JP6026580B2 - 梳き鋏 - Google Patents

梳き鋏 Download PDF

Info

Publication number
JP6026580B2
JP6026580B2 JP2015043027A JP2015043027A JP6026580B2 JP 6026580 B2 JP6026580 B2 JP 6026580B2 JP 2015043027 A JP2015043027 A JP 2015043027A JP 2015043027 A JP2015043027 A JP 2015043027A JP 6026580 B2 JP6026580 B2 JP 6026580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
hair
comb
bar
scissors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015043027A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016159057A (ja
Inventor
博明 堀
博明 堀
Original Assignee
株式会社ミュウ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ミュウ filed Critical 株式会社ミュウ
Priority to JP2015043027A priority Critical patent/JP6026580B2/ja
Publication of JP2016159057A publication Critical patent/JP2016159057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6026580B2 publication Critical patent/JP6026580B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Scissors And Nippers (AREA)

Description

本発明は、理美容分野で使用される梳き鋏に関し、詳細には、一定の毛量に調整してカットでき、また毛髪に対して縦に入れても円滑に移動させることができる梳き鋏に関する。
毛髪をカットする際、櫛刃を有する梳き鋏が使用される。梳き鋏を使用してカットする毛量は、カットの仕方により異なるため、梳き鋏は毛量を一定に調整をできることが望ましい。
従来、毛量の調整ができる梳き鋏の提案がある。すなわち、一対の鋏部材を交差させ、この交差部を枢軸で連結し、一方の鋏部材は切り刃部を備え、他方の鋏部材は、幅の狭い刃部と溝とが交互に設けられた櫛刃部を備えている梳き鋏において、前記他方の鋏部材の櫛刃部よりも先端側には、切り刃部が設けられたことを特徴とする梳き鋏がある(特許文献1参照)。
また、カットには様々な方法があり、チョップカットのように毛髪に対して梳き鋏を縦に入れてカットすることもあり、この場合、梳き鋏を移動する際に毛髪に引っ掛かることがあり、カットの操作を円滑に行えないことや毛髪に傷をつけることがあった。
従来、毛髪からの抜け出しが容易で、毛髪に傷つけることのない梳き鋏についての提案がある。すなわち、棒刃を有した静刃と、櫛刃を設けた動刃をX状に枢着軸によって開閉自在に軸着して構成したすき鋏において、前記櫛刃は、先端の刃部をV又はU状に成形すると共に、静刃の棒刃は、櫛刃に対して任意深さの凹凸を成形し、櫛刃の刃先と対応する凸部には刃部を設け、凹部側には刃部を有しないことを特徴とした理美容用すき鋏がある(特許文献2参照)。
特開2007−215686号広報 特開平8−196750号公報
しかし、特許文献1に記載の梳き鋏は、切り刃部(棒刃)と櫛刃部との間で毛髪をカットする場合については通常の梳き鋏と同様であり、特段の工夫がなされるものではない。
また、特許文献2に記載の梳き鋏は、梳き鋏を毛髪に対して横(垂直)に入れてカットする場合には適していても、毛髪に対して梳き鋏を縦に入れる場合には棒刃に形成される凹凸が毛髪に引っ掛かり、梳き鋏を円滑に移動できないということがある。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、一定の毛量に調整してカットができ、また毛髪に対して縦に入れてカットする場合も円滑に移動させることができる梳き鋏を提供することを課題とする。
本発明者は、上記の課題を解決するため鋭意検討を重ね本発明に想到した。
すなわち、本発明は、櫛刃と棒刃の2つの鋏片が交叉箇所で回動自在に枢着される梳き鋏において、前記棒刃の刃表に複数の凹み部が形成され、かつ、棒刃の刃縁に凹凸が形成されないこと特徴とする梳き鋏に関する。
上記の発明によれば、櫛刃の櫛歯に載った毛髪は凹み部に捕捉されて束となるので、カットされる毛量がカットの操作ごとに区々となるのではなく一定の毛量に調整してカットすることができる。
上記の発明において、複数の凹み部を連続的に形成しても、一定の間隔毎に形成してもよい。また、複数の凹み部を刃先部分にのみ形成してもよく、更にこれらの凹み部を形成する間隔を刃先から刃元に向け次第に広くなるようにしてもよい。
