JP6018335B2 - ピルクラッシャー - Google Patents

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Description

本発明は、薬品使用を支援する医療機器に関し、特にピルクラッシャーに関する。
大部分の経口薬は、異なる形状および大きさのピルを物理形態として、患者に経口で使用される。いわゆるピルは、薬物および賦形剤が均一に混合された後、特定の成型プロセスによって加工された円片状や異形状の錠剤であり、剤量が正確で、質量が安定し、携帯や輸送が便利である等の長所を備え、現代の製薬業界で広く応用される。治療や、一錠の剤量および原材料の比例等の様々な要求に基づいて、異なる薬品は、ピルの形状や大きさ等に対して異なる要求がある。例えば、ビタミン錠剤やカルシウム錠剤等は、一般に大きいため、普通の人が一回で一錠または複数錠を飲むことが便利ではない。特に、特殊な患者、例えば、老人、子供、手術後の患者、嚥下困難を有する患者あるいは意識不明な患者等が直接にピルを飲むことが難しい可能性があり、経口薬の使用に制限があり、さらに患者の治療を影響する。
したがって、必要があっても標準錠剤を正常に飲むことができない患者が薬品を飲んで適切な治療を受けるように、適合なピルを破片や粉末に圧砕できる機器が必要になっている。このピルクラッシャーは、安全性、高効率性、低コスト性、静粛性、省力性、使いやすさを有し、薬品の交差汚染を避けることができる等の長所を備えるべきである。ただし、従来のピルクラッシャー、例えば「薬搗き缶」は、簡単な衝撃、研磨や単一なてこ構造を多く使用してピルの圧砕動作を実現するので、効率が低下し、騒音が大きい、あるいはきついため、ピル圧砕過程においてピルの剤量損失または交差汚染等を防止できない。従って、ピルを安全且つ有効に圧砕する要求を完全に満足することが困難である。特に、医療スタッフが医療機構でピルクラッシャーを使用する場合、ピル圧砕の速度、効率、静かさの程度、外因性/交差汚染の防止および省力の程度等の特性は、特に重要である。
例えば、出願日が2006年9月21日であり、JamesA.Donovan等のアメリカの特許文献1は、クランクてこの原理を利用してハンドグリップの回動をピル圧砕プレートの平行移動に転換させて、同一平面の底板に固定される固定板へ押圧し、2つのプラテンとの間のピルを圧砕して、ピル圧砕の目的を実現する設備を提供した。ただし、この構造は、複雑すぎて、使用過程において、多くの摩擦があるため、大きい騒音を生成してしまい、加工が不便になり、コストが高くなり、ユーザの要求を完全に満足できない。また、例えば、出願日が1974年4月24日であり、BillWebbElkins等のアメリカの特許文献2は、シングルてこの原理を利用してハンドグリップの回動を下向きのピル圧砕の動作を転換させてピルを圧砕する、とても簡単な設備を提供した。ただし、このシングルてこの構造は、倍力を有効に提供できないため、使用がきつい、特に医療機構での使用過程において、多くのピルを繰り返して圧砕することが不便である。また、出願日が1990年12月12日であり、DavidW.Gordon等のアメリカの特許文献3は、簡単な携帯型ピルクラッシャーを提供した。それは、ねじ回動の原理を利用して回動を直線運動に転換させて、ピル圧砕の動作を実現する。この構造は、きついが、簡単、且つ加工が便利であり、特に家庭や個人等の少量のピルの圧砕の使用に適合する。ただし、医療機構における大量のピルの圧砕の要求を満足できない。
本発明は、以上の問題に鑑み、上述した困難を克服や減少できるピルクラッシャーを提供する。
米国特許第特許US7413137号明細書 米国特許第特許US3915193号明細書 米国特許第特許USD337828号明細書
本発明の目的は、先行技術の困難を克服して、安全である、省力化が図れる、効率が高い、低騒音である、加工が容易である、低コストである、清潔さを維持しやすい、交差汚染を有効に防止できる等の安全有効なピル圧砕の要求をより完全に満足するピルクラッシャーを提供する。
上述目的を実現するため、本発明に係るピルクラッシャーは、
ベースと、
前記ベースに設けられるストッパーと、
前記ストッパーに覆設され、前記ストッパーの第一側に位置するプラテンおよび前記プラテンに接続する両側壁を備え、前記両側壁が前記ストッパーに枢着することにより、前記U字状の可動プラテンが前記ストッパーに対して回転可能になると共に、前記プラテンと前記ストッパーの間に圧合や開放可能なV字状の圧砕チャンバーが形成されるU字状の可動プラテンと、
前記ストッパーに枢着する第1端および第2端を備え、前記ストッパーの他側に位置するリンクと、
第3の軸ピンによって前記リンクの第2端に枢着する第1端および前記両側壁に枢着する枢着部を備えるハンドグリップと、
を備えており、
