JP6025589B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置、およびインクジェット記録ヘッドを用いたインクジェット記録方法に関する。
インクジェット記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置は、低コストで高品位な文字及び画像を出力可能な記録装置として知られている。インクジェット記録ヘッドには、インク滴を吐出するノズルが設けられている。このノズルの製造方法として、シリコン基板上に樹脂層を積層する方法が知られている(特許文献1参照)。
図14は、従来のインクジェット記録ヘッドに設けられたノズルの平面図である。図15は、図14に示す切断線C−Cに沿った断面図である。
従来のインクジェット記録ヘッド101では、シリコン基板100と、シリコン基板100上に積層された樹脂層200とによってノズル300が形成されている(図15参照)。ノズル300では、電気熱変換体330の発熱によって圧力室320内に充填されたインクが加熱される。その結果、膜沸騰による発泡が生じて所定量のインク滴が吐出口340から吐出される。その後、インクが、シリコン基板100を貫通する供給口110から流路310を通じて圧力室320に再び充填(リフィル)される。
インクジェット記録ヘッド101において、リフィル時間(インクの再充填に要する時間)は、流路310の構造に依存する。流路310の断面積が小さい場合、流路310の流抵抗が大きくなるのでリフィル時間が長くなる。この場合、リフィル周波数(1つのノズルにおいて単位時間内に繰り返されるリフィルの回数)が低下する。そのため、吐出周波数(1つの吐出口が単位時間当たりにインク滴を吐出する回数)も低下するので高速記録が阻害される。反対に、リフィル時間が短すぎる(流路310の流抵抗が非常に小さい)場合、インクのメニスカスがオーバーシュートして吐出口340から溢れ出てしまうおそれがある。したがって、安定した高速記録を実現するためには、リフィル周波数の上限値と下限値とを定め、リフィル周波数をその範囲内に収めることが望ましい。
特許第3343875号公報
特許文献1に記載の方法でインクジェット記録ヘッド101を製造する場合、流抵抗に関与する箇所の寸法(例えば、流路310の高さH)が製造ロット間でばらつく可能性がある。この流抵抗はリフィル周波数に影響を及ぼすため、リフィル周波数もばらつく可能性がある。リフィル周波数のばらつき範囲が、安定した高速記録が可能な許容範囲内に収まれば特に問題はない。
しかし、近年、インクジェット記録装置には、記録のさらなる高速化が求められている。この求めに応じるために、上述した吐出周波数を高く設定した場合、リフィル周波数の下限値が必然的に高くなる。この場合、安定した高速記録が可能なリフィル周波数の許容範囲が狭まってしまう。すると、リフィル周波数のばらつき範囲が許容範囲を超えてしまい、吐出不良が発生する可能性が高くなってしまう。
本発明の目的は、ノズルの製造ばらつきが生じても安定した高速記録を実現することが可能なインクジェット記録装置、およびインクジェット記録方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のインクジェット記録装置は、液体を吐出する吐出口と、液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生する素子を内部に備える圧力室と、前記圧力室に連通する流路と、を含む第1のノズルと、前記第1のノズルに隣接し、前記第1のノズルよりも流抵抗が低い第2のノズルと、前記第1のノズルまたは前記第2のノズルの少なくとも一方からインク滴が吐出された後、前記インク滴を吐出したノズルにインクを供給する供給口と、を備えたインクジェット記録ヘッドと、前記流抵抗に関与する箇所の寸法に応じて前記インクジェット記録ヘッドを予めランク付けしたランク値を格納している記憶部と、前記記憶部から前記ランク値を読み出す読み出し部と、前記読み出し部により読み出された前記ランク値に応じて、前記各ノズルの単位時間当たりの吐出回数を決定する決定部と、前記決定部で決定された前記吐出回数に基づいて各ノズルから前記インク滴を吐出させる制御部と、を有する。