本発明の梳き鋏によれば、櫛刃の櫛歯に載った毛髪を棒刃の刃表の凹み部で捕捉し一定の毛量に調整してカットすることができ、また毛髪に対して梳き鋏を縦に入れてカットする場合に円滑に移動させることができるので、一定の毛量に調整してチョップカットのようなカットは勿論のこと、様々なカットを円滑に行うことができる。
本実施形態に係る梳き鋏の平面図である。 本実施形態に係る梳き鋏の刃表に凹み部が形成された棒刃と櫛刃の部分平面図である。 本実施形態に係る梳き鋏の刃表に凹み部が形成された棒刃と櫛刃の部分平面図である。 本実施形態に係る梳き鋏の刃表に凹み部が形成された棒刃と櫛刃の部分平面図である。 本実施形態に係る梳き鋏の刃表に凹み部が形成された棒刃と櫛刃の部分平面図である。 本実施形態に係る梳き鋏の刃表に凹み部が形成された棒刃と櫛刃の部分平面図である。 本実施形態に係る梳き鋏の刃表に凹み部が形成された棒刃と櫛刃の部分平面図である。 本実施形態に係る梳き鋏の刃表に凹み部が形成された棒刃と櫛刃の部分平面図である。 本実施形態に係る梳き鋏の刃表に凹み部が形成された棒刃と櫛刃の部分平面図である。 本実施形態に係る梳き鋏の刃表の刃先部分にのみ凹み部が形成された棒刃と櫛刃の部分平面図である。 本実施形態に係る梳き鋏の刃表に刃先から刃元に向け次第に間隔が広くなるように刃先部分にのみ凹み部が形成された棒刃と櫛刃の部分平面図である。 本実施形態に係る梳き鋏の櫛刃の櫛歯と棒刃で毛髪をカットする状態を示す説明図である。 本実施形態に係る梳き鋏の刃表に凹み部が形成された棒刃と櫛刃の部分平面図及び棒刃の正面図である。
以下、本発明を図面を参照しながら実施の形態により詳細に説明する。本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る梳き鋏50は、図1に示すように、櫛刃10と棒刃20の2つの鋏片が交叉箇所30で回動自在に枢着され、交叉箇所30の後方に把持部35が形成されている。
櫛刃10は、複数の櫛歯11と複数の櫛溝12が交互に設けられている。櫛歯11の先端は、通常平坦状に形成されるが、V字状やU字状などに形成してもよい。切刃は、櫛刃と棒刃のいずれか一方に設けても、あるいは両者に設けてもよい。
棒刃20は、刃表に複数の凹み部25が形成されている。図2〜図11に例示するように、凹み部25を連続的に形成した場合(図2、図4、図6、図8)、凹み部25を一定の間隔毎に形成した場合(図3、図5、図7、図9)、凹み部25の長さを長く幅を狭く形成した場合(図2、図3)、凹み部25の長さを短く幅を狭く形成した場合(図4、図5)、凹み部25の長さを短く幅を広く形成した場合(図6、図7)、凹み部25の長さを長く幅を広く形成した場合(図8、図9)、凹み部25を刃先部分にのみ形成した場合(図10参照)、凹み部25の間隔を刃先から刃元に向け次第に広くなるように凹み部25を刃先部分にのみ形成した場合(図11参照)など様々な態様で形成することができる。
次いで、上記のように構成される梳き鋏50の作用について説明する。図12において、太い線は毛髪の束で、細い線は一本一本の毛髪を示す。梳き鋏50の一方の鋏片である棒刃20の表面に複数の凹み部25が形成され、他方の鋏片である櫛刃10の櫛歯11に載った毛髪は凹み部25に捕捉されて束となるため、梳き鋏50を使用すればカットの操作ごとに一定した毛量をカットすることができる。通常の梳き鋏は棒刃に凹み部がないので、櫛歯に載った毛髪はばらけて櫛溝に入り込むものもあり、カットされる毛量はカットの操作ごとに区々となり一定しない。
カットされる毛量は、凹み部25の面積が広いほど多くなるので、凹み部25の幅が広いほど、凹み部25の長さが長いほど、棒刃20の厚みが厚いほどより多くの毛髪を束にして捕捉できる。図13のX、Yに示すように、AとBは、CとDに比べ凹み部25の長さが短いので、Aに比べCが、Bに比べDがより多くの毛量をカットできる。また、Aは棒刃20の厚みがBより厚いので、Bに比べより多くの毛量をカットできる。同様に、Cは棒刃20の厚みがDより厚いので、Dに比べより多くの毛量をカットできる。
凹み部25を連続的に形成する場合は、凹み部25を一定の間隔毎に形成する場合に比べより多くの毛量をカットできる。また、凹み部25を刃先部分にのみ形成する場合は、毛髪に対して梳き鋏を縦に入れた際に頭皮に近い毛髪をカットする毛量を多くできると共に、毛髪の毛先をカットする毛量を少なくすることができる。凹み部25の間隔を刃先から刃元に向け次第に広くなるように凹み部25を刃先部分にのみ形成する場合は、毛髪をより自然なカットに仕上げることが可能となる。凹み部25を棒刃20の刃表の一部にのみ形成する場合、刃先部分に限らず、任意な部分に形成することができる。
梳き鋏50は、上記のように一定した毛量に調整してカットすることができるので、少ない毛量をカットする梳き鋏が必要とされる場合や、多い毛量をカットする梳き鋏が必要とされる場合に備え、凹み部25の形態を種々変えた梳き鋏を揃えることにより要求される毛量のカットに確実に応えることが可能となる。
また、本発明の梳き鋏50は、棒刃20の刃縁に凹凸がなく、毛髪に対して梳き鋏50を縦に入れる場合も毛髪に引っ掛かることがなく円滑に移動でき、移動により毛髪に傷つけることがない。
10 櫛刃
11 櫛歯
12 櫛溝
20 棒刃
25 凹み部
35 把持部
50 梳き鋏

