である関連操作と優先度を格納する処理と、所定条件に基づいて、前記複数の運用操作の何れかである対象操作を選択して、前記対象操作の前記優先度を増加させると共に、前記対象操作に対応する前記関連操作の前記優先度を増加させる処理と、優先度の順に指定された数の運用操作を選択して表示する処理と、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、システムの運用で発生する複数の運用操作間の依存関係を考慮した操作項目の表示が行われる。
図1は、システム運用操作の実行予測管理システムの構成の一例を示す。 図2は、操作記憶部の構成の一例を示す。 図3は、システム運用操作の実行予測管理システムにおける運用管理装置の動作の一例を示す。 図4は、システム運用操作の実行予測管理システムにおけるクライアント端末の画面の一例を示す。 図5は、クライアント端末における運用操作の画面の一例を示す。 図6は、運用操作を実行する場合の運用管理装置での動作を示すフローチャートである。 図7は、イベントが発生した場合の運用管理装置での動作を示すフローチャートである。 図8は、関連操作の取得制限数の要求へ対応する場合の運用管理装置での動作を示すフローチャートである。 図9は、第二の実施形態に係るシステム運用操作の実行予測管理システムにおける、構成の一例を示す。 図10は、第二の実施形態に係るシステム運用操作の実行予測管理システムにおける、動作の一例を示す。 図11は、第二の実施形態に係るシステム運用操作の実行予測管理システムにおける、クライアント端末の画面の一例を示す。 図12は、第二の実施形態に係るシステム運用操作の実行予測管理システムにおける、動作を示すフローチャートである。 図13は、第三の実施形態に係る運用管理装置の構成の一例を示す。
発明を実施するための第一の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、システム運用操作の実行予測管理システム30の構成の一例を示す。
システム運用操作の実行予測管理システム30は、運用管理装置10、及び、クライアント端末20から構成される。運用管理装置10とクライアント端末20は、相互に通信可能な状態で接続される。
運用管理装置10は、記憶部11、操作記憶部110、イベント操作記憶部111、解析部12、演算部13、運用処理部14、運用操作導出部15、運用リクエスト受付部16、イベント検出部17、イベント解析部170、ログ処理部18、及び、監視処理部19を包含する。
記憶部11は、操作記憶部110、及び、イベント操作記憶部111を包含する。
操作記憶部110は、過去にシステム運用者が実行した運用操作を含む、全ての運用操作に関する情報を格納する。
イベント操作記憶部111は、運用管理装置10で発生するイベントと関連する運用操作、すなわち、関連操作とを対応付けて格納する。
解析部12は、記憶部11の情報を解析し、その結果を操作記憶部110に格納する。
演算部13は、各運用操作の重み付けの数値に対して、演算を行い、数値を更新して出力する。
運用処理部14は、運用操作を実行する。
運用操作導出部15は、指定された数の運用操作を記憶部11から取得し、クライアント端末20に対して出力する。
運用リクエスト受付部16は、運用操作導出部15からの出力をクライアント端末20に伝えるとともに、クライアント端末20からの運用操作の要求を受け付け運用処理部14に出力する。
イベント検出部17は、ログ処理部18、及び、監視処理部19からの入力によりログやイベントの発生を検出し、その結果をイベント操作記憶部111へ出力する。また、イベント検出部17は、イベント解析部170を包含する。
なお、イベント検出部17へ出力される情報は、例えば、イベントが発生した装置の種類を表すサーバ名、及び、イベントの内容を示すメッセージ、により構成される。
イベント解析部170は、イベント検出部17のデータを解析し、イベントの種類を特定しイベント操作記憶部111に出力する。
ログ処理部18は、運用管理装置10で発生したログをイベント検出部17に出力する。
監視処理部19は、運用管理装置10の内部で動作するコンポーネント等の状態を監視し、その結果をイベント検出部17に出力する。
クライアント端末20は、運用操作情報取得部21、及び、表示制御部22を包含し、運用管理装置10に接続する。
運用操作情報取得部21は、運用管理装置10に対し運用操作に関する情報を要求し、取得する。