上記目的を達成するために本発明のインクジェット記録方法は、液体を吐出する吐出口と、液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生する素子を内部に備える圧力室と、前記圧力室に連通する流路と、を含む第1のノズルと、前記第1のノズルに隣接し、前記第1のノズルよりも流抵抗が小さい第2のノズルと、前記第1のノズルまたは前記第2のノズルの少なくとも一方からインク滴が吐出された後、前記インク滴を吐出したノズルにインクを供給する供給口と、を備えたインクジェット記録ヘッドと、前記流抵抗に関与する箇所の寸法に応じて前記インクジェット記録ヘッドを予めランク付けしたランク値を格納している記憶部と、を用意するステップと、前記記憶部から前記ランク値を読み出すステップと、読み出した前記ランク値に応じて、前記各ノズルの単位時間当たりの吐出回数を決定するステップと、決定した前記吐出回数に基づいて各ノズルから前記インク滴を吐出させるステップと、を有する。
本発明によれば、ノズルの製造ばらつきが生じても安定した高速記録を実現することが可能となる。
実施形態1のインクジェット記録装置に設けられたインクジェット記録ヘッドの要部構成を示す平面図である。 図1に示す切断線A−Aに沿った断面図である。 本実施形態のインクジェット記録装置の電気的な要部構成を示すブロック図である。 本実施形態における各ノズルのリフィル周波数のばらつき範囲とリフィル周波数の許容範囲の関係を数直線で示した図である。 本実施形態のインクジェット記録装置の記録動作の手順を示すフローチャートである。 リフィルランクと各ノズルのリフィル周波数の範囲との関係を示す表である。 リフィルランクと各ノズルの吐出回数との関係を示す表である。 インク滴の吐出制御に関するマスクパターンを示す図である。 実施形態2のインクジェット記録装置に設けられたインクジェット記録ヘッドの要部構成を示す平面図である。 図9に示す切断線B−Bに沿った断面図である。 実施形態2において使用するマスクパターンを示す図である。 実施形態3のインクジェット記録装置に設けられたインクジェット記録ヘッドの要部構成を示す平面図である。 比較例におけるノズルのリフィル周波数のばらつき範囲とリフィル周波数の許容範囲との関係を数直線で示した図である。 従来のインクジェット記録ヘッドに設けられたノズルの平面図である。 図14に示す切断線C−Cに沿った断面図である。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係るインクジェット記録装置(液体吐出装置)について説明する。本実施形態のインクジェット記録装置には、インク等の液体を吐出するインクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)が設けられている。図1は、実施形態1のインクジェット記録装置に設けられたインクジェット記録ヘッドの要部構成を示す平面図である。図2は、図1に示す切断線A−Aに沿った断面図である。本実施形態のインクジェット記録ヘッド1は、キャリッジ(不図示)に搭載されて、走査方向x(図1参照)に移動可能に構成されている。以下、本実施形態のインクジェット記録ヘッド1の構成について説明する。
本実施形態のインクジェット記録ヘッド1は、基板10と、基板10に積層された樹脂層20と、を有する(図2参照)。基板10と樹脂層20によって、複数のノズル30a(第1のノズル)と、複数のノズル30b(第2のノズル)が形成されている。各ノズル30aは、流路31aと、電気熱変換素子33(液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生する素子)を内部に備える圧力室32と、吐出口34とで構成されている。一方、各ノズル30bは、流路31bと、電気熱変換素子33を内部に備える圧力室32と、吐出口34とで構成されている。
基板10には、貫通孔である供給口11が形成され、供給口11から流路31a、31bに液体を供給する。本実施形態では、ブラック顔料インクが用いられている。供給口11に供給されたインクは、供給口11から分岐した複数の流路31a、31bを通過する。通過したインクは、流路31a、31bの一端に設けられた圧力室32に充填される。各圧力室内には、電気熱変換体33が配置されている。電気熱変換体33は、電圧パルスの入力によって急激に発熱する。この発熱により、圧力室33に充填されたインクが加熱される。その結果、膜沸騰による発泡が生じることによって生成された所定量のインク滴が各吐出口34から個別に吐出される。吐出口34は、電気熱変換体33に対向する位置で樹脂層20を貫通している。
