JP6024288B2 - 情報処理システム及び外部機器 - Google Patents

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Description

本発明は、外部インタフェースを介して相互接続されるホスト機器及び外部機器からなる情報処理システムに関する。
一般的に知られている外部インタフェースの一例であるUSB(Universal Serial Bus)規格において、USBホストに接続されるUSBデバイスには、自身が備える内部電源、あるいは自身に接続される外部電源により駆動されるデバイス(セルフパワードデバイス)の他に、USBホストから供給される電源により駆動されるデバイス(バスパワードデバイス)とがある。
USB2.0規格においてUSBホストからバスパワードデバイスに供給される電源は、電圧が5V、最大電流はローパワーデバイスで100mA、ハイパワーデバイスで500mAである。USB規格は、当初はマウスやキーボードといった周辺機器接続のために設けられたものであるので、他の外部インタフェース(例えばThunderbolt(登録商標))に比較して給電能力は高くない。
USB規格では、USBデバイスが供給を希望する最大電流値をUSBホストへの接続時に宣言することができる。具体的には、コンフィギュレーションディスクリプタ内のMaxPowerフィールドにおいて最大電流値を宣言できる。USBホストは、USBデバイスから宣言された最大電流値を解釈し、この最大電流値がUSB規格に定められた値、あるいは、USBホストのコントローラが独自に定めた、USB規格よりも低い規定最大電流値以下である場合にのみ接続を許可する(マウントする)ことがある。これは、USBホストのコントローラが、USB規格の最大電流値、あるいはUSBホスト独自の規定最大電流値以下の電流を流すことを前提に回路設計していることがあるからである。
近年、スマートフォンに代表される無線通信装置において、USB on the Go(USB OTG)やUSBマスストレージクラスの接続対応といったように、無線通信装置に設けられたUSBインタフェースにUSBデバイスを接続し、これら無線通信装置及びUSBデバイスの間でUSB規格に則ったデータ送受信ができるものが実現されている。このような無線通信装置は、通常、自身が備える電池等の内部電源によって駆動されるので、PC(Personal Computer)であることが多いUSBホストに比較して、長時間にわたって大電流を供給することを避ける傾向にある。これは、USBデバイスに対して大電流を長時間供給すると、無線通信装置の内部電源の残量が急激に減少し、無線通信装置自身の駆動時間が短縮される可能性があるからである。従って、このような無線通信装置においては、上述した規定最大電流値はUSB規格の最大電流値より低い値、一例として200mAとされることがある。
この規定最大電流値は、USBデバイスがセルフパワードであるかバスパワードであるかによらず一律である。これは、当初セルフパワードデバイスであったUSBデバイスが、このUSBデバイスが備える内部電源の容量が低下した等の理由によりバスパワードデバイスに切り替わることもあり、かかる場合にUSBデバイスが接続できない事態を防ぐためである。従って、セルフパワードデバイスであって200mA以上の電流を消費するUSBデバイス、例えばACアダプタに接続された状態の携帯型HDD装置は、自身で電源供給をまかなえるにもかかわらず、無線通信装置から接続を許可されない(マウントされない)可能性がある。
従来、セルフパワードデバイスに許容される最大電流値がバスパワードデバイスに許容される最大電流値より低い条件において、セルフパワードデバイスである端末装置がUSBホストに対してバスパワードデバイスであることを宣言し、これによりUSBホストからバスパワードデバイスに許容される最大電流値の電源供給を得る技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2010−140269号公報
しかしながら、上述した従来の端末装置は、バスパワードデバイスに許容される最大電流値がセルフパワードデバイスに許容される最大電流値以上であることを前提としており、上述した無線通信装置のように、セルフパワードデバイスであっても最大電流値を規定最大電流値に制限している場合、結果的に規定最大電流値以上の電流を消費するセルフパワードデバイスはUSBホストから接続を許可されない、という課題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、ホスト装置が規定する規定最大電流値以上の電流を消費する外部機器をホスト機器に確実に接続することの可能な情報処理システム及び外部機器を提供することを目的としている。
本発明は、第1の外部インタフェースを有する外部機器と、この外部機器の第1の外部インタフェースに接続可能な第2の外部インタフェースを介して外部機器に対してデータ送受信及び電源供給を行うホスト機器とを備えた情報処理システムに適用される。そして、上述の課題の少なくとも一部は、外部機器に、外部電源が接続される第1の電源供給部と、第1の外部インタフェースを介して電源が供給される第2の電源供給部と、第1の電源供給部に電源が供給されているかどうかを検出する検出部と、第1の外部インタフェースを介してホスト機器に接続する際に、ホスト機器から供給されうる最大電流値をこのホスト機器に対して宣言する最大電流値宣言部とを設け、ホスト機器に、外部機器から宣言された最大電流値が予め定められた規定最大電流値以上であるときに、第2の外部インタフェースを介した接続を許可しない接続判断部を設け、検出部により第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されたときに、最大電流値宣言部が規定最大電流値以下の最大電流値をホスト機器に宣言することにより解決される。
検出部により第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されたときに、最大電流値宣言部が規定最大電流値以下の最大電流値をホスト機器に宣言する。従って、ホスト機器の接続判断部は、外部機器の最大電流値宣言部が宣言した最大電流値が規定最大電流値以下であることから、第2のインタフェースを介した外部機器の接続を許可する。
ここで、検出部により第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されたときに、外部機器は、第1の外部インタフェースを介して、宣言した最大電流値以上の電流値を消費して動作を行うことが好ましい。
また、最大電流値宣言部は、宣言した最大電流値に基づいて接続判断部が第2の外部インタフェースを介した接続を許可しないときは、宣言した最大電流値よりも低い値を最大電流値として再度宣言することが好ましい。
さらに、外部機器が、ホスト機器毎の規定最大電流値を記憶するテーブルを備えている場合、検出部により第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されたときに、最大電流値宣言部がこのテーブルを参照して、ホスト機器に対応する規定最大電流値以下の最大電流値をホスト機器に宣言することが好ましい。加えて、ホスト機器が通信インタフェースを備えている場合は、外部機器が第1の外部インタフェースを介してホスト機器に接続しているときに、この外部機器が通信インタフェースを介してテーブルを更新することが好ましい。
