JP6024205B2 - ハイブリッドシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッドシステム、即ち、駆動源としてエンジンとモータとを備えた車両の駆動システムに関し、車両の駆動技術の分野に属する。
省エネルギを目的とした車両のハイブリッドシステムとして、例えば特許文献1には、エンジンと、単一のモータジェネレータとを備え、主としてエンジンから駆動力を得ると共に、モータジェネレータをエンジン始動用電動機、加速時における補助的駆動源、及び、減速時における回生用発電機として用いるようにしたものが開示されている。
また、特許文献2には、さらなる省エネルギ化を目的としたハイブリッドシステムとして、エンジンと2つのモータジェネレータとを備え、モータ走行を重視したシステムが開示されている。
このハイブリッドシステムは、遊星歯車機構の2つの回転要素にエンジンと第1モータジェネレータとをそれぞれ連結し、もう1つの回転要素に駆動軸を介して駆動輪を連結すると共に、前記駆動軸に変速機構を介して第2モータジェネレータを接続した構成とされている。
そして、前記第2モータジェネレータを走行用電動機として用いると共に、第1モータジェネレータをエンジンの始動用電動機及び第2モータジェネレータ用電力の発電機として用い、通常は前記第2モータジェネレータの駆動力のみで走行すると共に、高駆動力要求時には、エンジン出力を第1モータジェネレータ側と駆動軸側とに分割し、第1モータジェネレータを発電機として作動させながら、第2モータジェネレータの駆動力をアシストして走行するようになっている。
特開2003−11682号公報 特開2005−96574号公報
ところで、前記特許文献2に開示されたハイブリッドシステムでは、前記のように、高駆動力要求時にエンジン出力をアシストさせるようになっているが、さらなる省エネルギ化のためには、第2モータジェネレータのみで走行するモータ走行領域を高駆動力側まで拡大することが望まれる。しかし、そのためには、該第2モータジェネレータの大型化が必要となり、これに伴いインバータも大型化することになって、車両搭載性の悪化や車両重量の増大等を招くことになる。
これに対しては、エンジンに接続されたブレーキを設け、該ブレーキを締結してエンジンに連結された遊星歯車機構の回転要素の回転を制止させることにより、第1モータジェネレータの駆動力を駆動軸に出力可能として、該第1モータジェネレータを駆動参加させることが考えられる。これによれば、第2モータジェネレータを大型化せずに、モータ走行領域を高駆動力側まで拡大することができる。
しかし、前記のように、ブレーキを設けて第1モータジェネレータを駆動参加させるように構成した場合、該ブレーキが故障すると、エンジンに連結された遊星歯車機構の回転要素の回転を確実に制止することができず、該第1モータジェネレータを駆動参加させることができないことになり、運転者のアクセル操作による高駆動力要求に対応できなくなる。また、かかる高駆動力要求に第2モータジェネレータの出力で対応しようとすれば、該第2モータジェネレータに過度の負担が加わることとなる。
そこで、本発明は、エンジンと2つのモータジェネレータとを備えた車両のハイブリッドシステムにおいて、モータジェネレータやインバータの大型化を回避しながらモータ走行領域を高駆動力側に拡大することを可能とすると共に、故障発生時にも、運転者のアクセル操作に応じた高駆動力を出力可能とすることを課題とする。
前記課題を解決するため、本願発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、請求項1に係る発明は、
エンジンと、第1、第2モータジェネレータと、コントローラと、リングギヤ、サンギヤ及びキャリヤを備えた差動回転機構とを有し、該差動回転機構の前記リングギヤにエンジンが、前記サンギヤに第1モータジェネレータが、前記キャリヤに駆動軸がそれぞれ連結され、かつ、該駆動軸に前記第2モータジェネレータが連結されたハイブリッドシステムであって、
オイルポンプから供給される作動油の油圧によって締結され、締結することにより前記リングギヤの回転を制止する油圧式のブレーキと、該ブレーキを駆動するアクチュエータと、前記油圧を検出する油圧センサと、を有し、
前記コントローラは、