表示制御部22は、運用操作情報取得部21で取得した運用操作に関する情報を基に、クライアント端末20の画面を構築する。
ここで、記憶部11、操作記憶部110、及び、イベント操作記憶部111は、ディスク装置、半導体メモリ、等の記憶装置である。
また、解析部12、演算部13、運用処理部14、運用操作導出部15、運用リクエスト受付部16、イベント検出部17、イベント解析部170、ログ処理部18、監視処理部19、運用操作情報取得部21、及び、表示制御部22は、論理回路等のハードウェアで構成される。
解析部12、演算部13、運用処理部14、運用操作導出部15、運用リクエスト受付部16、イベント検出部17、イベント解析部170、ログ処理部18、及び、監視処理部19は、コンピュータである運用管理装置10のプロセッサが、図示されないメモリ上のプログラムを実行することで実現されても良い。
また、運用操作情報取得部21、及び、表示制御部22は、コンピュータであるクライアント端末20のプロセッサが、図示されないメモリ上のプログラムを実行することで実現されても良い。
図2は、操作記憶部110におけるデータの構成の一例を示す。
図2は、例えば、各々の運用操作の種類に対する、重み付け、重み付け増分、前提操作、及び、関連操作を記述する。
重み付けは、運用操作を実行する優先度を数値で示したものである。
重み付け増分は、重み付けの値を増加させるルールを設定したものである。例えば、運用操作が実行の候補に挙がった場合や運用操作が実行された場合に、予め設定していた重み付け増分の値が、重み付けの数値に加算される。
例えば、重み付け増分の値は、当該運用操作が操作の候補として挙がった場合には、「1」を加算し、さらに、当該運用操作が実行されると、「1」を加算する、のように設定する。また、イベントの関連操作の場合には、例えば、運用操作のリストで最大の値より「1」を加算、のように設定する。
前提操作は、当該運用操作の実施前に実施する必要がある、当該運用操作とは別の運用操作である。
関連操作は、当該運用操作に関係のある、当該運用操作とは別の運用操作である。
図2は、例えば、運用操作である「サーバ−停止」に対して、重み付けが「100」であり、関連操作が「DB−停止」、及び、「サーバ−起動」であることを示す。また、例えば、運用操作である「アプリケーション−配備」の前提操作が「メモリ管理−サイズ更新」で、関連操作が「アプリケーション−配備解除」であることを示す。
なお、システム管理者は、必要に応じて、適宜、運用操作、前提操作、及び、関連操作のデータに新たな項目を追加したり、重み付け増分の値を更新することができる。
図3は、システム運用操作の実行予測管理システム30における運用管理装置10の動作の一例を示す。
図3を用いて、例えば、システムの運用中に「メモリ不足」のイベントが発生した場合の動作について説明する。
図3(a)は、イベント「メモリ不足」の関連操作が「メモリ管理−ダンプ採取」であり、「メモリ管理−ダンプ採取」の関連操作が「メモリ管理−サイズ更新」、また、「メモリ管理−サイズ更新」の関連操作が「サーバ−停止」であることを示す。
まず、図3(b)に示したように、「メモリ管理−ダンプ採取」が関連操作の候補に挙げられた場合、現在の全ての運用操作に対する重み付けの値の最大が「100」であるため、当該関連操作に対する重み付けの値を、現在の重み付け「99」から最大の「100」に、「1」を加算した「101」に更新する。
次に、図3(c)に示したように、「メモリ管理−ダンプ採取」の関連操作である「メモリ管理−サイズ更新」の重み付けの値が「99」から「100」に加算され操作が実行される。この後、「メモリ管理−ダンプ採取」は、実行が完了したので、当該運用操作に対する重み付けの値「101」を減算して元の重み付け「99」に一旦戻した後、「1」を加算し、「100」に更新する。なお、この手順は、イベントの関連操作が発生するのは突発的な事象であることから規定したルールに基づく。
さらに、図3(d)に示したように、システム運用者が「メモリ管理−サイズ更新」を実行したことにより、当該操作の重み付けが加算され、「101」に更新される。また、「メモリ管理−サイズ更新」の関連操作である「サーバ−停止」についても重み付けが加算され、その値を「101」に更新する。
図4は、システム運用操作の実行予測管理システム30におけるクライアント端末20の画面の一例を示す。