前記ハンドグリップが押下げられるにつれて、前記リンクと前記ハンドグリップの間の角度が大きくなり、前記V字状の圧砕チャンバーの空間が次第に閉合され、前記ハンドグリップが持ち上げられるにつれて、前記リンクと前記ハンドグリップの間の角度が小さくなり、前記V字状の圧砕チャンバーの空間が次第に開放される。
また、前記ストッパーは、前記ベースに固定するストッププレートおよび両側壁を備えるU字状の固定ストッパーであり、
前記U字状の可動プラテンの側壁の下部および前記U字状の固定ストッパーの側壁の下部は、第1の軸ピンによって枢着され、
前記U字状の固定ストッパーの側壁の上部および前記リンクの第1端は、第2の軸ピンによって枢着され、
前記U字状の可動プラテンの側壁の上部は、第4の軸ピンによって前記ハンドグリップの枢着部に枢着されることが好ましい。
また、前記ストッパーは、ストッププレートおよび両側壁を備えるU字状の半固定ストッパーであり、
前記U字状の可動プラテンの側壁の下部および前記U字状の半固定ストッパーの側壁の下部は、第1の軸ピンによって枢着され、
前記U字状の半固定ストッパーの側壁の上部および前記リンクの第1端は、第2の軸ピンによって枢着され、
前記U字状の可動プラテンの側壁の上部は、第4の軸ピンによって前記ハンドグリップに枢着されることが好ましい。
また、前記U字状の半固定ストッパーの側壁の下部は前記ベース上の固定ブロックに枢着され、前記U字状の半固定ストッパーの両側壁の開放端に、圧縮可能なバッファースプリングがそれぞれ設けられ、前記バッファースプリングの一端は、前記U字状の半固定ストッパーの側壁に弾接され、他端は前記ベースに弾性支持されることにより、前記U字状の半固定ストッパーの側壁の底縁と前記ベースの間にウェッジ空間が形成されることが好ましい。
また、前記U字状の半固定ストッパーの各側壁の開放端に、前記バッファースプリングを装着するためのm字状の切り目がそれぞれ開設されることが好ましい。
また、前記第2の軸ピン、第3の軸ピンおよび第4の軸ピンにおける少なくとも1つまたは全部の軸ピンに弾性ブシュが装着されることが好ましい。
また、前記ベースに、前記ハンドグリップの押下げ距離を制限するストップポストが設けられることが好ましい。
また、前記ストップポストの上部にラバーパッドが設けられることが好ましい。
また、前記ストッププレートや前記プラテンに複数の滑り止めストライプや滑り止めパターンが設けられることが好ましい。
また、前記U字状の半固定ストッパーの側壁はL字状であることが好ましい。
また、前記U字状の可動プラテンの側壁は逆L字状であることが好ましい。
また、前記ベースに着脱可能に装着される上蓋をさらに含み、前記上蓋と前記ベースの間にピルポーチ室が形成されことが好ましい。
また、前記上蓋は、前記ストッパーおよび前記U字状の可動プラテンの一部をさらに覆うと共に、前記ハンドグリップが外へ延在するための開口が設けられることが好ましい。
以上の技術案によれば、本発明の実施例に係るピルクラッシャーは、V字状の圧砕チャンバーおよびリンク構造を採用することにより、使用者、特に医療機構の使用者へ良いピル圧砕の機器を提供する。本発明の実施例に係るピルクラッシャーは、てこの省力原理を十分に利用して、特に2つのバッファースプリングによって圧縮や回復可能なウェッジ領域を形成するため、ピル圧砕の反作用力を大幅に緩和し、使用者の負荷を軽減でき、特に医療スタッフの長期使用による手首部や肘部の潜在的な損傷を減少できる。
本発明の第1の実施例に係るピルクラッシャーの斜視図である。 本発明の第1の実施例に係るピルクラッシャーの分解図である。 図1に示されるピルクラッシャーがピル圧砕を行う前にハンドグリップを持ち上げる時の状態図である。 図1に示されるピルクラッシャーがピル圧砕の操作を行う時にハンドグリップを押下げた後の状態図である。 図4の状態の縦断面図である。 本発明の第2の実施例に係るピルクラッシャーの斜視図である。 本発明の第2の実施例に係るピルクラッシャーの分解図である。 本発明の第3の実施例に係るピルクラッシャーの斜視図である。 本発明の第3の実施例に係るピルクラッシャーの分解図である。 本発明の第3の実施例における上蓋を取り除いたピルクラッシャーの斜視図である。 本発明の第3の実施例におけるU字状の半固定ストッパーの斜視図である。 本発明の第3の実施例におけるU字状の可動プラテンの斜視図である。 本発明の第3の実施例におけるピルクラッシャーが開放状態にある模式図である。 本発明の第3の実施例におけるピルクラッシャーが圧合状態にある模式図である。 本発明の第3の実施例におけるピルクラッシャーが圧合状態にある縦断面図である。 本発明の第4の実施例に係るピルクラッシャーの縦断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明に係るピルクラッシャーの実施例を説明する。