全運転領域でモータ走行を実行するモードにおいて、要求駆動力が所定値未満の低要求駆動力領域では、前記第2モータジェネレータを作動させ、前記ブレーキを解放するように前記アクチュエータを制御すると共に前記第1モータジェネレータを非作動となるように制御し、要求駆動力が前記所定値以上の高要求駆動力領域では、前記第2モータジェネレータを作動させ、前記ブレーキを締結するように前記アクチュエータを制御すると共に前記第1モータジェネレータを作動となるように制御し、更に、
前記低要求駆動力領域から高要求駆動力領域へ移行したときに、前記油圧センサが検出した油圧に基づいて、前記ブレーキが締結できるか否かを判定し、前記ブレーキを締結できると判定したときは、該ブレーキを締結するように前記アクチュエータを制御すると共に前記第1モータジェネレータを作動するように制御し、前記ブレーキを締結できないと判定したときは、該ブレーキが解放となるように前記アクチュエータを制御して前記エンジンを始動させ、該エンジンによって発電機として駆動される前記第1モータジェネレータの発電電力を前記第2モータジェネレータの駆動に用いる、ように構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、
エンジンと、第1、第2モータジェネレータと、リングギヤ、サンギヤ及びキャリヤを備えた差動回転機構とを有し、該差動回転機構の前記リングギヤにエンジンが、前記サンギヤに第1モータジェネレータが、前記キャリヤに駆動軸がそれぞれ連結され、かつ、該駆動軸に前記第2モータジェネレータが連結されたハイブリッドシステムであって、
オイルポンプから供給される作動油の油圧によって締結され、締結することにより前記リングギヤの回転を制止する油圧式のブレーキと、前記油圧を検出する油圧センサと、を有し、
全運転領域でモータ走行を実行するモードにおいて、要求駆動力が所定値未満の低要求駆動力領域では、前記第2モータジェネレータを作動させ、前記ブレーキを解放させると共に前記第1モータジェネレータを非作動とし、要求駆動力が前記所定値以上の高要求駆動力領域では、前記第2モータジェネレータを作動させ、前記ブレーキを締結させると共に前記第1モータジェネレータを作動させる制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記低要求駆動力領域から高要求駆動力領域へ移行したときに、前記油圧センサが検出した油圧に基づいて、前記ブレーキが締結できるか否かを判定し、前記ブレーキを締結できると判定したときは、該ブレーキを締結させると共に前記第1モータジェネレータを作動させ、前記ブレーキを締結できないと判定したときは、該ブレーキを解放して前記エンジンを始動させ、該エンジンによって発電機として駆動される前記第1モータジェネレータの発電電力を前記第2モータジェネレータの駆動に用いることを特徴とする。
前記の構成により、本願各請求項の発明によれば、次の効果が得られる。
まず、請求項1に係る発明によれば、駆動軸に連結された第2モータジェネレータを作動させることにより、その出力によって前記駆動軸を介して当該車両が駆動されることになる。また、ブレーキを締結して、差動回転機構における第1回転要素の回転を制止すると共に、第1モータジェネレータを作動させれば、該第1モータジェネレータの出力が前記差動回転機構の第2回転要素から第3回転要素を介して駆動軸に伝達され、車両が第1モータジェネレータの出力によって駆動されることになる。
したがって、低要求駆動力領域では、第2モータジェネレータを作動させ、一方、高要求駆動力領域では、ブレーキを締結し、かつ第1モータジェネレータを作動させれば、車両は、第2モータジェネレータからの駆動力に加えて、第1モータジェネレータからの駆動力によって駆動されることになる。
これにより、第2モータジェネレータやインバータの大型化を回避し、車両搭載性の悪化や車両重量の増大等を抑制しながら、モータ走行領域を高駆動力側まで拡大して、さらなる省エネルギ化を達成することが可能となる。
そして、特にこの発明によれば、低要求駆動力領域から高要求駆動力領域へ移行するときに、ブレーキが締結できないと判定したときは、ブレーキを解放してエンジンを始動させることにより、故障発生時にも、運転者のアクセル操作による高駆動力要求に対応することが可能となる。
また、オイルポンプが故障(電動オイルポンプの場合は電動機の故障を含む)しているとき、オイルポンプから供給される作動油の油圧が所定の値まで上昇しないため、ブレーキが確実に締結されない。したがって、前記作動油の油圧を検出することにより、ブレーキが締結できるか否かを判定することが可能となる。
また、請求項2に係る発明によれば、前記の請求項1で説明した効果と同様の効果が得られる。
