JP2002190848A - インターフェース適合化装置 - Google Patents

インターフェース適合化装置

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JP2002190848A
JP2002190848A JP2000390137A JP2000390137A JP2002190848A JP 2002190848 A JP2002190848 A JP 2002190848A JP 2000390137 A JP2000390137 A JP 2000390137A JP 2000390137 A JP2000390137 A JP 2000390137A JP 2002190848 A JP2002190848 A JP 2002190848A
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Takayuki Honda
孝之 本田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大電流100mAの仕様のポートを有する
USBハブに対して最大電流500mAのバスパワード
FDDを接続することができなかった。 【解決手段】 最大電流100mAの仕様のポートを有
するUSBハブ2と最大電流500mAの仕様のバスパ
ワードUSB−FDD3との間に電源アダプタ4を配置
する。電源アダプタ4はセルフパワード形式でUSB−
FDD3に電力を供給すると共に、ホスト側にUSB−
FDD3はセルフパワードデバイスである旨の偽りの報
告をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、USB周辺機器等
の下位装置をパソコン等の上位装置に接続するために好
適な適合化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周辺機器の接続形態を簡単にすることが
できるUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)はパソ
コンに広く使用されている。USBインターフェースに
適合するUSB機器にはバスパワー仕様の機器とセルフ
パワー仕様の機器とがある。バスパワー仕様の機器の最
大電流は500mAに制限される。バスパワー仕様の機
器であっても、パソコンに対して複数台のUSB機器を
接続する場合には、1台のUSB機器の最大電流が10
0mAに制限される。最大100mAのローパワーデバ
イスの場合の一対の電源端子間の電圧は4.4〜5.2
5Vと規定され、最大500mAのハイパワーデバイス
の場合の一対の電源端子間の電圧は4.75〜5.25
Vと規定されている。一般に複数台のローパワーデバイ
スをカスケード接続して使用する場合にはUSBハブ
(HUB)が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数台のロ
ーパワーデバイスを接続するためのUSBハブにハイパ
ワーデバイスを接続することができない。ハイパワーデ
バイス使用するためにはハイパワーデバイス用のUSB
ハブを用意しなければならない。もし、ローパワーデバ
イス用のUSBハブにハイパワーデバイスを接続するこ
とができれば好都合である。電源仕様の異なるインター
フェースの相互接続に限らず、電源以外の仕様の異なる
上位装置側インターフェースと下位装置側インターフェ
ースとを接続することができれば好都合である。
【0004】そこで、本発明の目的は、仕様の異なるイ
ンターフェースを相互に接続するための適合化装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、第1の仕様のインター
フェースを有する上位装置に対して第2の仕様のインタ
ーフェースを有する下位装置を適合化するための装置で
あって、前記下位装置を第2の仕様で動作させるための
補助装置を設けると共に、前記下位装置が第1の仕様に
従う動作が可能である旨の偽りの通知を発行する手段を
設けたことを特徴とするインターフェース適合化装置に
係わるものである。
【0006】なお、請求項2に示すように、前記第1の
仕様のインターフェースはローパワー仕様のUSBイン
ターフェースであり、前記第2の仕様のインターフェー
スはハイパワー仕様のUSBインターフェースであり、
前記補助装置は、セルフパワード用電源装置であること
が望ましい。 また、請求項3に示すように、前記
上位装置は前記第1の仕様のインターフェースに従う複
数の下位装置を接続するための複数のポートを有するU
SBハブであり、前記適合化装置は、前記複数の下位装
置を識別するための識別情報を記憶する手段を有してい
ることが望ましい。また、請求項4に示すように、更