基板10の材料はシリコンに限定されず、樹脂層20の支持体として機能し得る材料であればよい。例えば、ガラス、セラミックス、プラスチックあるいは金属等の材料が挙げられる。
本実施形態では、供給口11の片側に延びる流路31a、31bは、0.0254/600m(1/600インチ)のピッチP1(図1参照)で合計512個配列されている。流路31aと流路31bは、走査方向xに直交する副走査方向yに交互に配列されている。すなわち、512個の吐出口34が副走査方向yに配列されている。そのため、インクジェット記録ヘッド1が走査方向xに走査しているときに全ての吐出口34からインク滴が同時に吐出されると、記録媒体には副走査方向yに512個のドットが記録される。
本実施形態のノズル30a、30bでは、インク滴の液量を12plに設定するために吐出口34の口径は18.4μmで統一され、圧力室34の大きさも統一されている。流路31aと流路31bでは、その高さは互いに等しいものの、その幅は互いに異なる。本実施形態では、流路31aの幅Waは、流路31bの幅Wbよりも狭い(図1参照)。本実施形態では、幅Waは16μmであり、幅Wbは24μmである。例えば、流路31a、31bの高さHがともに18μmの場合、流路31aの断面積は288μm2となり、流路31bの断面積は432μm2となる。流路の断面積が大きいと、流抵抗が小さくなりリフィル時間が短くなる。本実施形態では、ノズル30bは、ノズル30aよりも流抵抗が少ない。したがって、ノズル30bのリフィル時間は、ノズル30aよりも短くなる。
本実施形態では、インクジェット記録ヘッド1は、1パス方式(1ライン分の記録データを1回の走査で記録する記録方式)の記録方式であり、最大吐出周波数を24kHzとしている。さらに、インクジェット記録ヘッド1の移動速度を1.016m/s(40インチ/s)としたときのリフィル周波数の許容範囲は28〜43kHzに定められている。最大吐出周波数が24kHzであるのに対して許容周波数の下限値が28kHzとなっており、4kHzのマージンが設けられている。インク滴の連続吐出に伴って各ノズルが昇温すると、インク滴の液量が増加する。すると、リフィルに必要なインクの流量が増えるので、リフィル周波数は常温時に比べて低下する。したがって、ノズルの昇温に伴うリフィル周波数の低下を予め想定して許容周波数の下限値が定められている。一方、許容周波数の上限値が43kHzに定められている。各ノズルが昇温するとインクの粘度が下がる。すると、メニスカスがリフィル時にオーバーシュートしやすくなる。オーバーシュートしたインクは吐出口34の周囲から溢れ出してしまう。したがって、ノズルの昇温に伴うインクの粘度の低下を予め想定して許容範囲の上限値が定められている。
図3は、本実施形態のインクジェット記録装置の電気的な要部構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態のインクジェット記録装置は、インクジェット記録ヘッド1に加えて、記憶部2と、読み出し部3と、決定部4と、制御部5と、を有している。
記憶部2は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)で構成され、リフィルランクが格納されている。リフィルランクは、ノズル30a、30bの流抵抗に関与する箇所の寸法に応じてインクジェット記録ヘッド1を予めランク付けしたランク値である。このランク値は、インクジェット記録ヘッド1に対して一つ設定される。リフィルランクは、インクジェット記録ヘッド装置の出荷時に記憶部2に書き込まれる。
本実施形態では、流路31a、31bの高さH(図2参照)に応じてリフィルランクが設定されている。この高さHは、リフィル特性に密接に関連する。高さHが高いとリフィル時間が短くなるのでリフィル周波数が高くなる。反対に高さHが低いとリフィル時間が長くなるのでリフィル周波数が低くなる。
読み出し部3は、記憶部2から読み出したリフィルランクを読み出す。決定部4は、読み出し部3から読み出されたリフィルランクに応じてノズル30a、30bの各々について単位時間当たりのインク滴の吐出回数を決定する。制御部5は、決定部4の決定事項に従ってノズル30a、30bからインク滴を吐出させる。
本実施形態では、各流路の高さHは18μmを標準値とし、寸法公差を±2μmとしている。すなわち、各流路の高さHは、製造ロット間で4μmのばらつき範囲を有する。このばらつき範囲に対応するリフィル周波数のばらつき範囲は、約20kHzとなる。そのため、リフィル周波数のばらつき範囲は、上述したリフィル周波数の許容範囲(43kHz−28kHz=15kHz)よりも大きくなっている。
