JP6021064B2 - 断熱パネルおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、真空断熱材と、発泡系断熱材とを断面略凹状に形成された基材の凹所に収容してなる断熱パネルおよびその製造方法に関する。
従来、真空断熱材を、断熱パネルの表面材を構成する基材によって形成された凹所の内底面に配し、その真空断熱材の周囲に発泡系断熱材を収容してなる断熱パネルが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2008−95464号公報
ところが、断熱パネルの製造過程において、真空断熱材を基材の凹所の内底面に設置した状態で発泡樹脂を発泡させると、その発泡圧で真空断熱材が内底面側に押圧され、真空断熱材の表面の凹凸が基材に転写され、基材の表面部に凹凸が生じるおそれがある。また、真空断熱材が凹所の内底面に直接接触していると、製品となった後にも、基材の表面に真空断熱材の凹凸が表われるおそれもある。
このような問題に対する対応策として、真空断熱材の幅方向の両端部の下方に長手方向に沿った線状の脚(スペーサ材)を設けることが想定できる。そのようにすれば、真空断熱材を凹所の内底面に直接接触することがなくなるため、基材の表面に凹凸が生じるおそれはない。
しかしながら、長手方向に線状の脚を設けた場合、製造過程(発泡樹脂の注入工程)において、注入された発泡樹脂が真空断熱材の下方の2本の脚で囲まれた中間部に行き渡りにくいという問題が発生する。したがって、このような方法では発泡系断熱材が不均一な状態の断熱パネルが製造されることとなる。
また、真空断熱材の下方に点状の脚を設けることも考えられるが、そのようにすれば、真空断熱材は強度が低いため折れ曲がったり傷んだりする可能性がある。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、真空断熱材の表面の凹凸が基材に転写されることがなく、かつ、発泡系断熱材が均一に充填された断熱パネルを提供することにある。また、そのような断熱パネルを効率的に生産できる断熱パネルの製造方法を提供することも目的とされる。
上記目的を達成するために、本発明の断熱パネルは、表面部と両側部とを有して断面略凹状とされた基材の凹所に、該凹所の両側部間の寸法よりも小さい幅寸法の真空断熱材と、発泡樹脂を発泡させてなる発泡系断熱材とを収容してなる断熱パネルにおいて、前記真空断熱材と前記凹所の内底面との間に、前記凹所の両側部間で相互に向かう線状のスペーサ材を前記基材の長手方向に沿って複数、並設しており前記真空断熱材と前記凹所の内底面にある前記基材の表面部との間の空間である前記スペーサ材の周囲と、前記真空断熱材と前記基材の両側部との間の空間である空隙部位に前記発泡系断熱材を充填したことを特徴とする。
また、本発明においては、スペーサ材の各々は、その中間部に、スペーサ材に隣接する空間間を連通させる連通部を有したものとしてもよい。
さらに、本発明においては、スペーサ材の各々は、連通部を中心として2つのスペーサ片に分離された構成とされ、それら両スペーサ片の各々は、平面視において、連通部が前記基材の長手方向の一方側に突出するように斜めに設置されるものとしてもよい。
またさらに、本発明においては、凹所の開口を塞ぐ蓋材をさらに有した構成としてもよく、凹所内に配設された真空断熱材と、蓋材との間に、凹所の幅方向の一方の端部より他方の端部に向かう線状のさらなるスペーサ材を基材の長手方向に沿って複数、並設し、それらのスペーサ材の周囲に発泡系断熱材を充填した構成としたものとしてもよい。