本発明のピルクラッシャーは、ベースと、ストッパーと、U字状の可動プラテンと、リンクと、ハンドグリップとを含む。ストッパーは、ベースに固定にまたは可動可能に設けられる。U字状の可動プラテンは、ストッパーに覆設され、且つ、ストッパーの第一側に位置するプラテンおよびプラテンに接続する両側壁を含み、両側壁がストッパーに枢着されるため、U字状の可動プラテンがストッパーに対して回転可能になると共に、プラテンとストッパーの間に、圧合や開放可能なV字状の圧砕チャンバーを形成する。リンクは、ストッパーの他側に位置し、且つ、ストッパーに枢着する第1端および第2端を備える。ハンドグリップは、第3の軸ピンによってリンクの第2端に枢着する第1端、および両側壁に枢着する枢着部を備える。ハンドグリップを押下げるにつれて、リンクとハンドグリップとの間の角度が大きくなり、V字状の圧砕チャンバーの空間が次第に閉合され、ハンドグリップを持ち上げるにつれて、リンクとハンドグリップの間の角度が小さくなり、V字状の圧砕チャンバーの空間が次第に開放される。
第1の実施例
図1〜図5を参照すると、本発明の第1の実施例に係るピルクラッシャーは、ベース10と、U字状の固定ストッパー11と、U字状の可動プラテン20と、リンク30と、ハンドグリップ40とを含む。
ベース10には、ハンドグリップ40の押下げ距離を制限するストップポスト12が設けられる。ストップポスト12の上部には、ラバーパッド121が設けられる。ストップポスト12およびラバーパッド121は、ハンドグリップ40を便利に握持するように、静止状態において、ハンドグリップ40を支持して当該ハンドグリップ40を適当な位置に位置させる役割を果たせる。また、使用中において、ハンドグリップ40の押下げ距離が大き過ぎることを防止し、U字状の可動プラテン20とU字状の固定ストッパー11の間の押出力が大き過ぎることを防止できる。
U字状の固定ストッパー11は、ベース10に設けられ、ベースに固定されるストッププレート115および両側壁111、112を備える。ここで、U字状の固定ストッパー11は、好ましい構造であり、同様に軸孔が設けられるストップポストまたはストッププレートを採用して、U字状の可動プラテン20と協力して同様な構造を実現してもよいが、これに限定されない。
U字状の可動プラテン20は、ストッパー11に覆設され、ストッパー11の第一側に位置するプラテン204と、プラテン204に接続する両側壁203、205とを備え、U字状の可動プラテン20の側壁203、205の下部とU字状の固定ストッパー11の側壁111、112の下部は、第1の軸ピン21によって枢着するため、U字状の可動プラテン20がストッパー11に対して回転可能になると共に、プラテン204とストッパー11の間に、圧合や開放可能なV字状の圧砕チャンバーを形成する。すなわち、U字状の可動プラテン20は、第1の軸ピン21を回ってU字状の固定ストッパー11に対して回動を実現でき、両者によりピルを圧砕できるV字状の圧砕チャンバーを形成する。本実施例において、U字状の可動プラテン20の側壁203、205は、逆L字状であるが、本発明はこれに限定されない。
リンク30は、ストッパー11の他側に位置し、且つ、第2の軸ピン31によってU字状の固定ストッパー11の側壁111、112の上部に枢着する第1端(即ち、前端)と、第2端とを備える。ハンドグリップ40は、第3の軸ピン41によってリンク30の第2端に枢着する第1端と、第4の軸ピン22によってU字状の可動プラテン20の両側壁203、205の上部に枢着する枢着部とを備える。ハンドグリップ40を押下げるにつれて、リンク30とハンドグリップ40との間の角度が大きくなり、V字状の圧砕チャンバーの空間が次第に閉合され、ハンドグリップ40を持ち上げるにつれて、リンク30とハンドグリップ40との間の角度が小さくなり、V字状の圧砕チャンバーの空間が次第に開放される。
リンク30の前端(即ち、第1端)は、U字状の固定ストッパー11の両側壁(即ち、側壁111、112)の上部に、軸ピン31によって接続し、リンクの他端は、軸ピン41によってハンドグリップ40の前端(即ち、第1端)に接続し、U字状の可動プラテンは、U字状の固定ストッパーの両側壁の下部に接続する軸ピン21を回って回動してもよく、ハンドグリップ前端の後方側(即ち、枢着部)は、軸ピン22によってU字状の可動プラテンのL字状の側面上部末端に接続してもよい。4つの軸ピン21、22、31、41は、それらに接続される要素がそれぞれ軸ピン21、22、31、41を回って回動するようにする。使用者は、ハンドグリップ40に力を加えることによって、さらにリンク構造を介して、U字状の可動プラテン20とU字状の固定ストッパー11の間を開閉させ、これにより、V字状の圧砕チャンバーの空間の開閉を制御する。