に、上位装置側信号端子と、上位装置側電源端子と、下
位装置側信号端子と、下位装置側電源端子と、前記下位
装置のデータ転送速度を検知する手段と、前記下位装置
のデータ転送速度を前記上位装置に知らせるために前記
上位装置側信号線をプルアップするプルアップ手段とを
有していることが望ましい。
【0007】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、本発明に従う
適合化装置が第1の仕様のインターフェースを有する上
位装置と第2の仕様のインターフェースを有する下位装
置との間に介在し、上位装置に対して下位装置が第1の
仕様のインターフェースに従う装置であると言う偽りの
報告をすることができる。これにより、上位装置は第1
の仕様を満足する下位装置が接続されたと判断し、上位
装置と下位装置との通信が可能となる。この結果、上位
装置及び下位装置の使用形態を増やすことができる。ま
た、請求項2の発明によれば、第1の仕様のインターフ
ェースが例えば最大100mAのようなローパワー仕様
であり、第2の仕様のインターフェースが例えば最大5
00mAのようなハイパワー仕様の場合であっても、適
合化装置にハイパワー仕様に適合するセルフパワード用
電源装置を設けることによってハイパワー仕様の下位装
置を見掛上ローパスパワー仕様装置と見なして使用する
ことができる。また、請求項3の発明によれば、複数の
下位装置を使用する場合であっても、本発明に従う適合
化装置は識別情報を記憶する手段を有しているので、仕
様の異なる下位装置であるにも拘らず、第1の仕様に従
う下位装置であることを示す偽りの識別信号を上位装置
に通知し、上位装置と通信することができる。また、請
求項4の発明によれば、下位装置のデータ転送速度を上
位装置に通知することができる。
【0008】
【実施形態】次に、本発明の一実施形態に係わるパソコ
ンに対してUSBフロッピー(登録商標)ディスク装置
即ちUSB−FDDを適合化するための装置としての電
源アダプタを図1〜図3を参照して説明する。
【0009】図1に示すコンピュータシステムは、上位
装置又はホストとしてのパソコン1と上位装置の一部と
して機能するUSBハブ2と下位装置としてのUSB−
FDD3と本発明に従う電源アダプタ4とマウス5とU
Sキーボード6とから成る。
【0010】パソコン1の本体部7のUSBコネクタ8
にはUSBハブ2に接続されたUSBケーブル9のコネ
クタ10が結合されている。USBハブ2は電源を持た
ないバスパワードハブであり、ローパワーデバイス用の
第1、第2及び第3のハブ側ポート即ちコネクタ11、
12、13を有する。第1、第2及び第3のハブ側コネ
クタ11、12、13は第1の仕様(ローパワー仕様)
のローパワーデバイスをカスケード接続(縦続接続)す
るように形成されており、USB電源端子によって4.
4〜5.25Vで最大100mAを供給することができ
る。第1、第2及び第3のハブ側コネクタ11、12、
13には第1、第2及び第3の周辺機器側コネクタ1
4、15、16が結合されている。ローパワーデバイス
であるUSBマウス5及びUSBキーボード6はUSB
ケーブル17、18によってUSBハブ2に接続されて
いる。
【0011】USB−FDD3は100mAよりも大き
い最大で500mA流すことができる第2の仕様に従う
ハイパワーデバイスである。従って、USB−FDD3
をUSBハブ2に直接に接続することができない。この
問題を解決するために、USBハブ2とUSB−FDD
3との間に本発明に従う適合化装置として電源アダプタ
4が接続されている。電源アダプタ4は、第1、第2及
び第3の端子群19、20、21を有し、第1の端子群
19はUSBケーブル22によってUSBハブ2に接続
され、第2の端子群20はUSBケーブル24によって
USB−FDD3に接続され、第3の端子群21はプラ
グ23によって商用交流電源に接続される。
【0012】電源アダプタ4は、パソコン1と共に上位
装置として機能するUSBハブ2に対するUSB−FD
D3の接続を可能にするためのものであって、図2に示
すように制御回路25、第1及び第2のプルアップ抵抗
26、27、第1及び第2のスイッチ28、29、NO
T回路30、整流平滑回路31、電圧調整回路32、抵
抗33、34を有している。
【0013】第1の端子群19は第1及び第2の信号端
子35、36と、第1及び第2の電源端子37、38と
から成り、USBハブ2に接続される。周知のように第
1の信号端子35はUSBインターフェースの正相信号
ラインに接続され、第2の信号端子36はUSBインタ
ーフェースの逆相信号ラインに接続される。第1の電源
端子37は4.4〜5.25V、最大電流100mAの
第1の仕様のUSBインターフェースの電源ラインに接