本発明の一実施形態に係るハイブリッドシステムの構造を示す骨子図である。 同システムの制御ブロック図である。 制御領域を示すマップである。 制御動作を示すフローチャートである。 駆動力制御機構の各領域における制御状態を示す模式図である。 他の制御例を示す駆動力制御機構の模式図である。 車両の走行例を示すタイムチャートであり、図7(a)はエンジンブレーキを締結できる場合の例を、図7(b)は締結できない場合の例をそれぞれ示す。 エンジンブレーキを締結できない場合の駆動力制御機構の状態を示す模式図である。
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るハイブリッドシステムの構造を示すもので、このシステムは、電動機及び発電機として作動する第1モータジェネレータ(以下、「第1MG」と記す)1と、同じく電動機及び発電機として作動する第2モータジェネレータ(以下、「第2MG」と記す)2と、エンジン3と、前記第1、第2MG1、2及びエンジン3が連結された駆動力制御機構4と、該駆動力制御機構4の出力により駆動される差動装置5とを有し、該差動装置5から左右に延びる車軸6、6に駆動輪(図示せず)が連結されている。なお、前記エンジン3と駆動力制御機構4との間にはダンパ7が介設されている。
前記駆動力制御機構4は、回転要素として、リングギヤ11、サンギヤ12及びキャリヤ13を有する遊星歯車機構10を有し、該遊星歯車機構10のリングギヤ11に、前記エンジン3が前記ダンパ7及び第1伝動軸21を介して連結され、サンギヤ12に、第2伝動軸22を介して前記第1MG1が連結され、キャリヤ13に、伝動歯車列23を介して出力軸24が連結されている。
また、前記第2MG2が第3伝動軸25及び減速歯車列26を介して前記出力軸24に連結され、該出力軸24が終減速歯車列27を介して前記差動装置5に連結されている。なお、この出力軸24は、特許請求の範囲における「駆動軸」に相当する。
さらに、駆動力制御機構4には、動力伝達経路切換用の摩擦締結要素として、前記遊星歯車機構10のリングギヤ11と該駆動力制御機構4のケース4aとの間に配置され、締結時にリングギヤ11の回転、即ちエンジン3の回転を制止するエンジンブレーキ41と、前記サンギヤ12とキャリヤ13との間に配置され、締結時に該サンギヤ12とキャリヤ13とを結合する直結クラッチ42と、前記サンギヤ12とケース4aとの間に配置され、締結時にサンギヤ12の回転を制止する減速ブレーキ43とが備えられている。
これらの摩擦締結要素41〜43は、それぞれ油圧アクチュエータ(図示せず)を有し、油圧制御回路44(図2参照)から作動油による油圧が供給されたときに締結され、該油圧が排出されたときに解放されるようになっている。そして、油圧制御回路44には、オイルポンプ45から作動油が供給される。該オイルポンプ45は、後述する駆動力制御モジュール62からの制御信号に応じた油圧で作動油を供給する。
また、図2に示すように、このハイブリッドシステムはコントローラ50を有し、該コントローラ50に、当該車両の車速を検出する車速センサ51からの信号、アクセルペダルの踏み込み量、換言すれば要求駆動力を検出するアクセルセンサ52からの信号、エンジン3の回転数を検出するエンジン回転数センサ53からの信号、バッテリ54の残容量を検出する残容量センサ55からの信号、及び、油圧制御回路44を介してオイルポンプ45から油圧アクチュエータに供給される作動油の油圧を検出する油圧センサ56からの信号が入力されるようになっている。
そして、コントローラ50は、前記各信号が示す車両の状態に応じて、エンジン3の作動を制御するエンジン制御モジュール61と、前記油圧制御回路44を介して摩擦締結要素41〜43を締結または解放させることにより前記駆動力制御機構4の動力伝達状態を制御する駆動力制御モジュール62と、前記油圧制御回路44に作動油を供給するオイルポンプ45と、前記第1、第2MG1、2の作動及び前記バッテリ54の充放電を制御するインバータ63とに、それぞれ制御信号を出力するようになっている。
なお、このコントローラ50には、図示しないが、以上のセンサの他、減速回生制御のためのブレーキペダルの踏み込みを検出するブレーキセンサ等の各種のセンサやスイッチからの信号も入力される。また、前記エンジン制御モジュール61と駆動力制御モジュール62とを一体化し、単一の制御モジュールでエンジン3の制御と摩擦要素41〜43の制御とを行うようにしてもよい。
