JP6023024B2 - 防犯マップ - Google Patents
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Description
複数の建物が密集した地域に対する防犯性評価に用いられる防犯マップ200であって、
街路101〜104を示す街路表示領域201〜204が、前記街路101〜104に面して配置される前記複数の建物のそれぞれの宅地毎に区画され、当該区画された領域毎に防犯性評価値が表示されており、
前記防犯性評価値は、前記複数の建物のうち前記街路101〜104に面して配置される建物の前記街路101〜104に面する開口部の数を、当該建物の宅地の前記街路101〜104に面する間口寸法を示す値で除した値であることを特徴とする。
前記防犯性評価値は、前記街路表示領域201〜204の長さ方向において、前記街路101〜104の所定の基準寸法に対応する長さ毎に表示されていることを特徴とする。
前記街路表示領域201〜204は、前記防犯性評価値に応じて色分けされていることを特徴とする。
前記防犯性評価値は、前記複数の建物の階層毎に表示されていることを特徴とする。
複数の前記街路101〜104に応じて前記街路表示領域201〜204が複数並列に配置されて表示されていることを特徴とする。
前記防犯性評価値は、前記街路101〜104の幅方向両側に面して配置される前記複数の建物のそれぞれの宅地毎に表示され、
前記街路表示領域201〜204には、当該街路表示領域201〜204の長さ方向において、前記街路101〜104の所定の基準寸法に対応する長さ毎に、前記街路101〜104の幅方向両側の前記防犯性評価値の合計値が表示されていることを特徴とする。
図1は、本発明の防犯マップ200に対応する地図100を示した図である。図2〜図5は、それぞれ本発明の防犯マップ200を便宜上四分割したうちの1つを示した図であり、図2は防犯マップ200の左下部分、図3は防犯マップ200の右下部分、図4は防犯マップ200の左上部分、図5は防犯マップ200の右上部分を示している。つまり、図2〜図5に示す各防犯マップ200を全て組み合わせることで、1つの防犯マップ200が構成される。
なお、図2〜図5において、防犯マップ200の横方向両端に表示されている矩形の枠線で囲まれた「1」〜「4」の番号は、図1に示す地図100に表示されている街路番号「1」〜「4」に対応している。これにより、ユーザーは、地図100と防犯マップ200を参照して、防犯マップ200に示される各街路表示領域201〜204が、それぞれ、地図100上に示されている街路101〜104に対応していることを認識することができる。
また、街路表示領域201〜204の縦方向(幅方向)の長さは、実際の街路101〜104の幅方向の長さに対応しているものではなく、防犯マップ200上で街路表示領域201〜204が見やすいように表示されていればいずれの長さであっても良い。
具体的には、例えば、宅地表示領域211の建物番号「3」の部分から、当該建物番号「3」の建物は、1階部分における街路101に面する開口部の数が「0」であり、2階部分における街路101に面する開口部の数が「2」であり、3階部分を有していないことが分かる。
また、図1に示すように、建物番号「37」の建物と建物番号「38」の建物の間には道路が配置されているため、宅地表示領域212において建物番号「37」と「38」との間には、「−」が表示されている。宅地表示領域213における建物番号「48」と「49」との間についても同様である。更に、図1に示すように、建物番号「76」の建物と建物番号「77」の建物との間には、駐車場や空き地等の建物が建てられていない土地が配置されているため、宅地表示領域214において建物番号「76」と建物番号「77」との間には、「−」が表示されている。
街路表示領域201〜204は、各街路101〜104に面して配置される複数の宅地毎に区画され、区画された領域毎に防犯性評価値としての視線輻射量が表示されている。この視線輻射量は、各街路101〜104の幅方向両側の建物群に対応してそれぞれ表示されており、街路表示領域201〜204の横方向において、1モジュールに対応する長さ毎に表示されている。街路表示領域201〜204の幅方向中央には、街路101〜104の幅方向両側の建物群に対応する視線輻射量の合計値が示されている。この視線輻射量合計値もまた、街路表示領域201〜204の横方向において、1モジュールに対応する長さ毎に示されている。