クライアント端末20は、各運用操作の重み付けが更新された結果を反映して、重み付けの順に運用操作を表示する。
図4の(a)乃至(d)は、図3の(a)乃至(d)に対応し、例えば、図4(b)では、重み付けが最も大きい「メモリ管理−ダンプ採取」が上部に表示され、図4(c)及び図4(d)でも同様に、「メモリ管理−サイズ更新」が上部に表示される。
図5は、クライアント端末20における運用操作の画面の一例を示す。
図5(a)は、運用操作の取得制限数を設けず優先度を考慮しない場合の一例を示す。この場合、目的の操作情報が画面に収まらない。このため、操作情報の発見に時間を必要とする。また、通信量が増加しシステムの負荷も増加する等の問題がある。
これに対して、図5(b)は、本実施例での取得制限数を設けた場合を示す。この場合、優先度が高く、実行する可能性の大きい運用操作の順に、要求された数量の運用操作を表示することが可能である。
図6は、運用操作を実行する場合の運用管理装置10での動作を示すフローチャートである。なお、台形で挟んだ部分(例えば、S16)は、台形内に記載した条件でループする。
図6を用いて、運用操作を実行する場合の運用管理装置10での動作を説明する。
システム運用者は、運用管理装置10を起動した後、システムの構築や運用に関する運用操作を実行する(S11)。
その際、運用管理装置10は、当該運用操作の成功の有無を確認する(S12)。
操作に成功した場合、演算部13は、実行が完了した運用操作に関する情報を操作記憶部110から取得し(S13)、重み付けを更新し(S14)、操作記憶部110に戻す。
重み付けの更新動作の詳細を示す。操作記憶部110に当該関連操作の情報が存在するかどうかを確認し(S141)、存在する場合には、当該情報を取得し(S142)、存在しない場合には、操作記憶部110から取得した情報を基に、新たな関連操作情報を作成する(S143)。
ここで、演算部13は、操作記憶部110から取得した情報を基に、運用操作情報の重み付けの値に対して演算を行う。これは、重み付けの増分の値が条件を満たす場合(S144)、事前に発生した障害などの突発的な事象により重み付けの値が加算され、重み付けの度合いが増していることを意味する。
そのため、当該操作が成功したことで、発生した事象に対する対処が実施できたものとみなし、一旦、この値を事象が発生する前の値に戻す(S145)。
これに対応する計算式は以下に示す。
新しい重み付けの値=現在の重み付けの値−重み付け増分の値 (1)
さらに、当該関連操作が実施されたため、重み付けの値を一定の割合、例えば「1」で加算する(S146)。重み付けの更新動作は以上で終了する。
続いて、演算部13は、上記と同様にして、関連操作の情報についても取得する(S15)。
この時、関連操作の各々においても上記と同じ条件で、重み付けに対する演算処理を実施する(S16)。詳細は、(S141〜146)で述べた通りとする。なお、この場合は、(S141〜146)で運用操作を関連操作と読み替えることとする。
その後、解析部12は、今回実行した運用操作に関連する運用操作が存在するかを確認し、それが前回実行した運用操作と一致している場合には(S171でYES)、当該運用操作を関連操作に加える(S172、S173)。
図7は、イベントが発生した場合の運用管理装置10での動作を示すフローチャートである。
図7を使用して、イベントが発生した場合の運用管理装置10での動作を説明する。
まず、システムの構築中やシステムの運用中に運用管理装置10の内部の状態に変更や障害が発生した場合、ログ処理部18、及び、監視処理部19が、イベントを出力する(S21)。
イベント検出部17がイベントを検知すると、イベント解析部170は、その関連操作の情報を解析し(S22)、イベント操作記憶部111に当該情報が存在するかどうかを確認する(S23)。当該情報が存在する場合には、当該情報を取得し(S24)、当該情報が存在しない場合には、操作記憶部110から取得した情報を基に、新たな運用操作のデータを作成する(S25)。
演算部13は、イベント操作記憶部111から取得した情報を基に、操作記憶部に保持されている全ての運用操作が持つ重み付けよりも大きい値を算出し(S26)、当該運用操作に対する重み付けを更新する(S27)。