本発明のピルクラッシャーは、U字状の可動プラテンの底部とU字状の固定ストッパー11の両側壁底部との接続、リンク30の前端とU字状の固定ストッパー11の上部との接続、ハンドグリップ40の前端とリンク30の後端との接続、ハンドグリップ40の前端の後方側部とU字状の可動プラテン20の上部末端との接続によって、ハンドグリップ40が回動される場合、U字状の可動プラテン20が軸ピン21を回ってU字状の固定ストッパーに対する押え動作を引き起こして、ハンドグリップ40の運動ストロークをU字状の可動プラテンの回動に転換させる。圧砕する必要がある薬品をビニール袋に入れて、U字状の可動プラテン20とU字状の固定ストッパー11の間に介在させると、U字状の可動プラテン20のU字状の固定ストッパー11への回動閉合により、ピルを押圧して粉砕できる。
ここで、ストッププレート115やプラテン204に、いくつかの滑り止めストライプ113、114または滑り止めパターンが設けられるが、これに限定されない。本発明のU字状の可動プラテン20の表面および/またはU字状の固定ストッパー11の表面に、例えば、横ストライプ、斜ストライプ、縦ストライプ等の表面から突出する滑り止めストライプおよび/またはパターンが設けられてもよい。これにより、ピル圧砕過程において、押え動作により生成する、ピルが押圧領域に沿ってスライドすることを防止でき、さらにピル圧砕の効率および効果を向上できる。
以下、主に図3〜図5を参照して、本発明の第1の実施例に係るピルクラッシャーの操作ステップを説明する。図3に示すように、ピル粉砕を行う前に、ハンドグリップ40の遊端(リンク30が接続されていない一端)が持ち上げられて、U字状の可動プラテン20が駆動されてU字状の固定ストッパー11から離れる方向に回動され、この時、ピルが入れられたビニール袋をU字状の可動プラテン20とU字状の固定ストッパー11の間に介在させ、その後、ハンドグリップ40を図3に示す矢印方向に押下げる。この時、U字状の可動プラテン20は、リンク30およびハンドグリップ40に引かれて、U字状の固定ストッパー11へ移動し、U字状の可動プラテン20とU字状の固定ストッパー11の間に位置する薬品を押出して粉砕を実現する。ハンドグリップ40が完成に押下げられてストップポスト12上のラバーパッド121に当接して停止する場合、ピルクラッシャーが図4および図5に示される状態になる。
本発明の第1の実施例に係るピルクラッシャーの有益な効果は下記の通りである。即ち、本発明に係るピルクラッシャーは、てこの機械原理を十分に利用して、ハンドグリップ40の施力端の力を最大限度に拡大/転換させて押圧領域へ伝達して、有効なピル圧砕の操作を形成し、これにより、省力を実現して、操作者に対する長期使用による手首部や肘部の潜在的な損傷を減少する。
具体的に、押圧操作において、ハンドグリップ40を押下げれば押下げるほど、U字状の可動プラテン20がU字状の固定ストッパー11へ引かれ、ピルの粉砕につれて、ピルの密度が大きくなり、ピル圧砕領域内のピル欠片が生成する抵抗力が大きくなり、ピル圧砕を続けることに必要な力が大きくなり、ハンドグリップ40に伝達した後、使用者がよりきついと感じる。ただし、本発明の長所は、ハンドグリップ40とリンク30およびU字状の固定ストッパー11の両側壁の上部の軸ピン31との支点がいずれもハンドグリップ40の端部に接近し、同じ長さのハンドグリップ40である場合、てこの原理に基づいて、ハンドグリップ施力端の力の倍数を最大限度に拡大する。さらに、ハンドグリップ40の施力端を押下げれば押下げるほど、固定支点の軸ピン31、活動支点の軸ピン41および軸ピン22という3点がほぼ直線になり、即ち、ハンドグリップ40とリンク30とが形成する角度が180度に近づいて、てこの原理に基づいて、この時組み合わせて生成する力の拡大倍数が大きくなり、さらにより大きい引張力が生成されてU字状の可動プラテン20をU字状の固定ストッパー11へ引かせ、ピル圧砕の効果をさらに向上させると共に、省力化の感覚を実現する。
そして、逆L字状のU字状の可動プラテン20とU字状の固定ストッパー11が形成する押圧領域の底部が開放構造であるため、ダストまたはピルポーチの偶発的な破裂による粉薬漏洩が形成する粉薬やダートの累積を防止できると共に、メンテナンスやクリーニングが便利になり、清潔を維持することができる。
また、本発明に係るピルクラッシャーの機械動作のすべてが軸ピンの回動によって実現し、滑り構造等を使用せず、低騒音の操作を実現し、特に静かな医療場所で操作することに適合し、患者の休憩または医療スタッフの仕事を妨げることを防止できる。
さらに、本発明のU字状の可動プラテン20の表面および/またはU字状の固定ストッパー11の表面に、例えば、横ストライプ、斜ストライプ、縦ストライプ等のストライプおよび/またはパターンが設けられてもよい。これにより、ピル圧砕過程において、押え動作により引き起こされる、ピルが押圧領域に沿ってスライドすることを防止でき、ピル圧砕の効率および効果を向上できる。