このような視線輻射量が街路表示領域201〜204に示されていることにより、当該街路101〜104の全体に亘って防犯性を視覚的に評価することができる。例えば、視線輻射量の値が小さい場合には、当該街路101〜104に面して配置される建物内の居住者や従業員等から視認される可能性が低く、その位置は防犯性が低いと判断することができる。一方、視線輻射量の値が大きい場合には、当該街路101〜104に面して配置される建物内の居住者や従業員等から視認される可能性が高く、その地点は防犯性が高いと判断することができる。
防犯マップ200に、基点からの距離が表示されていることにより、各街路101〜104に面して配置される複数の建物や宅地の寸法、当該建物や宅地同士の距離感等を容易に理解することができ、当該地域の防犯性評価を更に精度良く行うことができる。
防犯マップ200に、街路全体における視線輻射量の合計及び単位基準寸法あたりの視線輻射量が表示されていることにより、複数の街路101〜104の全体の防犯性を一目で容易に把握することができ、他の街路101〜104との防犯性の比較をより容易に行うことができる。
また、所定の寸法を1単位としたとき、開口部の幅方向(街路101〜104の延在方向)の長さが当該単位寸法の何倍に相当するかを算出し、その値を「開口部の数」としてカウントしても良い。例えば、単位寸法が800mmであって、建物の街路101〜104に面する開口部として幅1700mmの引き違い掃き出しサッシが1つ設けられている場合、当該開口部の幅方向の長さが単位寸法の2倍に相当する長さであるため、「開口部の数」は「2」としてカウントされる。また、例えば、建物の街路101〜104に面する開口部が2つであったとしても、それら2つの開口部の幅方向の長さの合計が単位寸法の3倍に相当する長さであった場合には、「開口部の数」は「3」としてカウントされる。
また、この場合には、街路表示領域201〜204の幅方向中央に示されている視線輻射量合計値は、街路101〜104に面して配置される各建物の階層毎の各視線輻射量を全て合計したものとしても良い。
101 街路
101A,101B 交差点
102 街路
102A,102B 交差点
103 街路
103A,103B 交差点
104 街路
104A,104B 交差点
200 防犯マップ
201,202,203,204 街路表示領域
211,212,213,214 宅地表示領域
Claims (6)
- 複数の建物が密集した地域に対する防犯性評価に用いられる防犯マップであって、
街路を示す街路表示領域が、前記街路に面して配置される前記複数の建物のそれぞれの宅地毎に区画され、当該区画された領域毎に防犯性評価値が表示されており、
前記防犯性評価値は、前記複数の建物のうち前記街路に面して配置される建物の前記街路に面する開口部の数を、当該建物の宅地の前記街路に面する間口寸法を示す値で除した値であることを特徴とする防犯マップ。 - 請求項1に記載の防犯マップにおいて、
前記防犯性評価値は、前記街路表示領域の長さ方向において、前記街路の所定の基準寸法に対応する長さ毎に表示されていることを特徴とする防犯マップ。 - 請求項1又は2に記載の防犯マップにおいて、
前記街路表示領域は、前記防犯性評価値に応じて色分けされていることを特徴とする防犯マップ。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の防犯マップにおいて、
前記防犯性評価値は、前記複数の建物の階層毎に表示されていることを特徴とする防犯マップ。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の防犯マップにおいて、
複数の前記街路に応じて前記街路表示領域が複数並列に配置されて表示されていることを特徴とする防犯マップ。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の防犯マップにおいて、
前記防犯性評価値は、前記街路の幅方向両側に面して配置される前記複数の建物のそれぞれの宅地毎に表示され、
前記街路表示領域には、当該街路表示領域の長さ方向において、前記街路の所定の基準寸法に対応する長さ毎に、前記街路の幅方向両側の前記防犯性評価値の合計値が表示されていることを特徴とする防犯マップ。
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