これは、運用管理装置10が、障害などの突発的な事象からシステムを早期に回復させるために、操作記録部110に保持された操作をシステム運用者に速やかに実施してもらうためである。具体的には、演算部13が、現時点での全ての運用操作の候補が持つ重み付けよりも当該運用操作に対する重み付けを大きくすることで、システム運用者に対して優先的に当該操作を認識してもらうようにする。
さらに、運用処理部14が上記の関連操作を実行するにあたり、その前提となる運用操作、すなわち、前提操作を実行する必要がある場合は、演算部13が、上記の関連操作に対して算出された最大値となる重み付けよりもさらに大きな値、例えば「1」を当該前提操作に対する重み付けの値に加算して更新する(S28)。
更新の手順は、図6の(S141〜S146)に示した関連操作における手順と同様である。すなわち、上記で示された関連操作が実行され、その操作が成功した場合には、以後、優先的に本操作を実行する可能性は下がる。このため、上述の重み付け増分の減算に従い、演算部13は、当該関連操作に対する重み付けの値をイベント発生前の重み付けの値に戻し(S281〜286)、「1」を加算し更新する(S287)。
図8は、運用操作の取得制限数の要求へ対応する場合の運用管理装置10での動作を示すフローチャートである。
まず、システム運用者がクライアント端末20を用いて運用操作情報を要求すると、運用操作情報取得部21は、取得制限数、及び、オフセット値の値を用いて運用管理装置10に運用操作情報の一覧を要求する。なお、取得制限数は、クライアント端末20で表示する運用操作情報の上限の数値を表す。また、オフセット値は、取得制限数を超えた運用操作情報を運用管理サーバから取得する際の取得の位置を示す。
次に、運用管理装置10では、運用リクエスト受付部16が、クライアント端末20からの要求を受け付けた後、運用操作導出部15が、取得制限数の指定の有無を確認する(S31)。運用操作導出部15は、取得制限数の指定がある場合には、重み付けの値を基に、運用操作をソートし(S32)、取得制限数の指定が無い場合には、全ての運用操作情報を取得する(S33)。
その後、重み付けの値の大きい順に、必要な取得制限数の分量だけ運用操作情報を取得し(S34)、運用操作リストに格納して(S35)、クライアント端末20に出力する。
クライアント端末20は、運用管理装置10より運用操作のリストを取得し、表示制御部22によって運用操作情報を基に運用管理画面を構築する。
なお、本実施形態で、上記の運用操作をWebアプリケーションサーバなどのコンフィグレーション属性(設定項目)に置き換え、同様の構成とする、としてもよい。これにより、システム運用者による設定変更や、ログ及び監視処理に伴うイベントを基に、コンフィグレーション属性に対する重み付けを更新し、直近で更新され得るコンフィグレーション属性を導き出して、クライアント端末上の画面に優先的に表示する手段を提供できる。
また、本実施形態で、単一のクライアント端末20が、複数の運用管理装置10、すなわち、サーバに接続し、それぞれのサーバから取得した運用操作情報の重み付けを用いて制御するよう置き換える、としてもよい。これにより、単一サーバ上の運用操作情報だけでなく、複数のサーバ間での重み付けを比較して、優先を考慮した画面を構築する手段を提供できる。
本実施形態に係るシステム運用操作の実行予測管理システム30は、以下に記載するような効果を奏する。
システム運用者が実行する運用操作を予測しクライアント端末20に適切な情報量で表示できる。
その理由は、対象となる運用操作を実行の優先度に基づいて表示するからである。
<第二の実施形態>
図9は、第二の実施形態に係るシステム運用操作の実行予測管理システム30における、構成の一例を示す。
本実施形態では、第一の実施形態の構成に、時刻操作記憶部112を追加する。
ここで、時刻操作記憶部112は、ディスク装置、半導体メモリ、等の記憶装置である。また、時刻操作記憶部112は、コンピュータである運用管理装置10のプロセッサが、図示されないメモリ上のプログラムを実行することで実現されても良い。
図10は、第二の実施形態に係るシステム運用操作の実行予測管理装置における、動作の一例を示す。
図10を用いて、システムの運用中に、定期的な運用操作が発生する場合について説明する。例えば、毎日、同じ時刻に、稼働中のコンテナAを再起動する運用操作が発生する、とする。当該操作が発生する時刻は、例えば、「9:00」とし、運用操作の種類は、「コンテナA−停止」、及び、「コンテナA−再起動」とする。