続され、第2の電源端子38はUSBインターフェース
のグランド側電源ライン38に接続される。USB−F
DD3は上位装置の電源を使用しないので、電源端子3
7、38を省くこともできる。
【0014】制御回路25は、CPU39、RAM4
0、ROM41とから成るマイコンを含み、USB−F
DD3の上位装置に対する適合化処理を実行する。この
ために制御回路25の第1及び第2の端子41、42は
第1及び第2の信号端子35、36に接続され、第3及
び第4の端子44、45は第1及び第2の電源端子3
7、38に接続されている。第5及び第6の端子46、
47は第3の端子群21の第1及び第2の信号端子4
8、49に接続されている。第2の端子群20はUSB
−FDD3をセルフパワー駆動するものであるので、第
1及び第2のセルフパワー用電源端子50、51を有
し、一方の電源端子50は電圧調整回路32の5V出力
端子52に接続され、他方の電源端子51はグランドに
接続されている。
【0015】第3の端子群21の端子53、54は交流
電源に接続される。端子53、54に接続された整流平
滑回路31は交流電圧を直流電圧に変換する整流回路と
平滑回路とから成る。整流平滑回路31に接続された電
圧調整回路32は5V出力端子52の他に3.3V出力
端子55を有する。
【0016】第1のプルアップ抵抗26は、第1のスイ
ッチ28を介して第1の信号端子35と3.3V出力端
子55との間に接続されている。第2のプルアップ抵抗
27は第2のスイッチ29を介して第2の信号端子36
と3.3V出力端子55との間に接続されている。電子
スイッチから成る第1のスイッチ28の制御端子は制御
回路25の第7の端子56に接続されている。電子スイ
ッチから成る第2のスイッチ29の制御端子はNOT回
路30を介して第7の端子56に接続されている。第1
及び第2のスイッチ28、29は互いに逆に動作する。
第1のスイッチ28がオンの時には、上位装置に対して
下位装置が第1のスピードのデバイス即ちハイスピード
デバイスであることを通知する。第2のスイッチ29が
オンの時には、上位装置に対して下位装置が第2のスピ
ードのデバイス即ちロースピードデバイスであることを
通知する。
【0017】
【上位装置の動作】図1のコンピュータシステムにおい
て上位装置としてのパソコン1には、例えばMicrosoft
社のWindows シリーズ等の周知のOSが格納されてお
り、このOSにはUSB機器との通信を行うためのソフ
トウエア(デバイスドライバ)が内包されている。US
Bデバイスドライバは、USB機器の接続を確認する
と、以下の動作を行う。 (1) 例えば図2の信号端子35、36に接続されて
いるUSBケーブルの2本の信号線のどちらがプルアッ
プされたかで、デバイスのデータ転送速度を知る。接続
された直後であるこの時点では、USB機器は自身の識
別番号又はアドレス(以下IDと言う)を“0”として
いる。 (2) 接続されたID=0のUSB機器に対し、未使
用のIDを新規に割り当てる。 (3) 新しくIDを付与したUSB機器に対し、その
素性を問い合わせる (コマンド)。 (4) USB機器は問い合わせを受けて、その素性
(ステータス情報)を次のように報告する。 (a) どのような種類の機器であるか。 例:キーボード、マス、FDD、HDD、光ディスク装
置、スキャナ、プリンタ等。 (b) バスワードデバイスと、セルフパワードデバイ
スとの区別。 (c) バスワードデバイスの場合は消費電流の大き
さ。 (5) 上位装置は、得られたステータス情報により、
自身が保持するUSB機器の接続構成情報と照合して、
消費電流が規格に合致しているか否かを判断し、当該U
SB機器をこの接続に加えるか否かを判断する。もし、
この時点で消費電流が規格を越えていると判断された場
合には、通信を行わない旨のコマンドを当該USB機器
に送信し、ID情報を破棄する。もし、図1に示されて
いるようなUSB機器の構成で、電源アダプタ4がない
状態であると、USB−FDD3がバスパワードハブに
接続された時点で、USB規格を越える消費電流になっ
てしまう。そうなると、ホスト装置であるパソコン1
は、USB−FDD3が接続されて、USB−FDD3
から消費電流の報告を受けた段階で、USB−FDD3
をUSBバスから理論的に切断し、USB−FDD3を
動作させないようにする。
【0018】
【電源アダプタの動作】周辺機器の適合化装置としての
電源アダプタ4は、ホストとしてのパソコン1からのコ
マンドデータ、USB−FDD3、即ちデバイスからの
ステータスデータを全て一旦RAM40上のバッファに
保持し、自らに割り当てられているIDであるか否かを
照合して、一致したら、動作の段階に応じて次に示す所
定の処理を行う。 (1) デバイスの接続を確認する処理。 (2) ホストパソコン1からデバイスに割り当てられ