また、本発明は、第1の外部インタフェースを介してホスト機器に接続可能に構成され、このホスト機器との間でデータ送受信が行われると共にホスト機器から電源が供給される外部機器に適用される。そして、上述の課題の少なくとも一部は、外部機器に、外部電源が接続される第1の電源供給部と、第1の外部インタフェースを介して電源が供給される第2の電源供給部と、第1の電源供給部に電源が供給されているかどうかを検出する検出部と、第1の外部インタフェースを介してホスト機器に接続する際に、ホスト機器から供給されうる最大電流値をこのホスト機器に対して宣言する最大電流値宣言部とを設け、検出部により第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されたときに、ホスト機器が定めた規定最大電流値以下の最大電流値を最大電流値宣言部がホスト機器に宣言することにより解決される。
ここで、周辺機器が接続可能な第3の外部インタフェースを外部機器が備え、この第3の外部インタフェースを介して周辺機器に電源が供給されることが好ましい。さらに、検出部により第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されないときに、周辺機器が宣言する最大電流値を最大電流値宣言部がホスト機器に宣言することが好ましい。
本発明では、検出部により第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されたときに、最大電流値宣言部が規定最大電流値以下の最大電流値をホスト機器に宣言する。従って、ホスト機器の接続判断部は、外部機器の最大電流値宣言部が宣言した最大電流値が規定最大電流値以下であることから、第2のインタフェースを介した外部機器の接続を許可する。これにより、実際に外部機器が消費する電力が規定最大電流値以上であっても、この外部機器を確実にホスト機器に接続することができる。
本発明の第1実施形態である情報処理システムの概要を示す概略図である。 第1実施形態の情報処理システムに用いられる無線通信装置の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態の情報処理システムに用いられる制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態の情報処理システムの機能構成を示す機能ブロック図である。 第1実施形態の情報処理システムの動作の一例を説明するためのシーケンス図である。 第1実施形態の情報処理システムの動作の他の例を説明するためのシーケンス図である。 第1実施形態の情報処理システムの動作のまた他の例を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第2実施形態である情報処理システムの概要を示す概略図である。 第2実施形態の情報処理システムに用いられるUSBデバイスの概略構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の情報処理システムの実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態である情報処理システムの概要を示す概略図、図2は本実施形態の情報処理システムに用いられる無線通信装置の概略構成を示すブロック図、図3は本実施形態の情報処理システムに用いられる制御装置の概略構成を示すブロック図である。
これら図において、1は本実施形態の情報処理システムであり、この情報処理システム1は、無線通信装置(ホスト機器)2、制御装置(外部機器)3及びUSBデバイス(周辺機器)4を有する。無線通信装置2は、いわゆるスマートフォン等であり、図略の移動体通信網を介して音声通話が可能である。制御装置3は、USBデバイス4と無線通信装置2とを外部インタフェースを介して接続する際の制御を行うものである。USBデバイス4は、例えば携帯型HDD(Hard Disk Drive)装置であり、制御装置3を介して無線通信装置2からアクセス可能に構成されている。
これら無線通信装置2、制御装置3及びUSBデバイス4は外部インタフェースとしてUSBインタフェースを備え(詳細は後述)、それぞれ、USBケーブル5a、5bにより順次接続されることで、これら無線通信装置2、制御装置3及びUSBデバイス4の間でデータの送受信が可能になっている。また、制御装置3及びUSBデバイス4はUSBインタフェースを介して無線通信装置2から電源供給されるとともに、制御装置3については、ACアダプタ6の電源ケーブル6aがこの制御装置3に接続されることで、このACアダプタ6を介して商用電源が供給される。すなわち、USBデバイス4はバスパワードデバイスであり、制御装置3はバスパワードデバイス兼セルフパワードデバイスである。
(無線通信装置の概略構成)
図2は、本実施形態の情報処理システム1に用いられる無線通信装置2の概略構成を示すブロック図である。図2において、無線通信装置2は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、液晶ドライバ230、液晶パネル231、移動体通信モジュール240、音声インタフェース(I/F)241、マイクロフォン242、スピーカ243、アンテナ244、入力インタフェース(I/F)250、タッチパネル251及びUSBコントローラ260を備え、CPU20、ROM21、RAM22、液晶ドライバ230、移動体通信モジュール240、入力インタフェース250及びUSBコントローラ260はそれぞれ共通のバスにより接続されている。
CPU20は、ROM21内に格納されたファームウェア等のプログラムがRAM22において展開された後で実行されることで、無線通信装置2全体の動作制御を行うとともに、後述する各機能部としても動作する。ROM21には、上述のファームウェア等のプログラムや、各種設定データが格納されている。RAM22は、無線通信装置2のワークメモリとして動作し、各種プログラム及びデータが一時的に格納される。
液晶パネル231は、その表示面が無線通信装置2の表面に露出して設けられている。液晶ドライバ230は、表示画面を構成するデータがCPU20からこの液晶ドライバ230に供給されると、液晶パネル231の表示面に所望の表示画面を表示するようにこの液晶パネル231を駆動する。
移動体通信モジュール240は、例えばIMT(International Mobile Telecommunication)−2000規格に準拠して、アンテナ244を介して移動体通信網との間で移動体無線通信を行う。すなわち、移動体通信モジュール240は、移動体通信網の基地局から受信した電波をデコードして得られた音声信号を、音声インタフェース241を介してスピーカ243から発音させ、音声インタフェース241を介してマイクロフォン242が集音した音声をエンコードして、アンテナ244を介して電波として移動体通信網の基地局に送信する。なお、この移動体通信モジュール240が対応する規格には、3G/HSDPA(3rd Generation/High-Speed Downlink Packet Access)、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)の少なくとも一つが含まれる。