また、本発明の断熱パネルの製造方法は、表面部と両側部とを有して断面略凹状とされた基材の凹所に、該凹所の両側部間の寸法よりも小さい幅寸法の真空断熱材と、発泡樹脂を発泡させてなる発泡系断熱材とを収容してなる断熱パネルの製造方法において、前記基材の前記凹所の内底面に、前記凹所の両側部間で相互に向かう線状のスペーサ材を前記基材の長手方向に沿って複数、並設するスペーサ材並設工程と、前記基材の前記凹所内に、前記真空断熱材を設置する真空断熱材設置工程と、前記真空断熱材と前記凹所の内底面にある前記基材の表面部との間の空間である前記スペーサ材の周囲と、前記真空断熱材と前記基材の両側部との間の空間である空隙部位に前記発泡樹脂を注入する注入工程と、前記凹所内に注入された前記発泡樹脂を発泡・成形させる発泡工程とを実行することを特徴とする。
本発明に係る断熱パネルによれば、上述の構成としているため、内装された真空断熱材の表面の凹凸が基材に転写されることを防止できる。また、上述の構成によれば、真空断熱材の設置位置にずれや傾きがない、つまり安定した断熱性を有した断熱パネルを提供できる。
また、本発明に係る断熱パネルの製造方法によれば、真空断熱材の表面の凹凸が基材に転写されず、かつ、真空断熱材の設置位置にずれや傾きがない、形状面、性能面において安定した断熱パネルを効率的に生産することができる。
本発明の一実施形態に係る断熱パネルの説明図であり、(a)は断熱パネルの概略縦断面図、(b)は(a)のA−A線に対応した断熱パネルの概略横断面図である。 図1に示した断熱パネルの製造過程を示した模式的横断面図である。 本発明の他の2実施形態に係る断熱パネルの説明図であり、(a)は断熱パネルの概略縦断面図(共通)、(b)、(c)は、(a)のB−B線に対応した、2実施形態に係る断熱パネルの概略横断面図である。 (a)、(b)は、図3(b)、(c)に示した2種の断熱パネルの製造過程を示した模式的横断面図である。 図3(b)に示した断熱パネルの製造方法(前半工程)の概略説明図であり、(a)〜(c)は断熱パネルの製造過程における概略縦断面図である。 同製造方法(後半工程)の概略説明図であり、(a)、(b)は断熱パネルの製造過程における概略縦断面図、(c)は断熱パネルの概略縦断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
まず、第1の実施形態について、図1および図2を参照しながら説明する。この断熱パネル1は、壁パネルや床パネル、天井パネルなどに用いられる建材用の断熱パネルとして使用される。このような断熱パネル1は、壁下地や床下地、天井下地などの施工対象に裏面側を固着させて施工される。
この断熱パネル1の幅寸法や長さ寸法は、断熱パネル1が用いられる対象等に応じて適宜、設定するようにすればよい。たとえば、断熱パネル1を、内装建材として用いる場合には、幅寸法を300mm〜900mm程度、長さ寸法を900mm〜2400mm程度とすればよい。
また、この断熱パネル1の厚さ寸法は、断熱パネル1が用いられる対象や、必要とされる断熱性等に応じて適宜、設定するようにすればよい。たとえば、断熱パネル1を内装建材として用いる場合には、基材10の厚さ(高さ)寸法を10mm〜30mm程度、蓋材28(裏面材)の厚さ寸法を0.01mm〜1mm程度とすればよい。
本断熱パネル1の枠材とされる基材10は、たとえば鋼板よりなる金属板(不図示)の表裏を樹脂層(不図示)で被覆した板材を折曲形成してなる。なお、鋼板として、亜鉛めっき鋼板や塗装鋼板、錫めっき鋼板などが使用されてもよい。また、金属板としては鋼板に限らず、他の金属を用いてもよい。
金属板(不図示)の表裏に樹脂層(不図示)を被覆してなる板材の厚さは、軽量化を図るため最大でも1mm程度とすることが望ましい。
樹脂層(不図示)を構成する合成樹脂は、熱可塑性樹脂であってもよいし、熱硬化性樹脂であってもよい。また、合成樹脂としては、塩化ビニルに限らず、他の合成樹脂が用いられるものとしてもよい。
このように、金属板(不図示)の表裏に樹脂層(不図示)を設けて基材10を形成することで、錆の発生を防止できる。なお、基材10は、上記のような金属板(不図示)と樹脂層(不図示)による層構造でなくてもよく、その材料についても特に限定されず、種々の材料を使用して製されてもよい。