次に、前記コントローラ50によるハイブリッドシステムの制御動作について説明する。
図3に示すように、このハイブリッドシステムでは、駆動力制御モードとして、チャージ・ディプリーティングモード(以下、「CDモード」と記す)と、チャージ・サステイニングモード(以下、「CSモード」と記す)とが設定されている。
CDモードは、バッテリ54の残容量が所定量以上の場合に選択されるモードであって、省エネルギ性を重視して当該車両の全運転領域でモータ走行が実施されるモードであり、図3(a)に示すように、運転領域が、要求駆動力が第1所定駆動力F1(所定車速以上では車速の関数)未満の低駆動力領域A1と、要求駆動力が前記第1所定駆動力F1以上の高駆動力領域A2とに分割されている。そして、低駆動力領域A1では第2MG2の駆動力のみで走行し、高駆動力領域A2では第1、第2MG1、2の駆動力で走行するようになっている。
一方、CSモードは、バッテリ54の残容量が前記所定量未満の場合に選択されるモードであって、運転領域が、要求駆動力が前記第1所定駆動力F1より大きい第2所定駆動力F2未満で、車速が所定車速V(要求駆動力の関数)未満のモータ走行領域Aと、要求駆動力が前記第2所定駆動力F2未満で、車速が前記所定車速V以上のエンジン走行領域Bと、要求駆動力が前記第2所定駆動力F2以上のエンジン・モータ併用走行領域Cとに分割されている。
そして、前記モータ走行領域Aは、さらに要求駆動力が前記第1所定駆動力F1未満の低駆動力領域A1’と、要求駆動力が前記第1所定駆動力F1以上の高駆動力領域A2’とに分割され、前記CDモードと同様、低駆動力領域A1’では、第2MG2の駆動力のみで走行し、高駆動力領域A2’では、第1、第2MG1、2の駆動力で走行するようになっている。
また、前記エンジン走行領域Bは、要求駆動力が前記第2所定駆動力F2より小さい第3所定駆動力F3未満の低駆動力領域B1と、要求駆動力が該第3所定駆動力F3以上の高駆動力領域B2とに分割され、低駆動力領域B1では、エンジン出力をそのまま車両の駆動力として走行し、高駆動力領域B2では、エンジン出力を増大させて(回転数を減速して)走行するようになっている。
以上の構成において、コントローラ50は、残容量センサ55からバッテリ54の残容量を取得し、CDモードとCSモードのいずれか一方のモードを選択すると共に、車速センサ51及びアクセルセンサ52からの信号が示す車速と要求駆動力とに基づき、現在の運転状態が図3に示すいずれの運転領域に属するかを判定する。
そして、それぞれの領域に応じた走行状態となるように、前記エンジン制御モジュール61、駆動力制御モジュール62及びインバータ63にそれぞれ制御信号を出力し、第1、第2MG1、2の作動、エンジン3の作動、駆動力制御機構4におけるエンジンブレーキ41、直結クラッチ42、減速ブレーキ43の締結、解放の制御を行うようになっている。
なお、前記のように、直結クラッチ42は、遊星歯車機構10のサンギヤ12とキャリヤ13との間に配置されているところ(図1参照)、図5では、便宜上、リングギヤ11とサンギヤ12との間に直結クラッチ42を図示しているが、いずれの場合でも同様の作用を奏する。
次に、前記モードと運転領域とに応じた駆動力制御の具体的動作を、図4のフローチャートと、図5の駆動力制御機構4の動力伝達状態を示す模式図とを用いて説明する。
まず、コントローラ50は、フローチャートのステップS1で、前記センサ51〜53、55からの信号を入力し、ステップS2で、バッテリ54の残容量に応じてCDモード又はCSモードのいずれかのモードを選択する。
そして、全運転領域でモータ走行を実行するCDモードを選択したときは、次にステップS3で、アクセルセンサ52から信号で示される運転者の要求駆動力が第1所定駆動力F1以上か否かを判定し、該第1所定駆動力F1未満で、運転状態が図3(a)の低駆動力領域A1にあるときは、ステップS4〜S6に従い、エンジンブレーキ41、直結クラッチ42及び減速ブレーキ43をいずれも解放する。
このとき、図5(a)に示すように、遊星歯車機構10のリングギヤ11とサンギヤ12はフリーな状態となり、駆動力制御機構4は、第2MG2からの駆動力のみを減速歯車列26を介して出力軸24に出力可能な状態となる。したがって、コントローラ50は、ステップS7で、第2MG2のみを作動させ、車両は第2MGからの駆動力によって駆動される。