図4は、本実施形態における各ノズルのリフィル周波数のばらつき範囲とリフィル周波数の許容範囲の関係を数直線で示した図である。図4に示すように、本実施形態では、ノズル30aのリフィル周波数のばらつき範囲は、23〜43kHzとなっている。一方、ノズル30bのリフィル周波数のばらつき範囲は、28〜48kHzとなっている。本実施形態では、ノズル30aの流路31aは、リフィル周波数の上限値が43kHzとなるように予めその幅Waが設計されている。一方、ノズル30bの流路31bは、リフィル周波数の下限値が28kHzとなるように予め幅Wbが設計されている。
図5は、本実施形態のインクジェット記録装置の記録動作の手順を示すフローチャートである。
まず、読み出し部3が、記憶部2からリフィルランクを読み出す(ステップS1)。
次に、決定部4が、読み出し部3により読み出されたリフィルランクが高ランクか低ランクか判定する(ステップS2)。本実施形態では、流路の高さHが上述した標準値(18μm)を上回る場合にリフィルランクが高ランクにランク付けられ、流路の高さHが標準値を下回る場合にリフィルランクが低ランクにランク付けられている。
図6は、リフィルランクと各ノズルのリフィル周波数の範囲との関係を示す表である。
リフィルランクが高ランクの場合、流路31a、31bの高さは、標準値よりも高く形成されている。そのため、ノズル30a、31bのリフィル周波数は、図4に示すばらつき範囲の中で高い領域に分布する。その結果、図6に示すように、ノズル30aのリフィル周波数の範囲は、許容範囲である28〜43kHzになる可能性が高くなるので、最大吐出周波数(24kHz)の吐出が可能となる。一方、ノズル30bのリフィル周波数は、許容範囲外である43〜48kHzになる可能性が高い。
リフィルランクが低ランクの場合、流路31a、31bの高さは、標準値よりも低く形成されている。そのため、ノズル30a、31bのリフィル周波数は、図4に示すばらつき範囲の中で低い領域に分布する。その結果、図6に示すように、ノズル30aのリフィル周波数の範囲は、許容範囲外である23〜28kHzになる可能性が高くなる。一方、ノズル30bのリフィル周波数は、許容範囲内である28〜43kHzになる可能性が高くなるので最大吐出周波数の吐出が可能となる。
図7は、リフィルランクと各ノズルの吐出回数との関係を示す表である。
リフィルランクが高ランクの場合、上述したようにノズル30aのリフィル周波数は、最大吐出周波数で安定的に吐出可能な許容範囲内である可能性が高い。そこで、決定部4は、一つの吐出口34から単位時間当たりに吐出されるインク滴の吐出回数についてノズル30bよりもノズル30aの方が多くなるように設定されたマスクAを選択する(ステップS3)。
一方、リフィルランクが低ランクの場合、上述したようにノズル30bのリフィル周波数は、最大吐出周波数で安定的にインク滴を吐出可能な許容範囲内である可能性が高い。そこで、決定部4は、上述した吐出回数についてノズル30aよりもノズル30bの方が多くなるように設定されたマスクBを選択する(ステップS4)。
図8は、インク滴の吐出制御に関するマスクパターンを示す図である。図8(a)は、上述したマスクAのマスクパターンである。図8(b)は、上述したマスクBのマスクパターンである。
本実施形態では、各ノズルの電気熱変換体33には、マスクパターンと呼ばれるラスタデータ(2値データ)が割り当てられる。図8では、説明を簡単にするために走査方向xに連続した2つの画素に対するインク滴の吐出形態を示している。図8において、黒斜線の画素は、インク滴を吐出する(ドットを記録する)画素を示し、白色の画素は、インク滴を吐出しない画素を示している。
図8(a)に示すマスクAのマスクパターンは、ノズル30aは、連続的にインク滴を吐出するように設定されている。一方、ノズル30bは、間欠的にインク滴を吐出するように設定されている。これにより、ノズル30aの吐出回数は、ノズル30bの吐出回数よりも多くなる。
図8(b)に示すマスクBのマスクパターンでは、ノズル30aは、間欠的にインク滴を吐出するように設定されている。一方、ノズル30bは、連続的にインク滴を吐出するように設定されている。これにより、ノズル30bの吐出回数は、ノズル30aの吐出回数よりも多くなる。