この基材10は、略平板状とされる表面部11と、側端縁部12a、12aおよび裏側縁片部12b、12bよりなる側部12、12とを有して断面略凹状とされる(図1(a)参照)。
側端縁部12aは、表面部11の幅方向の両端より断熱パネル1の厚さ方向に立ち上がり形成されている。裏側縁片部12bは、側端縁部12aの裏面側(図1(a)における上端側)の両端より相互に向き合い、開口15aの幅を狭めるように突出形成されている。このように、基材10には、断熱パネル1の裏面側が開口され、表面部11の裏側の面を内底面15bとした凹所15が形成されている。
図1(a)に示すように、断熱パネル1の基材10の凹所15内には、内底面15b側より、スペーサ材20A、真空断熱材30、スペーサ材20Bが順に配設されている。つまり、真空断熱材30は、上下のスペーサ材20B、20A間に挟まれるように凹所15内に配設されている。
この真空断熱材30としては、芯材をガスバリア性の包装材で外装して真空吸引することにより形成されたものとしてもよい。芯材としては、熱伝導率の比較的に低い材料を用いた連続気泡のウレタンフォームやスチレンフォーム、フェノールフォーム等の発泡体からなるものとしてもよい。または、芯材としては、各種フォーム材を粉砕したものやシリカ、アルミナ、パーライト等の粉粒体からなるものとしてもよく、グラスファイバー、グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー等の繊維体からなるものとしてもよい。さらには、上記した各種の発泡体や粉粒体、繊維体を混合して芯材として用いるようにしてもよい。包装材としては、ガスバリア性のある金属フィルム等としてもよい。または、外層側に樹脂フィルム等の保護層、中間に金属フィルムや金属蒸着層等のガスバリア層、内層側(芯材側)に熱溶着性を有した樹脂フィルム等の熱溶着層を有した積層フィルム(シート)を包装材として用いるようにしてもよい。
真空断熱材30の下側の凹所15の内底面15bとの間には、図1(b)に示すように、複数の線状のスペーサ材20A・・・が平行に真空断熱材30の長手方向に沿って並設してある。個々のスペーサ材20A、・・・は、凹所15内の幅方向の一方の端部(側部12)より他方の端部(側部12)に向かうように延びている。この実施形態のスペーサ材20Aは、矩形の断熱パネル1の長手方向の両端部の端縁辺に平行に等間隔に配設されている。
スペーサ材20A、20Aの間隔は特段の定めはないが、後述する断熱パネル1の製造過程における搬送スピードや発泡樹脂31(図2参照)の単位時間当たりの注入量などによって決定される。
真空断熱材30の上側についても下側のスペーサ材20A、20A、・・・と同様であり、複数の線状のスペーサ材20Bが図1(b)と同様に配設されている。
真空断熱材30が上下のスペーサ材20B、20Aで挟まれた状態でのそれら全体の高さ寸法は、基材10の凹所15の深さ寸法(内底面15bから蓋材28の裏側までの寸法)とほぼ同じか、それよりもやや小さくすることが望ましい。
このようなスペーサ材20A、20Bは、厚みが0.5mm〜数mm程度のボール紙などで製することが望ましい。スペーサ材20A、20Bは他の材料で製されてもよいが、断熱パネル1に内装するものであるため、熱橋とならないように、熱伝導率の低い材料を用いることが望ましく、厚みも薄いものがよい。
また、断熱パネル1の基材10の凹所15内にはさらに、真空断熱材30と複数のスペーサ材20A、・・・20B、・・・を除く部位に、真空断熱材30を取り囲むように発泡系断熱材32が充填されている。なお、図1(a)の概略縦断面図では、要部を見やすくするために、充填された発泡系断熱材32のハッチングを省略した。