図10(a)に示すように、コンテナAに対する各操作の重み付けの値は、これまで使用頻度が少なかったため、他の運用操作の重み付けの値に比べ、小さいものとする。
図10(b)は、1日目(9/2)の「9:00」に当該運用操作を実行した後の状態を示す。ここで、最終実行時刻は、当該運用操作が最後に呼び出され、正常に実行された時刻を表す。また、実行間隔は、当該運用操作が実行された時刻の間隔を表す。
また、図10(c)に示すように、2日目(9/3)にも1日目と同様に、「コンテナA−停止」、及び、「コンテナA−再起動」が「9:00」に実行される。ここで、1日目の操作との実行間隔が算出される。
図は、二日目の「9:00」と一日目の「9:00」との実行間隔を1日、すなわち1440分、と算出し、次回の運用操作を実行する時刻を三日目(9/4)の「9:00」と予測している状態を示している。
図11は、第二の実施形態に係るシステム運用操作の実行予測管理システム30における、クライアント端末20の画面の一例を示す。
例えば、図11(a)に示すように、システム稼動から3日目以降、「8:50〜9:10」以外の時間は「コンテナA−停止」、「コンテナA−起動」を表示しないが、図11(b)に示すように、「8:50〜9:10」は、優先的に当該運用操作を表示する。
すなわち、3日目以降の運用においては、当該運用操作が直近で実施される可能性が高いと運用管理装置10が予測する時間帯、例えば「8:50〜9:10」、に運用操作の要求があると、運用管理装置10は、重み付けを問わず、当該運用操作を優先的に運用操作のリストに含めるように設定する。
図12は、第二の実施形態に係るシステム運用操作の実行予測管理システム30における、動作を示すフローチャートである。
運用操作導出部15は、各運用操作が保持している最終実行時刻および実行間隔のデータを用いて、新たな実行時刻に近づいた場合、当該運用操作が優先的に実行されるようリスト内の運用操作を置換する。
まず、運用操作導出部15は、運用操作情報のリストにおいて、一定の期間での重み付けの増分の値が「0」の運用操作が1つ以上存在する場合(S41)、時刻操作記憶部112から実行間隔が「0」より大きい運用操作を抽出し(S42)、さらに、現在時刻を取得する(S43)。
なお、上記で、一定の期間内に重み付けの増分の値が「0」の運用操作を対象としたのは、突発的な事象は除外し、定期的に発生する運用操作を対象とするからである。
次に、演算部13が、抽出した当該運用操作の前回の操作時刻と実行間隔を取得し、両者を加算した値となる時刻が現在の時刻、すなわち現在時刻、に近いか否かを判定する。現在時刻に近いか否かを決定する基準値は、適宜、値を設定し調整することが可能とし、例えば、現在時刻が、「最終実行時刻+実行間隔」の10分以内に収まる、等とする。
さらに、判定の結果、現在時刻に近いと見なされた運用操作情報が存在する場合(S44)、演算部13が、リスト内で重み付けの増分の値が「0」の運用操作情報を重み付けが最小の運用操作候補と置換する(S45)。また、置換対象である重み付けの増分の値が「0」の運用操作の候補が存在する間は、この作業を繰り返す(S46)。
なお、本実施形態に示した、運用操作の実行を予測する動作の場合には、上記のように、各運用操作の重み付けの値の加算は行われるが、図11(b)に示すように、指定された時刻だけ重み付けとは関係なく、最上位に表示されるものとする。
本実施形態に係るシステム運用操作の実行予測管理システム30は、以下に記載するような効果を奏する。
所定の時刻に必要な運用操作を予測することができる。
その理由は、時刻と運用操作を対応付けて格納するからである。
<第三の実施形態>
図13は、第三の実施形態に係る運用管理装置10の構成の一例を示す。
本実施形態の運用管理装置10は、操作記憶部110、演算部13、及び、運用操作導出部15を備える。
操作記憶部110は、複数の運用操作の各々に対応して、当該運用操作とは別の運用操作である関連操作と優先度を格納する。
演算部13は、所定条件に基づいて、操作記憶部110から複数の運用操作の何れかである対象操作を選択して、対象操作の優先度を増加させると共に、対象操作に対応する関連操作の優先度を増加させる。
運用操作導出部15は、操作記憶部110から優先度の順に指定された数の運用操作を選択して表示する。
本実施形態に係る運用管理装置10は、以下に記載するような効果を奏する。
システム運用者が実行する運用操作を予測し適切な情報量で表示できる。
