JP6025098B2 - 電力線搬送通信モジュール - Google Patents

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本発明は、電力線搬送通信モジュールに関するものである。
従来、図7に示すように、商用電源から各需要家へ商用電力を供給する電力線W100に接続した電力線搬送通信モジュールB(以降、PLC通信モジュールBと称す)がある(例えば、特許文献1参照)。
図8は、PLC通信モジュールBの内部構成の概略を示す。PLC通信モジュールBは、電力線W100に介挿されたフィルタ部20を備える。
電力線W100は、フィルタ部20の一次側に接続された幹線側電力線W100aと、フィルタ部20の二次側に接続された需要家側電力線W100bとで構成される。幹線側電力線W100aは、商用電源や、後述の電力会社によって管理されるデータ収集装置等が電気的に接続されている。一方、需要家側電力線W100bは、各需要家内の機器に電気的に接続されている。
そして、PLC通信モジュールBは、通信制御部として機能するマイクロコンピュータ11,12(以降、マイコン11,12と称す)を備える。マイコン11は、幹線側電力線W100aに接続して、各需要家における電力使用量の検針データを、幹線側電力線W100aを介した電力線搬送通信によって、幹線側電力線W100a側のデータ収集装置へ送信する。マイコン12は、需要家側電力線W100bに接続して、需要家内の各機器との間で需要家側電力線W100bを介した電力線搬送通信を行うことによって、需要家側電力線W100b側の各機器の監視制御が行われる。
すなわち、幹線側電力線W100aは、電力会社−PLC通信モジュールB間の通信経路(以降、Aルートと称す)を構成している。また、需要家側電力線W100bは、PLC通信モジュールB−需要家間の通信経路(以降、Bルートと称す)を構成している。
また、マイコン11は、結合部101を介して、幹線側電力線W100aに接続している。マイコン12は、結合部102を介して、需要家側電力線W100bに接続している。結合部101,102は、通信経路に直列接続されたコンデンサで構成されており、電力線搬送通信の周波数帯域を通過させ、商用周波数成分を減衰させる容量に設定されている。
そして、フィルタ部20は、ローパスフィルタの機能を有している。このフィルタ部20は、商用電力の周波数成分を通過させ、電力線搬送通信に用いられる通信信号の周波数成分を減衰させる。
したがって、幹線側電力線W100a上、および需要家側電力線W100b上のそれぞれでは、Aルートの通信信号とBルートの通信信号とが混在することなく、通信トラフィックを抑制できる。すなわち、Aルートの通信信号とBルートの通信信号との干渉を抑制することができる。
特開2010−4389
しかしながら、上記特許文献1の構成において、マイコン11,12のそれぞれは、1チップの集積回路で構成される。したがって、従来、PLC通信モジュールBは、1チップのマイコンを2つ用いる必要があり、コスト増大、大型化の要因となっていた。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、Aルート(電力会社−電力線搬送通信モジュール間の通信経路)の通信信号とBルート(電力線搬送通信モジュール−需要家間の通信経路)の通信信号との干渉を抑制し、且つコスト低減、小型化を図ることができる電力線搬送通信モジュールを提供することにある。
本発明の電力線搬送通信モジュールは、商用電源からの電力を需要家に供給する電力線を介して電力線搬送通信を行う電力線搬送通信モジュールであって、前記電力線に介挿されたフィルタ部と、記商用電源から前記フィルタ部への電力供給路となる前記電力線である第1の電力線、および前記フィルタ部から前記需要家の機器への電力供給路となる前記電力線である第2の電力線のそれぞれを介した電力線搬送通信を行う通信制御部とを備え、前記フィルタ部は、前記電力線搬送通信に用いられる通信信号の周波数成分を減衰させ、前記電力線は、2つの電圧極と1つの中性極とを有する単相3線式の配電方式で構成されており、前記通信制御部は、1チップの集積回路で構成されており、前記第1の電力線の2つの前記電圧極に接続して前記電力線搬送通信を行い、前記第2の電力線の前記中性極と1つの前記電圧極とに接続して前記電力線搬送通信を行うことを特徴とする。