この発泡系断熱材32としては、ウレタン樹脂やポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、フェノール樹脂等の合成樹脂に、発泡剤や、必要に応じて硬化剤や難燃剤などを含有させた発泡樹脂31を発泡させてなるものが挙げられる。発泡樹脂31としては、発泡ゴム系材料や、炭酸カルシウム等を原料とする無機質系発泡材料を用いてもよい。本実施形態では、発泡樹脂31として硬質発泡ウレタンが用いられている。硬質発泡ウレタンとしては、難燃性にすぐれた硬質イソシアヌレートフォームを用いることが望ましい。
また、基材10には、凹所15の開口15aを塞ぐように蓋材28が取り付けられている。なお、断熱パネル1はこのような蓋材28を含まない構成としてもよい。
以上のように、断熱パネル1には真空断熱材30の上下にそれぞれ複数のスペーサ材20A、・・・20B、・・・が配設されているので、真空断熱材30は上下のスペーサ材20A、・・・20B、・・・によって厚さ方向における配設位置が保持される。したがって、同種のスペーサ材20A、・・・20B、・・・を用いて製造した断熱パネル1では、均一な断熱性能が得られる。
また、スペーサ材20A、20Bは基材10の側部12、12間に架け渡すように配され、長手方向に沿って複数、並設してあるので、製造過程においても、製造後においても真空断熱材30が幅方向の中央や長手方向の中央で折れ曲がるというおそれはない。
またさらに、下側のスペーサ材20A、・・・は真空断熱材30を発泡系断熱材32中に浮かせた状態に保持する脚の代わりとなり得るので、真空断熱材30の表面の凹凸が基材10の表面部11に転写されることを防止でき、形状面の安定化も図ることができる。同様に、上側のスペーサ材20B、・・・についても、真空断熱材30の表面の凹凸が蓋材28に転写されることを防止できる。
なお、スペーサ材20A、・・・20B、・・・には、真空断熱材30の位置決め用の段部を設けてもよい。これにより真空断熱材30を基材10の幅方向の中央に保持することができる。
このような断熱パネル1は、基材10を搬送させながら製造することができる。なお、具体的な製造方法については、図5、図6をもとに後述する。図2は、その製造ラインにおける断熱パネル1の製造過程、特に発泡樹脂31の凹所15内へ注入する工程の一状態を模式的に表わした概略横断面図である。この図を参照しながら、製造過程におけるスペーサ材20A、20Bによる作用、効果について説明する。
図2中の左右両端の縦線は基材10の長手両辺縁を表わし、複数の横線はスペーサ材20A、・・・を表わし、縦方向の太線矢印は基材10の搬送方向を表わしている。また、図2中の2点鎖線は真空断熱材30の長手両辺縁を表わしている。発泡樹脂31は、平面視(横断面視)において、真空断熱材30の長手両辺縁位置よりも外側でかつ基材10の側部12よりも内側の部位の上方2箇所より注入されるものとする。なお、図2においてクロスハッチングで示した部位は発泡樹脂31の流れ込んでいる状態を示している。また、図2中の31aは、2箇所から注入された発泡樹脂31が合流するウェルドライン(ウェルド部)を示す。
図2は、真空断熱材30の下方空間への発泡樹脂31の流入状態を示した図であり、発泡樹脂31が上流側(基材10の後端側、図中の下方側)のブロック空間25にいまだ注入されていないことを示している。
凹所15内に発泡樹脂31が注入されると、その発泡樹脂31は真空断熱材30の下方のスペーサ材20A、・・・の周囲の空隙部位に入り込んでくる。基材10の内底面15bにはスペーサ材20A、・・・が並設されているので、それらの上に真空断熱材30が載せられた状態であっても、図2に示すように、発泡樹脂31はおもにスペーサ材20Aで区切られたブロック空間25内で流動する。ブロック空間25内では、両端2箇所から発泡樹脂31が流れ込み中央で合流する。また、基材10が搬送されながら発泡樹脂31が注入されるので、単位時間当たりの注入量が一定であれば、発泡樹脂31はすべてのブロック空間25に均等に注入される。