るデバイスIDを認識する処理。 (3) ホストパソコン1からデバイスに対してデバイ
スの詳しい情報を聞き出す命令を認識する処理。 電源アダプタ4の制御回路25は、上記(1)(2)
(3)の3つの処理を経てホストパソコン1に対してバ
スパワードデバイスをセルフパワードデバイスとする
「嘘の報告」を行う。
【0019】図3は制御回路25を等価的又は機能的に
示すものである。制御回路25は、ID(アドレス)送
受信手段61、ID記憶手段62、デバイス情報検知手
段63、デバイス情報送受信手段64、デバイス情報記
憶手段65、データ転送手段66とを有する。
【0020】アダプタ4が交流電源に接続されると、ア
ダプタ4の第2の端子群20に例えばUSB−FDD3
等のデバイスが接続されているか否かをチェックする。
このチェックは、例えばデバイス情報検知手段63に含
まれている電圧比較コンパレータによって行う。即ち、
デバイスが接続されているか否かによって制御回路25
の端子46、47の電位が変化する。USB−FDD3
は第1のスピード(ハイスピード)デバイスの時には端
子46をプルアップし、第2のスピード(ロースピー
ド)デバイスの時には端子47をプルアップする。従っ
て、デバイス情報検知手段63によって端子46、47
の電位を検知することによってデバイスの接続とデバイ
スのデータ転送速度仕様との両方を検知することができ
る。この検知でデバイスが接続されていないことが検知
されたら、そのまま何もせずに待機する。ハイスピード
(第1の速度)のデバイスが接続されたことが検知され
ると、端子56の制御信号によって第1のスイッチ28
がオン制御され、第1の信号端子35がプルアップされ
る。ロースピード(第2の速度)のデバイスが接続され
たことが検知されると、第2のスイッチ29がオンにな
って第2の信号端子36がプルアップされる。なお、プ
ルアップ抵抗26、27は1.5KΩに設定され、第2
の端子群20側に接続された抵抗33、34は15KΩ
に設定されている。
【0021】プルアップ用スイッチ28、29のいずれ
かがオンになると、ホストとしてのパソコン1は、図3
のデバイス情報検知手段63と同様な技術によってデバ
イスの接続、デバイスのスピードを検知することができ
る。制御回路25のID記憶手段62にはデバイスのI
Dの初期値ID=0が格納されている。
【0022】アダプタ4は、パソコン1からの「ID=
0」に対するコマンドの入来及びデバイスからの「ID
=0」のステータスを待つ。なお、アダプタ4をホスト
としてのパソコン1に接続してからデバイスを接続する
と、デバイスが接続されていないうちはパソコン1に対
して「装置が接続されていない状態」を維持している。
具体的には、ホストに接続されている信号線のプルアッ
プ抵抗が両方とも接続されていないので、ホストはデバ
イスの存在を認識しないこととなる。
【0023】パソコン1即ちホストが、デバイスの接続
を認識すると、パソコン1は、デバイスに対して初期化
動作を始めるべく、所定のコマンドを発行する。 (1) まず、ホストは「Setup Set Address 」コマン
ドを、「ID=0」のデバイスに送信する。 (2) この時、アダプタ4のマイコンは「ID=0」
のデバイスに対してIDが割り振られるコマンドである
ことを認識し、そのコマンドに含まれているIDを読み
取り、自身のRAM即ちID記憶手段62に記憶する。
即ち、これ以降、アダプタ4のマイコンは初期値である
ID=0に代わり、更新されたIDに対するコマンド及
びステータス情報にのみ感応する。 (3) マイコンは、ホストからのコマンドをそのまま
の形で下位装置へ送信する。これにより、下位装置であ
るUSB−FDD3には、新規のIDが割り振られる。
USB−FDD3は、IDを受け取った旨を示すステー
タス情報をホスト送信する。 (4) 次に、ホストは「Get Configuration Descript
or」コマンドを発行する。マイコンはこれを受けて、I
Dが一致していることと、コマンドがアダプタ4の「Ge
t Configuration Descriptor」コマンドであることを認
識し、直後のデバイスからのステータス情報を待つ。 (5) デバイスからステータス情報を受信すると、マ
イコンはそのステータス情報のIDが一致していること
を認識し、そのステータス情報を見る。もし、そのデバ
イスがバスパワードデバイスであるなら、この部分の情
報をセルフパワードデバイスに書き換えて、ホストに報
告する。或いは、このデバイスの消費電流の情報を極端
に小さい値に書き換えて、報告することも可能である。
【0024】上述のID=0及びホストから割り当てら
れたID(アドレス)は図3のID記憶手段25に格納
される。ID送受信手段61はホストから割り当てられ