この発明において、前記通信制御部は、前記通信信号を送信する送信ポートを1つ具備し、前記送信ポートから送信された前記通信信号を、前記第1の電力線または前記第2の電力線に切替可能に送出するスイッチ部を備えることが好ましい。
この発明において、前記電力線を介して供給される電力を計測する計測部をさらに備え、前記計測部は、前記通信制御部と別体に設けられており、前記通信制御部は、前記計測部の計測データを、前記第1の電力線と前記第2の電力線との少なくとも一方を介して送信することが好ましい。
この発明において、前記電力線を介して供給される電力を計測する計測部をさらに備え、前記計測部は、前記通信制御部と一体に設けられており、前記通信制御部は、前記計測部の計測データを、前記第1の電力線と前記第2の電力線との少なくとも一方を介して送信することが好ましい。
以上説明したように、本発明では、Aルートの通信信号とBルートの通信信号との干渉を抑制し、且つコスト低減、小型化を図ることができるという効果がある。
実施形態1の電力線搬送通信モジュールの構成を示すブロック図である。 実施形態2の電力線搬送通信モジュールの構成の一部を示すブロック図である。 実施形態3の電力線搬送通信モジュールの構成の一部を示すブロック図である。 実施形態1〜3の概略構成を示す平面図である。 実施形態4の電力線搬送通信モジュールの構成を示すブロック図である。 同上の概略構成を示す平面図である。 従来の電力線搬送通信モジュールの概略構成を示す平面図である。 同上の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の電力線搬送通信モジュールA(以降、PLC通信モジュールAと称す)の構成を示す。
PLC通信モジュールAは、商用電源から需要家へ商用電力を供給する電力線W1に接続しており、マイクロコンピュータ1(以降、マイコン1と称す)、フィルタ部2、開閉器3、電源部4、結合部5(51,52)、電力計測部6で構成される。なお、以降において、結合部5を個別に識別する場合、結合部51,52,...の符号を用いる。
電力線W1は、フィルタ部2が介挿されており、フィルタ部2の一次側に接続された幹線側電力線W1aと、フィルタ部2の二次側に接続された需要家側電力線W1bとで構成される。幹線側電力線W1aは、商用電源や、電力会社によって管理されるデータ収集装置(図示なし)等に電気的に接続されている。一方、需要家側電力線W1bは、各需要家内の機器(図示なし)に電気的に接続されている。すなわち、幹線側電力線W1aは、商用電源からフィルタ部2への電力供給路となる本発明の第1の電力線を構成する。また、需要家側電力線W1bは、フィルタ部2の二次側に接続して、需要家の機器への電力供給路となる本発明の第2の電力線を構成する。
電力線W1は、単相三線式の配電方式で構成される。そして、幹線側電力線W1aは、2本の電圧極L1a,L2a、中性極N1aで構成され、電圧極L1a−電圧極L2a間に200V、電圧極L1a−中性極N1a間に100V、電圧極L2a−中性極N1a間に100Vが発生している。また、需要家側電力線W1bは、2本の電圧極L1b,L2b、中性極N1bで構成され、電圧極L1b−電圧極L2b間に200V、電圧極L1b−中性極N1b間に100V、電圧極L2b−中性極N1b間に100Vが発生している。
さらに、PLC通信モジュールA内において、幹線側電力線W1aには、開閉器3が介挿されている。開閉器3は、マイコン1によってオン・オフ制御されることによって、電力線W1を介して商用電源から各需要家へ供給される商用電力を導通・遮断する。
また、電力計測部6は、幹線側電力線W1aの電圧、電流を測定して、電力線W1を介して需要家に供給される電力使用量を計測し、この計測結果を検針データとしてマイコン1へ出力する。
そして、マイコン1は、1チップの集積回路で構成されており、演算部1aと、2つの送受信部1b,1cとを備えて、本発明の通信制御部として機能する。なお、電源部4は、幹線側電力線W1aから供給される電力を入力として、マイコン1の動作電源を生成している。