下側のスペーサ材20A、20A間のブロック空間25では、注入された発泡樹脂31が両側部12、12側から中央部へと徐々に流れ、ブロック空間25全体に行き渡っていく。図2に示すように、下流側のブロック空間25から順次、発泡樹脂31の注入タイミングのずれにしたがって遅れながら、そのブロック空間25全体に発泡樹脂31が充填されていく。
このように、真空断熱材30の下側の空間がスペーサ材20A、・・・で区切られていても、スペーサ材20Aが幅方向の一方の端部より他方の端部に向かう線状のものであるため、発泡樹脂31はブロック空間25内でスムーズに流動していく。したがって、それぞれのブロック空間25ごとに発泡樹脂31が充填されていくので、基材10の凹所15全体にも確実に充填されていく。特に、発泡樹脂31を基材10の幅方向の両側2箇所より注入する構成となっているので、基材10の凹所15での発泡樹脂31の流動は早められる。
ついで、本発明に係る断熱パネルの他の2実施形態について、図3および図4を参照しながら説明する。図3、図4において、図3(a)は第2、第3の実施形態に係る断熱パネルの共通の概略縦断面図、図3(b)は第2の実施形態に係る断熱パネルの概略横断面図であり、図3(c)は第3の実施形態に係る断熱パネルの概略横断面図である。なお、図3(b)、(c)の概略横断面図はいずれも図3(a)のB−B線に対応している。また、図4(a)は第2の実施形態に係る断熱パネルの製造過程を示した模式的横断面図であり、図4(b)は第3の実施形態に係る断熱パネルの製造過程を示した模式的横断面図である。
これらの実施形態に係る断熱パネル1において、基材10の形状、構造ならびに真空断熱材30および発泡系断熱材32(発泡樹脂31)については、図1に示したものと同様のものを用いているので、図面に同一の符号を付して、それらの説明は省略する。
これらの実施形態に係る断熱パネル1には、図3(a)に示すように、上下のスペーサ材20B、20Aが用いられている。これらのスペーサ材20A、20Bは、幅方向の中間部に連通部22が設けられている。これらの実施形態の例では、連通部22はスペーサ材20A、20Bのそれぞれを2つに分離することで形成されており、よってスペーサ材20A、20Bは、それぞれ2つのスペーサ片21、21よりなる。なお、連通部22は1つの連続したスペーサ材20A、20Bの中央部に設けた開口によって形成されたものとしてもよい。
図3(b)の断熱パネル1に用いられるスペーサ材20A、・・・は、凹所15内の幅方向の一方の端部(側部12)より他方の端部(側部12)に向かうように延びている。スペーサ材20Aは連通部22によって中間部で2つのスペーサ片21、21に分断されている。1つのスペーサ材20Aを構成する2つのスペーサ片21、21は、矩形の断熱パネル1の長手方向の両端部の端縁辺に平行に等間隔に配設されている。また、2つのスペーサ片21、21は同一直線上に配されている。
一方、図3(c)の断熱パネル1に用いられるスペーサ材20Aは、凹所15内の幅方向の一方の端部(側部12)より他方の端部(側部12)に向かうように延びている。スペーサ材20Aは連通部22によって中間部で2つのスペーサ片21、21に分断されている点では図3(b)のものと同様である。ただし、図3(c)では、平面視(横断面視)において、連通部22が基材10の長手方向の一方側(後端側、製造ラインにおける上流側)に突出して配置されるように、スペーサ材20Aは斜めに設置されている。つまり、スペーサ材20Aを構成する2つのスペーサ片21、21は同一直線上にはなく、図例では連通部22を中心として概ね左右対称位置に斜めに配されている。
図3(b)、(c)に示した2種のスペーサ材20A、・・・について、それぞれのスペーサ材20A、20A間の間隔に特段の定めはないが、後述する断熱パネル1の製造過程における搬送スピードや発泡樹脂31の単位時間当たりの注入量などによって決定される。また、連通部22の寸法も同様に、搬送スピードや発泡樹脂31の単位時間当たりの注入量などによって決定される。