また、前記ステップS3で、要求駆動力が第1所定駆動力F1以上と判定され、運転状態が図3(a)の高駆動力領域A2にあるときは、コントローラ50は、ステップS8で、油圧センサ56から出力された信号を基に、エンジンブレーキ41が締結できるか否かを判定する。エンジンブレーキ41を締結できると判定したときは、コントローラ50は、ステップS9〜S11に従い、エンジンブレーキ41を締結し、直結クラッチ42及び減速ブレーキ43を解放する。
ここで、油圧センサ56は、油圧制御回路44を介してオイルポンプ45から油圧アクチュエータに供給される作動油の油圧を検出する。オイルポンプ45が故障している場合には、該油圧の大きさが所定値に達しないため、エンジンブレーキ41が確実に締結されない。したがって、コントローラ50は、前記油圧の大きさが所定値に達していない場合には、エンジンブレーキ41を締結できないと判定する。
なお、本発明において、エンジンブレーキ41の「故障」は、該エンジンブレーキ41が完全に締結されていない状態に加えて、締結が不完全な状態も含むものとする。
このとき、図5(b)に示すように、駆動力制御機構4においては、遊星歯車機構10におけるリングギヤ11の回転が制止されることにより、第1MG1の出力をサンギヤ12及びキャリヤ13を介して出力軸24に伝達可能な状態となり、コントローラ50は、ステップS12で、第2MG2に加えて第1MG1も作動させる。これにより、出力軸24には、第2MG2からの駆動力に加えて第1MG1からの駆動力も出力され、車両は要求された高駆動力で走行することになる。
そして、ステップS8で、エンジンブレーキ41を締結できないと判定されたときは、後述するステップS24〜S26に従い、エンジンブレーキ41、直結クラッチ42及び減速ブレーキ43をいずれも解放し、ステップS27〜S30を経てエンジン3を始動させ、ステップS31で、第1MG1の発電電力を用いて第2MG2を駆動する。これにより、出力軸24には、エンジン3と第2MG2とにより、第1所定駆動力F1以上の目標駆動力に制御された駆動力が出力されることになる。つまり、エンジンブレーキ41を締結して第1MG1を作動させることで出力されるべき駆動力が、エンジン3により補償される。したがって、ステップS32として、車両は要求に応じた高駆動力で走行することになる。
一方、CSモードを選択したときは、コントローラ50は、ステップS13で、要求駆動力が前記第1所定駆動力F1より大きな第2所定駆動力F2以上か否かを判定し、該第2所定駆動力F2未満の場合は、さらにステップS14で、車速が所定車速V以上か否かを判定する。そして、車速が所定車速V未満のときは、CDモードの場合と同様、前記ステップS3〜S12によるモータ走行制御を実行する。
つまり、要求駆動力が第1所定駆動力F1未満で、運転状態が図3(b)の低駆動力領域A1’にあるときは、エンジンブレーキ41、直結クラッチ42及び減速ブレーキ43をいずれも解放し、第2MGからの駆動力のみによって車両を駆動し(ステップS7)、要求駆動力が第1所定駆動力F1以上で、運転状態が高駆動力領域A2’にあるときは、エンジンブレーキ41を締結し、直結クラッチ42及び減速ブレーキ43を解放して、第2MG2からの駆動力に、第1MG1からの駆動力を加えて車両を駆動する(ステップS12)。
このとき、ステップS8で、エンジンブレーキ41を締結できないと判定された場合は、前記のCDモードの場合と同様、ステップS24〜S32のエンジン・モータ併用走行制御を実行する。
また、要求駆動力が前記第2所定駆動力F2未満で、車速が所定車速V以上のとき、即ち、運転状態が図3(b)のエンジン走行領域Bにあるときは、ステップS15〜S23のエンジン走行制御を実行し、まず、ステップS15で、要求駆動力が前記第2所定駆動力F2より小さな第3所定駆動力F3以上か否かを判定する。
そして、要求駆動力が第3所定駆動力F3未満で、運転状態が図3(b)の低駆動力領域B1にあるときは、ステップS16〜S18に従い、エンジンブレーキ41及び減速ブレーキ43を解放し、直結クラッチ42を締結する。
これにより、図5(c)に示すように、駆動力制御機構4において、遊星歯車機構10はリングギヤ11とサンギヤ12とが結合され、全体が一体回転する状態となる。そして、この状態でエンジン3を作動させれば、該エンジン3の出力は増大されることなく、キャリヤ13を介して出力軸24にそのまま出力される。したがって、ステップS19でエンジン3を作動させることにより、車両はエンジン3の出力によって直接駆動されることになる。
また、前記ステップS15で、要求駆動力が第3所定駆動力F3以上と判定され、運転状態が図3(b)の高駆動力領域B2にあるときは、ステップS20〜S22に従い、エンジンブレーキ41及び直結クラッチ42を解放し、減速ブレーキ43を締結する。