送受信部1bは、結合部51を介して、幹線側電力線W1aの電圧極L1a,L2aに接続している。そして、演算部1aは、送受信部1bを介して、幹線側電力線W1aの電圧極L1a,L2aとの間で通信信号を授受する。例えば、演算部1aは、幹線側電力線W1aを介した電力線搬送通信によって、需要家における電力使用量の検針データを、幹線側電力線W1a側のデータ収集装置へ送信する。また、演算部1aは、幹線側電力線W1aを介した電力線搬送通信によって、開閉器3の制御信号を受信し、開閉器3のオン・オフ制御を行う。
さらに、送受信部1cは、結合部52を介して、需要家側電力線W1bの電圧極L1b,L2bに接続している。そして、演算部1aは、送受信部1cを介して、需要家側電力線W1bの電圧極L1b,L2bとの間で通信信号を授受する。例えば、演算部1aが、需要家内の各機器との間で需要家側電力線W1bを介した電力線搬送通信を行うことによって、需要家側電力線W1b側の各機器の監視制御が行われる。また、演算部1aは、需要家側電力線W1bを介した電力線搬送通信によって、需要家における電力使用量の検針データを、需要家側電力線W1b側の機器へ送信する。
すなわち、幹線側電力線W1aは、電力会社−PLC通信モジュールA間の通信経路(以降、Aルートと称す)を構成している。また、需要家側電力線W1bは、PLC通信モジュールA−需要家間の通信経路(Bルートと称す)を構成している。
そして、幹線側電力線W1aと需要家側電力線W1bとの間に接続されたフィルタ部2は、ローパスフィルタの機能を有している。すなわち、フィルタ部2は、幹線側電力線W1aから需要家側電力線W1bへ供給される商用電力の周波数成分を通過させ、電力線搬送通信に用いられる通信信号の周波数成分を減衰させる周波数特性を有する。なお、商用電力の周波数成分は、50/60Hz、電力線搬送通信に用いられる通信信号の周波数成分は、例えば、10KHz〜450KHzである。
したがって、幹線側電力線W1a上、および需要家側電力線W1b上のそれぞれにおいて、Aルートの通信信号とBルートの通信信号との混在を抑制し、各ルートにおける通信トラフィックを低減できる。すなわち、Aルートの通信信号とBルートの通信信号との干渉を抑制することができる。また、Aルート、Bルートの各々では、他方の通信信号が見えなくなることによって、Aルート、Bルートの各々における通信トラフィックが低減することになる。
また、本実施形態では、マイコン1を、2つの送受信部1b,1cを備えた1チップの集積回路で構成している。したがって、PLC通信モジュールAは、幹線側電力線W1aおよび需要家側電力線W1bのそれぞれを介した通信経路を形成でき、AルートおよびBルートのそれぞれを個別に用いた電力線搬送通信を行うことができる。さらに、本実施形態では、1チップのマイコンを2つ用いる従来技術に比べて、コスト低減、小型化を図ることができる。
すなわち、PLC通信モジュールAを用いることによって、Aルートの通信信号とBルートの通信信号との干渉を抑制し、且つコスト低減、小型化を図ることができる。
また、送受信部1bは、結合部51を介して、幹線側電力線W1aに接続している。送受信部1cは、結合部52を介して、需要家側電力線W1bに接続している。結合部51,52は、通信経路に直列接続されたコンデンサで構成されており、電力線搬送通信の周波数帯域を通過させ、商用周波数成分を減衰させる容量に設定されている。
(実施形態2)
図2は、PLC通信モジュールAのマイコン1周辺の構成を示す。なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
まず、マイコン1は、1つの受信ポートRxと、1つの送信ポートTxとを備える。
受信ポートRxは、バンドパスフィルタ(BPF)71、結合部53を介して、幹線側電力線W1aの電圧極L1a,L2a(200V系)に接続し、電圧極L1a−L2a間に伝送している通信信号を受信する。さらに、受信ポートRxは、バンドパスフィルタ72、結合部54を介して、需要家側電力線W1bの電圧極L1b−L2b間(200V系)に接続し、電圧極L1b−L2b間に伝送している通信信号を受信する。すなわち、1つの受信ポートRxは、幹線側電力線W1aおよび需要家側電力線W1bから、電力線搬送通信による通信信号を受信できる。なお、バンドパスフィルタ71,72は、電力線搬送通信の通信帯域外を減衰させる。結合部53,54は、通信経路に直列接続されたコンデンサで構成される。