真空断熱材30の上側についても下側のスペーサ材20Aと同様であり、複数の線状のスペーサ材20Bが図3(b)、(c)と同様に配設されている。
真空断熱材30が上下のスペーサ材20B、20Aで挟まれた状態でのそれら全体の高さ寸法は、基材10の凹所15の深さ寸法(内底面15bから蓋材28の裏側までの寸法)とほぼ同じか、それよりも小さくすることが望ましい。
このような図3(b)、(c)に示した2種のスペーサ材20A、20B、20A、20Bは、真空断熱材30を厚さ方向の所定位置に保持するように作用するため、図1に示した断熱パネル1と同様の効果が得られる。
すなわち、真空断熱材30は上下のスペーサ材20B、20Aで厚さ方向における配設位置が保持される。したがって、同一のスペーサ材20A、20Bを用いて製造した断熱パネル1は、均一な断熱性能が得られる。
また、スペーサ材20A、20Bは、連通部22を中間部に配した状態で、基材10の側部12、12間に架け渡すように配され、長手方向に沿って複数、並設してあるので、製造過程においても、製造後においても真空断熱材30が折れ曲がるおそれはない。
またさらに、下側のスペーサ材20A、20A、・・・は真空断熱材30を浮かせた状態に保持する脚の代わりとなり得るので、真空断熱材30の表面の凹凸が基材10の表面部11に転写されることを防止でき、形状面の安定化も図ることができる。同様に、上側のスペーサ材20B、20B、・・・についても、真空断熱材30の表面の凹凸が蓋材28に転写されることを防止できる。
つぎに、これら2種のスペーサ材20A、20Bによる作用、効果について、図4(a)、(b)を参照しながら説明する。なお、図4(a)、(b)の各線、各部および矢印は、図2のものと同様であり、その説明は省略する。
発泡樹脂31は、平面視において、真空断熱材30の長手両辺縁位置よりも外側でかつ基材10の側部12よりも内側の部位の上方2箇所より注入されるものとする。
図4(a)、(b)は、真空断熱材30の下方空間への発泡樹脂31の流入状態を示した図であり、発泡樹脂31が上流側(基材10の後端側)のブロック空間25にいまだ注入されていないことを示している。
凹所15内に発泡樹脂31が注入されると、その発泡樹脂31は真空断熱材30の下方のスペーサ材20A、・・・の周囲の空隙部位に入り込んでくる。基材10の内底面15bにはスペーサ材20A、・・・が並設されているので、それらの上に真空断熱材30が載せられた状態であっても、注入された発泡樹脂31はおもにスペーサ材20Aで区切られたブロック空間25内で流動する。また、基材10が搬送されながら発泡樹脂31が注入されるので、単位時間当たりの注入量が一定であれば、発泡樹脂31はすべてのブロック空間25に均等に注入される。
これらのスペーサ材20A、・・・は連通部22を有しているため、注入された発泡樹脂31は連通部22を通じて、他のブロック空間25へも流動していく。図4(a)と図4(b)とを比較すると、図4(b)のスペーサ材20Aは連通部22が平面視で上流側に突出した位置に形成されているため、発泡樹脂31の流動が早く、発泡樹脂31は図4(a)のものよりも早く全体に行き渡る。また、図4(b)のほうが、凹所15内の空気の追い出しをすばやくに行える。
以上のように、真空断熱材30の下側の空間がスペーサ材20A、・・・で区切られていても、スペーサ材20Aは幅方向の一方の端部より他方の端部に向かう線状のものであるため、発泡樹脂31はブロック空間25内でスムーズに流動していく。したがって、それぞれのブロック空間25ごとに発泡樹脂31が充填されていくので、基材10の凹所15全体にも確実に充填されていく。さらに、連通部22を設けることで発泡樹脂31が凹所15内で流動しやすいようにしているため、効率のよい断熱パネル1の生産が行える。また、発泡樹脂31を基材10の幅方向の両側2箇所より注入する構成となっているので、発泡樹脂31の流動は早められる。