その理由は、対象となる運用操作を実行の優先度に基づいて表示するからである。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
10 運用管理装置
11 記憶部
110 操作記憶部
111 イベント操作記憶部
112 時刻操作記憶部
12 解析部
13 演算部
14 運用処理部
15 運用操作導出部
16 運用リクエスト受付部
17 イベント検出部
170 イベント解析部
18 ログ処理部
19 監視処理部
20 クライアント端末
21 運用操作情報取得部
22 表示制御部
30 システム運用操作の実行予測管理システム

Claims (10)

  1. 複数の運用操作の各々に対応して、当該運用操作とは別の運用操作である関連操作と優先度を格納する操作記憶手段と、
    前記運用操作が実行の候補に挙がった場合および実行された場合、所定条件に基づいて、前記操作記憶手段から前記複数の運用操作の何れかである対象操作を選択して、前記対象操作の前記優先度を所定の重み付け増分の値だけ増加させると共に、前記対象操作に対応する前記関連操作の前記優先度を所定の重み付け増分の値だけ増加させる演算手段と、
    前記操作記憶手段から優先度の順に指定された数の運用操作を選択して表示する運用操作導出手段を備える、運用管理装置。
  2. 前記操作記憶手段は、前記複数の運用操作の各々に対応して、当該運用操作及び前記関連操作とは別の運用操作である前提操作をさらに格納し、
    前記演算手段は、前記対象操作とともに前記前提操作の優先度も増加させる、請求項1の運用管理装置。
  3. 自装置内で発生するイベントと前記複数の運用操作の何れかを対応づけて記憶するイベント操作記憶手段を、さらに備え、
    前記演算手段は、自装置内で発生したイベントに基づいて、前記対象操作を選択する、請求項1または2の運用管理装置。
  4. 時刻と前記複数の運用操作の何れかを対応付けて記憶する時刻操作記憶手段を、さらに備え、
    前記演算手段は、時刻に基づいて、前記対象操作を選択する、請求項1または2の運用装置。
  5. 複数の運用操作の各々に対応して、当該運用操作とは別の運用操作である関連操作と優先度を格納し、
    前記運用操作が実行の候補に挙がった場合および実行された場合、所定条件に基づいて、前記複数の運用操作の何れかである対象操作を選択して、前記対象操作の前記優先度を所定の重み付け増分の値だけ増加させると共に、前記対象操作に対応する前記関連操作の前記優先度を所定の重み付け増分の値だけ増加させ、
    優先度の順に指定された数の運用操作を選択して表示する、方法。
  6. 前記複数の運用操作の各々に対応して、当該運用操作及び前記関連操作とは別の運用操作である前提操作をさらに格納し、
    前記対象操作とともに前記前提操作の優先度も増加させる、請求項5の方法。
  7. 自装置内で発生するイベントと前記複数の運用操作の何れかを対応づけて記憶し、
    自装置内で発生したイベントに基づいて、前記対象操作を選択する、請求項5または6の方法。
  8. 複数の運用操作の各々に対応して、当該運用操作とは別の運用操作である関連操作と優先度を格納する処理と、
    前記運用操作が実行の候補に挙がった場合および実行された場合、所定条件に基づいて、前記複数の運用操作の何れかである対象操作を選択して、前記対象操作の前記優先度を所定の重み付け増分の値だけ増加させると共に、前記対象操作に対応する前記関連操作の前記優先度を所定の重み付け増分の値だけ増加させる処理と、
    優先度の順に指定された数の運用操作を選択して表示する処理と、をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 前記複数の運用操作の各々に対応して、当該運用操作及び前記関連操作とは別の運用操作である前提操作をさらに格納する処理と、
    前記対象操作とともに前記前提操作の優先度も増加させる処理と、を前記コンピュータに実行させる請求項8に記載のプログラム。
  10. 自装置内で発生するイベントと前記複数の運用操作の何れかを対応づけて記憶する処理と、
    自装置内で発生したイベントに基づいて、前記操作対象を選択する処理と、を前記コンピュータに実行させる請求項8または9に記載のプログラム。
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