タッチパネル251は、本実施形態では液晶パネル231の表示面の上面に重畳されて設けられ、この液晶パネル231の表示面と略同一の大きさを有する。ユーザによりタッチパネル251の表面がタッチされ、すなわち、タッチパネル251の表面上の特定位置がユーザにより触れられたら、タッチパネル251の表面上の特定位置が2次元の座標位置として検出され、この座標位置は入力インタフェース250を介して出力される。
USBコントローラ260は、USB2.0またはUSB3.0規格に沿って、USBコネクタ261を介して接続されたUSBデバイスとの間でデータの送受信を行う。特に、本実施形態のUSBコントローラ260は、USB On−The−Goに対応しており、あるいはUSBマスストレージクラスの接続を許容する構成になっており、USBデバイスが無線通信装置2に接続されると、USBコントローラ260が一時的にUSBホストとして機能し、USBデバイスとの間でデータの送受信制御を行う。また、本実施形態において、USBコントローラ260が接続(マウント)を許可する規定最大電流値は、バスパワードデバイス及びセルフパワードデバイスのいずれにおいても200mAとされている。
USBコネクタ261は、いわゆるメス型USBコネクタ(USBレセプタクル)であって、USBケーブル5aのオス型USBコネクタ(USBプラグ)が挿入可能に構成されている。無線通信装置2は小型の筐体を有することが多いので、USBコネクタ261は、いわゆるミニABまたはマイクロABレセプタクルが採用されている。
また、本実施形態の無線通信装置2は、2次電池等の内部電源27を備え、この内部電源27から無線通信装置2全体に電源が供給されるとともに、必要に応じて、USBコントローラ260及びUSBコネクタ261を介してこのUSBコネクタ261に接続された機器(本実施形態では制御装置3)に電源供給がされる。
(制御装置の概略構成)
図3は、本実施形態の情報処理システム1に用いられる制御装置3の概略構成を示すブロック図である。図3において、制御装置3は、CPU30、ROM31、RAM32、液晶ドライバ330、液晶パネル331、検出部340、電源コネクタ341、切替部342、電圧・電流監視部35、USBハブ部360、第1のUSBコネクタ361及び第2のUSBコネクタ362を備え、CPU30、ROM31、RAM32、液晶ドライバ330、検出部340、電圧・電流監視部35及びUSBハブ部360はそれぞれ共通のバスにより接続されている。
CPU30は、ROM31内に格納されたファームウェア等のプログラムがRAM32において展開された後で実行されることで、制御装置3全体の動作制御を行うとともに、後述する各機能部としても動作する。ROM31は、例えばフラッシュメモリ等の書き込み可能なROMであり、このROM31には、上述のファームウェア等のプログラムや、各種設定データが格納されている。RAM32は、無線通信装置2のワークメモリとして動作し、各種プログラム及びデータが一時的に格納される。また、ROM31内には、USBホストとして動作する無線通信装置2に対して宣言すべき最大電流値が格納されたマックスパワーテーブル310が格納されている。
液晶パネル331は、その表示面が制御装置3の表面に露出して設けられている。液晶ドライバ330は、表示画面を構成するデータがCPU30からこの液晶ドライバ330に供給されると、液晶パネル331の表示面に所望の表示画面を表示するようにこの液晶パネル331を駆動する。なお、制御装置30の液晶パネル331に表示される表示画面は、無線通信装置2の表示画面に比較して簡易なものであり、最低限として、ユーザに対して制御装置3の状態を報知できる(例えばバスパワードデバイスであるかセルフパワードデバイスであるか、あるいは正常範囲内の電圧であるか電圧低下したか、など)表示画面であれば足りるので、液晶パネル331及び液晶ドライバ330も無線通信装置2のそれに比較して簡易な構成でよい。
電源コネクタ341には、上述のACアダプタ6(図1参照)の電源ケーブル6aが接続可能に構成され、このACアダプタ6から所定電圧(例えば5V)の直流電源が供給される。検出部340はこの電源コネクタ341に入力される電源電圧を監視しており、電源コネクタ341に所定電圧の直流電源が供給された、あるいは電源コネクタ341に供給された直流電源が断たれたことを検出すると、その検出結果をCPU30等に通知する。また、切替部342は、同様に電源コネクタ341に入力される電源電圧を監視しており、電源コネクタ341に所定電圧の直流電源が供給されたことを検出すると、制御装置3全体の電源駆動をUSBホスト(本実施形態では無線通信装置2)から供給される電源から、ACアダプタ6から供給される電源に切り替える指示をCPU30に送出する。一方、切替部342が、電源コネクタ341に供給された直流電源が断たれたことを検出すると、制御装置3全体の電源駆動をACアダプタ6から供給される電源からUSBホスト(本実施形態では無線通信装置2)から供給される電源に切り替える指示をCPU30に送出する。すなわち、切替部342は、バスパワードデバイスとセルフパワードデバイスとの切替指示を行う。切替部342からの指示は、CPU30のGPIO(General Purpose Input/Output)ポートに入力される。なお、切替部342は、例えばFET(Field
Emission Transistor)により構成することが可能である。
第1のUSBコネクタ361及び第2のUSBコネクタ362はいずれもメス型USBコネクタ(USBレセプタクル)であって、第1のUSBコネクタ361にはUSBケーブル5aのオス型USBコネクタ(USBプラグ)が、第2のUSBコネクタ362にはUSBケーブル5bのオス型USBコネクタ(USBプラグ)がそれぞれ挿入可能に構成されている。
電圧・電流監視部35は、第1のUSBコネクタ361を介して無線通信装置2から供給される電源の電圧及び電流を監視し、その検出結果をCPU30等に報告する。
USBハブ部360は、いわゆるUSBハブコントローラチップを備える。USBハブ部360のアップストリームポートは第1のUSBコネクタ361に接続され、ダウンストリームポートは第2のUSBコネクタ362に接続されている。なお、本実施形態ではダウンストリームポートに1つのコネクタ(第2のUSBコネクタ362)のみ接続されているが、ダウンストリームポート側に設けられるコネクタの数は1つに限定されない。USBハブ部360は、アップストリームポート側である第1のUSBコネクタ361とダウンストリームポート側である第2のUSBコネクタ362との間でのUSB接続の確立や切断、USBコネクタ361、362に接続されたUSBデバイスの着脱の検出、USB通信に必要なプロトコル処理、ポートのステータス管理等を行う。また、このUSBハブ部360は、電源コネクタ341または第1のUSBコネクタ361のいずれかから供給される制御装置3の電源を、第2のUSBコネクタ362を介してダウンストリームポート側に接続されたデバイス(本実施形態ではUSBデバイス4)に供給する。さらに、このUSBハブ部360は、USBホストとして動作する無線通信装置2から送出されたコマンドのうち、制御装置3がセルフパワードデバイスとして動作している時はGet_Descriptorコマンドについては第2のUSBコネクタ362に送出せず、制御装置3内で解釈して適切なコマンドを返信する。この動作の詳細については後述する。