また、連通部22によって発泡樹脂31が流動しやすくなるように構成されているため、ウェルド部31aにおいて空気が逃げ場を失う可能性は低くなり、空気を追い出しやすく、気泡が形成されにくくなる。よって、気泡による断熱性の低下を避けられる。
ついで、以上に説明した3種の断熱パネル1の製造方法について、図5、図6を参照しながら説明する。なお、これらの図では、第2の実施形態(図3(b))として示した断熱パネルについての製造方法を例示した。
この断熱パネル1の製造方法としては、長尺状の基材を搬送装置(不図示)で搬送させながら、種々の工程を連続的に実行することで断熱パネル1を成形する製造方法など種々の製造方法を想定できるが、以下では製造装置を特定せずに概念のみを例示、説明する。
この断熱パネル1の製造方法は、下側スペーサ材並設工程、真空断熱材配置工程、上側スペーサ材並設工程、発泡樹脂31を注入する注入工程、蓋材28を開口15aに取り付ける蓋材配設工程、発泡樹脂31を発泡・成形させる発泡工程を順次実行してなる。
なお、下側スペーサ材並設工程および上側スペーサ材並設工程は、搬送しながら実施しなくてもよい。特に、下側スペーサ材並設工程は事前に実施してもよく、基材10と下側のスペーサ材20A、・・・とを一体成形したものを用いて断熱パネル1を製造するようにしてもよい。
まず、真空断熱材30の下に配するスペーサ材20A、20A、・・・を、基材10の凹所15の内底面15bに並設する(図5(a)参照)。上述したように、下のスペーサ材20Aは2つのスペーサ片21、21よりなるため、それらを個別に固定していけばよい。
つぎに、真空断熱材30を複数のスペーサ材20A、・・・の上に載せ置く(図5(b)参照)。真空断熱材30は、その幅方向の中央が連通部22の上方に配せられるように設置すればよい。真空断熱材30が幅方向の中央に設置できるように、それぞれのスペーサ片に段部を設けて、真空断熱材が位置決めできるようにしてもよい。
そしてつぎに、その真空断熱材30の上に上側のスペーサ材20B、・・・を設置していく(図5(c)参照)。
本図例の場合、真空断熱材30を2種のスペーサ材20A、20Bで挟み込んだ状態での高さ寸法が、基材10の凹所15の深さ寸法(内底面15bから蓋材28の裏面までの高さ寸法)とほぼ一致しているので、真空断熱材30は上下方向において位置がほぼ固定される。
つぎに、基材10の凹所15内に発泡樹脂31を注入する(図6(a)参照)。なお、図6(a)における符号5は、発泡樹脂31をノズル5aより下方に向けて注入する発泡樹脂注入機である。
製造過程では、凹所15内にはブロック空間25(図3(b)および図4(a)参照)が形成されているので、発泡樹脂31はおもにブロック空間25単位で充填されていく。そして、スペーサ材20A、20Bは幅方向の中央部に連通部22を有しているので、注入された発泡樹脂31が、連通部22を通じて、他のブロック空間25にも行き渡る(図6(a)参照)。
発泡樹脂31を注入した後、蓋材28を凹所15の開口15aを塞ぐように貼り付ける(図6(b)参照)。その状態で、図6(b)の白抜き矢印で示すように、基材10の上下より押圧しながら加熱して、発泡樹脂31を発泡・膨張・硬化(成形)させる。たとえば、押圧装置(不図示)で基材10を上下より押圧することで加熱させながら、蓋材28を基材10に固着させるようにしてもよい。
このとき、真空断熱材30に対して発泡圧がかかるが、真空断熱材30の厚さ方向の設置位置がスペーサ材20A、20Bによってほぼ固定されているため、真空断熱材30はずれたり傾いたりなど移動することはなく、設置されたときの状態が維持される。
こうして、基材10の凹所15内の発泡樹脂31は発泡・膨張・硬化して発泡系断熱材32となる(図6(c)参照)。
以上のように、断熱パネル1の製造過程において、真空断熱材30がスペーサ材20A、20Bにより厚さ方向のほぼ中央で位置決めされるので、真空断熱材30がずれたり傾いたりしていない断熱パネル1を製造することができる。