このとき、図5(d)に示すように、駆動力制御機構4の遊星歯車機構10は、サンギヤ12の回転が制止されることにより、エンジン3の出力は、リングギヤ11からキャリヤ13を介して出力軸24へ増大されて(減速されて)出力される。したがって、ステップS22でエンジンを作動させることにより、車両は前記低駆動力領域B1の場合に比べて、大きな駆動力でエンジン走行することになる。
さらに、前記ステップS13で、要求駆動力が前記第2所定駆動力F2以上と判定され、運転状態が、図3(b)のエンジン・モータ併用走行領域Cにあるときは、コントローラ50は、まず、ステップS24〜S26に従い、エンジンブレーキ41、直結クラッチ42及び減速ブレーキ43をいずれも解放する。
そして、次にステップS27で、車速とアクセル踏み込み量とから、出力軸24に出力すべき目標駆動力を決定し、ステップS28で、予め設定されたエンジンの燃費率マップから燃費率が最も低くなるエンジン3の出力と回転数とを読み出し、これらを目標出力及び目標回転数として決定する。そして、ステップS29で、この目標出力となるように、エンジン3にスロットル開度指令を出力する。
また、ステップS30で、前記目標出力のもとでエンジン回転数が前記目標回転数となるように、エンジン3に作用する第1MG1の負荷、即ち第1MG1の発電量を決定し、エンジン3により、この発電量が得られるように第1MG1を作動させる。
このとき、エンジン3の出力は、一部が遊星歯車機構10のキャリヤ13を介して出力軸24に出力されると共に、他の一部はサンギヤ12を介して第1MG1を駆動し、該第1MG1を発電機として作動させる。そして、ステップS31で、前記第1MG1の発電電力を用いて第2MG2を駆動する。
その場合に、第2MG2から出力軸24に出力される駆動力と、前記目標出力に対応するエンジン3から出力軸24に出力される駆動力との和が前記目標駆動力となるように、第2MG2を駆動する電力の過不足がインバータ63を介してバッテリ54との間で調整される。
これにより、出力軸24には、エンジン3と第2MG2とにより、第2所定駆動力F2以上の目標駆動力に制御された駆動力が出力されることになり、ステップS32として、車両は要求に応じた大きな駆動力で走行することになる。
なお、前記ステップS19、S23のエンジン直結走行制御及びエンジン減速走行制御においては、図5(c)、(d)に示すように、第1、第2MG1、2を非作動としたが、図6(c’)に示すように、エンジン直結走行制御では、第1MG1及び/又は第2MG2を電動機として作動させて、これらの駆動力をエンジン3の駆動力に付加して出力軸24に出力してもよい。また、第1MG1及び/又は第2MG2を発電機として作動させることも可能である。
また、図6(d’)に示すように、エンジン減速走行制御においては、第2MG2を電動機として作動させて、その駆動力をエンジン3の駆動力に付加して出力軸24に出力してもよい。また、この第2MG2を発電機として作動させることも可能である。
さらに、ステップS30のエンジン・モータ併用走行状態では、図5(e)に示すように、第1MG1を発電機として作動させ、その発電電力を用いて第2MG2を駆動するようにしたが、図6(e’)に示すように、第2MG2を発電機として作動させ、その発電電力を用いて第1MG1を駆動し、その駆動力をエンジン3の駆動力に付加するようにしてもよい。
以上、本実施形態では、コントローラ50は、ステップS8で、油圧センサ56が出力する信号を基に、エンジンブレーキ41が締結できるか否かを判定するとしたが、オイルポンプ45に油圧計が取り付けられ、該油圧計が検出する、油圧アクチュエータに供給される作動油の油圧の値がコントローラ50に出力される場合には、該作動油の油圧を基にエンジンブレーキ41が締結できるか否かを判定するとしてもよい。また、前記油圧の値が所定値未満になったときに出力を生じる油圧スイッチがオイルポンプ45に取り付けられ、該油圧スイッチがコントローラ50に接続されている場合には、コントローラ50は、油圧スイッチの出力を基にエンジンブレーキ41が締結できるか否かを判定するとしてもよい。
また、オイルポンプ45が電動オイルポンプであり、該電動オイルポンプの電動機の回転数の検出値がコントローラ50に出力される場合には、該回転数を基に、前記エンジンブレーキ41が締結できるか否かを判定するとしてもよい。