送信ポートTxは、増幅部8に接続しており、増幅部8は、送信ポートTxから送信された通信信号を増幅する。増幅部8の出力は、スイッチ部9によって、結合部53または結合部54に切替可能に接続している。そして、結合部53は、幹線側電力線W1aの電圧極L1a−L2a間(200V系)に接続している。また、結合部54は、需要家側電力線W1bの電圧極L1b−L2b間(200V系)に接続している。
そして、増幅部8によって増幅された通信信号は、スイッチ部9の切替状態に応じて、幹線側電力線W1aの電圧極L1a−L2a間、または需要家側電力線W1bの電圧極L1b−L2b間に送出される。すなわち、スイッチ部9は、通信信号の送出先を、幹線側電力線W1aまたは需要家側電力線W1bに選択的に切り替えるスイッチ機能を有している。マイコン1は、送信ポートTxから送信する通信信号の送信先に応じて、スイッチ部9の切替制御を行う。
本実施形態によれば、受信ポートRx、送信ポートTxをそれぞれ1つ設けた1チップのマイコン1を用いて、幹線側電力線W1aおよび需要家側電力線W1bの2系統との間で、電力線搬送通信を行うことができる。したがって、マイコン1は、幹線側電力線W1aおよび需要家側電力線W1bの系統毎に独立した送受信部を設ける必要がなく、簡易な構成のマイコン1を用いることができる。
(実施形態3)
図3は、PLC通信モジュールAのマイコン1周辺の構成を示す。なお、実施形態2と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
実施形態2において、幹線側電力線W1a、需要家側電力線W1bともに、単相3線式の200V系の配電路を用いて電力線搬送通信を行っている。
一方、本実施形態において、幹線側電力線W1aでは、単相3線式の200V系の配電路を用いて電力線搬送通信を行い、需要家側電力線W1bでは、単相3線式の100V系の配電路を用いて電力線搬送通信を行う。
まず、マイコン1の受信ポートRxは、バンドパスフィルタ71、結合部53を介して、幹線側電力線W1aの電圧極L1a,L2a(200V系)に接続し、電圧極L1a−L2a間に伝送している通信信号を受信する。
また、受信ポートRxは、バンドパスフィルタ72、結合部54を介して、需要家側電力線W1bの電圧極L1b−中性極N1b(100V系)に接続し、電圧極L1b−中性極N1b間に伝送している通信信号を受信する。さらに、受信ポートRxは、バンドパスフィルタ72、結合部55を介して、需要家側電力線W1bの電圧極L2b−中性極N1b(100V系)に接続し、電圧極L2b−中性極N1b間に伝送している通信信号を受信する。
すなわち、1つの受信ポートRxは、幹線側電力線W1aの200V系の配電路、および需要家側電力線W1bの100V系の配電路から、電力線搬送通信による通信信号を受信できる。なお、バンドパスフィルタ71,72は、電力線搬送通信の通信帯域外を減衰させる。結合部53,54,55は、通信経路に直列接続されたコンデンサで構成される。
次に、マイコン1の送信ポートTxは、増幅部8に接続しており、増幅部8は、送信ポートTxから送信された通信信号を増幅する。増幅部8の出力は、スイッチ部9によって、結合部53または結合部54,55に切替可能に接続している。そして、結合部53は、幹線側電力線W1aの電圧極L1a−L2a間(200V系)に接続している。また、結合部54は、需要家側電力線W1bの電圧極L1b−中性極N1b間(100V系)に接続し、結合部55は、需要家側電力線W1bの電圧極L2b−中性極N1b間(100V系)に接続している。
そして、増幅部8によって増幅された通信信号は、スイッチ部9の切替状態に応じて、幹線側電力線W1aの電圧極L1a−L2a間、または需要家側電力線W1bの電圧極L1b−中性極N1b間、電圧極L2b−中性極N1b間に送出される。
すなわち、1つの送信ポートTxは、幹線側電力線W1aの200V系の配電路、需要家側電力線W1bの100V系の配電路へ、電力線搬送通信による通信信号を送出できる。
需要家側電力線W1bに接続された機器は、定格電圧:100Vのものが多い。したがって、需要家側電力線W1bの200V系の配電路を用いた電力線搬送通信を行うより、需要家側電力線W1bの100V系の配電路を用いた電力線搬送通信を行うほうが、通信効率がよい。そこで、本実施形態では、需要家側電力線W1bの100V系の配電路を用いて電力線搬送通信を行うことによって、通信効率の向上を図っている。