(情報処理システムの機能構成)
図4は、本実施形態の情報処理システム1の機能構成を示す機能ブロック図である。図4において、情報処理システム1を構成する無線通信装置2は、接続判断部40、第2の外部インタフェース(I/F)41及び通信インタフェース(I/F)42を備え、また、制御装置3は、第1の外部インタフェース43、最大電流値宣言部44、テーブル45、検出部46、第1の電源供給部47、第2の電源供給部48及び第3の外部インタフェース49を備える。
接続判断部40は、無線通信装置2への接続を許可するか否かの判断のための規定最大電流値を保持しており、無線通信装置2に第2の外部インタフェース41を介して接続された、制御装置3を含む外部機器が宣言する最大電流値と規定最大電流値とを比較し、最大電流値が規定最大電流値以下である場合に、この無線通信装置2への接続を許可する。本実施形態では、この規定最大電流値は上述のように200mAとされている。
第2の外部インタフェース41は、本実施形態ではUSB規格に基づいて、無線通信装置2に接続された制御装置3を含む外部機器との間でデータの送受信を行う。通信インタフェース42は、本実施形態では図略の移動体通信網を介してインターネット等の外部ネットワークに接続し、外部ネットワークとの間でデータの送受信を行う。特に、本実施形態の通信インタフェース42では、第1の外部インタフェース43及び第2の外部インタフェース41を介して、制御装置3を含む外部機器と外部ネットワークとの間でデータの送受信を行うことが可能である。
第1の外部インタフェース43は、本実施形態ではUSB規格に基づいて、制御装置3に接続された無線通信装置2を含むホスト機器との間でデータの送受信を行う。同様に、第3の外部インタフェース49は、本実施形態ではUSB規格に基づいて、制御装置3に接続されたUSBデバイス4を含む周辺機器51との間でデータの送受信を行う。加えて、第3の外部インタフェース49は、制御装置3に接続されたUSBデバイス4を含む周辺機器51に対して電源を供給する。最大電流値宣言部44は、第1の外部インタフェース43及び第2の外部インタフェース41を介して無線通信装置2を含むホスト機器に接続する際に、このホスト機器に対して、ホスト機器から供給されうる最大電流値をこのホスト機器に対して宣言する。テーブル45には、最大電流値宣言部44が宣言すべき最大電流値が格納されており、最大電流値宣言部44は、テーブル45内に格納されたこの最大電流値を参考にして、ホスト機器に対して最大電流値を宣言する。このテーブル45内に格納されている最大電流値には、ホスト機器が定める規定電流値以下であると予め推測した最大電流値が含まれる。
第1の電源供給部47には外部電源50が接続され、この外部電源50から供給された電源により制御装置3の駆動が行われる。検出部46は、この第1の電源供給部47に外部電源50から電源が供給されているか否かを検出し、最大電流値宣言部44は、外部電源50から第1の電源供給部47に電源が供給されていることを検出部46が検出したら、無線通信装置2を含むホスト機器が定める規定最大電流値以下の最大電流値をホスト機器に宣言する。一方、最大電流値宣言部44は、外部電源50から第1の電源供給部47に電源が供給されていることを検出部46が検出しなかったら、USBデバイス4を含む周辺機器51が宣言した最大電流値を無線通信装置2を含むホスト機器に宣言する。また、第2の電源供給部48には、第1の外部インタフェース43を介して無線通信装置2から電源が供給される。
以上の機能構成において、接続判断部40は主にCPU20により構成され、第2の外部インタフェース41は主にCPU20及びUSBコントローラ260により構成され、通信インタフェース42は主にCPU20及び移動体通信モジュール240により構成され、第1の外部インタフェース43は主にCPU30、USBハブ部360及び第1のUSBコネクタ361により構成され、最大電流値宣言部44は主にCPU30により構成され、テーブル45は主にROM31のマックスパワーテーブル310により構成され、検出部46は主にCPU30及び検出部340により構成され、第1の電源供給部47は主に電源コネクタ341により構成され、第2の電源供給部48は主に第1のUSBコネクタ361により構成され、第3の外部インタフェース49は主にCPU30、USBハブ部360及び第2のUSBコネクタ362により構成され、そして外部電源50は主にACアダプタ6により構成されている。
(情報処理システムの動作)
以下、図5〜図7を参照して、本実施形態の情報処理システム1の動作について説明する。
図5は、制御装置3に外部電源50が接続され、さらに制御装置3にUSBデバイス4が接続された際の情報処理システム1の動作を説明するためのシーケンス図である。
まず、ステップS1において、制御装置3の第1の電源供給部47に外部電源50が接続されることで、この外部電源50から制御装置3に電源が供給される。次いで、ステップS2において、USBケーブル5bが第2のUSBコネクタ362に接続されることで、USBデバイス4が制御装置3に接続される。USBデバイス4が制御装置3に接続されたことは、ステップS3において、USBハブ部360により検出される。
次いで、ステップS4において、USBハブ部360はUSBデバイス4に対してコンフィギュレーション要求を送出する。このコンフィギュレーション要求には、Get_Descriptorコマンドが含まれ、従って、USBデバイス4が必要とする最大電流値の要求通知も含まれる。USBデバイス4は、制御装置3から送出されたコンフィギュレーション要求に応答して、ステップS5においてコンフィギュレーション応答を返信する。このコンフィギュレーション応答には、USBデバイス4が宣言、要求する、ホスト機器である無線通信装置2から供給される電源の最大電流値が含まれる。USBデバイス4は、本実施形態では例えば携帯型HDDであるので、USBデバイス4が要求する最大電流値は、一例として500mAとUSB2.0規格において許容される上限値である最大電流値、あるいはこれに近い値であるとする。制御装置3は、ステップS5において受信したコンフィギュレーション応答に含まれる最大電流値をテーブル45に一旦格納する。
ステップS6では、制御装置3の検出部46が、外部電源50から第1の電源供給部47に電源が供給されたことを検知し、これを最大電流値宣言部44に通知するとともに、制御装置3の切替部342が、制御装置3全体の電源駆動を電源コネクタ341に供給された電源に切り替える。すなわち、これ以降、制御装置3はセルフパワードデバイスとして動作する。なお、ステップS6の動作とステップS3、ステップS4の動作とはいずれを先に実行してもよい。また、図5では外部電源50の接続の後にUSBデバイス4が接続されていたが、外部電源50の接続とUSBデバイス4の接続とはいずれが先であっても構わない。USBデバイス4が外部電源50の接続に先立って接続された場合は、ステップS3〜ステップS5の動作が先行して実施され、そして、外部電源50が接続(ステップS1)されると、ステップS6に示す電源供給検知動作が実行される。