Claims (5)

  1. 櫛刃と棒刃の2つの鋏片が交叉箇所で回動自在に枢着される梳き鋏において、前記棒刃の刃表に複数の凹み部が形成され、かつ、棒刃の刃縁に凹凸が形成されないこと特徴とする梳き鋏。
  2. 複数の凹み部が連続的に形成されることを特徴とする請求項1に記載の梳き鋏。
  3. 複数の凹み部が一定の間隔毎に形成されることを特徴とする請求項1に記載の梳き鋏。
  4. 複数の凹み部が刃先部分にのみ形成されることを特徴とする請求項1に記載の梳き鋏。
  5. 複数の凹み部が形成される間隔が刃先から刃元に向け次第に広くなることを特徴とする請求項4に記載の梳き鋏。
JP2015043027A 2015-03-04 2015-03-04 梳き鋏 Active JP6026580B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015043027A JP6026580B2 (ja) 2015-03-04 2015-03-04 梳き鋏

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015043027A JP6026580B2 (ja) 2015-03-04 2015-03-04 梳き鋏

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016159057A JP2016159057A (ja) 2016-09-05
JP6026580B2 true JP6026580B2 (ja) 2016-11-16

Family

ID=56843653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015043027A Active JP6026580B2 (ja) 2015-03-04 2015-03-04 梳き鋏

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6026580B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002292160A (ja) * 2001-03-28 2002-10-08 Naruto Scissors Co Ltd 梳きはさみ
JP2007244548A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Adachi Kogyo:Kk 梳鋏
JP3160547U (ja) * 2010-03-10 2010-07-01 モトコマ株式会社 理美容鋏

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016159057A (ja) 2016-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6970830B2 (ja) 切断ユニット
CN108235957A (zh) 宠物梳子的梳体及宠物梳子
JP5950379B1 (ja) すきバサミ
US5349971A (en) Clipper comb
CN208175739U (zh) 宠物梳子的梳体及宠物梳子
JP6026580B2 (ja) 梳き鋏
JP3213667U (ja) すきバサミ
CN207448534U (zh) 一种多功能快速光头剪装置
JP6557834B1 (ja) 梳き鋏
US3250001A (en) Shears
JP4969067B2 (ja) 理髪用の梳き鋏
JP4505029B2 (ja) 梳き鋏
CN204707704U (zh) 用于打薄宠物毛发的梳理工具
JP2011083582A (ja) 毛髪を適量に分ける装置をつけた理美容カット鋏、スキ鋏。
JP5922213B1 (ja) 梳き鋏
JP5555012B2 (ja) 理美容用櫛、理美容方法
KR200464026Y1 (ko) 미용가위
JP7571941B1 (ja) 梳き鋏
JP3132511U (ja) 理美容鋏
JP3123764U (ja) 毛流矯正用梳き鋏
JP2016052341A (ja) すき鋏およびその製造方法
JP2004041268A (ja)
JP2022077869A (ja) カットバリカン用アダプター
KR20230172917A (ko) 헤어 커터용 머리빗
JP2023062604A (ja) 梳き鋏

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6026580

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250