またさらに、本発明に係るピルクラッシャーの構造は、簡単な板金加工によって達成できる。例えば、医療用ステンレス鋼を主材料として加工することだけで済み、金属鋳造や、機械加工等の高コストの加工は要らない。このように、コストを下げると同時に、塗装等の表面処理による塗装材料が脱落して偶発的に破裂するピルポーチに入ることによる潜在的なピル汚染の可能性をより徹底的に防止でき、さらに製品の安全性を向上できる。
第2の実施例
図6および図7を参照すると、本発明の第2の実施例に係るピルクラッシャーは、ベース10と、U字状の固定ストッパー11と、U字状の可動プラテン20と、リンク30と、ハンドグリップ40と、上蓋50とを含む。本発明の第2の実施例に係るベース10、U字状の固定ストッパー11、U字状の可動プラテン20、リンク30、ハンドグリップ40、軸ピン21、31、41、22の位置、連続関係および工作原理は、いずれも第1の実施例と同じであり、ここでは繰り返して説明しない。第1の実施例に比べて、本発明の第2の実施例の相違点は、さらに上蓋50を含む。上蓋50は、ベース10に着脱可能に装着され、且つ、上蓋50とベース10の間にピルポーチ室を形成する。ピルポーチ室内には、使用者がピルポーチを取って薬をつめて、ピル圧砕の操作を実現するように、所定数のピルポーチを預けても良い。
同時に、ストップポスト12は、ハンドグリップを便利に握持するように、ハンドグリップ40とピルポーチの倉50の上蓋の距離を保持する。
第3の実施例
図8〜図15を参照すると、本発明の第3の実施例に係るピルクラッシャーは、ベース10と、U字状の半固定ストッパー11と、U字状の可動プラテン20と、リンク30と、ハンドグリップ40と、上蓋50とを含む。本発明の第3の実施例に係るベース10と、U字状の可動プラテン20と、リンク30と、ハンドグリップ40とは、第1の実施例と類似する。第1の実施例に比べて、本発明の第3の実施例の相違点は、U字状の半固定ストッパー11がベースに固定されず、ベースとU字状の半固定ストッパー11の間に予備されるウェッジ空間143内で微かに回動できることである(ピルクラッシャーの内部の各部品の位置関係および工作原理をより明確に見るため、図10〜図15において上蓋50を省略する)。
具体的には、U字状の半固定ストッパー11は、ベース10に設けられる。U字状の半固定ストッパー11は、ストッププレート115と両側壁111、112とを備える。U字状の半固定ストッパー11の側壁111、112の下部とベース10上の固定ブロック13とは枢着し、U字状の半固定ストッパー11の側壁111、112の上部とリンク30の第1端とは第2の軸ピン31によって枢着する。U字状の半固定ストッパー11の両側壁111、112の開放端には、それぞれ圧縮可能なバッファースプリング141、142を設け、バッファースプリング141、142の一端は、U字状の半固定ストッパー11の側壁に弾接され、他端はベース10に弾性支持され、これにより、U字状の半固定ストッパー11の側壁111、112の底縁とベース10の間にウェッジ空間143を形成する。バッファースプリング141、142の取り付けを協力するため、U字状の半固定ストッパー11の各側壁111、112の開放端は、いずれもバッファースプリング141、142を装着するためのm字状の切り目が開設される。バッファースプリング141、142は、m字状の切り目にそれぞれ嵌入される。
U字状の可動プラテン20は、U字状の半固定ストッパー11に覆設され、且つ、U字状の半固定ストッパー11の第一側に位置するプラテン204と、プラテン204に接続する両側壁203、205とを備える、両側壁203、205がU字状の半固定ストッパー11に枢着するため、U字状の可動プラテン20がU字状の半固定ストッパー11に対して回転可能になると共に、プラテン204とU字状の半固定ストッパー11の間に圧合や開放可能なV字状の圧砕チャンバーを形成する。
本実施例において、U字状の半固定ストッパー11の側壁111、112はL字状であり、U字状の可動プラテン20の側壁203、205は逆L字状であるが、これに限定されず、他の形状であっても良い。U字状の可動プラテン20の側壁203、205の下部とU字状の半固定ストッパー11の側壁111、112の下部は、第1の軸ピン21によって枢着され、U字状の可動プラテン20の側壁203、205の上部は、第4の軸ピン22によってハンドグリップ40に枢着される。
リンク30は、U字状の半固定ストッパー11の他側に位置し、且つ、U字状の半固定ストッパー11に枢着する第1端および第2端を備える。ハンドグリップ40は、第3の軸ピン41によってリンク30の第2端に枢着する第1端と、両側壁203、205に枢着する枢着部とを備える。ハンドグリップ40を押下げるにつれて、リンク30とハンドグリップ40の間の角度が大きくなり、V字状の圧砕チャンバーの空間が次第に閉合され、ハンドグリップ40を持ち上げるにつれて、リンク30とハンドグリップ40の間の角度が小さくなり、V字状の圧砕チャンバーの空間が次第に開放される。