次いで、制御装置3の最大電流値宣言部44は、ステップS6において外部電源50から第1の電源供給部47に電源が供給されたことを検出部46が検出していることに基づいて、ステップS7において、テーブル45内に格納された最大電流値を、無線通信装置2の接続判断部40において接続が許可されると考えられる規定最大電流値(本実施形態では200mA)に書き換える。
次いで、ステップS8において、第1の外部インタフェース43と第2の外部インタフェース41とがUSBケーブル5aにより接続されることで、制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)が無線通信装置2に接続される。
ステップS9において、無線通信装置2の第2の外部インタフェース41は制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)を検知し、次いで、無線通信装置2の接続判断部40は、ステップS10において制御装置3に対してコンフィギュレーション要求を送出する。このコンフィギュレーション要求には、Get_Descriptorコマンドが含まれ、このGet_Descriptorコマンドには、制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)が必要とする最大電流値の要求通知も含まれる。制御装置3の最大電流値宣言部44は、無線通信装置2から送出されたコンフィギュレーション要求に応答して、ステップS11においてテーブル45を参照してコンフィギュレーション応答を返信する。このコンフィギュレーション応答には、制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)が宣言、要求する、ホスト機器である無線通信装置2からの供給を要求する電源の最大電流値が含まれる。この最大電流値は、上述のように、無線通信装置2の接続判断部40において接続が許可されると考えられる規定最大電流値である。
ステップS11においてコンフィギュレーション応答を受信した無線通信装置2の接続判断部40は、ステップS12において、このコンフィギュレーション応答に含まれる最大電流値を参照して、制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)の接続を許可するか否かを判断する。本実施形態では、制御装置3から宣言、要求のあった最大電流値は規定最大電流値に等しいので、接続が許可されて制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)がマウントされる。
ステップS12において制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)がマウントされたので、以降、ステップS13において無線通信装置2からUSBデバイス4に対してデータ書き込み/読み出し指令がされ、これに応答して、ステップS14においてUSBデバイス4から無線通信装置2に読み出されたデータが送出され、あるいはデータ書き込み成功応答が送出される。
次に、図6は、制御装置3に外部電源50が接続されておらず、すなわち制御装置3がバスパワー駆動され、さらに制御装置3にUSBデバイス4が接続された際の情報処理システム1の動作を説明するためのシーケンス図である。
まず、ステップS20において、第1の外部インタフェース43と第2の外部インタフェース41とがUSBケーブル5aにより接続されることで、制御装置3が無線通信装置2に接続される。次いで、ステップS21において、制御装置3の電圧・電流監視部35が、第1の外部インタフェース43を介して無線通信装置2から供給される電源の電圧及び電流の監視を開始する。
次いで、ステップS22において、USBケーブル5bが第2のUSBコネクタ362に接続されることで、USBデバイス4が制御装置3に接続される。ステップS22においてUSBデバイス4が制御装置3に接続されたことを無線通信装置2の接続判断部40が検出すると、ステップS23において接続判断部40は制御装置3に対してコンフィギュレーション要求を送出する。このコンフィギュレーション要求には、Get_Descriptorコマンドが含まれ、従って、制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)が必要とする最大電流値の要求通知も含まれる。制御装置3のUSBハブ部360は、制御装置3がバスパワードデバイスとして動作しているので、無線通信装置2から送出されたコンフィギュレーション要求をそのままUSBデバイス4に送出する。USBデバイス4は、無線通信装置2から送出されたコンフィギュレーション要求に応答して、ステップS24においてコンフィギュレーション応答を返信する。このコンフィギュレーション応答には、USBデバイス4が宣言、要求する、ホスト機器である無線通信装置2から供給される電源の最大電流値が含まれる。制御装置3のUSBハブ部360は、制御装置3がバスパワードデバイスとして動作しているので、USBデバイス4から送出されたコンフィギュレーション応答をそのまま無線通信装置2に送出する。
ステップS24においてコンフィギュレーション応答を受信した無線通信装置2の接続判断部40は、ステップS25において、このコンフィギュレーション応答に含まれる最大電流値を参照して、制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)の接続を許可するか否かを判断する。本実施形態では、USBデバイス4から宣言、要求のあった最大電流値は規定最大電流値より大きいので、ステップS25において接続が許可されずに制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)はマウントされない。
なお、USBデバイス4が宣言、要求する最大電流値が規定最大電流値以下であるようなUSBデバイス4、例えばUSBフラッシュメモリである場合は、ステップS25において接続が許可され、以降、ステップS26において無線通信装置2からUSBデバイス4に対してデータ書き込み/読み出し指令がされ、これに応答して、ステップS27においてUSBデバイス4から無線通信装置2に読み出されたデータが送出され、あるいはデータ書き込み成功応答が送出される。
次いで(ステップS27の直後でなくともよい)、ステップS28において、制御装置3がバスパワー駆動されることで無線通信装置2から制御装置3に電源が供給され、結果として無線通信装置2の内部電源27の残量が減少することで無線通信装置2から制御装置3に供給される電源の電圧または電流の少なくとも一方が閾値を下回ったことを電圧・電流監視部35が検出すると、制御装置3のCPU30は、ステップS29において、液晶ドライバ330を介して液晶パネル331に電圧または電流の低下を警告する表示をさせる。この所定値は、一例として無線通信装置2の内部電源27の残量が全体の10%に至ったことを示す値とされる。
ステップS30において、ユーザにより外部電源50が制御装置3に接続されるのを待ち、ステップS31において、制御装置3の第1の電源供給部47に外部電源50が接続されると、ステップS32において、制御装置3の検出部46が、外部電源50から第1の電源供給部47に電源が供給されたことを検知し、これを最大電流値宣言部44に通知するとともに、ステップS33において、制御装置3の切替部342が、制御装置3全体の電源駆動を電源コネクタ341に供給された電源に切り替える。すなわち、これ以降、制御装置3はセルフパワードデバイスとして動作する。