次に、当該車両の走行時における具体的な駆動制御例を、図7のタイムチャートを用いて説明する。
まず、図7にタイムチャートを示す制御例では、符号aで示すように、車両の発進時、アクセルペダルの踏み込み量が比較的小さく、要求駆動力が第1所定駆動力F1未満であり(領域A1)、したがって、第2MG2のみが作動し、車両は該第2MG2のみの駆動力によって比較的緩やかに発進する。
その後、アクセルペダルが大きく踏み込まれ、図7に符号bで示すように、要求駆動力が前記第1所定駆動力F1以上となると(領域A2)、エンジンブレーキ41の故障が無い場合には(図7(a))、エンジンブレーキ41が締結されると共に第1MG1も作動し、第1、第2MG1、2の駆動力により、車両は発進直後よりも大きな加速力で走行する。
一方、エンジンブレーキ41の故障が有る場合には(図7(b))、エンジンブレーキ41は締結されず、エンジン3が作動すると共に、このエンジン3の出力を出力軸24に出力させるために第1MG1が発電機として作動し、その発電電力を用いて第2MG2が駆動される。したがって、車両はエンジン3の駆動力と第2MG2の駆動力とで駆動され、エンジン・モータ併用走行状態となる。
なお、エンジン3の始動は、図7(b)に符号dで示すように、第1MG1を始動用電動機として作動させることにより行われ、その後、前記のように、第1MG1を発電機として作動させる。
そして、車速の上昇に伴ってアクセルペダルの踏み込みが緩められ、要求駆動力が前記第1所定駆動力F1未満に低下すれば(領域A1)、前記エンジンブレーキ41が解放されると共に第1MG1が非作動とされ、これにより、車両は再び第2MG2の駆動力のみで走行する状態となる。
以下、要求駆動力が第1所定駆動力F1未満か以上かに応じて、車両は第2MG2のみで駆動される状態か、これに第1MG1の駆動力が付加される状態のいずれかで走行する。ここで、エンジンブレーキ41を締結できないときは、第1MG1の駆動力は付加されず、車両は、エンジン3の駆動力と第2MG2の駆動力とで駆動される状態で走行する。そして、減速時には、符号cで示すように、第2MG2が発電機として作動し、減速回生を行う。
なお、図7では、CDモードでの走行中に、要求駆動力が第1所定駆動力F1以上となり、領域A1から領域A2へ移行した場合を説明したが、CSモードでの低車速走行中に、要求駆動力が第1所定駆動力F1以上となり、領域A1’から領域A2’へ移行する場合も同様である。
以上のように、この実施形態に係るハイブリッドシステムによれば、エンジン3の始動用電動機として、また、エンジン・モータ併用走行領域Cにおいて第2MG2への電力供給用発電機として用いられる第1MG1が、CSモードにおけるモータ走行領域Aの高駆動力領域A2’において、第2MG2と共に車両駆動用として用いられる。したがって、第2MG2の大型化を回避しながら、モータ走行領域Aが高駆動力側まで拡大されることになる。
さらに、CDモードで低駆動力領域A1から高駆動力領域A2へ移行するとき、或はCSモードで低駆動力領域A1’から高駆動力領域A2’へ移行するときに、エンジンブレーキ41が締結できるか否かが判定され、エンジンブレーキ41を締結できない場合は、エンジン3を作動させてエンジン・モータ併用走行が行われる。したがって、エンジンブレーキ41が故障している場合でも、運転者のアクセル操作に応じた高駆動力が出力されることになる。
次に、図8を用いて本発明の参考形態について説明する。
第1実施形態において、コントローラ50は、ステップS8で、油圧センサ56が出力する信号を基に、エンジンブレーキ41が締結できるか否かを判定した。一方、本参考形態では、コントローラ50は、エンジン回転数センサ53が出力するエンジン3の回転数を基に、前記エンジンブレーキ41が締結できるか否かを判定する。その他の構成は、第1実施形態と同様であり、同一の符号を付して、説明は省略する。
エンジンブレーキ41が故障して締結されない場合、図8に示すように、エンジン3は作動せず、第1MG1が駆動し、該第1MG1の出力がサンギヤ12及びキャリヤ13を介して出力軸24に伝達されることになるが、遊星歯車機構10の構造上、リングギヤ11の回転は完全に静止することなく、エンジン3が所定の回転数で回転する。
これにより、エンジン回転数センサ53が出力するエンジン3の回転数を基に、エンジンブレーキ41が締結できるか否かが判定され、エンジンブレーキ41を締結できないと判定されたときは、エンジン3を作動させてエンジン・モータ併用走行が行われる。したがって、本参考形態においても、エンジンブレーキ41が故障している場合でも、運転者のアクセル操作に応じた高駆動力が出力されることになる。