本実施形態では、外部から入力された画像データを記録する際、その画像データに対応付けて各ノズルの吐出形態を示す2値の記録データと、上述したマスクパターンとの間で論理積を取る。制御部5は、その論理積の結果に対応付けて電気熱変換体33に電圧パルスを送る。このようにして、制御部5は各ノズルからインク滴を吐出させる(ステップS5)。
本実施形態のインクジェット記録装置では、幅が互いに異なるノズル30a、30bが互いに隣接して配置されている。さらに、流路の高さに応じて予めランク付けしたリフィルランクに基づいて決定部4が各ノズルの吐出回数を決定する。本実施形態によれば、流路の高さがばらついても、ノズル30aまたはノズル30bのどちらか一方のリフィル周波数は、最大吐出周波数で安定した吐出が可能な許容範囲内に収まる。そのため、1パス方式で安定した高速記録を実現することが可能となる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2に係るインクジェット記録装置について説明する。以下、上述した実施形態1のインクジェット記録装置と異なる点を中心に説明する。図9は、実施形態2のインクジェット記録装置に設けられたインクジェット記録ヘッドの要部構成を示す平面図である。図10は、図9に示す切断線B−Bに沿った断面図である。上述した実施形態1のインクジェット記録ヘッド1と同様の構成要素については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態のインクジェット記録ヘッド1aでは、図9に示すように供給口11に対して走査方向xの両側に2つのノズル列35、36が配置されている。各ノズル列では、複数のノズル30aと複数のノズル30bが、副走査方向yに交互に配列されている。ノズル30aとノズル30bのピッチP1は、実施形態1と同じく0.0254/600m(1/600インチ)となっている。ノズル列35とノズル列36は、副走査方向y(吐出口34の配列方向)にピッチP2ずれて配置されている。本実施形態では、ピッチP2は、0.0254/1200m(1/1200インチ)である。これにより本実施形態では、全ての吐出口34からインク滴が同時に吐出されると、記録媒体には1024個のドットが記録される。インク滴の液量は、実施形態1と同様に、12plに設定されている。
本実施形態のインクジェット記録装置は、実施形態1と同様に、図5に示すフローチャートに従って記録動作を行う。
図11は、実施形態2において使用するマスクパターンを示す図である。図11において「ラスタ0」と「ラスタ2」は、ノズル列35のノズル30a、30bの吐出形態を示す。「ラスタ1」と「ラスタ3」は、ノズル列36のノズル30a、30bの吐出形態を示す。
読み出し部3が読み出したリフィルランクが高ランクの場合、決定部4は、図11(a)に示すマスクパターンで構成されたマスクCを選択する。図11(a)に示すマスクパターンでは、各ノズル列においてノズル30aは、連続的にインク滴を吐出するように設定されている。一方、ノズル30bは、間欠的にインク滴を吐出するように設定されている。これにより、ノズル30aの吐出回数は、ノズル30bの吐出回数よりも多くなる。
読み出し部3が読み出したリフィルランクが低ランクの場合、決定部4は、図11(b)に示すマスクパターンで構成されたマスクDを選択する。図11(b)に示すマスクパターンでは、各ノズル列においてノズル30aは、間欠的にインク滴を吐出するように設定されている。一方、ノズル30bは、連続的にインク滴を吐出するように設定されている。これにより、ノズル30bの吐出回数は、ノズル30aの吐出回数よりも多くなる。
本実施形態においても、実施形態1と同様に、流路の高さがばらついても、ノズル30aまたはノズル30bのどちらか一方のリフィル周波数は、最大吐出周波数で安定した吐出が可能な許容範囲内に収まる。そのため、1パス方式で安定した高速記録を実現することが可能となる。
さらに本実施形態では、記録媒体における単位面積当たりのドット数(インク滴の数)が実施形態1に比べて倍になる。その結果、解像度が向上することによって、高画質な記録が可能となる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3に係るインクジェット記録装置について説明する。以下、上述した実施形態1、2のインクジェット記録装置と異なる点を中心に説明する。図12は、実施形態3のインクジェット記録装置に設けられたインクジェット記録ヘッドの要部構成を示す平面図である。