ステップS34において、制御装置3のCPU30及びUSBハブ部36は、第2の外部インタフェース41及び第1の外部インタフェース43を介して無線通信装置2からUSBデバイス4に対してデータ書き込み/読み出し指令がされているかどうかを監視し、所定時間、例えば1分間程度待って、この間にデータ書き込み/読み出し指令がされていないと判断したら、ステップS35において、制御装置30のCPU30及びUSBハブ部36は、USBデバイス4に対してリセット要求を送出する。
この後、ステップS36〜ステップS45において、図5のステップS4〜ステップS5及びステップS7〜ステップS13と同様の動作を行うことで、USBデバイス4を再度無線通信装置2にマウントし、この無線通信装置2とUSBデバイス4との間でデータの送受信を行う。
次に、図7は、制御装置3に外部電源50が接続され、さらに制御装置3にUSBデバイス4が接続された後で外部電源50と制御装置3との接続が断たれた際の情報処理システム1の動作を説明するためのシーケンス図である。
まず、ステップS50〜ステップS60において、図5のステップS2、ステップS4〜ステップS5、ステップS7〜ステップS13と同様の動作を行うことで、USBデバイス4を無線通信装置2にマウントしてこれら無線通信装置2とUSBデバイス4との間でデータの送受信を行う。この際、無線通信装置2に対して規定最大電流値に等しい最大電流値を宣言することで、USBデバイス4を円滑にマウントすることができる。
続いて、ステップS61において、ユーザの意図しない動作によりACアダプタ6の電源ケーブル6aが制御装置3から引き抜かれる等の事態が起こったために外部電源50から制御装置3への電源供給が突然切断される。この電源供給切断は、制御装置3の検出部46により検知され、検出部46はこれを最大電流値宣言部44に通知するとともに、制御装置3の切替部342が、制御装置3全体の電源駆動を第1の外部インタフェース43から供給された電源に切り替える。すなわち、これ以降、制御装置3はバスパワードデバイスとして動作する。
突然の電源断が生じることにより、制御装置3はセルフパワードデバイスからバスパワードデバイスに切り替わる。しかしながら、この切替動作だけでは、無線通信装置2に宣言している最大電流値は変更されていない。この場合、USBデバイス4もバスパワードデバイスとして動作することになるが、USBデバイス4は制御装置3がセルフパワードデバイスからバスパワードデバイスに切り替わったことが認識されておらず、この状態で、USBデバイス4が制御装置3がセルフパワードデバイスであると認識して大電流を要求することが考えられる。このため、ステップS62において、制御装置30のCPU30及びUSBハブ部36は、USBデバイス4に対してリセット要求を送出して、最大電流値の再宣言を含めたコンフィギュレーション動作及びマウント動作を無線通信装置2、USBデバイス4を含めた情報処理システム1に促す。
以降、ステップS63〜ステップS66において、図6のステップS21、ステップS23〜ステップS25と同様の動作を行うことで、最大電流値の再宣言を含めたコンフィギュレーション動作及びマウント動作を無線通信装置2、USBデバイス4が行う。ここで、本実施形態では、USBデバイス4から宣言、要求のあった最大電流値は規定最大電流値より大きいので、図6のステップS25と同様に、ステップS66において接続が許可されずに制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)がマウントされない。
なお、USBデバイス4が宣言、要求する最大電流値が規定最大電流値以下であるようなUSBデバイス4、例えばUSBフラッシュメモリである場合は、ステップS66において接続が許可され、以降、ステップS67において無線通信装置2からUSBデバイス4に対してデータ書き込み/読み出し指令がされ、これに応答して、ステップS68においてUSBデバイス4から無線通信装置2に読み出されたデータが送出され、あるいはデータ書き込み成功応答が送出される。
(第1実施形態の効果)
従って、本実施形態の情報処理システム1によれば、制御装置3がセルフパワードデバイスとして動作しているときに、制御装置3の最大電流値宣言部44が、USBデバイス4が宣言した最大電流値に代えて、無線通信装置2が定めた規定最大電流値に等しい最大電流値を宣言しているので、無線通信装置2の接続判断部40は、制御装置3の最大電流値宣言部44が宣言した最大電流値に基づいて、この制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)の接続を許可する。これにより、規定最大電流値以上の電流を必要とするUSBデバイス4であっても、確実に無線通信装置2に接続することができる。
制御装置3がセルフパワードデバイスとして動作している場合、USBデバイス4が規定最大電流値以上の電流を必要とするデバイスであった場合でも、制御装置3からUSBデバイス4に対して十分な電源供給が可能である。従って、無線通信装置2が接続を許可するならば、USBデバイス4が規定最大電流値以上の電流を必要とするデバイスであった場合でも、無線通信装置2(特に無線通信装置2の内部電源27)に負荷を掛けることなくUSBデバイス4を動作させることができる。このため、制御装置3を無線通信装置2に接続する際に、接続が許可される規定最大電流値と等しい最大電流値を制御装置3の最大電流値宣言部44が宣言することで、制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)の接続を確実に行うことが可能となる。
この結果、大電流の電源供給を長時間継続することが困難な、スマートフォン等の無線通信装置2においても、携帯型HDDのような駆動時に大電流を必要とするUSBデバイス4を、制御装置3を介して確実に接続することができ、無線通信装置2の利便性をさらに高めることが可能となる。
(第2実施形態)
図8は、本発明の第2実施形態である情報処理システムの概要を示す概略図、図9は本実施形態の情報処理システムに用いられるUSBデバイスの概略構成を示すブロック図である。
図8に示す本実施形態の情報処理システム1aは、図1に示す第1実施形態の情報処理システム1と比較して、USBケーブル5cを介して無線通信装置2にUSBデバイス(外部機器)4aを直接接続した点が異なる。従って、同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
(USBデバイスの概略構成)
図9に示す本実施形態のUSBデバイス4aを構成するCPU60、ROM61(含むマックスパワーテーブル610)、RAM62、液晶ドライバ630、液晶パネル631、検出部640、電源コネクタ641、切替部642、電圧・電流監視部65及び第1のUSBコネクタ661は、図3に示す第1実施形態の制御装置3を構成するCPU30、ROM31、RAM32、液晶ドライバ330、液晶パネル331、検出部340、電源コネクタ341、切替部342、電圧・電流監視部35及び第1のUSBコネクタ361とほぼ同一であり、異なるのが、USBデバイス4aも第1実施形態のUSBデバイス4と同様に携帯型HDDであるので、HDD670及びHDDインタフェース671を備える点、及び、本実施形態におけるUSBデバイス4aはハブ機能を備えないので、第1実施形態における第2のUSBコネクタ362が省略されるとともに、USBハブ部360に代えてUSBコントローラ660が設けられている点である。また、本実施形態のUSBデバイス4aが要求する最大電流値は、一例として500mAとUSB2.0規格において許容される上限値である最大電流値、あるいはこれに近い値であるとする。