第1の実施例と類似し、本発明の第2の実施例におけるU字状の可動プラテン20の表面および/またはU字状の半固定ストッパー11の表面に、ストライプおよび/またはパターンが設けられてもよく、これによって、ピル圧砕の効率および効果をさらに向上できる。
ピルクラッシャーは、上蓋50をさらに含み、当該上蓋50がベース10に着脱可能に装着されると共に、上蓋50とベース10の間にピルポーチ室を形成する。上蓋50は、さらにU字状の半固定ストッパー11およびU字状の可動プラテン20を部分的に覆うと共に、ハンドグリップ40が外へ延在するための開口を設ける。上蓋50は、ピルクラッシャーの大部分部品を覆うが、ピルポーチをV字状の圧砕チャンバーに入ることを妨げないように、少なくともV字状の圧砕チャンバーが開放する時のU字状の可動プラテン20とU字状の半固定ストッパー11の間の開口を露出する。さらに、上蓋50がリンク30および軸ピン21、22、31、41等を覆うため、軸ピンとリンクの間にほこりが集められることによる交差汚染を防止できると共に、ピルクラッシャーの全体の美観を高め、且つ、通常使用に悪影響を及ぼさない。
ピルクラッシャーが収容状態にある場合、ベース10に設けられ、ラバーパッド121が付けられているストップポスト12は、ハンドグリップを便利に握持するように、ハンドグリップ40が適当位置に位置するように支持し、ハンドグリップ40とピルポーチ室の上蓋50との間の距離を保持できる。
つまり、U字状の半固定ストッパー11の両側壁(即ち、側壁)のそれぞれの上下に、軸ピンを固定するための一対の軸孔が設けられ、U字状の可動プラテン20の底部が軸ピン21によってU字状の半固定ストッパー11の両側壁の下部に接続するため、U字状の可動プラテン20が軸ピン21を回ってU字状の半固定ストッパーに対して押え動作を実現でき、リンク30の前端はU字状の半固定ストッパーの両側壁の上部に、軸ピン31によって接続し、リンクの他端は、軸ピン41によってハンドグリップの前端(即ち、第1端)に接続し、ハンドグリップ前端の後方側(即ち、枢着部)は、軸ピン22によってU字状の可動プラテンの上部の末端に接続し、これにより、U字状の可動プラテンがU字状の半固定ストッパーの両側壁の下部に接続する軸ピン21を回って回動でき、ハンドグリップ前端の後方側は、軸ピン22によってU字状の可動プラテンのL字状の側面上部末端に接続できる。4つの軸ピン21、22、31、41は、それらに接続される要素が軸ピン21、22、31、41をそれぞれ回って回動するようにする。
本発明に係るピルクラッシャーは、U字状の可動プラテンの底部とU字状の半固定ストッパー11両側壁の底部との接続、リンク30の前端とU字状の半固定ストッパー11の上部との接続、ハンドグリップ40の前端とリンク30の後端との接続、ハンドグリップ40の前端の後方側部とU字状の可動プラテン20の上部の末端との接続によって、ハンドグリップ40が回動する場合、U字状の可動プラテン20が軸ピン21を回ってU字状の半固定ストッパーに対する押え動作を引き起こして、ハンドグリップ40の回動をU字状の可動プラテンの回動に転換させる。圧砕する必要がある薬品がビニール袋に入れられてU字状の可動プラテン20とU字状の半固定ストッパー11の間に介在する場合、U字状の可動プラテン20のU字状の半固定ストッパー11への回動により、ピルを押圧して粉砕できる。
本発明の具体的な実施態様は、以下のとおりである。
図13に示すように、ピル圧砕を行う前に、ハンドグリップ40の遊端(リンク30が接続されていない一端)が持ち上げられて、U字状の可動プラテン20を駆動してU字状の半固定ストッパー11から離れる方向に回動し、この時、ピルが入れられたビニール袋をU字状の可動プラテン20とU字状の半固定ストッパー11の間に介在させ、その後、ハンドグリップ40を図3に示す矢印方向へ押下げる。この時、U字状の可動プラテン20がリンク30およびハンドグリップ40に引かれる場合、U字状の半固定ストッパー11へ移動し、U字状の可動プラテン20とU字状の半固定ストッパー11の間に位置する薬品を押出して粉砕を実現する。ハンドグリップ40が完成に押下げられた後のピルクラッシャーは、図4および図5に示す状態になる。この時、U字状の半固定ストッパー11は押圧を受けた後、両側壁に圧縮固定されたスプリングによって、軸ピン21を回ってベース方向へ予備されるウェッジ空間143で微かに回動でき、可動プラテン20の推力を緩和する役割を果たせる。すなわち、U字状の半固定ストッパー11は、逆L字状可動プラテン20の推動に伴って後退でき、プラテン20の推力がハンドグリップ40へ直接的に伝導されることを有効に緩和し、使用者が省力化や操作容易の感覚を感じできる。