ここで、実施形態1〜3の各PLC通信モジュールAを前面からみた概略図を、図4に示す。PLC通信モジュールAは、マイコン1、フィルタ部2、開閉器3、電源部4、結合部5、電力計測部6を一体にした1つのユニットUで構成されており、このユニットUが検針メータの筐体Kに格納されている。
(実施形態4)
図5は、本実施形態のPLC通信モジュールAの構成を示す。なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
本実施形態は、PLC通信モジュールAを、通信部A1と、計測・開閉部A2とに分割して、別体に構成したものである。
通信部A1は、マイコン1、電源部4を一体にしたユニットU1で構成されている。計測・開閉部A2は、フィルタ部2、開閉器3、結合部5(51,52)、電力計測部6を一体にしたユニットU2で構成されている。
また、本実施形態のPLC通信モジュールAを前面からみた概略図を、図6に示す。上述のユニットU1,U2は、検針メータの筐体Kに格納されている。
このように、電力線搬送通信機能を有するユニットU1と、フィルタ、開閉器、電力計測部の各機能を有するユニットU2とを別体に構成したことによって、電力計測点の自由度が向上する。例えば、電力計測点の周囲の空きスペースが狭い等の状況であっても、ユニットU2を単体で配置することによって電力計測が可能になる。
なお、本発明において、PLC通信モジュールAは、1乃至複数のユニットで構成されるものである。
A 電力線搬送通信モジュール
1 マイクロコンピュータ(通信制御部)
2 フィルタ部
3 開閉器
6 電力計測部
W1 電力線
W1a 幹線側電力線(第1の電力線)
W1b 需要家側電力線(第2の電力線)

Claims (4)

  1. 商用電源からの電力を需要家に供給する電力線を介して電力線搬送通信を行う電力線搬送通信モジュールであって、
    前記電力線に介挿されたフィルタ部と、
    記商用電源から前記フィルタ部への電力供給路となる前記電力線である第1の電力線、および前記フィルタ部から前記需要家の機器への電力供給路となる前記電力線である第2の電力線のそれぞれを介した電力線搬送通信を行う通信制御部とを備え、
    前記フィルタ部は、前記電力線搬送通信に用いられる通信信号の周波数成分を減衰させ、
    前記電力線は、2つの電圧極と1つの中性極とを有する単相3線式の配電方式で構成されており、
    前記通信制御部は、1チップの集積回路で構成されており、前記第1の電力線の2つの前記電圧極に接続して前記電力線搬送通信を行い、前記第2の電力線の前記中性極と1つの前記電圧極とに接続して前記電力線搬送通信を行う
    ことを特徴とする電力線搬送通信モジュール。
  2. 前記通信制御部は、前記通信信号を送信する送信ポートを1つ具備し、
    前記送信ポートから送信された前記通信信号を、前記第1の電力線または前記第2の電力線に切替可能に送出するスイッチ部を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の電力線搬送通信モジュール。
  3. 前記電力線を介して供給される電力を計測する計測部をさらに備え、
    前記計測部は、前記通信制御部と別体に設けられており、
    前記通信制御部は、前記計測部の計測データを、前記第1の電力線と前記第2の電力線との少なくとも一方を介して送信する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電力線搬送通信モジュール。
  4. 前記電力線を介して供給される電力を計測する計測部をさらに備え、
    前記計測部は、前記通信制御部と一体に設けられており、
    前記通信制御部は、前記計測部の計測データを、前記第1の電力線と前記第2の電力線との少なくとも一方を介して送信する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電力線搬送通信モジュール。
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