また、断熱パネル1の製造過程において真空断熱材30が基材10に直接接触しない構成であるため、製造過程において、内装される真空断熱材30の表面の凹凸が基材10の表面部11に転写されることを防止できる。もちろん、製造後においても、真空断熱材30の上下や周囲に発泡系断熱材32が配されているため、真空断熱材30の表面凹凸の基材10への転写のおそれはない。したがって、このような断熱パネル1の構造は基材10の軽量化、薄型化にも寄与することとなる。
さらに、スペーサ材20A、20Bにより真空断熱材30が中央の固定位置に位置決めできるため、真空断熱材30の設置位置にずれや傾きのない、均一な断熱性を有した断熱パネルを成形することができる。
以上の3種の実施形態では、上下のスペーサ材20B、20Aを同種のものとして例示したが、同種でなくてもよい。特に、上側のスペーサ材20Bについては、その上方に発泡樹脂31の流動の邪魔をするものがなく発泡樹脂31が行き渡りやすいので、形状としては種々のものが用いられる。
1 断熱パネル
10 基材
11 表面部
12 側部
15 凹所
15a 開口
15b 内底面
20A (下側の)スペーサ材
20B (上側の)スペーサ材
21 スペーサ片
22 連通部
25 ブロック空間(空間)
26 空隙部位
30 真空断熱材
31 発泡樹脂
32 発泡系断熱材

Claims (5)

  1. 表面部と両側部とを有して断面略凹状とされた基材の凹所に、該凹所の両側部間の寸法よりも小さい幅寸法の真空断熱材と、発泡樹脂を発泡させてなる発泡系断熱材とを収容してなる断熱パネルにおいて、
    前記真空断熱材と前記凹所の内底面との間に、前記凹所の両側部間で相互に向かう線状のスペーサ材を前記基材の長手方向に沿って複数、並設しており
    前記真空断熱材と前記凹所の内底面にある前記基材の表面部との間の空間である前記スペーサ材の周囲と、前記真空断熱材と前記基材の両側部との間の空間である空隙部位に前記発泡系断熱材を充填したことを特徴とする断熱パネル。
  2. 請求項1において、
    前記スペーサ材の各々は、中間部に、該スペーサ材に隣接する空間間を連通させる連通部を有している、断熱パネル。
  3. 請求項2において、
    前記スペーサ材の各々は、前記連通部を中心として2つのスペーサ片に分離された構成とされ、それら両スペーサ片の各々は、平面視において、前記連通部が前記基材の長手方向の一方側に突出するように斜めに設置されている、断熱パネル。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記凹所の開口を塞ぐ蓋材をさらに有した構成とされており、
    前記凹所内に配設された前記真空断熱材と、前記蓋材との間に、前記凹所の幅方向の一方の端部より他方の端部に向かう線状のさらなるスペーサ材を前記基材の長手方向に沿って複数、並設し、それらのスペーサ材の周囲に前記発泡系断熱材を充填した、断熱パネル。
  5. 表面部と両側部とを有して断面略凹状とされた基材の凹所に、該凹所の両側部間の寸法よりも小さい幅寸法の真空断熱材と、発泡樹脂を発泡させてなる発泡系断熱材とを収容してなる断熱パネルの製造方法において、
    前記基材の前記凹所の内底面に、前記凹所の両側部間で相互に向かう線状のスペーサ材を前記基材の長手方向に沿って複数、並設するスペーサ材並設工程と、
    前記基材の前記凹所内に、前記真空断熱材を設置する真空断熱材設置工程と、
    前記真空断熱材と前記凹所の内底面にある前記基材の表面部との間の空間である前記スペーサ材の周囲と、前記真空断熱材と前記基材の両側部との間の空間である空隙部位に前記発泡樹脂を注入する注入工程と、
    前記凹所内に注入された前記発泡樹脂を発泡・成形させる発泡工程とを実行することを特徴とする断熱パネルの製造方法。
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