以上からわかるように、本発明に係るピルクラッシャーは、てこの機械原理を十分に利用して、ハンドグリップ40の施力端の力を最大限度に拡大/転換させてピルの押圧領域へ伝達して、有効なピル圧砕操作を形成するため、省力を実現し、操作者に対する長期使用による手首部や肘部の潜在的な損傷を減少できる。さらに、本実施例は、半可動ストッププレート11と底板10の間に設けられたバッファースプリング141、142によってウェッジ空間143を形成し、有効にピルを圧砕するに必要な圧力を確保できると同時に、ハンドグリップからの、余計なきつい感覚を生成する力を有効に緩和できる。
第4の実施例
第3の実施例との相違点は、図16に示すように、本実施例において、第1の実施例に加え、第2の軸ピン31、第3の軸ピン41および第4の軸ピン22における1本または複数本の軸ピンに対応する軸孔に弾性ブシュ401がそれぞれ設けられる。このように、ハンドグリップに力を加える過程において、3つの軸はいずれも弾性ブシュ401を押圧することにより軽微な移動を実現でき、これにより、3つの軸との間の角度を変え、てこの拡大倍数を調整し、ピルの押圧領域が急速に小さくならない場合、ハンドグリップの押下げ距離を変え、緩和作用を果たして、使用者の「省力」の感覚を増加する。
図14および図15との主な相違点は、ハンドグリップ40の圧力を取り除いた後、軸孔における弾性ブシュ401が弾力によって軸ピンを通常の位置に回復させる。他の要素はいずれも第1の実施例と同じであり、ここでは繰り返して説明しない。
第5の実施例
本実施例において、第3の実施例に加え、第2の軸ピン31、第3の軸ピン41および第4の軸ピン22における1本または複数本の軸ピンに対応する軸孔に弾性ブシュ401がそれぞれ設けられる。即ち、第3の実施例におけるバッファースプリング141、142によってU字状の半固定ストッパー11とベース10の間にウェッジ空間143を形成する緩和構造、および第4の実施例における弾性ブシュ401によって緩和する構造を両立させることができ、ハンドグリップからの、余計のきつい感覚を生成する力を緩和する役割をより十分に果たせる。
以上からわかるように、本発明の実施例に係るピルクラッシャーは、V字状の圧砕チャンバーおよびリンク構造を採用することにより、使用者、特に医療機構の使用者のために良いピル圧砕機器を提供する。次に、本発明は、てこの省力原理を十分に利用して、特に2つのバッファースプリングによって圧縮や回復可能なウェッジ領域を形成することにより、ピル圧砕の反作用力を大幅に緩和し、使用者の負荷を軽減でき、特に医療スタッフの長期使用による手首部や肘部の潜在的な損傷を減少できる。同時に、開放するピルの押圧領域および押圧表面のパターン等が滑り止め構造であるため、ピルがV字状の圧砕動作におけるピルポーチ内の潜在的な滑りを防止し、効率を向上させ、ピル圧砕の効果を強め、また、便利、清潔であり、交差汚染等の発生を防止できる。このため、本発明の実施例に係るピルクラッシャーは、安全である、省力化が図れる、高効率である、静かである、加工しやすい、低コストである、清潔を維持しやすい、交差汚染を有効に防止できる等の長所を備える。
以上、本発明の具体的な実施例を説明した。理解すべきなことは、本発明が上述特定の実施態様に限定されず、当業者が特許請求の範囲内で様々な変形や修正を行え、これが本発明の本質内容を影響しない。
10 ベース
11 ストッパー
12 ストップポスト
13 固定ブロック
20 可動プラテン
21、22、31、41 軸ピン
30 リンク
40 ハンドグリップ
50 ピルポーチ室の上蓋
50 上蓋
111、112 側壁
113、114 滑り止めストライプ
115 ストッププレート
121 ラバーパッド
141、142 バッファースプリング
143 ウェッジ空間
203、205 側壁
204 プラテン
401 弾性ブシュ

Claims (13)

  1. ベース(10)と、
    前記ベース(10)に設けられるストッパー(11)と、
    前記ストッパー(11)に覆設され、前記ストッパー(11)の第一側に位置するプラテン(204)および前記プラテン(204)に接続する両側壁(203、205)を備え、前記両側壁(203、205)が前記ストッパー(11)に枢着することにより、前記U字状の可動プラテン(20)が前記ストッパー(11)に対して回転可能になると共に、前記プラテン(204)と前記ストッパー(11)の間に圧合や開放可能なV字状の圧砕チャンバーが形成されるU字状の可動プラテン(20)と、
    前記ストッパー(11)に枢着する第1端および第2端を備え、前記ストッパー(11)の他側に位置するリンク(30)と、