本実施形態のインクジェット記録ヘッド1bでは、図12に示すように、供給口11の片側にノズル列35が配列され、もう片側にノズル列36、37が配列されている。ノズル列35では、実施形態1と同様に、複数のノズル30aと複数のノズル30bとが副走査方向yにピッチP1で交互に配列されている。ノズル列36では、ノズル30a、31bの吐出口34よりも口径の小さな吐出口36を有するノズルが、ノズル列36と同じピッチで配列されている。ノズル列37では、吐出口38よりも口径の小さな吐出口39を有するノズルが、ノズル列36と同じピッチで配列されている。吐出口38と吐出口39との間には、上述したピッチP1の半分であるピッチ2が設けられている。さらに、吐出口39は、吐出口38よりも供給口11から離れた位置に配列されている。
本実施形態では、吐出口34から5plのインク滴が吐出され、吐出口38から2plのインク滴が吐出され、吐出口39から1plのインク滴が吐出される。本実施形態ではカラーインクを用いている。
上記のように構成された本実施形態のインクジェット記録ヘッド1bでは、通常の画質の画像を記録する際、実施形態1と同様な吐出制御によって吐出口34からのみカラーインクのインク滴が吐出される。吐出口38、39は、写真調のような高画質の画像を記録する際に用いられる。
本実施形態では、実施形態1と同様に、流路の高さがばらついても、ノズル30aまたはノズル30bのどちらか一方のリフィル周波数は、最大吐出周波数で安定した吐出が可能な許容範囲内に収まる。そのため、1パス方式で安定した高速記録を実現することが可能となる。特に、本実施形態は、カラーインクで高画質の画像を記録できる機能を備えたインクジェット記録ヘッドに適用することが可能となる。
(比較例)
本発明の比較例として、図14、図15に示す従来のインクジェット記録ヘッド101を用いる。図13は、比較例におけるノズルのリフィル周波数のばらつき範囲とリフィル周波数の許容範囲との関係を数直線で示した図である。
図14に示すように、従来のインクジェット記録ヘッド101では、流路310の幅は、全て統一されている。そのため、流路310の高さH(図15参照)が標準値よりも高い場合、ノズル300のリフィル周波数は、ばらつき範囲内で高い領域に分布する。そのため、ノズル300のリフィル周波数が許容範囲外である43〜45kHzになる可能性が高くなってしまう。反対に、流路310の高さHが標準値よりも低い場合、ノズル300のリフィル周波数は、ばらつき範囲内で低い領域に分布する。そのため、ノズル300のリフィル周波数が許容範囲外である25〜28kHzになる可能性が高くなってしまう。
一方、上述した本発明のインクジェット記録ヘッド1、1a、1bでは、幅が互いに異なるノズル30a、30bが互いに隣接して配置されている。さらに、流路の高さに応じて予めランク付けしたリフィルランクに基づいて決定部4が各ノズルの吐出回数を決定する。本実施形態によれば、流路の高さがばらついても、ノズル30aまたはノズル30bのどちらか一方のリフィル周波数は、最大吐出周波数で安定した吐出が可能な許容範囲内に収まる。そのため、安定した高速記録を実現することが可能となる。
1 インクジェット記録ヘッド
30a ノズル
30b ノズル
2 記憶部
3 読み出し部
4 決定部
5 制御部

Claims (13)

  1. 液体を吐出する吐出口と、液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生する素子を内部に備える圧力室と、前記圧力室に連通する流路と、を含む第1のノズルと、前記第1のノズルに隣接し、前記第1のノズルよりも流抵抗が低い第2のノズルと、前記第1のノズルまたは前記第2のノズルの少なくとも一方からインク滴が吐出された後、前記インク滴を吐出したノズルにインクを供給する供給口と、を備えたインクジェット記録ヘッドと、
    前記流抵抗に関与する箇所の寸法に応じて前記インクジェット記録ヘッドを予めランク付けしたランク値を格納している記憶部と、
    前記記憶部から前記ランク値を読み出す読み出し部と、
    前記読み出し部により読み出された前記ランク値に応じて、前記各ノズルの単位時間当たりの吐出回数を決定する決定部と、
    前記決定部で決定された前記吐出回数に基づいて各ノズルから前記インク滴を吐出させる制御部と、
    を有するインクジェット記録装置。