本願発明は、エンジンと2つのモータジェネレータとを備えた車両のハイブリッドシステムにおいて、該システムの車両搭載性や車両重量の増大を抑制しながら、さらなる省エネルギ化が可能となるので、この種の車両の製造産業分野において、好適に利用される可能性がある。
1 第1モータジェネレータ(第1MG)
2 第2モータジェネレータ(第2MG)
3 エンジン
10 差動回転機構(遊星歯車機構)
11 第1回転要素(リングギヤ)
12 第2回転要素(サンギヤ)
13 第3回転要素(キャリヤ)
41 ブレーキ(エンジンブレーキ)
50 コントローラ
53 エンジン回転数センサ
54 オイルポンプ
56 油圧センサ

Claims (2)

  1. エンジンと、第1、第2モータジェネレータと、コントローラと、リングギヤ、サンギヤ及びキャリヤを備えた差動回転機構とを有し、該差動回転機構の前記リングギヤにエンジンが、前記サンギヤに第1モータジェネレータが、前記キャリヤに駆動軸がそれぞれ連結され、かつ、該駆動軸に前記第2モータジェネレータが連結されたハイブリッドシステムであって、
    オイルポンプから供給される作動油の油圧によって締結され、締結することにより前記リングギヤの回転を制止する油圧式のブレーキと、該ブレーキを駆動するアクチュエータと、前記油圧を検出する油圧センサと、を有し、
    前記コントローラは、
    全運転領域でモータ走行を実行するモードにおいて、要求駆動力が所定値未満の低要求駆動力領域では、前記第2モータジェネレータを作動させ、前記ブレーキを解放するように前記アクチュエータを制御すると共に前記第1モータジェネレータを非作動となるように制御し、要求駆動力が前記所定値以上の高要求駆動力領域では、前記第2モータジェネレータを作動させ、前記ブレーキを締結するように前記アクチュエータを制御すると共に前記第1モータジェネレータを作動となるように制御し、更に、
    前記低要求駆動力領域から高要求駆動力領域へ移行したときに、前記油圧センサが検出した油圧に基づいて、前記ブレーキが締結できるか否かを判定し、前記ブレーキを締結できると判定したときは、該ブレーキを締結するように前記アクチュエータを制御すると共に前記第1モータジェネレータを作動するように制御し、前記ブレーキを締結できないと判定したときは、該ブレーキが解放となるように前記アクチュエータを制御して前記エンジンを始動させ、該エンジンによって発電機として駆動される前記第1モータジェネレータの発電電力を前記第2モータジェネレータの駆動に用いる、ように構成されていることを特徴とするハイブリッドシステム。
  2. エンジンと、第1、第2モータジェネレータと、リングギヤ、サンギヤ及びキャリヤを備えた差動回転機構とを有し、該差動回転機構の前記リングギヤにエンジンが、前記サンギヤに第1モータジェネレータが、前記キャリヤに駆動軸がそれぞれ連結され、かつ、該駆動軸に前記第2モータジェネレータが連結されたハイブリッドシステムであって、
    オイルポンプから供給される作動油の油圧によって締結され、締結することにより前記リングギヤの回転を制止する油圧式のブレーキと、前記油圧を検出する油圧センサと、を有し、
    全運転領域でモータ走行を実行するモードにおいて、要求駆動力が所定値未満の低要求駆動力領域では、前記第2モータジェネレータを作動させ、前記ブレーキを解放させると共に前記第1モータジェネレータを非作動とし、要求駆動力が前記所定値以上の高要求駆動力領域では、前記第2モータジェネレータを作動させ、前記ブレーキを締結させると共に前記第1モータジェネレータを作動させる制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記低要求駆動力領域から高要求駆動力領域へ移行したときに、前記油圧センサが検出した油圧に基づいて、前記ブレーキが締結できるか否かを判定し、前記ブレーキを締結できると判定したときは、該ブレーキを締結させると共に前記第1モータジェネレータを作動させ、前記ブレーキを締結できないと判定したときは、該ブレーキを解放して前記エンジンを始動させ、該エンジンによって発電機として駆動される前記第1モータジェネレータの発電電力を前記第2モータジェネレータの駆動に用いることを特徴とするハイブリッドシステム。
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