    第3の軸ピン(41)によって前記リンク(30)の第2端に枢着する第1端、および前記両側壁(203、205)に枢着する枢着部を備えるハンドグリップ(40)と、を備え、
    前記ハンドグリップ(40)が押下げられるにつれて、前記リンク(30)と前記ハンドグリップ(40)の間の角度が大きくなり、前記V字状の圧砕チャンバーの空間が次第に閉合され、前記ハンドグリップ(40)が持ち上げられるにつれて、前記リンク(30)と前記ハンドグリップ(40)の間の角度が小さくなり、前記V字状の圧砕チャンバーの空間が次第に開放されることを特徴とするピルクラッシャー。
  2. 前記ストッパー(11)は、前記ベースに固定するストッププレート(115)および両側壁(111、112)を備えるU字状の固定ストッパー(11)であり、
    前記U字状の可動プラテン(20)の側壁(203、205)の下部および前記U字状の固定ストッパー(11)の側壁(111、112)の下部は、第1の軸ピン(21)によって枢着され、
    前記U字状の固定ストッパー(11)の側壁(111、112)の上部および前記リンク(30)の第1端は、第2の軸ピン(31)によって枢着され、
    前記U字状の可動プラテン(20)の側壁(203、205)の上部は、第4の軸ピン(22)によって前記ハンドグリップ(40)の枢着部に枢着されることを特徴とする請求項1に記載のピルクラッシャー。
  3. 前記ストッパー(11)は、ストッププレート(115)および両側壁(111、112)を備えるU字状の半固定ストッパー(11)であり、
    前記U字状の可動プラテン(20)の側壁(203、205)の下部および前記U字状の半固定ストッパー(11)の側壁(111、112)の下部は、第1の軸ピン(21)によって枢着され、
    前記U字状の半固定ストッパー(11)の側壁(111、112)の上部および前記リンク(30)の第1端は、第2の軸ピン(31)によって枢着され、
    前記U字状の可動プラテン(20)の側壁(203、205)の上部は、第4の軸ピン(22)によって前記ハンドグリップ(40)に枢着されることを特徴とする請求項1に記載のピルクラッシャー。
  4. 前記U字状の半固定ストッパー(11)の側壁(111、112)の下部は前記ベース(10)上の固定ブロック(13)に枢着され、前記U字状の半固定ストッパー(11)の両側壁(111、112)の開放端に、圧縮可能なバッファースプリング(141、142)がそれぞれ設けられ、前記バッファースプリング(141、142)の一端は、前記U字状の半固定ストッパー(11)の側壁に弾接され、他端は前記ベース(10)に弾性支持されることにより、前記U字状の半固定ストッパー(11)の側壁(111、112)の底縁と前記ベース(10)の間にウェッジ空間(143)が形成されることを特徴とする請求項3に記載のピルクラッシャー。
  5. 前記U字状の半固定ストッパー(11)の各側壁(111、112)の開放端に、前記バッファースプリングを装着するためのm字状の切り目がそれぞれ開設されることを特徴とする請求項4に記載のピルクラッシャー。
  6. 前記第2の軸ピン(31)、第3の軸ピン(41)および第4の軸ピン(22)における少なくとも1つまたは全部の軸ピンに弾性ブシュ(401)が装着されることを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載のピルクラッシャー。
  7. 前記ベース(10)に、前記ハンドグリップ(40)の押下げ距離を制限するストップポスト(12)が設けられることを特徴とする請求項6に記載のピルクラッシャー。
  8. 前記ストップポスト(12)の上部にラバーパッド(121)が設けられることを特徴とする請求項7に記載のピルクラッシャー。
  9. 前記ストッププレート(115)や前記プラテン(204)に複数の滑り止めストライプ(113、114)や滑り止めパターンが設けられることを特徴とする請求項4に記載のピルクラッシャー。
  10. 前記U字状の半固定ストッパー(11)の側壁(111、112)はL字状であることを特徴とする請求項3に記載のピルクラッシャー。
  11. 前記U字状の可動プラテン(20)の側壁(203、205)は逆L字状であることを特徴とする請求項1に記載のピルクラッシャー。
  12. 前記ベース(10)に着脱可能に装着される上蓋(50)をさらに含み、前記上蓋と前記ベースの間にピルポーチ室が形成されることを特徴とする請求項1に記載のピルクラッシャー。
  13. 前記上蓋(50)は、前記ストッパー(11)および前記U字状の可動プラテン(20)の一部をさらに覆うと共に、前記ハンドグリップ(40)が外へ延在するための開口が設けられることを特徴とする請求項12に記載のピルクラッシャー。
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