  2. 前記寸法が標準値を上回る場合に前記ランク値は高ランクにランク付けられ、前記寸法が前記標準値を下回る場合に前記ランク値は低ランクにランク付けられる、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記ランク値が前記高ランクの場合、前記決定部は、前記吐出回数が前記第2のノズルよりも前記第1のノズルの方が多くなるように設定する、請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記ランク値が前記低ランクの場合、前記決定部は、前記吐出回数が前記第1のノズルよりも前記第2のノズルの方が高くなるように設定する、請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記インクジェット記録ヘッドが、走査方向に移動可能に構成され、
    複数の前記第1のノズルと、複数の前記第2のノズルとが前記走査方向に直交する方向に交互に配列されている、請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 液体を吐出する吐出口と、液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生する素子を内部に備える圧力室と、前記圧力室に連通する流路と、を含む前記第1のノズルおよび前記第2のノズルの各々が、前記供給口から供給された前記インクが流れる流路と、前記流路を通じて供給された前記インクが充填される圧力室と、前記圧力室内に設けられ、前記制御部の制御に従って発熱する電気熱変換体と、前記電気熱変換体に対向する位置に形成され、前記電気熱変換体の発熱によって生成される前記インク滴を吐出する吐出口と、を有し、
    前記第1のノズルの前記流路の幅は、前記第2のノズルの前記流路の幅よりも狭い、請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記箇所が、前記流路の高さである、請求項6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 液体を吐出する吐出口と、液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生する素子を内部に備える圧力室と、前記圧力室に連通する流路と、を含む第1のノズルと、前記第1のノズルに隣接し、前記第1のノズルよりも流抵抗が小さい第2のノズルと、前記第1のノズルまたは前記第2のノズルの少なくとも一方からインク滴が吐出された後、前記インク滴を吐出したノズルにインクを供給する供給口と、を備えたインクジェット記録ヘッドと、前記流抵抗に関与する箇所の寸法に応じて前記インクジェット記録ヘッドを予めランク付けしたランク値を格納している記憶部と、を用意するステップと、
    前記記憶部から前記ランク値を読み出すステップと、
    読み出した前記ランク値に応じて、前記各ノズルの単位時間当たりの吐出回数を決定するステップと、
    決定した前記吐出回数に基づいて各ノズルから前記インク滴を吐出させるステップと、
    を有するインクジェット記録方法。
  9. 前記寸法が標準値を上回る場合に前記ランク値を高ランクに設定し、前記寸法が前記標準値を下回る場合に前記ランク値を低ランクに設定する、請求項8に記載のインクジェット記録方法。
  10. 前記ランク値が前記高ランクの場合、前記吐出回数が前記第2のノズルよりも前記第1のノズルの方が高くなるように設定する、請求項9に記載のインクジェット記録方法。
  11. 前記ランク値が前記低ランクの場合、前記吐出回数が前記第1のノズルよりも前記第2のノズルの方が高くなるように設定する、請求項9に記載のインクジェット記録方法。
  12. 前記第1のノズルおよび前記第2のノズルの各々が、前記供給口から供給された前記インクが流れる流路と、前記流路を通じて供給された前記インクが充填される圧力室と、前記圧力室内に設けられ、前記制御部の制御に従って発熱する電気熱変換体と、前記電気熱変換体に対向する位置に形成され、前記電気熱変換体の発熱によって生成される前記インク滴を吐出する吐出口と、を有し、
    前記第2のノズルの前記流路の幅を、前記第1のノズルの前記流路の幅よりも広く形成する、請求項8から11のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
  13. 前記流路の高さの寸法に応じて前記ランク値を設定する、請求項12に記載のインクジェット記録方法。
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