従って、本実施形態のUSBデバイス4aは、第1実施形態の制御装置3と同様の動作が可能であり、よって、第1実施形態の制御装置3と同様に、規定最大電流値以上の電流を必要とするUSBデバイス4aであっても、確実に無線通信装置2に接続することができるという効果を奏することができる。
(変形例)
なお、本発明の情報処理システム及び制御装置は、その細部が上述の第1、第2実施形態に限定されず、種々の変形例が可能である。
一例として、第1実施形態の制御装置3の最大電流値宣言部44は、無線通信装置2の接続判断部40が定めた規定最大電流値に等しい最大電流値を宣言することで、接続判断部40による接続許可を得ていたが、無線通信装置2(特に接続判断部40)が定める規定最大電流値以下の最大電流値を宣言すれば、制御装置3(及び制御装置3に接続されたUSBデバイス4)を確実に無線通信装置2に接続することが可能である。特に、無線通信装置2が定める規定最大電流値は、制御装置3が事前に知ることは困難であるので、最大電流値宣言部44は、無線通信装置2一般において定められる規定最大電流値を推測し、一定のマージンを見込んで、推測した規定最大電流値より低い(第1実施形態の例であれば例えば100mA)最大電流値を宣言してもよい。
さらに、最大電流値宣言部44は、無線通信装置2の接続判断部40が接続を許可しない(マウントを拒否した)場合において、宣言した最大電流値より低い値の最大電流値を再度宣言して、無線通信装置2への接続をさらに確実にしてもよい。無線通信装置2の接続判断部40が接続を許可しなかったかどうかは、接続が許可されていない状態では制御装置3は知ることができないので、最大電流値宣言部44は、最大電流値の宣言後に一定時間待ち、その間に無線通信装置2からデータ書き込み/読み出し命令が送出されなかったことにより、無線通信装置2の接続判断部40が接続を許可しなかったものと判断し、宣言した最大電流値より低い値の最大電流値を再度宣言すればよい。以下、無線通信装置2からデータ書き込み/読み出し命令が送出されるまで、より低い最大電流値を宣言する。
加えてホスト機器毎の規定最大電流値を記憶するテーブルを外部機器内に設け、コンフィギュレーション動作等において、ホスト機器の製造者名(ベンダID)及び製品名(プロダクトID)を外部機器が検知することにより、最大電流値宣言部は、このテーブルを参照して、ホスト機器に応じた(すなわちホスト機器毎に定められた規定最大電流値以下の)最大電流値を宣言することが可能となる。ホスト機器の製造者名及び製品名を検知する手法の一例としては、上述の第1実施形態において、制御装置3を無線通信装置2にUSB接続する際に、制御装置3がUSBホスト、無線通信装置2がUSBデバイスとして動作するようにUSBコントローラ260及びUSBハブ部360を動作させる。この状態で、制御装置3がGet_Descriptorコマンドを送信すれば、無線通信装置2はこれに応答してベンダID及びプロダクトIDを含む応答を返信する。これにより、制御装置3は無線通信装置2のベンダID及びプロダクトIDを検知することができる。そして、マックスパワーテーブル310に、無線通信装置2毎の規定最大電流値を格納しておくとともに、制御装置3は無線通信装置2からの応答に含まれるベンダID及びプロダクトIDをROM31等に格納し、最大電流値宣言の際にこのベンダID及びプロダクトIDを参照することで、無線通信装置2に応じた最大電流値を宣言することができる。これにより、外部機器とホスト機器との接続をさらに確実に行うことができる。あるいは、上述のように無線通信装置2が接続を許可した最大電流値を無線通信装置2のベンダID及びプロダクトIDとともにROM31のマックスパワーテーブル310等に格納しておき、無線通信装置2との接続が断たれた後に再度この無線通信装置2と接続する際に、マックスパワーテーブル310を参照して前回と同一の最大電流値を宣言する、つまり最大電流値を学習するようにしてもよい。
さらに、インターネット等の外部ネットワーク上に、ホスト機器毎の規定最大電流値を格納したテーブルを有するサーバを用意しておき、新しいホスト機器が登場する度にこのテーブルを更新しておくことも可能である。そして、ホスト機器と外部機器とが接続しているときに、ホスト機器が備える通信インタフェースを介してサーバに接続し、外部機器のテーブルを更新してもよい。これにより、外部機器とホスト機器との接続をさらに確実に行うことができる。一例として、第1実施形態の無線通信装置2が備える通信インタフェース42及び移動体通信網を介して、制御装置3の最大電流値宣言部44がサーバにアクセスし、マックスパワーテーブル310を更新すればよい。
また、上述した各実施形態においては、外部電源供給の有無を検出部46により自動的に判定していたが、外部機器に電源切替用スイッチを設け、この電源切替用スイッチの位置に応じて最大電流値宣言部44が規定最大電流値以下の最大電流値を宣言するか否かを判断してもよい。一例として、第1実施形態の制御装置3において、検出部340及び切替部342に代えて電源切替用スイッチを設け、バスパワードデバイスまたはセルフパワードデバイスとして動作するか否かをこの電源切替用スイッチの位置に基づいて判断するとともに、最大電流値宣言部44も、この電源切替用スイッチの位置に応じて規定最大電流値以下の最大電流値を宣言するか否かを判断してもよい。加えて、上述した各実施形態では、最大電流値宣言部44がマックスパワーテーブル310を参照して無線通信装置2に宣言すべき最大電流値を決定していたが、例えば制御装置3等に、スライド位置に異なる最大電流値(100mA、200mAなど)を割り当てた最大電流値切替用のスライドスイッチを設け、このスライドスイッチのスライド位置に基づいて最大電流値宣言部44が宣言すべき最大電流値を異ならせてもよい。
また、上述した各実施形態においては、制御装置3またはUSBデバイス4aがバスパワードデバイスとして動作している場合に、無線通信装置2から供給される電圧・電流値が所定値以下に低下した場合に、液晶パネル331、631を用いて警告表示を行っていたが、ユーザに対する警告表示は液晶パネル331、631によるものに限定されず、他に、LED(Light Emission Diode)の点滅、例えば緑色から赤色へのLEDの点灯色の変化、ブザーの鳴動等、ユーザに対して電圧・電流値の低下を報知できる手段であれば特に限定はない。