たIDを受信してID記憶手段62に送る。ホストとデ
バイスとの通信はホストが指定したIDとデバイス側の
IDとの比較に基づいて実行される。デバイス情報検知
手段63で検知されたデバイス情報はデバイス情報記憶
手段65に格納されると共に、ホストからのコマンドに
応じてデバイス情報送受信手段64でホストに通知され
る。
【0025】上述から明らかなように本実施形態は次の
効果を有する。 (1) USBハブ2の最大100mAのポート即ちコ
ネクタ11に対して最大電流500mAのバスパワード
デバイスであるUSB−FDD3を接続することが可能
になる。即ち、USB−FDD3が最大電流500mA
のバスパワードデバイスであることを電流アダプタ7が
検知すると、電源アダプタ4はセルフパワードデバイス
であると言う偽りの報告、又は最大電流が100mA以
下のデバイスであると言う偽りの報告をホストに対して
行う。この結果、USBハブ2の最大100mAのポー
ト即ちコネクタ11を使用して最大電流500mAのU
SB−FDD3を使用することが可能になる。 (2) ホストに対してセルフパワードデバイスである
と報告すると共に、USB−FDD3がハイスピードデ
バイスの場合にはプルアップスイッチ28をオンにして
ハイスピードデバイスである旨をホストに通知するの
で、最大電流100mAの仕様のコネクタ11を使用し
てハイスピード転送を行うことができる。
【0026】
【変形例】本発明は上述の実施形態に限定されるもので
なく、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 下位装置をUSB−FDD以外のデバイスにす
ることが可能である。 (2) 電源アダプタ4をUSB−FDD3等の下位装
置と一体に構成することができる。 (3) USBハブ2の第1、第2及び第3のコネクタ
11、12、13に相当するものをパソコン1側に設け
ることもできる。 (4) 第1及び第2のインターフェース仕様を電流と
したが、この他の仕様の相違がある場合にも適合化装置
を設け、偽りの仕様報告をホストに対して行うことがで
きる。また、USBインターフェース以外のインターフ
ェースにも適用可能である。 (5) 図2の整流平滑回路31と電圧調整回路32と
をアダプタとは別体に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に従うコンピュータシステム
を示すブロック図である。
【図2】図1の電源アダプタを詳しく示す回路図であ
る。
【図3】図2の制御回路を機能的に示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 パソコン 2 USBハブ 3 USB−FDD 4 電源アダプタ 25 制御回路 28、29 プルアップ用スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の仕様のインターフェースを有する
    上位装置に対して第2の仕様のインターフェースを有す
    る下位装置を適合化するための装置であって、 前記下位装置を第2の仕様で動作させるための補助装置
    を設けると共に、前記下位装置が第1の仕様に従う動作
    が可能である旨の偽りの通知を発行する手段を設けたこ
    とを特徴とするインターフェース適合化装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の仕様のインターフェースはロ
    ーパワー仕様のUSBインターフェースであり、前記第
    2の仕様のインターフェースはハイパワー仕様のUSB
    インターフェースであり、前記補助装置は、セルフパワ
    ード用電源装置であることを特徴とする請求項1記載の
    適合化装置。
  3. 【請求項3】 前記上位装置は前記第1の仕様のインタ
    ーフェースに従う複数の下位装置を接続するための複数
    のポートを有するUSBハブであり、前記適合化装置
    は、前記複数の下位装置を識別するための識別情報を記
    憶する手段を有していることを特徴とする請求項1又は
    2記載の適合化装置。
  4. 【請求項4】 更に、上位装置側信号端子と、上位装置
    側電源端子と、下位装置側信号端子と、下位装置側電源
    端子と、前記下位装置のデータ転送速度を検知する手段
    と、前記下位装置のデータ転送速度を前記上位装置に知
    らせるために前記上位装置側信号線をプルアップするプ
    ルアップ手段とを有していることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の適合化装置。
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