さらに、上述の各実施形態では、制御装置3及びUSBデバイス4aは外部電源または無線通信装置2からの電源供給により駆動されていたが、これら制御装置3を2次電池等のバッテリー(内部電源)からの電源供給により駆動する構成としてもよい。バッテリーから電源供給される場合は、制御装置3及びUSBデバイス4aはセルフパワードデバイスとして動作することになる。この時、例えば図6に示すシーケンス図の開始時や図7に示すシーケンス図のステップS61は、制御装置3内のバッテリーの残容量が、セルフパワードデバイスとして動作可能なレベルを下回るときの動作が含まれる。また、図5に示すシーケンス図のステップS6や図6に示すシーケンス図のステップS30は、制御装置3内のバッテリーの残容量が、セルフパワードデバイスとして動作可能なレベルを上回ったときの動作が含まれる。
さらに、上述の第1実施形態において、制御装置3及びUSBデバイス4が、個々に必要とする最大電流値を有する場合は、無線通信装置2からのGet_Descriptor要求への応答において、制御装置3及びUSBデバイス4の最大電流値を加算した値を応答してもよい。
さらに、上述の各実施形態において、USBデバイス4、4aは携帯型HDDであったが、これに限定されず、USBデバイスとして周知である機器、一例としてUSBフラッシュメモリ、無線LANアダプタ等であってもよい。
1、1a 情報処理システム
2 無線通信装置
3 制御装置
4、4a USBデバイス
5a、5b、5c USBケーブル
6 ACアダプタ
6a 電源ケーブル
20、30、60 CPU
21、31、61 ROM
22、32、62 RAM
27 内部電源
35 電圧・電流監視部
40 接続判断部
41 第2の外部インタフェース
42 通信インタフェース
43 第1の外部インタフェース
44 最大電流値宣言部
45 テーブル
46 検出部
47 第1の電源供給部
48 第2の電源供給部
49 第3の外部インタフェース
50 外部電源
51 周辺機器
230、330、630 液晶ドライバ
231、331、631 液晶パネル
240 移動体通信モジュール
241 音声インタフェース
242 マイクロフォン
243 スピーカ
250 入力インタフェース
251 タッチパネル251
260 USBコントローラ
310、610 マックスパワーテーブル
340、640 検出部
341、641 電源コネクタ
342、642 切替部
360 USBハブ部
361、661 第1のUSBコネクタ
362 第2のUSBコネクタ
660 USBコントローラ
670 HDD
671 HDDインタフェース

Claims (8)

  1. 第1の外部インタフェースを有する外部機器と、この外部機器の第1の外部インタフェースに接続可能な第2の外部インタフェースを介して前記外部機器に対してデータ送受信及び電源供給を行うホスト機器とを備えた情報処理システムにおいて、
    前記外部機器は、
    外部電源が接続される第1の電源供給部と、
    前記第1の外部インタフェースを介して電源が供給される第2の電源供給部と、
    前記第1の電源供給部に電源が供給されているかどうかを検出する検出部と、
    前記第1の外部インタフェースを介して前記ホスト機器に接続する際に、前記ホスト機器から供給されうる最大電流値をこのホスト機器に対して宣言する最大電流値宣言部とを備え、
    前記ホスト機器は、前記外部機器から宣言された最大電流値が、予め定められた規定最大電流値以上であるときに、前記第2の外部インタフェースを介した接続を許可しない接続判断部を備え、
    前記最大電流値宣言部は、前記検出部により前記第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されたときに、前記規定最大電流値以下の最大電流値を前記ホスト機器に宣言し、
    さらに、前記外部機器は、前記ホスト機器毎の規定最大電流値を記憶するテーブルを備え、
    前記最大電流値宣言部は、前記検出部により前記第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されたときに、前記テーブルを参照して、前記ホスト機器に対応する規定最大電流値以下の最大電流値をホスト機器に宣言する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記検出部により前記第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されたときに、前記外部機器は、前記第1の外部インタフェースを介して、宣言した前記最大電流値以上の電流値を消費して動作を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記最大電流値宣言部は、宣言した前記最大電流値に基づいて前記接続判断部が前記第2の外部インタフェースを介した接続を許可しないときは、宣言した最大電流値よりも低い値を最大電流値として再度宣言することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記ホスト機器は通信インタフェースを備え、
    前記外部機器は、前記第1の外部インタフェースを介してホスト機器に接続しているときに、前記通信インタフェースを介してテーブルを更新する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 第1の外部インタフェースを介してホスト機器に接続可能に構成され、このホスト機器との間でデータ送受信が行われると共に前記ホスト機器から電源が供給される外部機器において、
    前記外部機器は、
    外部電源が接続される第1の電源供給部と、
    前記第1の外部インタフェースを介して電源が供給される第2の電源供給部と、
    前記第1の電源供給部に電源が供給されているかどうかを検出する検出部と、
    前記第1の外部インタフェースを介して前記ホスト機器に接続する際に、前記ホスト機器から供給されうる最大電流値をこのホスト機器に対して宣言する最大電流値宣言部とを備え、
    前記最大電流値宣言部は、前記検出部により前記第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されたときに、前記ホスト機器が定めた規定最大電流値以下の最大電流値を前記ホスト機器に宣言し、
    さらに、前記外部機器は、前記ホスト機器毎の規定最大電流値を記憶するテーブルを備え、
    前記最大電流値宣言部は、前記検出部により前記第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されたときに、前記テーブルを参照して、前記ホスト機器に対応する規定最大電流値以下の最大電流値をホスト機器に宣言する
    ことを特徴とする外部機器。
  6. 前記ホスト機器は通信インタフェースを備え、
    前記外部機器は、前記第1の外部インタフェースを介してホスト機器に接続しているときに、前記通信インタフェースを介してテーブルを更新する
    ことを特徴とする請求項5に記載の外部機器。
  7. 前記外部機器は、周辺機器が接続可能な第3の外部インタフェースを備え、前記周辺機器はこの第3の外部インタフェースを介して電源が供給されることを特徴とする請求項6記載の外部機器。
  8. 前記最大電流値宣言部は、前記検出部により前記第1の電源供給部を介して電源が供給されていることが検出されないときに、前記周辺機器が宣言する最大電流値を前記ホスト機器に宣言する
    ことを特徴とする請求項7記載の外部機器。
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